みんなのシネマレビュー |
| スポンサーリンク
スポンサーリンク
2. 麗しのサブリナ 《ネタバレ》 オードリー、綺麗すぎ!!サブリナパンツ+エプロンがキュート、しかも本作ではホンモノの歌声まで聴ける!そしてオードリーがいじらしい。これだけアイドルの素材を活かしながらもアイドル映画と感じさせないあたりは、さすがはワイルダー監督!(と言っても個人的には時にハナにつくワイルダーテイストですが、本作ではまさにゴキゲンな出来栄え) また素晴らしき名曲 "Isn't It Romantic" そして"La Vie En Rose" の使われ方もまさにロマンチック(この2曲のスタンダードは、まさにマイベスト中のベスト) 1950年代のハリウッド映画のええとこだけを凝縮したような映画で、ボガートもホールデンもええよな~!特にラストの船上のシーンは素晴らしく、こんなボギーを、もっと観たかったとつくづく思ってしまいました。[DVD(字幕)] 7点(2007-06-06 06:40:02)《改行有》 3. ウェールズの山 《ネタバレ》 なんかお相撲の新弟子検査で身長が足りない人が、頭にシリコン埋めて合格した話に似てるが、そこまで切実でも無いような、どうでもいい話のような気が・・・。英国人測量士の "山でも丘でもどちでもええやん、この素晴らしい景観は変わりまへんで" そうそうホンマにどっちでもええやん。 そやけど何なんやろ、この感動は?何で俺泣いてんねやろ?牧師さんは別に何回も山登らんでも充分カッコええよ、恐怖を克服したジョニーに、そないみんなで、そないみんなで拍手贈らんかてええよ。ホンマこの作品を観て、つくづく自分の涙腺というか感動のツボを改めて思い知りました。 [DVD(字幕)] 8点(2007-05-27 10:23:38)《改行有》 4. 裏窓(1954) 《ネタバレ》 やはりこの作品は、細部まで緻密に作り上げられた完璧なセット、肉眼とレンズの切り替え、そして裏窓から見える他人の生態(声やピアノなど含め)が渾然一体となって蒸し返すような暑さと匂いすら感じる鼻血の吹き出るような映画です。そう映画ならではの表現でありながらも、表現技法は実験的で、自分も観ている途中に息苦しくなってきた頃に殺人事件の疑惑解明へ向けて一気にストリーが動き出す展開も巧いです。しかしこんだけ観る者の妄想をあおっておいて、最高に魅力的なリサ(グレース・ケリー)に愛されて、ラスト両足ギブスじゃあ、こっちの妄想はまだまだ続きそうです。 [DVD(字幕)] 8点(2007-02-25 20:22:59)《改行有》 5. ウエスタン 《ネタバレ》 初めてこの映画を観たときに、自分の中にある壁やカテゴリーやその他諸々を、木端微塵に粉砕されたあまりにも強烈で美しく、感動的な作品です。レオーネとモリコーネの化学反応の結晶、特にブロンソンとヘンリー・フォンダの決闘からクラウディア・カルディナーレとの叙情詩的な別れのシーン、そしてラストの駅に汽車が到達するシーンのクライマックスまでの流れは、もう鳥肌が立ちまくりです。更にこれはもう男が憧れる男の生き様が凝縮されていると言う意味でも、愛すべき素晴らしき作品です。[DVD(字幕)] 10点(2006-08-20 23:50:45) 6. ウィンダミア夫人の扇 《ネタバレ》 ルビッチ監督の本当に何と雄弁なサイレント。ゴシップ、ゴシップ、ゴシップ塗れの中で女が生き抜く術、それが凄い。アーリン夫人を演じるアイリーン・リッチさんの演技、 表情、まさに妖艶。それがラストのウィンダミア夫人との2ショットではまさに母の顔に。扇の使い方は流石で、これぞ映画製作の奥義ですか・・・。[DVD(字幕)] 8点(2006-08-20 09:24:33)《改行有》 7. 有頂天時代 アステアとジンジャー・ロジャースのダンスが芸術であり、他のどのような表現方法を持ってしても到達し得ないと思わずにはおれない"NEVER GONNA DANCE"惚れ惚れするこのシーン!映画としての完成度は、このコンビ作品の中でも最高峰にあるでしょう!それにしてもジンジャー・ロジャースは最高にキュートで、あの困ったちゃんの眼差しにメロメロです・・・。そんで、アステアのダンス、特に例の黒塗り&影のカッコよさのはシビレます。また時折と言うか、結構思うんですけど、アステアの演技、ニヤッとした時の目線の送り方にキムタクを感じるのは自分だけでしょうか?(おそらくキムタクは意識していないと思いますけど)この作品では、特にそれを感じますんで。あぁ・・・書いてしまった。 [DVD(字幕)] 9点(2006-06-24 17:51:09)《改行有》
|