みんなのシネマレビュー |
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1. CUBE すばらしい、CUBEの中で生きている彼らにとって全てのものが不条理であり、考える事すら無意味なものである。ただひとつの法則によってのみ生きる事が出来る。ただ何のために生き残るのか、そんな事すら無意味な事に感じられる。まさしく人生そのものである。10点(2003-06-04 16:44:11) 2. 祇園囃子 京都・祇園で生きる芸妓と舞妓、ぶぶ漬け文化とも称される京都の厳しい伝統、そんな中でも一際シキタリを重んじる花柳界で、女として芸者として生きて行く。祇園や木屋町あたりの街並み、風情をとても良かったです。彼女たちは当然”ゲイシャ”なんかじゃなく本物の”芸者”であり、この一本芯の通った生き方、生き様、覚悟が凄まじい。たとえ身を売ろうとも芸者としてのプロ魂を持ち続け、女として心は許さない、こんな女性はずいぶん減ってしまったんでしょうね。金や権力で自由にならないものがこの世にはあるんだと堀江某に教えてやって欲しいです。[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-01-23 19:10:39) 3. 銀河鉄道999 私の小学校時代のNO.1はこの映画かな。1つの旅の中で人との出会いや別れから少年から大人へと成長してゆく鉄郎がかっこよく、ゴダイゴの音楽もサイコーです。 9点(2003-10-28 01:10:29) 4. キル・ビル Vol.1(日本版) やられた~ッ、タランティーノってホントにアホやねえ。邦画だよコレ、特に昭和40、50年代東映の薫り満載。せこいセット、飛行機の刀立てとか千葉のジャパニーズイングリッシュなど確信犯的なものばかりでそこのサジ加減が絶妙でニクイです。青葉屋では誰でも階段落ち期待しますし、下手糞な殺陣も100人斬り等アンチ・マトリックスなアクションも痛快でヴァーサス、座頭市と並びネオチャンバラの代表作ではないでしょうか。章立てのストーリー展開は北村監督のALIVEのパクリ???ゴーゴーはバトロワというより麻宮サキを彷彿としてました。 ジュリードレフュス嬢の才女ッぷりを久々に見られたのも感激。気に入らなかったのは蚊の羽音がハエの羽音だった事、刀の安っぽい音(これも確信犯か?)と國村隼が何しゃべってるか解らない事くらいかな。「怨み節」で締められ完敗でした。 9点(2003-10-27 13:40:46)《改行有》 5. キリング・ゾーイ 3人の微妙な関係、死を目前としながら死を最も恐れる男、生きがいを見つけられずにいる男、修羅場の中で運命的な出会いを感じる女、いやーッいい映画です。9点(2003-09-25 01:22:29) 6. CURE キュア どんな人間でも一人や二人は殺したい人間がいるものだ。普段は抑えられた気持ちが催眠状態の中で、リミッターがはずれ、淡々と殺人をしてしまう。犯人は確かに殺人教唆ではあるのだが、殺人を実際に行った人々の心の鎖を解いたに過ぎない。自己の解放の伝道師を連続殺人犯として立証する事が出来るのだろうか。よく似た題材の映画はあるが、大変よくできた作品。ただ犯人役にカリスマ性がなくちょっと残念です。 9点(2003-05-28 18:55:13) 7. 奇人たちの晩餐会 【鱗歌】の言われるとおりフレンチ松竹新喜劇ですね。舞台でも見てみたい気分になります。一旦ホロリとさせておいて最後はやっぱりバカで落とす、寛美先生もパリ公演やったら活けたかもね。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-26 20:20:15)(笑:1票) 8. 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 アクションだけでなくドラマも良く出来てます。ラストのアバオアクーからの脱出シーンは大好きです。私は後輩に言わせると1年戦争世代だそうです。この世代はこの後のシリーズを見たがらないそうです。 8点(2003-11-22 10:49:05) 9. 銀河鉄道の夜(1985) 宮沢賢治の名作の世界を見事に再現していると思います。猫は大正解じゃないですか。大人になっても見れば間違いなく切ない気持ちになりウルってしまう。細野の話は偶然だと当時語っていたような覚えがあります。8点(2003-11-01 23:53:59) 10. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン たしかにオープニングアニメがオシャレで引き込まれていきます。映像もキレイでファッションもよく、変に凝った映像処理したものよりよほどいいです。少々人間ドラマ的な部分があるがぎりぎりOKでした。8点(2003-09-01 23:42:58) 11. キスト 究極の愛の形ですよねえ。堪らなく切ないが、キレイな女性とは男を食って輝いてゆくのでしょう。ウーン私には無理だ。8点(2003-08-27 20:28:24) 12. 紀ノ川 明治・大正・昭和の時代を、紀ノ川と共に生きる紀州の名家、母子3代に渡る年代記。内助の功で夫を陰ながら支える祖母、両親に逆らいデモクラシーと共に新しい生き方を目指す母、進歩的な母を見つつ伝統との共生を目指す戦前派の娘。それぞれ個性は違えども祖母・花の持つ芯の強さは、紀ノ川の流れの如く脈々と流れていく。7点(2005-02-12 11:42:33) 13. 金融腐蝕列島[呪縛] 無駄な状況説明や人物紹介が無く、スピード感タップリで見せてくれるので緊迫感があり楽しめる。高杉小説の魅力が映画となっても損なわれる事なく、ただの銀行マンが充分ヒーローとなっている。ミドルエイジの叛乱ではあるが、娘婿というキーマンが居たからこそなしえた事であり、彼が居なければおそらく旧態依然とした呪縛から離れる事は出来なかった。しかし娘婿の存在自体が血縁という呪縛そのもので矛盾もはらんでいる面白さがある。7点(2005-01-23 13:14:25) 14. 救命艇 ドイツ人かなり悪者にされてますが、小舟の密室パニックサバイバルサスペンスとして充分中身が濃く楽しめる映画。私的には味方軍の砲撃で沈む不条理なオチにして欲しかった。7点(2004-05-14 22:51:10) 15. 金環蝕(1975) コメディかと思うほど何十年経っても変わらない日本の政治、予算委員会?の場面など妙にリアルで迫力有るけど笑ってしまう。永田町界隈の時の流れは止まってますね。7点(2003-12-30 14:27:02) 16. ギャングスター・ナンバー1 この映画はやっぱり「時計じかけのオレンジ」を観てないといけないんでしょうね。様々なシーンであの映画を思い出しながらニヤニヤ楽しむのがいいんでしょうね。音楽かけて、下着姿で、暴行三昧。ポールベタニーのキレッぷりがいいです。マルコムじいさんに切ない気持ちになり、暖かい目で観てしまうのはナゼ?老いって哀しいなあ。この映画劇場で観ようと思い忘れ、レビューも忘れ相性悪いなあ。 7点(2003-12-25 20:59:13) 17. キルミー・レイター 特に期待もせず観たら結構面白かった。銀行強盗と自殺願望の人質のロードムービー。何となくSABU監督みたいだな等と思いながら観てましたが時間も短いので一気にラストまで来てしまった。ただオチには随分不満は残りますが・・・まァおまけで7点(2003-11-18 21:43:53) 18. CUTIE HONEY キューティーハニー 序盤はサトエリの芝居がツライ気もしたが、段々馴染んできて想像以上面白かった、マンガキャラは彼女似合いそうですね。ただTVで観る分にはOKだけど劇場で観たらどうかな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-29 13:53:04) 19. キリング・ミー・ソフトリー へザーグラハムかわいい、最高。ストーリーとかはどうでもいいです。6点(2003-12-21 22:08:36) 20. 北の国から '95秘密<TVM> コラッ純、テメエだってオンナ孕ませて堕してオヤジと一緒に謝ったりって、人に言えねえような過去があんだろが!ケツの穴の小せいこと言ってねえで黙って受け入れてやれってんだ!その点正吉はいい男だよホント・・・っとまだここまでだった。6点(2003-12-17 00:55:51)
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