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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 972
性別 男性
ホームページ http://yuromovie.blog.shinobi.jp
年齢 39歳
自己紹介 名前をdonkeyから「ゆうろう」に改名しました。
好きな監督は北野武、クリント・イーストウッド、宮崎駿、石井聡互、黒澤明など。


よろしくお願いします。

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評価順123
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1.  灰とダイヤモンド 《ネタバレ》 かなり熱のあるレビューが多い中で恐縮ですが、僕はこの映画を見て「なんだ、これって『飲み会』の映画じゃん!」と思ってしまいした。 このオハナシを戦後のポーランドから現代の日本に置き換えてリメイクしてみるとこうなります。 「今日飲み会なんすよね~」とか言いながら、前半は各々の社員が仕事をしながら人物紹介。後半から飲み会がスタート。クリエイティブがどう、グローバル化がどう、イノベーションがどう、などとスケールのでかい話をショボい居酒屋で繰り広げます。中には「ちょっと抜け出さない?」とかなんとか言って若手社員カップルがどこかにシケこみます。無礼講を真に受け、大失態を犯す奴もいます。で、散々大騒ぎして食い散らかした挙句(あとで掃除する人がいるなどとは想像もしていません)、けだるい朝を迎え、裏手の生ゴミ置き場に千鳥足で倒れこみTHE END。 こう書くと、かなりショボくてセコい話になりますが、現代日本の縮図にも見えてくるわけですね。 と、架空の映画の感想はここまでにしておいて(笑)。 つまりこの映画って、戦後ポーランドの縮図になっているわけです。 映画を見る前は、ポーランドの歴史など予備知識がほとんどないままで鑑賞しましたが、そんな状態でも十分理解できる映画になっていたと僕は思います。むしろ、この映画自体が「これが戦後のポーランドだ」とわざわざ説明してくれているんです。(そりゃ、歴史をちゃんと勉強していたほうがより真正面から理解できるとは思いますが。) とくに終盤、『宴の後』の朝は、まんま『終戦』を思わせる映像でしたしね。 どんな時代だろうが、どんな境遇だろうが、社会に対して、そして自分自身に対して持っている矛盾と葛藤するのは誰にでもあることです。 まだこの映画を観ていない人は、あまりハードルを上げすぎずに見るのがいいんじゃないでしょうか。 僕は掛け値なしに大好きな映画です。[映画館(字幕)] 10点(2012-12-01 16:41:24)《改行有》

2.  晩春 最初は6点くらいかなあ、などと生意気にも考えていましたが、後半にいくにつれて欽ちゃんの仮装大賞よろしく、ポポポーンとポイントが上がりこの点数です。なんか凄いモンみちゃったなあ・・・と呆然としてしまいます。原節子がとにかく凄い。理解できそうで、まったく理解できないほど底なしのキャラクターだったように思う。ずっとニコニコしていた彼女の違う一面、また違う一面が次々現れ翻弄されちゃいました。バカみたいな感想しか出てこないけど、凄い映画だと思う。[DVD(字幕)] 10点(2012-05-22 02:51:15)

3.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 公開前から予告編をリピート再生して待ち焦がれていた作品です。巨大ロボと怪獣のドつき合いが見応えたっぷり大満足でした。個人的には平成版「ゴジラvsメカゴジラ」が大好きなので、こういう映画が派手に作られることは素直に嬉しい!日本の作品にオマージュを捧げながらも、日本の量産型アニメが不得意とするパワフルな力感を、魅力的に描いています。 ただ、個人的に不満なところもありました。まず、怪獣が人間たちに負けてしまう(笑)。異星人の斥候として利用されているならば、その部分の物語をもっと見てみたかったです。「ヒックとドラゴン」はそういう部分も本作より短い上映時間でしっかり表現していましたよ。 ・・・とはいえ、「ここをもっとこうしたら・・・」とか「脚本を云々・・・」とか言い出したら、この作品がもともと持っている魅力的な部分も削がれてしまうような気がするので、「パシフィック・リム」は、現状が、完璧! [映画館(字幕)] 9点(2013-08-14 01:24:11)《改行有》

4.  はじまりのみち 《ネタバレ》 「木下恵介監督の半生を映画化」と聞いて見に行きましたが、実際の映画はほんの2、3日の間の出来事を描いたもの。良い意味で期待が外れて楽しかったです。しかもごくごくシンプルなストーリー。病気の母をリヤカーに乗せて山越え。見ている途中で、「なんだかイラン映画みたいだなあ」と思いました。運動靴を探しまわる兄弟とか、友達のうちを探す男の子とか、黒板を背負って延々歩く教師とか・・・イラン映画で描かれる主人公たちと重なる部分があったと思います。イランでは国からの規制が激しいため、結果的にそういう内容の映画が多い・・・という点も、当時の木下監督の境遇と重なるのかもしれません。今だったら予算を割いて、戦争シーンをもっと派手にしたり、監督の人生を順を追って追いかけたり、主題歌を人気歌手にしたりも出来たはずだし、そうしなければ映画を作れない環境だと思います。しかし、そういう「ノイズ」を見事にはね除けた作り手は英断したなあ!と感動しました。そして本編の内容が、その後の木下作品と見事に呼応していて、ラストは落涙必至です。(個人的には、作品の引用はあれで良かったと思います。元々作品を見ている人以外の、木下映画を知らない人に向けて「あとでレンタルするんじゃなく、いますぐこの場で体験してくれ!」って姿勢はいいと思いました。) 涙を流してカレーライスを食べる「破れ太鼓」のお父さん、教育方針に納得出来ず、学校を辞めてしまう「二十四の瞳」の先生、親を背負って山を登る「楢山節考」の息子・・・。どんな時代だろうが、規制があろうが、イランのような遠い国だろうが、人間の想像力と創造力だけは奪えないし、自らそれを捨ててはいけない、と思わされました。ああ、映画って本当に素晴らしいなあ![映画館(字幕)] 9点(2013-06-23 21:33:07)(良:1票)

5.  遥かなる山の呼び声 高倉健が自分の過去を告白するシーン。倍賞千恵子がポットにお湯をドボドボを注ぐカットを観た瞬間、「受精率95パーセント!」と叫ぶ笑顔の渥美清が脳裏に浮かんだオレはゲス野郎です。映画は傑作です。ゴメンねバカで。[DVD(字幕)] 9点(2012-05-04 00:01:36)(笑:1票)

6.  花とアリス〈劇場版〉 ありえねえ、と思いつつ、いいな、と思ってしまいます。アリス役の子のための映画ですね。「冗・談・で・す・よっ」のとことかが個人的には好きです。[ビデオ(邦画)] 9点(2006-04-18 09:29:44)

7.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち エンターテイメント映画として最高の出来。ワイルドでちょい悪な主人公に真面目な美男子、彼とロマンスを繰り広げる絶世の美女。財宝の呪いや海賊船同士の大規模な海戦!どんだけやるんや!ってくらい冒険活劇の王道をブチ込んだ快作。なおかつそれが散漫にならずにしっかりまとまった凄い映画。登場人物たちも魅力的で、かなり多くのキャラが登場するにも関わらず、無駄な要素が一つもない。主要キャラに加え「主人公側の海賊たち」「敵側の海賊たち」「イギリス海軍」という大きな三つ巴の対決が繰り広げられながら、それぞれのグループ内の1人1人もしっかり描き分けている(犬やオウムも!)。そしてその3者の間をジャック・スパロウがまるで「用心棒」のように手玉に取ってゆく。これはもう神業!と言ってもいいくらい良く出来た映画だと思う。たとえご都合主義や説明セリフがあったとしても、その「ご都合」がしっかり成立するくらい周囲に根回ししている。ただ金をかけて作ったわけじゃない、創意工夫とサービス精神に溢れた傑作。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2003-12-20 02:23:54)

8.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド アホでも見れるエンターテイメント大作。CG多様映画は「どうだ、CGだぜ。スゲーだろ」と言っているようで、あんまり好きじゃないんだけど、ここまで使われると「うん、スゴイ」と言ってしまいそうである意味怖い。クライマックスからラストに掛けての突っ走り様はスゴイ!。9点(2002-11-26 18:10:24)

9.  バック・トゥ・ザ・フューチャー ハマった!!もう何百回と見た!!9点(2001-08-23 15:09:58)

10.  ばしゃ馬さんとビッグマウス 《ネタバレ》 映画館で開映を待っていると、他の客は若い女の子ばかり・・・。えっ、何?なに??急いで調べると、関ジャニの安田章大が出演とのこと。ああなるほどジャニーズか・・・。けれど、見てみるとびっくり、安田章大こそこの作品のMVPでした。彼が何か行動する度に客席から「カワイイ~♪」ってな黄色い声が沸いてましたが、ファンでもない自分が見てもとても楽しかったです。なかなか夢が叶わないという物語の中で、彼がとても救いになっていました。 それに対して、麻生久美子への追い込みは半端なく切実。畳み掛けるように次から次へと追い込みがかかります。結婚式の席で、今まで見下していたBL系を書いていると言ったとき、仲間たちは「へーぇ、BLねえ」と微妙に納得している様子。人を見下していた過去の自分自身から、逆に見下される感じ。えぐい。 私が選んだ仕事は、シナリオライターと違って、努力すればある程度なんとかなる業界。なので今でもなんとか働いてますが、それでも学生の時、もしくは就職してからも諦めていく人を何人か見ました。その度、麻生久美子の台詞にもあったように「夢を諦めるのってこんなに難しいの・・・」と思ったものです。なので、自分の周辺と照らし合わしてしまってジーンと来ました。むしろ、スパっと諦めた人よりも、ダラダラ続けてる自分の方がダメなのでは?と思ってしまうことも。成長するって大変だあ。せめてこの映画の安田章大のようでいたい。・・・それこそ無理か、諦めまーす。[映画館(字幕)] 8点(2013-11-29 10:02:56)(良:1票) 《改行有》

11.  パルプ・フィクション 面白かったんだけど、なにがどう面白いのか、うまく説明できない映画ですね。色んな歌手、色んな曲をランダムに編集したオリジナルテープのような作品だと思います(もしくは、ザッピングしながら聞くラジオ)。一曲一曲は他人の作品なのに、それが一本のテープにまとまると、作った人の個性が滲み出てきちゃう感じです。だから時系列もちぐはぐなのです。下手すりゃ誰にも聴かせられないお寒いモノになりかねないけど、この映画はそこのセンスが一級品なのでしょう。カットとカット、シーンとシーンの間に、タランティーノの個性が炸裂しています。[DVD(字幕)] 8点(2013-11-21 11:18:14)(良:1票)

12.  反撥 《ネタバレ》 ツタヤの良品発掘で鑑賞。カトリーヌ・ドヌーブが超絶きれい。自分と彼女が生物学上同じ人類に分類されてるのが信じられん(笑)。映画の内容は、「ローズマリーの赤ちゃん」の前哨戦といった感じ。それでも「前哨」と言ってしまうには失礼なくらい、面白い映画でした。主人公の彼女を心配し助けようとしていた男こそが、彼女にとっては邪魔者でしかなかったのがちょっと哀しい。近所付き合いなんて殆どしてなさそうだったのに、騒ぎが起きた途端に住民たちがワラワラ登場のするのは、笑ってしまいました。けれど、外の世界と断絶されていた彼女の神経質さが、より強調される無神経さでした。[DVD(字幕)] 8点(2013-11-14 11:11:45)

13.  バウンド(1996) 全く期待せずに観てみたら、思った以上に面白くてオドロキました。演出のお手本のような作品ですね。それぞれのシーンだけみてもハラハラ出来るし、後半になると、前半で描かれた状況や小道具などがまた別の形でサスペンスを盛り上げてくれます。もうサスペンスてんこ盛りですよ。けど、まるで回転寿司のようにネタが次から次へと絶え間なく押し寄せてくるので、観てるこっちはもうお腹いっぱい。なんとかギリギリ完食できたって感じでしょうか。贅沢言うと、途中であら汁やお茶を挟む余裕が欲しかったかなあ。ジーナ・ガーションももうちょっと活躍して欲しかったし。良く言えばタイトなんですけどね。これ以上ネタを盛り込んできたら、逆にバカバカしくなってコメディになってしまうところだったと思います。危ういバランスで出来ている傑作だと思います。映画の出来自体がサスペンスだなあ(笑)[DVD(字幕)] 8点(2013-08-23 00:48:28)(良:1票)

14.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 映画という表現スタイルは、つくづく「タイムスリップもの」と相性がいいんだな、と気づかされました。俳優は基本的に一人の人物を演じるわけですが、タイムスリップする度にまったく違う性格に変化しないといけないし、もちろん衣装も変わる。部屋の内装もそれに合わせて変化するし、タイムスリップする特殊効果も必要です。こういう視覚的な楽しみって、映画でしか表現できないものですね。だから、映画に携わるすべてのパートのスタッフたちが総力をあげて取り組まないといけないので、作ってる人たちはやりがいがあったのではないでしょうか。そして、この映画は、すべてのパートの成果が見事に結実した作品だと思います。演技、衣装、美術、CG、そのほかすべての要素が映画の「表現」に貢献しています。これは凄い。 あと、他の方のレビューを読んでいると、過去作との比較を交えたものが多くて、しかもそのラインナップがそれぞれレビュアーさんごとに違うのが読んでて面白かったですね。それほど、この映画は過去のタイムトラベル映画の様々な要素を受け継いでいる作品なのでしょう。個人的には「恋はデジャブ」「ミッション8ミニッツ」「時をかける少女」などを思い出しました。「思い出」が一つのキーワードになる作品ですが、見ている観客の「映画の思い出」も刺激されてるような気がします。それでいて、マンネリも感じさせず、何か新しいモノを見せられたような充実感がありました。 自分の人生のために他人を振り回すのは良くないですが、「あいつのせいでオレは人生を棒に振ってしまった」とも思いたくないですねえ。辛いことから逃げてはいけない、というようなメッセージでもあったのかな。この映画で描かれる「辛いこと」がハンパないレベルなので、そういう生き方も大変そうですけど。[DVD(字幕)] 8点(2013-07-19 03:12:14)(良:1票) 《改行有》

15.  バットマン リターンズ ただでさえ印象の薄かったバットマンが、より印象が薄くなって帰ってきた!子どもの時は「一作目は面白かったけど二作目は退屈だった」という印象でしたが、大人になって見返してみて、評価が逆転しました。(子どもの時に観たレビュアーさんでも、このもの哀しさを感じとってる人も多いですね。大人だなあ) ジョーカーは「明るい狂気」のキャラでしたが、今回の悪役たちはより情念のこもったドロドロした奴らです。原発問題なども、今観るとハッとしますね。ヒーロー物としても一本の映画としても歪な作品ですが、こういう映画もあっていいよなーと思います。特撮も、前作よりクオリティーアップしてていいですね。バットモービルの変形や、動物園のミニチュアなど、よく出来てます。意外とペンギン(動物のほう)の着ぐるみがよく出来てて笑いました。[DVD(字幕)] 8点(2013-04-04 11:29:55)

16.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 主人公が言う「皆、何かを恐れている」という台詞もあるように、僕はこの映画を「疑心暗鬼」の物語だと受け取りました。 爆弾解体モノでは、まず最初にその爆弾の威力を見せつけ、その後の緊張感を持たせるのが定番のパターン。この映画も例外ではなく定番通りの演出をしています。このシーンがあるから、芋づる式に爆弾が目の前に現れるシーンはゾッとするし、防護服を着ていたって安心できないハラハラを味わいます。しかし、冒頭で刷り込まれたのは爆弾への脅威だけではなく、他人に対する「疑心暗鬼」も含まれています。これ以後、米兵たちの人を疑う心がどんどん肥大化していくんですね。 どこからテロリストが仕掛けてくるか分からない。何の罪もない一般市民にでも銃を向けなければならない。味方であってもミスをするかもしれないし、裏切るかもしれない。装備は欠陥があるかもしれない。敵か味方かはもちろん、イラク人たちの顔の見分けも付かず、何を考えてるのかも分からない。 映画中盤では、爆弾の話がどっかにいってしまいますが(笑)、「疑心暗鬼」の物語だと思えば筋はしっかり通っていると思います。 「人を疑う心が、暗闇に鬼を見る」というように、何もない暗闇や、自分が理解できない人間の中に鬼を見いだし始めると、自分自身が鬼と化している。米兵が銃を構える度に、アメリカ自身が鬼と化しているように見えてきて、考えさせられます。 元軍人の方が「不正確」と言ったそうですが、多分リアリティを重視した作品ではなく、もっと観念的な作品なんじゃないかな、と思います。 「怪物と闘う者は、その過程で自らが怪物と化さぬよう心せよ。おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ。」 これは、この映画を観ている観客にも当てはまるんじゃないでしょうか。この映画の中にいる鬼を見ようとして、自分自身が鬼と化しているんじゃないかと、ちょっとゾっとします。まるで鏡を覗き込むような作品。賛否両論沸き起こるわけですね。 「ハートロッカー」というタイトルや、「戦争は麻薬だ」という序文からすると、この解釈はズレてるところがあるのかもしれませんが・・・。 ラストシーンは、何もない道(爆弾があるんでしょうが、映像では映っていません)を、主人公が黙々と向かっていく、そして「任務終了まで365日」のテロップ。答えも出ずに永遠と続く結末に、めまいがしました。[DVD(字幕)] 8点(2013-01-24 03:57:59)(良:1票) 《改行有》

17.  バトル・ロワイアル 《ネタバレ》 この作品が公開された時、ちょうどこの映画の主人公たちと同じ中学生でした。映画そのものよりも、R指定にするかどうか、過激がどうのなどと、大人たちがバカみたいな喧嘩をしていたという印象が残っています(映画冒頭の テロップにも唖然としますね。教師への暴行シーンがあるから?なめんなよ)。かといって、自分も映画自体には興味がなく、スルーしていましたが、最近になってようやく見ました。なんだ、面白いじゃないですか!原作を読んでる読んでないで評価はかなり割れているようですが、原作未読のオレは好きですね。キャラの描き方も、これくらいが丁度いいんじゃないでしょうか。Wikipediaで設定を読んだだけですが、キャラがスーパー中学生ばかりで、こんなもん描かなくてもいいだろうとすら思ったくらいです。明確には描いていなくても、キャラの奥行きを想像するのびしろはあったような気がします。柴崎コウの「奪う側になりたかった」という独白も、「それまでは奪われる側だった」という彼女の過去が垣間みれます。ちょっと生々しいシーンもあるけれど、彼女が一番好きなキャラだなあ。昨今ではあまりみられないヒリヒリ感が映画全体に漂っていて、意外や意外、大好きな映画になりました(この映画を「大好き」なんて言い方したらまた変な目で見られる?)。もし今バトル・ロワイアルをするならば、対象者は就活生とかになりそう。つくづくゆとり世代って他の世代から厄介者扱いだなあ(自分もゆとり教育世代のハシリです。)[DVD(字幕)] 8点(2012-05-13 14:01:23)《改行有》

18.  パイレーツ・ロック 音楽のことは詳しくないけれど、映画は凄い楽しめた!逆にコダワリがありすぎると楽しめないのかな?キャラクターたちがみんな魅力的でいいですね。どちらかというと役者の魅力って言ったほうがいいかもしれないけれど、余計な設定やらエピソード無しでキャラが立ってるのはいいなと思います![映画館(字幕)] 8点(2009-11-07 20:06:29)

19.  張込み(1958) タイトルの出方がほんとに粋でいいですねぇ。刑事たちの下宿先の奥さんが、刑事を不振人物と間違えて怪しみだすというエピソードなど、笑いもあって楽しめました。実は刑事たちも見張られていたという(^^)。後半はなんだか考えさせられました・・・。[映画館(字幕)] 8点(2006-01-05 09:26:10)

20.  パトリオット なかなか迫力があって面白かった。独立戦争ってこんな感じだったのか…。前半で、背の高い草の中からイギリス兵がゾロゾロ出てくるのは恐怖も覚えました。しかしそれ以上に恐怖したのがメルギブソンその人。自分の親父が目の前であんな殺戮を繰る広げたりした日にゃあもう、絶対言う事聞きます。反抗なんかしません。しかしイギリス人には面白くない映画ですね・・・。8点(2004-02-15 17:43:43)

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