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41.  デス・プルーフ in グラインドハウス テレビつけたら物マネやってて、そのマネされてるのが知らない人で、観客席が沸くほど楽しめずボーッと見てた、って感じ。ま、こんなチープな感じのB級映画って漠然と類推は出来るんだけど、パロディから本家類推してもしょうがない。見世物としての面白ささえ、懐かしさを共有できないと不発気味。こんなところにしか次の手が打てないまで、いま映画は行き詰まってるんだろうか、と暗くなってしまった。『キル・ビル』のときもちょっと思ったけど、この監督、自家中毒を起こしてるんじゃないか。遊び心を忘れぬ子どもというより、骨董趣味に閉じ籠もった老人のように見える。[DVD(字幕)] 5点(2008-06-09 12:14:54)(良:2票)

42.  ディナーラッシュ いろんな人間模様が重なり合う話って、職場や住宅地でもできるけど、こういう街の一部が一番似合う。肩書きがはずれて、誰もが社会的な輪郭を曖昧にしている空間、役割から一時的に解除されている互いに匿名の人たち。そこに面白味が生まれる。カツラで匿名に変装したつもりの料理評論家は、そういう人たちの中でかえって正体を見抜かれる。役割を演じているから。あと仕事をしているのは、経営者とコックとギャングだけか。別に意味はないけど、停電でさらに異空間の感じを深めた。「ニューヨークでは死体2つで売上げが3倍になる」ってのがいい。[映画館(字幕)] 6点(2008-06-06 12:15:06)(良:1票)

43.  鉄路の白薔薇 グリフィスのメロドラマは、現在の目でも充分面白く感じるのに、フランスのこれは、ちとつらかった。だいたいサイレント映画の芝居ってのはどこでも大袈裟になるものだけど、本作の臭さはヨーロッパの深刻趣味も加わるんで、我慢の限度を越える。アメリカのヒューマニズムに対して、こちらには、苦悩によって人間は成長していくものだ、っていう精神主義があるからなんだろうか。前半の特殊な愛が後半で普遍に至る、ってあたりも、なんかすごくヨーロッパっぽい。でもやはりカットのリズムというものを洗練させた映画史上の業績は尊重したいし、アメリカとヨーロッパの違いをあれこれ考えるきっかけになっただけでもありがたい映画ではある。[映画館(字幕)] 6点(2008-03-01 12:16:09)

44.  D.I. 監督主演のエリア・スレイマンは、なんでもパレスチナのキートンと呼ばれている人だそうだけど、全体のトーンはフランス映画ふうで、いろいろ屈折していてやや分かりづらい。もちろんこちらの不勉強のせいが大きいのだが。前半の隣人のいざこざに、イスラエルという隣人の影を見せると同時に、パレスチナだって一枚岩ではないってことも含んでいるのかもしれない。とかくニュースでは常に集団で見られる存在だけど、当たり前のことだが、ときに反目したりするこういう個人個人で成り立っているわけだ。そんなところがけっこう新鮮。町のたたずまいにも、普通の暮らしをしている場としての生活感がある。集団で怒りの波となっているニュース映像の裏に、こういう“普段”があってこそ、その怒りの実質が分かってくるというものだ。忍者になったりと破天荒な展開の部分よりも、こういった記録映像的な部分でよかった。風船に検問所をなくしたい願いが託され、圧力鍋に沸騰寸前の気持ちが託される。[映画館(字幕)] 6点(2008-02-29 12:19:33)

45.  抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より 《ネタバレ》 ハリウッドだったらもっとハラハラドキドキさせようとする。主人公が脱獄しようと監獄の扉を削ってるときに、階段を上ってくる見回りの兵士の姿を絶対挿入する。でもそういうことはしないで、この映画はただただ手と扉に集中する。あるいは、この獄舎全体の見取り図を観客に前もって知らせておいて、逃走のスリルをより高めようとする。でもそういうこともしてくれない。映画は一人称に徹する。主人公が初めて見たときに、観客も初めて見る。それまでは自分の手と扉しか見るものがない。だから観客は地図的にどういう経路で逃げたかよく分からないんだけど、それは上からゲームを眺めるように主人公を見なかったということで、彼に寄り添い、一体となっていた証拠。それこそが最良のサスペンス。ずっと息をつめ、自転車のキーコキーコいう音に、主人公と同時に耳を澄まさざるを得ないのだ。[地上波(字幕)] 8点(2007-12-28 12:18:54)

46.  Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン 《ネタバレ》 自分もマンギョンボン号に乗って北朝鮮に向かっているようなワクワク感が生まれた。ニュースなどでもよくピョンヤンは目にするが、それはあくまでも特異な国の首都としての映像で、本作のように日本から連続して今現在存在している街という実感がなかった。おそらく息子や兄や姪や甥に会いに行く家族の目を通しているからだろう。もちろん船中では例のごとく不自然に美人な歌手たちが将軍様をたたえる歌を歌ったりして、すでにあっちモードなのだが、それとても気色悪さよりはご愛嬌といった感じ。ピョンヤンへ向かうバスから見える索漠とした風景、広告のない殺風景な街路、広場では花束行進の訓練をしているが、意外とユルめの指導だったりと、なんか観光客のようにキョロキョロ見回す映画の視線が、こちらの好奇心と心地よく一体化する。かわいい甥や姪見ていればごく普通の日本家族の風景と同じ、しかし夜に甥がピアノを弾くときは停電時間らしくロウソクがともされる。ふとピョンヤンと地方ではまた違うんだろうなあ、などと窓の外の暗闇の果てを想像させる。お父さんはなにしろ大阪朝鮮総連の支部長までやった人、誕生パーティーの挨拶では勲章をたくさんつけて将軍様への恩をとうとうと語る。あの政府の機構の末端をになったものとして、あの国や在日帰還者の悲惨への責任はあるだろう。でもこの映画で綴られる愛すべき家長としてのお父さんの姿もまた真実。政治ってものはどうしてこう世の中をややこしくしてしまうのか。[DVD(邦画)] 7点(2007-12-26 12:23:15)

47.  ディパーテッド 《ネタバレ》 どうしようもないワルをじっくり描き上げていくこの監督の世界は、うまく波長が合えば“人間の闇”を覗かせてくれるが、うまくいかないとただ辟易させられて終わりになる。本作もダーティな言葉が氾濫する、あいかわらずのコッテリした作りで、やや辟易系の作品だった。だいたいハリウッドでリメイクすると、オリジナルよりもテンポよくシャープになるのが普通だけど、これに関しては逆で、より粘っこくなっている。M・ウォールバーグ演ずる巡査部長の神経を逆なでするようなとげとげしい振舞い、ラストの見せ場のためのバネだったと最後には分かっても、でもあのネチネチぶりへの過剰な執着に、初期以来のこの監督の味が、良くも悪くも一番出ていたように思う。[DVD(字幕)] 6点(2007-12-04 12:27:46)

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