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プロフィール
コメント数 2267
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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21.  インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》  期待通りの面白さ。いや、平均点が低いのを事前に知っていたので、期待以上の面白さといったほうが正しいかもしれません。  人には誰しも変身願望があります。この映画の主人公はそれを望んでいませんが、それを望んでいる私にとっては、その変身願望を満たしてくれる作品のひとつ。初代ハルクも好きだったのですが、これもかなり好きです。  マーベル作品はストーリーが単純明快で良いですね。とにかく心拍数が200になれば変身。だから別に怒らなくても、走り回って息がきれるだけで変身しちゃう。まあそこは『怒ったら』に限定して欲しかったところではありますが。  ハルクの出し惜しみ感はグッドです。いきなりハルクに変身しちゃったっぽいプロローグ。2回目の変身は暗闇バトル。そして3回目の変身で、ついにお日様のもと、ハルクの全貌が明らかに。いいです。すごく。3回目の明るい日差し、広いグラウンドでの軍とのバトルは最高です。正しいCGの使い方。こんなにクリアで迫力もスピード感もある映像を楽しめるなんて良い時代になったもんです。  彼女とは最後の最後で結ばれるのかと思ったのですが、わりとあっさり再会しちゃいましたね。でもそれはそれで良かった気がします。タクシーで、彼女のほうがブルースより怒っているのが面白い。スターンズ博士や、ダイナーの店主、精神科医など、脇役もそれぞれ良い味出してます。  個人的には『アイアンマン』も良かったけれど、『ハルク』のほうがちょっとだけ好きです。特にラストバトルの豪快さが良かったね。中盤から終盤にかけての盛り上がりは大事。  ちなみに妻は『アイアンマン』のほうがかっこよくて良かったと言っております。なんでも、ハルクの緑色が気持ち悪いんだとか。身もフタもないぜ。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-10-30 03:28:54)(良:2票) 《改行有》

22.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 《ネタバレ》  子供の頃見たときは凄く面白かったのですが、今見るとそうでもありません。時代的なものもあるのかもしれません。ですがBTTFシリーズは今見ても面白いので、やはり子供向けということなのでしょう。  それにしてもちょっと子供が強すぎませんか。いくらなんでもっていうくらい子供が強すぎる。  それと冒頭の諍いの結末が放置なのが少し気になってます。毒を盛った悪人たちはそのまま?ダイヤはどこへ?そんなことを気にしていたら、罠にはめられて飛行機墜落。ここはインドの山奥?原住民達に助けられ、原住民達から願い事。仕方がないので、原住民たちの頼みを引き受けるジョーンズ博士。子供のときはわかりませんでしたが、ここまで成り行き任せのストーリーだったとは。なんか浪漫がないです。  『冒険に出る準備をするワクワク感』、それがこの映画には足りません。  ヒロインウィリーとのやりとりは好き。虫の中に手つっこむシーンで、『自分でやりなさいよ』ってゆうシーンはいつ見ても笑える。トロッコの疾走感最高。  でもなんだろう、やはりこのシリーズってどうしても敵との追いかけっこがドリフに見えて仕方ないです。もちろんその軽さも本作の良さではあるんでしょうが・・・。アドベンチャーならではのスペクタクル、それがいまいち感じられないのです。[DVD(字幕)] 5点(2019-10-27 12:28:15)《改行有》

23.  インベージョン 《ネタバレ》  どっかで見た映画だと思ったら、『SF/ボディスナッチャー』のリメイクだったのか。なるほど。どーりで。  個人的にはこちらのほうが好き。『SF/ボディスナッチャー』より上映時間が短く、テンポがよく、それでいて見所が多い。前半の雰囲気作りがとても上手い。  序盤にちょいちょい街の様子をさりげなく挿入しているのが大事。自分が知らない間に少しずつ変わっていく街。日常。マジョリティーだった『人間』という種がいつの間にかマイノリティーへとすり替わっていく恐怖。これぞホラー、これぞSFでしょう。  巷の評判は厳しいみたいですが、私は好きです。とっても。ゾンビやモンスターと違ってぱっと見は人間。外見ではその脅威に気付けない恐怖。オリジナルのもつ最も重要な核となる恐怖が引き継がれているのが大事。そこさえ変わらなければ、『免疫』や『睡眠』なんかの追加設定やアレンジがされていても全然問題ないわけです。  オチは賛否両論ありそう。『SF/ボディスナッチャー』のバッドエンディングも嫌いではありませんが、丸く収まっちゃうこちらのほうが好みです。点数低かったから期待していなかったのですが、リメイクだから低かったのですね。オリジナルより点数が低くなりがちなのはリメイクものの宿命。納得です。  迷っている人がいたら、この映画に関しては平均点をあまり気にせず鑑賞することをオススメします。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-09-12 01:05:11)(良:1票) 《改行有》

24.  イースタン・プロミス 《ネタバレ》  思い雰囲気。暗いトーン。ミステリアスな人々。『いきなり首を切られる人』『血だらけで助けを求める少女』断片的で衝撃的なオープニング。いったいどんな謎やドラマが隠されているのか。  いやいや、何てことはない、よくある潜入捜査ものでしたね。  日記に書かれた少女の秘密。その内容は悲惨なものでありますが、マフィアの性犯罪を立証するくらいの扱いで、『さもありなん』の域は出ていません。本格的なミステリーではないみたいです。  ボスの息子キリル、マフィアのボス、潜入捜査官、誰を見てもステレオタイプで、この映画ならではのキャラクターに昇華されてるわけではありません。既視感はあるものの、一人一人の人物描写は精巧で完成度は高いです。  ストーリー、真相は、雰囲気に騙されそうになりますが、結構浅い。とは言え、娯楽作品とも言い難い。でも深みのあるドラマではない。うーん。物語の着地点が気になっちゃうし、目を引くシーンは多くあります。ですので暇つぶしにはなりますが、それ以上にはならない映画です。[DVD(字幕)] 6点(2019-08-19 04:28:29)《改行有》

25.  インサイド・マン 《ネタバレ》  まじで難解。難しすぎ。最期まで見たのに全然スッキリしない。まったく、スパイク・リーはいつもいつもやってくれます。この監督とは本当に相性が悪いみたいです。  真相が気になるから集中はきれない。かといって、クライマックスまで突き進んで、その真相がわかるかと言うと、わかる人にしかわからないようになっている。ちなみに私にはわからない。悲しい。3割くらいしか理解できていない。いや、3割も理解できてんのか?  まず、強盗グループの目的は、アーサー・ケイスの所有しているダイヤ、指輪、書類の3点。指輪だけ刑事のためにあえて残す。ダルトンの『指輪は信頼できる人間に預けてきた』というのは、フレイジャー刑事のことでしょう。ちなみにこのセリフは相当好き。  4人のうち3人は人質に紛れて脱出。フレイジャー達からの尋問も受けている。ここでもしその3人が誰か見抜けるような人であれば、相当面白いのでしょう。私は誰が誰やらピンと来ていない。  ダルトンは事件の1週間後に堂々と正面から出て行きます。そのための工事だったんだね、とここでわかります。いや、もちろんわかる人はもっともっと前にわかっているのでしょう。  とにもかくにも、アーサー・ケイスの隠したかった闇歴史の部分がクローズアップされずに映画が終わっちゃうので、『大山鳴動してねずみ一匹』という感想しかでてきません。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-05-09 03:41:59)(良:1票) 《改行有》

26.  インビクタス/負けざる者たち 《ネタバレ》  とても良い映画なんだってのは伝わってきます。しかし私はラグビーになじみがない。アパルトヘイトは義務教育で習った程度のことしか知らない。こーゆー映画を楽しもうと思ったら、最低限の予備知識というものが必要みたいですね。自身の勉強不足、知識不足により、物語に入り込めきれず。  この映画はきっと政治ドラマ。そしてスポーツもの。サクセスストーリの様相を呈しながら、伝記的意味合いも強い。そのどれもに均等に力を入れています。良く言えばバランスがとれていると言えます。めっちゃ悪く言っちゃうと、散漫。  映画が始まってすぐ、ネルソン・マンデラが全職員の前で演説をします。それを聞いただけで知りたくなる。『ネルソン・マンデラは祖国を変えるため、どんなことをやったのか。』でもそれは描かれません。マンデラがひたすらラグビーにのめりこむ人にしか映らないのです。アパルトヘイトの象徴であった白人主体のラグビーチームを国民全員で応援することで、黒人と白人の気持ちを一つに統一しようとする。それはそれで悪くない。でも他にどんな改革をしたのか。それが知りたくなっちゃうのです。  そしてラグビー。弱小国でスタート。となれば、当然強くなっていく過程が見たいじゃないですか。ありきたりな展開でも良いんです。サクセスはベタで良い。それが見たいのです。で、まずは大統領から激励。ふむふむ、それで。あれ?もう試合?しかも勝利。そこから先は全勝。そしてエンドロール。なぜそんなに強くなったのか。それが見たいのに。それが描かれていれば、もっと感動できたかもしれないのに。これでは精神論だけでワールドカップを制覇したように見えちゃいます。この作品ではラグビーが民族融和の媒体としてしか描かれていないのが物足りなかったですね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-04-10 08:27:20)《改行有》

27.  イップ・マン 継承 《ネタバレ》  シリーズ3作品、ずっとイップマンを支え続けてきた奥さんが亡くなる、シリーズ中最も悲しい作品。  奥さんの看病をするイップマン。奥さんとダンスするイップマン。イップマンが奥さんとの思い出を振り返るクライマックスは、涙ナシでは見られません。  そしてアクション。3作品中最も豪華かもしれませんね。  お約束の、多対一の大乱闘あり。謎のタイ戦士とのバトルあり。マイク・タイソンとのバトルあり。更には、あのマックス・チャン演じるもう一人の詠春拳チョンとのバトルあり。見所盛り沢山。鑑賞中飽きるということはまず無いでしょう。  ストーリーも、すっきりしていてわかりやすい。  敵味方もはっきり分かれています。  ただ、前2作で描かれていた『抑圧された怒りの解放』からくるカタルシス、これは正直弱いです。  地上げ屋が小学校に乗り込んだり、火ぃつけたり。この辺は悪役全開でよかったのです。でも敵の準リーダー格の人間が、単なるチンピラ。大ボスのマイク・タイソンも、意外にクリーンファイトで決着をつけちゃいます。よって、イップマンが問答無用の鉄拳制裁って感じにはならないのですね。暴力、放火、子供の誘拐とやりたい放題やってきた悪行への制裁がなんか軽い。  つまりはアクションへの動機付けやストーリーテリングがきれいすぎて、パンチに欠ける内容になっちゃってます。もっと言うなら、物足りない。  ですので、この作品はイップマンの伝記的意味合いのほうが強いのかもしれませんね。  ちなみに、ブルース・リーのバトルが無かったのが個人的に残念でした。前作同様紹介だけで、本編にはからんでくれないのですね。[DVD(吹替)] 7点(2018-05-21 06:30:22)《改行有》

28.  愛しのジェニファー 《ネタバレ》  いやー、すごいですね。なかなか気持ち悪いじゃないですか。  冒頭、ジェニファーとの出会いのシーンで、ラストまで読めてしまうという、まさに『あるある』ホラー。だけど最後まで目が離せない、わけのわからん迫力があります。この映画を一言で言うなら、『ジェニファーが強烈』。これに尽きます。  ジェニファーは動物ですね。好きになったオスは家族。それ以外は食料。もし人間が動物としての本能だけで生きたらこんなに恐ろしいことになっちゃうぜって感じでしょうか。  飼い猫を食べちゃうシーンから、ショッキング映像シリーズは過激さを増していきます。エイミーがピークかなと思いましたが、ラストにもう一押し。活け造りとは、いやはやまいった。『悪魔のいけにえ』ファミリーですぐレギュラーになれますね。『クライモリ』ではトップに立てるかも。  そして、怒涛のエンディング。わかっちゃいたけど、わかっていたからニヤリとしてしまうラスト。  大変良く出来ている、かどうかはわかりませんが、力作なのは間違いありません。  顔はともかく半分以上はジェニファー裸なんで、鑑賞はお一人様をオススメ。  で、面白いんだけど、あんま好きじゃないタイプのプロットなので、6点で。[DVD(字幕)] 6点(2018-04-28 03:54:12)《改行有》

29.  イントゥ ザ ブルー 《ネタバレ》  サルベージを題材としたサスペンスアドベンチャー。海中の映像がきれいなので、水族館が好きな人は楽しいと思います。  サメなんかも結構泳いでいて、これがCGなのかどうかはわかりませんが、本物だとしたら俳優さん達の度胸が凄い。私はCGの見分けがへたくそなので、どんな作品でも実写を見ているかのように楽しめます。この作品も、本当にダイビングをしているかのように楽しみました。  さて、ストーリーですが、前半は海ん中でいろんなもん拾いまくって、飛行機見つけちゃったりして、アドベンチャー的ワクワク感が楽しい。で、飛行機の中でコカイン見つけたあたりから、次第に不穏な空気に。サスペンスよりになっていきます。  後半のストーリー展開は、個人的にはいまいち。特にアマンダとブライスが勝手にコカインひきあげて、密売組織のレイエスに売りつけようとしたあたりから、話がごちゃごちゃしてきます。このあたりは、脚本が練られていないのか、演出がよくないのか、いまいちわかりにくくて話がとびとびで、ストーリーに入り込めません。ベイツがレイエス殺しても、『何で?』って感じにしかならなくて、サプライズがサプライズになっていません。要は、サスペンス的面白さがいまいち機能していないように感じるのです。  また、ブライスがなかなかのクソヤローなのも、この作品では多分マイナス。アマンダも同様。ジャレッド、サム、ブライス、アマンダの4人が、なんだかんだ言いながら互いを思いやって、協力して、機転やアイデアで危機を乗り越えていくようなストーリーだったら、もっと好意的に見られたかも。  サメがからむシーンはホラー要素もあり、なかなかの迫力。一つ一つのシーンは結構良かったりするので、もう少し後半どうにかならなかったのかなーと、思っちゃいます。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-04-14 14:21:40)(良:2票) 《改行有》

30.  イップ・マン 葉問 《ネタバレ》  スピード感あふれるカンフーアクションは健在。前作同様、カンフー好きにはたまらない仕上がりです。  ストーリーは前作よりもなんか『雑』。ドラマ性は前作のほうが強かった気がしますね。ただし今作は非常にわかりやすく、『弟子が増えて活気づく武館』『各武館の師匠たちとの対戦』『ボクシングチャンピオンとの異種格闘技戦』など見所が多いです。エンターテイメント性が強くなった感じがします。  その一方で、『父親、師匠としてのイップマン』と『一武術家としてのイップマン』を同じウェイトで描いてしまったために、ややどっちつかずの印象もあります。サクセス好きの私としては、前半の流れが結構好き。『これから武館が大きくなっていって、生活が少しずつ上向くのだろーか。』とその展開にわくわくしていたのです。ところが中盤以降は『イギリス人ボクサー』VS『中国人武術家』の様相を呈して、前半のプロットはどっかいっちゃいました。前半と後半で全然違う作品みたいです。  『滞納していた家賃』『月謝を払えない生徒たち』『洪拳の若者たちと詠春拳の若者たちとのトラブル』そのどれもが明確な決着を劇中では見せません。そんな小さなこと気にしない人のほうが多いんでしょうけど、気になる人は気になるんですよっていう作品です。[DVD(吹替)] 7点(2018-01-22 12:41:14)《改行有》

31.  イップ・マン 序章 《ネタバレ》  カンフー映画と言えばジャッキー・チェンにリー・リンチェイ、この二人の作品が大好きなのですが、ドニー・イェン、この人も凄いですね。スピード感あふれるカンフーアクションはジェット・リーを彷彿とさせます。  聖人君主であるイップマンも、ひとたび拳を握れば鬼のような強さ。切れ味鋭いカンフーが炸裂。誠実な人柄と鬼神のような強さとのギャップがたまらないです。  実話がベースになっているらしく、ストーリーは超マジメ。ちょっと真面目すぎるくらい。戦争が始まってからはかなり暗いテンションで最後まで突っ走るので、お気楽なエンタメムービーとは言えないかもしれません。爽快感あふれる勧善懲悪ストーリーを期待していたので、その辺は鑑賞時の気分とソリが合わなかったです。  前半、道場破りが次々と武館の館長たちと戦っていくシークエンス。その道場破りをたたきのめすイップマン。この辺のノリが一番好きです。後半も見応えはあるんですケドね。その辺は好みの問題です。[DVD(吹替)] 7点(2018-01-08 12:45:03)(良:2票) 《改行有》

32.  愛しのアクアマリン 《ネタバレ》  女の子達と人魚、そしてハンサムボーイの交流を描いたラブコメディ。主役の一人が『人魚』ということ以外は、いたって普通。  駄作、凡作というには可哀想だけど、良作というにはあまりにパンチが足りない気がします。  人魚のアクアマリン。容姿はかわいいのですが、人物的魅力はいまいち。なにしろ脚本が恐ろしくつまらないので、感情移入するのは難しいかもしれません。クレアとヘイリー、この二人は結構良いのですが、ちょいちょい『自分の事しか考えていない発言』が見えちゃいます。どのキャラも、魅力的な人物に仕上がりきれていないのです。  ただ、そんな凡庸な3人だからこそ、願い事の変更シーンが、ちょっとだけ感動してしまいます。  つまり、脚本も演技も演出もイマイチなんですが、作品としてのバランスは良いんですよね。  なんだかんだ言っても女の子たちはかわいいし、ラストもそれぞれハッピーエンドで締めくくられるので、後味は良いです。物足りないのですが、それなりに楽しいです。  細かい注文つけたいところはいっぱいあるのですが、おおらかな気持ちで見れば、雰囲気を楽しめる作品です。  映画通の人には勧められないケドね。  同じ人魚のラブコメなら、『スプラッシュ』のほうが断然面白いと思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-06-29 10:18:32)《改行有》

33.  イタリア的、恋愛マニュアル 《ネタバレ》  正直退屈でしたね。  最初のカップルは男がストーカーじみていて引きます。  そして自己中。女性がどこにひかれたのかわかりません。ですがハッピーエンドだし、後味は悪くないです。  で、次のエピソードからは熟年夫婦ばかりでてきて、まったく興味が湧きません。  登場人物も共感できない人ばかり。  内容も、倦怠期、浮気、不倫のオンパレードで、見ていて全然楽しくない。  リレー形式でつながっていく手法は好きですけどね。  ラストのエピソードで出会ったのは、もしかして1話目のお姉さんですかね?違うかな?  1話目の彼が本屋の店員として4話目に出てくるような演出も好きです。  ただねぇ・・・。映画として面白いかなぁ、これ・・。  この作品に関しては、内容が地味なので、吹替えのほうが面白いかもしれないです。  私は字幕で観たのですが、あとで吹替えで少し見直してみたら、吹替えのほうが感情が感じられて良かったです。[DVD(字幕)] 3点(2017-04-30 19:00:05)《改行有》

34.  イン・ハー・シューズ 《ネタバレ》  ん~、良い映画っぽくしているし、実際そうなんでしょうが、・・私は微妙でした。  マギーとローズ、タイプは違えど他者への依存心が強いという点では似たもの同士。  依存心が強い人間というのは、とかく自己中になりがちです。二人の自己中心的な振る舞い、言動を見ていると、とても愉快な気分にはなれません。  もっとコメディコメディしていれば良いです。ですがこれはかなり真面目に作られたドラマ。正直『楽しさ』よりも『痛さ』のほうが目についてしまいます。  それに、これは私の価値観の問題ですが、途中で仕事を投げ出す人間が嫌いです。  仕事にプライベートを持ち込む人間も嫌い。  そーゆーわけで、主演の二人、どちらにも感情移入できないんだから、見ていて楽しいわけがないんです。  二人以外にも、父親の後妻、こいつがまじで性格悪くて胸糞が悪くなります。  もちろん、エラやスタインのような良心的な人間も多くいます。  『誌の朗読』や『お買い物ビジネス』のようにハートフルなエピソードも良い味出しています。  姉と妹の心の変化、成長、人とのつながりを通し、泣けるシーンや感動するシーンだってあります。  ただどうしても『ダメ人間が良いことすると、とても良い人に見えちゃう』心理が働いているような気がして、素直な気持ちになれないんです。前半の妹、後半の姉、どうしても好きになれない。  二人に共感できないってのが致命的。映画としても面白いかどうかは人によると思います。[DVD(字幕)] 5点(2017-04-17 02:13:46)《改行有》

35.  イナフ 《ネタバレ》  いろいろな教訓が得られる社会派ドラマ。  『簡単に人を信用するな。』  『逃げるときはキャッシュで。』  『短時間でも電話は盗聴される。』  『親権裁判前に異性といると不利になる。』  『相手がFBIでもドアを開けちゃいけない。』  『結局は腕力がものを言う。』  ・・・まったくどれもこれも実生活では役に立ちそうにない教訓ばかり。  唯一役に立ちそうなのは、『人の携帯を勝手に見るもんじゃない。』ですかね。  それにしてもこの映画のジャンルって何になるんでしょう。  ラブストーリーからのサスペンスからのスパイもの・・・  いや、これぞ『リアル鬼ごっこ』か。  いやいやいや、私にとってこれは『グラップラー刃牙』でした。  ジェニファーロペスの掌底2点+膝蹴り2点+肘うち2点+目潰し2点、そして何の前触れもなくいつの間にか『伝説のトレーナー』みたいな立ち位置にいた謎のトレーナーに2点、しかし、まるで反撃できない旦那に-2点。  やはりライバルは強くないと、盛り上がらないっすよ。  ところでこれ、何の映画でしたっけ?[DVD(字幕)] 8点(2017-01-19 06:18:26)《改行有》

36.  インファナル・アフェア 無間序曲 《ネタバレ》  残念ながら、1作目の緊迫感と衝撃には敵わず。  一番の原因は、潜入をしている二人がメインではないからでしょう。  ウォン警部とルク警部。マフィアのほうではサムとハウ。そしてサムの妻マリー。  そういった人物たちを中心に物語は展開していきます。  よって、前作のような衝撃のラストが待っているわけではないので、サスペンス色は弱めに感じます。  ですがクライムムービー、マフィアものとしては素晴らしい完成度で、見所が多いのは確かでしょう。  ただ、クライマックスが中盤くらいでいっきに押し寄せるため、終盤からラストにかけては消化試合のような雰囲気に。  この後半でラウとヤンがそれぞれの潜入を活かしたあっと驚く展開ストーリーが待っているかと思いきや、何もなし。前作の説明書的役割に落ち着いちゃってますね。  まあそれでも、ハウの2年分の証拠をきっちり集めたヤンは評価しましょう。  その一方で警察内部に潜入しているラウは果たして何の役に立っているのか?  そもそもラウを警察官に仕立て上げなくても、サムはウォン警部から情報を仕入れられるのだから、ラウ潜入の必要性がほとんど感じられないのは残念ですね。  怒涛のごとく死者の山を築いていく中盤から後半は、その勢いに圧倒されること間違いありません。  バイオレンスギャングムービーとしては良作、なんでしょうが、そうなってくるとあまり好きなジャンルではないんですよねー、これが。[DVD(字幕)] 7点(2016-11-13 04:29:55)(良:1票) 《改行有》

37.  インシデント 《ネタバレ》  『面白い。』『笑える』というご意見が多いなか、私にとってはしっかり『怖い』作品です。  スラッシャーものの宿命で、殺人鬼が出てきちゃうと怖さが半減します。ですが、殺人鬼が出てくるまで、『いつ、どこに、何が潜んでいるのか』、見る者の恐怖心を煽る演出はなかなか巧みです。  つまりは、定番のスラッシャーものとして、完成度が高く、大変面白いです。  また、ミステリー要素もあり、物語終盤まで謎をひっぱっているのが、更に物語を面白くしています。  シチュエーションの作り方も上手いです。  例えば、階下では大勢の人間が集会に集まっているのに、その裏側では主人公のジョディと友人ティミーが殺人鬼に襲われるというシチュエーション。死角で行われる殺人鬼の凶行にこの作品のオリジナリティを感じます。  『バージン・キラー』という情報により、学生達が乱交パーティに走ってしまうというアイデアも斬新。  そしてブリタニー・マーフィ。  なかなか魅力的な女優さんです。  他にどんな映画に出演してるのだろうと検索してみたら、既にお亡くなりに・・・。ちょっとびっくりです。そして惜しい。  終盤、『若者達が集っているところに殺人鬼がつっこんでくれたら面白くなるのに』と思っていたら本当にその通りに。  変な爽快感まで味わってしまいました。  怖いし、ハラハラできるし、逃げ回る緊張感も体験できて、謎もある。個人的に、超オススメの傑作です。[DVD(字幕)] 8点(2016-04-10 16:29:04)《改行有》

38.  イベント・ホライゾン 《ネタバレ》  全体的に、雰囲気で押していくような作品で、このような抽象的なホラーは好みではありません。SF全開のスタートに期待が高まったのですが、物語が進むにつれて次第に興味が薄れてしまいました。  『2040年に消息を絶ったイベント・ホライゾン号。ブラックホールの向こう側へと行き、そこで闇を連れ帰ってしまう。その闇は人のトラウマや罪の意識を具現化させる能力をもつ』簡単にまとめるとこういう話なわけです。今作の場合、ミラー館長やウェアー博士、クレア、ジャスティンが標的となります。完全に闇に魅入られちゃったのはウェアー博士のみ。ほとんど人間をやめてしまいます。ただその状態までいっちゃったのがウェアー博士だけっていうのは、何とも物足りない話です。  これだったら、航海日誌の映像に残されていたイベント・ホライゾン号の惨劇のほうが、よっぽど興味をそそられます。  トラウマを完全に具現化させてしまうという素晴らしい発想が、思いのほか活かされきれずに終わってしまったのが残念。いくらでも怖く、スリリングな映画にできそうなのに、肝心の恐怖演出は効果音やBGMに頼りっぱなしになっている印象です。  期待が大きかっただけに、このストーリー展開は残念。悪くはないんですが良くもないって感じの作品ですね。[DVD(字幕)] 5点(2014-05-29 01:34:07)(良:1票) 《改行有》

39.  イレイザー(1996) 《ネタバレ》  シュワルツェネッガーものとして、アクションものとして、十分に楽しい良作だと思います。  ジョン・クルーガー(シュワルツェネッガー)は筋肉ばかりに目がいきがちですが、意外と頭脳プレーも頻繁に挟み込んでいて、その辺見ていて小気味良いですね。守られ係兼驚き係のリー・カレンも、そのべたな存在感がこの映画にはぴったり。  EM銃、ワニ、スカイダイビングなど、視覚効果で楽しませる演出がたくさん用意してあるのもとても嬉しい気配りです。  この手のタイプの娯楽映画は、遊園地に行くようなものです。何が出るかは、誰だってある程度の予想はつくわけです。なんとなく予想がついちゃうエンターテイメントだからこそ安心して楽しめるんですよね。超個人的な感想を言わせてもらうと、それがこの作品の最大の長所であり、最大の魅力だと思います。  まあでもね、仮にも連邦保安官達なんだから、さすがに裏切り者が多すぎるでしょうというところは気になりました(笑)それくらいかな。あとはつっこみありきのジャンルですから。それも込みで楽しんじゃいましょー。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-13 08:55:04)(良:1票) 《改行有》

40.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 《ネタバレ》  人間ドラマとホラーを絶妙なバランスでミックスさせた傑作です。この映画特有の雰囲気を作り上げちゃっているところに、この映画の個性が感じられます。  トム・クルーズのレスタトは、ヴァンパイアという運命を受け入れ貪欲なまでに欲望に忠実であるところに美しさと魅力を感じます。そしてブラッド・ピットのルイスは、人としての魂の輝きが失われないままヴァンパイアとなってしまったその切なく、苦悩する姿にひきつけられます。そして、このレスタトとルイスの相反する個性が、お互いの存在をよりくっきりと鮮明に浮かび上がらせるわけです。相乗効果というやつですね。  更に、この二人だけでも充分すぎるほどの存在感なのに、そこへ登場するのがキルスティン・ダンストのクローディア。てっきりルイスのおまけのような、マスコット的なキャラクターかと思いきや、立派な第三勢力として強く輝きます。  彼女ははっきり言ってレスタト側です。だからこそ、レスタト同様、ルイスに強くひかれたのでしょう。レスタトもクローディアも、人間としての心の最も美しい部分を残したままヴァンパイアとなってしまったルイスのその魂の輝きに、メロメロになっちゃっています。この危ういバランスの三角関係が何とも背筋が寒くなるような緊張感を生んでいる前半が、個人的にはこの映画のハイライトでした。  難を言うならば、前半の完成度が高すぎたために、レスタトが退場になってからの後半がどうしても蛇足気味に感じられてしまうのが残念といえば残念。  もちろん、後半は後半で楽しめるんです。映画としてのエンターテイメント性は十分です。でも前半ほどの魅力が感じられないというか、半減しちゃっている気がするんです。それくらい、レスタト、ルイス、クローディアの3人のドラマが良かったってことなんですけどね。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2013-12-09 00:50:50)《改行有》

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