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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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21.  ハンター(2011) 《ネタバレ》 ウイレムデフォーって何でもかんでも出てるし誰でも知ってる俳優だと思うわけですが、しかし「主役」となるとほとんどないわけで、「いやめずらしいな」と観始めたわけです。 (プラトーンはあの有名なポスターのイメージで主役感がありますが明らかに主役ではないので) 動物好きには、タスマニアデビルが途中でちょっと出るのが見どころ。 日本では多摩動物公園にしかいない貴重な動物ですから>タスマニアデビル しかし最後に出てきた嘘くさいフクロオオカミ(劇中ではタスマニアタイガーと呼ばれてる)がCGだったわけで、タスマニアデビルもCGの可能性もあるわけですが…でもまぁあちらにはまぁまぁいる動物なので本物なのではないか、と。 ロリ好きにはロリ入浴シーンが見どころ…なのかなぁ… と、マイナーな見どころはいくつかあるわけですが、本編を真面目に評価するとお話自体が非常に地味で淡々としてるしサスペンスといいつつめちゃ平凡ありがちでサスペンス要素なんか全然なく最後まで盛り上がる事もなく終わる…という、「綺麗なオーストラリアの自然内での地味な人間ドラマが好き」って人にはいいんでしょうが、僕にとっては物足りない映画でした。 そもそも映画中の人間関係自体が非常にステレオタイプでありがちな物なので「この映画ならではのよさ」というのが先に書いたマニアックポイントくらいしか思いつかないのです。[インターネット(字幕)] 5点(2020-06-10 00:51:23)《改行有》

22.  バッド・ガール(2012) 《ネタバレ》 一見、よくあるヒロインのリベンジ物のように見えて、実態は危ういトラウマ2重人格サイコ妄想物。 「実は違うジャンルの映画」という視点がないとこの映画の評価は難しいんじゃないでしょうか。 たとえば一見「スナイパージャンルの戦争映画」に見える「ザウォール」が、実際は「ソリッドシチュエーションスリラー」であるのと同じように。 ただこういう映画で難しいのは、一見して〇〇に見えると言う事は、その〇〇を観たいと思ってる人が観始める事なんです。 ところが実際は違うジャンルの映画でした!と言われても、観始めた人は「コレジャナイ感」を持つわけで、どうしても評価は低くなると思います。 この映画のように一見ただのバカホラーに思わせといて、実は複雑なサイコ物(そもそも事件自体がない)ってんじゃキツいでしょう。 主役はダニエルバナベイカー。おお、いいね!と思うわけですが、しかしこの映画の彼女は、同年のピラニアリターンの彼女ほど魅力的じゃありません。惜しいね! もう一人友人役のニコルラリベルテって女優が出てるんですが、この子がリリカルでエロくて魅力的です。 さて最初に書いた通り、この映画は「リベンジヒロイン」物ではなく、青春のトラウマ2重人格暴走妄想殺人物です。 そもそもこの映画がヒロインのリベンジ物なら、あんなに彼女の被害自体が弱いなんてありえません。半分くらい自業自得だし。 普通だったらもっと男を一方的に悪い感じかつ過剰な暴力で描き、それに対するスカっとした復讐劇にするわけですが、この映画はそうじゃないのです。 青春の暴走、レズ友達にひきずられてのただの連続殺人、関係ない人もバンバン殺す明らかに過剰暴力に見えます。 しかしラストで事件の痕跡が全くない事、ラストシーンで主人公の後ろに死んだ友人が一瞬映る事からわかるように、実際は殺人なんて存在せずただの主人公の精神的妄想なんでしょう。 友人が語る過去のトラウマはおそらく主人公自身の体験で、その結果生まれた第2人格(自分しか見えない友人)があの友人なんだと思います。 主人公を誘導し実質的に殺人を主導する友人役のニコルラリベルテ、彼女の描かれ方はたとえばシックスセンスの医者みたいな感じで「これ主人公しか見えてない奴では?」という雰囲気がバリバリ。 実在するかしないかわからんというスタンスでずっと撮られていますが、最後の方、事件があったはずの場所に実際には犠牲者の痕跡がまったくなかったことで、製作サイドは「これ妄想だよ」と観客に教えてくれるわけです。 (つか警官含めて何人も殺されてるのに事件にもならず主人公が普通に生きてる時点で事件自体が存在しないのは明白) あの友人は子供の頃のトラウマ(あの告白は主人公の体験)で生まれた第2の人格だよ、と。 その人格に誘導される形で精神的問題を昇華させ、第2人格を殺して本体と合流。 結果、ラストの主人公は2人分の性格を併せ持った人物に描かれています。(だから背後に死んだはずの友人が映る) という事で、この映画がリベンジヒロイン物じゃなくて、ティーン(死語)の不安定さをベースにした青春の暴走劇、倒錯的サイコスリラーなのは明白。 なんとなく全体的に退廃的で背徳的でエロい雰囲気があるのですが、まさにそういう映画を撮ろうとしたからでしょう。 この映画の不幸は、そういうわりと真面目なホラーを撮ってるのに、完全に違うジャンルの映画だと喧伝されてしまってる事、それにつきるのではないでしょうか。とにかく映画の本質を見極められるかどうか、それで評価が変わる映画だと思います。 細かい事ですが、会田誠が授業のシーンでいきなり扱われてたのは、ほんとにあちらでも有名なんだな、と思った次第です。 つかヒロインのキーホルダーがバッドばつ丸。そういえばレディプレイヤーワンにも出てたし、もはやハリウッドスターですよ、バッドばつ丸。 もうひとつ、バッドガールで普通に検索すると、「バッドガール 最狂の女子高生」というC級映画がやたら出てきて、そっちの方が多いくらいです。 この映画は相当マイナーなんだな…と思う次第です。まぁ変に真面目に撮られてる分そんなに楽しい映画でもないからしょうがないですね。[インターネット(字幕)] 6点(2020-06-06 13:55:39)《改行有》

23.  ハミングバード 《ネタバレ》 なんというか暗いしつまらない映画です。 爽快感が何もないんですよね。 堕ちた男とわけあり修道女の傷の舐めあいとか観てて何が楽しいの?って映画です。 何しろ主人公の行動がよろしくありません。 途中で修道女にも指摘されてますが、(いろいろあったとはいえ)自分でも悪い事をさんざんやっておいて他人の悪事には怒るってのはさすがにダメでしょう。 おもしろいのは「やっぱここでも運転手やってるよ!」ってとこくらいでしょうか。[インターネット(字幕)] 4点(2020-05-28 00:30:53)《改行有》

24.  ハッピー・デス・デイ 《ネタバレ》 この映画を観た直後に続編のハッピデスデイ2Uを観て、あまりの面白さに勢いで2のレビューを先に書いてしまい…なんとなくそこから逆に1のレビューは書きづらかったので放置していたのですが2を絶賛しているのに1のレビューを書いてないのもおかしいだろ、という事で再見してレビューを。 再見して思ったのは「話わかってても面白いな」という事。 ストーリーがわかった状態で観ても細かいところで新たな発見もあり、なかなか面白く観る事ができました。 これが出来の悪い映画だと1回目は勢いで「面白い」と思っても再見してみると「ん?」と思う事もあったりするんですが、この映画でそんな事がなかったのはおもしろい映画の証拠かな、と。 で、再見して思ったんですがこちらの1作目に関しては肝心の「そもそもなぜループするのか」という事についての理由付けを徹底して排除してるのがいいと思うんですよ。 そこに変な理由付けをしても、なんか安っぽくなってがっかりするのがほとんどなわけで、だったらもうそこについては一切スルー。 起きてる事はもうそういうものだと割り切ってストーリーを紡いでいくというのは手法としてありかな、と。 たとえば「僕だけがいない街」とかなんで戻るのか原理について語られてませんよね。 ただその能力が存在しますという前提だけで話を紡いでいきますが、もともとありえない仕様なんですから、それでいいんじゃないでしょうか。 (結果として話を作るために都合よく能力が発動してるんじゃね?と思ってしまうところもあるんですが) 「CUBE」なんかあの構造体はなんなんだよ、という事については一切語られませんが、でも面白いわけですし。 もちろん「その理由のディテールを面白く描いてストーリーに組み込めれば」それに越した事はないわけです。 たとえばバックトゥザフューチャーの「タイムマシンは原子力による膨大な電力で動いている→過去に戻って原子力機関を動かせない→さぁどうする?」なんかがその典型です。ストーリーの一つの軸になってますから。 ついでに言えば「タイムマシンがなぜデロリアン→かっこいいから」みたいな細かいネタも忘れないからあの映画は傑作なのですが。 しかし、それが語れない(あるいは語る必要がない)のであれば、もうそこは「そういうものだ」と割り切ってしまうのも一つの手です。 この映画はそれで成功してると思うんですよね。 さらにこの映画が成功しているのはキャラ造形が魅力的な事。 (さんざん言われてる事ですが)ビッチな主人公をいつのまにか応援してしまうっていうのは映画の出来がいいからこそです。 多くの映画で「主人公が魅力ない映画が面白いわけがない」という経験をしているだけに、その真逆、ビッチな主人公をいつのまにか応援してしまうこの映画が面白いのはある意味当然だと思います。 で、この映画について言いたい事がひとつあるとすれば。 「この映画がちょっとでも面白いと思ったら(あまり間をあけずに)続編も観てね」 これにつきます、はい。[インターネット(吹替)] 8点(2020-05-14 22:16:30)(良:2票) 《改行有》

25.  バッド・バディ!私とカレの暗殺デート こんなふざけた邦題と内容ですから、当然ビデオスルーの映画かと思いきや、劇場にかかってたんですね。 私は吹き替え版で観ましたが、吹き替えがイマイチなので字幕版で観る事をおすすめします。 主人公2人が両方とも頭がおかしいというなかなかすごい映画。 ヒロインのアナケンドリックは、口元が坂口杏里に似ていて個人的にはイマイチな女優なのですが、そこが逆にこの映画の変なヒロインには合っている印象。 最初は面白そうな雰囲気があるんですが、主人公2人があまりに頭おかしいのでストーリーも当然おかしく、おかげでまったく話にのれません。 キャラ設定が変でストーリーまで変となると、観客はいったいどうすれば?? 一応ラブコメだと思うんですが、ラブコメに大事な二人が仲良くなる過程が全然ないので、殺し屋がなぜ「愛してる」みたいな事を言い出すのか説得力がないんですよね。 一応フィーリングみたいなんですが…それじゃ映画観てる側がついてけません。 というかそういうとこを客にみせるのがラブコメ系の映画ってもんじゃないの? 撮影にもセンスを感じませんし、あまり褒めるところがない映画です。[インターネット(吹替)] 4点(2020-05-09 11:51:22)《改行有》

26.  バトル・ハザード 《ネタバレ》 散々言われてる事ですが、ドルフって人はアクション俳優としてはあまりにも動きが遅く「俺でももうちょっと素早く動けるよ…」と思っちゃうレベルなので、観ていてなかなかつらいものがあります。 で、この映画はゾンビ+ロボットっていうのがちょっとだけ目新しいのですが、実際にはロボットが出る事で何かのプラス要素があるわけでもなく安っぽさに拍車がかかってるだけ。 ヒロインにもまったく魅力がなく、ちょっとしたカタルシスもなく残念ながら観るのは時間の無駄としか言いようがありません。[CS・衛星(吹替)] 3点(2020-04-18 10:49:34)《改行有》

27.  Back Street Girls -ゴクドルズ- 今千秋監督入魂のアニメ版が先にあるため、この実写映画版には難しい面があったと思いますが、しかしまぁまぁがんばってると思います。 基本的に(当たり前ですが)ストーリーは同じです。 しかし残念ながら、この作品のように文字通り漫画のような設定は人が演じるよりアニメの方が相性がいいと思います。もちろんそれを逆手に取ってあえて実写で作るという手もありますが、この映画は変に生真面目で弾けてもいないため普通にアニメの下位互換に収まっています。 これで(例えば「恋は雨あがりのように」みたいに)アニメ版の出来が悪いなら実写映画の存在価値は十分にありますが、残念ながら先行するアニメ版は監督のこだわりが随所に出ていてかなり出来がいいものでした。 (本編がほとんど静止画だとかオープニングは監督が自分で踊ってるとかテレビ向きではない犬の〇〇回は監督がごり押しして入れたとか) そうなると、この実写映画はどうしても先行するアニメ版には及ばず見劣りしてしまいます。 同じ原作を複数の映像メディアで展開する場合、どうしてもそれを比較する事になってしまうわけで、この作品に関しては「絶対にアニメは見ない」なんて人でない限りはアニメ版を観た方がはるかに有意義だという悲しい事になってしまってます。 ただそれはアニメ版と比較しての相対的な評価であって、この映画単体で言えば、そこそこ面白いものにはなってると思います…がやっぱり先にアニメ版を観ていると、どうしてもそれと比較しちゃうので…これはもうどうしようもないですね。[インターネット(字幕)] 6点(2020-04-05 14:36:47)《改行有》

28.  ハサミ男 映像化不可能と言われている小説は沢山ありますが、それは本当に映像不可能だからそう言われています。 ところがそう言われている小説の中でも「イニシエーションラブ」や「ハサミ男」は映画化されています。 え、無理だよね? 原作知ってる人なら誰でもそう思いますし、このハサミ男に関しては「原作無茶苦茶面白いのに…ほんとにどうすんの?」と心配しかありませんでした。 そして残念ながらその心配は見事に的中したのです。 映像化不可能な原作を映像化するにあたって…なんと映画では話のキモを全く別のものにしてしまったのです。 …そりゃダメだろう… いや映像化不可能なんだからそうするしかなかったのかもしれないけど、だったら映画化すんなよ、と。 しかもそうやってわざわざ映画化したくせに映画自体がサスペンス劇場レベルの安っぽさで全く面白くないっていう。 原作が好きだっただけにこの映画への個人的な怒りは相当です。 なぜならこの映画を観た人はもう2度と原作を読んで楽しむことができないからです。 しかも「ハサミ男つまんない」という間違ったイメージすら植え付けかねないという。 原作レイプなんて言葉で済むレべルではありません。 映像化不可能な小説を無理やり映画化するのは本当にやめていただきたい。 どうしてもやるならイニシエーションラブのように成功させてください。 無理やり映画作ったあげくツマラナイとかもう本当に最悪ですから。[CS・衛星(邦画)] 1点(2020-03-16 20:37:17)《改行有》

29.  バーニング・オーシャン 《ネタバレ》 同年2016年に公開されたパトリオットデイと同じピーターバーグ&マークウォールバーグコンビによる実話物。 映画終盤に実際の当事者などの映像が流れ、また犠牲者の写真と名前が出て追悼が行われるとこなんかは全く同じフォーマットで、その既視感がすごごすぎます。 ここはもうちょい変えてもよかったんじゃないでしょうか。 扱う内容が違うだけでコンセプトとフォーマットがほぼ同じ映画となると純粋に映画としてどっちが面白いか…という事になるわけですが、こちらは爆発するまでが無駄に長い上に爆発してからはイマイチ何が起きてるのかわかりづらく、しかも爆発して脱出したらそれで映画終了…なので話の面白さとしてはイマイチ。 あちらに軍配が上がる事になってしまいます。 それはさておき、このメキシコ湾の原油流出事故について、日本ではそのあとの原油流出についてはいろいろ報道されていたものの、とっかかりとなった採掘基地の爆発炎上については「採掘基地での事故により原油が流出し」と1行で片付けられてほとんど詳細が報道されていませんでした。 ところが(考えてみれば当たり前なんですが)その採掘基地で実際に事故に巻き込まれた人にとって見れば人生の一大事件なわけで、一般には事故があったという一行で片付けられている事件もその当事者にとっては大事件である、という当たり前の事実に気づかせてくれたという意味では貴重な発見をもたらしてくれた映画だと言えなくもありません。[インターネット(吹替)] 6点(2019-12-20 15:34:49)《改行有》

30.  パトリオット・デイ 実話をもとにした映画というのは独特の重みというか緊張感があり最後まで飽きずに見入ってしまう映画が多い気がします。 しかもそれがまだ記憶に新しいボストン爆弾テロの話となるとなおさらです。 しかし一方で純粋に映画として評価する場合、何しろ実話である以上脚色等にも限界があるわけで、というか基本的なストーリーは誰かが考えて作ったものではないわけで、一定以上の評価が与えづらいというのも事実。 だって普通の映画だと存在する「ネタバレダメ絶対」が基本的に存在しないわけですから、その時点で普通の映画とはすでに評価軸が違うわけです。 というわけで、面白い(というか最後まで緊張感をもって観る事ができる)映画ですが「映画」として評価するとまぁこんなもんでしょう、という7点です。[インターネット(字幕)] 7点(2019-12-16 17:49:07)《改行有》

31.  PARKER/パーカー 悪党パーカーシリーズといえば、ウエストレイクの代表作でアメリカを代表するクライム小説の有名シリーズなわけです。 (日本で言えばルパン三世とかコブラみたいな感じですね、ってここは小説で例えるとこじゃないのか?) で、その有名なシリーズが映画化されたものを観て自分が思う事は…いやぁジェニファーロペスはケツでかいっすね。だがそれがいい! もうほんとそれ。それだけです。 劇中で何度かスパイスのように強調されるジェニファーロペスの尻。 たまらんものがあります。 実際、お母さん役のセリフにも「お尻そんなに目立っちゃて」ってのがあるから、これはもう確信犯であるわけで。 そんな彼女のお尻が気になった私は、映画を観た後ついつい「ジェニファーロペス 尻」で検索してみました。(したのかよ) すると「ジェニファーロペスといえば最近ブームの巨尻セレブの先駆け」とか書かれた記事が複数。 巨尻セレブ…だと??どこでブームなんだ、それ? 世の中にはまだまだ自分が知らない事があるんだな…と思うと同時に、そういう学びを与えてくれるきっかけとなる映画って素晴らしいな、と…思う今日この頃です。[地上波(吹替)] 7点(2019-10-24 01:54:30)《改行有》

32.  パシフィック・リム:アップライジング 《ネタバレ》 世の中の多くの人と感想が異なるのですが、私は前作よりこっちの方が好きです。 前作は画面もストーリーもアクションなんかもちょっと暗すぎ重すぎでした。 まぁイエーガーの設定厨感とかは前作の方がはるかに上で、今回のは細かい詳細不明でその辺の面白みにかけたりするし、個々のキャラの掘り下げが足りないので登場人物の有象無象感がすごい…とかいろいろ問題あるわけですが、しかし単にロボットと怪獣がガチャガチャ戦う面白さはこっちの方が上かなぁと思うからです。 ストーリーも実にありがちで悩む要素もないですし。 ちょっと「あー」と思ったのは東京の街の中国感。 東京感があまりに薄い!もうほんと中国! (富士山と東京の距離感が近すぎるのは作劇上の都合でどうでもいいんですが) はるかな昔、かつてのベストキッド3で映った日本の風景がどうみても日本じゃなかったあの頃とこのあたりは何も変わってなくて、やっぱ西洋人から見ると東洋の街並みってみんな同じに見えるのかなぁ、と思ったりします。 一番好きなシーンは、東京の街中にガンダムの像があって「お、ガンダムじゃん」と思ってるとその建物の看板に「アナハイム」の文字があるあのシーン。この(日本人でもほとんどの人がわからないであろう)相当なマニアックさはまったく嫌いじゃありません。あそこは観ててさすがに笑いました、はい。[インターネット(字幕)] 7点(2019-06-16 23:31:51)《改行有》

33.  パラノーマル・アクティビティ 非常に評価が難しい映画です。 誰もまだこの映画を知らないときにこれを観て「面白い!」と絶賛した人達は確かに面白いと思ったんでしょう。 が、しかしそこで話題になる事で、多少なりと映画の内容についても語られてしまうわけで、そしてその「多少語られる」だけで、もはやこの映画の価値はなくなってしまいます。だから、それから観ても「んーー?」って感じになっちゃう人が続出したのかな、と。 そういう意味ではびっくり箱と同じような映画…というかびっくり箱そのものであって、知らない人を驚かす以外に何の内容もないので話題になってから見た人の酷評が増えちゃうという。 とりあえず低予算でアマチュアが撮った映画がここまでヒットした事自体は素直に賞賛したいと思います。[インターネット(吹替)] 5点(2019-05-30 14:19:49)《改行有》

34.  her 世界でひとつの彼女 《ネタバレ》 マイクロソフトが開発したAI女子高生りんなが高校を卒業してアイドルを目指すと発表されたのが今年の3月の事(そして実際にエイベックスと契約しました)。世の中にAIスピーカーは潤沢に存在し、6年前に作られたこの映画もいまやわりと他人事ではなくなってきました。 が、しかし、そもそもこの映画、多分そういう事を描きたかった多のではありません。どんなにうまくいってるように見えても、目に見えない愛というものはいつ崩壊するかわからないし、裏で相手が何を考えて何をしているか、お互いがそれぞれ人格をもっているからこそ本当のところは全く何もわからないのです。 それをAIという人間離れしたものを使う事でカリカチュアライズして描いてみたのが映画の本来の目的であって、サマンサがAIかどうかはあくまでも作劇上のギミックの一つにすぎない…というところなのでしょう。途中に出てくる621人の恋人がいるなんて話も最近のポリアモニーとそうでない人の恋愛観の違いみたいなものでそれこそただの価値観の違いにすぎません。恋愛の価値観なんて人によって本当に全然違うんですし、だからこそ恋愛では何かと価値観が…といわれるわけです。 まるでクラークの「幼年期の終わり」のようなオチは、SFフアンなら慣れ親しんだ展開で、あぁそうなるのね、といった印象。 「アルジャーノンに花束を」では急激に育った知性はまた急激に衰えていく…からこその展開だったわけですが、では急激に進化していくままであればどうなるか…それはまぁこうなりますよね。[インターネット(字幕)] 6点(2019-04-26 13:29:59)《改行有》

35.  ババドック ~暗闇の魔物~ 《ネタバレ》 面白いホラー映画ってないかなぁ…とネットで検索するとちょいちょい名前があがってくるこの映画。 母子二人暮しの家をババドッグというモンスターが襲う映画…かと思いきや、実際は育児ノイローゼのお母さんがおかしくなってしまいストレスの元凶である我が子を襲う話でした。 いわゆるサイコスリラー映画にジャンルされるものだと思います。 この映画については、ほんとにモンスターがいるのかそれともお母さんの妄想なのかがわからない…という感想をよくみますが、各種伏線や展開をみるかぎりこれはお母さんがストレスでおかしくなってるだけです。 例えば破棄したはずなのに修理されて戻ってくるババドックの絵本。あれお母さんが自分でやってますよね。それより前に以前は本の仕事してたって言ってますからそのあたりが伏線でしょう。 そもそもあの本が帰ってくるタイミングは渋る医者に子供用の薬を処方させた事がきっかけになってますから、自分の子供へ強い薬を処方する罪悪感とそれでやっとおとなしく寝てくれるという安心感。そのアンビバレンツが契機になってるのはほぼ間違いないですし。 結局はちょっと困った子供をたった一人で育てなくてはならない母親がおかしくなっちゃうだけの映画なのです。 女性監督が自分で作った話を自分で監督してる映画ですから、そのあたりかなり女性視点で深く描かれてるんだと思います。多分。 さて、で、この映画の評価ですが、とにかく陰鬱でイライラします。 特にあの子供については「死ねばいいのに」と思うくらいイライラします。 観ていてとにかくしんどいのです。 それに何より犬をいじめる映画は僕は嫌いなのです。 という事で好き嫌いで言えば大嫌いな映画で本来であれば0点でもいいくらいなのですが、それはいくらなんでもこの映画が可哀そう。 だからと言って高得点をつけるのもおかしいので微妙なこのくらいの点数にしておきます。人によってはひょっとしたらひょっとすると思いますから。[インターネット(字幕)] 4点(2018-12-19 23:41:50)《改行有》

36.  パニック・マーケット3D 《ネタバレ》 CGは安っぽいし驚くような展開もないけれどそれなりにお約束を抑えたオーソドックスでよくまとまったパニックサスペンス映画。 チープな割にずっと観ていられるのは、とにかくストーリー展開がちゃんとお約束を守っている事。 多分死ぬだろうな…と思うような人は死ぬし、死なないだろうと思ってる人と犬はちゃんと死なない。 その配分は見事なほど。 ちょっと惜しいのはラスト前のシーン。一般に最後にもう一段オチがあるのがこの手の映画の定番で、つまり最後の脱出前に死んだと思ってたサメがまだ生きていて強盗の首領を喰うという展開がお約束なわけで、当然最後にそれを待って身構えていたら無い…というのは拍子抜けなわけですが…しかしいい意味でこれはサプライズなのかもしれないと思ったり。 一番残念なのは、冒頭のヒロインのビキニ尻突き出しのシーン。せっかくの3D映画なんだからまずそこを3Dで飛び出させるべきだろう、と。サメなんか飛び出させてる暇があったらまずはビキニ尻を飛び出させろ、と私は強く言いたいのです。映画における3Dの使い方はまだまだ発展途上だと言わざるをえません(←個人の見解です)[インターネット(字幕)] 6点(2018-12-06 11:24:07)(笑:1票) 《改行有》

37.  パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 ドンパチ系戦争映画だと誤解してしまうひどい邦題なんですが、戦争映画としてみるとアメリカの戦車にドイツ軍のマークだけ描くという安直さに代表されるように完全な落第点。では普通に映画としてみるとどうか…というと、まるでゲームのようにエピソードが羅列されるだけの構成は、あまり関心したもんじゃなく結局どう評価してもたいしたことない映画だと思うんですが…なぜアカデミー賞を6つも取ったのか不思議です。 劇中に描かれる兵士殴打事件がまるで現代の教師の体罰事件のようで今の日本で観るとタイムリー。 平和な日本の学校で問題になるのはわかりますが、戦争中の軍隊で上官が部下を殴打しただけでこんな事件になるとは…かなーり意外感のあるエピソードですが、これもキャラが立ちすぎてる戦争馬鹿パットンだからこそ叩かれたんでしょうね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-08-30 10:28:55)《改行有》

38.  白鯨との闘い 監督とテーマを聞いたときに想像する内容を全く裏切らないそのまんまの映画。 逆に言えば、あまりにそのまんまの出来すぎて、何のサプライズも感動もなく語る事もないという、とてもレビューを書きづらい映画です。[地上波(吹替)] 6点(2018-03-15 23:51:13)《改行有》

39.  パッセンジャーズ 《ネタバレ》 映画の展開がとても冗長で退屈です。 一応「サスペンス」や「ミステリ」ジャンルの映画だと思いますが、そうであるならもっと話に緊迫感をもたせて観客に興味を持たせてくれないといけません。 映画を観ながら、あまりに退屈で登場人物達に全く興味が持てないんですからサスペンス映画としては致命的です。 だって興味が持てない人がどうなろうと、ぶっちゃけどうでもいいじゃないですか。 そしてオチ、映画の途中で夢の中のように不自然でつじつまが合わない事が多く発生するので「なんかそういう事なんだろうな」と思ってたら案の定そういうオチ。 てか結論出てから先も長い。 この情緒的な雰囲気展開いる?? 最後に姉出す必要ある? …とまぁ、いちいちダメなところばかりが引っかかるダメ映画でした。[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-01-28 22:06:27)(良:1票) 《改行有》

40.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 結婚式を翌日に控えた朝、皆の前から忽然と花婿が消える。 なぜか前夜の記憶が全くない男たちに突然襲い掛かるトラ、謎の赤ん坊の出現…いったい彼らに何が起きたのか? 部屋に残されたいくつかのヒントをもとに徐々にその秘密を解き明かしていくスリリングなミステリー。 突然起きる中国マフィアとの抗争、謎の美女との激しいロマンス、宿命のライバルとの対決… 次々と襲い掛かる苦難にも負けず徐々に真実に迫る彼らだが、タイムリミットは刻刻と迫っていた。はたして? と、そんな感じのミステリーサスペンス映画(書いた内容自体はわりと事実) こういうアメリカっぽい馬鹿映画は苦手なんですが、この映画は面白いです。 日本人にはあまり合わないタイプの映画で、当初これが日本では公開予定はなくビデオスルーの予定だったのもわかります。[インターネット(字幕)] 7点(2018-01-18 14:57:44)(笑:1票) 《改行有》

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