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プロフィール
コメント数 1884
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ダニエル 《ネタバレ》 精神的に不安定で何かというとヒステリーを繰り返す母親に育てられた少年、ルーク。両親の離婚をきっかけに彼は、「ダニエル」という名の想像上の友達を作り出す。閉塞感に満ちた現実から逃れるかのように、ルークはダニエルとの2人切りの世界へのめり込むのだった。そんなある日、ルークはダニエルに言われるまま母親に危険な薬を飲ませてしまう。激しい腹痛を味わった母親により、彼は「ダニエル」をドールハウスの中へと閉じ込め二度と会わないように誓わされるのだった――。時は流れ、ルークは無事に大学生へと成長していた。だが、母親の情緒不安定はますます悪化し、次第に自傷行為を繰り返すようになっていた。度重なるストレスに耐えられなくなったルークは、実家の自分の部屋から懐かしいものを引っ張り出してくる。それは、かつて想像上の友達を閉じ込めたドールハウスの鍵。激しい孤独感から、彼は思わずその鍵を使ってしまう。すると、自分と同じく成長しもはや青年となった「ダニエル」が久しぶりにその姿を現すのだった。子供の頃と変わらない彼の魅力あふれる言動にルークの心は次第に癒されてゆく。そればかりか何もかもを見透かしたようなダニエルの助言によって、彼の生活はどんどんと好転してゆくことに。だが、ルークはまだ知らない。ダニエルが子供の頃と変わらず危険な存在であることを……。想像上の友達である青年によって人生を翻弄されるある大学生を幻想的に描いたサイコ・サスペンス。ティム・ロビンスとアーノルド・シュワルツェネッガーというハリウッドの2大スターの〝息子たち〟が初共演という、完全にミーハーな宣伝文句に乗っかって今回鑑賞。確かに二人の息子くんたちは、親御さんによく似てらっしゃいます。特にアーノルドさんの息子は斜に構えた顔がそっくり!まあ演技が徹頭徹尾ダイコンなトコもおんなじでしたけど(笑)。ティムさんの二世君はなかなか頑張ってましたけどね。肝心の内容の方ですが、率直に言ってビックリするくらい凡庸。だらだらだらだらキレの悪い演出にセンスの欠片もない映像、容易に先の読める脚本に到底納得できないオカルト全振りのオチ…。つまんない映画の全ての要素が詰まっております。主人公の顔がぐちゃぐちゃになるシーンなんて、粘土で作ったようなチープさで思わず失笑しちゃいました。まあ、そんな感じです、はい。[DVD(字幕)] 4点(2022-06-20 23:30:19)

2.  ターミネーター:ニュー・フェイト 《ネタバレ》 ジェームズ・キャメロンが制作に復帰し、しかもあのリンダ・ハミルトンが年老いてなお闘いに身を投じるサラ・コナー役を再演しているということで話題となった、『ターミネーター2』の正式な続編。前作のあまりの酷さにこのシリーズはもういいかなと思ってたのですが、やはりこのメンツが揃うとファンとしては観ないわけにはいきますまい。まあ確かに頑張っていたのは分かります。T2の世界観を踏襲したスタイリッシュなアクション・シーン、移民という昨今デリケートな問題を絶妙にブレンドした脚本、往年のファンとしてはそれだけで嬉しいリンダ・ハミルトンとシュワちゃんの共演、そして最新の映像技術を駆使して描かれた当時のエドワード・ファーロングの輝かしいお姿……。と、脚本がほとんどT2の焼き直しじゃんという欠点を抜きにしても普通に観ていられる内容であったとは思うんですよ。ただ、やはり自分としては、冒頭であっさりファーロング演じるジョン・コナーを殺しちゃうのがどうにも受け入れられませんでした。これって名作と名高いターミネーター1作目とT2の完全否定なんじゃないですかね。まあそうしないと物語が始まらないというのは分かるんですけど、ちょっとあまりにも安易すぎやしませんか。過去作への思い入れが強い分、そこんところがどうにも引っかかって僕は最後までいまいち乗り切れず。やはり僕はジョン・コナーとサラ親子の〝新たなる運命〟が見たかったです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2021-01-30 03:08:22)

3.  誰もがそれを知っている 《ネタバレ》 美しい田園風景が何処までも拡がる風光明媚なスペインの田舎町。親戚の結婚式に出席するため、二人の子供たちとともに久しぶりに故郷であるこの地へと帰ってきたラウラ。アルゼンチンで事業をしている夫は急用のため出席することは出来なくなったものの、ラウラは久しぶりに会う家族たちとの再会を楽しんでいた。中には、若いころに情熱的な恋に落ちたかつての恋人パコの姿もあった。そうして始まった結婚式当日。式はつつがなく終わり、皆はそのまま二次会へと雪崩れ込んでいた。だいぶ酒が廻って、盛大に盛り上がる宴席。ところがその夜、ラウラは予期せぬ事態に見舞われることになる――。15歳になったばかりの長女イレーネが何者かに誘拐され、莫大な身代金を要求するメールが携帯に届けられたのだ。突然のことにパニックへと陥るラウラ。元恋人パコの力を借りて、彼女は娘の行方を決死の思いで捜しはじめる。だが、閉鎖的な田舎町では様々な噂や憶測が飛び交い、事態はどんどんと混迷を深めてゆくのだった。果たして娘を誘拐したのは誰なのか?そんな折、ラウラが今までひた隠しにしてきた過去の秘密が明らかになり……。ある誘拐事件をきっかけに炙りだされる、とある家族の秘密を濃厚に描いたミステリー。監督は、前作でアカデミー賞の栄誉に輝くイランの俊英アスガー・ファルハディ。主演を務めるのは実生活でも夫婦である人気俳優ペネロペ・クルスとハビエル・バルデム。僕とはどうも相性のよくない監督の最新作だったのですが、この二人の共演に惹かれて今回鑑賞してみました。確かに、考え抜かれた緻密な脚本や謎が謎を呼ぶミステリアスな雰囲気、役者陣の熱のこもった演技等によって非常に完成度の高い作品に仕上がっていたことは僕も認めます。最後まで観客をぐいぐい惹き込むこの演出力の高さは相当なもの。でも、やっぱりこの監督の作風は個人的に苦手でした。この人って、とにかく登場人物同士をひたすら罵り合わせるのが好きなんですよね~。どんどんと深まる疑心暗鬼から、もう全編に渡って激しい痛罵の応酬。どんなけ喧嘩したら気が済むねん、この家族(笑)。そう言ったわけで僕は今回もやっぱり嵌まれませんでした。こればっかりは好みの問題なので如何ともしがたい。[DVD(字幕)] 6点(2020-10-17 01:08:49)

4.  ターボキッド 《ネタバレ》 核戦争後の荒廃した近未来を舞台に、チャリンコで荒野を駆ける世紀末ヒーロー〝ターボキッド〟の活躍をやり過ぎゴア描写満載で送る低予算B級SFムービー。まあ一言で表すとチャリンコ版『マッドマックス』なんですが、さすがにいくら何でもチープすぎちゃいまっか、これ。セットや衣装や小道具なんか全て近所のリサイクルショップで揃えたんちゃうのってレベル。撮影場所も完全に近所の裏山と潰れた工場だし、主人公のコスチュームもガムテープで継ぎ接ぎしたような感じでデパートでよくやってるヒーローショーより劣ってます(笑)。ターボキッドの腕から出る必殺技のビームなんて、一昔前のテレビのバラエティレベルのCGで思わず失笑しちゃいました。その割には、グロ描写には過剰に力を入れております。まあノリと勢いだけで最後まで観れちゃいましたけど、チープ&馬鹿々々し過ぎてさすがに面白かったとは言えないかな~。ただ、ヒロインとなるロボットのアップルちゃんはけっこう可愛かったので、おまけの6点!![DVD(字幕)] 6点(2020-03-19 22:00:23)

5.  魂のゆくえ 《ネタバレ》 この狂った世界に、子供を生まれさせるのは間違っている――。ニューヨーク郊外に佇む、今年で創建250年を迎えた歴史ある教会「第一改革派教会」。責任者であるトラー牧師は、かつて一人息子をイラク戦争で失くし、以来神の教えに目覚めた敬虔な信者だ。孤独を愛し、ただ神の教えだけを心の糧に生きる彼は、ある日、妊娠中の女性メアリーからとある相談を受ける。環境保護活動に熱心な夫が、自分の子供を堕ろすことを強要してくるというのだ。世界はいま急速に破滅へと向かっている、この世界に子供を送り出すのは悲劇しか生まない、と。実際にトラー牧師が会ってみると、夫はただひたすら利益優先の大企業がいかに地球環境を破壊し続けているかを語り始めるのだった。また会うことを約束しその場は別れたものの、のちにトラー牧師はメアリーから更なる相談を受ける。なんと彼はガレージに自爆ベストを隠し持っているらしい。最悪の事態を想定し、ベストを持ち帰ったトラー牧師。だが、彼自身もまた、この世界に絶望を感じている自分を否定出来ないのだった……。神を信じつつもこの世界に希望を見失いはじめた、ある孤独な牧師の魂の遍歴を淡々と描いた哲学的なヒューマン・ドラマ。そんな信念の危機を迎え孤立を深めていく男を演じるのは人気俳優、イーサン・ホーク。監督は、70年代を代表する問題作『タクシー・ドライバー』の脚本を書いた、ポール・シュレイダー。ドラマティックなストーリー展開とは終始無縁、音楽もほぼ流れず、最後までただ淡々と続く暗い作品ながら、最後まで緊張感を途切れさせずに見せた監督の手腕は大したものだと思います。俳優たちの静かな熱演も素晴らしく、特に愛する者を失いながらそれでも懸命に生きようとする妻を演じたアマンダ・セイフライトは特筆に値します。この狂った世界に生きる価値などないのか――。病的な思考へと傾倒し、やがて過激な行動へと駆り立てられるこの主人公は現代の『タクシー・ドライバー』そのもの。それは間違っていると思いながらも、自爆ベルトへと袖を通す主人公にいつしか共感している自分が居ました。神なき時代を生きる現代人の苦悩に鋭く迫った、社会派の問題作と言っていいでしょう。ただ、残念だったのは後半の展開が幾分か腰砕けになってしまったところ。ここまで主人公の魂の苦悩を深く描いてきたのに、この結論はちょっと物足りない。なんなら絶望のどん底へと観客を徹底的に叩き堕とすくらいの覚悟が欲しかった。この現代に、安易な希望などいらない。[DVD(字幕)] 7点(2020-03-02 00:12:14)

6.  ダーク・クライム 《ネタバレ》 警察署で捜査資料や証拠品の管理を担当する事務員、タデック。かつて現場で殺人や強盗などの凶悪事件を担当する花形刑事だったものの、不祥事から今は現在の職場に左遷されてしまったのだ。そんな鬱屈した日々を過ごしていたある日、彼は過去に未解決に終わった警官殺し事件の新たな証拠とも言える映像を入手する。見終わって、彼はある直感を得るのだった。とある雑居ビルの地下にあった違法風俗クラブに足しげく通っていた、過激な作風で知られる作家コズロフこそが真犯人なのではないか――。再び現役へと返り咲くため、タデックは強引に捜査を再開する。コズロフ本人はもちろんのこと、彼の元妻へも執拗に事情聴取を行い、彼の著書や違法風俗クラブに残された映像を何度も見返すタデック。だが、そんな彼にかつて事件を担当し今や警察長官となった男から、あからさまな妨害工作を受けるようになり……。果たしてタデックは無事に事件を解決することはできるのか?現代社会の闇に潜むおぞましい犯罪を重厚に描いたクライム・サスペンス。人気俳優ジム・キャリーが久々に主演を果たしたという本作、なかなか面白そうだったので今回鑑賞してみました。冒頭から繰り返される、秘密セックス・クラブ内での怪しげでエロティックな映像はなかなかにスキャンダラスで摑みはばっちりでした。その後もこのこってり濃厚な映像と、観れば観るほど気が滅入るような陰鬱なストーリー展開は見応え充分。何処か『セブン』を髣髴とさせるこの重厚な世界観(あ、それはさすがに言い過ぎか笑)はけっこう自分好みでした。コメディ要素を封印し、あくまでシリアスに徹した髭もじゃジム・キャリーもけっこう嵌まっていたと思います。ただ、ストーリー展開がわりかし単純で一本調子なのが本作の弱点。もう少しひねりが欲しかったですね。あまりにも似たような映像と展開が続くもんだから、一時間も過ぎるとさすがにダレてきちゃいます。全編に漂う、このダークな雰囲気はなかなか良かっただけに、ちょっと物足りない作品でありました。[DVD(字幕)] 6点(2020-01-06 21:46:36)

7.  ダンボ(2019) 《ネタバレ》 最新のCG技術を駆使し、過去の名作アニメを実写化するという今や定番とも言えるディズニーの人気シリーズ。今回のテーマは空飛ぶゾウとしてお馴染みの人気キャラクター、ダンボ。僕の大好きなティム・バートン監督作ということで今回鑑賞してみました。結果は…、うーん、さすがに今回はあきませんでしたね、これ。やはりティム・バートンのアクの強いセンスと、この誰からも愛される元祖ゆるキャラみたいなダンボとの相性は全く合っていませんでしたわ。例えるなら、子供に大人気のハンバーグをこってり濃厚なもつ鍋にぶっこんだ感じ?違うか(笑)。んでも、サーカスの個性豊かなメンバーたちにはいかにも彼らしいセンスを感じたし、マイケル・キートンやダニー・デヴィート、エヴァ・グリーンといったバートン作品でお馴染みの人たちの新旧共演はなかなか楽しかったので、5点![DVD(字幕)] 5点(2019-10-21 21:31:31)

8.  ダークサイド(2018) 《ネタバレ》 自らの不注意により幼い娘を事故で亡くしてしまった、レイとマギー夫妻。深い哀しみから逃れるように、彼らは砂漠の片隅にある古びた安モーテルを買い取るのだった。知り合いなど誰も居ない片田舎で再スタートを図るレイとマギー。何もかもを捨てこの安モーテルに越してきた彼らは着々と準備を進め、記念すべき最初の宿泊客を受け入れることに。だが、しばらくすると夫レイはこのモーテルに隠された不穏な事実を知ってしまうのだった――。倉庫の片隅に秘密の通路があり、その先はある客室の鏡の裏へと通じていて、マジックミラーとなったその鏡から部屋の中が全て覗き見できるようになっていたのだ。偶然泊まっていた女性客二人組の淫らな姿態を覗いてしまったレイは、ギクシャクする妻との関係から逃れるように次第にその覗き見行為に嵌まり込んでゆく。だがある日、その女性のうちの一人が砂漠で死体となって発見されたことから、レイはどんどんと危険な罠に絡めとられてゆくのだった……。毎度おなじみニコラス・ケイジ主演で送る、そんな不穏な空気に満ちたエロティック・サスペンス・スリラー。正直、めっちゃつまんなかったんですけど、これ!全編を通して無駄なシーンが圧倒的に多く、終始ちんたらしててもう退屈で退屈で仕方なかったです。ニコケイ、しのごの言ってないでとっととレズカップルのSMプレイ覗きにいけや!!とキレそうになっちゃいました。また脚本のテキトー具合も最悪です。伏線を山ほど張っていながらそのほとんどを回収しないまま終わるというトホホぶり。あの風呂場に忍び込んだ蛇のエピソードとか何の意味があったのでしょう?一番怪しい保安官がやっぱり犯人でしたということの真相も正直、何の捻りもありません。肝心の覗き見シーンもトータル2、3分で終わるし、それも下着姿のおねーちゃんたちがお尻ぺんぺんするぐらいでおっぱいすら出てきません(怒)。ニコラス・ケイジも他の主演作と区別してもらうためなのか髭もじゃにしてる(見ていて暑苦しいったりゃありゃしない!)ぐらいで、やっつけ感が半端ありません。うん、3点!![DVD(字幕)] 3点(2019-09-26 23:37:58)

9.  ターミネーター:新起動/ジェニシス 《ネタバレ》 冒頭からあのジョン・コナーが自らの父親となるカイルをタイムワープ装置に送り込み、そこから一作目の時代へと舞台が移行するシーンで摑みはばっちりでした。あの小学生のころから何度も観てきた世界が最新の映像技術で復活か!!と僕のワクワクは頂点に――。でも、本作のピークはそこまででした。そこから何故かもう一人のT‐800が出てきたり、2に登場したリキッドメタルが襲ってきたり、サラ・コナーがすでにムキムキの戦闘おねーちゃんになってたり、開始早々ストーリーがもう無茶苦茶ですやん。「いったいどういうことやねん!」という僕の疑問に、一応パラレル・ワールドやらタイム・パラドックスやらで説明してくれてはいますけど、全く納得できるものではありません。話が進めば進むほど無理が大きくなるので、後半のクライマックスなんてもうグダグダしててさっぱり面白くなかったです。シュワちゃんの名ゼリフ「アイル・ビー・バック」なんて無理やり挿入した感が半端ないですし。また、妙にコメディ要素を突っ込んでくるのもものすごく違和感ありました。結論。『ターミネーター』シリーズの最新作としてはもちろんのこと、普通のSFアクションとして見てもかなりレベルの低い作品でありました。[DVD(字幕)] 4点(2019-09-24 20:51:55)

10.  タリーと私の秘密の時間 《ネタバレ》 二人の子供の母として日々子育てに追われる中年女性、マーロ。長女はそこまで手はかからないものの長男は情緒障害からか問題行動が多く、一時たりとも目が離せず気が休まる暇がない。そんな折、彼女に予期せぬ妊娠が発覚するのだった――。無事に次女が誕生したものの、肝心の夫はそこまで積極的に育児に関わろとせず、マーロのストレスは頂点に。このままでは身も心もパンクしてしまいかねない。仕方なく、彼女は兄夫婦の勧めで夜間だけ働きに来てくれるベビーシッターを雇うことを決意する。やって来たタリーと名乗る彼女は想定外に若く、最初は戸惑いを隠せないマーロだったが、その見た目と違うタリーの極め細やかな仕事ぶりに彼女は次第に心を許してゆく。子育てやそれまでの恋愛経験、そればかりか現代の夫との性生活にいたるまで何でも話せる関係へと発展してゆく二人。今にも底が抜けそうな橋の上を恐々と歩き続けるようなマーロの生活は、どんどんと潤いに満ちたものになるのだった。だが、彼女たちのそんな濃密な関係はやがてすぐに終わりを迎えることになって…。三人の子供の子育てに翻弄される母親と自由奔放な若いベビーシッター、彼女たちの友情と再生を温かな目線で見つめたヒューマン・ドラマ。監督はこの手のジャンルを得意とするジェイソン・ライトマン。本作の見どころはやはり、主演を務めた人気女優シャーリーズ・セロンのその真に迫った熱演ぶりでしょう。本作の撮影のために30キロも太っただけあって、終わりの見えない子育てに追い詰められた母親を実にリアルに演じていて、もう見ていて息苦しくさえありました。そんな彼女に訪れる心のオアシス。夜間だけのベビーシッターであるタリーがとても魅力的で、彼女がマーロの心の支えとなってゆくのが実に自然に丁寧に描かれていて好感度は高い。「カップケーキも作れない」と嘆くマーロのためにタリーがした行動は本当に微笑ましかったですね。だけど、急にタリーがウェイトレスの制服を着ておかしな行動を取る辺りから徐々に違和感が。「あれ、どういうこと?」と思っていたら、最後に驚きの種明かし。うーん、ちょっとこれはどうなんですかね。ホラーやサスペンスの分野ではよくあるオチなのですが、こういう地味なヒューマンドラマでこのネタは確かに新しいと言えば新しい。でも、さすがにちょっと無理があるような気が。僕は素直に受け入れることが出来ませんでした。でも、それは好みの問題。賛否は各々で判断してもらうとしても、現在、子育てに悩んでいる母親の皆様に是非観てもらいたい作品でありました。[DVD(字幕)] 6点(2019-09-04 01:26:32)

11.  ダウンサイズ 《ネタバレ》 いまや危機的状況にある環境汚染を劇的に改善させるために編み出された、究極の手段。それは人間の身体を10センチ程度のミニサイズに縮めてしまうこと。そうすれば人口爆発も食糧危機も地球温暖化も全て根本的に解決されるはず!そんな理想(妄想?)を掲げた科学者が、研究に研究を重ね、ついにその方法を実現したのだった。主人公であるポールは経済的な理由もあって、妻とともにそんなミニサイズ化を決断する。だが、無事に施術が終わりミニ人間となって目覚めてみるとそこに妻の姿はなく…。文字通り小人サイズとなってしまった人々が巻き起こす様々なドラマを軽妙に描いたヒューマン・コメディ。前半、ミニサイズとなってしまった人々が直面するであろう様々な問題をあくまで科学的経済的な視点でリアルに描いた部分は、全体的にクスリとさせられるユーモアもあってなかなか面白かったですね。全身の毛を抜いたり、歯を抜いたりしてようやく小さくなった人々を大きいままの人間がスコップみたいなものですくっていくとこなんて思わず笑っちゃいました。そして、髪の毛全そり眉毛が片方だけしかない妻からの電話で彼女の裏切りを知った主人公の半狂乱ぶりなんて凄く面白かったです。このまま「ミニサイズになった夫とでかいままの妻の痴話げんか」とか、なかなか面白そうな展開になりそうじゃん!とワクワクしながら観ていたのですが、本作の残念なのはここから大幅に迷走しちゃうところ。こんなに面白そうな素材なのに、どうしてこんな展開にしちゃったんでしょう。正直、ベトナム人女性とのラブロマンスやカルトと化したノルウェー人のコロニーでの話なんて興味ないですって!『アントマン』みたいなハチャメチャな展開にしろとまでは言わないですけどさ、このミニサイズ人間という設定をもっとこう活かせなかったんでしょうか。ミニ夫とデカ妻の泥沼離婚裁判劇とかにしてくれたら絶対面白くなったはずなのに、後半の展開があまりにも勿体ない。あと、全体的に長すぎ!さすがのこのお話で二時間越えは途中でダレます。うーん、前半がすこぶる良かっただけに残念![DVD(字幕)] 5点(2019-08-13 23:30:39)

12.  ダブル/フェイス 《ネタバレ》 妊娠の望めない妻と、彼女の代わりに妊娠出産する謎めいた代理母という二人の女性の間で翻弄されるエリートサラリーマンを描いたエロティック・サスペンス。毎度おなじみニコラス・ケイジ主演の最新作なのですが、これがまあテンポの悪さが際立つ作品でしたね。ストーリーも何が言いたいのかよく分からんし、映像も二時間ドラマ並みに安っぽいし、肝心のエロシーンも今さらプールで裸のおばちゃんが泳がれてもどうってことありません。ニコラス・ケイジも相変わらずやっつけ感が半端ないですし、懐かしのフェイ・ダナウェイなんてもはや完全にお婆ちゃんですし、見るべき部分のほとんどない凡作でありました。[DVD(字幕)] 3点(2019-04-01 01:21:00)

13.  ダークタワー 《ネタバレ》 スティーブン・キングのさすがにこれって誰が読むのって感じの中二病全開小説をまさかの映画化。いやー、さすがに世界観がぶっ飛びすぎてて、いくら何でもついていけませんわ(笑)。原作は物凄い分量をかけて(確かシリーズ合計で10冊以上あったはず)独特の世界観を構築しているのに、それを90分でやろうというのは無理というもの。独り善がり感と薄っぺらさが際立つ作品となってしまいました。マシュー・マコノヒーの悪役は意外に嵌まってましたけど。[DVD(字幕)] 4点(2019-03-29 22:37:51)

14.  タンジェリン 《ネタバレ》 LAに生きるいわゆるゲイの方たちの日常をスピーディ&ポップに描いたスラップスティックなコメディ。かなり低予算――なんたって全編スマートフォンで撮影された作品なんですけど、そんなこと気にならないくらい映像センスが素晴らしかったです。もう画面の隅々にまで監督の色彩豊かな拘りが漲っていてもう冒頭から一気に惹き込まれ、最後まで駆け足で突っ走ってしまいました。ノリのいい音楽もサイコー。主要登場人物はもちろん、ほんのちょっと出てくるだけの脇役にいたるまでみなキャラが立っていて誰もが魅力的なのも良かった。うん、この監督、将来要注目ですね。[DVD(字幕)] 7点(2018-07-28 17:19:30)

15.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 第二次大戦初期にフランスのダンケルク地方で起こった攻防戦を緊迫感溢れる映像で描いた戦争映画。大好きなクリストファー・ノーラン監督の最新作ということでけっこう期待して鑑賞してみました。なんですけど、うーん、僕はなんかいまいち嵌まらなかったですね、これ。時間軸をバラバラにしたタイムリミットが最後、一つに収斂するというノーランお得意の演出がそれほどうまく機能しているとは思えませんでした。映像は相変わらずシャープで迫力があったんですけどね。[DVD(字幕)] 5点(2018-05-29 20:57:08)

16.  ダークレイン 《ネタバレ》 1968年10月2日午前0時37分、世界が滅びそうなくらいの強い雨が降りしきる真夜中のとあるバス待合室――。さまざまな事情を抱えた客たちがバスの到着を心待ちにしている。出産を控えた妻の元へと一刻も早く駆け付けたい炭鉱夫、暴力夫から決死の思いで逃れてきた妊婦、変な呪文を延々と呟く頭のイカレタ老婆、そしてもうすぐ定年を迎えるバス停留所職員…。だが、いつまで経ってもバスは辿り着かず、それどころか雨はますます強くなるばかりだった。そこへ雨に降りこめられた新たな客がやってくる。病弱な子供を連れた若い母親や、学生運動の集会へと駆け付けたい学生。待合室は異常な熱気に支配され、一触即発の張り詰めた空気が漂い始める。なのに、ラジオから流れてくるアナウンサーの声は「世界各地で謎の伝染病が猛威を振るっている!」と連呼するばかりで、バスは一向にやってくる気配はない。すると彼らのうちの誰かがおかしな行動を取り始め、やがて何かの感染症のように一人また一人とおかしくなっていく…。明らかに低予算で撮られただろうそんなB級映画なんだけど、1950~60年代に大量生産された怪奇ホラー映画みたいなこのおどろおどろしい雰囲気、けっこう嫌いじゃないですね~。例えるなら、ちゃんと練って創られたエド・ウッド映画のような感じ?途中から待合室の客がみんな、どんどんと髭面のおっさん顔になっていくのはなかなか笑える。超趣味悪いけど(笑)。と、途中まではこの独特の世界観と変てこなストーリーを素直に楽しんで観てたんだけど、惜しいのは後半の展開。ことの真相がいまいち腑に落ちないし、オチも弱い。ちょっと話を拡げすぎたんじゃないかな。でもまあこの唯一無二の独特の世界観はやはりいい。この監督さん、もしかしたら将来ばけるかも?!要注目ですね。[DVD(字幕)] 6点(2018-01-01 23:16:28)(良:1票)

17.  ターザン:REBORN 《ネタバレ》 うーん、いまいち。なんかもっと面白くなりそうな題材なのに、なんでこうなるのかなあって感じ。[DVD(字幕)] 4点(2017-09-23 10:11:56)

18.  ダーク・プレイス(2015) 《ネタバレ》 1985年、カンザス州のとある田舎町で起こった凄惨な一家惨殺事件。シングルマザーだった母親とその二人の娘が残虐な手法で殺され、生き残ったのは当時8歳だった末娘のリビーただ一人だった。容疑者として逮捕されたのは、なんと一家の長男である当時17歳だったベン。悪魔崇拝に傾倒し地元の不良グループとも付き合いのあった彼は、唯一の生き残りであるリビーの証言により刑務所へと送られることに。こうしてこの忌まわしい事件は解決したかに見えた――。30年後、事件のトラウマから誰にも心を開けず、ずっと一人で生きてきたリビーももはや40になろうとしている。刑務所に28年も服役している兄とは連絡すら取っていない。そんな彼女にある日、殺人クラブと名乗る謎の団体から声がかかる。それは、全国各地に散らばる未解決事件を独自に調査するという犯罪マニアたちの集団だった。「君の家族の事件には、新たな真犯人がいるかもしれない。もう一度、一緒にあの事件を調査しよう」。兄の犯行を信じて疑わないリビーだったが、金のために渋々了承することに。クラブのメンバーである青年ライルとともに関係者や服役中の兄にまで話を聞きにいくリビー。彼女の脳裏に再び、あの30年前の悪夢の夜が甦ってくる…。果たして事件の真相とは?30年前に起こった一家惨殺事件の唯一の生き残りである女性が再び事件と向き合うとき、炙りだされる衝撃の真実を描いた重厚なミステリー作品。シャーリーズ・セロンとクロエ・グレース・モレッツが初共演、監督はかつて『サラの鍵』というナチスドイツに運命を翻弄される少女を描いたヒューマンドラマの秀作を撮ったジル・パケ=ブランネールということで今回鑑賞。とにかく、主役を演じたシャーリーズ・セロンの圧倒的な存在感はさすがというほかありません。心に深い傷を負い、決して幸福な人生を歩んでこれなかったやさぐれた女性役を熱演しております。また、男を翻弄する不良少女役を演じたクロエ・グレース・モレッツもなかなか嵌まっておりました。やはりクロエちゃんはこういう役の方がよく似合いますね。あの夜、本当は何があったのか――。事件を巡り過去と現在を複雑に行き来する演出も分かりやすく整理されており、監督の演出力も冴えています。特に過去と現在がリンクするクライマックスは見事な出来映えでした。ただ、残念だったのは肝心の事件の真相。ちょっといろいろと強引に詰め込み過ぎていて、いまいち納得できません。ここらへん、もう少し頑張ってほしかった。とはいえ全体的に見れば、なかなか見応えのある力作と言っていいんじゃないでしょうか。[DVD(字幕)] 7点(2017-08-27 22:03:46)

19.  ダーティー・コップ(2016) 《ネタバレ》 ロサンゼルス市警で働くウォーターズは、うだつの上がらない中年警察官。ある日、彼は同僚で友人でもあるストーンという男からある相談を受ける。麻薬密売組織の怪しい金の流れを調べてみた結果、あるホテルのレストランが保有する大きな冷蔵庫に組織の裏金が大量に隠されているのを突き止めたというのだ。「どうだ、俺と一緒にこの金を横取りしないか」――。判で押したような退屈な毎日にうんざりしていたウォーターズは、自分の人生に一発逆転を図るため渋々その計画に乗ることを決意する。ドイツ製の高級なドリルも手に入れ、車も足のつかない拳銃も用意した二人は、その冷蔵庫の上にあるアパートに忍び込みそこの住民を縛り上げるとすぐさま計画を実行に移すのだった。タイムリミットは夜明け。着実に金庫破りを進めていく二人だったが、次第に様々なトラブルに見舞われるようになる。すると、ストーンは次第にその隠された狂気性を顕わにしはじめ、根が小心者のウォーターズはどんどんと彼に振り回されることに…。果たして彼らは無事に金庫破りを成功させ大金を手にすることが出来るのか?イライジャ・ウッドとニコラス・ケイジがそんな犯罪に手を染める警察官コンビを好演したクライム・サスペンス。この二人の初共演?に惹かれて今回鑑賞してみました。まあぼちぼち面白かったですかね、これ。やぱニコラス・ケイジはとち狂ったヤバい男役がよく似合う。対するイライジャ・ウッドも内気で神経質な小心者役がばっちり嵌まっていて、この二人の凸凹コンビぶりがなかなか楽しい。前半のコメディタッチから一転、一気に緊迫感が増す後半もけっこう見応えありです。特に金庫が破られたあたりからの二人の緊張感あふれる駆け引きは、主演二人の芸達者ぶりが堪能できます。B級ながらけっこう頑張っていたんじゃないでしょうか。ただ、惜しいのはラストの展開。さすがにあのオチは駄目でしょう。捻りがなさ過ぎて肩透かし感が半端ないです。物語のキーパーソンとも言うべき、あの人質となった女性の正体をうやむやのまま終わらせたのは明らかに失敗。あの女性こそがマフィアのボスで初めから事態を何もかも操っていたみたいなオチにしていれば、もっと完成度の高いクライム・サスペンスになっていたかもしれないのにね。残念![DVD(字幕)] 6点(2017-08-13 22:15:36)

20.  誰よりも狙われた男 《ネタバレ》 ドイツ、ハンブルク。2001年、911の実行犯がこの港湾都市で計画を練って以降、それを察知できなかった現地の情報機関は躍起になってテロ対策を加速させていた。そんな国際都市にある日、ロシア当局に拷問を受けた過去があるチェチェン人青年イッサが入国してくる。そのことを察知したテロ対策諜報員バッハマンは、彼が大手銀行員と接触したがっていることを知り、全容を解明しようと彼をしばらく泳がせることを決断する。だが、バッハマンの思惑など意に関せず、国の上部機関、警察、現地のイスラムネットワーク、さらにはアメリカのCIAまでが絡んでき、事態はさらに複雑な様相を呈していくのだった。そんな折、イッサを支援していた女性弁護士の手筈で彼がドイツの街中で失踪してしまう……。名優フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作となったのは、ドイツの国際都市を舞台にテロ対策の最前線をリアルに描いたスパイ・サスペンスでした。スパイ小説の巨匠ジョン・ル・カレの原作を映画化しただけあって、この全編に漲る息を呑むような緊迫感はなかなか凄かった。派手なアクションやスキャンダラスな設定で観客を煽るのではなく、あくまでもリアルで地味なストーリーなのに最後まで見せきる本作のスタッフたちの手腕は大したもの。そんな無差別テロという悪魔の所業を阻止するために誰も知らないところで彼らのような人が日夜、神経を磨り減らすような情報戦を繰り広げているのかと思うと本当に頭が下がる思いです。特に、何処にでも居るサラリーマンのようないでたちでありながら、それでも時折その隠し切れない狂気性を垣間見せるF・S・ホフマンの熱演は見事でした。権謀術数渦巻くテロ対策という問題の難しさに翻弄され、自分の無力さを思い知らされた彼の魂の咆哮とでも言うべき最後の雄叫びは胸の奥深くに突き刺さってくるようでした。つくづく惜しい人を失くしたと残念でなりません。奇しくも昨日(2015/11/14)、フランスのパリでイスラム国と見られる組織によって大規模なテロが発生してしまいました。あらためて、本作のラストに漂う無力感に胸が引き裂かれる思いです。本作の主人公バッハマンのような人たちがそれでもテロという悪魔の所業に決して負けず闘い続けてほしいと、今回のテロで亡くなった人々のためにそう願わずにはいられません。[DVD(字幕)] 7点(2015-11-15 22:00:09)

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