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プロフィール
コメント数 2253
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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21.  コンフィデンスマンJP “定番のどんでん返し”という自己矛盾をものともせず、作品を成立させている質の高い脚本は映画版でも健在でした。ただし本作は前半のテンポが遅く、退屈な時間帯もちらほら。これは本作のテーマ『ロマンス』特有のまったり感でもありますので、注文をつけるのはお門違いではあるのですけども。恋心という人の純粋無垢な部分を騙す下劣な詐欺でなかった点は良かったと思います。[DVD(邦画)] 6点(2020-02-11 12:46:59)

22.  コドモ警察 《ネタバレ》 なかなかどうしてストロングスタイル。キャスティングのギャップと役者の滑舌の悪さ、そして往年の刑事ドラマのパロディのみでコメディを成立させています。福田監督常連飛び道工の佐藤二郎やムロツヨシを黒子扱いにするという徹底ぶり。これってなかなか出来ないこと。どうしても小手先の笑いが欲しくなるでしょ。私が監督なら、小野まじめ(クールポコ)をボスの後ろに黙って立たせときます。勿論あの「決め台詞」の度に見切れさせるために。せめてそれくらいの笑いの保険は欲しいところ。いやーこのコメディは、ストイックですよ。面白いかどうかというより、純粋に感心してしまいました。あと全然関係ないですけど、吉瀬美智子ってエロいですね。あの肩幅が。気のせいですか?そうですか。[インターネット(邦画)] 6点(2019-12-30 20:00:03)

23.  コープスパーティー 《ネタバレ》 本作と続編『book of shadows』を連続鑑賞しての感想です。ちなみに観たのは『アンリミテッド版』だそうで。まずはコチラの感想から。率直にいって、思ってたより全然良かったです。舞台を現実から異空間に移すことで、様々な制約(いわゆる常識や固定観念)を取り除きました。結果「そんなワケねーだろ!」というツッコミ無効という恩恵を受けました(例:内臓ぶちまけた瞬間から蛆がわくって、どんな育成環境だよ)。チープかつ徹底して悪趣味でグロテスクなゴア描写も、B級ホラーとしては正しい在り方なのでしょう。また、私がホラー映画で重視視する”生還要件“を付した点も加点ポイントとなります。期待値が低かったせいもありますが、本作単独での印象は「そんなに悪くない」です。続編の感想につづく。[インターネット(邦画)] 5点(2019-11-30 20:01:46)

24.  コープスパーティー Book of Shadows 《ネタバレ》 メンツを代えての続編であれば、多分観なかったと思います(それほど魅力的な設定ではないので)。興味を引いたのは、前作で殺されたはずの“仲間を取り戻す”なる驚愕のイントロダクションを目にしたから。一体どういう理屈をつけるのかと、その関心一点のみで鑑賞しましたが、なるほどパラレルワールド方式を採用したのですね(あるいはドラゴンボール・セル編方式)。それなら納得です。ゲームをリプレイする感覚で鑑賞いたしました。セーブポイントに戻って失敗箇所のやり直し。何となく『サイレント・ヒル』っぽいですかね。でも案の定”運命“には逆らえません。これはまあ、仕方がないです。時間が来たら自動的に死亡なんて縛りが無い分マシと考えましょう。ただし、その分ドラマで魅せて欲しいワケです。わざわざ地獄に舞い戻って来るほどに、強力な覚悟があったはずですから。ところが、流されるまま、なす術なし。「私は諦めが悪い」という割に、主人公は大して足掻きもしません。というより、基本設定が無茶苦茶かつ無理ゲー過ぎるのです。もはや”ご都合主義“などという生易しい言葉では表せない、凄まじいテキトーさを感じずにはいられません(あばれる君の口調で)。これは、はっきりと、駄目です。[インターネット(邦画)] 2点(2019-11-30 19:59:52)

25.  ゴーストスクワッド 《ネタバレ》 聞くところによると、本作は実在の事件にインスパイアされた作品とのこと。監督は作品を通じて被害者の心情を代弁したかったそう。スタンスは極めてシリアスなワケです。問題は、井口監督のアクの強い作風。いやハッキリと言いましょう。グロくて、汚ならしくて、下品で、悪ふざけが過ぎる監督のやり口と、制作の志が合うかどうか。普通に考えれば絶対無理なのですが、奇跡的な化学反応が起これば傑作が生まれる可能性はあったと考えます。生ハムメロンとか、納豆カレーみたいに(すみません。生ハムメロンの良さは分かりませんが、カレーライスに納豆は合います!)。私は決して井口監督のファンではありませんが(失礼)、不本意ながら監督の力量は認めています(またまた失礼)。実際『スレイブマン』には撃ち抜かれていますし。ただ残念なことに、というか至極当然に、ミスマッチは解消されませんでした。最大の失策は事件に対する踏み込みが甘かったこと。やはり復讐物語を描くのであれば(完全フィクションで充分なので)、被害者の痛みや苦しみ、無念さを観客へきちんと伝える必要がありました。最重要ポイントを蔑ろにしたために、いつもの監督の味(下世話風グロ味)だけが勝る結果となってしまいました。(以下多分書かない方が良い余談。だって私に得は無いので) キャスティングをNGT48荻野由佳、尼神インター誠子、上島竜平さんに所々差し替えたとしても、私は違いに気付かない自信があります。[DVD(邦画)] 5点(2019-08-16 10:24:29)

26.  高台家の人々 《ネタバレ》 物語の骨子は『ローマの休日』『プリティ・ウーマン』『ノッテイングヒルの恋人』と同じ格差恋愛もの。主人公の妄想癖は『赤毛のアン』や『アメリ』でお馴染み、愛すべきヒロインの定番キャラ設定のひとつ。平凡な主人公が、数々の障害を乗り越えて王子様と結ばれるまでを描くシンデレラ型ラブストーリーです。言わずもがな、本作最大の特徴は“王子様がテレパス”ということ。個人的には、DVや浮気癖に匹敵する無理案件だと思いますが、それを乗り越えるところに浪漫があるのでしょうね。さて、押さえておきたいポイント。それは木絵に対して語りかけた由布子の言葉「ちょっと妙な力があるくらい何よ」。母が子供たちの特殊能力に気付いていたことが判明します。2人の結婚を反対したのも、身内にテレパスがいる大変さを知っていたから。何となく流してしまいそうな事実ですが、これって結構重大な告白。何故なら、子供たちは両親に自身のテレパス能力を隠しているのですから。夫婦は“子のテレパス能力に気付かないふり”をして、育ててきたワケです。特殊能力など全く意識せず、丸ごと子供たちを愛してきた証。茂正Jr.の“空気を読まないほど馬鹿正直に思いを口に出す”人となりも、“何故そのような性格が形成されたか?”を考えると泣かされます。テレパス能力が無い人とだって、ちゃんと良好な人間関係が築けるのよ。だから自分の能力を否定しないで。それが父と母からのメッセージであり、高台家の教育方針。何という大きな家族愛でしょう。『高台家の人々』というタイトルの味わいが増します。この手の天然ヒロインをやらせたら、綾瀬はるかの右に出る者なし。素敵な“家族愛”の物語でありました。[DVD(邦画)] 7点(2019-01-20 00:28:43)(良:1票)

27.  甲州プリズン2<OV> 《ネタバレ》 主演はキムカズこと木村一八(そんなニックネームなど無いッ)。昭和の天才破天荒漫才師「横山やすし」の長男で、“人生イチかバチか”が命名の由来であることはご存じのとおり。TBS系TVドラマ『毎度おさわがせします』でチロリン♪人気を博したものの、傷害事件を起こし人生転落。その後は深作欣二監督の『いつかギラギラする日』で姿を見たな程度で、まさかこのような作品で出会うとは。まずもって太ったなと。それでも甘いマスクに主演俳優のオーラが感じられたのは、流石サラブレッドといったところでしょうか。所謂『刑務所もの』にカテゴライズされる作品ですが、刑務所生活にリアリティなどなく“ちゃんと取材したの?”と問い詰めたくなるテキトーさ。これがリアル刑務所なら日本終わっています。さらに言うなら、物語のクライマックスが刑務所外の抗争にあるという本末転倒な謎脚本。中野英雄より、よほどコチラの方が「ぬるい」でしょう。続編を匂わすオチは「フザケルナ」と言わざるを得ません。[インターネット(邦画)] 2点(2018-06-05 19:01:10)

28.  甲州プリズン<OV> 《ネタバレ》 80分なら短いし、まあいいかと思い観始めたところ「何、この尻切れトンボな感じ」で終了。まさか『2』があるとは。はじめから前後編で製作されたのではないかもしれませんが、騙された感強め。新幹線で読もうと思ってキヨスクで雑誌を買ったら、ディアゴスティーニだったみたいな。いやいや「80分」だからギリ“アリ”なんで「160分」なら絶対観ない(途中で諦める)クオリティ。リボ払いとは恐ろしいシステムです。正直やっつけ感満載の“雑なヤクザ映画”としか言いようがありません。仕方がないので『2』も観ました。つづく[インターネット(邦画)] 2点(2018-06-05 18:58:48)

29.  恋するマドリ 《ネタバレ》 「丁寧に~慎重に~モノを壊すのはリングの上だけ~」こんな掛け声の引っ越し屋はイヤだなと苦笑いで観始めた映画は、驚くほど典型的な王道ラブコメでした。それも主演“新垣結衣”が魅力的に映るよう最大限に配慮されているのが特徴です。空港突破の件など“ガッキーが両脇を抱えられながら連れ去られる(キュートで可笑しい)画”が欲しかっただけの無理筋な脚本。ラブコメに似つかわしくない性格俳優を新垣の相手役に選定したのも同じ理由でしょう。そういう意味では、間違いなくガッキーは可愛かったので、この映画は大成功と判断します。ただ個人的には、ラブコメはベタならベタなほど好みなので、例えば柴咲コウみたいな“ザ・美人タイプ”、竹野内豊のような“正統派男前”そして瀧や中西学ではなく本職のコメディリリーフを使った、キャスティングの方も王道のラブコメを希望する次第です。[DVD(邦画)] 5点(2017-11-20 23:46:21)(良:1票)

30.  哭声/コクソン 《ネタバレ》 韓国の男優さんは、顔が素晴らしいです。実に味わい深い、そして親しみ易い顔。主演はまるで上島竜平ですし、TKOの木本に、寺門ジモンもいましたかね(肥後がいればダチョウ倶楽部完成でした)。そんな顔名人の中にあって、抜群の存在感を放っていたのが、我らが國村隼。ザ・悪人面の中に覗く微かな茶目っ気。このスパイスがキャラクターにふり幅を持たせています。悪か、はたまた善か。まさに本作の役柄にうってつけ。怪演お見事でした。さて、本題に入りましょう。物語のテーマは「誰の言い分を信じるか」。街の噂話VSリアリストの神父の言葉。オカルトVSサイエンス(幻覚キノコ説)。そして白い服の女VS祈祷師。一度確定した事実を覆した上での再確定は、強力な信憑性を放ちます。ラスト、主人公の判断ミスは責められないでしょう。それに正しい判断をしていたとしても、追加で助かったのはおそらく主人公のみ。家族を失う結末は変わりません。となると、どこで判断を誤ったのでしょうか。そう、祈祷師になど頼らなければ良かったということ。大切なのは真実の追及ではなく、信念を持つことでした。それを警察官に求めることも、家族を守りたい父親に望むのも酷だと思いますが。劇中二度にわたる夢オチ、さらには「幻覚キノコ」の存在もあり、事象の虚実を見極めるのは非常に困難なつくり。目の前で起きているコトを額面通り受け取るワケにはいきません。私の解釈は、全てが祈祷師(偽之内豊風)の仕組んだ罠。山奥の日本人(國村)はターゲットを惑わす“餌”であり、共犯者(同じ祈祷師仲間=黒魔術師)。悪魔ではなかったと考えます(つまり車に撥ねられた時点で死んでいる)。本物の悪魔なら村人に襲撃されて逃げる必要はないでしょうし、最終盤で神父見習いが彼の居場所を知る術など無いからです。日本人としては不愉快な設定ではありますが、オカルトサスペンスとしての質は高いと思います。[DVD(吹替)] 8点(2017-11-05 10:29:05)

31.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 例えば「2人分の芋ご飯」。語らずとも、伝わることはあえて触れない流儀が徹底されています。観客の考える力を信用している証拠。イチから十まで説明されたり、監督の主張を一方的にまくし立てられたりすると正直げんなりしますが、本作では監督と観客が同じ目線で共に在り、信頼関係を築けている感覚がありました。それゆえ、気構える必要がなく、水に砂糖が溶けるが如く(!)、心にお話がすっと入ってきた気がします。食事、兄妹の上下関係、家のお手伝い。天井の木目に手を伸ばした幼き日。日々の暮らしを丁寧に描いてくれたことも感情移入を助けました。すずの日常は、私たちのそれと同じだと素直に思えたのです。ですから「戦争」も決して昔話や特別な出来事ではなく、人生で起こりうる「災難」と捉えることができた気がします。言うなれば自然災害、事件、事故、病気と同じ。「反戦映画」でありながら説教臭さが微塵も感じられない理由はここにあると考えます(戦争の悲惨さに焦点を当て、観客を思考停止状態にして反戦を訴える手法とは真逆のアプローチです)。嬉しいコト、楽しいコト、辛いコト、どうにもならないコト、悔やまれるコト、死にたくなるコト、いろんな思いを抱えて、私たちは、この世界の片隅で生きている。いや、生かされている。愛し、愛されながら、命を減らしていくのです。こんな当たり前のこと(反戦も含めて)、上から目線で力説されても、素直に耳を傾けることなんでできません。だって生まれながらに(恥ずかしながら)あまのじゃくですから。でも、アニメで、あの画で、のんさんの声で、嫌みなく語られたら、心に響かないはずありません。人生がいとおしくなる映画でした。私は子供の頃、父から『十ニ人の怒れる男』を教えてもらい、世の中にこんな面白い映画があるのかと驚きました。そして父になった私は、3人の娘に本作を見せてあげたいと思います。この映画には、私が子供たちに伝えたい大切なことが詰まっているからです。[映画館(邦画)] 10点(2017-01-11 06:47:06)(良:5票)

32.  GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 ハリウッド版『ゴジラ』というよりは、ロボットの出ない『パシフィック・リム』な印象です。予想通り怪獣の質感がリアル過ぎて、和製怪獣映画特有の侘び寂びはありません。もっとも『ゴジラ』ブランドに郷愁を感じていない私のような一般客からしてみれば、全く問題ありません。これだけのスペクタクル映像を頂戴できれば充分に御の字です。人間の力が全く及ばぬ結末のつけ方は非常に好みです。[地上波(吹替)] 7点(2016-08-10 22:51:11)

33.  コロニー5 やっぱり、肉を食わないと力が出ないんだな。みつを(嘘)[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-02-15 22:49:33)(笑:1票)

34.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 ≪≪≪警告!警告!警告!ネタバレとは違いますが、本文には“大変危険な表現”が含まれています。観賞前の方、特にちびっこは、くれぐれも閲覧ご注意ください。≫≫≫  本当は私も皆さんのようにカッコイイ、イカしたレビューを書きたかったんです。難しい熟語、横文字、見事なロジックを駆使した惚れ惚れするような文章を(実際に書けるかどうかは別ですよ)。押しも押されもせぬ傑作ですから、力も入ります。でもオープニング早々、メインテーマが耳に入ってきた時点でそんな願いは吹き飛びました。「ゴジラ・ゴジラ・ゴジラとメカゴジラ」脳内にリフレインする謎の歌詞。本作製作時点では構想さえ無かったはずのメカゴジラの顔がチラつきます。モスラ・モスラ・モスラとメカモスラ。どこでこんな歌詞を仕入れたのか全く記憶にありません。ていうか作品変わってるし!サザエ・サザエ・サザエとメカサザエ。『サザエさん』関係ないやん!ていうかメカサザエって何やねん!ハイジ・ハイジ・ハイジとメカハイジ。えっ『アルプスの少女ハイジ』そうそう、ながーいブランコに鉄塊がってオイ!!テーマ音楽がかかる度にこの有様です(実は『怪獣大戦争マーチ』の方ではツンツンヘアーの歯無し男の顔が浮かんだりもしました)。これで物語に集中しろというのが無理な話。その結果、反戦メッセージはどうにか汲み取れたものの、単にディテールの甘いパニック映画に思えてしまいました。何と言う悲劇。名作が台無しです。何度本作を観直したところで、同じ事の繰り返しになるのは目に見えています。猛烈な中毒性は、最早“呪い”です。この文章を読んだ人はもう手遅れかもしれませんが、間違っても『福岡市ゴジラ』なんて言葉、検索しないで下さいね。一生解けない呪いにかかります。冗談ではなく、本気で。私は警告しましたよ。ああ、もう、頭から呪文が離れやしません。ゴジラゴジラゴジラと……嗚呼すみません。ほぼ映画の内容と関係なかったですね。[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-19 19:18:54)

35.  高速ばぁば 《ネタバレ》 “拘束”された老婆は“高速”で動くばぁばに化け、“腕利き”のマネージャーは“利き腕”だけとなり、“フット”ワークの軽いディレクターは“足”を失ったと。要するに駄洒落縛りです。ばぁばのカラーリングが紅白でオメデタイこと、ババアではなく「ばぁば」と表記した点に愛を感じます。今日、敬老の日にこそ観るべき映画(嘘)。[DVD(邦画)] 4点(2014-09-15 18:29:49)(良:1票)

36.  こわい童謡 裏の章 《ネタバレ》 (表の章からの続き)結果から言うと、中身は桃の缶詰でした。…こ、この喩えは良くなかったかな(汗)。自分的には桃の缶詰なら中ヒットなんです。ぶっちゃけ石鹸より嬉しいです。(もちろん石鹸だって有難いですよ。消耗品は間違いないですから。って何のフォローだ)話を元に戻しますが、事件の真相にはいい意味で裏切られました。トンデモ科学な理論ですが、安普請のオカルトに逃げるより好感が持てます。ただ、犯人は○○でしたと言われても、「でしょうね」としか言いようがありません。だって最後にナイフを握っていたのは彼女ですから。犯行に及んだ理由が当初の予想と違っただけです。これでは勿体ないです。『表の章』できちんと観客をミスリードしておけば、もっと驚けたのに。主演の安ちゃんは、いつもの彼女のキャラクターそのまま。顔面アップが多くて、化粧のノリ具合が丸分かりだったのはお気の毒でした。一番こわかったのは暗闇に響く童謡でも、猟奇的な殺害シーンでもなく、同僚の首を絞め、あまつさえ鋏を突き刺す殺人未遂を犯しても、全く悪びれる様子のない安めぐみちゃんなのでした。[DVD(邦画)] 5点(2014-09-13 21:02:36)

37.  こわい童謡 表の章 《ネタバレ》 劇場版予告編のキャッチコピーは“表の謎は裏で解く”。となれば、当然興味を惹くのはウラの方。そりゃモザイク無しで見たいのが人情ですから。ところが、『表の章』のみで鑑賞を終えている人が多い気がします。行き着けのレンタルDVD屋では、多部ちゃんが表紙の本作ばかりが貸し出し中。NHKの朝ドラ主演女優とグラドルタレントでは、ネームバリューに差があるとは思います。でもそれ以上に問題なのは、観客にモザイクの中身を見透かされていることではないでしょうか。童謡との因果関係が不明の殺人を延々と見せられても、どう受け止めたらいいか戸惑うばかり。B級オカルトホラーの臭いがプンプンします。まるでパッケージだけで中身が分かるお歳暮のようなガッカリ感。包装紙が白と水色のストライプでホルスタインの絵柄なら、「どうせ石鹸か洗剤でしょ」と思うのも無理はないこと。腐るものじゃなし、いつ開けてもいいや。でもハムの詰め合わせや、すき焼き用牛肉の可能性も捨てきれない。というワケで卑しい自分は続けて『裏の章』を鑑賞したのですが…(『裏の章』に続く)[DVD(邦画)] 4点(2014-09-13 21:00:51)

38.  ゴーストライダー2 《ネタバレ》 私も他のレビュワー様と同じく、前作健忘症。ストーリーや設定がさっぱり思い出せません。そこで『ゴーストライダー』に投稿した自身の感想文を読み返してみたのですが、何故か脳裏に浮かんだのはトラベリングの衣装を纏ったミラクルひかるの虚ろな表情のみ(嗚呼、なんて役立たずな文章しか書いていないんだろ俺)。と言うワケで、世界観甘掴みのまま本作の鑑賞に臨んだのですが、面白いっちゃ面白いけど、物足りないと言えば物足りないというか、実に微妙な出来と感じました。まず主人公のゴーストライダーについて。他のアメコミヒーローと比べて、破格の強さです。ほぼ無敵。というか強敵不在なんですね。炎の鎖をぶん回して全てを解決。爽快感はあれどスリルは薄目。暗闇の無差別殺人鬼から日中のヒーローに鞍替えした点も、魅力半減のような。続きましては…って、え?!次に書くことがもう無いじゃないですか。そう、レギュラー格のサブキャラクターも、ヒロインも、宿敵も、何にもありゃしません。こんなシリーズ映画も珍しいのではないかと。助さんも格さんも、うっかり八平衛もいない、孤高の水戸黄門状態。次は一体何処でゴーストライダーの世直しが観られるのか。続編に期待!ですかね?![CS・衛星(吹替)] 6点(2014-05-27 18:57:40)

39.  ゴッド・ブレス・アメリカ 《ネタバレ》 主人公は、実にアッサリとセレブを銃殺しました。最初の殺人が、この物語の指針。もし彼が悩んだり、躊躇したりしたら、殺人行為自体にリアリティが発生したでしょう。そうなればもう観客は嫌悪感しか抱けません。殺人鬼の映画。ドラマとしては拒絶の態勢に入ってしまいます。しかしこうも軽いノリで人殺しをされると(実は逆にその方が現実的であったとしても)殺人が殺人と認識され難くなるワケです。ブラックジョークの範囲内。基本的にスリッパで頭を叩くのと変わりません。一見非常識とも受け取れる“軽過ぎる殺人”は、主人公の倫理崩壊を示唆すると同時にコメディへの誘導を兼ねていたと考えます。過激な設定や社会風刺・メディア批判といった、目立つ要素はもはや飾り。これは、しがない中年男と満たされぬ女子高生の恋物語でありました。決して成就しない、成就してはいけない純愛です。行き着く先は別離。さもなくば最悪の悲劇しかあり得ません。身勝手で、迷惑極まりない、愚かで、狂おしい、されど儚く、切なく、眩しい、愛のかたちが、結末に集約されていたと考えます。結局、他人なんてどうでもいいってこと。それが愛。決して美しいものではありません。快作、いや怪作です![DVD(吹替)] 9点(2014-05-13 19:12:34)(良:1票)

40.  コリドー 《ネタバレ》 SFホラーサスペンスにカテゴライズされる作品ですが、テーマは近代文明への警鐘と読み取れます。その対象は「インターネット」。空間を歪める謎の箱?通路?はワールドワイドウェブのイメージを可視化したもの。知識・記憶の共有化、人間関係の悪化、一度開いたらもう閉じる事は出来ない等…全てネットの特徴に当てはまっています。その脅威のテクノロジーは、既存の機械文明全てを駆逐してしまうほど(だから機械が壊れる)。死者の歩行は、投稿者や管理人が死亡した後でも存続し続けるウェブ上の痕跡を意味している気がしました。私自身、ツイッターやフェイスブックに興味はありませんし今後も利用しないでしょうが、情報取得ツールとしてのインターネットは手放せません。それに本サイトの利用はもはや日課となっています。その常習性は恐るべきもの。そういえば異空間に汚染された者たちの姿は、まるで麻薬患者のようでした。インターネットに触れた者は皆、その魔力の虜。正気を失った彼らが、明日の自分の姿ではないと言い切れない事に恐怖しました。最期は…大海に飲み込まれて…自我を失ってしまう……。ホラー映画としては全体的に地味な印象ですが、強烈なメッセージ性を孕んだ意欲作だと感じます。[DVD(字幕)] 6点(2014-04-21 19:59:41)

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