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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  華の乱 要するに与謝野晶子の半生記ということで。いかにも深作監督らしい騒々しいシーンもときどきありましたが、全体的には地味。有島武郎との逢瀬もなんだか中途半端で、あまり燃え上がっているようには見えません。結局、波多野秋子に全部持っていかれるわけで。むしろ与謝野鉄幹の出奔や帰還のほうがよほど真に迫っていました。 それはひとえに、吉永小百合の演技の幅の狭さにあるように思います。この方が汚れ役や背徳な役を演じても、どうにも嘘くさいのです。途中で成田三樹夫の「女はすべて人形だ」みたいなセリフがありましたが、吉永小百合こそ日本映画界の人形だったんじゃないかなと。 それはともかく、最終盤の松田優作と成田三樹夫が絡むシーンは、ストーリーとは関係なく感慨深いものがあります。つくづく、いいコンビだったなあと在りし日を思い出しました。[CS・衛星(邦画)] 5点(2024-06-03 01:33:08)《改行有》

2.  バグダッド・カフェ 超久しぶりに再見。ただし新ディレクターズ・カット版とかいうやつです。時間がけっこう伸びたようですが、どのへんが新たに加えられたのかはわかりません。 しかしいずれにせよ傑作だと思います。最初の殺伐とした雰囲気と「Calling You」で伝わってくるのは、寂寥感ばかり。中盤まではずっとそのままで、終盤にかけて急速に花開くという感じ。先住民と黒人と白人と他国民が、そのこと自体にはまったくこだわりなく接している様子が心地良い。誰にも見向きもされないような路傍のカフェで、人生を変えるような出会いがあったという、ただそれだけの話なんですけどね。最初の寂寥感が嘘のように、ほのぼのした気持ちになれます。ドイツ人がアメリカでこういう映画を作った意図を、ちょっと聞いてみたい気がします。[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-03-19 23:02:40)(良:1票) 《改行有》

3.  バットマン(1989) とにもかくにも、ジャック・ニコルソンがすばらしい。猟奇的で残酷で見た目も醜悪ながら、妙にセクシーでユーモアもあって憎めない。特にプリンスの曲に合わせて踊るとか、ビックリ箱で花束を渡してキム・ベイシンガーを気絶させるとか、魅力的なシーンが多々。ほとんどそれだけで楽しめました。 その煽りを受けてか、マイケル・キートンはいささか影が薄い感じ。真面目すぎるというか、あまり遊びがないというか。しかし、基本的にワイヤーでなんとかするローテクなところは好感が持てます。それと、キム・ベイシンガーは当時からけっこう老け顔ですね。バットマンならよりどりみどりのはずなのに、わざわざ選ぶ理由がわからない。[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-08-05 03:47:42)《改行有》

4.  ハンバーガー・ヒル 超久しぶりに再見。以前見たときは「とにかく戦闘シーンばかり」という印象だったのですが、今回はその合間の会話シーンが滲みました。主役はドン・チードルと軍曹とドク、といったところでしょうが、誰かが特別に目立つとか、活躍するということもなく、なんともリアルな感じです。 もっとも印象に残っているのは、軍曹がテレビクルーに向かって「ベトコン以下」と吐き捨てるように言うところ。戦争映画の定番シーンながら、本当にそうだったんだろうなという気がします。時代を越え、洋の東西を越え、こういう価値観は共通するようで。当のテレビ関係者は、こういうシーンを見てどう思うのかな。ぜひ聞いてみたいところです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-21 05:33:46)《改行有》

5.  ハスラー2 今さらながら初見。要するに年寄りの冷や水的な話だったんですね。ムダのないストーリーで、最後はちょっとひねくれていますが、希望を持たせて終わるあたりはいい感じ。若~いフォレスト・ウィテカーがいい味出してます。 で、若いといえば当然ながらトム・クルーズも若い。ちょっと調べたら「トップガン」の公開も同じく1986年とのこと。戦闘機の操縦桿を握りつつキューさばきも特訓したのかと思うと、なかなか感慨深いものがあります。 ついでに言うと、若いトム・クルーズは若いチャーリー・シーンにそっくりで、むしろキャラ的にはチャーリー・シーンのほうが合っていたんじゃないかとも思います。それでこちらもちょっと調べたら、「プラトーン」の公開も1986年。大豊作の年だったようで、恐るべし1986年。  [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-01 01:46:24)《改行有》

6.  ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場 いちいち小賢しいセリフ回しが鼻につきます。終盤の唐突な戦闘シーンも、無理やり感が漂います。だいたいイーストウッドの「アウトロー風でありながら国家に忠誠を誓う海兵隊軍曹」というキャラ自体、分裂気味というか、美味しいとこ取りというか。 要するに「カッコいいオレ」を撮りたかったのでしょう。典型的日本人の私から見ると、中高年でなおこの旺盛な自己顕示欲は羨ましくもあり、ちょっと冷ややかに見たくもあります。[CS・衛星(字幕)] 4点(2019-10-12 21:10:40)《改行有》

7.  ハンター(1980) 《ネタバレ》 運転がド下手なマックイーンという設定が、最後まで効いています。前半はコメディの様相。理由は不明ながらひたすら仕事熱心な姿に好感が持てます。 しかし終盤、その仕事熱心ぶりも度が過ぎて、リアルに恐ろしくなります。特撮でもスタントマンでもないように見えたのですが、よくぞあんなシーンを撮ろうと思ったものです。すでに間近な死を覚悟していた人間の強み、もしくは生への執着のなせる業でしょうか。 全体的に説明不足で、例えば彼だけが時代遅れの仕事を続けられた理由も、自宅にいつも男たちがタムロしている理由も、正体不明の変質者に命を狙われる理由も、よくわかりません。しかしラスト、赤ちゃんを抱くマックイーンの笑顔を見て、結局このシーンが撮りたかったんだなということは伝わってきました。常に孤独な男を演じてきたマックイーンには似つかわしくないようにも見えましたが、なんだか生命のバトンタッチという感じで、なかなか素敵です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-05-02 15:35:02)《改行有》

8.  張り込み(1987) けっこうハラハラできるし、気楽に見るにはちょうどいい感じ。でもちょっと前に見たばかりなのに、どうやって解決したのかさえ覚えていません。そんな映画です。フォレスト・ウィテカーが若かったことだけ覚えています。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-06 20:53:01)

9.  裸の銃を持つ男 アラファトにアミンにカダフィにホメイニにゴルバチョフ…。この冒頭の「反米会議」のシーンだけで大満足。全編を貫く悪ふざけを象徴しています。こういうバカバカしい笑いに徹した映画が作られるあたりに、逆にアメリカ映画界の奥深さを感じます。翻って日本映画の場合、「コメディ」と称される作品もありますが、気の毒なほど笑えないことが多々。文化的にまだ未熟なんですかね。[インターネット(字幕)] 8点(2017-06-25 01:32:24)

10.  バベットの晩餐会 いい作品だとは思います。あり得ないほどの偶然がいくつも重なる話ですが、前半の伏線もきちんと活かしているし、終盤の凛としたバベットの働きぶリも、さすが〝芸術家〟という感じ。 しかし、見慣れないデンマーク映画のせいか、かなり違和感があったことも事実。まず「美人姉妹」との触れ込みでしたが、「それほどでもない」というのが正直な感想。だいたい若い時代でさえ、けっこう老けて見えます。序盤は「この人たちと2時間つき合うのはけっこうキツいなぁ」と不安に思ったものです。 それに、バベットの登場で話は急展開していくわけですが、どうにも演出が地味。村人の心境の変化にしても、姉妹のバベットに対する思いにしても、わからなくはありませんが薄味です。何でもドボドボと醤油をぶっかけたくなる私には、晩餐会の上品な料理はいささか口に合わなかったようで。[DVD(字幕)] 6点(2017-04-16 05:27:13)《改行有》

11.  バーディ 悪い作品ではないと思いますが、正直なところ退屈。過去と現在の2つのストーリーがパラレルに進行していくわけですが、いずれも変化がなさすぎます。過去のストーリーは、鳥好きの青年がずっと鳥好きであると強調されるだけ。〝ドラマ〟といえば、猫に食われそうになるシーンと、窓に激突するシーンぐらいでしょうか。飽きます。 また現在のストーリーも、一方がまくしたてて一方がまったく無視するだけ。一向に進展しません。まるでラーメンズのコントのようでした(もちろんラーメンズのほうが、ずっと緻密に計算されていて笑えます)。 で、やっとストーリーが動き出すラストシーン。たしかに意外でしたが、この一瞬のオチのために2時間を費やしたのだとしたら、笑う前に「長いわ!」とツッコミを入れたいところ。やっぱりラーメンズのコントのほうがおすすめです。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-15 03:13:55)《改行有》

12.  遥かなる山の呼び声 見終わった直後の感想は「スッカスカの映画だな」。とにかく本筋と関係のないムダなシーンが多い。武田鉄矢も渥美清も不要。草競馬や祭りの場面もやたらと長い。ストーリーだけを真摯に撮れば、せいぜい30分のショートフィルムで十分な気がします。ついでにいえば、ハナ肇のキャラも幼稚で紋切り型。タイトルも意味不明。もしかすると、山田洋次という監督は「日本人=バカ」という前提で映画を作っているのではないか、と半ギレしてしまいました。 が、ここでの高評価に驚き、ざっくり読んでいるうちに考えが変わりました。雄大な景色を見れただけでいいじゃないか、素朴で善意の人がたくさん登場していいじゃないか、護送する列車・車両を特定できる奇跡が当たり前のように起きたっていいじゃないか、と。というわけで、「たいへん心温まる逸品です」。もう1度見るほど暇ではありませんが。 [インターネット(字幕)] 6点(2015-03-21 15:45:50)《改行有》

13.  バロン 素直に面白い。ふだん「映画はリアリティこそ大事」と思っている当方ですが、ここまでぶっ飛ぶと脱帽するしかありません。しかもその中に、「賃金上昇率は2・5%」とか「大陸間弾道弾を開発中」など妙にリアリティのあるセリフもあって笑わせてくれます。一般に「人の見た夢の話はつまらない」ものですが、それは「語り部による」ということがよくわかりました。同時に、日本の昨今のドラマや映画がなぜくだらないのかもわかった気がします。即ち、現実世界を舞台にした中途半端なファンタジーだから。やるなら徹底してやらないと。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-08-22 15:44:34)

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