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プロフィール
コメント数 2267
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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41.  愛しのジェニファー 《ネタバレ》  いやー、すごいですね。なかなか気持ち悪いじゃないですか。  冒頭、ジェニファーとの出会いのシーンで、ラストまで読めてしまうという、まさに『あるある』ホラー。だけど最後まで目が離せない、わけのわからん迫力があります。この映画を一言で言うなら、『ジェニファーが強烈』。これに尽きます。  ジェニファーは動物ですね。好きになったオスは家族。それ以外は食料。もし人間が動物としての本能だけで生きたらこんなに恐ろしいことになっちゃうぜって感じでしょうか。  飼い猫を食べちゃうシーンから、ショッキング映像シリーズは過激さを増していきます。エイミーがピークかなと思いましたが、ラストにもう一押し。活け造りとは、いやはやまいった。『悪魔のいけにえ』ファミリーですぐレギュラーになれますね。『クライモリ』ではトップに立てるかも。  そして、怒涛のエンディング。わかっちゃいたけど、わかっていたからニヤリとしてしまうラスト。  大変良く出来ている、かどうかはわかりませんが、力作なのは間違いありません。  顔はともかく半分以上はジェニファー裸なんで、鑑賞はお一人様をオススメ。  で、面白いんだけど、あんま好きじゃないタイプのプロットなので、6点で。[DVD(字幕)] 6点(2018-04-28 03:54:12)《改行有》

42.  イントゥ ザ ブルー 《ネタバレ》  サルベージを題材としたサスペンスアドベンチャー。海中の映像がきれいなので、水族館が好きな人は楽しいと思います。  サメなんかも結構泳いでいて、これがCGなのかどうかはわかりませんが、本物だとしたら俳優さん達の度胸が凄い。私はCGの見分けがへたくそなので、どんな作品でも実写を見ているかのように楽しめます。この作品も、本当にダイビングをしているかのように楽しみました。  さて、ストーリーですが、前半は海ん中でいろんなもん拾いまくって、飛行機見つけちゃったりして、アドベンチャー的ワクワク感が楽しい。で、飛行機の中でコカイン見つけたあたりから、次第に不穏な空気に。サスペンスよりになっていきます。  後半のストーリー展開は、個人的にはいまいち。特にアマンダとブライスが勝手にコカインひきあげて、密売組織のレイエスに売りつけようとしたあたりから、話がごちゃごちゃしてきます。このあたりは、脚本が練られていないのか、演出がよくないのか、いまいちわかりにくくて話がとびとびで、ストーリーに入り込めません。ベイツがレイエス殺しても、『何で?』って感じにしかならなくて、サプライズがサプライズになっていません。要は、サスペンス的面白さがいまいち機能していないように感じるのです。  また、ブライスがなかなかのクソヤローなのも、この作品では多分マイナス。アマンダも同様。ジャレッド、サム、ブライス、アマンダの4人が、なんだかんだ言いながら互いを思いやって、協力して、機転やアイデアで危機を乗り越えていくようなストーリーだったら、もっと好意的に見られたかも。  サメがからむシーンはホラー要素もあり、なかなかの迫力。一つ一つのシーンは結構良かったりするので、もう少し後半どうにかならなかったのかなーと、思っちゃいます。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-04-14 14:20:12)(良:2票) 《改行有》

43.  愛しのアクアマリン 《ネタバレ》  女の子達と人魚、そしてハンサムボーイの交流を描いたラブコメディ。主役の一人が『人魚』ということ以外は、いたって普通。  駄作、凡作というには可哀想だけど、良作というにはあまりにパンチが足りない気がします。  人魚のアクアマリン。容姿はかわいいのですが、人物的魅力はいまいち。なにしろ脚本が恐ろしくつまらないので、感情移入するのは難しいかもしれません。クレアとヘイリー、この二人は結構良いのですが、ちょいちょい『自分の事しか考えていない発言』が見えちゃいます。どのキャラも、魅力的な人物に仕上がりきれていないのです。  ただ、そんな凡庸な3人だからこそ、願い事の変更シーンが、ちょっとだけ感動してしまいます。  つまり、脚本も演技も演出もイマイチなんですが、作品としてのバランスは良いんですよね。  なんだかんだ言っても女の子たちはかわいいし、ラストもそれぞれハッピーエンドで締めくくられるので、後味は良いです。物足りないのですが、それなりに楽しいです。  細かい注文つけたいところはいっぱいあるのですが、おおらかな気持ちで見れば、雰囲気を楽しめる作品です。  映画通の人には勧められないケドね。  同じ人魚のラブコメなら、『スプラッシュ』のほうが断然面白いと思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-06-29 10:18:32)《改行有》

44.  泉のセイレーン 《ネタバレ》  普段無意識のうちに、人は自分の「欲」に関する部分にはストッパーをかけるものです。それは自分の社会的地位であったり、長年の経験で培われてきた良識やモラルだったり、さまざまな心理的制限がそこに働くからでしょう。  ましてや本作の牧師夫婦なんてものは、普通の人以上に倫理感とモラルを求められる存在。その二人が、今までの人生でおそらく関わることのなかった、倫理感やモラルとはかけ離れた芸術家一家としばらく一緒に過ごすわけです。当然、何か起こりそうな予感は最初からしていまして、そして当然何かが起こるのです。  ただそれは、著しく常識を逸脱したものではありません。確かに不倫のような行動もあっちゃうわけですが、どちらかというと精神的抑圧からの解放というほうが本作のテーマに近いと思います。  そういうわけで、決して画的にもストーリー的にも派手な展開にはなりません。かと言ってリアルかと言えばそうでもなく、むしろ後半は精神世界の解放を夢の描写を交えながら幻想的に描きます。  したがいまして、観る人によっては、退屈極まりない映画になってしまうかもしれませんね。僕はそれなりに楽しんで観る事ができました。なんかちょいちょいイギリスジョークみたいなのが入ってくるせいか、みんながぽんぽん脱ぐせいか、出てくる人達がみんな個性的な割に、他者に対して愛情とか思いやりみたいなのを持っているせいか理由はよくわかりませんが、なんか最後まで飽きることなく観られました。  ちなみに最後に一瞬だけ、ちょっとしたサプライズ演出があります。多分そーじゃないかなーとは思っていましたけどね。[DVD(字幕)] 6点(2013-06-16 17:00:27)《改行有》

45.  IT/イット〈TVM〉 《ネタバレ》  「もしもこんなスタンド・バイ・ミーがあったら?」のコーナー!  ・・・パチパチ。  ってな感じでしょうか。個人的には楽しかったんですけど。  中だるみしそうなところで出てくる恐怖演出。  本人たちにしか見えない幻覚。「本人たちにしか見えない」というのは、当事者たちを精神的に孤立させ、恐怖感や不安感を助長するのでとても良かったです。  それはそうと、ITの正体は「巨大タラバガニ説」と「巨大蜘蛛説」で真っ二つに分かれているようですが、蜘蛛が正解みたいですね。蜘蛛の巣みたいなのにみなさん捕まっていましたからね。  ・・・・んー。最後のオチというか、正体は、正直なんとも思わなかったなぁ。  なんの憤りも感じませんでした。  「おぉ!とうとう正体あらわしやがって!お前がITか!正体あらわした途端急に無口になりやがったな、おい!」  くらいは思いましたけど・・・。[DVD(字幕)] 6点(2012-07-03 12:07:00)(笑:1票) 《改行有》

46.  インファナル・デイズ 逆転人生  面白くないことはないんですけど、何か物足りない・・・。  アクションとしてはもう少しキレがほしい。  どたばたコメディとしては思い切りが足りない。  サクセスストーリーとしては爽快感が今ひとつ。  ん~。成り行きで二人の生活が上手いこと入れ替わるのはすごく良かったのですが、そのせっかくの設定を生かしきれなかった感じでしょうか。  ・・・面白い。でも何か物足りない・・。 [DVD(字幕)] 6点(2012-06-15 16:39:06)《改行有》

47.  イルマーレ(2000) 《ネタバレ》 この手の映画って、矛盾にはある程度目をつぶったほうが良いのでしょうか。手紙のやりとりをした男性が助かったのだとしたら、チョン・ジヒョンの記憶の中に出てくる、車にはねられた人は誰?手紙のやりとりをしていたからあの場で車にはねられることになったわけで、でも手紙のやりとりができたからこそ助かったラストシーン。む、矛盾が。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-07 18:31:23)

48.  イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》  劇中劇でアメリカ兵を狙撃しまくる映画を見て喜ぶドイツの高官たち。でもこの映画を見て喜んでいるあなたたちも同じ穴のムジナですよ、みたいなメッセージがあったりするんでしょうか。  ゆるい音楽に過激なバイオレンス描写。駆け引き的会話シーンが多く、その1つ1つが長い。その結果、映画は長尺になりテンポが悪く感じます。  そしてストーリー。ナチス占領下のフランスで活動する部隊の痛快活劇と思っていただけに、2章以外は全然そんなストーリーじゃなく残念。1章でショシャナの悲劇を描き、2章でバスターズによる反撃の幕が上がる。この辺まではワクワクしながら見ていたのですけどね。  1章の悲劇のヒロインショシャナと仇敵ランダ大佐。その2人が再会するシーンがあるのなら、ショシャナがランダ大佐に復讐を遂げる結末を用意してほしいところです。ランダ大佐が生き残って亡命する結末なんて納得いかないです。  酒場のシーンやショシャナの最期のシーン。それまで友好的に会話が弾んでいた人間関係を、一瞬で崩壊させるのはタランティーノの十八番。この映画はその手法に頼りきっている感じ。  ストーリー的面白さが足りない。魅力ある人物も共感できる人物もいない。でもこーゆー極端なバイオレンスシーンをいれとけば、なんか『この映画すげー』って感じになるだろう、って浅はかな考えが見えてしまう。  期待していただけに、残念な出来でした。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-10-04 21:07:57)(良:1票) 《改行有》

49.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 《ネタバレ》  子供の頃見たときは凄く面白かったのですが、今見るとそうでもありません。時代的なものもあるのかもしれません。ですがBTTFシリーズは今見ても面白いので、やはり子供向けということなのでしょう。  それにしてもちょっと子供が強すぎませんか。いくらなんでもっていうくらい子供が強すぎる。  それと冒頭の諍いの結末が放置なのが少し気になってます。毒を盛った悪人たちはそのまま?ダイヤはどこへ?そんなことを気にしていたら、罠にはめられて飛行機墜落。ここはインドの山奥?原住民達に助けられ、原住民達から願い事。仕方がないので、原住民たちの頼みを引き受けるジョーンズ博士。子供のときはわかりませんでしたが、ここまで成り行き任せのストーリーだったとは。なんか浪漫がないです。  『冒険に出る準備をするワクワク感』、それがこの映画には足りません。  ヒロインウィリーとのやりとりは好き。虫の中に手つっこむシーンで、『自分でやりなさいよ』ってゆうシーンはいつ見ても笑える。トロッコの疾走感最高。  でもなんだろう、やはりこのシリーズってどうしても敵との追いかけっこがドリフに見えて仕方ないです。もちろんその軽さも本作の良さではあるんでしょうが・・・。アドベンチャーならではのスペクタクル、それがいまいち感じられないのです。[DVD(字幕)] 5点(2019-10-27 12:28:15)《改行有》

50.  イン・ハー・シューズ 《ネタバレ》  ん~、良い映画っぽくしているし、実際そうなんでしょうが、・・私は微妙でした。  マギーとローズ、タイプは違えど他者への依存心が強いという点では似たもの同士。  依存心が強い人間というのは、とかく自己中になりがちです。二人の自己中心的な振る舞い、言動を見ていると、とても愉快な気分にはなれません。  もっとコメディコメディしていれば良いです。ですがこれはかなり真面目に作られたドラマ。正直『楽しさ』よりも『痛さ』のほうが目についてしまいます。  それに、これは私の価値観の問題ですが、途中で仕事を投げ出す人間が嫌いです。  仕事にプライベートを持ち込む人間も嫌い。  そーゆーわけで、主演の二人、どちらにも感情移入できないんだから、見ていて楽しいわけがないんです。  二人以外にも、父親の後妻、こいつがまじで性格悪くて胸糞が悪くなります。  もちろん、エラやスタインのような良心的な人間も多くいます。  『誌の朗読』や『お買い物ビジネス』のようにハートフルなエピソードも良い味出しています。  姉と妹の心の変化、成長、人とのつながりを通し、泣けるシーンや感動するシーンだってあります。  ただどうしても『ダメ人間が良いことすると、とても良い人に見えちゃう』心理が働いているような気がして、素直な気持ちになれないんです。前半の妹、後半の姉、どうしても好きになれない。  二人に共感できないってのが致命的。映画としても面白いかどうかは人によると思います。[DVD(字幕)] 5点(2017-04-17 02:12:38)《改行有》

51.  イベント・ホライゾン 《ネタバレ》  全体的に、雰囲気で押していくような作品で、このような抽象的なホラーは好みではありません。SF全開のスタートに期待が高まったのですが、物語が進むにつれて次第に興味が薄れてしまいました。  『2040年に消息を絶ったイベント・ホライゾン号。ブラックホールの向こう側へと行き、そこで闇を連れ帰ってしまう。その闇は人のトラウマや罪の意識を具現化させる能力をもつ』簡単にまとめるとこういう話なわけです。今作の場合、ミラー館長やウェアー博士、クレア、ジャスティンが標的となります。完全に闇に魅入られちゃったのはウェアー博士のみ。ほとんど人間をやめてしまいます。ただその状態までいっちゃったのがウェアー博士だけっていうのは、何とも物足りない話です。  これだったら、航海日誌の映像に残されていたイベント・ホライゾン号の惨劇のほうが、よっぽど興味をそそられます。  トラウマを完全に具現化させてしまうという素晴らしい発想が、思いのほか活かされきれずに終わってしまったのが残念。いくらでも怖く、スリリングな映画にできそうなのに、肝心の恐怖演出は効果音やBGMに頼りっぱなしになっている印象です。  期待が大きかっただけに、このストーリー展開は残念。悪くはないんですが良くもないって感じの作品ですね。[DVD(字幕)] 5点(2014-05-29 01:34:07)(良:1票) 《改行有》

52.  イントルーダー/怒りの翼 《ネタバレ》  トムキャットやイーグルといったいわゆる花形戦闘機ではなく、A6イントルーダーのような地味な攻撃機が好きな方にはきっと楽しめる映画。ずんぐりむっくりの鼻がいかす造形でたまらないです。  地上からの攻撃シーン、まるでゲームのように無数の弾やミサイルが地上から飛んでくる様子はなかなか迫力がありました。かなりきれいな映像で見やすかったのも良かったです。 A6の装備で最も驚いたのはレーダー。今、何から攻撃されているのかまでわかるあのレーダー。すごいです。「ミサイル」とか、「機銃」とか。  A6イントルーダーの魅力がつまったこの映画。ストーリーは確かに今ひとつな部分はありますが、兵器好きな人だったら見て損はないかもです。[DVD(字幕)] 5点(2013-04-25 17:07:48)《改行有》

53.  インディアン・ランナー 《ネタバレ》  「現代に生きるインディアンランナー」を象徴するフランク。  彼自身がメッセージであり、そのメッセージを運ぶのも彼自身。  兄ジョーがそのメッセージを掴み取った瞬間、そのメッセージはいつも間一髪で手からすり抜けます。  ジョーがフランクを刑務所に迎えに行ったとき。  フランクに仕事を紹介し、結婚式をあげたとき。  バーで喧嘩をしたフランクを、わざと相手に殴らせて救ったとき。  ・・・車の中での二人の会話で、ジョーも私たちもフランクがもはやランナーではなくなったと錯覚したはずです。もうフランクは大丈夫だと。  ですが、ジョーと一緒に私たちも忘れていたのです。子供が生まれることを。  フランクにとっての最後の試練。  そして、ここを救ったのもジョーの存在でした。ジョーは畑を耕しているときに見つけた、おそらくは「インディアンの矢じり」で手のひらを切り裂きます。そして言います。「これがすべてだ!」と。正直何のことやらわかりません。しかし、フランクには伝わりました!ここ大事です!フランクは結婚指輪を再びはめ、バーを出ようとします。最後の試練を乗り越え、ランナーではなく父親として生きていくことを決意した瞬間・・・  ところが、バーのマスターが、無造作にジョーが流した血を拭き取ってしまいます。  これさえなければ・・・  ハッピーエンドで終われたのに・・・  椅子で殴打するシーンに、交互に挿入されるインディアンランナーは、他の全てをシャットアウトしたフランクの純粋な感情の爆発をイメージしているのでしょう。  今回の点数は、映画のクオリティに対するものではなく、どうしても終わり方に納得がいかないという意味での採点です。  ちなみにこの映画は娯楽作品ではありませんので、観賞する際に注意力、理解力、想像力、記憶力が要求されます。ですので疲れます。 [DVD(字幕)] 5点(2012-05-28 03:25:16)《改行有》

54.  田舎の日曜日 《ネタバレ》  いつもの日曜日。定期的に来てくれる息子夫婦と、孫たち。娘イレーヌはめったに来ない。まず来ない。だけど、この日は違った。昼下がり、みんながうたた寝をしている。そこに現われたのがイレーヌ。イレーヌに起こされるおじいさん。久しぶりに会う娘。そして、娘に会ったことで、おじいさんは自分が年老いたことを急速に意識し始める。よく顔を見せてくれる息子夫婦たちは、おじいさんと共に時間を経過しているから、訪ねて来ても強く意識することはない。だけどイレーヌは違う。おじいさんに、何度も若かりし頃の自分たち家族がフラッシュバックしてくる。印象的なのが、はじめは肩車をしたり、コガネムシを焼いたりしている孫たちにずっとかまっていたおじいさんが、突然孫たちに興味をなくす。そしておじいさんの興味は息子と、特に娘イレーヌへ。  そして、みんなを見送ったあと、おじいさんは一人になって、ようやく前へと進みだす。きっとその胸にはせつなさを秘めて。  良い映画です。ストーリーは無いのに、意味はある。そんな映画です。[DVD(字幕)] 5点(2011-11-06 04:01:00)《改行有》

55.  インサイド・マン 《ネタバレ》  まじで難解。難しすぎ。最期まで見たのに全然スッキリしない。まったく、スパイク・リーはいつもいつもやってくれます。この監督とは本当に相性が悪いみたいです。  真相が気になるから集中はきれない。かといって、クライマックスまで突き進んで、その真相がわかるかと言うと、わかる人にしかわからないようになっている。ちなみに私にはわからない。悲しい。3割くらいしか理解できていない。いや、3割も理解できてんのか?  まず、強盗グループの目的は、アーサー・ケイスの所有しているダイヤ、指輪、書類の3点。指輪だけ刑事のためにあえて残す。ダルトンの『指輪は信頼できる人間に預けてきた』というのは、フレイジャー刑事のことでしょう。ちなみにこのセリフは相当好き。  4人のうち3人は人質に紛れて脱出。フレイジャー達からの尋問も受けている。ここでもしその3人が誰か見抜けるような人であれば、相当面白いのでしょう。私は誰が誰やらピンと来ていない。  ダルトンは事件の1週間後に堂々と正面から出て行きます。そのための工事だったんだね、とここでわかります。いや、もちろんわかる人はもっともっと前にわかっているのでしょう。  とにもかくにも、アーサー・ケイスの隠したかった闇歴史の部分がクローズアップされずに映画が終わっちゃうので、『大山鳴動してねずみ一匹』という感想しかでてきません。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-05-09 03:41:59)(良:1票) 《改行有》

56.  イヤー・オブ・ザ・ドラゴン 《ネタバレ》  それぞれの信念をもとに行動する、若い刑事と、若いマフィア。  二人が望んでいるのは既存権力の打破であり、改革。  立場は違えど、本当に似た者同士の二人。  この二人に、なんとなく政治家の橋本さんがかぶってしまうのは僕だけでしょうか。  しかし二人は周囲に理解されることなく、次第にそれぞれの組織の中で孤立していきます。僕には正直この孤立が一番見ていて恐ろしかったし、この二人にもう少し幅広い視野を持って欲しかった。  これでは勢いだけの底の浅いマフィアもの映画と思われても仕方がない・・・  それから、スタン、奥さん、記者の三角関係に力を入れすぎてしまったのも、この映画について言えばプラス効果よりマイナス効果のほうが大きい気がします。  映画の軸がぶれてしまっているように見えます。  中盤からはまったく両者に感情移入できず、醒めた目でしか見ることができませんでした。 [DVD(字幕)] 4点(2012-12-06 12:34:43)(良:1票) 《改行有》

57.  いまを生きる なんか許せん。なんか納得いかない。と思ってしまう話でした。[DVD(字幕)] 4点(2011-07-06 22:10:11)

58.  インターステラー 《ネタバレ》  話の半分も理解できんかった。  あれよあれよという間にクーパーが人類を救うために宇宙に行く展開がすでについていけんかった。  そもそもクーパーとマーフがあの秘密基地にたどり着いたのは、基地側の人間からすればまったくの想定外の出来事だったはず。にも関わらず、クーパーに事情を全部話しちゃって、移住先の星を決めるという重大任務を与えちゃうっていうのが理解に苦しみます。  方程式はすでに解けていた?ブラックホールに入ると方程式の残りの解がわかる?それをモールスで娘に伝えて方程式が解けた?そしたらなぜか目覚めるとブラックホールから帰還していた?人類の移住が成功していて、それは土星?わかる人にはわかるんでしょうけど、私にはまさに荒唐無稽の映画でした。  期待していた分、落胆も大きい。せめて時間が短ければ・・・。  映像の迫力は息を呑みますが、理屈がいまいち理解できていないので、それが驚きや興奮や感動につながっていきません。  宇宙だけに終始ふわふわしていて、まさに地に足のついていない映画でした。[ブルーレイ(字幕)] 3点(2021-03-28 15:03:32)(良:1票) 《改行有》

59.  イエスタデイ(2014) 《ネタバレ》  プールに飛び込めないヘタレ主人公キム。そんなキムが音楽を通して仲間と共に成長していく。そんなわかりやすい青春サクセスストーリーを期待していると、おそらく楽しめないと思います。実際そんなサクセスを期待していた私。あまりに中途半端な出来に消化不良もいいとこ。  ヒロインと思われたニーナは全然ヒロインじゃなく、ヒロインは別にいた。でも出会いのインパクトはニーナのほうが強くて変な感じ。キムもヒロインもニーナも友人達も、思わせぶりな感じが強くてなにを考えているのか全然わかりません。特にヒロインがひどい。ヒロインに魅力を感じなかったのも、この映画に気持ちが乗れなかった理由のひとつです。  学校の人たちの前で演奏し、一躍ヒーローになるようなエピソードでもあれば、それなりのカタルシスを感じることもできたかもしれません。トラブル続きで、4人そろって演奏するシーンが一度もないってどういうこと?それがこの映画の良さなんですか?何もしない、何も変わらない日常を延々と見せつけられて退屈で仕方がありませんでした。  ラストにちょっとだけ盛り上がりを見せて、ハッピーな雰囲気で幕を閉じるのが唯一の救いです。[DVD(字幕)] 3点(2020-10-17 03:17:25)《改行有》

60.  イタリア的、恋愛マニュアル 《ネタバレ》  正直退屈でしたね。  最初のカップルは男がストーカーじみていて引きます。  そして自己中。女性がどこにひかれたのかわかりません。ですがハッピーエンドだし、後味は悪くないです。  で、次のエピソードからは熟年夫婦ばかりでてきて、まったく興味が湧きません。  登場人物も共感できない人ばかり。  内容も、倦怠期、浮気、不倫のオンパレードで、見ていて全然楽しくない。  リレー形式でつながっていく手法は好きですけどね。  ラストのエピソードで出会ったのは、もしかして1話目のお姉さんですかね?違うかな?  1話目の彼が本屋の店員として4話目に出てくるような演出も好きです。  ただねぇ・・・。映画として面白いかなぁ、これ・・。  この作品に関しては、内容が地味なので、吹替えのほうが面白いかもしれないです。  私は字幕で観たのですが、あとで吹替えで少し見直してみたら、吹替えのほうが感情が感じられて良かったです。[DVD(字幕)] 3点(2017-04-30 19:00:05)《改行有》

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