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プロフィール
コメント数 1620
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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21.  バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー 《ネタバレ》 こないだのフランス製実写版『シティハンター』はまだ観てないのですが(実は『シティハンター』自体に疎くって)、アレの監督の次作品!というコトのよーですね(+その監督含む今作の主演4名は、元々コメディグループを組んでるお仲間さん達ってコトらしくて)。フレンチ・コメディってヤツの個人的印象としては、ラテン系よろしくとにかくお気楽!+特に男がチョ~軽薄!て感じなのです…が今作もご多聞に漏れず完全なるそーいうヤツ!+コテコテな近年のヒーロー映画のパロディコメディ!ではありましたかね。ごく短尺で、好みはありましょーが(個人的には)諸々のギャグも結構質が高かったと思えてまして、暇潰し用の笑えるヤツとしてなら十二分に有用(+私は実際に大いに楽しめた)という感じですかね⇒クライマックスのアベンジャーズ・ピタゴラスイッチ・大惨事!なんてかなりの爆笑!でしたですよ。 ひとつ、多少懸念点があるとしたら、思った以上にワリかしおバカ下ネタ&不謹慎ネタが多いってコトぐらいですかね(⇒全くの部外者にも関わらず文字通り「被弾」するトム・クルーズとか、パロディとしてもライミ版スパイダーマンのあの名シーンをこ~んな下品な茶化し方は好いのかな?と思ったりもしますが…)。でも、コレもコレこそがおフランスの風情…と思うのがまた正直なトコロではあります。[DVD(字幕)] 7点(2023-12-17 21:53:26)《改行有》

22.  博奕打ち外伝 《ネタバレ》 ちょっと調べると、1972年てのは『緋牡丹博徒』の最終第8作が1月⇒藤純子の引退作『関東緋桜一家』が3月⇒んでこの『博奕打ち』シリーズ最終作が7月公開だった様でして、んで翌1973年1月にはあの『仁義なき戦い』が公開されてるのですから、確かにココが任侠映画⇒実録ヤクザ映画への正に転換期だったと言えるのでしょーね。内容的には本シリーズ中屈指の傑作『総長賭博』のリメイク or 調整版という様にも(また確かに)見えておりまして、『総長賭博』でも大いに感じられた任侠の心意気を描くという(一種の)芸術的側面はある程度引継いで・ただし若干は通常の任侠ものに則した分り易さを調合して…といった仕上りにも思われますね。そのうち、前者を描いたモノとしては(鶴田浩二はじめ主要登場人物はモチロンのコト)特に松方弘樹の在り方には個人的にはかなり感じ入るコトのできる部分がありましたし(『総長賭博』での音吉の役割をより任侠的に表現したものかと)、後者としてはまず根本的に筋が分かり易いのが好かったし+ラストの鶴田浩二&若山富三郎の(本当に本当の)一騎打ち!も十二分に見応え在ったと思いました。シリーズの締め括り(+任侠映画の締め括りのとある一つ)として、完全に上々なる出来だったのではないかと思いますね。 ただ、コレも少しダケ、やはり時代の波とゆーか60年代の典型的任侠映画に比べるとやや雰囲気が違ったな…(違ってしまって居たな…)という、ちょっと寂しい様な感覚も確かにあったのですよね。なんとゆーか、テンポとゆーか「間合い」からして少~し違ってなかったか?て気がしたり、あとはとにかく(『総長賭博』よりも更に、松方弘樹をその様に見做さないならば)全然悪役が出て来ない…という異色作にも見えるのですし(⇒天津敏も名和宏も出てないし、遠藤辰雄と金子信雄はナンと真っ当な方のチョイ役で出て来るし)。尺が少しダケ長めなのもその感覚には繋がってますかね⇒だとしたら、もう少しダケ尺を延ばして、でいつもの様にシンプルに終わるのではなくてオーラスに鶴田浩二さんにドコかでナニか一言付け加えて貰ったら尚好かったかもな…なんて思ったりも。[インターネット(邦画)] 7点(2023-11-02 13:18:50)《改行有》

23.  Pearl パール 《ネタバレ》 個人的に前作は、なんとな~く『サイコ』っぽいな…とも思ったのですケド、コッチはナンと『何がジェーンに起ったか?』の方でしたですね(笑)。 でも、あの作品のベティ・デイヴィスって実際、実物としても完全にバケモノじみた糞ババアだったじゃねーですか(色々な意味で)。今作、似た様なコトを現時点のミア・ゴス…な~んてピッチピチに若くてカワイイ女の子に演らせてるモンだから、ラスト付近までは正直(比べちゃうと)その狂気の「説得力」という部分に少し弱さが在るかもな…と思って観てたのですよね⇒中盤以降は既に全然躊躇も無くって、でソレってもはや取り返しのつかない地点まで到達しちゃったキ○ガイだと思っとけば好い…のかも知れないのですケド、私には逆に単なる演出のミスじゃネ?(描写が軽すぎるダケなんじゃネ?)とも思えてしまってまして… しかし、クライマックスの例の(圧巻の)一人語りに因りまして、そんな疑念は粉微塵に吹き飛んでしまいました。そっから先はも~エンドロールまでを含めて、唯々ミア・ゴス凄いな…という感情しか湧かなかったです。このホラー三部作は、完全に彼女を活かす為ダケにつくられた、というコトで好いでしょう!(前作では、ゆーてソコまでだったかな…?とも思ってたのですケド、今作を以て完全に理解・納得したトコロです) まとめますと、今作は(描写の物理的なレベル、等々踏まえると)ホラーと言うよりはサイコ・スリラーの範疇に在る作品だと思いますし、お話の大筋自体はワリとオーソドックス、かつごく一本道であるとも思われます。が重ね重ねミア・ゴスの素晴らしき熱演・怪演に因って立派にワンランク上の作品に仕上がっていた…てのが私の結論です。次回作+彼女の今後も含めて、楽しみが尽きませんね。[映画館(字幕)] 7点(2023-07-16 22:14:21)《改行有》

24.  破戒(2022) 《ネタバレ》 60年ぶりの再映画化でありますが、前二作と比べてもまた独自の展開運びの工夫(エピソードの取捨選択)とゆーのが全編に施されており、結果的には今作は丑松の内面の苦悩と、あと志保との恋愛の側面にフォーカスした作品になっていたと思います(多分に青春映画的とゆーか、でもその雰囲気には主演の間宮祥太朗は諸々とかなりハマってたと思いました)。個人的には、父・猪子蓮太郎・銀之助、等々との関係性などはだいぶ大胆に簡略化したな…という印象もあるけれども、全体のバランスとしてはかなり良好に仕上がっていたかなと⇒変に目立ちすぎているトコロが無いという意味では観易い≒もう少ししっかりと観たい…という物足りなさのある個所も無くはない…と。あと、シンプルに非常に分り易い=未読者や中学生高校生とかにも伝わり易い質感だったかな、とも思いますね(⇒ソレだけでも今、再映画化した意味は十分に在ると)。 ただし、その分り易い(=ソレを重視した)シーンとして一つだけ、猪子蓮太郎の演説会のシーンは流石に少し違和感も覚えましたかね。コレはそもそも、支持者が集まっているモノなのだから正面切って妨害しようとしたって分が悪いのだし、その数名の手下を従えたド真ん中に高柳利三郎本人がふんぞり返って居るとゆーのも(コレは)在り得ないコトだ、と。結局、このシーンは少し気が入っていない・上滑りしている様にも感じられました。猪子蓮太郎の登場シーン自体がごく少ないという今作の構成上からは、個人的にはやや残念なコトにも思われましたね。 もう一点だけ、蓮華寺の和尚が竹中直人…てのは、コレも流石にチョイ違和感の方が強いです。そもそもやっぱり、彼は「見かけは立派だけど…」という人には見えないのです(ギャグかと)。まあ、全編通してもごく超マジメな質感なので、その意味からの一つの「外し(スカシ)」としては好かったのかも知れません。[DVD(邦画)] 7点(2023-07-01 09:58:28)《改行有》

25.  破戒(1962) 《ネタバレ》 引き続きの鑑賞ですが、率直にその1948版よりはかなり上回ったという出来に思われました(とは言え、ソレでもまだ小説版と同じくの感動、とまでは至りませんでしたが)。割と大胆に展開運びを工夫しつつ、1948版でオミットされていた要素も多く取り込まれていたので、お話としても・或いは登場人物の感情の流れ的にも非常に繋がりが好く、また適度に起伏・盛り上りも備わっていたと思われましたです。とは言え一つ、ソレでも描き込みがやや不足している様に思われたのは、第一に校長や郡視学といった「敵」にあたる勢力の描写と、また高柳利三郎と猪子蓮太郎(+原作における市村弁護士)といった辺りの「政治的な」対立構図の説明、といった要素であるのですね。特に後者は、この物語全体の「仕掛け」の中枢でもあるので、コレがこの1962版では(部分的には)台詞ひとつでサラっと流されている…という軽さであるのは、原作未読者にとってはかなり理解自体が困難になってゆくだろうな…と思われました⇒結局、この映画二作品はどちらも、原作未読だと正直「伝わらない」というヤツなのだろう、と。 しかし重ねて、少なくとも1948版よりはかなり上回って原作の素晴らしさを伝えるコトが出来るだろう作品に思いますし、映画としても一つ、確実に俳優諸氏の演技の質やキャラクターへの嵌り様は実にごく優れていたと思うのですね。誰しも好い演技だったと思うのですが、中で特筆すべきは猪子蓮太郎役の三國連太郎でしょう。今作を観たダケでも、氏が如何に傑出した俳優だったかが容易に窺い知れよう…という感じですね(脱帽)。[インターネット(邦画)] 7点(2023-06-18 01:24:21)《改行有》

26.  ハイテンション 《ネタバレ》 大昔に観た時はやはり然程好い印象ではなく、理由は重ね重ねシンプルに、私はこーいう「今までのは実は全部幻覚だったのです!」系の映画がとにかく不得手…ってコトなのですね。でも、久方振りに今回観直してまずは感じたのは、この映画はその部分の「トリック」に関しては最早全く「整合性」を考慮してはいない、というコトであって、だから確かに本作を理の通った映画として(=整合性を高度に求めて)観てゆく、とゆーのはあまり好ましくない鑑賞方法かな~と第一には思い直したのですよね。 その上で、純粋にその「不条理」のもたらすモノも含めての「恐怖」を求めて今作を観てゆくならば、やはりコレもごくシンプルに実に優れた「ホラー」だな、とも思いますよね。繰り広げられる陰惨な血ミドロのキレ味といい、全編を貫く極上の緊迫感といい、ソレでいての緩急とゆーか、ジットリとイヤ~な怖さと逃げ出したくなる様なパワフルな怖さに終始サンドイッチされてゆく加減とゆーのが今回モ~堪らなく心地好かった!のですよね。加えて、実はその肝心のマリーのキャラクター的な部分の話の流れ・個々の描写の意味的な繋がりとゆーのは、コッチはワリと好く整っていてその面でも完成度の高さとゆーのまで感じられました(もちろん、その「オチ」の不合理を私の様な理論で「飲み込める」コトが大前提ではあると思いますが)。主演女優とフィリップ・ナオンの演技の高さも含めて、個人的には良作以上に思える作品でしたね。是非。[インターネット(字幕)] 7点(2022-12-08 19:59:00)(良:1票) 《改行有》

27.  バットマン ビギンズ 《ネタバレ》 年代的にはソレこそMCUの「インフィニティ・サーガ」、その特にフェイズⅠ(=最初の『アベンジャーズ』まで)と同時期という三部作なのですよね。そして、ヒーローものとしても雰囲気・質感はごく非常に好対照という感じでもあり、んで個人的には(三部作でまとまり好く終わったコトも含めて)実はコッチの方が大いに好みではあるのです(=向こうが嫌い、というコトでは決してなくて、あくまでほんの少しだけコッチが単に好きだ、というコトでして)。特にその高度なシリアスさ、そしてそのヒーロー像の多面性(=複雑さ)、また物理的・映像的な側面としての「CGに頼りすぎない」という監督のポリシーとかが、個人的にはも~好きで堪らないというコトなのですよね。やはり、私はそもそもノーランという監督がシンプルにかなり好みだ(=フィーリングが合致する)というコトなのでしょう。重ねて、とは言えやはりシンプルな娯楽作(の一大シリーズ)としてはMCUの方が結論的にはより優れていた・時代の希求により応えていた、のだろうと思うトコロではあるのです、がしかしそれでもまたコッチの系統のヒーローものだってMCUと同じ位にもっと盛り上がってってくれても好かったのではないか…と思ったりはするのですよね。 今回観直して、またやはりこの一作目は「導入編」としての色合いが濃く出ているとも思えてまして、少なくとも二作目『ダークナイト』そして根本的には三部作を通して鑑賞しないと評価もクソも無い映画だとは思うのですね。その意味ではまた、やはり二作目におけるケイティ・ホームズの降板は少なからず惜しいコトに(再度)思われてしまいました。他の部分の完成度が実に高度なダケでほぼ完璧に近いダケに、どーしたってココが気にならないとゆーのは嘘になるかな、と(今作見返しても、やっぱそのキュートさはかなり印象的なモノだったりしましたので)。[インターネット(字幕)] 7点(2022-09-01 23:28:33)《改行有》

28.  バッドボーイズ フォー・ライフ 《ネタバレ》 17年越しの続編となった今作、割と世評が高かったので、大して面白いと思わなかった前作・前々作を再見してからの鑑賞に相成ったワケだが、果たしてそれが吉と出るか凶と出るか… そもそも本シリーズというのは、そのコンセプトが秘めるポテンシャルを(マイケル・ベイ御大の大味な製作方針の所為で)生かし切れていなかったと思うのですよね。ヒップホップな型破り黒人デカのしかもバディものを、名優ウィル・スミスが演じて面白くならない訳がないじゃないですか。その意味では、今作は非常に正統派で「チャンとした」バディものアクションに(初めて)仕上げられている、と思いました。恐らく、これが本来の『バッド・ボーイズ』だったのではないか、とも個人的には感じます。 雰囲気面でも前2作とは異なる部分が諸所に見られますが、一番の変更点は、コメディ色をやや薄めて(全くコミカル描写が無い、という訳では無いですが)、本筋は比較的シリアス・ハードに進めていることですね。年齢的限界から引退を決意したマーカス、その彼とマイクとのバディものとしてのオーソドックスなテーマに加え、若き日のマイクに関わるシリアスなストーリーを織り交ぜたシナリオは、アクション映画としては比較的よく出来ている方ではないかと率直に感じました。 アクションそのものも手堅いですね。中盤のカーチェイス的な場面にせよ、終盤の激しい銃撃戦にせよ、これも前2作で既にやっているのと本質的には大差ありませんし、派手さで言えば前作が上回るでしょう。しかし、それなりにユニークなアイデアも無くはなく、今風の悪くないクオリティに仕上がっているのも確実で、この面の出来も十分に合格点なのではないかと思います。 結論、セオリーに従ってシリーズ一気観したのは正解だったと感じます(6点と悩みましたが、ギリ7点で)。旧作キャラは総じて前作からの俳優が続けて演じているワケですし(まさかのあの人物も再登場しますしね)。[DVD(字幕)] 7点(2020-08-15 23:57:45)《改行有》

29.  半世界 《ネタバレ》 まず一点めは、紘と明の親子の関係。ガサツで無関心な父親と、それが許せない息子。思うに、人間社会ってここんとこは凄いスピードで進歩してて、社会生活に必要とされるコミュニケーション能力の水準なんかは特に急速に上がってきてる様にも思う。だから、ある面で子供の方が親よりも成長してしまってるなんてのが、結構普遍的な親子の在り方なのかも知れない。とりわけ今作みたいに、親が組織の一員として働いている訳では無い人とかだと、その面では特にそうなのかもとも思う。 率直に言って明の方が「大人」に見えるのですよね。まあこういう親子って割と多いのかもとも思うのだけど、今作ではそれが非常にリアリティが有るというか、納得がいく状況だなあと。でも紘にも事情はあって、親父の様に立派にやりたいんだけどそれもままならない、でもそれって、社会の要求に合わせて職人としての自分も進歩していかないとダメだからで、そういった所も総じて、紘は非常に頼りなく見える(それこそ中学生のバカなまま、中年に、親に、なってしまったかの様な)。 でも、ラストに明はそんな父親を肯定し、受け入れたのだと思う。子供が物心つくころには親ってもう完成しちゃってる歳だし、結局は子供の方から歩み寄るしかない。でも、父は最後に確かに、自分にも歩み寄ってくれた。ある哀しい結末を描きつつ、一方でひとつの望ましい親子の関係を描き切った映画だ、とも思うのですね。 もう一点は、瑛介の再生。厳しい言い方をすれば、彼も紘と同様(というのも何だが)、父に、夫に、そして「大人」に成り損ねた、といってもよいのかも知れない。でも最後には彼も、前向きな心を取り戻して逃げるのを止める。それは紘が彼とは違って、決して辛いことから逃げなかった、からなのではないかと思うのですね。 かなり繊細な映画だと思うが、色々と思う所が有るのを、はっきり台詞には出さないけど芝居の中に醸し出せるという腕達者を揃えているのもあり、十二分に伝わる優れた作品に仕上がっていると思う。一方で、紘だけはあんまり何も考えていない(という役な)ので、そこには稲垣吾郎を配した、というのも、実に適役だと言える。[映画館(邦画)] 7点(2020-03-02 22:54:55)(良:1票) 《改行有》

30.  ハウス・ジャック・ビルト 《ネタバレ》 今まで観た中でも最悪な映画の1本だが、ここまで来ると誉め言葉である。極めて邪悪・残虐・醜悪な展開・演出のオンパレードで(私の観た回でも途中退出者がいたぞ)、母子皆殺しのシーンは流石の私も目を背けたくなった(私も相当グロ耐性が付いてる方だと思っているのだけど、これはアウトだった)。 ただ、ややアヴァンギャルド、かつまたもや相当に独創的な各種演出それ自体の質・オリジナリティは流石だし、バッハのパルティータをリフレインする音楽感覚も優れていると思う。殺人犯の心理分析もそこそこ良い線を突いていると思うし、マット・ディロンの凶悪極まりない演技はこれも質が高い。異常犯罪系の映画としては多様な側面が各々に優れた良作であり(特に良いと思うのは、前述の異常殺人者の心理描写の巧みさ)、かつ一種芸術的な雰囲気すら醸し出しているハイ・クオリティな本作は、その方面に関心のある人にとっては必見な作品と言ってもよいかもしれない。一言、一般の方には「観てはいけない」映画だとお伝えしておく。[映画館(字幕)] 7点(2019-12-14 00:33:18)《改行有》

31.  ハッピー・デス・デイ 《ネタバレ》 頭も尻も軽いブロンドちゃんが何度も何度も殺されるタイムリープものな本作は、本筋の犯人捜しサスペンス部分も全体的にまずまずと言える出来なのだが(ラストの二重ドンデン返しは結構出来が良いと思う)、特に面白いのは中盤、殺され過ぎてヤケクソになるバカビッチと、犯人が分かった(と勘違いした)ことからまるで神の啓示でも受けたかの様に真人間と化して人に優しく人生を謳歌するバカビッチを、主演のジェシカ・ローテが素晴らしく好演している部分である。本作には怖がらせるようなホラー描写と言う程のものは無く、ホラーでは無いと思うが、サスペンス・コメディ部分は相当面白い。観て損は無い良作。[インターネット(字幕)] 7点(2019-11-26 21:40:00)(良:4票)

32.  ハウリング(1981) 《ネタバレ》 大昔の初見時は、正直あまり面白く感じなかったのですが、今回観直すとまた、少なくともラスト30分くらいは(=肝心の「変身」シーン以降は)素直に非常に面白いと思ったのですよね⇒ある意味、ちょっと惜しいな…とまで思わされてしまったと言いますか。流石のロブ・ボッティン…とゆーか、それこそ『遊星からの物体X』とも同じ感想には成りますケド、こーいう物理的なワザ(=努力の結晶)ってある面で確実に「リアル」そのモノだから、時を経ても中々色褪せないとゆーかやっぱスゲーなコレ!と(今観ても尚)思えるのですよね。ただ、件のその「変身」シーンは流石にちょっと尺的には長すぎるとゆーか、軽く3分くらいはやってるから主演のディー・ウォーレスも途中からナニしてれば好いか分かんない⇒だったら逃げれば?みたいなコトにはなっちゃってましたかね。。 重ね重ね、そのロブ・ボッティンの妙技と、プラスαでデーハーなクライマックスを(前半のかな~り高度な詰らなさを耐え忍んだ上で)楽しめば好いダケのシンプルな作品に思えます。ただ、その詰らない前半にも目を向けておくのなら一つ、何ちゅーか結構に色んな「味」がする気もするとゆーか、嘗てのユニバーサル版狼男の雰囲気は当然のコト(⇒挿入映像としても入って来るし)、何処かゾンビ風味とかそれこそ『ウィッカーマン』だとか、ダンテ監督その他がホラーの流行りのアレコレをどーにか取り込んでやろうと苦心してたのかな?みたいな感じもまた覚えますよね⇒まァその一貫性の無さこそが、前半の詰らなさの主因なのかも知れない…とも思いますケド⇒だから前半ももっとシンプルにすりゃあ…と。。[インターネット(字幕)] 6点(2024-01-24 23:47:54)《改行有》

33.  バレンチノ 《ネタバレ》 ルドルフ・ヴァレンチノ。サイレント映画時代のスターにして、とにかく稀代のイケメン…という方なのですかね。映画スターとしては実働僅か五年で急死⇒葬儀には10万人が詰め掛けて後追い自殺も出た…とかってコトで。そして、かの有名なとあるファッションブランドの創業者の名前が彼に因んで付けられた…という事情から、我々もまた今だにこの名前(言葉)にも何となく親しみが有るとか無いとか。コレだけ聞く限りでも、確かにトンデモないレベルの超スターだったとゆーのは、間違い無いと言っても好さそーですかね(⇒今今に写真を見る限りでも、確かに超絶なるイケメンではありますし)。 監督がケン・ラッセルというごくトリッキーな要素を除いても、今作は比較的シンプルな彼の伝記映画には為ってるのでして、且つ(前述どおり)彼の人生が凡そ数年のスパンでそもそも描き切れる…という点からも、コレもシンプルに順繰りにソレを追っかけてゆけばソレだけで激動のドラマが出来上がる…というヤツなのだとは思うのですよ(+実際にそこそこそーいうヤツに為ってるとも思うのですよ)。ただね~私の結論的なトコロとしても、全体的にちょっと焦点が絞り切れていない=中途半端、という印象がどーにも拭い切れなくって、いつものケン・ラッセル風乱痴気騒ぎは置いておいたとしても⇒結局その主役の彼=ルディをどーいう人物として描こうとしていたのかがイマイチ見えてこないのですよね。だから、映画全体としてもやはりエログロという(監督一流の)芸術みたいなコトにしたかったのか・却って真摯な(愛の)ドラマをやりたかったのか・或いはも~ブラック・コメディにしちゃって(一切合財)笑い飛ばしたかったのか、その辺が正直全然分かんない…とでも言いましょーか。観てる最中は(ワリと)その彩りの好さ+女優の綺麗さ・キャラの面白さとかで全然退屈もせずに眺めて居られたのですケド、観終わってふと考え出したら、うーん……みたいな感じではありますかね⇒ちょっと惜しいっぽい様な作品、てコトかも知れません。[レーザーディスク(字幕)] 6点(2024-01-09 23:20:32)《改行有》

34.  バレット・バレエ 《ネタバレ》 中々、評価の難しい映画かな…と思いますね。が、所謂フロイトの言うトコロの「タナトス(死の欲動)」と、ソレに結び付けられる破壊衝動・攻撃性、だとかいったネガティブな方に向かう人間性をひたすら描いた作品なのかな…という点では、ピンと来たかと言えばごく高度にそーいう感覚は有るのですし、一方で(私の様な男性限定かも知れませんが)そんな中に明確な意図を持って据え付けられた真野きりなからは、間違いなくソレに対抗すべきトコロの「エロス」とゆーのが(またごく強力に)感じ取れるのでして。だからやはり、そーいう人間性もろもろを描こうとする(全然チャンとした)映画だとも思えましたし、また後述する様に(ココは)最初ちょっとピンと来なかった結末だって、よく考えれば(全体の構成・テーマと同様)コレもシンプルな「意識の転換」として理解すれば好いのかな…とも思ったりなんかして、ですね。 しかし、ソレでもやはり言わなければならないコトは言っておこうと思います。まず、私はこの監督のファンという訳ではないので作品を都度追いかけている訳でも(やはり)ねーのですケド、久し振りに観ましたがやっぱこの隠す気の微塵も無い「アテレコ」はハッキリ言って超・苦手です。折角全編をごく生々しく撮ってるのに、ソコでどーしたって声だけ浮いてる様に思われてしまう…としか言い様がねーです。第二に、ヴァイオレンスが主軸となる作品なのに、そのヴァイオレンスシーンの(物理的な)質が妙に低く感じられました。中盤でテンヤワンヤしてる箇所はまだしも、序盤はハッキリとまた酷かった(=チャチかった)すね。あとはやはり重ね重ね、このオチはちょっと不可解…とは言わぬまでもやや唐突かと思いました(=映画として単純に「雑」かもな、と)。特に、真野きりなの「心変わり」とゆーのは、正直その理由が分からなかったです⇒とゆーか、彼女のキャラクターには全編を通してやや一貫性が無い様にも(あくまで私には)見えましたですね。 その辺を諸々勘案して、いったんこの評価と致します(たぶん、そのうち再見すると思います)。[インターネット(邦画)] 6点(2023-04-12 23:00:31)《改行有》

35.  バイオレント・ナイト 《ネタバレ》 まあ、とにかく第一に思うのは、何故にコレを(日本では)2月に公開してんのか…というコトっすよね(⇒ゆーてグロすぎて全っ然子ども・ファミリー向けではねーので、クリスマスにぶつけても意味は無かったかな…とも思うモノの)。 ただ、ある点で実に斬新なアイデアだとは思うのですよ。何しろ、コレだけ散々擦られ続けた「ダイ・ハードもの」を、イケ好かない金持ちの豪邸に(当然クリスマス・イブに)偶々居合わせたサンタ・クロースその人でやったろう!てなモンなのですから。でも、ゆーてサンタ・クロースってナンなら人類史上最大のヒーローじゃあねーですか(西洋キリスト教世界では特に)。そのサンタさんがガタイ分厚くて滅法腕っぷし強くて、かつ実際にメッタメタに血ミドロ肉弾戦を繰り広げる!テンですから実に感情移入とゆーかワクワクがモ~弾け飛ぶ様な好ましい感覚がありましたよね(私でさえ)。また流石、雪+流血+ヴァイオレンスというジャンルについては世界一定評の有る監督なダケあって、アクションもグロも(加えて種々のギャグも)端的にまずまず以上のクオリティだったとは思いますし。 惜しむらく、予算的には然程掛かっておらずややB級寄り(と言っても準A級程度)なのか少~し中弛みな感じも覚えたコトと(+ならもうチョイ尺自体を縮めても好かったのではねーか…と)、コンセプト的にかなり似通った監督の旧作『処刑山2』の方が個人的にはだいぶ好みだったコトを重々考慮しまして、相当に迷いつつも(低めに寄せた)この評価とさせて頂きます。とは言え重ねて、アクションとしてもコメディとしても比較的手堅い方の娯楽作だとは言えると思いますね。少なくとも暇潰しには十二分かと(注意:グロいのが大丈夫な方限定で)。[映画館(字幕)] 6点(2023-02-03 23:30:08)《改行有》

36.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 ワリと序盤から、率直にかな~り「荒唐無稽」な作品に思えてたとゆーか、でその感覚は最後まで観ても結局変わりませんでしたですね。が、昨今の戦争映画ってこの手の娯楽に振り切ってるファンタジック系と、もう一方は徹底的にリアリズム側に寄ったごく重っ苦しい系にキレイに分かれてる様な気も…とも思えてまして、なのであくまでコレは娯楽系の戦争映画だと思って(あまり気にせず)割り切って観るコトにはしたのですね。ゆーて、かの名作潜水艦もの『U・ボート』とかにだって描写の一部にはやや誇張のあるモノも含まれていた…とは言いますし(水圧で鋲が吹っ飛びまくる…て、そんなん電気溶接してるに決まってんだろ!とか)。 で、そーして観てゆくと全編に渡ってかなり緊迫感のある状況が続くのがアクションとしてそこそこ優秀なよーにも思えたり、却ってメリハリが無いよーにも思えたり、潜水艦ものだと思ったら他にもナンだカンだと色々(近代兵器も沢山)出てきてお得感もあったり、でもやっぱちょっと荒唐無稽・出木杉・(ちょっとダケ)支離滅裂にも思えてうーん…となったり、と中々忙しい映画でした。結論、ジェラルド・バトラーのグラス艦長とミカエル・ニクヴィストのアンドロポフ艦長がとてもカッコ好かったのでこの評価とします。この2人にはやはり少しダケ、名作『眼下の敵』の方の2人を思い出してしまいましたよね。[インターネット(字幕)] 6点(2022-11-18 23:38:25)《改行有》

37.  パーム・スプリングス 《ネタバレ》 『パーム・スプリングス』て言われても、ちょっとパッとは何のコトか分からないですし、単純に音としては(どちらかと言えば)多少オシャレにも聞こえる方のヤツかな…とも思うのですよ。でも、本編を観終わった第一の感想としては、コレってたぶん日本だったらフツーは『パーム・スプリングス!デスパレートなアタシの「時かけ」デート!』とかってごく下らないサブタイトルくっつけて公開される系のお気楽(ややB級)ラブコメ、じゃねーかな、と。まあ、そーいうタイトルだったら(私個人としては)もっと観るのぜんぜん後になったと思うので、ソコはむしろ(何となく)負けた…という気もします、が、ただし重ねて、本作のコメディ描写とかなんかは決して悪いモノではなかったし、暢気でお気楽なリゾート風味も大いに感じられて居心地も全然悪くはなかったのですね(とは言え、ま~結論的には諸々とかなり高度にそーいう系統のフツーなラブコメ…という感じだったかとは思いますケドも)。 でも、そーは言ってもやっぱ、今作におけるタイムリープのシチュエーション自体に関しては中々に羨ましくも思うのですよね。要は、永遠に終わらないバカンス、てなモンですから。私だったら多分、ナイルズ同様に相当に長期間は入り浸ると思いますね(取り急ぎ、アクセス可能な全ての映画と全ての本を観・読み終わる迄は…)。その意味でも、決して観ていて悪い気はしない映画だ…とゆーのは確かだったかとも思うのですよね。[DVD(字幕)] 6点(2022-05-19 01:12:27)《改行有》

38.  ハンバーガー・ヒル 《ネタバレ》 ベトナム戦争ものでは同時代の『プラトーン』なんかにも率直にかなり似てると思います。どちらも戦争の悲惨さを描くコトがモロ主眼、てのは間違い無いトコロかと思いますが、『プラトーン』がより総合的なその悲惨さを種々のシーンを通して描いていたのに対して今作はもう少し単純とゆーか、とある戦闘(アパッチ・スノー作戦)の苛酷な状況を通して戦争の悲惨さを描き出そう、という映画になってますね。 序盤はノンベンダラリとした暢気な戦争ものにも見えるのですケド、中盤以降その登坂作戦が開始してからはかな~り壮絶な戦闘が延々と続きます(アメリカ軍の作戦としては素人目にも相当に「無謀」に見えるのですよね)。また、味方のヘリコプターによる誤射でしこたま犠牲が出た…とかってのも印象に残るシーンだったかな、と。ただ、作戦の詳細・軍事的な意図とかも正直よー分からんし(ひたすら登れ!てなコトにしか見えん)描写も同じ様なのが続いてゆくので、後半は正直かなり単調にも感じられましたかね(『プラトーン』もそーいう感じだったかとは思うものの)。個人的には別に『プラトーン』の方が全然上、とまでは思わないのですケド、ドッチかと言えばアッチを観るかな…てのは私も同意見ですかね。[DVD(字幕)] 6点(2022-05-07 22:10:26)《改行有》

39.  バーニング・オーシャン 《ネタバレ》 あくまでパニックアクションとしては、後半の爆発炎上+脱出シーンもかなり迫力がありましたし、全体としてもそこそこ大作映画なワリに(前段が長すぎるとかも無く)良好なテンポとコンパクトなサイズでワクワクドキドキとお手軽に楽しく観切ることが出来ました。娯楽映画としては全然好かったと思いますね(まあ、実際の事故の顛末を描いている…という意味ではそれで好いのか?とも少しだけ思いますが、今作はソコにコンセプトを置いてはいなかった…と思うコトにして…)。 ただ一点だけ、やはり事故に至る経緯は少し説明不足で分かり難いのと、あとは事故発生の正に「その時」(=負圧テスト実行中)明らかに一番のキーパーソン(=そーいう雰囲気をプンプン醸してた)な筈のマーク・ウォールバーグにせよカート・ラッセルにせよ、どちらも現場(指揮所)に居なかったとゆーのはどーいうコトなのでしょうか?(ワタシ何か見落としてます?)どっちにせよ、肝心なテストをやるんだったら(+多少なりとも不安が有るのだったら)自分が居る時にやるよーに段取るべきではないでしょーか。誤解を恐れずに言えばリーダーとしてはちょっと意識低いな…とも思ってしまいましたかね(まあソコら辺も含めて、人物像の描き込みも総じて軽め…という作品ではあるのですケド)。[インターネット(字幕)] 6点(2022-04-22 10:26:59)《改行有》

40.  ハンナだけど、生きていく! 《ネタバレ》 マンブルコア作品の中でも重要作に位置づけられる本作、とゆーのも、この作品には所謂マンブルコアの特徴とゆーのが凡そ全部(かつごく分かり易く)入っている…という様にも思います。ソレこそ即興的で口語的な台詞回し、ほぼ動きを伴わない座り込んでの会話による構成、手ブレ全開のハンディカム(+加えて接写の多用)、そして内容が在るんだか無いんだか分からない様な取り留めの無い展開運び…他にも、例えばグレタ・ガーウィグに着目すればメイクとかだってもう通常の映画では見られない様なお手軽さだし、そもそも如何にもカネ持ってなさそーな感じとかも含めた彼女のキャラ自体だって高度に映画的ではない自然さ・リアルさを大いに纏っている…と確実に感じられます。コレも多分、知らずにいきなり観たらドキュメンタリだと思ったりだってするでしょう。 ただ、ソレってやっぱ根本的にはどーなのかな?と思わなくもないのですよね。劇映画で、脚本も(通常とは違うモノだろうとは言え)用意されている以上、どんなに「つくりもの」感を排除したトコロで結局はつくりものである(=つくりものであるのは確実に見透かされる)コトからは免れない…のであって。今作の様なレベルでそーいうコトをやるのであれば、そもそもどーにかしてドキュメンタリを撮ればイイんじゃね?とだって(少しだけ)思ったりもするのです。 そーするとやはり(また話にも内容があんまり無い以上)見ドコロは俳優のユニークで即興的・瞬間的な演技の仕事、というコトになってくるのかも…とは思いましたかね(ソレは必ずしも話の内容とも深くは関連していなくて…つーか)。その意味では、今作でもグレタ・ガーウィグ自体は十分に魅力(とゆーよりは観て損は無い…というレベルの奥ゆかしいモノ)を醸し出せていたかとは思うのです。決して全く見映えがしないという女優さんでもないかとは思いますが、前述どおりにごく自然な(=不必要にキラキラした感じを消し去った)キャラとして人物像をつくり込みつつ、垣間見せる「人間ぽさ」にもまた十二分に面白みがあったとも思うのですね。如何にインディーズとは言え、ある程度はそーいったクオリティを備える演技が出来て、かつその自然体なキャラを元々備えた俳優さんを起用できないと、中々好い「マンブルコア」にもならないな~というよーな気はしましたです(重ねて、だから尚更に本作にはグレタ由来の確かな価値があるのではないかな、と)。[インターネット(字幕)] 6点(2022-03-24 21:47:23)《改行有》

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