みんなのシネマレビュー
Oliasさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 4662
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234

1.  チェンジリング(2008) 《ネタバレ》 前半は、厳しい視点の中にも地に足の着いた安定感のある描写が良い。特に、母親がスーパーウーマンでも何でもなく、ただ泣くだけ、立ちつくすだけ、または弱々しく抗議するだけというのが、逆にその中にある我が子への信念と愛情を、リアリティをもって裏打ちしている。●後半は、公聴会やら死刑執行やらと幅が拡がりすぎなんじゃないかなあ・・・と前は思っていたのですが、再見して気にならなくなりました。おそらくイーストウッドは、そこにあったもの、コリンズ夫人が体験したものはきちんと盛り込もうとしたんだろうけど、彼の場合、「これも入れようかな」とふと思っただけで、あっという間にまとめて入れ込んでしまえるんですよね。●それと、ぞくっとしたのは、偽ウォルターと実母の対面シーン、実母は物腰丁寧だし、再会を喜んでもいるんだけど、偽ウォルターが何か重大なことを言おうとすると、それに耳を貸さずに、ささっと汽車に押し込んでしまうのです。この一瞬が表す描写の重さ、奥の深さ!●カメラワーク、照明、音楽は相変わらず文句なし。[映画館(字幕)] 8点(2009-03-23 04:25:36)(良:1票)

2.  チャイナ・シンドローム 単なる原発反対作品ではないのが良い。本当に怖いのは、原子力そのものよりも、それに関与する人間の心理なのであるが、この映画はそれをきちんと描写している。だから、内容に普遍性があり、20年以上経った今見ても面白いのである。主人公がヒステリックでも超人的でもなく、普通に冷静にきちんと段階を経ているのも、説得力を高めている。●再見して気づいた点。専門用語の数々を、見る側が理解できるかどうかとかいらん配慮なく、随所にちりばめているのが良い。登場人物のそれぞれが、自らの任務一直線(私生活の描写ほとんどなし)。だから、緊張感が最後まで途切れない。現実の厳しさや壁の高さと、それでも前を向く意志の力を同時に表現し、そしてさっと切り上げるラストも絶妙。[DVD(字幕)] 8点(2004-01-31 04:33:59)

3.  忠臣蔵外伝 四谷怪談 《ネタバレ》 深作監督はもともと「赤穂城断絶」で忠臣蔵はやってたんだけど、あの作品は、この監督らしからぬオーソドックスにまとまった感じのものでした。しかし、この間に商業的実績を積み、好き放題できるようになったということなのでしょう。忠臣蔵と四谷怪談を1つの話にセットして映画を作るなんて、そんなことができるのはこの人だけです。そして、両方がきちんと描かれて、しかもつじつまが合っているという驚くような世界が展開されています。●爆乳+お岩メイク+ブリザードアタックと、頑張りまくった(監督の無茶な要求に応えまくった)高岡早紀には敢闘賞を。渡瀬恒彦や火野正平は、必要以上に前に出てこないのが、かえって存在感を増しています。石橋蓮司や渡辺えり子の白塗りはいらなかったんじゃないかな。そんなものがなくても、あるように見える芝居ができる方々なのですから。そして、せっかく真田広之を内匠頭にしたんだったら、松の廊下では、もっとこれでもかというくらい暴れまくってから取り押さえられてほしいところでした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2023-11-23 00:44:08)

4.  チョコレート・ファイター 《ネタバレ》 全体に漂う不協和音的な不穏な雰囲気。その中から徐々にアクションが立ち上がってくるのですが、まあこのアクションは、とにかく凄すぎです。人間の動きの限界に挑戦しているかのようです。ラスボスとの和風クラブ(?)対決のあたりですでにお腹いっぱいなのですが、さらにその後の和室対決では阿部ちゃんも乱入してくるし、そしてあのビル壁対決は、一体何なんでしょうか。思いつくだけでも大概ですが、それを本当に撮るか、と思わず突っ込んでしまいます。この作品そのものが、一発の鋭い蹴りとなって見る側に襲いかかってくるかのようです。気になったのは、敵のラスボスがムッシュかまやつに似ていること。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-09-05 01:28:06)(笑:1票)

5.  小さな唇 《ネタバレ》 筋の上での余計な寄り道は一切なし、台詞も最小限にして必要十分。だからこそ、主人公の純な想いが奇跡のように凝縮されている。また、エロティックな描写はここぞというところにポイントを絞っているからこそ、かえって生々しさがあるし、強い官能性を感じさせる。[DVD(字幕)] 7点(2016-02-21 02:11:19)

6.  小さな命が呼ぶとき 《ネタバレ》 難病の存在をスタートとしながら、情緒に流れず、単なる苦労話に終わることもなく、作中の登場人物同様、まっすぐ目的に向かって作品が歩んでいる。ポイントは、薬品を製品として完成するための、ビジネスの側面や組織運営の側面に正面から向かっていること。その中で、主人公、博士、製薬会社の面々が、それぞれの立ち位置と間合いからぶつかり合っている。主人公は必要とあらば博士との決別も辞さないし、製薬会社の役員も、よくあるような金儲けだけ考えて終わりというようにはなっていない。だから、作品全体に力強さがみなぎっている。●作中、博士が60'sロックをがんがんにかけながら実験をするシーンがあるが、ラストでそれまでになかったような穏やかな笑みを浮かべる場面の挿入曲がクラプトンの"Change The World"というのは、ちゃんとシンクロしていて、気が利いてますね。[DVD(字幕)] 7点(2015-05-13 00:19:13)

7.  チョコレートドーナツ 《ネタバレ》 作品のテーマは、ゲイでもダウン症でもなくて、裁判後に弁護士がさりげなく口にする「それでも我々は闘わなければならない」「いつか希望はある」。そこで前を向いて走りかけた矢先、まるでその足元を引っかけるかのように、さらに起こる衝撃の事実。それでも主人公は"I(We) Shall Be Released"と歌い続ける。だからこそ湧き起こる自然な感動。●作中、司法制度の理不尽さが存分に描かれていますが、実はこれと次元において同じことが、「現在の」日本の家庭裁判所でも、むしろ堂々とまかり通っている、ということは知っておくべきです。●主人公の二人と子供が心を通わせる過程は、もっと時間をかけて見たいところでした(1年経ってるようにはとても見えませんでした)。その方が、そこから後がもっと生きたと思いますが。[映画館(字幕)] 7点(2015-02-06 22:28:50)

8.  中国の植物学者の娘たち 《ネタバレ》 ちょっとしたことの積み重ねから二人の間に愛情が醸成されて、それでドラマが動いていくんだけど、その突っ走りが現れるのが、「父の食事を準備しない」とか、「新聞を買ってこない」とか、そういったこと。所詮は家庭内でのごく僅かなこと。しかし、二人にとっては、とてつもない意志に基づく行動の結果。その構造枠自体が、話の切なさを増幅させる。最後の悲劇も、どこかでほんの少しだけ軌道がずれていれば起きなかったこと。それがまた切ない。施設から始まって施設に回帰し、湖でターニング・ポイントが起こって湖に回帰するというような、見せ方の巧さもなかなか。[DVD(字幕)] 7点(2015-01-02 00:27:28)

9.  チャップリンの独裁者 メッセージは、突き詰めるほど、また純度が高まるほどに、言葉は単純化されて明確になり、かつ力強くなる。当たり前のことを当たり前に言うことこそが、最も難しく、かつ最も輝かしい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-05 03:15:12)

10.  小さな恋のメロディ 《ネタバレ》 昔見たときには、何か盛り上がりなくあっさり終わってしまったなあという感想を持っていたものです。しかし、今見ると、少年少女の日常生活を地道に描写しているのが、作品に地に足の着いた雰囲気を与えていますね。むしろ、主人公2人の直接的な会話は必要最小限であり、オシャレなフレーズも気の利いたやりとりもないのが良い。また、だからこそ、決めの「僕たち結婚します」という一言の原始性・初期衝動性が、この上なくストレートなインパクトを発しています。ただ、最後はドタバタになってしまったというのは前から思っていましたが、再見してもやはりそうでした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-03-22 03:21:58)

11.  小さな贈りもの 《ネタバレ》 ネタ一発というか、最初のところで大体予想できるとおりの展開なのですが、確実な作りでテンポも良いので、安心して楽しめます。引取先候補の女性2人の露骨でない対比はなかなか新鮮でした。追っかけ役のマシュー・マコノヒーが何となくうるさいだけで、活用し切れてなかったのがちょっと残念かな。それにしても、象ってほかの動物に比べて動きや表情の幅が小さいように見えて、表現対象としては難しいのではないかと思うのですが、あれだけいろいろ表せるんですね。[DVD(字幕)] 7点(2008-08-07 05:01:37)

12.  小さな中国のお針子 《ネタバレ》 何といっても、お針子のジョウ・シュンが凛としていて実に魅力的。この作品はそれだけでOK。また、前半で、山間の農村の生活のさりげない一場面をあちこちにちりばめているのが、作品世界に重みを与え、後半のドラマチックさに貢献しています。ラストがハッピーエンドでないのも良いし、いったん現在の姿を出しておいて肝心のシーンを最後にとっておく構成も巧い。[DVD(字幕)] 7点(2006-08-29 11:19:08)

13.  チョコレート(2001) 波乱も何もない淡々とした進行が、主人公2人の倦怠感、喪失感をそのまま表しているのが良い。だからこそ、2人の波長が共鳴していることが伝わってくる。恋に落ちているはずなのにハラハラもドキドキもありませんが、彼らの目には、世界はこのように映っているはずです。邦題も秀逸です。[DVD(字幕)] 7点(2003-10-20 00:22:23)

14.  父の祈りを  単なる冤罪事件のドキュメンタリーではなく、父子の心の交流という点に焦点を絞ったのが勝因だと思います。冒頭からの主人公の独白の受け手が、終盤でついに主人公とクロスするという構成も格好良い。残念だったのは、15年という時間の経過が画面上でほとんど表現されていないことで(最後の法廷の場面でも、登場人物が少しも老けていません。私は、台詞で15年と言われるまで、刑務所内での期間は3~5年くらいかと思っていました)、この点をきちんと表現できたら、時間的な壮大さが明確になって、さらに感動が誘発されていたと思います。7点(2003-03-03 23:48:16)

15.  ちょっと今から仕事やめてくる 《ネタバレ》 パワハラに遭っている社員が、変な兄ちゃんと出会って変化し、会社を見返していく系かな・・・と思いながら見ていたら、序盤の進行がえらく速い。いったん成功する(新規大口契約ゲット)→そこで予想外のピンチが起こる、といういわば定番の流れも、早々に登場する。これからどうするのかな、と思っていたら、そこからの展開はなかなかいい方向に予想を裏切ってくれました。良かった点は、田舎の両親というクッションのアクセント、メインの退職のシーンで啖呵の一つも切らずにやっぱり腰低いこと(でも表情が違う)、そして退職後は会社を一切映さないこと。バヌアツ云々はやっぱり唐突なんだけど、それまでは世界のすべてだったオフィスの狭苦しさ(物心両面の意味で)を事後的に強調する手法としては、やっぱり必要だったのかな。ちょっと余計なモノローグとか台詞も一部目にはつきましたが、許容範囲内でした。[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-07-12 00:44:19)

16.  智恵子抄(1967) 《ネタバレ》 何と、この芸術家の主人公に丹波哲郎?そしてメンタルに弱さを抱えた智恵子に岩下志麻?というキャスティングに、別な意味でのどきどき感が湧いていたのですが、意外にもイメージを逸脱しない範囲で収まっていました。その上で、展開としては、一部脇役がちらほら出てきはするものの、基本的には2人の関係をひたすら追っている。そうすると往々にして単調になりがちなのですが、そうもなっていません。勝因の一つとして印象に残ったのは、道具関係美術の丁寧さ、そしてその効果的な使われ方です。作品上必須の絵の数々を筆頭に、缶々とか(えっ?あの太郎ちゃんが石立鉄男!?)、機織り機とか、レモンとか、彫刻小物とか、切り絵とか。中でも、発症し始めた頃の智恵子の「前と全然違っている絵」の一瞬の説得力は強烈でした。[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-05-06 20:56:16)

17.  チェンナイ・エクスプレス 愛と勇気のヒーロー参上 《ネタバレ》 まさにタイトル通りのチェンナイ・エクスプレスの中で、主人公がヒロインに出会う。回りには、敵役まる出しの変な男たちがゴロゴロと。ということはこのエクスプレスの中で、シチュエーション・コメディ的にいろんな危機と活躍が?と思っていたら、早々に列車からはさようなら。このタイトルは何だったんでしょう。で、中身なしのいい加減な主人公のシャー・ルクが、いつ覚醒して愛と勇気のヒーローになるのかと思っていたら、何とそれは最後の15分くらいだけです。それまではほぼ延々とヒロインとの間で半口喧嘩っぽいやりとりをしているだけです。まあそれはそれで面白いのですが、インド映画なんだから、ヒーローはやっぱり格好良くないと。[DVD(字幕)] 6点(2018-09-23 00:56:45)

18.  超高層プロフェッショナル 《ネタバレ》 父を失って途方に暮れる娘が、頼れる男を捜し出し、そして昔の仲間が勢揃いして、何をやるのかと思ったら「建築中のビルを完成させること」ですよ!何と労働意欲あふれる、地道で真面目な作品なんでしょう!それだけで低い点はつけられません。ただ、途中で発生する危機が、物資の供給を絶たれるか(それも、上棟前なんで、結局は鉄骨しかない)、誰かが事故に遭うか、の繰り返しで、ちょっと単調な気はしなくもないですが、こういう作品に、ことさら飾ったようなアクシデントはいらないのです。●ところであの娘って、「おもいでの夏」のあのヒロインの人妻だったんですね!どう見ても8年後の今の方が若い、というか、当時が23歳だったということの方が驚き。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-01 02:13:03)

19.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 チョコレート工場の見学という甘く楽しい設定が、毒々しい原色と悪意あふれる展開(子供に対してでも容赦なく制裁を下す)で彩られる中盤までは実に良かったのです。ところがその後、やっぱり家族は大切なんだみたいな優等生的なまとめ方で一気に収束してしまって、いきなり普通レベルになってしまいました。あの設定だったら、途中で消えた子供はそのまま帰ってこないくらいでもよかったと思うし、かりにチャーリーは家族を重視して家に帰るとしても、ウォンカは「だったら俺はそのまま引きこもるよ」と格好良く工場内に1人消えてほしいところでした。[DVD(字幕)] 6点(2014-04-07 00:51:11)

20.  忠臣蔵(1958) この超王道ストーリーでこの豪華キャストならば、つまらなくなるわけがなく、素直に見て楽しんでいれば良いわけです。ただし、浪士側の個々の面々が、せっかくの俳優陣を揃えていながら、鶴田浩二の岡野を除いてはさしたる目立った場面がなく、まとめてすまされている感があるのが残念。[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-01-02 01:09:29)

0100.21%
1741.59%
22856.11%
374916.07%
490619.43%
599521.34%
692019.73%
751411.03%
81613.45%
9450.97%
1030.06%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS