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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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41.  ハート・オブ・ウーマン 《ネタバレ》 ナンシーマイヤーズの映画は、本当にいつも何か足りないというか残念なんですが、この映画もまさにそれ。 途中まではかなり面白そうだし(ナンシーマイヤーズにしては)コメディシーンもキレッキレなんですよ。 牝犬の気持ちまで読めちゃって、これはシチュエーションコメディとしてどんだけ面白くなるんだろう?と期待させるんです。 ところが、結局はナンシーマイヤーズクオリティ。 「女性の考えてる事が全部わかる」という超絶怒涛のいくらでも面白くできるシチュエーションのはずなのに、途中からそれがどこかへ行っちゃうんです。 「女性の考えてる事が全部わかる」というすごい能力がストーリー上どっかへいっちゃうんですね。どうでもよくなっちゃうわけです。 え、それものすごくすごい事だよね??ありえないくらいすごい事なのにどっかいっちゃうんです。 終盤、特に脈絡も必然性もなく唐突にその能力が消えるわけですが、当然そこにも何のカタルシスもないわけです。 「あぁ消えちゃったんだね」ってだけ。 そりゃそうですよね、映画の途中でそんな設定どうでもよくなっちゃてるんだから消えても誰も気にしません。 「女性の考えてる事が全部わかる」ようになったゲス男のシチュエーションラブコメだと思って映画を観てたら、途中から一番大事なはずの「状況(シチュエーション)」をどこかに置き忘れてしまうわけです。 大丈夫か?ナンシーマイヤーズ?? まぁ、毎回そんな感じだからいいんだけど! その上、個々のエピソードの組み立ても本当に(毎回の事だけど)へたくそで、例えば娘とのエピソード、途中の展開も足りなければ、え、で娘との結論はどうなったの?って感じで結論もはっきりせず、こんな扱いならそもそも娘のエピソード全部いらないじゃん!って中途半端な扱いなわけですよ。 そういうどうでもいい枝葉だけは沢山あるんですけど、それが全部微妙なまま放置されちゃうっていう。 結局は毎度毎度のナンシーマイヤーズクオリティの映画でありました。 惜しいなぁ途中までは本当に面白いんだけどなぁ…[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-04 19:53:46)《改行有》

42.  ハルク ハルク好き、あるいはマーベル好きの人には申し訳ないのですが、「全身緑でムキムキのパンツ一丁の男が暴れまわる」というハルクのコンセプトは21世紀にはもうオワコン。コンテンツとして無理があるのではないでしょうか。 特にこの2003年版ハルクは、後のイン(略)ハルクと比較してもハルクの造形が極めて漫画チックであり、個人的には失笑の対象にしかなりません。 だって全裸で緑でパンツ一丁でしかもムキムキなんだよ…失笑以外の感情を持つのは僕には不可能です。 で、失笑レベルの主人公を起用した時点で、そこにどんな物語を紡がれても全く頭に入ってきません。 映画の途中、ときどき入ってくる画面マルチ分割などを利用したおしゃれ映像は、おそらくコミック的な演出を狙ったものだと思いますが、そういう意味では成功していると思います…が、何しろ主人公のコンセプトがあれすぎて、そういう事のすべてがどうでもいい事にしか思えないのです。 多分世間が「フランケンシュタイン対地底怪獣」のころのメンタリティならこのハルクはめちゃくちゃ面白く観る事ができたと思うのですが、残念ながらそこから50年もたっていますし僕ももう大人(つか老人)です。 (つか「フランケンシュタイン対地底怪獣」のころ僕はまだ1歳なので映画を観るもなんもないんですが) 21世紀にハルクは無理、それが僕の結論です。[地上波(吹替)] 4点(2017-08-16 15:24:32)《改行有》

43.  バーティカル・リミット 山に登らない人から見ると、山に登る人の行動原理は全く理解不能です。 なぜあんな危険なところにわざわざ無理をして登るのか不思議でしょうがないわけで、私は調べた事があるんですがその理由を知って驚愕しました。 なんと、まさに「危険なところに無理をしに行く」事自体が目的らしいのです。 無力な人間が恐ろしい大自然に挑んで苦難を乗り越え登山という小さな目的を達成する事で他で得られないほどの多幸感を得られるらしいのですが、もはや登山しない人には理解不能で、一種の宗教のようなものだといっていいでしょう。 自分からあえて危険なところに無茶しに行くわけですから、そりゃ事故にあうのも当然だし事故にあっても自己責任以外の何物でもありません。 実際は、それで何かあれば他の方に相当な迷惑をかけ税金などを浪費されるわけですから、周りの人から見れば本当に迷惑で自己責任で済む問題でもないところが大問題なのですが。 (あげくに命がけで救助にいった隊員が失敗したといって、その救助隊員を訴えるという頭がおかしい人まで最近は現れていて、本当に日本は大丈夫なのか心配になる今日この頃です) さて、この映画の登場人物もまさにそうで、無茶な行動をした結果遭難したアホ達をさらに無茶な行動をするアホたちが救いに行くというどうしようもない映画です。 もっとシンプルに言えば「アホがアホを助けに行く」映画です。そりゃ当然死にます。 3人を助けにいくために6人が救助に行くってのも割があわないのですが、実はそのあたりの構図だけ見ると「プライベートライアン」あたりと同じ構図です。 しかしプライベートライアンの登場人物は、兵士ですから皆が命令されて仕方なくアホな事をやっています。 この映画の登場人物は(多少の差こそあれ)基本的には自分からアホな行動をとっているのです。 救いようがありません。 観客は、劇中の自業自得な登場人物達に共感することはほとんど不可能です。 そして、さっさと死ねや!くらいにすら思えてくる主人公達を観ながらその映画を楽しむなどほとんど不可能に近いのです。 個人的には、登山家冒険家の人がこの映画を観てどう思うかに興味があります…が身近にそんな人いないのでその興味が満たされる事もありません。 ほんとどうしようもない映画です。[CS・衛星(字幕)] 2点(2017-07-11 14:49:22)《改行有》

44.  パーフェクト・ストレンジャー(2007) 《ネタバレ》 ミステリ小説業界には、「語り部が犯人」「探偵が犯人」という小説は一定数存在しています。 しかしその数は決して多くありません。 なぜなら読者をある程度納得させる形でそれを読ませる事が非常にむつかしいからです。 アイディアとしては面白いわけで、ついやりたくなるタイプなのですが、しかし一方で、実は主人公が犯人であった事を読者を納得させる形で明らかにするのは非常にむつかしいため、なかなかその手の小説は存在しないのです。 で、映画の世界では、個人的な印象では小説よりはるかにその手の映画は多いように感じています。 まぁその手の映画はだいたいB級映画なんですが、しかし「冷静に考えればこの主人公2人が犯人なんじゃないの?」的な印象を与えてくれるようになっていたり、それが明らかになったあとに映画として攻守入れ替わって1波乱ある、なんて感じで作られている映画が多いんですが、この映画、わりかし最後にいきなり唐突なネタばれをかましてくれます。 作る側として、予期させずにそれをやりたい気持ちもわからないでもないですが、しかしそれをやっちゃぁダメでしょう。 まぁそんな映画です。[地上波(吹替)] 5点(2017-03-02 11:10:03)《改行有》

45.  バルジ大作戦 《ネタバレ》 昨日プライベートライアンのレビューを書いたわけですが、そこでこの映画の名前を出しました。 名前を出しておきながら、こっちの映画のレビューを書いてなかったのでとりあえず書いときます。 この映画への僕の感想はごくシンプルで「超がっかり!これはひどい!!」です。 この映画、戦争映画の代表作として名前があがる事が多く、子供の頃から「一度観てみたい」と思っていた映画でした。 今wikipediaでのこの映画の記述を見ても「戦車部隊を扱った米国製映画としては、最優秀作品と評価される。」と書かれています。 それくらい有名な映画だったんです。 実際にこの映画を観たのは20代になってからでしょうか。 史実のバルジの戦いというのは第2次世界大戦を代表する有名な戦車戦なわけですから、この映画に期待するのはリアルな戦車戦。 映画のストーリーなんかはぶっちゃけどうでもいいわけです。 そして、クライマックス、この映画の肝である「大戦車戦」がはじまったのですが… なんじゃこらぁあぁ!!(声:マツダユウサク) ドイツのマークを付けてる戦車は明らかにアメリカの「パットン戦車」 アメリカのシャーマン戦車役をやってるのは「M24チャーフィ戦車」です 似せようという努力すらしてません。 パットン戦車にただドイツのマークを描いただけで「ドイツのタイガー戦車だ」と主張してるわけです。 てか、シャーマンくらい世界中にごろごろしてるのになぜシャーマン役がチャーフィなのか。 もちろん大きさの対比を付けたいんでしょうが… しかもなぜか戦闘シーンは砂漠みたいなところ。 バルジ戦は1944年12月の欧州が舞台だから雪中戦だっちゅーの! 私、小学生の頃はタミヤの戦車のプラモでジオラマなんかを作ってたわけですが、バルジ戦車戦を舞台にしたジオラマだったら当然雪景色ですから綿で雪を表現するのが当たり前でした。 砂漠っぽいジオラマで「バルジ」なんてタイトル付けてたら小学生にも笑われます。なのにこの映画では砂漠。 聞けば、南国スペインで撮影したから(戦車もスペインで借りたから)そうなったらしいのですが、史実の戦車戦を扱った映画で、これだけ史実の戦車をないがしろにしてる映画を観た事がありません。 どんな戦争映画でも、最低限それっぽい外装を用意して似せようとはしてます。 なのにこの映画、実際の戦車戦を題目にした映画なのに、舞台も戦車も全く似せようともしていない。 たとえば「第2次世界大戦中のアメリカの日系人を描いた映画」で、「出てくる日系人役をみんな白人が演じてる(しかも場所は砂漠)」みたいなもんです。 そんなの映画としてダメでしょ? この映画はそれをやってるわけです。 アメリカのアイゼンハウアー元大統領(このバルジ戦のときの実際の米軍欧州総司令官)が、この映画に対し公式に抗議声明を出したというそうですが、それも当然です。 なぜこの愚かな映画が「(wikipediaの独断とはいえ)戦車映画の最高傑作」と言われているのか、僕には全く理解できません。[地上波(吹替)] 1点(2016-12-13 10:28:15)《改行有》

46.  ハッピーフライト(2008) 《ネタバレ》 さて、このハッピーフライトという映画。 個人的には「この程度の映画」「テレビの2時間ドラマの延長」というレベルの軽い映画だと思います。 そもそもフライトとかいいながら、そんなに飛ばずにわりとすぐ帰ってきちゃうわけで、全然ハッピーフライトじゃありません。 タイトルからして偽りありです。 しかし、この映画、航空産業に係る人を誠実に描きだしています。 もともとはもっと空を飛んでる内容だったらしいのですが、スタッフが航空産業で働く人たちを取材してるうちに関わっている人達の仕事に魅せられてその人たちを描きたいと思うようになり、こういう内容の映画になったんだとか。 それが見事に成功してると思うのです。 田辺誠一や田畑智子、岸部一徳等、それぞれのキャラが非常にたっていて好印象なのもポイントが高いところです。 もう一つ、自分がなぜこの映画が好きなのかを考えるに、たぶん個人的な事情で日本の航空機会社にいい印象を持っている事が大きいと思うのです。 はるか昔のバブル期の事ですが、自慢ではないですが(自慢ですがw)私、ハワイから日本までJALのファーストクラスに乗った事がありました。 そのときに飲み物を聞かれシェリー酒を頼んだんですが、出された機内用のグラスが非常におしゃれだったのです。 「うわ、かっこいいグラスだ、欲しい」と思った私は「これ、どこで売ってるんですか?購入したいんですが」とパーサーの人に尋ねました。 するとパーサーの人が言いました。 「残念ながら機内用のものはお売りしてないんです。でも…」 「でも、差し上げる事ならできるのでどうぞお持ち帰りになってください」 パーサーの人はそう言うと、白いナプキンでそのグラスを包んでプレゼントしてくれたのです。 「JALのパーサー、超かっけー!!」 そのとき感動した私が日本の航空会社の人を扱った映画を嫌いになるわけがありません。 映画には良し悪しとは別に「好きか嫌いか」という要素が必ずついて回ります。 「いい映画だとは思うけど好きじゃない」という映画は当然あるし、「くだらない映画だと思うけど好き」なんて映画もあります。 この映画は映画として評価するなら、そこまで絶賛するような名画ではないと思いますが、個人的にはかなり好きな映画で、たとえばテレビで放送されれば、何度目かわからないけれどやっぱり観てしまう。そんな映画です。 そんな映画は誰にでもあると思うのです。[地上波(邦画)] 8点(2016-11-15 01:28:05)(良:1票) 《改行有》

47.  バンク・ジョブ 《ネタバレ》 不勉強で知らなかったのですが、イギリスでは超有名らしい実際に起きた事件「ウォーキートーキー強盗」をモデルにしたクライムサスペンス。 この事件は、当時、完全な報道規制が行われて、イギリスでは実際に何があったのかとかが今でも全くわからないらしいそうです。 で、生き残っている事件関係者に取材して作ったのがこの映画なんだそうな。 実際、この映画中ではその謎が実は王室のスキャンダル、具体的にはエリザベス女王の妹のスキャンダルだったとして実名で描かれていて、映画の中で存命の王室関係者の実名を出すというのは日本だったら許されないところでしょう。 そのあたりはさすがイギリスといったところでしょうか。 さて、映画の内容で一番「なるほど」と思ったのは貸金庫のくだり。 この銀行強盗事件は銀行の地下貸金庫数百件を強奪した事件なんですが、心配してかけつけた貸金庫の客との会話があって 銀行の人「現在被害を集計中です。貸金庫の中に預けていたものをリストアップしていただければ補償の検討をいたします」 貸金庫に預けてた客「そもそも人に知られたくないものだから貸金庫使うんだろ!」 おおお!!!なるほど! この映画では、貸金庫に預けられていた「王室スキャンダル写真」「政治家のスキャンダル写真」「警察への裏献金名簿」の3つのやばいブツを巡って争いが起こるわけですが、それ以外の関係ない貸金庫の客の品々の多くも、大っぴらにできないものばかりだったという。 これ、映画ではなく実際の事件でも、貸金庫に預けていた客100人以上がその内容を明らかにすることを拒否したそうですから。 まぁ誰しも「絶対他人には言えない事」「墓場まで持ってかないといけない事」なんて一つや二つはあるわけですが、実際に銀行の貸金庫を利用する客の多くがそういうグレーな目的で使ってるというのは面白い発見でした。 もはやこれ映画のレビューなのかがわかりませんがw[地上波(吹替)] 7点(2016-11-09 23:48:21)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

48.  バンビ、ゴジラに会う うわ、こんなの登録されてたんだ! 1990年代に「イカ天」の後番組として「えびぞり巨匠天国」というアマチュア映画をテレビで流す番組があって、中には結構面白いものもあったんですが、そのえび天に出しても予選で弾かれたかもしれない映画。仮にテレビ放送まで進んだとしても酷評されたであろうアマチュア映画として評価してもレベルの低い映画です。 っていうか映画なの、これ? 自分がいつ見たのかもう忘れちゃいましたが、どこかの大学の学祭だったような記憶が… 映画のタイプとしてはばかばかしい一発ネタで、先のえび天で放送された映画でいえば「爆発五郎」(「やぁ、俺は爆発五郎!みんな俺の活躍見てくれよな!」とかっこよくあいさつした少年が走り出してそのまま爆発してしまう)のような一発ネタであり、個人的には嫌いじゃありません。 ちなみにYoutubeにフルサイズで上がってるので全編を観る事ができます。 このサイトでは上映時間2分となってますが、実際は1分30秒程度。 始まったとたんに誰でもそうなるだろう展開で終わりますから、安心して観て下さいw[ビデオ(字幕)] 4点(2016-11-09 01:08:39)《改行有》

49.  バケモノの子 《ネタバレ》 細田守は、オリジナルをやればやるほどダメになるというか、原作付きのものだけやるべきなんだろうな、と痛感させてくれた映画。 この作品で、ついに自分で脚本まで書いたわけですが、この脚本が絶望的にダメです。破綻してます。 自分でシナリオまで書いてしまう事で客観視点が失われてしまい、おそらく他人が見たときに疑問に思うだろうポイント等に全く気付いてないのでしょう。そして周りにそれを諫める人もいなかった、と。 たとえば、すでにさんざん言われてますが、クライマックス某女子のセリフ、おそらくこの映画の中の重要な見せ場らしいのですが、観客は「いや、何かかっこいい事いってるけど、その前に突っ込み入れたい事がたくさんあるんですけど」という想いが強すぎて、まったくセリフが入ってきません。いや、あんたそもそも何を知ってるのよ?と。 見せ場で、それはつらいです。 新海誠がそれで成功したように、周りからいろいろ言われる製作スタイルでやり直した方がいいような気がします。[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-10-27 23:22:42)《改行有》

50.  BATS 蝙蝠地獄 《ネタバレ》 ごくありふれたB級動物パニック物なわけですが、最近のこの手の映画はチャチなCGが多用され、ぶっちゃけ失笑レベルなものが多いのと比べると金がかかってる気がします。 なのに、途中爆撃にやってくるジェット戦闘機、最初F4なのに途中でちょくちょくF16に。 塗装や数どころか機種がちょくちょく変わるのはいくら借り物映像でもひどすぎるでしょう。 アメリカ人は戦闘機の機種とかわかんないんでしょうか、いやそんなわけないですよね。[地上波(吹替)] 5点(2016-10-07 22:15:23)《改行有》

51.  ハード・トゥ・ダイ 《ネタバレ》 監督、脚本、主演「スコット・ワイパー」 誰!?? そんなB級アクション映画ですが、脇はどっかで観たような俳優がわんさか出ています。 「誰だっけこれ?んーーーー、あ、「セルラー」で車と電話取られる嫌味な弁護士役やってた人だ!」くらいの感じの微妙な。 ストーリーは巻き込まれ型のB級アクションで、まぁごく普通といったとこじゃないでしょうか。 シナリオ自体は悪くなくて、演出、魅せ方が上手ならかなり面白くなりそうな気がします。 全体に話の進行、見せ方が地味で、そういう意味では惜しい映画ですね。[地上波(吹替)] 6点(2016-09-14 14:51:34)《改行有》

52.  パーフェクト・ゲッタウェイ 《ネタバレ》 レビューを読んでると誤解があるようなのですが、あの2人は「その夫婦に『なりきる』」事を楽しんでるので、途中で本気で怖がったり逃げようと相談するのも全部そのロールプレイであって彼らにとっては当然必然の行動なのでぎりぎりアリなのです。 まぁ、それはいいんですが、たぶんあそこにくるまでの間に連続殺人を繰り返してきてるはずのあの二人が、すでにカップル連続殺人鬼として国内で話題になってないのがそもそもおかしいってのがまず気になります。 あと、この映画で致命的なのは、カップルが3組あって、そのうちいかにも怪しいカップルが2組いたら、普通に考えて犯人は残りの1組です。 それに犯人って普通ある程度知名度の高い人がやる事が多いわけで、そうなると必然的に…ね、だってスティーヴザーンっていうキャステイングがいかにも犯人やりそうじゃん? まぁ可能性としてみんなが疑心暗鬼になったあげく全然関係ないカップルが真犯人として出てくる(しかも途中で会った男でゲイカップルだった、とか)とかいう展開あたりも予想しつつ見ていると、ビデオカメラを手にとるところで「はい、きたビンゴ」で、そこからの展開もまぁまぁ及第点。 しかし、映画的に重要な真相を明らかにするロールバックシーンがいただけない。 こういうシーンってコンパクトかつ印象的に畳みかけるように「あぁ!あそこはこういう意味だったのか!」と観客に思わせなきゃいけないのに、変におしゃれでだらだらと長くてカタルシスがないっていうね。 肝心の種明かしシーンがこれじゃぶち壊しだよ!!と。 個人的には全編ややダルーっとした感じでいまいち乗り切れなかった映画です。 それにしても真主人公、頭にチタン入ってた事でヨタ話のかなりが本当だったらしい事を暗示してますが、そうなるとお前は何者なんだよ、とw[地上波(吹替)] 6点(2016-07-21 10:54:10)《改行有》

53.  パーフェクト・ワールド 《ネタバレ》 テレビで放送してるのを見て、そういえばこの映画について何も書いてなかった事を思い出しました。 この映画の事を書いてなかった理由は簡単で、個人的に特におもしろいとは思わず映画自体の存在を忘れていたからです。 当時はおもしろいと思わなかったんですが、今見たら違うかも…と思って再見してみたのですが、印象変らずで、個人的には残念な映画だとしか言えません。 この映画、ストーリー自体は極めて単純なヒューマンドラマなわけですが、「ヒューマンドラマ」というからにはその登場人物なりシチュエーションなりに対して観ている人が感情移入してはじめて面白いと思うものなわけです。 そして、ハロウィンなんか縁がないしとりたてて宗教に縁もないし父親も健在で家族構成もごく普通だった…つまりごく普通の日本人の僕としては、この映画は何の面白みもないただかったるいだけの映画以上のものにはどうしてもならないんですよね。 二人の関係性で最後は感動させる方向の映画なわけですが、しかし道中いい感じにみせていてもブッチは悪人。 不良が仔猫助けてるのを偶然見かけて「こいつ意外とやつかも!」と思っちゃうのと基本は同じですからねぇ… 丁寧に作られているしっかりした映画だとは思うのですが、個人的には全くおもしろくなかったし記憶にも残らなかった映画という事でこの点数です。[DVD(字幕)] 4点(2016-03-17 14:31:46)《改行有》

54.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 バトルロワイヤルの盗作問題で話題になった本作ですが、実際観たら明らかに別物。 なんかよくあるデスゲームもののひとつです。実際に殺し合いが始まってからの雰囲気は、バトルロワイヤルではなくHUNTER×HUNTERのハンター試験に近いものがあります。 参加者が24人もいてしかも戦闘開始までたっぷり時間があるのに個々を全く描いてないので主人公以外は誰と誰が戦ってるのかがピンときません。あまりにピンとこないので親切な製作者サイドが最初に半分殺してくれますが…いや、それもなんか違うし、半分に減ってもやっぱりピンときません。 とにかく殺し合いが始まるまでが長すぎる上に、そこまでが全部無駄なわけです。 別にこのサイトの平均点ほどとことんつまんないわけではないですが…別に面白くも無いなというのが率直な感想です。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2014-07-21 15:28:02)(良:1票) 《改行有》

55.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 日本の巨大ロボットものアニメを実写映画化…なこの映画ですが、謎の怪獣に襲われた人類に対抗して各国が巨大ロボットを建造しペアのパイロットで闘う…というコンセプトはまんま「神魂合体ゴーダンナー」そのもので、アイディアのベースとなっているのが「神魂合体ゴーダンナー」なのは間違いないところでしょう。(ご存知ない方はwikiでゴーダンナーのあらすじを読んでもらえば基本構成がほとんど同じだという事がわかると思います) ちなみに「神魂合体ゴーダンナー!!」は、「新婚合体GO旦那」の意味で、まぁそういう内容なアニメなわけですが、新妻と合体してたら死んだと思った元妻が出てきたりするなかなかアレなアニメでありました。そしてジャパニメーションロボットアニメの例のもれずおっぱいアニメです。 という事でジャパニメーションロボットアニメで重要なおっぱい感に関しては、この映画では菊地凛子一人にかかっているわけですが、途中の一部のシーンを除けばあまりおっぱい感は無し。ジャパニメーションで重要な要素のおっぱい感を軽視してストイックにバトルさせた結果として、なんか正直見ていてかなり疲れる映画になっていて、んーー、もう少し緩急つけて余裕をもった映画にした方がよかったんじゃないでしょうか。 劇中、中途半端に突っ込まれる日本語シーンが唐突すぎて意外と聞き逃してしまい困るわけですが、なぜ菊地凛子の日本語があんなにたどたどしいのか、それが一番見ていて不思議です。 最後に自爆して脱出するのは「トップをねらえ」ですね。そう考えるとあそこに「オカエリナサイ」は欲しかったところです。せっかく迎えてくれてるのが日本人なんだし。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-06-14 23:43:26)《改行有》

56.  バイオハザードV リトリビューション 《ネタバレ》 最新作(最終作)公開に合わせて1と合わせて再見。 再見してみて思いましたが1は記憶よりもかなりいい出来だったのですが、それと比べてこの5は… 正直、映画バイオハザードは2まではそこそこがんばっていたものの3以降はかなりひどい出来になっていき、その(悪い意味での)頂点がこの5。 正直あってもなくてもどうでもいいような映画で、例えばここでアリスが必死に助けるベッキー、なんとなくエイリアン2を思い出す展開ですが、なんと!この子は続編である最終作に一切出ないんだとか! そんなとこまでエイリアンをまねしなくてもいいのに!(話の合間にさらっと死んでるそうです。ひでーw) てか、ベッキー以外にもこの5で出てきた登場人物の多くが最終作には出ないそうで、そういう意味では本当にあってもなくてもいい映画になっています。 見どころとしては、「ごく普通の近所のお姉さんを演じるミッシェルロドリゲス」という極めてレアな映像を見られる事くらいでしょうか。 まぁこれもあまり長くはないのですが、だからこそレアと言えるでしょう。[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-12-21 00:51:34)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

57.  パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 ドンパチ系戦争映画だと誤解してしまうひどい邦題なんですが、戦争映画としてみるとアメリカの戦車にドイツ軍のマークだけ描くという安直さに代表されるように完全な落第点。では普通に映画としてみるとどうか…というと、まるでゲームのようにエピソードが羅列されるだけの構成は、あまり関心したもんじゃなく結局どう評価してもたいしたことない映画だと思うんですが…なぜアカデミー賞を6つも取ったのか不思議です。 劇中に描かれる兵士殴打事件がまるで現代の教師の体罰事件のようで今の日本で観るとタイムリー。 平和な日本の学校で問題になるのはわかりますが、戦争中の軍隊で上官が部下を殴打しただけでこんな事件になるとは…かなーり意外感のあるエピソードですが、これもキャラが立ちすぎてる戦争馬鹿パットンだからこそ叩かれたんでしょうね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-11-12 16:21:58)《改行有》

58.  パラサイト 《ネタバレ》 この映画の見所は2点。まず「ジャックフィニイの盗まれた街はハインラインの人形使いをパクったのよ」というものすごくマニアックな映画内の会話。いやわかる人しかわかんないってばwでも確かにこの映画を観てまず思い出すのは盗まれた街(ボディスナッチャー)ですから当然の会話ではあります。 そしてより大事な点。メインヒロインが赤めがねをかけたらめっちゃ美人(当社比10倍)。こんなに美人になるなら普段から眼鏡かけておけばいいのに…なぜ普段は眼鏡じゃないのか?アメリカ人の美的センスはおかしいんでしょうか?? [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-09 19:35:30)(笑:1票) 《改行有》

59.  バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 この映画ってボードゲームの『Battleship』をもとにした映画なんですよね。 僕らの世代なら子供の頃遊んだ事がある人もいるでしょうが、最近の人はそもそもそのゲームを知らないんじゃないでしょうか。 映画の途中で座標を使って砲撃するところがありますが、あれがゲームの「バトルシップ」のプレーです。 さて、映画の内容ですが、とにかく主人公の好感度の低さが致命的です。 何人かの方が書いてますが、ダメ人間がたまたま上手くいくことがあってもおそらくその本質は変わらないわけで、そもそもヒロイン(提督の娘の方)がなぜあの男が好きなのか理解に苦しみます。 それからスペックを読み違えて設計されたアイオワについて「世界最強の戦艦だった」って台詞がありますがそれはもちろん事実と違います。大和級のスペックがアメリカに知られてなかったので、ずっとそう思われていただけで、戦艦としての能力は大和級が断然上。 それなのに世界最強だと主張してしまう、そのあたりがきわめてアメリカンだなぁ、と。 そういえば浅野が日本語でしゃべってる箇所の台詞がやたら棒読みに聴こえるんですが、アメリカ映画だからなのか本人の芸風なのかちょっとわかりません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-10-22 11:49:01)《改行有》

60.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 そうか、この映画のレビューを書いてなかったんだ。    すでに語りつくされてますがジル・バレンタインがめちゃ綺麗でオリジナルのイメージをよく再現しています。 恋しそうなくらい素敵です。 (でも僕は喫煙者とは付き合わないから煙草はやめてもらわないとw...いやしかしこの映画のジルなら主義を変えても付き合うな、きっと)   ゲームそのままの水色チューブトップは微妙にコスプレティストですが..とにかくこのジルの存在がこの映画の意義でしょう。 ただしイマイチ弱くて(いや人間としては十分に強いんでしょうが)あんまり活躍しないのがイマイチですが。 対象的にミラの動きははもはやオッサン。 オッサン対美女。 ということで今後はずっとジルをフォーカスした映画製作でお願いしたいのですが、その願いはついにかないませんでしたw 映画の内容自体は.... 原作はゲームだからこそ、あの設定やシナリオでいけてるんだなぁ、と映画の脚本としては設定やストーリーが粗すぎなんだなぁ、と映画として見て思いました。 が、考えてみればこれは典型的B級映画。今回くらいの馬鹿っぽい話でいいのかもしれません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-01 12:00:15)(良:1票) 《改行有》

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