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プロフィール |
コメント数 |
296 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。 映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。 苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。 期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。 |
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1. 劇場版 SPY×FAMILY CODE: White
《ネタバレ》 まさかここまでヒドイとは想定外だった。
まさかの興奮と感動の「クレヨンしんちゃん」は、期待してないからこその結果なのか?
で、このスパファミに、うっかり期待してしまった結果としての失望感なのか・・?
いずれこのお子様向け作品は、大人が楽しめる要素はありません。
設定も人物像も、背景や戦闘アイテムも全く掘り下げのない薄っぺらいものでした。
お子様向けなのに、なぜかドンパチシーンは無駄に長くててんこ盛り。
クレしんは一般人キャラクターのギャグ漫画だからそんなとこ誰も気にしませんが、
こちらは、凄腕のスパイと、孤高の殺し屋夫婦というキャラクターが売りなんだから
その辺のリアリティーで手を抜くと、映画としてちっとも成り立たなくなる。
アーニャの延々続く「うんこネタ」のせいで、「クレしん的になったから、クレしんレベルの
中身で終わってもいいよな」という、責任者の舐めた姿勢が丸見えだわ。
原作者が参加してこの出来なら、多分原作自体がそんなもんなのだろう。
原作が気に入っている層は満足なのだろうが、大の大人には勧めるべきではないのは確かだ。以上。[DVD(邦画)] 3点(2024-08-06 21:24:08)《改行有》
2. 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
《ネタバレ》 ブームや人気は認めざるを得ないこの映画。でも単体の映画として評価が高いかというと疑問がある。
なにしろテレビシリーズの続きのシーンで始まり、テレビの新シリーズへと続く・・という半端なラスト。
キメハラを食らう危険性の少ないこの場でだから書いちゃうけど、映画史上に残る名作とはなりえないでしょう。
売れた理由は、コロナ禍の中、ストレス発散に丁度いい勧善懲悪バトルアクション系作品だった事かなあ。
只のチャンバラ作品とは違い、ハリポタなみに魔術妖術超能力のオンパレードな能力戦が、画面に映える。
SF系とは、異なるベクトルのファンタジーストーリーだけど、悪い鬼はとにかくたたっ切れば良し。
ピンチに陥るたびに、仲間の特異な能力が突破口になり、逆転勝利への王道展開。これらは素晴らしいです。
個人戦だけでなく、チームの協力があればこそ。ただ、曲者揃いのチームなので息があうまでのゴタゴタが
いいサジ加減で、結果として大きな高揚感に包まれる。 決して悪くはないんですよ・・
ただ、劇場版はもっと、一つの起承転結を築いて欲しかったと強く思う次第。
中盤の戦いが一段落の後、唐突に表れた別の強敵に、主要戦士が殉職へ・・ ここからのメロドラマが長い。
本当に長い。名前を連呼のシーンが延々・・ やり過ぎで白けてしまった。 で、このタイミングで終幕。
いやいや、違うでしょう・・ ストレス解消にならないエンディングですかあ?
スターウォーズが嫌いで、初期しか知りませんが、あれの2作目の半端なエンディングを思い出しました。
映画史上の金字塔になるというマスコミの報道に乗せられて、期待値上げ過ぎましたかね?
数字的な偉業は間違いないけど、中身はそこまでじゃないというのが、素直な感想かな。
あと、いつもの映画館で観たんですが・・なんか他の映画より画面が小さいんですよね。
アスペクト比のせいで、横幅が出せなかったのかな・・ 縦横をテレビと同じにしたからかなあ。そこも残念。[映画館(邦画)] 6点(2020-12-10 19:23:20)(良:1票) 《改行有》
3. ゲット・アウト
《ネタバレ》 暇な休日に、予備知識無しで観たら意外と面白かった。ネタバレは禁物の映画です。
殆ど不可能な医療技術の実現が前提のSFになるので、現代という設定は本来無理な話ではあります。
こうなると、ゴーストインザシェルの領域に入ってくる?
大きいとはいえ田舎の一軒屋で、超最新の医療を施術というのも、無理無理ですが、そこも我慢。
隠れていた人格が、カメラのフラッシュで表に出てくる弱点には、少なからず失笑。
あと、黒人ばかりを選ぶ理由が、情なくて泣けてくる。オツムはどうでも良くて体は強靭・健康である必要?
肝心なのは誘拐されて行方不明でも警察が本気で捜さない人材・・ これが黒人の方が都合がいいという事か。
どこか白人の自虐というか、差別を前提にしたスタンスに感じるのが残念。あえてスルーして試聴。
結果、自分は楽しめました。
要は生きたまま生まれ変わるという、絵空事の物語(しかも犯罪)を、現代のリアルに当てはめた物語。
あまり考えずに、不気味な感触を味わうべきなんでしょう。
特筆は、ラストシーン! 一気に脱力するセリフ! この手の映画では、あまり無かったセンスが爽快![インターネット(字幕)] 8点(2018-09-19 20:39:18)《改行有》
4. ゲノムハザード ある天才科学者の5日間
《ネタバレ》 雰囲気は良かったですよ。
韓国映画シュリの終盤の緊迫感が蘇りました。川井憲次氏の
重厚な音楽も大変気に入っています。ホントは8点以上付けたい位
好感あるのですが・・脚本や設定にどーも無理が・・
原作では、日本国内の話でしたが、今回は韓国の科学者という設定で
日本語と韓国語が行ったり来たりです。
良く判らない韓国企業のヤバイ連中から逃げながら、わが身に起きた
謎の現象を解明していと、驚愕の真実にたどり着くお話ですが・・
まずは、ヒロインとの出会いが出来すぎ君です。んな偶然はないっしょ。
原作ではヒロインが近づいてくる理由があります。
次に、主役の着てるものが最後まで同じ服です。逃走劇の中で、汚れ破れて
それでも着替えない。さらに拉致されて韓国へつれて行かれて、決死の
逃亡の末に一人で日本へ戻りますが、まだボロボロの服のままです。
なぜ着替えないかなー。全くお金無いなら帰って来れないしね。
その他、ツッコミ処は他にもありますが、トドメは原作でしょうか。
注射一本で、人格と記憶が転送可能って・・無理でしょ。
まあ、シュワちゃんの6DAYSというSFでも、網膜にフラッシュ一発
で、完璧にゴーストダビングというのやってましたので、SFとしては
ありでしょうか・・。
それでも、見せ方と音楽で、良く判らない物語が大変ドラマチックに見えます。
その雰囲気だけで、なんだかスゴイ映画見たかのような満足感があります。
原作と設定、脚本を作り直してリメイクして欲しい程、惜しい作品です。
シリアスな雰囲気はパーフェクトなので、西島君の女性ファンには10点満点でしょうね。[DVD(字幕)] 7点(2016-05-05 10:57:45)《改行有》
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