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プロフィール
コメント数 1994
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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1.  三姉妹~雲南の子 《ネタバレ》 やはりドキュメンタリーだったんですね。これでドラマがあったら、きれいなお姫様と王子様の話で幕を開けた映画文化の一つの完成形だろうなと思って、観てたのですが・・。 その意味でチャンイーモウのこれと似た感じの映画「あの子を探して」「初恋のきた道」は映画史に記録されるものなのかもしれない。この映画は、字幕の人の感性だろうか?子どもたちの口から出てくる言葉のやさしさに涙がこぼれる。忘れてたものを思い出させてくれた。都会の幼稚園にこんな風景あるのだろうか?宮崎駿のスタジオジブリの幼稚園はどんなのだろう?自分は小さな頃の友だちに会いたくなった。今ほどきれいでない住環境で育った頃の皆は、今どうしてるだろう?話すことの絶えなかった小学校の自習時間。今の子にあんな時間はあるのだろうか?理想である。ネットを使う都会の子と、自然の中で育った子らが、お互い分かりあって、お互い嫌うことなく、そこにいてもいいという世界が来たら、それは世界が一つになったということだ。でも金持ち連中が怯えるかのように、同じような仲間だけで交流して、そこに周りから浮いた空間で、育ち生きて行こうとしてる、今の世界じゃ難しいかもしれない。もう一つ思ったのが、世界に日本の文化が広がるという評論家もいるが、この人たちが日本の会社にいたら、すぐ辞めるだろうな。そしてこういう人たちは損をするんだろうな・・。少し寂しいが、そう思った。[DVD(字幕)] 10点(2015-03-06 17:38:22)《改行有》

2.  柘榴坂の仇討 《ネタバレ》 再見。2度目の鑑賞の方が感動した。 この侍は、仇討ちを遂げた後、切腹するつもりだった。 その奥さんも、亭主の仕事を見届けて、自害するつもりだった。 そんな緊張感の中での夫婦の安らぎの時。 それが食事を分け与えるシーンである。 しかし時代は変わる。仇討ち禁止令が出たのだ。 (この時代の変革を見事に描写したのが、商人から金を返せとの騒ぎで、かつての侍たちが見過ごせず名乗り出るシーン。これが最高なのですね) 仇討ち禁止令が出て、果たして、刺客と出会う。 ただ何故9点にしたかというと、ここで刺客に生きろというシーンでの説得力が僕には今一つだった。 尊敬する主君が、自分の身をかえりみず、命がけで訴えた直訴を聞いてやる、そのことに 命がけでやる行為への敬意を、中井貴一演じる侍も見習うといったところか。 もう仇討ち禁止令が出ている。 その禁止令が出た時の侍の葛藤を描いてほしかった。 そして、その煩悶の末、刺客と相まみえる、その過程を丁寧に描けば、この映画は僕には満点だった。 もう一つ、この夫婦に幸あれ、ってことで、ラストの手をつなぐシーンは、 奥さんから手を握れば良かったのでは、と思います。 でも傑作です。[DVD(邦画)] 9点(2015-07-25 21:24:34)《改行有》

3.  SR3 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者 《ネタバレ》 よく主人公がいろんな経験をして、それが自己表現の芸にむすびつく、という話は多い。古くは「イグアナの夜」、最近では「ポエトリー」。しかしこのような映画が日本で生まれるとは思わなかった。第1作でバンドを離れたマイティが地獄を経験した後、最後かなでるラップは、奥が深く、観る者を唖然とさせる。そして、芸のレベルに凄みが加わったと確信する。まるで新しい芸術誕生の瞬間に居合わせたかのような経験であった。これはもう一人のバンドのラッパー駒木根との比較が興味深い。魂を譲らぬ王道を行く駒木根に対し、マイティは挫折も挫折、何度もラップを捨てた男が最後に、真の意味でのラップをかなでるという、この話は今までの映画人生、初の経験と言っていい。自主映画のような映像の映画から、こんなものを観せられるとは、油断も油断。幸せな映画を見つけた興奮で、思わずバイクで町を走った。[DVD(邦画)] 9点(2013-05-13 04:58:32)(良:1票)

4.  さよならくちびる 《ネタバレ》 素敵ですね。 スイマセン! 痛い監督かな~なんて思ってました。塩田監督のこと。 改めて、監督作品を観ようと思いました♪ 「女の子」の卒業、そして女性としてのシンガーの出発。 さらりと描いてくれました。 最高っす![DVD(邦画)] 8点(2020-02-13 00:30:01)《改行有》

5.  斬、 《ネタバレ》 60年代の時代劇を観た後に鑑賞。 やはり現代風のは気持ちがいい。 テンポのいい音楽で打ち合いが展開される様は観てて、爽快。 浪人たちも汚くて、リアルでいい。 蒼井優の存在が、今風時代劇のあり方を示す。 重そうな刀で斬り合う。 実際もこんな感じだったのだろう。 「本気のアイツに勝つ」塚本演じる澤村の一言。 悠長なことを言ってられない時代だったのだ。[DVD(邦画)] 8点(2019-12-14 18:47:46)《改行有》

6.  THE NET 網に囚われた男 《ネタバレ》 キムギドクが政治の映画をとった。それだけでもかなりスゴイ。 韓国の庶民ののたうちまわるような映画を創り続けてきた監督だから・・・ 正に今この時、北朝鮮と韓国の映画を撮るとは、本当に骨のある人だなぁと感心。 しかしこの映画が創られた時は北朝鮮とアメリカの緊張があるときではなかった。 トランプ出現後にこの映画が創られたら、どうなるか観てみたかった。 まぁそれはさておき、力作である。 キムギドクはどの作品も人間を極限状況までおいやる。 そして救いがあるときもあれば、落ち込むような内容のものもある。 あまりにも状況が登場人物をおいやるため、韓国への当局批判として見られがちなのかもしれない。 僕はこの監督は人間を描きたいだけの人のように感じるが・・ 今作では韓国よりでも北朝鮮よりでもない。 ただ政治に翻弄されて、悶絶する庶民を描いてるだけだ。 キムギドクは時代に翻弄される庶民を撮り続けることにブレがない。 ただ、ただ素晴らしい作家魂である。[DVD(字幕)] 8点(2017-12-22 10:51:58)《改行有》

7.  サウスポー 《ネタバレ》 観てて、力が入りました。ボクシング映画に外れ少ないですね。いい役者は大抵ボクシング映画に取り組んでますもんね。あのロケットボーイのギレンホールがこんな人生背負ったボクサーをやるなんて、映画を観てきて良かったなぁと思いました。サウスポーのタイトルが意味深ですね。昔の彼だったら、最終ラウンドまで自分を見失わず、ウイテッカーのコーチから教わったサウスポーを繰り出せたか・・。あれがあったから娘との新生活に踏み出せたんですもんね。名作だと思います。レンタル屋に行っても、この映画はほとんど借りられてるし・・。みんなよく知ってるなぁ。[DVD(字幕)] 8点(2017-01-08 00:24:42)

8.  座頭市 THE LAST 《ネタバレ》 阪本順治の「ザ・座頭市」ですね。 とても映画的ではあるけど、座頭市の映画ではないですね。 座頭市の魅力と言うのは、好敵手や敵とも言えない相手(時には愛する相手)と やむにやまれぬ決闘をするのが魅力です。 仲代達也と闘わせたりするアイデアも面白いですし、すべりやすい雪でのアクションのアイデアも 秀逸ですが、やはり阪本映画としてしか面白がれなかったですね。 このタイトルにめげずに、どんどん色んな監督が座頭市を創れればいいんじゃないでしょうか? 「座頭市~お終い~」「完結編」「さらば座頭市」とか。 なんちゃって最終回にして、また新しい座頭市が観たいです。 日本映画、得意じゃないですか、そういうの(笑)[DVD(邦画)] 7点(2024-03-31 02:52:14)《改行有》

9.  37セカンズ 《ネタバレ》 障がい者は、手がかかるから、じっとしてという考えは、 保護する側のイヤらしい考えなのかもしれない。 難しいことでしょうけど、 本人を信じて、他人を信じて、世界を信じて・・ 難しいことでしょうけどね・・ (やっぱりコワい(笑))[DVD(邦画)] 7点(2024-01-14 20:16:55)《改行有》

10.  百日紅 ~Miss HOKUSAI~ 《ネタバレ》 よく江戸時代を勉強してるな~と感心する絵作り。 画狂人北斎の造形がいささか物足りない気もするが、 お栄の話なので、これでいいのだ。 原作も買いました。 是非、読書の秋の一冊になれば・・[DVD(邦画)] 7点(2022-11-19 19:06:04)《改行有》

11.  ザ・マスター 《ネタバレ》 孤独なフレディを見守る、ちょっといかがわしそうな(?)集団。 独特の心の癒し法で、多くの共感を生んでいく。 教祖の化けの皮がはがれる映画かなと思って観てたら、 フレディが新たな幸せをつかむとこで、映画は幕。 支えだった女友達が、実は既に結婚していた。 でも喪失感におぼれるフレディを、怪優シーモア演じる教祖は、 見捨てなかった。 ラストのエンドロールで流れる、運命の出会いを祝福するかのような やさしいメロディに泣けてしまう。[DVD(字幕)] 7点(2021-03-28 21:54:34)《改行有》

12.  最強のふたり 《ネタバレ》 気持ちのいい作品に仕上がってる。 これは、ドリスの気持ちのよさから来てる。 ズケズケ言ったりもするが、基本、頭のいい好青年である。 フィリップも、もともと人の上に立つべき教育を受けてる、頭のいい人だ。 頭のいい二人が波長が合って、いいコンビになったんだろうね。 障害者としてではなく、人と接したから、というより、頭のでき具合がピッタシだったという要素が強い気がした。 最後、文通の女性があらわれて、コンビ解消か・・ ちょっと寂しかったね。[DVD(字幕)] 7点(2021-01-30 02:43:50)《改行有》

13.  サッドティー 《ネタバレ》 面白い! 今泉監督は、ワンルーム映画と言える 日本ならではの、ラブストーリーを綴るのが上手い! 令和(創られたのは平成だけど)時代の若者がよく描けてる。 一言で言うと、令和日本のエリックロメールだ![DVD(邦画)] 7点(2020-03-07 17:31:19)《改行有》

14.  坂道のアポロン 《ネタバレ》 予告編観て、名作「リンダリンダリンダ」を超えるかなと思い、鑑賞。 いや、素直に面白かったです。 ジャズの名曲「モーニン」「マイフェイバリットシングス」がうまく使われてて、 ジャズの入門にもいい映画ですね。[DVD(邦画)] 7点(2019-03-15 08:50:55)《改行有》

15.  サニー 永遠の仲間たち 《ネタバレ》 なるほど、それで「サニー」なワケね。 ラストのダンスへの伏線だったか! 女子高の人間模様が、韓国と日本では微妙に違うと感じたよ。 (日本の方が陰湿?)(韓国は分かりやすい?) 韓国の女性がカラッとしているのが分かる。 あぁそれで「KARA」なのかな? 人気女子アイドルグループの名前が・・(笑) 女性たちのケンカが元気いいよね~。 病んでるとこと言えば、シンナー中毒かなぁ。 この明るさが最後のおばさんダンスを粋なものにしてくれる。 素敵でした。[DVD(字幕)] 7点(2018-11-22 02:07:52)《改行有》

16.  サウルの息子 《ネタバレ》 アウシュヴィッツの凄まじさを手ぶれカメラで撮影した映画。 終始、主人公を追うようにカメラは捉える。 その演出で観てる側もアウシュヴィッツにいたかのような感覚を与えることに成功している。 戦争というものをリアルに知ってくれと言わんばかりである。 話の設定は雑務をやらされるために生かされたユダヤ人たちの話である。 ただ事務的にガス室に同胞を送りこみ、その後片付けをする。 このユダヤ人大虐殺は戦後、周知されると非難の的になるが、戦争という特殊状況の中では、 ただ言われたことをしているだけの人たちには、感覚がマヒして、事の重大さが分かりにくいという 感じがよく出ている。 その中で主人公が自分の息子(正妻との子ではない)を見つけ、ナチの管理のなか、 なんとか正式に弔ってやろうとするストーリーである。 そこにナチへの反乱計画が加わってくる。 もう観てるこっちが感覚がマヒしてしまいます。 ラスト、村の子を自分の息子と思ったのか、一瞬幸せになり、ジ・エンドである。 観終わって、本当にホッとした。 とにかくこの話題作を観たぞという感じだ。 だけど、この作品のダメージは後から来そうだなぁ。[DVD(字幕)] 7点(2018-11-17 17:00:25)《改行有》

17.  サーミの血 《ネタバレ》 この映画の主題は、少数民族への差別・偏見の酷さだろう。 (ただ文明の発展してる方が優位だとする考え方も転機が来てるのだが・・) 映画は、自分を見失うことになる少女の顛末は描かない。 それはいくつもの映画が描いてきたテーマだ。 この映画は、故郷に帰ってきた女性の魂の蘇りがただ静かに描かれているだけだ。 美しい自然と少女の哀しさが印象深い。[DVD(字幕)] 7点(2018-10-13 20:45:36)《改行有》

18.  三度目の殺人 《ネタバレ》 面白かったし、興味深いテーマではある。 しかし、あんな風に事務的に死刑が決まるような描き方してていいの~!? 法廷劇の名手シドニールメットですら、ここまで法廷を侮辱した展開はしてないよ~!? ラストもやもやが残るようにしたのは演出なんだろうな。 タイトルの意味も成程とは思うものの、ドキュメンタリー出身だからだろうなぁ・・ 本作品の公権力に対する描き方にはちょっと退いてしまう・・ 是枝監督作品は家族ものが好きだなぁ・・ この分野(法のあり方とか)の問題意識には、下手にドラマに組み込むのではなく、 ちゃんとしたドキュメンタリーで観たい。 じゃないと鑑賞後の世界の見え方が一変したよ? それが狙い(苦笑)?[DVD(邦画)] 7点(2018-06-09 22:08:05)《改行有》

19.  散歩する侵略者 《ネタバレ》 黒沢清の救いのない展開は、前回の「クリーピー」を観てたので、 多少免疫があった。 だから最後はバッドエンドなのかと思いながら観てた。 そうなんです。この監督「岸辺の旅」や「トウキョウソナタ」でいささか薄められた感じはしてたけど、 元々が「CUREキュア」の監督なので、油断してると、不安のどん底に突き落とされかねない監督なんです。 しかし今回は長澤まさみが世界を救っちゃうんですよね~。 また彼女、いい演技してるんです。 概念を引っこ抜くという発想の面白さ。引っこ抜かれた人の在り方。 宇宙人の特殊能力でしたが、この設定で、アイデア次第ではもっと話の膨らみ方が可能な感じですね。 概念とは、環境の創るもの。 だから環境を変えない限り、引っこ抜かれた概念は、もとに戻っていくのかもしれません。 長澤ちゃんが、「愛」を取り戻すとこまで観ていたかったなぁ。[DVD(邦画)] 7点(2018-06-08 14:08:26)《改行有》

20.  ザ・ウォール(2017) もう的確なレビューが出てるので、特に言うことはないのですが、 やはり後味悪いですな。 このラストはアフターベトナム・ニューシネマの平成版、アフターイラク・ニューシネマっといった感があります。[DVD(字幕)] 7点(2018-04-06 21:11:20)《改行有》

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