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プロフィール
コメント数 3872
性別 男性
年齢 53歳

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261.  13日の金曜日PART7/新しい恐怖 このラストは、スバラシイ。実はなんだかイイ話だ。5点(2003-05-17 00:25:14)(笑:1票)

262.  シェラマドレの決斗 いかにも「映像にこだわりました」という作品。レオーネ風(?)に顔面どアップを繰り出したかと思えば、会話シーンで手前の人物の後ろ姿を画面の中心に据えるなど、画面ナメまくり、視点歪ませまくり。 こういうのは、ふとしたシーンで目を引くからこそ効果的なんであって、こんなに乱発しても、目障りなだけ。 思えば「バック・トゥ・ザ・フューチャー」なんていう映画は、他愛ないっちゃあ他愛ないのかも知れませんが、それでも「このシーンをどう撮影してどのように見せれば、物語が面白く動いていくか」という点へのこだわりに関しては、本当に素晴らしい作品だったと思います。頭が下がります。それぞれのシーンが事件を孕んで物語の進行を促し、面白いシーンの積み重ねが面白い映画を作る。 たいして面白くないオハナシを、「その代わり映像にはこだわりました」というシーンがいちいち停滞させてちゃ、やっぱりダメでしょ、と思っちゃうのですが、こういうのも一種の、流行りすたり、でしょうか。一風変わった、西部劇。 サソリがデカくてなかなか見栄えがしてたのは、そこは良かったですかね。ああいう腕相撲はしたくないよね、というのはよく伝わりました。まあ、そんなもんでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-07-16 06:34:11)《改行有》

263.  ジョンQ-最後の決断- 《ネタバレ》 息子に心臓移植手術を受けさせるための大金が準備できず、人質をとって病院に立て籠もる父親の話。そこに医療制度や保険制度への批判なども絡めたりして。 しかし主人公を演じるデンゼル・ワシントン、どうもこの優等生顔を見てると、いわゆる「勝ち組」にしか見えなくて、多少ドロ臭い印象があっても良さそうなこの主人公の役を、やたらスマートに演じてます。いや、主人公が事件を起こすまでの過程は、彼の誠実なイメージに加え、畳みかけるような演出もあって、惹きつけるものがあるんですけどね。ただ、いざ人質をとってからは、犯人がいいヒト過ぎて、緊張感が持たない。 人質たちが、リラックスしまくりで、こんな緩いノリでいいんだろうか。ただでも、見てる我々が主人公のことをいいヒトだと思っているのに、人質たちがそれ以上に「彼はいいヒトだ」アピールするので、さすがにクドくなってくる。このマッタリ感の中、互いに八百長臭い意見をぶつけ合うセリフの応酬で、社会批判。クドい。 これがデンゼル・ワシントンみたいな誰にも好かれるベビーフェイスタイプじゃなく、ウェズリー・スナイプスみたいに皆に嫌われてそうな(?)ヒールレスラータイプの人が主人公を演じて、それでも映画終盤には我々の心をガッチリ掴むことができたなら、さすがこれぞ映画の力、と大いに感心し感動できるところだと思うんですけれども。 結局最後は、作品が狙った社会批判からもかけ離れた、「ドナーが見付かるか見付からないか」という単なる物理的な問題へと帰着させざるを得なかったあたりにも、作品の限界を感じてしまいます。[インターネット(字幕)] 4点(2021-10-24 08:42:26)《改行有》

264.  四季・奈津子 烏丸せつ子が、別に脱ぐ必要もないだろうによく脱いで(特に前半)、それはそれでありがたいことなんですけど、ただ、これだけ頑張って脱いでるんだから、もう少しキレイに写るように撮ってあげてもいいんじゃないの。というのが素朴な感想。 そういう意味では、素朴な演出、ということなんでしょうかね。 しかし、ボインを見せびらかすことと、「女性の自立」とを、どのように繋いで捉えればよいのやら。[インターネット(邦画)] 4点(2021-05-23 22:45:23)《改行有》

265.  ジャッジ・ドレッド(2012) スタローン映画のリメイクではない、ってコトなんですが、その代わり、インドネシア映画の『ザ・レイド』のリメイクみたいになっております。外部から遮断された高層ビル内で、襲い来る刺客たちとの戦いが繰り広げられ、残酷描写を多用している点もザ・レイドと共通ですが、ただしコチラの方は残酷というより、キタナくてバッチい感じです。よりトホホ感が感じられます。 法の執行人・ジャッジドレッドは、マスクを被ったままで表情を見せず、この出で立ちをカッコイイと言ってよいのやらどうなのやら、そこは好みによるとしても、少なくとも、表情も無ければ仕草も単調で、彼自身は物語の緊張感や盛り上がりに対し、何も貢献していません。強いて言うとこの格好、「自分が優勢な間はカッコがつくけど、敵の攻撃から逃げ回る姿はちょっとマヌケ」といった程度のアクセントは、感じられなくもないですが。 一方、彼とともにビルに閉じ込められた女性ジャッジ、こちらはマスクを被ってませんが、その理由、「超能力者だから」という建前だけどホントのところは「美人だから」が正解でしょう。まあ、一種のサービスなワケですが、だったら撮る側ももうちょっと、美人に撮るような努力をしてあげてもよいと思うのですが。 いずれにせよ、彼女が超能力者という設定には微妙なところがあり、設定上無意味とは言わないまでもあまり有効ではなく、さらに彼女の成長物語の側面があるはずのこの映画、なのにこれといって成長を感じさせる要素も無く。 映画の中に「決断」のひとつでもあれば、空気が変わったと思うのですが。 特に起承転結らしきものもなく何となく戦いが続く中(撃たれて重傷かと思いきやインスタント治療であっという間に復活、だなんて悪い冗談としか思えない)、はたまたその度に悪趣味な血しぶきと肉片が飛び交う中、ときどき、やたらとポエムな「超スローモーション映像」が登場し、ああ、作り手も結構ヤケクソなんだな、と。「映画を見て大いに苦笑してみたい」という方にオススメ。[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-26 10:27:04)《改行有》

266.  ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー 《ネタバレ》 ジャッカー電撃隊とゴレンジャーが夢の競演! って、出演者が一部重なってるのにどうするの? 心配ご無用。あくまでジャッカー電撃隊が中心であり、ゴレンジャーで変身前の姿を見せるのはモモレンジャーだけ。変身後だったら、さらに仮面ライダーV3だって登場可能(しかも写真だけだしなあ)。 冒頭、ショッピングを楽しむジャッカーの4人の前に、急にいきなり突拍子もなく、インデペンデンス・デイの先駆けとしか思えない巨大過ぎるUFOが登場。この容赦のないテンポの良さは、この後も続くので覚悟してください。 で、怪しい女を捕まえてみれば何とモモレンジャー、さらには、発見した暗号をたやすく解読して、あれよあれよという間に、敵の基地が奇怪岬に存在することが発覚。で、この奇怪岬というのが、何の変哲もないフツーの海岸、といった感じなんですが、防衛のために見張りを続けるクライム一味の姿に、BGMとしてパーカッションのリズムが刻まれると、何だか『史上最大の作戦』みたいでちょっとカッコいいじゃないの。 ただし、肝心のクライムの首脳陣が皆、一応、極悪な感じのカブリ物をしているのですが、なんだかこの、各々が「極悪です」と一生懸命主張するようなコスチュームには、哀愁すら感じられてしまって。しかもよせばいいいのに、クライム四天王、わざわざ合体して四天王ロボに変身する。敵役が、合体したり巨大化したりするのは、「もうすぐ終わりです」という合図みたいなもんですからね。余命もあとわずか。 ラストはビッグワンの策略により、完膚無きまで叩きのめされる鉄の爪。気の毒で見てられない。でもとりあえず、完結篇っぽい感じにまとめて、よかったですね。[DVD(邦画)] 4点(2016-10-19 13:53:29)《改行有》

267.  呪怨 -終わりの始まり- あ~なるほどそういうことね、と、なかなかよくまとまったオハナシだったのではないでしょうか。それがイイことなのかどうかは別ですが。ってか、もっと不条理でもいいと思うんですけどね。それに、同じようなコトばかりを繰り返してるなあ、というような印象もあり、いまいち恐怖感が広がりません(ああまた例の渦巻きね、などと、不条理よりも納得が先立ってしまったり)。それこそ、滑稽ですらある場合も。もっとも、そういったことを含めての、この「呪怨シリーズらしさ」なのかも知れませんけれどもね。ただやっぱり、申し訳ないけれど、佐々木希が主演というのが、「安心して怖がることができない」最大の要因かと。ちょっとキツかったなあ。[地上波(邦画)] 4点(2015-08-24 20:56:46)

268.  13日の金曜日(2009) なんぞ極端に軽そうなモンでも観ようかい、という訳で、この2009年版13金。しかしこりゃいくらなんでも軽すぎて、そもそも、旧作の設定をまーったく知らずにコレを見た人がいたとして(多分いないと思うんだけど・・・)、何が何だか、わかりますかね。「設定その他、どうせ皆知って観てるんだから」とばかり、もうテキトーなんです。冒頭からショックシーンを持ってきて、でも、描写というものが「断片的=緊迫感」とでも思ってるのか、ただ見えづらいばかりで、「コワイ」以前に「よく見えない」「ワカラナイ」が感想として先にくる。以降のショックシーンも押しなべて同様。ただ、殺人シーンでは、肉体に対する貫通というものを好んで描きたいらしく、ちょっと手作り感のあるショック描写が微笑ましかったりもするのですが。殺戮描写だけでは映画になりえず、それ以外の部分で、例えば不気味な平穏さみたいなものがあればよかったんですが(旧作13金ではそういう部分がチープさでもあれば魅力でもあった)、そういうのもなくって、その一方で「被害者の一人がジェイソンに囚われている」という羊たちの沈黙風のノリを加えてくるのが、いささか鬱陶しくもあります(囚われの彼女にどういう危機が迫っているのか? ただ単に囚われているだけ)。妹を探す男と山荘オーナーの息子との折り合いが悪く、「警察に連絡を」「出ていけ」と大ケンカしている場面。黒人青年が「外を見てくる」と出ていったとたん、その後は家の外の黒人青年側の描写ばかりとなって、家の中(先ほどの大ゲンカ)などそっちのけ。こういうのも、いかにもテキトーだなあ、と。ま、何かと懐かしさみたいなものは感じさせる作品ですが、懐かしさだけじゃあ、ねえ。[DVD(字幕)] 4点(2015-05-17 09:06:02)(良:1票)

269.  四十七人の刺客 どの忠臣蔵映画がどんな“売り”だったものやら、映画が沢山あり過ぎて、とりあえず一本ずつ観ていくしか区別のしようがない。本作、冒頭に出演者もスタッフもクレジットされないのでさらに予備知識が無く、観ていると、わ、こんな俳優が、わ、こんな役で出てる、と豪華出演陣に目が白黒、それなりに楽しかったりもする。しかし。監督が市川崑ということまで事前に知らずに観るのは、正直つらい(笑)。事前に知っていたら、変な映画であろうことをそれなりに覚悟して観るのだけど…。実際、この映画、変です。そりゃま、同じ忠臣蔵映画が何本も存在してもしょうがないので、ヘンテコでもいいのですが、では一体、何が“売り”なのか。忠臣蔵と言えば普通描かれるようなエピソードは省略され、普通描かないようなエピソードが付け加えられる。実録風の解説が加えられる(でも何だかウソ臭い)。意味ありげにシーンを引っ張る割に、大して人間を描く訳でもない(どの人物も、印象が薄い)。大規模なセットを組んだ割に、意外に盛り上がらない討ち入りシーン。カタルシスの乏しいこと。裏に封印される「真相」(何のために作品に「真相」を持ち込み何のために封印したのやら???)。という、従来とは違ったユニークな忠臣蔵なのですが、やっぱりこういう変な忠臣蔵映画作るんだったら、そもそもオールスターキャストって全くそぐわないですよね~。もっとハメ外してテロリスト映画にして欲しいですよね~。というような期待すらも徹底的にはずしてくれるのが、この「市川崑映画」というものの“売り”なんですかねえ。[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-01-28 21:24:01)(良:1票)

270.  死霊の盆踊り 深夜の墓地で人知れず繰り広げられる、身の毛もよだつ饗宴、死の舞踏を、故なくして目撃してしまった男女の恐怖の一夜を描いた作品、だと思われる訳ですが。勿論、そうは見えない。裸のオネーチャンが入れ替わり立ち替わり、ひたすら踊る、踊る。せっかくコスプレで現れても、すぐに服を脱ぐ(というか、脱げている)。死霊だか、精霊だか、その類らしいのだけど、裸と言ってもパンツはちゃんと穿いてる(ちゃんと穿いてると言っても、Tバックだったりする)。踊りと言っても、単調で適当な振付、私でも踊れそうな気がしてくるレベル(踊らないけど)。この単調な踊りを見ている最中、数分に一度はふと、この作品の邦題が『死霊の盆踊り』であったことを思い出してしまう。視覚から来るヘナチョコ踊りと、脳裏に浮かぶ「盆踊り」というキーワードとが織りなす絶妙のハーモニーに、笑いがこみ上げてしょうがない。そういや特にネコ女のクネクネ踊りなんて、結構“どじょうすくい”に近いものがありますね。裸踊りをいつまで眺めていてもしょうがないので、その背景に目をやると、墓地の片隅に転がったシャレコウベが、何となくさみしそうな顔をしていて、これまた笑いがこみ上げてくる。とっつかまって縛られた男女が、踊りの前でボケーッと突っ立ってる姿にも、またまた笑いがこみ上げてくる。ついでに言うと、ミイラ男が時々C-3POみたいに見えてきて、さらに笑いがこみ上げてくる。笑いながら見てるうちに、「一体この自由さは何なんだ」と、だんだん感心を(していはいけない感心を)してしまうのが不思議。“意味”というものが削ぎ落された、まさに“意味”からの自由。途中、縛られた男がこっそり縄から手を抜いておく、というサスペンスをわざわざ準備しておきながら、製作サイドが全くこれを重視していない、この自由さ、この余裕(要するにテキトー、意味が無いというより、あったはずの意味が早々に消え去ってしまってる、という感じ……?)。……あ、そうそう、私もヘビ女のダンスは、正直、イイと思いました。思っちゃいました。[DVD(字幕)] 4点(2012-05-13 08:06:51)(笑:4票) (良:1票)

271.  紳士協定 ユダヤ人差別を告発するために主人公の作家さんが、しばしユダヤ人としての生活を送ってみる、というオハナシ。当時としてはこのテーマを取り上げたのは画期的だった、と言われればそうなのかも知れないし、またこれが当時の限界だった、と言われればそうなのかも知れないけれど。でもやっぱり「浅すぎる」よね。時代の切り込み隊長を買って出るなら、それこそ“肉を斬らせて骨を断つ”というような、相応の覚悟が必要なのでは。「根深い問題でもありますし、まあこの程度から始めてみましょう」的なヌルさが、完全に作品をスポイルしているように思え、豪華で手の込んだ映画の作りが、かえって虚しくもあり。要するにオスカーを獲っちゃう程度の「手加減」が本作の泣き所。コメディとして笑いの中に風刺を効かせるでも無し、生真面目な作りの一方で、冒頭から「パパ、再婚しないの?」なんぞと、通り一遍の恋愛モノを予告してみたり。肝心の差別問題については、映画の中で映画的に描写されることも殆ど無く、軽いイジメラレ体験を息子に語らせてみるあたりが関の山。んなコトばっかりやってるから、後で(不本意であったとは言え)赤狩りにも加担するんでしょうが、と言いたくもなる。石をぶつけられる覚悟が無ければ、時代に楔を打つことはできない。この作品の存在自体が、“紳士協定”の上に乗っかっているような感じがして仕方が無い。無論、かく言う私こそ、そんな大それた勇気など持ちあわてはいないが、その勇気の無さをしっかり自覚して生きていきたいとは思っている。[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-12-04 10:16:54)

272.  ジャッジメント・デイ/合衆国が震撼した日 《ネタバレ》 敵がネオ・ナチというのが新味と言えば新味。でもこの際どうでもよい。いきなりドンパチばっかり続く。背景に流れる音楽もまた、このテの映画にアリガチなB級煽り系音楽・・・と思いきや、これがよく聴くと、おやおや何だか勇ましくも物悲しいメロディ、何だかムード音楽風、いやむしろ演歌調とでも言いますか。さてさて、ドンパチが続く中にも、どうやら映画の主題は、2人の主人公、タネンとPJの友情にあるらしい、という事が何となくわかってくるのだが、残念ながら、2人のうちどっちがタネンでどっちがPJなのか私が認識する前に、早々に一方が死んじゃったよ。これじゃちっとも感動できん。でも、一応泣かせるシーンのつもりなんだろうナ~、という事はヒシヒシと伝わってくる。何しろ、背景の音楽はギター演奏へと変わり、ほとんど古賀メロディかと思わせる泣きのメロディ。さてさて、後半はタネンの活躍なんだけど・・・見どころはすぐにやってくる。まずはホッケー会場での死闘。タネンと敵との銃撃戦の中、何故か選手達はホッケーをやめない。さすがは氷上の格闘技と言われるだけの事はある競技だ。気合いが違う。しまいにゃ、タネンが落としたピストルをパックと間違えてプレーを続ける始末。さすがに不注意だと思うぞ(笑)。それはさておき、その後の展開、敵は核ミサイルのサイロを占拠してしまう。しかもミサイルを操作できる博士を拉致、仲間に引き入れる。まずは政府へ脅しをかけるため、ミサイル一発ぶっ放してやれ! しかしこのミサイル発射のシーンでは、ミサイルを吊るすヒモがあまりにも鮮明に!(見なかったことにしよう)。で、いよいよクライマックス、タネンは仲間と共に、占拠下のサイロへ潜入。敵の数がミョーに少ない気がするが、まあいいでしょう。一方タネン一行の中には、何故か、上述の拉致された博士の娘の姿も。いや彼女の存在はダテではなく、システムに侵入し、ミサイル発射を阻止するという任務があるのだ。かくして、敵の手先となってしまった博士と、それに立ち向かう娘との間で、システム上でミサイル制御の主導権を奪い合う戦いが! 親子でテレビのチャンネル争いをしているかのようで、なかなか微笑ましいぞ! という訳で、結局、敵の野望は無事阻止されるのでした。メデタシメデタシ。う~む。前半のPJの存在は、一体何だったんだ?後半はめっきり忘れられた存在になっちゃった気が。4点(2004-04-18 00:56:30)

273.  呪怨<OV>(2000) Vシネマは映画と呼んでよいのか判りませんが。というのも、映画というのものはせめてこの程度の「贅沢さ」は備えていて欲しい、という最低限のクオリティを下回っているように思えるから。でもそのお陰で雰囲気がよく出てるのもまた確か。昔「お昼のワイドショー」でやってた「あなたの知らない世界」だってホント怖かったもんねー。ねえ新倉イワオ先生。本作も夜中に電気消して一人で観たら、すごくイヤ~な気分になれます。けど、怖けりゃ何でもいいってんなら、こんなビデオ観てるよりお化け屋敷に行った方が恐怖を堪能できるわけで、まあどうしても物足りない気分は残ります。4点(2003-09-14 00:43:49)

274.  13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた! な~にが「ジェイソンは生きていた」だよ~。ちゃんと死んでたのをいらんことして蘇らせた癖に!ってそこは怒るとこじゃないっての。前作までは曲がりなりにも限られた製作費の中で精一杯エログロを目指してたらしいのに、この作品あたりから、おふざけモードに入っており、まあ考えようによっては健全路線になったと言えるのかも。で面白いのかと言えば・・・(溜息)。4点(2003-08-11 01:15:10)

275.  地獄の謝肉祭 《ネタバレ》 原題がApocalypse domaniってんだから、Apocalypse now(『地獄の黙示録』)のパロディな訳ですな。内容的には『ゾンビ』の後続作品(百貨店めいたところを舞台にしたり、暴走族めいたヤツをそこに登場させたり、わざわざ似せてないか?)ですが、ロメロ3部作がnight, dawn, dayと時系列を進んだように、こちらもnow→domani(明日)と来たもんだ。なかなかよく考えている、のか、全然考えてないのか。 という訳で、地獄の黙示録の次の段階、というのはつまり、ベトナム帰還兵のオハナシ。その点では『ランボー』の後続作品、と言いたいところですが残念ながら(?)、こちらの方が先に作られていたのでした。 ベトナムで捕虜になった兵士が、人を食い殺したくなる謎の伝染病にかかって、噛まれた人にもそれが感染していく。その後、彼らが復員したアメリカの片田舎の町で、騒ぎが広がっていく、という趣向。戦争の後遺症を比喩的に表現した、と言って言えなくもないけれど、だとすればいささか不謹慎な気もするし、他者に感染していくというのもピンとこない。ま、きっと、ゾンビ映画の流行に乗っかってみました、という以上の意味は無いんでしょう。ただしこちらは死体ではなく、あくまで病気に感染した生身の人間。言動に異常なところはあれど、普通にしゃべるし、撃たれりゃ普通に死にます。主人公もこの病気にかかっており、人に噛みつきたくなってしまう自分自身との葛藤がある。しかし、隣の若いオネーチャンとイチャイチャしたのを、例の噛みつきたくなる症状が出たんだ、と言うのは、それは言い訳にならんでしょ(笑)。それは普通に、浮気です。はい。 それはともかく、終盤は、感染した4人が地下の下水道を逃げるサバイバルとなります。これが大してオモシロくない。彼らを追い詰める側は、なぜか火炎放射器を持ってたりして(んなアホな)、ネズミがうごめく下水道において戦場が再現され、元兵士たちが追い詰められていく。けれど、もともと劇中でほぼモンスター扱いの彼らには、何ら同情を引く要素があるでなし、何を考えているのか、どこまで正常な思考が保てているのかもよくわからず(これは主人公も同様)、追跡劇が盛り上がりません。むしろ、撮影でネズミが本当に焼き殺されているんじゃないか、ってなことの方が気になっちゃう。正確に言うと、撮影でネズミが本当に殺されてるんじゃないかと気になる人がいるんじゃないか、ということが気になってしまう・・・。 血塗れ残酷シーンは、さすがイタリアだけあって、なかなか盛大にやってくれてますが、これも例によって、残酷というよりは何だかバッチイなあ、という印象。 そんでもって、あと、音楽がいかにも不釣り合いで、気が抜けます。ゾンビ映画たるもの、ノリのいい音楽使わないといけない、みたいな思い込みでもあるんですかねえ。ノリさえよければどんな音楽でもいい訳ではないと思うのですが。 総合すると、珍品度がそれなりに高く、希少価値はあると思いました。いやあ、希少価値って、便利な言葉ですねえ。[インターネット(字幕)] 3点(2023-09-17 10:02:06)《改行有》

276.  死霊のしたたり2 1作目でメチャクチャやり尽くしたから、2作目なんて要らないんじゃないか、と思ったら概ねその通りだった、残念な続編。 いや、あの目玉付きの指とか、特撮は目を引くモノがあったりもするのですが(大阪が誇るワザ師、スクリーミング・マッド・ジョージも名を連ねてます)、映画が進むに連れて見どころが薄くなっていって。それなりにメチャクチャやってはいるんだけど、一作目の後では、ちと物足りない。人造人間作るだけでは普通過ぎ。やっぱり、崩壊していく過程の方がオモシロい。 そもそも、このウェスト氏、マッドサイエンティストというより、単に実験がヘタなだけのヒトなんじゃなかろうか。人造人間の作り方、ヘタクソ過ぎ。ま、ヘタクソな方がオモシロイから、いいっちゃあ、いいんですけど。 あと、これは極めてどうでもいいことなんどけど、「生首って、肺も無いのに、喋れるんだろうか?」[インターネット(字幕)] 3点(2021-10-18 22:56:19)《改行有》

277.  処刑軍団ザップ 《ネタバレ》 若者グループが悪魔崇拝チックな儀式をやってる冒頭は、ストーリー上はどうでもいい気がするのだけど、この若者どもがどうしようもない連中だということと、この映画がどうしようもない出来だということだけはよくわかるので、このシーンを入れただけの価値はあったかな、と。 この若者どもにお爺ちゃんをイジメられた孫が、腹いせに狂犬病のイヌの血を仕込んだパイを彼らに食わせる、という、それ以上でも以下でもないオハナシなんですけれども、感染が多少広がって、工事のおっちゃんたちがヘルメット姿で襲ってくるマヌケな光景とか、彼らにパシャパシャ水を掛けて追いはらうマヌケな光景とか、音楽なのかアラーム音なのかよくわからないマヌケな電子音のBGMとか、普通の映画では味わえない要素もいろいろと楽しむことができます。 しかし結局のところ、せっかく悪魔崇拝みたいな導入部を入れたにもかかわらず、狂犬病なんていう、やけに具体的で限定的なネタに落ち着かせてしまったのは、やっぱり失敗だったんじゃないかなあ。 撮影のために平気で動物を何匹か殺しちゃってそうなのが、少し、気になりました。少しだけ、ですが。[インターネット(字幕)] 3点(2021-03-23 21:47:26)《改行有》

278.  ジャッキー・コーガン チンピラ強盗のグダグダなお話と、超然としたようでいて実は常識人臭いところのある殺し屋のグダグダなお話が、グダグダと続き、そこにブッシュ大統領とオバマ大統領の演説が再三にわたって、伴奏のように流される。こういう社会の底辺で繰り広げられているどうしようもないオハナシが、大統領演説の中で語られるアメリカ社会とリンクしたり、あるいはそこで語られる理想とのギャップが浮き彫りになったりと、要するにそういう事なんだろうと思いつつも、これが実に鬱陶しい。さすがにしつこ過ぎる大統領演説、伴奏というより、これじゃあ、解説、ですわな。という訳でグダグダなお話を理屈で固めてしまうのがまず浮いてるし、さらにはそれを「これって一応“スタイリッシュ”だよね???」という映像でご機嫌伺いするのが、さらに鬱陶しくって。リンチを、殺戮を、いかにも意味ありげに華麗に描いてみせて、要するにコレって、『タクシードライバー』とかタランティーノ作品とかへの郷愁に寄りかかっただけ、なんだろうか。もし、リーマンショック前にこんな作品を作っていたなら、別の意味で凄かったかも知れないけれど。[DVD(字幕)] 3点(2014-07-13 11:18:30)

279.  地獄の女囚コマンド 《ネタバレ》 何しろ「地獄」で「女囚」で「コマンド」ですからね。これらのどのキーワードで検索しても軽く百万件はヒットするでしょう(それは大袈裟)。まさにテレビ東京仕様と呼ぶに相応しい映画。90年の時点で、よくもまあ、このベタなタイトルが他の映画に使われずに残っていたもんだ、と妙な感心を。さて、見どころは何と言ってもジョージ・ケネディ、彼さえ出ればどんな映画も大作に見えてくるから不思議だ・・・いや、ココに例外があった。残念。某国にて囚われの革命家を救い出さんがために、世界各地から札付きのツワモノ女性戦士(には見えない)をスカウトしてきてコマンド部隊を結成、火花散る特訓を!!ってどこがやねん、ヘナチョコの極み、もう何だかねえ、自分は今、とてつもなく難解でシュールな映画を見てるんじゃないかとすら思えてきます。敵を欺くためになぜか彼女たちはスーパーモデルに成りすます!いいぞ、これは本編中唯一説得力のあるシーンだ。さていよいよ敵の本拠地へ攻め込む彼ら。やっとドンパチが始まる(B級の癖にドンパチ少ないぞ)。そこへ敵のヘリが! でも何だか地上スレスレで無意味に右往左往してるなーと思ったら、あっけなく主人公が飛び乗ってヘリを強奪、このヘリで脱出しておしまい。何とまあ。一応「女囚コマンド」達の中にも、いがみ合う者、途中で命を落とす者、裏切る者などが現れて、本来盛り上がるはずなのですが、誰が誰やらもうどうでもいいので感情移入ゼロ、ちっとも盛り上がらん。そういや、途中喧嘩ばかりしてる彼女達、プールサイドで喧嘩した挙句、プールに転落するシーンがありますが、わざわざ水中カメラでこれを撮影する念の入れよう、これはさすがにアホだと、ちょっと感心。ちなみにポロリはありません。3点(2003-11-29 01:06:16)(笑:5票)

280.  ジョーズ3 こんなんでも本家ジョーズを名乗っていいの? かなりキツイよね。もう地獄のような映画。で、これってリー・トンプソンのデビュー作なの? すごいよね。3点(2003-10-19 01:05:03)(笑:1票)

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