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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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21.  (500)日のサマー 《ネタバレ》 観終わった後、ペニースと叫びながらIKEAを駆け巡りたくなる映画。 と、それはさておき、映画冒頭のナレーションで「これは恋愛映画ではない」と断言している本映画ですが、それも一理あります。 一般の恋愛カテゴリの映画はそのターゲットが「若い女性」なわけですが、この映画は、ある程度年をとった男性が観たときに一番共感できるようになっている珍しいタイプの恋愛映画だからです。 主人公が男性だというラブコメや恋愛映画は多数あるわけですが、しかし感覚的な意味でまで男性視点の物というとほとんど存在せず、そういう意味では一般的な意味での「恋愛映画」とは少しずれた映画だと言えます。 ラブコメとも違いますし、あえてジャンルを定義するならば「恋心に振り回される男性を描いたコメディ映画」(長いよ)というところでしょうか。 さて、ラストの「1日目」に登場する運命の人(らしい)オータムはサマーより圧倒的に美人なんですけど、これは「運命の人」だからこそ主人公の主観では「すごく美人に見える」という事を表してるんだと思います。 そうでなければ、実際にあんな超美人から話しかけてくれるなんてサプライズがあるはずありません。 ないない、絶対ない!!うらやましすぎるだろ、おい!(←男のジェラシー)[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-12-10 18:46:37)《改行有》

22.  コクリコ坂から 公開前に大規模試写会で観ました。 さて、漫画「美味しんぼ」のエピソードに、名人と呼ばれた先代と比べられて苦労している天ぷら店の2代目のエピソードがあります。 2代目は決してそれほど劣った天ぷらを揚げているわけではないが、同等の物を作っていても、名人と呼ばれ食べる人のイメージの中で神格化されている先代にはいつまでも勝てず昔からの常連に「まだまだだ」と言われ続けてしまう、というものです。 宮崎吾朗にもそれと全く同じことが言えると思っていて、この「コクリコ坂から」は仮に宮崎駿が作ったものであれば、また別の評価を受けたのではないでしょうか? 優れた職業アニメーターだった昔と違い、世間から持ち上げられてからの宮崎駿作品をあまりよく思ってない僕からすれば、「ハウル」や「ぽにょ」などのよくわからない作品より、むしろこの「コクリコ坂から」の方がよほどオーソドックスで面白いように思います。 作品の舞台がかなりノスタルジックな日本に感じますが、何しろ原作の高橋千鶴、私が小学生の頃、プルルンコーヒーゼリーでなかよしでデビューした漫画家ですから(妹が当時なかよしを買っていたので、当時の高橋千鶴はリアルタイムで読んでいたのですが)、時代背景はしょうがないところでしょう。 というかそれ以前にこのアニメ、高橋千鶴の原作とはあまりにもいろいろ違いすぎて、そもそもオリジナルで作ってもよかったんじゃないか…と思うんですが、そこはどうなんでしょうね?[試写会(邦画)] 6点(2016-11-19 19:44:25)(良:1票) 《改行有》

23.  コネクテッド 《ネタバレ》 ※このレビューは「コネクテッド」のネタバレだけでなくオリジナル版の「セルラー」のネタバレも含みます※ 21世紀のアメリカサスペンス娯楽映画の中でも屈指の傑作「セルラー」 個人的にとても好きな映画なわけですが、そのリメイク映画があると知って今回観てみました。 結論から言うと、かなり残念な出来でオリジナルの偉大さを改めて感じる事に。 「セルラー」のよさは、頭悪そうなチャライ若者、そこそこいい暮らしをしてる中年夫婦、定年退職を迎える老警官という20代、40代、60代と年代も生活基盤もまったく異なる普通だったら決して接点がなさそうな3組の主役が、偶然つながった一本の電話で繋がって大事件を解決していくという設定の妙と練り込まれた脚本、そして練り込まれた演出にあるわけですが、この映画ではその主役を軒並み30~40歳の同世代に設定してしまってます。それじゃメリハリも面白みもないだろ!と言いたい。 リメイクである以上、設定を多少変えるのは当然なわけでこちらでは同世代の片親同士の出会いの映画に変えるというのはわかります(ついでに言えばこの2人が最後くっつくのは最初にわかってしまうわけですが) 刑事の方も上司と確執のある降格になった元エースというのもいかにも香港っぽい設定でわかりやすい。 そんな感じで主要メンバーの設定を大きく変えてるわけですが、しかし残念ながらそれが成功してるとは言い難いのです。 全体的に家族愛を強調する形になってるのはいかにも香港映画らしいんだけど、悲しいかなそれも安っぽさに拍車をかける形に。 同様に安っぽいのがクライマックスシーン。 それなりに知恵を使って進んできた話が急に安物の刑事もののテレビドラマのような撃ち合いシーンになってしまってもうがっかり。 ぶっちゃけぶち壊しです。 いや香港映画は撃ち合いとか好きだから、そういう風にアレンジするのはわかるんだけどさ… こーんなありがち安っぽいクライマックス、もうなんだかとても残念な気持ちにしかなりません。 普通のサラリーマンの主人公が百戦錬磨の捜査官と格闘しても瞬殺されるはずなのになぜか1対1で格闘するっていうのおかしいだろ。 オリジナルでは主人公は撃ちあいの中を無力で逃げ回るだけでありながら、ここ一番で機転をきかせて逆転のサポートをする、というメリハリのある役どころなので、その差がとても気になるわけです。 映画作るなら頭もっと使ってよ… ラストもそう。 オリジナルのラストは、それまでずっと電話一台で会話していた二人が、ついにはじめて顔を合わせて会話する気の利いたシーン 「本当にありがとう。私にできる事があれば何でも言って」 「じゃぁ一つだけ」 「何?」 「2度と僕に電話しないでくれ」 んーーなんてべたでシンプルで気の利いたセンスのある会話なんでしょ。 しかしこのリメイクでは、ここの会話もダラダラと長い! もちろん2人が付き合う事になるだろう展開だから会話が変わるのは当然として、でもここの会話は長くしちゃダメ! 短くピシっとセンスよくするから決まるんだよ!! そんなダメなリメイク版ですが、個人的にはもう一つ残念な点が。 「セルラー」のレビューに書いたんですが、「セルラー」冒頭と最後の舞台が若者が集まる海で、素敵なビキニ尻のおねーさんが沢山出るのです。それもB級ホラー映画のような安い露出ではなく、品がよく実にちょうどいい、しかもかっこよくエロい尻ばかり。 もう尻フェチ的にはたまらん映画がセルラーだったのです。 しかしこのリメイク版、設定を変えた事で、ビキニのねーちゃんなんかただの一人も出ません。 逆にラジコンオタクのムサイ男が余計に出てきたりして、もう本当にがっかりなのです。 そんなこんなでこのリメイク版、センスでも尻という点でもオリジナルの足元にも及びません。 部分的にはオリジナルの不自然な点を(携帯が混戦するなんて普通はないので)解消してたりするところもあるんですがトータルでは大きく落ちる内容になっています。 それでも、基本的なシナリオがいいためある程度面白く観る事ができるのですが、本家と比べると2点落ちで6点程度がいいとこじゃないでしょうか。とにかく尻がないのが許せない映画でした、うん。ビキニ尻大事!![DVD(字幕)] 6点(2016-10-28 23:43:02)(笑:1票) 《改行有》

24.  コンテイジョン 《ネタバレ》 映画にはたぶん映画的な誇張、デフォルメが必要だと思うのです。 この映画はよくある「謎の病原体系」のパンデミック物なんですが、とにかく展開が地味でまじめ。 そのため、決してつまらなくはないですが、面白いかというと…うーん。 もう少し映画的に大げさな見せ場を作ってくれないと娯楽作としてはどうなんでしょうか? まぁパンデミック物で映画的誇張をしすぎると「ワールドウォーZ」や「28日後」みたいなまるで違うものになってしまうわけでそのさじ加減がむつかしいわけですが、しかしもうちょっと見せ場的なものがあってもよかったかな、と。 それから、この映画はいろいろなエピソードに決着をつけず、それぞれの人がどうなったのか、どうなっていくのかの結論をあまり見せないところもある意味観ていてさらに煮え切らない感じになってるんじゃないかと思います。[地上波(吹替)] 6点(2016-10-18 16:03:46)《改行有》

25.  ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト 《ネタバレ》 クリスマスキャロルのプレイボーイ版。一貫して大きく外さない地味な展開で最後まで予定調和の範囲…と思ってたら、最後の30秒のあれは何? 予想の斜め上すぎる唐突すぎる乱入者が話を持って行って終了。 そこまで地味だっただけに唐突に意味不明なサプライズで唖然とさせてもらいました。 てか日本人のはずのこの人の日本語がめちゃくちゃ片言なんですけど!! それからストーリーとは全く関係ない事ですが、劇中で「指圧」の事を出演者たちが「シアーツ」「シアツ」とそのまま発音してるのを見て「指圧」ってそのまま英語になってるんだな、という事を初めて知り、一つ賢くなる事ができました。 それからどうでもいい些細な事ですが、マイケルダグラスは相変わらずアゴが割れてます。[地上波(字幕)] 6点(2016-07-30 18:27:38)《改行有》

26.  ゴースト・エージェント/R.I.P.D. 《ネタバレ》 CSで映画観てるときの夫婦の会話。「この人ケビンベーコンに似てるね」「あ、私もそう思ってた」…「やっぱこのケビンベーコンっぽい人がラスボスなんだろうね」「だと思うよ」…「あー似非ケビンベーコン、最後あっさりだなぁ」。そして迎えたエンドクレジット「ケビンベーコンじゃん!!」 そりゃそれだけ似てればそうですよね… 映画自体は、それぞれのキャラ設定に微妙に魅力がない上、ゴチャゴチャしていてまとまりがないストーリー展開。 ラストバトルでお約束のように「相棒」と呼びかけても全然説得力ないし。 んーちょっと面白そうだっただけに残念な映画でした。 一番よかったのは冒頭部の嫁の尻でしょうか。日本でも普通に見かけるいかにも普通の下着って感じが実によかったです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-23 23:00:47)《改行有》

27.  地上より何処かで うーん、確かにストーリー的には非常にとりとめがなくダラダラと話が進む感じなのですが、親子の反発と接近、依存の再確認等をそれなりに描きつつ最後は発展的解消という形での母娘の新たな関係性..を一応描けてるとは思います。 (ま、映画の中でいろいろ変って行くのは娘だけで母親は実は全く変ってないわけですが) 期待してなかった分、意外と面白かったかな、って感じ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-24 12:11:38)《改行有》

28.  コールド マウンテン 《ネタバレ》 この手の悲恋映画で何が腹が立つって「でも私にはあの人の子供がいるから」系のオチ。   彼が死んでも子供といっしょに..系の映画は沢山ありますが..ほんとに子供がいたり彼を思い出の中だけで美化していけばいいのか?と。 やはり二人で愛を掴んでこそのラブだぞ、愛だぞ、と。そこを僕は強く訴えたいのです。  ご都合主義でもなんだそりゃなオチでもなんでもいいから、僕はとにかくハッピーエンドが見たいのです。   この映画も残り30分くらいで、オチが読め読めの展開になってきたので一気に興ざめ。 (このタイミングで2人がエッチするという事は、この一発で懐妊&男が死亡するんだな、と展開がまるわかり) それでも運命に打ち勝ち、倒れたところから男が生き返ればまだ許せるけど、当人同士が愛を成就できないとだめじゃん!ってか俺は納得せんぞ、と。 もうその一点がとにかく駄目な映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-19 13:49:56)《改行有》

29.  ゴジラ(1954) リアルタイムで見たわけではないこういう映画をどう評価するかはほんとに難しい。 僕は、東宝チャンピオン祭りでゴジラを見ていた世代だから。(キングギドラやミニラを先に見てるんだよねぇ、いやキングギドラは大好きです^^) 伊福部の音楽や「ゴジラがこちらに来ます」の名アナウンス等、映画の中に好きな要素はたくさんあるが、 オキシジェンデストロイヤーで魚が骨になるシーン等、初見の時点ですでに笑っちゃうようなしょぼいシーンも結構あり、 (なんで酸素を破壊すると骨になるんだよ..) また、モノクロ映画だったが為に粗が目立たなくて助かってる面や、独特の重厚さをかもし出せてるのかな、と思える面もあり。   歴史的意義など考慮し始めると神格化が発生し点数つけれらませんのでとりあえず素直に点数つけて.... しかし、ゴジラに低い点数つけるのは黒澤映画に低い点数つけるのより勇気いりますね。 6点(2004-06-18 14:08:09)(良:2票) 《改行有》

30.  ゴーストバスターズ(1984) 公開当時、「3G対決」と言われていたのが懐かしい.. まだできたばっかりだった有楽町マリオンで見たもんだ。 ってそれは映画評ではなくて、俺の思い出話だ。 3G..全てたいしたことなかったけど..とりあえず一番だめだったのが 「ゴジラ」なのはまちがいない。 6点(2003-11-18 19:13:30)《改行有》

31.  コンジアム 劇中、登場人物の鼻の穴がやたらと気になるのですが、鼻毛が一切見えません。 さすが美容大国、韓国の人はみんな鼻毛の手入れも完璧なんですね。[インターネット(字幕)] 5点(2021-09-01 01:24:47)《改行有》

32.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 地球環境を破壊する人類から地球を守るためのワクチン…なんて陳腐で古臭い設定や、身勝手で場当たり的な行動を繰り返してイライラさせる主人公達等、設定や人間ドラマ(笑)部分を評価すればゴミみたいな映画。 一方、そもそもこの映画に期待されているのは怪獣がダイナミックに暴れるシーンなわけで、ぶっちゃけそこさえちゃんとしてればドラマなんかどうでもいいとも言えます。 で、そういう観点で観ればさすがレジェンダリー。十分に満足できる…わけですが、人間ドラマ部のマイナス要素が脚をひっぱりすぎて残念ながらあまり楽しめません。 たとえば兵隊の人達、あのゴミみたいな家族一人を助けるために沢山死んだりしてるわけですが、その辺の死は完全にモブ扱い。 …いやおかしいでしょ、人間の命の価値の差って何なのよ、と。 そういう事がいちいち気になるまともな人は残念ながらこの映画に乗り切れないと思います。観てる途中ツッコミで忙しすぎますし。 逆にその安いドラマ部分を気にせず割り切れれば、十分に面白い映画なんでしょうが。 あと、どうしても気になるのが日本語吹き替え。 芦田愛菜の顔さえ忘れられれば意外と気にならない芦田愛菜なんかはいいんですが、問題は田中圭。 上手いとか下手とかいう前に「カイルチャンドラー」の顔から物理的にあの声は出ないでしょ。 声が若すぎるし軽すぎて、終始違和感しかありません。 こういうのって普通は最後まで観てればそれなりに慣れるものですが、この映画のすごいところは最後まで違和感が消えない事。 だってカイルチャンドラーだよ?どう考えてももっと中年で野太い感じの声でしょうよ! 吹き替えは上手いとか下手とかいう以前に「物理的におかし」かったらどうしようもありません。 それを証明しているのが実は渡辺謙。 渡辺謙の吹き替えは映画中の自分の口の動きとも全然あってない実はおかしな吹き替えなんですが、観ていて何の違和感もありません。 それは渡辺謙が渡辺謙の声でしゃべってるから。あまりにも当たり前の事なので吹き替えがどうだろうと違和感を感じないわけです。 まぁ主人公達は「いつ死んでもいい」としか思えないような映画なので声が不自然でもどうでもいいといえばいいんですが…それでもやっぱりこの映画は字幕で鑑賞する事をおすすめします。 吹き替えだと(ただでさえどうでもいい)話がますます頭に入ってきませんから。 怪獣部分が8点、シナリオや人間が2点。 (8+2)÷2で5点が妥当かな、と思います。[地上波(吹替)] 5点(2021-05-30 00:40:12)(良:1票) 《改行有》

33.  コレクター(1997) 《ネタバレ》 日本での知名度はそれほどでもないけど、アメリカでは大ベストセラー作家のジェームズパターソンの代表作、アレックスクロスシリーズの第一作の映画化。 パターソンがどれくらい売れてるかというと「スティーブンキングとジョングリシャムとダンブラウンの発行部数を足した数より売れてる」そうですから、そりゃもうね。 と、前フリはさておき、この映画を吹き替えで観ると、冒頭でまず池田秀一の犯人の独白が入ります。 「おお犯人役は池田秀一か」となるわけですが、開始から15分程で池田秀一の声の刑事が出てきちゃいます。 マジかよ! いくら声質を変えていても、なんせシャアですからね。誰でもわかってしまうこの惨劇。 この映画最大の惨劇はこのキャスティングにあると言って過言ではないでしょう。[地上波(吹替)] 5点(2020-11-04 13:53:31)(良:1票) 《改行有》

34.  50回目のファースト・キス(2004) 恋愛映画の傑作として有名な本映画、日本でもおそらくこれにインスパイアされたと思われる「一週間フレンズ」という漫画が描かれたりしたわけです。 で一週間フレンズがアニメ化され映画化され、そしてなんと一週間フレンズの映画化の後にこの50回目のファーストキスが日本でリメイクされたわけですが、その感想をたまたま見ていた僕はびっくりしました。 「一週間フレンズのパクリじゃん!」と書いてる人が(複数)いたわけです。 普段邦画しか観ず、過去の映画やコミックやアニメも観ない、ネットで何かを調べたりもしない…という人の感想だとそうなるわけか!と。 さらに世の中にあふれてるそういう(間違った)個人の感想やツイート等、その人のバックグランドも知らずに読んでる人が多くいるというのは本当に怖いと思います。 …という前段を書いといて、さて肝心のこの映画の感想なんですが「アダムサンドラー」と「ドリューバリモア」というキャストがそもそも好きじゃないという個人的な好き嫌いが先にたつというのがつらいところで、話に入り込めません。 主人公の男がいけすかない奴で、ヒロインがかわいく見えない…その時点で恋愛映画として無理なのです。ストーリー以前の問題でひっかかるという。 そもそもドリューバリモアはちょいちょい恋愛映画のヒロインやってますが、あれアメリカ人的にはかわいいんでしょうか?そこが個人的にはよくわからないんですよね…[インターネット(字幕)] 5点(2019-04-02 11:07:06)(良:1票) 《改行有》

35.  ゴーストライダー2 この手の映画としては見事なまでに過不足がない映画です。 「だいたいこれくらいのレベルの娯楽映画なんだろうな」と予想して鑑賞すると、まさにその期待を裏切らない見事なまでにその程度の映画。 しかし、逆に言えばきちんと期待値の結果は出しているわけです。 3日もすれば細部を忘れるような映画で、わざわざ映画館に足を運ぶ気にはならないし、あれこれ論評したり脚本や演出について語るような映画ではないですが、しかし大衆娯楽映画というのはある意味これでいいんじゃないでしょうか(いや映画館に足を運ぶ気にならないんじゃさすがにダメか)[地上波(吹替)] 5点(2017-07-27 00:07:16)《改行有》

36.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 この映画は、あれです。元祖ギャルゲー「ときめきメモリアル」です。 なぜか同じ1日をループする事になった主人公。 何度でもリトライできるため、女性は落とし放題、悪事はし放題、死に放題。 なにしろ何をやってもまた2月2日の午前6時からリスタートできるわけですから。 しかも前回の記憶も残ってるしそこで身につけたスキルも残っています。 ループを繰り返すたびに失敗を修正してなんでも可能にできるのです。 しかし、そんなにがんばってもメインヒロインは落とせません。 他の女は落とせるのに、ヒロインは例の「一緒に帰って噂されると恥ずかしいし」状態です。 拗ねた主人公は(なぜか)ピアノなどのスキルをあげ、街の人に善行を繰り返し、いつしか一日で街の人皆に称えられるスーパースターになりました。 すると、なんという事でしょう。 そこまでパラメータを上げた主人公に今度はヒロインが惚れて、そしてついにループから脱出する事ができたのです。 つまり、 同じ日常を繰り返してパラメータを上げながら個々のヒロインを攻略。 さらに全パラメータをカンストするほど上げるとついにメインヒロインが攻略できる… まさにこの構造は「ときめきメモリアル」そのものです。 なぜ同じ日常がループするのか、なぜ突然クリアするのか、映画中には全く説明がありませんが、それも簡単。 ゲームの中だからです。 だってそう考えないと全く説明がつきません。 映画中になんの説明もないわけですから。 さて、そうなると問題は、そこまでパラメータをあげてやっと攻略できるメインヒロインです。 パラメータカンストしないと攻略できないヒロインとなると相当なレベルを期待するわけですが、実際はかなり脳みそお花畑なキャリアウーマンで、理想の男性のタイプにしても結婚相談所で「もっと現実を見なさい」と説教されそうな事を平気でのたまうような女性です。 どう考えても街に数多いるほかの女性の中にもっと素敵な女性がいそうな気がします。 その程度のヒロインのためにカンストするまでがんばるとか…全く努力にみあいません。 そしてそんなゲームの事を世間ではこういうのです。 「クソゲー」 そもそもこの映画の中で誰が一番得したのかをよく考えてみてください。 それは労せずして割と理想の彼氏をゲットしたメインヒロインです。 メインヒロインから見ればこのおいしい展開は全くもってクソゲーではありません。 そう考えると、このループの黒幕が誰なにかも明らかです。 メインヒロインです。それしかありません。 なんて恐ろしい娘! …最後にマジレスすると、ループの理由の説明等まったくない上に主人公の行動原理にも説得力がなくしかも妙に説教くさいだけのこの映画は個人的にあまり好きではありません。そんな映画になぜかこんなラブコメと勘違いしそうな邦題をつけた配給元は一種の詐欺ではないでしょうか。まぁ邦題詐欺はよくある事ではありますが。[DVD(字幕)] 5点(2016-12-28 23:04:42)《改行有》

37.  GODZILLA ゴジラ(1998) 《ネタバレ》 ゴールデンラズベリー賞で最低リメイク賞を受賞してしまってるわけですが、「ゴジラ」なんて名前を付けちゃうからそうなるわけで、プロデューサーが言ってるようにこの映画は本来「原子怪獣現わる」のリメイク。資金を集めるために「ゴジラ」の名前を借りちゃってるだけなんだから、そりゃそうなっちゃいます。 「名は体をあらわす」で「ゴジラ」なんてタイトルじゃなく昔の「恐竜が都会に現れちゃいました」的B級映画だとしてみればごく普通に見られる映画です。 まぁとりたてて褒める要素もなく「ごく普通」以上の評価は出来ないですけど。 そしてそんな映画であっても製作予算は日本のゴジラ映画の10倍以上の1億3000万ドル。 そのおかげで映像表現だけは日本のゴジラじゃ全然太刀打ちできないレベルなんですよね。 その予算でほんとのゴジラを撮ってくれれば…という思いはこの10年以上後に実現するわけですが。 ちなみに、この映画のゴジラの最大の見せ場はこの映画ではなく「ゴジラFINAL WARS」です。 本家ゴジラへの当て馬として戦わされて瞬殺。北村一輝に「マグロを食ってるような奴はダメだな」と言われてしまうギャグ要員。 輝いてるぅ![地上波(吹替)] 5点(2016-08-03 14:24:23)(良:1票) 《改行有》

38.  コレクター(2012) 《ネタバレ》 オチまでは4点くらいの映画だったけど、ある意味斬新なラスト10分に+1点。 いやいや普通の映画はそうはしないでしょうwてか次回作あるわけ? 「殉職した刑事の娘が真犯人を追う!」みたいな? でもこの映画の出来から考えるとそもそもあまり面白くなさそうで観る気がしないわけですがw 誘拐された娘が可愛くないのが致命的だし、ジョンキューザック演じる主人公の刑事が無能すぎるのがもう…尋問とか全部自分から失敗してまんがな!!関係者から話もっとちゃんと聞き出せよ、ゴラ!娼婦とか相手怒らせてどうする? 無能なあげくにやられてしまうという…いやそこは斬新だったけどねぇ… てか3年どころか最初のママの年齢を考えるともっと前から赤ちゃん帝国計画があったはずなのに、あの赤ちゃんの年齢がなぜ揃ってるのかよくわかんないし、2歳とか3歳とか4歳とかの子はどこいったんだよ!とか本当だったらいろいろ気になるはずなんですが…実はあまり気になりません。結局つまんないからそういう細かい矛盾や突込みどころ自体がどうでもいい事なのです。 てか原題は「factory」なんだ。ある意味正しいなぁ… [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-08-06 00:49:53)《改行有》

39.  恋人たちの予感 80年代90年代のありがちな日本の21時台のドラマと何が違うかよくわかりません。何より主役二人に魅力が乏しいのが致命的です。ドラマ冒頭では、お互いが反感を持つようにそれぞれ嫌な面を強調して描かれるわけですが、結果として映画を観ている人も二人にいい思いを持たないわけで…それをリカバリしないままに話は進んでいくので、二人を好きになれない観客は感情移入のしようがないまま話しは進んでいくわけです。感情移入できないラブコメなんてクリープを入れないコーヒーみたいなものです(古!)。部分的には面白いシーンもありますが、それも日本のテレビドラマで観るようなものばかりなわけで、僕にはこの映画特有の魅力を最後まで見出す事ができませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-12-13 21:02:43)《改行有》

40.  ゴッドファーザー 今まで避けていたけどそろそろこの映画についてもちょっと。 なんで避けていたかというと、私、この映画全然好きじゃないんですよね。大絶賛されているので点数つけづらいという奴です。 確かにこの映画、映画全体から感じる関係者の気迫といいましょうか、それは十分感じることができて、 なるほど関係者が力を入れて作られた映画なんだなぁ..というのはわかりますが、 逆にこの映画から感じるのはそのオーラくらいなもんで、話や内容にこれといって見るべきものを感じないんですよねぇ。 端的に言うなら映画全体から妙な迫力を感じる尺が長くて血なまぐさい映画ってとこでしょうか。(全体に重厚だからますます尺が長く感じるというか) だいたいこの人達にぜんぜん共感できないしなぁ..多分それがこの映画を好きじゃない最大の原因なんだろうけど。 5点(2003-12-16 18:00:19)(良:1票) 《改行有》

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