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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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1.  ゴッドファーザー PART Ⅱ 《ネタバレ》 (2008年に鑑賞) ロバートデニーロが素晴らしい。 男なら誰でも好きな世界だと思う。 たぶん落ち着いた上品なカッコ良さだ。 影の使い方なんか見事で独特の雰囲気を作り出す。 ゴッドファーザーは2作目も重厚な雰囲気だ。 2作目のジンクスなんてまったく関係なく吹き飛ばした。 ゴッドファーザーの雰囲気は前作と全く変わらない。 とにかく素晴らしい雰囲気。 まさに映画においてもゴッドファーザー。 まるで男の情景を見るかのよう。 [DVD(字幕)] 9点(2012-05-29 00:29:26)《改行有》

2.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 (2008年映画メモをもとに作成) やっぱり凄かったです。 パッケージ裏の大家族写真を見たときに「この作品はただもんじゃない」みたいな迫力が漂ってます。 とても濃厚な裏社会の姿がありました。 映画にはずっしりとした重みがあります。 ファーザーの堂々とした存在は神がかり。憧れます。 社会の悪であっても家族や子供に愛情を持って接するとこに感動。 音楽は美しく渋くて素晴らしいです。 重厚な映画の雰囲気は、冒頭から観客の心を物語の中に引き込みます。 全体の雰囲気がとにかく素晴らしいです。 渋くてダークな雰囲気はこれ以上なくカッコいい。 この映画ほどヴィンテージでアダルティーな映画はないです。 カッコよくて品がある。 まさに観るだけでお洒落になる大人のブランドアイテムかもしれません。 男心の“ゴッド”。 映画においてもこの作品の存在はまるで“ファーザー”。ボスのように頂点の偉大さで君臨してます。 料金所は不吉な雰囲気が漂って見事でした。立ち去った後のシュールな印象が残る。 家族がビッグで人数が多く、話も複雑な感じもしましたが、その複雑さが「裏社会」のスケールの大きさのようで、尊さでもあります。 巨大な感じの映画でした。 [DVD(字幕)] 9点(2012-03-20 01:52:36)《改行有》

3.  告発 《ネタバレ》 ケビンベーコンの演技が素晴らしかった。 彼の演じるヤングからは、まるで本当に虐待を受けたかのような感じがひしひしと伝わってくる。 その非常に痛々しいことといったら無い。 彼が法廷で証人としてアルカトラズについて語る場面では、周りは静まり返り、時間が止まったかのようで、僕はそこに引き込まれた。それは完璧な場面だったと思う。 また、スタンフィルとヤングとの友情が素晴らしい。 いや、「友情」なんてそんな安易にいうものではないのか? しかし、本当に素晴らしい映画の内の幾つかからは、友情について幾らか教えられる気がする。。。 ヤング氏の起こした行動を、僕は自分の胸に刻まなければならない、と思った。 ヤング氏が犠牲になって、それを見る者に示してくれたのだと僕は思う。 。。。。。。。。。。。。。 もし本当に最悪な、極限状態での生活を送ってきた場合、その時に自分が今まで本当に望んできた筈のものが例え(安易に)叶えられたとしても、それを拒んでしまうのだなと思いました。 今まで本当に辛い思いをした場合、他人の計らいによって(都合良く)叶えられても、「それは自分の中では違うんじゃないか!?」「それでいいのか!?」「決してそんなんじゃない!」って、僕だったらば思っちゃいますもん。 [DVD(字幕)] 9点(2010-04-07 02:54:12)《改行有》

4.  ゴジラ(1954) 《ネタバレ》 ゴジラのDVDが980円で買えるなんて夢のようです! 某社さま、特撮映画DVDコレクションを発売していただき、ありがとうございます。 ゴジラ、いまさら見ました。ゴジラ初体験の初心者です。 しかしなんだか、「本物」を見てしまった気分です。 オープニングの音楽から迫ってくるような迫力が感じられます。 このゴジラのテーマ音楽は有名すぎて、大したことのない適当なCMとか番組で使われ過ぎているので、この素晴らしい名曲の印象を下げてしまっているような気がします。 でもオリジナルで聴くと、迫力や説得力が違います。 怪獣ゴジラが迫力あるばかりでなく、物語も面白いです。 重いメッセージ性のようなものも感じられて良いです。 「ゴジラ=子供向け」とかいう認識は僕の間違ったものでした。 この作品などのゴジラは恐怖感があり、ホラー色も少々感じられます。 しかしそれが新しくなるにつれて恐怖感が蔑ろにされているのかもしれません。 僕の「ゴジラ=子供向け」という印象はその為だと思います。 勝手な印象を抱いてしまいすみません。 乙女達の合唱がヘコむなぁ。 今回ゴジラを見て、ゴジラという怪獣の「本物の恐怖」を見てしまったその強烈な印象に、今までの甘い認識を改めました。 いや、ゴジラ初心者の自分がいきなり大口叩いてると、ここの皆様からボカボカ叩かれて「出て行け!」とサイトから追い出されそうですね。 まだまだゴジラ初心者なんですが、この某社発行の週刊「東宝特撮映画DVDコレクション」を買って少しずつ勉強していきたいと考えております。 マタンゴも発売されるんですかね? [DVD(邦画)] 9点(2009-10-23 02:52:14)《改行有》

5.  ゴッドファーザー PART Ⅲ 《ネタバレ》 (2008年に鑑賞)裏社会をとても見事に冷静に描いた作品。 そして相変わらずファーザーは家族を子を大切にする。 パーティーの場面はこのシリーズのどの作品でもありますが、 何故か子供が印象に残る。 複雑な社会の構造を描いた作品は僕には難しくもありますが、 その重みを感じることが出来る。 落ち着いた静寂感があり、ゆっくりと話が進むところに重厚感がある。 それがなんか渋い。 “1”と“2”とは少し異質な感じがしますが悪くないです。 一瞬の穏やかな風景が心に残る。 サングラスにも物語がある。 とても壮大な物語の終わりを目の当たりにした時、大きな感動を覚える。 [DVD(字幕)] 8点(2012-05-29 00:30:46)《改行有》

6.  コンタクト 《ネタバレ》 前半はSF映画として非常に面白く、後半はスピリチュアル映画で終わった。 そこが良いです。 科学から精神の世界へ・・・といった感じだった。 SFから精神の世界は2001年宇宙の旅を思い出します。 また未知との遭遇みたいでもあります。 ただただ幻想的な風景が美しく、宇宙の大きさよりも精神世界の壮大さを感じる。 そこに神のような大きな存在を描いているのだと思います。 宇宙とは人の無意識に存在するという考え方がありますが、 この映画もまた内面世界のようでした。 人間の固体を超えた感覚です。 「言葉ではとても説明できない これは詩よ」といった台詞では、 その表現に凄みを感じる。 それとは別に我先にと勢力争いの醜さがあった。 上司の出しゃばりもだいぶイラついたけど、神を語る狂信者が攻撃の手段にでるのは許せない。 エリー・アロウェイが遭遇した美しい光景とは真逆だ。[DVD(吹替)] 8点(2012-02-27 00:13:29)《改行有》

7.  恋人たちの予感 《ネタバレ》 「(男女関係において)性欲が先行してそこに愛(友情)が追いつかないのは危険である」というようなことをある偉大な人がいってました。 この映画では友情が先行して性欲が追いついていないという、ちょっと面白いことが起こってます。 二人の性格的な相性が親友並みに良過ぎて、それで性的な相性の良さに全く気が付かないところが面白いです。 仲が良すぎちゃうと相手の性にすら気が付かないのでしょうか。 長く一緒にいてとても楽しいのに、それが恋愛関係であるということをなかなかお互いに発見できないという、結構本当にありそうなお話です。 お互いが一緒にいて楽な方がいいんだろうな思います。 どこでも交わされる「異性は顔か性格か(ルックスor内面)」という質問の答え的な映画かもしれません。 この映画を観るとその答えがすぐに出せそうです。 [DVD(吹替)] 8点(2011-12-31 10:23:14)《改行有》

8.  コーヒー&シガレッツ 《ネタバレ》 専門学校の頃に先輩が超面白いって薦めてくれたのを思い出してレンタルして見てみた。 ごく普通のどこにでもありそうな日常風景。ただコーヒー飲んでタバコ吸って話しているだけなのに、なんでこんなに楽しいんでしょう? ただの日常の風景でもそこには物語がある。 コーヒーとタバコ、テーブル、それに話し相手がいればそこには物語りが生まれる。 その人物に思い入れはないが、どんどん彼らに引き込まれてゆく。 人物像が、思いもよらない関係が、徐々に(コーヒーとタバコによって?)暴かれてゆくところが面白いと思った。 人間一人一人に物語や秘密があるみたいだ。 ただのささやかな物語みたいで、感じがいい。 それになんかお洒落な感じがして、とてもいい。 あえてモノクロみたいなところがいい。 白黒のチェックのテーブル柄もあったし、そういやコーヒーとシガレッツって白黒だなとか思った。 「間」が面白かったり、変だったりして好きだ。 「リラックス・ムービー」って書いてあったけど、 コーヒーやタバコをやるような感覚で見ろってことか。 リラックス一服映画。 、、、ちょっとだけ緊張感ただようようなところありましたけれどね。 [DVD(字幕)] 8点(2011-05-20 01:42:54)《改行有》

9.  コン・エアー 《ネタバレ》 1年に一度くらいの大アクション! ため息が出るほどに素晴らしいアクションの連続。これでもかこれでもかとたたみ掛ける。 ストレス解消必至の爽快アクション映画でした。 緊張感はあまりないけれど、ノンストップなところが好い。 面白すぎて、停止ボタンがなかなか押せない。 悪党たちでさえ魅力的に描いてしまう。 (リアリティやヴィジョン、政治的な何かはあまりなかったかもしれませんが、遠足みたいな楽しさですね) お前たちみんな仲が良いな、、、ちゃんと協力してるじゃん!犯人像がなんだか面白い。 ハゲのボス(マルコヴィッチ演?)が、知的ではありませんが、キレて凶暴な感じはあったかもしれません(あ、自分はマルコヴィッチという俳優をあまり知りません) あと、ゲイがサイケだった、、、。 最も残忍な殺人鬼(ブシェミ演?)が悪には見えず、ユーモアと無邪気さと知的さとセンスを持っていた(あ、自分はブシェミという俳優をあまり知りません)。 そんな彼に惹かれた。 ニコラスケイジが良かった。彼の印象って、実は自分の中ではそんな良くなかったけれど、 この映画で彼の長髪とムキムキの肉体を見て、 おお、これは意外とアクション向きだ、と思った。 大変面白く見れたが、もしかしたらハゲのボスがあっけなさ過ぎたかな? こんだけ素晴らしいアクション映画を見ると、CGで誤魔化すアクション映画なんて糞喰らえって思える。 いろいろとカッコイイところがあるし、感動するところがある。 エンターテイメントという形で完成された傑作。 だと思うんだけど、、、なにしろ自分、アクション映画の初心者なんで。 (あらら、平均点が低いのね、、、) [DVD(字幕)] 8点(2011-02-17 04:20:19)(良:2票) 《改行有》

10.  コックと泥棒、その妻と愛人 《ネタバレ》 最初の場面から下品でビックリした。 アルバートがほとんど一人で喋ってたなぁ、、、。 あの役の俳優さんが台詞大変そう。 ホントうっさい、声が大きい人ってイヤだね~自分の事ばっか話しちゃってさ~って思った。 この作品は決して気持ちの良いもんではありませんよ。 ゲロだの、腐った肉や魚介類に悪臭に蛆だの、アルバートの下品な言葉使いだの、 きわめて不快指数が高いです。 しかし何故か美しい。不快なものが「美しさ」を高めているのか、何故か美しく感じてしまう。 「美」と「酷」は相反するもので、しかしお互いがお互いを引き立てあうものだとある人はいいます。 だから何故か僕には、あのトラックの腐った肉が強烈な美しさを放っているように感じた(それは偏に僕の変態趣味によるものかもしれないが)。 しかし映像から「におい」まで感じ取ってしまうほど感覚の鋭い人には、あのトラックの腐った肉の場面は強烈過ぎると思います。 「強烈な悪臭」っていうのは生理的にダメだ。ついつい顔を歪ませてしまう。 だからあの場面は強烈な印象を受けた。 マイケルの殺され方がとても残酷で、参った。 強烈な「赤」がとにかく印象的だった。レストランの豪華でお洒落な感じが良かった。 レストランが真っ赤なのに対して洗面所が真っ白だったのもまた凄いセンスだ。 レストランとは全く違う空間を出していて効果的だったと思う。 ソプラノで歌う少年の歌声がとても美しく、この下品な作品に崇高な雰囲気をあたえていたように思う。 最後の「料理」が運ばれてくる場面は不気味だった。 色彩、デザイン、音楽、映像も美しく、下品なようで実は品があるのかも。 しかしとても生々しい。 この作品には独特の美学があるようだ。 とはいっても、婦人用トイレに入ってきて、まだ女性が入っている便所の個室の扉を次々と蹴飛ばしてゆくアルバートを見て、「この男ほんとサイテーだな!」とか思っちゃいました。 ベストオブ「最低な男」映画ですよ、コレは。[DVD(字幕)] 8点(2008-05-17 02:28:21)(良:1票) 《改行有》

11.  ゴシック 《ネタバレ》 3年くらい前に観た作品。どうやらDVD化されていないようだ。 快楽、享楽が渦巻き、それがとても病んでいて、退廃的な雰囲気だったように記憶している。 快楽に溺れる憂鬱が描かれていたように思う。(欝は欝でも限りなく躁鬱状態!) 学生時代に難しいのを頑張って読んだ「エドガーポオ」の小説を思い出しました。 とにかく変な雰囲気が館の中を渦巻いていて、とても「変」な作品だった。 館の中には、これまた変な女性の人形があり、それがとても奇妙な動きをすることにより凄く変な雰囲気を放っている。あの人形は怪奇です。 変な作品! 登場人物みんなビョーキだ。 (もしかしたら、少人数で日常から閉ざされた空間の中で過せば、発狂して変な現象が起こるかも知れない。) 魔物が登場したと思うが、それも登場人物たちの幻想世界の住人なのかもしれない。 館の怪しげな美術品や装飾模様がそういった厳格を引き起こすのだろう。 あるいは館の陰に潜む妖精なのかもしれない。。 館は迷路のように歪んでいて迷い込みそうになる。 (しかし記憶が確かではないために、もう一度観てからでないとわからない。でも僕の記憶しているところだと、その館はとても変なふうに歪んでいた) 美しく毒々しい。快楽の向こう側にある狂気、憂鬱、退廃、これぞ「ゴシック!」といった感じだったと記憶している。(今観ると普通なのかもね) もしDVDがあったら再度観て評価しなおそうと思う。 この作品のDVDが欲しい!! 「アルタードステイツ」が「ドラックムービー」なら、この「ゴシック」も少し違った形で高揚感のある「ドラックムービー」「トリップムービー」だと、僕が個人的に思います。 ※決して面白いとかではないです。 [ビデオ(吹替)] 8点(2007-12-30 22:53:26)《改行有》

12.  ゴースト・イン・ザ・シェル 《ネタバレ》 超未来アクション。 アニメも見たことありましたがあまり記憶にないです。 なのであまりアニメとの比較はできませんが実写化としては申し分ないです。 ハリウッドも今後のことを考えてか本気でアニメの実写化を仕掛けてきたんですかね? 映像美で描かれた電脳世界がアニメ版と比べてもほぼ遜色ないと思います。 ただ音楽はアニメ版の方が好きです。 実写ですがシーンによっては3Dアニメとやっていることがあまり変わらない気はします。 見ていると違和感が無くなってきます。僕の頭の中でアニメと実写版の境界が外れてきました。 大きな功績は(局部がないことで実現した)ヌーディズムアクションです。裸にみえる服なんでしょうか? ブレードランナーの再来とまではいかないかもしれませんが 映像だけを見るとやりたいことはまんまブレードランナーという感じがします。 サイバーパンクな街の雑踏、広告や情報、文化が氾濫した光景はブレードランナーのようです。 もっと薄汚れていてもよかったかもしれませんがそれは好みの話です。広告が溢れたとこが少し東京っぽいと感じました。 青い色味までブレードランナーです。芸者さんなんてまんまでした。 巨人みたいのは何なんですか?広告にしては大きすぎますね。某の巨人ブームがありましたからね。 アメリカ人は芸者、ヤクザが大好きなんですね。そして変な日本語「カクテル 高めろ!」が味わい深いです。 アニメ版の少佐のプラモデルってないんですか?もし今後発売されるなら商品開発が遅れてますね。[映画館(吹替)] 7点(2017-04-15 00:10:48)《改行有》

13.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 交渉人vs交渉人が真の悪を追いつめてゆく。 ちょうどいい謎が今の時期にぴったり。 話の運びが非常に面白いと思う。 エンターテイメント性も忘れていないアクションシーンが謎をややこしくする。 斬新なシチュエーションが見られる中でおちついた安定感が感じられるサスペンス。[地上波(吹替)] 7点(2012-09-26 23:27:00)《改行有》

14.  50回目のファースト・キス(2004) 《ネタバレ》 とっても面白くて楽しい映画でした。すごく深刻で重い病気をテーマにしていると思うのですが、とても前向きな感じなんですね。とても扱いづらい題材だと思います。 それでもこんなに明るく描く。病気と向き合っていないワケではないと思う。 ちゃんと病気の深刻な部分を取り上げて、その病気に振り回される周りの人たちの苦労や大変さなど、暗くなってしまいがちなところもユニークに描く。そしてささやかな優しさが作品の中に満ちる。彼女がみんなに支えられている感じが良い。こういう深刻な障害に対してこの描かれ方が良くないとすれば、「じゃあどうすればよいのでしょうか?」と尋ねたくなる。 父親は毎日が誕生日のフリって、精神的にかなりキツイと思う。 しかしそれにしても女性が美人だ。笑顔が素敵だ。そして男の頭が卵形にしか見えなくなっていた。他の愉快な仲間達も、現実ならばあんなに惨めで滑稽なキャラで周りを喜ばせてくれる奴なんていない。でも奴らは欠点を前面に出すことによって作品の雰囲気が明るくなっているのかなと思います。そしてこの作品から思い浮かぶキーワードの一つが「人間は誰にでも欠点があり、それを補い合ってゆく」だと思った。動物を使った演出はあまり好きじゃないけど、それにしても感動できたので良かったです。ちょっとエロゲーみたいな感じもしましたが。 [DVD(吹替)] 7点(2011-05-26 03:34:23)《改行有》

15.  GOEMON 《ネタバレ》 ちょっとナメきってました。所詮はオタク系のゲーム脳に侵食されたキャラ売り映画だと思ったんです(自分もゲームとか好きなのに大分失礼な言い方ですね)。 ところが、その映像美やら色彩美といったら、、、とても舐められたものではありません。絢爛豪華。 「ザ・セル」の日本版といったら誉めすぎでしょうが(あっちの方はもっと寓意的なものや詩的な表現があるから美術的にも上という意味です)、日本の誇るゲーム美術を生かして、観客の目を充分に楽しませる映像作品としては完璧です。 FF‐Xの影響を良い感じに受けた作品で、それと類似した映像世界観がしばしばみられます。 ただ、やはりゲームCGやアニメ文化からの影響の中で作られた印象があり、10代向けに作られているようなので、自分も10代のころに観たらもっと興奮したり、カッコイイと思えたでしょう。 いや、カッコイイんですよ!(自分の感性が幼いからか?)だけどそのカッコ良さがらせ方が10代指定のものなんです。 自分は楽しめるけど、もしこの映画をじいちゃんに見せたらどんな反応するであろうか? ふとそんなことを考えた。 浮世離れしすぎた映像世界が、あんまり社会人向けではないかも、、、 現代版浮世絵みたいな感じかもしれないけど、 たとえ美しいと感じても、この美しさをあまり自分の心のコアの部分にまで持っていくことがためらわれる。 でも茶々の美しさは別物です。 茶々が超可愛いです。優れたデザインの着物と相まって美人の妖精のようです。彼女の大人姿も子役姿も凄く好いです。 まるでゲームのヒロインの実写版といった感じです。[DVD(邦画)] 6点(2011-04-03 02:34:46)(良:1票) 《改行有》

16.  コブラ 《ネタバレ》 B級サイコー!と、B級もの好きならば高得点をあげる人もいるでしょう。 僕はアクション映画は初心者なので、その初心者から感想をいわせていただければ、 なかなか楽しめます。 お話がつまらない、というのがあるのかもしれません。 しかしそれを抜きにすればなかなかのアクションだと思いました。 カーアクションにしても、あの車カッチョええし。 B級とはいえ、シルベスターはA級俳優ですから、その天才アクション?ということで、なかなか見所はあります(とはいえ監督がB級ならばシルベスターの演技もB級になんてしまうでしょうか)。 カッコ付けすぎのコブラですが、 僕はアニメとか好きだから、カッコイイって思ってしまう場面もあります。 皆さんからすれば、このスタローンちょっとカッコ付けすぎでしょ? はい、確かにカッコつけ過ぎな所もあります。 それでもコブラの死神めいたところや、黒ずくめでワイルドなところなんて北斗のジャギやケンシロウみたいで好きですね自分。 そういえば子供の頃にこの作品を見て、『“北斗の拳”の実写化のケンシロウ役は、シルベスタースタローンが一番の適役だな』なんて考えたこともありました。 敵たちの儀式めいた、斧をカチンカチンとならす結束シーン、、、あれは100%北斗だわ。 この時代の映画特有の哀愁が流れていて、なんだかこの雰囲気が好きな反面、寂しくもなっちゃいます。 捜査官が「英雄になりたいなんて思うな」なんていうが、 この映画は確実に「英雄になりたい」人間を育てているような気がする。 最後で溶鉱炉が出てくるのでターミネーター、あとは似た感じのものでマッドマクスと比較できるかも知れませんが、比較した場合ショボショボですよね。 もしもまだ10代で、これからの人生を男らしくありたいと思うのならば、この「コブラ」を100回は見るべきでしょう。 とにかく自分は好きですよ。 病院の場面とか、あのナイフの形とか、サングラスとか、自分がちっちゃい頃に見て、今でもまだ覚えていたもん。[DVD(字幕)] 6点(2010-06-21 03:52:50)《改行有》

17.  519号室 《ネタバレ》  こりゃ米版「呪怨」か、と思いました。 なるほど呪怨の人が脚本かいてるそうで。 米ホラーなのにJホラーの色が強いです。 ホラーゲーム好きの僕から言わせていただくと、ゲーム版「サイレントヒル4」に近い感じもします。 観客の想像力に委ねる作品は好きです。特にホラーというジャンルでは、脈絡が無かったり(実際はあるんだろうけれど)不条理だったりというのが好きです。 ホラーは意味不明でも楽しめてしまうところがあります。 Jホラーならではのイマジネーションを詰め込んで、まるでスプラッタや殺人鬼のような物質的なホラーが多い米ホラーとは違った、精神的なところで起こるホラーは和ならではの恐怖だと思います。 全く呪怨のようなところがあり、その恨みはその場所に宿り、その行為を永遠に繰り返して、それに関わった人を呪い巻き込み、カオスのようにその空間は歪みその恨みは強大になり、それが業となる、、、と、非常に呪怨に近いのです。 怨みはそこに留まり、永遠に繰り返す様はまるでメッセージを発しているかのようであり、そういった「思い」というものは、体がなくなってもその場所に僅かに(雰囲気として)残るのだと思いました。何かを伝えようとするためにその場所に想いが留まるのでしょう。 この作品では、コミュニケーション不足や、隣人の無関心などが原因で救えなかった悲劇を訴えるメッセージも込められているのかと、今レビューを書いていて思いました。 救われずに呪い、怨みを抱いた異世界の住人が必死で観客に訴えているかのようです。 、、、実はちょっと大袈裟に書いちゃいました。 [DVD(字幕)] 5点(2010-12-29 04:14:40)《改行有》

18.  コールドプレイ 《ネタバレ》 ノルウェージャン雪山スラッシャー・ホラーですか。 シチュエーション的にはありふれたものかもしれません。 しかしB級ホラーの中では映像も良い方です。 退屈もあまりしません。 多くのスラッシャーホラー映画のように青春映画っぽいところもありますが、こちらは少々お上品な感じです。 さすがヨーロピアン。どっかのガバガバ大国とは大違いです(←怒らないでね)。 それぞれのカップルを引き離すことにより、人間関係におもしろさが出たか?。 最初はイエティが出てきたのかと思った。 真っ白なので凍てつくような寒々しい感じです。 その寒さはもしかしたらば「シャイニング」「生きてこそ」のような感じです。 殺人鬼は気の毒な人です。死ぬときも悲しそうな目をしていました。 その目でこちら側に訴えかけるのです。 しかし、そんな目で同情を誘ってもダメです。この殺人鬼が。 、、、う~ん、点数の方は、、、テンポも映像も良さ気だし、とりあえず現時点での平均点の5点を付けときましょう。[DVD(字幕)] 5点(2010-08-14 03:25:45)(良:1票) 《改行有》

19.  ゴーストライダー 《ネタバレ》 これはバイクが好きな人は喜ぶでしょう。ドクロが好きな人は喜ぶでしょう。 バイク・スタントが好きな人は少し興奮するでしょう。 ダークなヒーローものが好きな人も少し喜びそうです。 ビジュアル的にはアメコミモノの中でも好きなほうです。 炎に包まれ、鎖を体に巻きつけるところなんか、男らしくワイルドでカッコいいです。 (男って、こういうゴッツいヴィジュアルが好きなんです) だから革ジャンやバイクなどのワイルドさを楽しみました。 こんな厳ついヒーローに「お前はいい人間だ」なんて言われたら、嬉しくなっちゃいます。 不良に褒められた感じです(なんて書くとイジメられっこみたい)。 ただ、戦闘シーンやアクションなどは、ちょっとつまらないです。 彼がバイクで通った後、街が凄い勢いで破壊されていましたが、その後で掃除したり修理費用を払ったりする人たちの手間を考えると、それってヒーローなのに「悪い奴じゃん!」「な~にがヒーローだ!」なんて、つまらないことを思っちゃいました。 このヒーローは反エコイズム精神で決めちゃってます。 だってあの炎から二酸化炭素が出続けるんですから。 でっかいバイク乗りまわして爆音たてりゃ迷惑なヒーローですが、まあ、最近の偽りだらけの資本主義エコエコ詐欺に立ち向かってるって意味ではヒーローです(あ、このヒーロー自体が資本主義の上に成り立っているというのを忘れてました!)。 ヒーローもいろんな派閥があるのです。 悪魔どもが結構不気味だったですよね(それほどでもねーか)。 昔、大好きだったアメコミの格闘ゲームがあって、そこに「ブラックハート」って出てきて不気味な印象だったけれど、それがコイツなの? 、、、やっぱ最近のハリウッド映画ってヴィジュアル面だけを楽しませる、ってのがありますよね。 [地上波(吹替)] 5点(2010-08-13 02:06:33)《改行有》

20.  ゴーストシップ 《ネタバレ》 やっぱりやっぱり一番に衝撃的だった場面は、冒頭の船上パーティーでの大殺戮!大残虐人体切断場面です。 これは怖いというよりも、ちょっと残酷でしたね。今まで楽しそうに談笑し、上品に踊っていた人たちに急に死が訪れるのですから。何が起きたかも分からず、自分の死を受け入れられないようで、、、あの状態で助かろうとしている様子は残酷絵図そのものです。 もし”スプラッター好き”な人で、この作品を未だ観ていない人は、この場面だけを見て気を引き締められるのも良いでしょう。 不謹慎な言い方でしたが、やはりそれだけショッキングな場面が無いと、ホラーとしてなかなか自立しません。 ある意味では名場面というか、ホラー界で「伝説」として語り継がれるに相応しい場面かもしれませんぜ。 それにしても「幽霊船のホラー」はやっぱりファンタジー色が強くなっちゃいますね。 廃船に少女の幻影を見るというシチュエーションは素晴らしいです。 まさにファンタジー好きにはたまりません! しかし全体的に弱いというか、、、(生意気を言ってすみませんね!)「いつか2度目も見たいか?」と問われれば、「もう見なくても良いかな」と、自分の中で答えが返ってきてしまうくらいにこの作品は全体的に弱い印象です。 「シャイニング」「タイタニック」「ターミネーター2」らしき部分も少々見受けられます。 船長さんや女歌手の幽霊が「シャイニング」っぽかったかもしれません。 「シャイニング」っぽいといえば、冒頭の回顧場面のちょっとレトロな雰囲気です。 レトロでロマンチックでなかなか良いです。 スタッフロールや作品タイトルのロゴとか、なかなかレトロな雰囲気に凝っていて、幽霊船ホラーに合っていました。 最後の幽霊船が海に沈んでゆく場面では、オーロラが降り注ぐファンタジックな情景で、沢山の魂が天に昇ってゆく様は、幻想的というしかありません。 まるでFF-Xのユ●ナちゃんによる異界送りみたいです。[DVD(字幕)] 4点(2009-12-15 02:42:39)《改行有》

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