みんなのシネマレビュー |
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1. L.A.コンフィデンシャル これだけ複雑なストーリー、キャラクターを上手く描き分け、絶妙に絡めながら一つの映画として完成させたC・ハンソンの才能は最早人間離れしているとしか思えない。アツい人間ドラマ、手に汗握るサスペンスが2時間半をあっという間にさせる。[地上波(吹替)] 9点(2010-09-21 21:04:08) 2. es[エス](2001) 究極のサイコ・スリラーの一つ。一番怖いのはモンスターでも怪人でもなく、人間なのだということをまざまざと思い知らされる。異常人格者を登場させずに、一般人が“規則”に縛られ、集団に“同調”することで狂ってゆく過程が克明に描写される。まさに鬼気迫る終盤が素晴らしい。エンタメとしての衝撃的な展開とリアリティとがしっかりと共存している傑作。[DVD(字幕)] 9点(2010-09-21 20:52:46) 3. エイリアン2 J・キャメロンは1の面白い部分を抽出して、更に何倍にも面白くするという人間離れした芸当をやってのけた。うって変わってアクションものだが、これまたとんでもない面白さ。濃いキャラクターに人間ドラマ、2度に渡るクライマックス……ハリウッド娯楽作のマスターピースの一つである。[ビデオ(字幕)] 9点(2010-09-21 20:43:34) 4. エスター 不穏な導入、適度なグロ、戦慄の走る展開、あっと驚く真相、鬼気迫る演技、怒涛の終盤……。傑作サスペンス・ホラーとしての要素を余すことなく詰め込んだ一本。強いて欠点を挙げるなら、前半どことなく観疲れしたあたりか。しかし、中盤以降の“ここまでやるか”と思わせるエスターの凶行の連続と、阻止しようとする母親の戦いにはただただ見入るのみ。とにかく見せ場を畳み掛けるように用意し、これで終わりかと思わせてもまだまだ盛り込んでゆく見せ場の連続が圧巻。アメリカらしいサービス精神に裏付けされている。これにサイコサスペンス的どんでん返しの要素まであるのだから、もはや文句のつけようもない。名作だと思います。[DVD(字幕)] 9点(2010-08-15 00:57:52)(良:1票) 5. エイリアン 文句のつけようのない映像効果・音響効果・役者演出で観る者を圧倒する一本。下手に小賢しい捻りを加えず、ストレートな話を完璧な演出で伝えることを目指したからこそ、SFホラーの金字塔になりえたのでしょう。[ビデオ(字幕)] 9点(2009-01-16 20:01:47)(良:1票) 6. X-MEN:ファースト・ジェネレーション ケビンベーコンが悪役をやるって90年代映画か! とウキウキしての観賞。内容は勧善懲悪に徹しきれない時勢をしっかりと反映したヒーローモノで、CGやキャラ付けも見事。ケビンさんも相変わらずでちゃんとウキウキできました。[DVD(字幕)] 8点(2012-07-21 02:46:15) 7. エレファント・マン “奇形”に生まれてしまった男の苦悩と栄光とをしっかりと描ききった名作。D・リンチが頭のおかしい作品を量産できるのは、この作品のようにしっかりとした演出もできる圧倒的な監督能力に裏打ちされているのだろう。[DVD(字幕)] 8点(2010-09-21 21:06:08) 8. エリン・ブロコビッチ シングルマザーの強さを魅力的に描ききった名作。こりゃアカデミー主演女優賞だわ。個人と企業との闘いを軸としたストーリーも申し分なし。[DVD(字幕)] 8点(2010-09-21 21:03:40) 9. エターナル・サンシャイン 夢の持つ不安定さと、ラブロマンスの儚さが奇跡的に融合した名作。これこそ2000年代らしい新しい感覚。何度も見返したくなる。[DVD(字幕)] 8点(2010-09-21 20:53:33) 10. エグゼクティブ・デシジョン 《ネタバレ》 ハイジャック映画の最高峰であり、自信を持って薦められる逸品。ぴんと張り詰めた緊張感のある種の心地よさ、そしてそれが崩れた瞬間のカタルシス。セガールは15分で吹っ飛ぶが、生存しているという噂も。[地上波(吹替)] 8点(2010-09-21 20:50:01) 11. エレファント 徹底的に“日常”を描こうと試みた唯一無二の作品。我々が生きる日常の捉えようの無さ、虚無感が絶妙なタッチで表現されている。とは言ったものの、基本的には訳が分からない。とにかく凄いモノを観た、としか言いようのない怪作。[DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 21:05:45) 12. エボリューション 核となる怪物の進化の過程がユーモラスで興味深く、SFコメディとして上質な作品。[地上波(吹替)] 7点(2010-09-21 21:02:27) 13. 駅馬車(1939) 《ネタバレ》 様々な障害を乗り越えてゆきながら、駅馬車に乗り合わせた人々の人間ドラマがアツく展開して行く見本のような作品。一体どれほどの作品に影響を与えたことか。あのアクションスタントはいまだに息を呑む。ラストの決闘シーンはちゃんと見たかった。[DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 20:47:28) 14. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 突き抜けた見せ場の連続に圧倒されるのみの106分。でも合唱曲の演出はどうなの? アスカちゃんの扱いが悪い。[映画館(邦画)] 7点(2010-09-21 20:46:53) 15. エアフォース・ワン 《ネタバレ》 ハリソン大統領、ゲイリーテロリスト、ハイジャックモノという鉄板ヒーローアクションであり、ツッコミどころ満載ながら充分楽しめる一本。でも墜落シーンは初代プレステのCGムービーレベル…[DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 20:38:43) 16. エルム街の悪夢(1984) “夢”から現れた怪物:フレディという設定は面白いのだが、それがどうも怪物のリアリティを損ねてしまっていてイマイチハラハラしない感も。これならハロウィンの方が10倍怖い。[ビデオ(字幕)] 6点(2010-09-21 21:05:21) 17. F/X 引き裂かれたトリック 特殊効果マンをサスペンス映画の主人公にするというチョイスがいい。地味ながらアイディア冴え渡る一本。[地上波(吹替)] 6点(2010-09-21 21:02:01) 18. エネミー・オブ・アメリカ 《ネタバレ》 相変わらずW・スミスはハマってるし、GPS衛星のようなカメラワークも素晴らしいのだが、尻すぼみ感も甚だしいアクション・サスペンス映画。監視社会への警鐘を促す映画は個人的にも好みなのだが、あんな地味な撃ち合いで終わるなんて。T・スコットの作品は映像に物語がついていっていないものが多い。やっぱり陰謀モノといえば70年代の「カプリコン・1」「カサンドラ・クロス」「合衆国最後の日」あたりだなぁ。[DVD(吹替)] 6点(2010-09-21 21:01:04) 19. エクソシスト 申し訳ないのだが“当時は衝撃的だった”ということを念頭に置かないと、どうも集中力の切れてしまう作品。イラクから始まる冒頭の荘厳さ、各々の人間ドラマは良しとしても、どうしても悪魔祓いのシーンはギャグに見えてしまって……。オカルト作品のじっくりとしたテンポが、個人的に合わないのかもしれない。[ビデオ(字幕)] 6点(2010-09-21 20:50:35) 20. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 《ネタバレ》 原作に忠実。安心して観れる第一作。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-21 20:46:23)
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