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コメント数 2526
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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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21.  セル 《ネタバレ》  キングの小説はいつもごくごくパーソナルなところに発想があって、そこから長い長い小説へと発展させてゆくわけで、それを映画にするとマクロとミクロのバランスがおかしい、ヘンなモノになっちゃったりして。当然のようにこれもまたヘン。  冒頭からの怒涛の展開はただひたすら状況が暴走してゆくばかりで物語だのドラマだのが入り込む余地のない世界。見ていて気持ちが追いついてゆきません。そして、大体の状況が広がったところで本題に入ってゆく訳ですが・・・  携帯での通話によってゾンビ化する人々とそこから逃亡する正常な人々。『地獄のデビルトラック』と『ミスト』を混ぜたような世界はキング的です。そして、その状況下で人のドラマをこってり描いてゆくのもキングのスタイル。ですが映画は独自のテンポで進みますから、じっくりと咀嚼するヒマなどありません。物語が個人の話になってゆくのに伴ってどんどんと不条理になってゆく、セカイ系の如き様相を呈してゆくに従って一体どこに向かって何を言いたいのやら、みたいな映画になっていって。  これって、作者自らの家族に対する思いや意識、その中にある不安や罪悪感が終末世界の物語へと置換されているのだと思います。なので物語の整合性、映画としてのまとまりは二の次、三の次。エンターテイメントとしてのゾンビ映画を期待してしまうとかなり外れた、観念的なモノを見せられる事になってしまう感じで。  途中で事態を全部理解しているかのように解説してくれちゃう人物が登場するご都合主義っぷりとか、後半の極端な失速感とか、やっぱり映画としてはシンドい作り。そしてキング映画の常であるB級感はたっぷり。有名キャストながら低予算ゾンビと安CGが乱舞する世界。  キングの小説はいつも映画的でありながら、実は映画には向いていない気がして仕方ないです。[映画館(字幕)] 5点(2017-02-21 22:38:18)《改行有》

22.  世界侵略:ロサンゼルス決戦 《ネタバレ》 ベタベタなプロパガンダ映画っぷりに笑っちゃいました。だって相手がエイリアンだって視点はちっとも重視していなくて、侵略者から国民を守るんだ!って視点で徹底していて。わざわざ海から上陸して、現代兵器的な武装してて、人間サイズで、地上戦と空爆とで戦いまーす、なんてエイリアンの設定なんてしたら、そりゃツッコミどころ満載ですわなぁ。『プライベート・ライアン』『ブラックホーク・ダウン』のエイリアン版みたいな戦争映画なのですが、決定的に違うのは人間同士の戦いが生む悲劇や、理不尽な戦いに巻き込まれた者の無常感なんてモノが全く排除されて、ひたすら「苦しくても怯む事なく侵略者をやっつけろ!」って。まあ、別にそれに文句言う気もありませんけど。問題は映画としてあんまり面白くないって事ですねぇ。だってエイリアンがエイリアンとしての役割をちゃんと果たしてなくて、ただ侵略者で、それに対抗すべくひたすら一個小隊が戦闘しながら移動してゆくだけの映画ですもん。相手が誰だって別に同じじゃん、っていう。そういうシチュエーションならば、もはや『HALO』とか『コール・オブ・デューティー』とか『ギアーズ・オブ・ウォー』とかのFPS、TPSを遊んでた方がよっぽど面白いっていう世の中。なんていうか、新しい事は何もしていない、これまでの戦争映画の亜種ではありました。ラストもお馴染み「オレたちの戦いはこれからだ!」オチだし。それでも似たようなアレに比べればハデな分だけマシって。ほら、今年公開されたアレ。んー、タイトル忘れたわ。最近もの忘れ酷くて。えーと、あー、もうどうでもいいや。[映画館(字幕)] 5点(2011-09-19 16:10:35)

23.  絶体×絶命 アンディ・ガルシア演じる刑事が、自分の息子の命さえ助かるならば、あとはもう誰がどうなろうが構わないって考え方、行動の仕方。だから利己的で感情移入できません。一方マイケル・キートン演じる凶悪犯は、具体的にどう凶悪なのか、過去の犯罪内容もあまりハッキリしないし凄く凶悪な事をするワケでもないから、どこら辺がどう凶悪?っていうのが判らなくって。そんな二人の追っかけっこは、案の定アンディ側がおバカ。おバカであるがゆえにサスペンスが生まれます、という脚本は、もうカンベンして欲しいです。頭がいい同士がぶつかってこそ、面白くなると思うんですけどねぇ。当時、通路が落ちるところをウリにしてましたが、実はハデなのはそこだけという悲しい映画でした。5点(2003-12-09 15:34:14)

24.  セカンド・チャンス(1983) 神様も、何もわざわざこんな二人に賭けるこたぁないでしょうに、と思ってしまいます。しょーもない二人のしょーもなさを、天使が一生懸命フォローする姿は、笑いよりも同情の気持ちが。プリントがあんまり良くないのか発色の悪い映画を、当時そろそろ旬の終わりかけだった主演二人の精彩のなさが、更にジミ~な色に染め上げておりました。この映画、予告がオリビアのプロモを延々と見せる状態で、映画を見に行くたびに早く本編見せろよ!とイライラしたものですが、結局、そのクドい予告編効果で映画見に行っちゃったのかな。確かこの映画が公開された84年は私のこれまでの人生の中で2番目に映画を沢山見た年だったし。[映画館(字幕)] 5点(2003-12-09 15:22:00)

25.  セイント あの特徴ありすぎな口とアゴ(アメリカのアニメのマッチョ男風)じゃ、変装全て無効状態だよなぁ、と思いつつも、やけにシリアスに流れてゆく展開に戸惑いっ放し。華麗なる怪盗の物語、だと思っていたんですけれど、中身は荒唐無稽なエネルギー方程式を巡ってのシリアスなロシア政府の転覆計画話で、泥棒テクニックのところはちょろちょろ、あとは捕まっては逃げる、また捕まると。人間臭く描こうとしているのかもしれませんが、ハデなアクションもなく、シャキッとしないヒーローにスッキリせず。マント姿で王冠抱えてロープに捉まりながら「わははは!」とか笑って欲しかったですわ(発想が俗っぽすぎですか・・・)。それにしても、ヴァル・キルマー、私にとって『なじめない顔』上位ランキングスターですわぁ(あとはルーク・ウィルソン、ジャック・ニコルソン、マット・デイモンあたりかな・・・)。[映画館(字幕)] 5点(2003-12-09 14:49:52)

26.  関ヶ原 《ネタバレ》  例えるなら豪華な素材をいっぱい使ったフルコースを5mm長に刻んでまとめてかき混ぜてスプーンでかっ込むような映画。風情も味わいも何もあったもんじゃない、っていう。  テンポのいい会話劇というのは原田監督の真骨頂な訳ですが、これはテンポいいとかいうレベルじゃなくて、もう役者さん達が必死に大量のセリフを消化しているような状態で。『シン・ゴジラ』が上手くやってたんで、じゃあコレも、って感じ? だけど方言やら発声法やら時代の違いやらで聞き取りづらいったらありゃしない。  その上、エピソードがひたすら点で描かれ、大勢の登場人物の言動がコマ切れになって散りばめられて、だけどそれが1つの作品として大きなうねりになってゆかない、バラバラな印象のままに終わってしまうような感じで。登場人物ごとの流れがちっとも存在していなくて、唐突に変化してゆくものばかり。  それは主人公なハズの石田三成にまで及びます。三成がどのように考え、思い、戦いに臨み、敗北していったのか、その流れがちゃんとしてない訳で、そこくらいはちゃんとすべきだったんじゃないかと思うんですけどねぇ。信念に従って行動した上で、みたいには見えなくて、イライラした上でバタバタして負けちゃった、みたいな。  唯一、役所広司の家康だけは面白味のあるキャラで、そこだけはある程度余裕を持って描いていたような感じで。でも、あの体型であの顔はアンバランスよね。  合戦シーンはひたすら混沌としていて、戦況がどのように動いてゆくのかが判るようなものではなくて。主要人物の誰がどうなった、それだけ。あとはどっちがどっちの軍勢やら、って混戦があっちこっちでバタバタしていて(三成の軍だけは旗で明確ですが)、6時間で決したという、その戦いの流れが見えず、いちばんキモの部分が肩透かし状態。  天下分け目の関ヶ原、それが日本という国においてどれだけ意味のある戦いであったのか、そういうところにはあまり興味のない映画だったみたい。原田監督作の常でキャスト&スタッフが日本語と英語で併記されますが、海外の人に見せる以前に、日本人が見て、コレ、どうなのよ?って感じがします。[映画館(邦画)] 4点(2017-08-30 15:05:40)(良:1票) 《改行有》

27.  青天の霹靂 《ネタバレ》  手品をする手元から役者の顔までをワンカットで捉えるとか、長台詞長回しの間に天候が変わって雨降りから陽の光に包まれてゆくとか、そういう技巧的な表現はともかくとして、それ以前の基本のところで「なんだかなぁ・・・」って思ってしまって。そもそもその画はどういう理由でその画なの?というのがとても多くて。  なんでそのカメラは動くの? なんでイマジナリーライン越えてるの? なんで頭が切れた極端なアップと引きの画の反復状態なの? なんでいきなり部屋の外からのショットなの? それは一体誰の目線なの? って。基礎無しでいきなり技巧に走ったみたいな映像がいっぱい。手持ちショットが多くて全編ガタガタと動いてますが、もう少し全体の表現自体に縛りを入れた方が良かったんじゃないかなぁ。  話自体は大して面白くないです。よくある話。特にヒネリは無し(あ、ラストは卑怯なヒネリ方してるかな)。  タイムスリップものとしてひっかかる点が幾つか。未来ならともかく過去に戻ったのならば実際に行動し始める以前に新聞の日付だけでいきなり飛んだ事を認識しちゃうのは短絡的過ぎますし、昭和48年時点で十分物心ついてた身としては、あの風景はせいぜい昭和40年代初頭くらいだろ、と。  歴史改変ものではないので時系列を利用した凝ったトリックなんかは無いのですが、せめて時代や人のギャップで笑わせる程度の事はしても良かったと思うんですけどねぇ。  で、柴咲コウが倒れるところとクライマックスとで「ここが見せ場!」とばかりにクロスカッティングで盛り上げっていうのをやっていてクドいです。この2回のクロスカッティングのせいで映画のテンポが悪く、短い上映時間のクセにダラけた映画になっています。なんつーか、野暮。  大泉洋が全編ぶすーっとした状態でキャラとして面白味がないんですよね。劇団ひとりとセットになる舞台のシーンだけ面白いって感じで。肝心のクライマックスの舞台にしても華がないですし。  古臭くて野暮ったい感動的なお話が見たいなぁ、って思うならば(思うか?)ピッタリ来る、そんな映画。カメラと画の繋ぎに落ち着きが無いのが難点ですけど。[映画館(邦画)] 4点(2014-06-12 22:35:38)《改行有》

28.  009 RE:CYBORG 《ネタバレ》  元々『009』を楽しんだ記憶がまるでなく(触れた記憶自体は原作から東映動画の映画版&白黒テレビ版、サンライズのカラー版等、たっぷりあるのですが)、エンディングに罵声や失笑が飛び交った『超銀河伝説』というとてつもなくダメな映画を経てきているので、今回も「まあ、こんなモンでしょうよ」という感じで。  キャラクター達がどうも『009』に見えない(ジェットとアルベルト、ギルモア博士なんか特に)とか、アダルトな要素は不要なんじゃ?とか、単純にサイボーグ戦士にコスチューム着せて9人並べた絵を見せられなかっただけでもダメとか、そういう根本的なところでひっかかってしまう映画ではありますが。  『まどか☆マギカ』にも感じた事。個というミクロから内なる宇宙を通してマクロへと繋がってゆく、その対比がクリエイターのパーソナルな観念的視点によって両極ばかりに偏向し、欠落要素の多過ぎる、説得力を欠いたものとなっている感じがします(その点、同じくミクロとマクロとを描いたジョディ・フォスターの『コンタクト』はよく出来ていた例だと思います)。  この作品世界には個人と組織と神秘は存在するけれど社会は存在せず、それはまるで誰かの見た悪夢であるかのようで。そこでパーソナルな世界から捉えた現実の不確実性に言及する作品であるのならば、それはそれでアリなのですが(まあ、となると押井作品ですわな)、これは単に力が及んでいないだけだと思うんですよね。神を語るには同時に何を語らねばならないのか、そこに無自覚というか、あまりに浅いというか。  相手にしているものの大きさを測りかねて核やテロというキーワードで遊んでみました、って程度の作品で閉じてしまっている気がして、お釈迦様どころか原作者の掌で踊る事すらできないくらいに矮小化された『009』ではあったな、と。  それでもあのオチは『超銀河伝説』の悪夢を振り払おうとして同じ穴に落ちたような感じである意味(意地悪な意味で)面白かったです。  あと、フランソワーズがお色気要員扱い、ムチムチしたデザインでセクシーショットを見せてくるあたり「露骨でイヤだわぁ」と思いつつしっかと凝視しておりました。[映画館(邦画)] 4点(2012-11-07 15:23:10)(良:1票) 《改行有》

29.  セント・アイブス シブい映画がいっぱい上映された70年代の渋谷東急。私はどんな映画かも知らないままここに入る、という事を繰り返しておりましたが、そんな中の一本、ブロンソンのこの映画はワケ判らん、という状態でした。とにかく見せ場らしい見せ場、メリハリがあまりなくて、とりあえず儲け話がゴチャゴチャしてイヤな事に巻き込まれたのだなぁ、ジャクリーン・ビセット綺麗だなぁ、そして、めちゃくちゃジミで退屈な映画だなぁ!という記憶が甦ってきます。全体的にとってももっさりとした映画だったと記憶しているんですよ。やたらややこしい物語なのに淡々。死人がぼろぼろ出るのに淡々。この頃の私はいろんな映画見ようと、そして理解しようと背伸びしてたけれど、いかんせん当時のお子ちゃまには70年代のシブさは苦い雰囲気ばかりを与えたのでした。[映画館(字幕)] 4点(2005-12-08 00:57:50)

30.  セブン・イヤーズ・イン・チベット ブラピがスクリーンに映ってる時間だけはたっぷりあって、でも、会話やエピソードの積み重ねで彼に人間的な魅力を持たせる、という事はあんまりしていないので、ちっとも迫ってきません。ダライ・ラマと出会ってから最後までが実は短いというのも、なんだか肩すかし。そこの部分こそ、しっかり見たかったんですけれど。実話を元にしていながら、まるでブラピのプロモーション映画。これを、映画ファンが興味を惹くであろう『マジメでドラマティックで感動的な作品』というイメージに仕立て上げた配給会社の勝ち、ってところでしょうか。[映画館(字幕)] 4点(2003-12-09 16:22:54)

31.  聖☆おにいさん 《ネタバレ》  そのヌルさユルさは原作由来な訳ですが、それにしてもこんなモンでいいのか?と。  ブッダとイエスを主人公に据えながら、基本は日常生活のあるあるネタ。別に大して面白くありません。宗教絡みになるネタのみ、それなりの面白さを醸す訳ですが、ではそこに何らかの思想なり視点なりがあるのかと言えば、単なる単発のネタ。  更にオリジナル要素の子供達との絡み、ここが壊滅的につまらないというか、その部分に関しては一体誰に見せたいのか甚だ疑問に思えるようなシロモノ。『クレヨンしんちゃん』や『ドラえもん』あたりで大きくハズしたエピソードみたいな、お金払って見に来た大人をドン引きさせちゃうような、送り手が一方的に盛り上がってま~す的世界で、ここにそんな個性ってどう考えても要らなくない?という状態。  それから気になったのは、外から来た存在の視点から日常生活を捉えて「日本の生活サイコー」みたいな持ち上げ方で最初から最後まで一貫している点。矮小化されたナショナリズムって感じで気持ち悪いです。  ブッダとイエスの俗物っぷりを笑ってみせるお話、だけどそのまま作品自体を俗物としてパッケージングしただけで何の気概を見せる事もなく終わるようなシロモノに付き合わされるのはハッキリ言って苦痛でした。[映画館(邦画)] 3点(2013-05-10 19:44:13)《改行有》

32.  1000年女王 《ネタバレ》 ≪めちゃネタバレ≫女王の正体は?ってウリだったんですけど、いや、最後まで判んないし。そのうち、公開中の新聞広告で「1000年女王はメー○ルだった!」って。ええー?んなコト何にも言ってなかったじゃん、そういえばプロメシュームって呼ばれてたなぁ、でもそれってメー○ルのお母ちゃんじゃん、つーか、そもそもラストで死んじゃってるじゃん・・・。もうワケ判んない。独特のクドい絵柄は最後まで馴染めず、意味のない映像に気合い入った作画してたり(ドクターがただ延々と歩くシーンを大々的な動画で描いております)、物語は感動しろ~!と押しつけてきながら、全く感動できず、散々な映画でした。主題歌は良かったですけど。[映画館(字幕)] 3点(2003-12-09 22:55:44)

33.  戦国自衛隊1549 《ネタバレ》 いやあ、凄かったぁ。もうダメな日本映画の要素がぎゅぎゅっと濃縮されて、とても濃い一編。ダメダメ映画樋口版「日本沈没」に劣るとも勝らない、5分に1度は『バカじゃねぇの?』と呟かせてしまう作品でした。やっちゃいけない事のオンパレード、納得できる箇所が全くないという、奇跡のような物語。大きなウソを、更に沢山のウソで固めまくって、そのリアリティは怪獣映画並み(事の発端部分がこの監督の「ゴジラ×メガギラス」に似てる・・・)、日本映画お馴染み『そんな事してる場合か!』って状況は存分に織り込まれ、見せるべきところは見せず(導入部の唐突さといい、思わせぶりなだけで何も描かれていないドラマといい)、自衛隊の協力部分はこってり、戦闘やVFXはあっさり。第一、何故条件が100%一致しているとは思えない状況できっちり同じ時間幅で飛び、同じ間隔で帰還できると確信できちゃってるのやら。過去に痕跡を残さないための伏線ってのは全く回収せずにほったらかしですしね。そもそも、先日見た「亡国のイージス」同様、まーた『腑抜けた日本人に喝!』ってのを前提とした物語なんですけど、どうも私はこの福井晴敏って人の思想と相容れないようで。この人の原作の映画化は全滅状態ですわ。大体、映画屋が自衛隊のPR映画を撮るってのは、堕落してるんじゃないかなぁ? 思想がどうであれ、協力を受けないところでやってみせてよ。[DVD(邦画)] 1点(2006-10-04 00:21:37)(良:2票)

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