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プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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1.  北の国から '87初恋<TVM> 《ネタバレ》 前回の84年夏もとても良かったけど今回はそれに勝るとも劣らない出来栄えで、このシリーズのピークを感じさせる。 純と蛍が3年経ってずいぶん大きくなった。 中学生になった純とれいちゃんの初恋が初々しくていい。 急に雨がふって避難した山小屋で下着で二人なんてベタ中のベタだけど、当時の吉岡秀隆と横山めぐみだから成立しているような。 酔っ払った五郎がれいに向かって父親への不満をぶつける暴挙には、れいと純に代わってそりゃないだろうと。 誰にでも経験のある親子の葛藤に、どっぷり感情移入してしまう。 ラストの回想シーンは反則もの。[DVD(邦画)] 10点(2013-07-24 00:46:04)《改行有》

2.  奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 ヘレン・ケラーの伝記を読んだことがあるのでどういう話なのかは十分わかっているはずなのに、それでも上回る感動があった。 大竹しのぶ主演の舞台もすごかったが、この映画でもサリバン先生とヘレンのぶつかり合いがすごい。まさに格闘。でも、そこには愛と信念がある。 親が娘への情に流されて結果的に足を引っ張るも、それを跳ね返す芯の強さ。 こういう教師に巡り合えた生徒は幸せだ。[DVD(字幕)] 9点(2017-01-18 06:05:41)《改行有》

3.  Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》 久々に見直してみたが、北野映画では断トツで一番好き。 それぞれの人生模様が面白い。 サラリーマン、タクシードライバー、漫才師、そしてボクサーとヤクザ。 浮き沈みが激しく、力関係も絶えず入れ替わっていく。 兄貴分のマサルがスパーリングでシンジに圧倒されて、ボクシングを辞めヤクザの世界へ足を踏み入れていく姿には哀感があった。 悲しいかな、人には向き不向きがあるということ。 そのシンジも伸び悩みの先輩に悪影響を受け、ジムで期待の星とされながらもKO負けし、新たな期待の星に席を奪われる。 ヤクザの組長が優しい笑顔で子分の親御さんを気にかけている素振りを見せながら、対立組織の構成員を躊躇なく殺させ、罪をその子分になすりつける。 ヤクザの怖い裏の顔にインパクトがあったが、その組長もあっけなく敵対組織に殺されてしまう。 憧れの喫茶店の娘とようやく結ばれた真面目高校生が、タクシー会社に転職し、苛酷な労働条件が原因と思われる交通事故死。 栄枯盛衰の世の中でのほろ苦さが、この作品の底流にある。 ボクシングとヤクザの世界に分かれた二人の友情。 高校でバカやってた時には思いもしなかった挫折が、人生のどこかで待っている。 雑魚キャラの中から、不良三人組の一人がボクシングで頭角を現し、漫才コンビが客席を沸かせていたのが皮肉。 それぞれこの先どんな浮き沈みが待っているのだろうか? 夢の途中で梯子から落ちた感のある二人も、まだ負け犬の表情ではないのが救い。 とにかく全編に良いシーンが散りばめられており、説明過多にもならずに映像で語りかけてくる。 他の北野映画はそれほど好みではないのだが、この作品だけでも賞賛に値する。 脚本も兼ねてこれを作り上げたのだから、映画人として才能があることは確か。 後続の芸人たちが何人も監督業に手を出しているけど、プロと言えるのは北野武だけ。[DVD(邦画)] 9点(2014-10-10 00:31:18)(良:2票) 《改行有》

4.  北の国から '84夏<TVM> 《ネタバレ》 丸太小屋の出火原因を言い出せなかった純。 正吉と気まずくなって、仲直りしたくてもなかなか素直に言い出せない。 ジュンのずるさにイラだちながらも責任逃れしたい気持ちはよくわかるのでドラマに巻き込まれていく。 あのラーメン屋の名場面、空気を読めないおばさんに殺意を覚えて完全に作り手の思うツボに。[DVD(邦画)] 9点(2013-07-22 20:55:11)《改行有》

5.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 アニメは見るならDVDで十分と思っているが、これは映画館で見て良かった。好きな画柄だったし、ストーリーにも惹かれた。 男女の入れ替わりやタイムスリップだけなら凡庸なものになりそうなところを、口噛み酒、隕石落下の大災害、組紐などの要素を入れて、ドラマティックにしている。 よく考えると綻びも目につきそうなストーリーで、腑に落ちないところが幾つもあるのだけど、勢いに飲まれて作品世界に巻き込まれていく感じ。終盤は映画館で必死で涙をこらえるしかなかったのだから、心を動かされたのは間違いない。[映画館(邦画)] 8点(2017-03-01 21:06:39)《改行有》

6.  寄生獣 《ネタバレ》 名作漫画の映画化は原作ファンを嘆かせる出来になることも多いけれど、この作品はそうならなくて良かった。山崎貴監督の手腕で、原作のエッセンスを損なってはいない。映画サイズにまとめたために、どうしても描ききれない物足りない部分は出てくるものの、1本の映画として面白く観られる。 原作ファンとして欲を言えばキリがないが、回想を取り入れながら削ぎ落とせるところは削り、テンポよくコンパクトに再構築しているので、単なるダイジェストにはなっていない。これは相当な力量が必要とされるし、原作を本当に好きでないとできない。そうじゃないと大怪我をする。犠牲になった原作が、今までどれほどあることか…。 テレビ放映版ではグロい殺戮場面がカットされてマイルドになっていたのが不満だが、それ以外は概ね満足。これなら後半の完結編も期待できる。この製作チームで、原作を台無しにされた『デビルマン』を是非リメイクしてほしい。[地上波(邦画)] 8点(2015-04-26 22:52:22)《改行有》

7.  北の国から '83冬<TVM> 《ネタバレ》 大好きだった連ドラが終了してもSP版でうれしい継続。 家出してきた正吉と丸太小屋で一緒に暮らすことに。 正吉の母みどりが借金を払えず、連帯保証人の五郎が負うことになって土地を失いそうになる。 草太の車にイタズラで忍び込んだ正吉と純が、その話を知ってしまうシーンがいたたまれない。 でも、今回のメインゲストは正吉母子ではなく松吉老人とその孫娘。 笠智衆と風吹ジュンが好演。特に笠智衆がすばらしい。 認知症の老人と共に生きることがどれだけ大変か、誰が悪いわけでもないので余計にやりきれない。[DVD(邦画)] 8点(2013-07-20 23:34:24)《改行有》

8.  キック・アス こんなに可愛くて強い殺人マシン少女は見たことない。 日本物では『あずみ』が思い浮かぶが、本作のほうがエンターテンメントに徹して突き抜けた感じ。 グロも不快ではなく痛快で、悪党のヤられっぷりが心地よい。 クロエありきの映画だけど、他のキャストもなかなかいい。 それにしてもヒーロー願望の強い国だな、アメリカは。[DVD(字幕)] 8点(2013-07-13 22:32:36)(良:1票) 《改行有》

9.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 なんだろう、この切ないようなほろ苦いような気持ちは。 胸の奥のどこかが微かに痛くなる感覚。 キャラの描き分けが巧みで、登場人物の誰かに感情移入できるようになっている。 高校生の青春群像が等身大で、セリフもリアルでいい。 時系列を前後して視点を変えながら描いているで、群像劇が立体的な質感をもって迫ってくるよう。 ゾンビの逆襲は笑えたし、センスの良さが散見される。 沙奈にめちゃくちゃムカつくが、ということはキャラがしっかり描けている証拠だろう。 でも、桐島一人の動向がこんなに波紋を呼ぶなんて、その影響力は誰もが羨むようなもの。 そんな学園のスターにも人知れず悩みがあったようだけど、贅沢いうなよ。[DVD(邦画)] 8点(2013-07-10 22:25:09)《改行有》

10.  キング・コング(2005) 《ネタバレ》 コングの他にも恐竜がいっぱいで、まるでジュラシックパーク状態。 これってコングのありがたみが減っているような気はする。 ただ、コングとティラノザウルス2頭との戦いは大迫力。 凶暴なコングが頼もしいスーパーヒーローに見えてくる。 ドリスコル一行が不気味な生物の大群に次から次へと襲われるのも悪夢のようで手に汗握る。 こんな恐ろしい生物がうようよいる島なら、ヒロインが一か八かコングにすがってしまうのも無理はない。 危機一髪でコウモリに助けられるなど都合のよい場面は散見されるが、エンターテイメントに徹している。 コングをクロロホルムで眠らせた場面から、次はニューヨークの劇場に場面が一気に飛ぶ。 オリジナルもそうだったが、どうやって船にあの巨体を運び、ニューヨークまで連れて行ったのかが謎。 鎖を引きちぎって暴れまくるコングに歩み寄るアン。 氷の上で滑って戯れるコングとアンが、デートを楽しんでいるかのようで微笑ましい。 エンパイヤーステイトビルから朝焼けを眺め、「美しい」というアンの表現を覚えていたコング。 そこには二人の確かなコミュニケーションがある。 ナオミ・ワッツも魅力的だったし、シリーズの中では一番おもしろかった。[DVD(吹替)] 8点(2013-06-24 21:43:50)(良:2票) 《改行有》

11.  キサラギ 《ネタバレ》 前半30分はアイドルのオタクっぷりがコミカルに描かれるだけなので、この調子が最後まで続くコメディーだとつらいなと思い始めたとき、話は急展開。 自殺をめぐるサスペンスタッチに変わって、ここからがおもしろくなってくる。 たぶん織田が如月ミキの関係者かなと思っていたら、関係者がぞろぞろ判明して予想外の展開に。 二転三転どころか七転八転するようなストーリーに引き込まれた。 もとは舞台用の脚本なので映画よりも舞台のほうが合っている感じはする。 脚本がしっかり練られてセンスも素晴らしいので上質の推理ドラマになっており、その上最後はホロリと切なくさせてくれるヒューマンドラマにもなっている。 B級アイドルの一生が5人の推理で浮き彫りにされていく過程がおもしろかった。 ラストの宍戸譲の引っ張りは続きを臭わせたかったのだろうが、これは余計だったか。[DVD(邦画)] 8点(2013-05-30 00:47:36)(良:1票) 《改行有》

12.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 予想を良い意味で裏切られて、ファンキーでおもしろかった。 中島哲也監督のアニメーションを入れた演出もファンタジックでおもしろい。 テレビに流れる映像は世相をなぞっていて、松子の人生を立体的にイメージしやすい。 壮絶な松子の一生は、殺人、暴力などの悲惨なシーンも多く、従来の日本映画風に撮れば陰惨になる。 ところが、ミュージカル仕立ての明るい音楽とギャグタッチの描写で陰惨になっていない。 ただひたすらに切ない。 とことん星回りの悪い女。というより、女があらゆる不幸を呼び寄せているようにも見える。 そんな女の一生に光を添えれば、こうした見方もできるということか。 現実的に冷静にみれば松子は明らかに依存症で他人も不幸にしているので、神様とするには無理がある。 それでも、孤独を恐れ愛を求め続ける松子が愛しくなってくる。[DVD(邦画)] 8点(2013-05-26 00:23:46)(良:2票) 《改行有》

13.  恐怖ノ黒電話 《ネタバレ》 過去を変えられる立場にある人格障害者にターゲットにされたら―― 対抗策もなく圧倒的に不利な状況で、まさに恐怖でしかない。 タイムパラドックス系のサイコホラーで、シンプルだけどなかなかおもしろかった。[DVD(吹替)] 7点(2020-10-29 00:58:07)《改行有》

14.  きみはいい子 《ネタバレ》 『そこのみにて光輝く』が暗く退屈で、呉美保監督は師匠が個人的に苦手な大林監督というのもあって勝手に相性が悪いに違いないと思っていた。が、この映画は良かったし、大林監督とも作風が違っていた。 虐待された子が親になったら心ならずも我が子を虐待してしまうというのはよく言われていることだが、この映画には雅美の葛藤がよく出ている。同じように虐待された過去を持つ陽子は、愛にあふれた優しい母に。そうなれたのは、暴力親から庇って抱きしめてくれた近所のお婆ちゃんがいたから。一人でも抱きしめてくれる人がいれば、子供を救うことができる――そんなメッセージが伝わってくる。 認知症のお婆さんと自閉症の子供の交流もほっこりさせられる。 言うことを聞かない生意気なガキをきっちりと叱れない新米教師岡野の頼りなさにイライラ。昔は時にはビンタで愛のムチも辞さない恐い先生がいたものだが、今はモンペが黙っていないのでそんなこともできないのだろう。教師が手出しできなくなって子供がつけあがる。そうして学級崩壊へという悪循環。 こういう状況で「家族に抱きしめられる」宿題なんか出したところでバカにしてやってくるわけがないのだが、欠席者一人(義父に虐待されてる神田)以外は全員やってきているところがあまりに絵空事に感じられる。気まずくて言い出せない子供や、言われても無視する親は絶対にいる。拒否された子はさらに傷つくことを考慮にいれない、超楽観的な宿題だ。 岡野が神田宅に乗り込むところで映画は終わっているが、そこまでやる気持ちは大事。あのクズ親相手なら、自分の無力さを思い知ることになるだろうけど。 それにしても、今の学校はつまらないことでがんじがらめで先生が気の毒になる。あれでは教師に心の病が増えるはずだ。職業病と言っていい。男子も女子もさん付けで呼ばなければいけないとか、もっと大事なものがあるだろうに、本当にくだらない。[DVD(邦画)] 7点(2017-09-07 23:07:24)(良:1票) 《改行有》

15.  奇人たちの晩餐会 《ネタバレ》 三谷幸喜のコメディと作風がとてもよく似ている。三谷作品が好きならこの映画も気に入りそう。 超ド級バカのピニョンの振り回されるイライラが伝わってくる。ただのバカで終わらずに人情味のある良い人となっているのは、ちょっと松竹新喜劇の藤山寛美を彷彿させる。[DVD(字幕)] 7点(2017-01-23 22:50:08)《改行有》

16.  黄色い星の子供たち 《ネタバレ》 タイトルからファミリー向けのファンタジーか何かかと勝手に思っていたら、史実に基づいたホロコーストの重厚な映画だった。 黄色い星というのはユダヤ人が付けさせられた目印。ホロコーストはもちろん知っていたが、パリでもこんなことがあったのは知らなかった。あのフランスでもナチスの理不尽な暴挙に加担していたとは、思いがけない黒歴史。それでもユダヤ人を匿った庶民も多かったのが救いと言える。 ただ、現在イスラエルがパレスチナにやってることを見れば、複雑な心境になってしまう。[DVD(字幕)] 7点(2016-02-14 22:26:45)《改行有》

17.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 知的障碍者の弟に、父の自殺で過食症の超肥満体となった母。姉や妹とも小さないざこざを起こしながら父親代わりとして一家を支えるギルバート。その肩にかかるずっしりとした重みが、こちらにも伝わってくる。 小さな田舎町の家に縛られた閉塞感に、家を捨てた長兄を恨む気持ちもあったはず。店の常連客の奥さんと不倫でもしなければ息が詰まったのだろうか。ずっと我慢していたギルバートが思わず弟に手を上げてしまったところにはどっぷり感情移入。誰だって理性の糸が切れてもおかしくない状況だ。 母を死んでからも皆の笑いものにしたくない一心で下した苦渋の決断。古い家ごと母の遺体を焼いた四人の子供たちは、どういう思いで炎に包まれた家を見つめていたのか。そこに慟哭するような悲壮感はなく、これで良かったのだという少しの安堵と解放感のようなものも混じっていたような。自分たちを縛りつけてきた家に別れを告げ、再生の時を感じとっていたのかも。ギルバートとは対極にある旅する女性が救いとなって、ラストは自由を得た明るさが感じられる。 主演のジョニー・デップも良かったが、障碍者の少年役のデカプリオは見事な演技で感心されられた。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-25 00:38:38)《改行有》

18.  恐怖の報酬(1953) 《ネタバレ》 油田火災を爆薬で消火するため大量のニトログリセリンを運ぶという、いたってシンプルで地味っぽい話。 ところが、これがおもしろい。 少しでも衝撃があると爆発するという緊張感が伝わってくる。 怖いもの知らずと思われたジョーが、意外な醜態をさらしてマリオに罵られる姿が切なかった。 挙句の果てには、油の沼を抜け出すのに足を轢かれてブランブラン、もう人生散々の大暴落状態。 一人大金を手にしたマリオが浮かれて調子に乗った蛇行運転をしていたので、これは事故ると思っていたら案の定。 壮絶なサバイバルゲームを勝ち抜いたにしてはあまりにも幼稚でバカっぽくて、もう少しマシな死に方がなかったか。 序盤が少しだるかったのと、ラストが違っていれば傑作になったのに。 スーパーマリオのモデルだったとは知らなかった。[DVD(邦画)] 7点(2014-12-22 22:29:37)《改行有》

19.  キャスト・アウェイ 《ネタバレ》 バレーボールを友人(ウィルソン)にしないと正気を保てない孤独の中で生き延びた主人公。 命がけで奇跡の帰還を果たしてみれば、愛する人は人の妻。 あまりに切ない結末だけど、これが現実。 それでも受け入れて進んでいけばいい。 二人が元鞘に戻るという能天気なハッピーエンドじゃなくて良かった。 島からの脱出は『パピヨン』を彷彿させる。[ビデオ(吹替)] 7点(2014-03-13 00:41:07)《改行有》

20.  奇跡(2011) 《ネタバレ》 まえだまえだが主人公ということであまり気が乗らなかったが、観てみると予想外だった。 是枝監督が子役の魅力をうまく引き出しているようだ。 どうせ子どもの健気さに打たれた別居中の夫婦がヨリを戻す話だろうと思えば、そういうベタな展開ではない。 自分の生活より大事なものを持って欲しい、たとえば音楽とか世界とか――オダギリ扮する父の言葉は客観的には甘い自己弁明ともとれる。 でも、息子(兄)にはじんわりと効いてくる。 兄が個人的な家族の祈りを叫ばずに世界のことを考えたのは、父の言葉を理解できるだけ成長した証し。 少年や少女たちのしなやかな成長がうかがえる佳作だ。[DVD(邦画)] 7点(2013-11-18 20:57:12)《改行有》

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