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プロフィール
コメント数 606
性別 女性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/nohara-gogo/
年齢 53歳
自己紹介  映画とこのサイトには本当にお世話になっています。
 読み返すと稚拙で恥ずかしいレビューもありますが
 どうぞご容赦下さい 。

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1.  Bridget[ブリジット] 主人公アンナ・トムソンの魅力を余すところなく表現した映画。ねっとりかつふんわりとした彼女の美しさが全開で描かれている。急上昇急降下を続けるストーリーについていけない人もいるかも知れないけれど、とにかくアンナの存在感で引っ張られた。そして一人の女をこんな風に表現できる監督に敬服した。[DVD(字幕)] 9点(2005-09-24 14:08:56)

2.  フィッシャー・キング 《ネタバレ》 元々数は少ないギリアム作品の中で、唯一の人情物語。「らしくない映画」と不人気な作品だけれど、私は実は結構好きなのだ。初めて劇場で観たときはえらく退屈で長いうえに、ギリアムの持つ尖った部分が消え失せた気がして相当ガッカリして帰ってきたのだが、改めて見直すと、それまで彼の作品の中では感じることができなかった優しい空気が非常に心地よいのだ。映像で魅せる方法でコケてしまい、自分の個性を抑えて監督したのが本作。だからロビン・ウィリアムズ出演でも強い個性同士のケンカは感じられないし、彼の持つ優しさ、アドリブのうまさを逆に活かして成功していると思う。ギリアムも失敗で苦労して、こんな人情物語に少なからず共感しながら撮ったんじゃないのかな、なんて今は思う。しかし、ギリアム印とシールでも貼ってありそうなほど目を惹くシーンは、少なめだがちゃんと盛り込んである。今後も、ここまで後味が清々しいギリアム作品って出てこないと思うのである意味貴重かも知れない。余談ですが、劇場に見に行ったとき、全裸ダンスのシーンで館内がら空きなのを良いことに、外人カップルがげらげら笑いながら踊りだした。残念ながら服は着たままだったけれど…。9点(2004-06-13 16:57:39)

3.  ブラウン・バニー 《ネタバレ》 賛否両論ある映画らしい。もっともだ。作品としてはどんなものかと思う。あまりにも淡々としたシーンが多い。退屈に思う人がいても仕方がないと思う。でも私は、全編ギャロが自己を切り取ってどうしようもない悲しみを投げつけてくるこの映画に見入ってしまった。何よりも大切な人を失って立ち直れず、苦しくてもがき、「この人ならもしかしたら…」と花の名前の女性にすがる。そしてすぐに思い直し、一人で涙を流す。街角の娼婦ローズをいったん断ったあと、「もしかしたら…」とアクセルを踏み彼女の所へ車を飛ばすシーンは、バドの気持ちがインスパイアして胸をかきむしりたいようだった。空き家のドアを叩いたり、ホテルのフロントにいちいちメッセージを入れたり、狂乱ともとれる行動。そして幻との交わりと会話。ギャロはいったいどんな苦い思いをして、こんな映画を作る気持ちになったのだろう。「あなたじゃなきゃ嫌なの」って、もう一度言って欲しい人がいたのだろうか。私自身、大きく欠けた心を埋める術がなく、このまま自分が消えて無くなるような感覚を味わったことがあり、覚えある痛みを噛みしめながらエンドロールが終わるまでじっと座っていた。見て良かったとも、いや見なければ良かったとも思う複雑な心境。色々な意味で「問題作」として私の心の中に居座るだろう。9点(2004-04-10 22:39:25)(良:5票)

4.  ファストフード・ファストウーマン 主人公をはじめとした、ちょっとだれたニューヨーカーたちがなんとも憎めない。みんな、それなりでいいから幸せになれよな、と言いたくなる。よくあるハッピーエンドが骨子だが、それに絡んでくる人間模様がとても楽しかった。最後のほう、ストリップ小屋の女性と客の老人との短い会話にハッとした。いつまでも覚えていたい名シーンです。9点(2004-01-05 00:19:40)

5.  ブルージャスミン 花びらの端のほうが枯れてカサカサしてる、主人公ジャスミンはそんな感じの女性。ウディと同じくニューヨークを去った彼女は、セレブな奥様を保ちたくて保てなくて、ボーダーラインの上を歩くうちに崩れていく。彼女からクルクルコロコロと繰り出される言葉、思い出と虚構といろいろが混ざった言葉に目を丸くする人の姿、ガラスに映り込む情景を上手に使った画面、どんな場面でも平等に流れる音楽。あれれ、「人間」を描くその手腕が確かなのは知っていたけれどどうも苦手だったウディ映画が、今回心地いいぞ面白いぞ。何でもこなすケイト・ブランシェットが、この作品でも素晴らしい。すごいスピードでパホッと錠剤を口に入れ、ベラベラ勝手にしゃべりながらカパカパ酒をあおる姿は圧巻。妹のジンジャーの捻たりだらし無かったりの姿も見応えあった。[DVD(字幕)] 8点(2015-01-17 22:13:42)(良:1票)

6.  不思議惑星キン・ザ・ザ 今は無きソビエト連邦で作られた映画。当時タイマンしていたかの国は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とか「ゴーストバスターズ」なんて大衆娯楽SFが大ヒットしていた。ならばこっちはシュールかつシニカルに行っちゃうよ!てなわけでこの映画は産まれた。しかし抑えるべきツボをしっかり押さえつつ、退屈d…失敬、先の読めない展開、ビジュアルもアイディアも結構質が良く、最後の「クー」のようなじわっと浸みるシーンもある、「未来世紀ブラジル」の対抗馬のような斬新な作品が出来上がった。これを観たゴ○ビーが「タイマン止めて『クー』しよう!」と決心し、数年後のマルタ島では偉い人たちが揃って『クー』しまくっていたことは、各通信社がスルーしたためあまり知られていない。(※この文章はフィクションです。)[DVD(字幕)] 8点(2008-06-17 01:01:36)

7.  フューネラル 《ネタバレ》 クセの強い俳優が何人も出てくるマフィア映画。ただ、犯罪行為の起承転結を映しているのではなく、命のボーダーラインのあたりでフラフラと悩み苦しむマフィアの姿を追っている。「葬式」という意味の題名のとおり、黒っぽい画面と湿っぽいストーリーの中で悩む男たちがとにかく渋い。死と隣り合わせの立場にある恐怖感が、強面たちの顔の中で鈍く光っている。命について深く想うC・ウォーケンが秀逸だったが、凶行に及んだ後、子どもみたいな表情で泣きつつ微笑むC・ペンの姿には涙が出てきた。なんて貴重な俳優を失ってしまったんだろう。 [DVD(字幕)] 8点(2006-01-31 01:37:33)《改行有》

8.  ブリキの太鼓 《ネタバレ》 アクの強い評判を持つ映画を観る時って、期待と想像でパンドラの箱でも開けるような気持ちになる。今回もそうだったが、目を背けたくなるような映像はそれほど無かったし、オスカルの説明ナレーションのおかげで難解さに首を傾げることも無かった。何を言わんとしているかなんて全然考えずに観たが、ヨーロッパが持つどす黒い重い雰囲気が上手く表現されていたし、ナチの盛衰を平行させて描くストーリーもなかなか面白くて、2時間以上の時間があっという間だった。子どもが初めて触れあう大人は親で、親を頼って生きていく。その親の愚行を目の当たりにして成長を止め、息を潜め自分自身で脳みそを発達させ、三人の親を葬りまた成長を始める主人公。自らの束縛に自分で始末を付ける主人公の不気味さは必見。人間なら誰しも持つ、狂気や闇や奇怪な空気が随所に盛り込まれていて、そのままフタをして隠しておいてもよかった感情がソロリソロリと首をもたげてくる。好き嫌い、でなくとても興味深い作品。8点(2005-01-15 12:41:17)(良:1票)

9.  ファインディング・ニモ うわぁ、綺麗!!竜宮城とはよく言ったもんだ!!海の底って、魚も景色もこーんなに色とりどりで美しいんだろうか。本当に宮殿でもあるみたいですね。今回のピクサームービーは私の憧れる海の世界が舞台です。CGで再現された海の世界がとっても美しくてキラキラしていて、海の底に住みたくなりました。無理だけど。お話は言うまでもない冒険活劇。海にいるとーちゃんが人家の水槽にいる息子をどうやって助けるのか興味津々でしたが、スピード感ある展開と奇抜キャラ多数の活躍ででハッピーエンドでした。まあ、いつも通りのピクサーってことですが。でも今回は、ひとつひとつのキャラクターの設定がいつにも増して楽しかったと思います。私が一番気に入ったのはテンポ抜群のエイ先生です。竜宮城のお伽噺を考えた昔の人、こんな楽しい絵物語を考える今の人、陸の人間も捨てたモンじゃないですね。8点(2004-07-09 21:02:29)

10.  フリーダ フリーダ・カーロの自画像を観てギョッとしない人はいないだろう。自分の全身に釘が刺さった絵を描くような、慟哭の画家だ。彼女にとても興味を持っていたのでこの映画は前々から楽しみだった。全体的には、自らの痛みを表現する彼女の情熱よりも、夫ディエゴを想う女としての色合いを強く感じ、もっともっと沢山の作品と人生を絡めて紹介して欲しかったと思う。しかし、のっけから画面に溢れるビビッドな色や音楽は、なじみの薄いメキシコという国に強烈なイメージを持たせ、メキシコを一番行ってみたい国に昇格させた。時折入るアニメーションのシーンなども上手な使い方だと思う。そしてサルマ・ハエックは情熱の人を見事に演じていた。本人も感無量なのではないかな。8点(2004-04-07 19:03:50)

11.  ファンタジア2000 映画が好きで、週に最低1本は見よう、と頑張っている私ですが、幾多の人間模様や大活劇を見続けて疲れることもあります。そこで探し当てたのがこれ。クラシックの名曲は心地よく、ミッキードナルドはもちろん、音楽に合わせて機敏に動く鯨やバレリーナ、フラミンゴに子どもも吸い付くように見入っています。ローマの松(本来4曲構成のうち3曲だけを使用)は、冒頭の1曲目は、子どもが縦横無尽に遊びまわる光景を元に作曲された曲で、鯨が跳ね回る雄大な映像とぴったり来るリズムが素晴らしいです。Made in Americaの威信をかけたであろうラプソディ・イン・ブルーはもともと大好きな曲。ラインを強調した色の少ないアニメーションと、シンフォニックジャズが洒落ています。そして、アンデルセンの有名な童話「錫の兵隊」は、ソ連国歌を作ったショスタコーヴィチの曲にのせて軽快な物語に仕立て上げてあります。無理にハッピーエンドにするのは如何なものかと思いますが、曲が明るいシチュエーションなので仕方ないか。その他にも美しい映像が沢山です。ながら見のつもりで買ったDVDですがすっかり感化されて、ショスタコーヴィチは本人演奏の英、独、仏の解説(読めなくて悲しい・・・)付きCDを探し当て、スコアまで購入しました。眺めては自己満足の世界です。他の映画とは毛色の違う「映像集」だと思っているので、同列の評価をするのはちょっと気後れするのですが、かなり楽しませてもらっているので8点にします。とてもありがたい作品。8点(2004-01-31 21:44:44)

12.  ふがいない僕は空を見た 何か辛い感じの人、何か間違っちゃってる人の群像劇。ふがいない人たちが折り重なって作る日常の景色に邦画らしい重たさがあり、そこを切り抜けて行こうとする力がまた良い。若い役者さんが皆良く、それを堪能する作品に思えた。ベテランさんは彼らを光らせる縁の下の力持ちかな。だから田畑智子のポジションにちときついものを感じる。彼女好きなんだけどな。スタートから1時間はもうちょっと端折ってもよかった。[DVD(邦画)] 7点(2014-06-14 08:49:20)

13.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 フランス革命の道程を見ているようだった。ジャコバン・クラブ。社会生活のレールをはずれたくせに、また社会を作り妙なルールを作り要らぬ残骸を積み上げていく孤独な男。ある程度レールを走ったらどうしたらいいか解らないという幼稚な焦燥感は、恥ずかしながら私自身も痛いほど感じることがある。でもこれが火花となり破壊に向かうのが男なんだろうか。「どうしよう…」って親父に電話で聞いてみりゃよかったのに。インテリもサイコもなんでもこいのエドワート・ノートンの独壇場だった。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-24 00:48:32)

14.  ブラックブック 《ネタバレ》 2時間超の長い時間を感じさせない、なかなか面白い映画だった。エンターテイメント性が強く、セリフのオランダ語を英語に変えて一人くらい名の知れた米国人俳優が出ていれば、「ハリウッド製ミステリーね」ときっと私は思い込んだだろう。冒頭からのたたみ込むような展開や、駅で列車を映すシーンのダイナミックさとか、はたまた誰が影の悪人なのかを推理するところ、所々にちゃんと仕掛けられていたトラップ、みんなすごく巧くて、見慣れた映画に近い気がした。その方法を持ってして「哀」や「憎」で進み行く主人公ラヘルをガッチリと描いていた。映画の出来はカリス・ファン・ハウテンの力量によるところが大きい。登場したところから、華があるというか目を惹く要素でいっぱいだった。個人的に印象が残ったのはロニーという女性。日和見主義、と言えば強過ぎかなあ、でも市井の人って案外あんな感じではないだろうか。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-02 03:34:38)(良:2票)

15.  ブロークバック・マウンテン 《ネタバレ》 期待が大きすぎたから…それだけが理由ではないと思う。つまらない映画ではないけれど、文句なく良かったとも言えない。淡々とした流れの中でイニスとジャックがどれほど強く想い合っていたかは悟りにくく、お互いの結婚生活の強烈な現実臭ばかりが匂ってくる。結局二人の紡いだ愛情の物語というよりは、しがらみの少ない、若くて未来もあり振り向けば恋人のいる「ブロークバック・マウンテン」での美しい時間への思慕が描かれているように感じる。仮に環境が違い、二人が結ばれたとしても幸せな時間が訪れたかはまるで不明なのだ。二人して閉じこめられたキラキラした時間を追っていたように思えてならない。私が終盤の彼らに近い年齢で、且つ女だからこんな感想なのかな。だけど愛を描くというのは難しい。どんな人でも永遠に答えは出せないし、特にこの映画は言葉少ないイニスを中心にしているから、自分の五感を駆使して色々考えるタイプの作りになっていて難しい。しかし現実を置いて過去に想いを馳せる人たちを撮った映画が大ヒット…アメリカ人も疲れているらしい。[映画館(字幕)] 7点(2006-04-06 01:31:29)

16.  プライドと偏見 古典の原作があるようですが、女性に夢を見せるハーレクィン・ロマンス的な作りの映画です。男性とのお付き合いや結婚などで想うところアリの女性が観たら、何かヒントを得られるんじゃないでしょうか。面白いカメラワークのところもあります。でも、イギリスの田舎やら古城やら素敵な風景を使った画も、美しさの面で言うとイマイチのような気がしました。素材だけではなんともならないのですなあ。でもって割と高得点なのは…Mr.ダーシーがすごくカッコ良かったからです。良い夢見させてもらいました。 [映画館(字幕)] 7点(2006-01-19 19:07:50)《改行有》

17.  フットルース ややや、イイじゃないですかぁ。ストーリーは、何と言いましょうか大したこと無いんです。でも大味映画もたまにはいい物を楽しい時間を与えてくれます。「イカすゥ!」とか「シビれるわぁ」てな字幕も、今となっては笑いのタネですねえ。現在でも第一線で活躍する役者さんが何人も出ていて、みんな若くて可愛くって弾けておりました。今ケビン・ベーコンとクリス・ペンが共演するとしたらマフィアものかサスペンスでしょ。爽やかでヨカッタです。ダイアン・ウィーストが、地味にひっそりしっかりしたママさんを好演していました。「嗚呼若者よ、嗚呼80’sよ!」そんな映画です。音楽もいと懐かし。7点(2005-03-19 19:38:06)(良:1票)

18.  ブギーナイツ 《ネタバレ》 70年代後半から80年代にかけての、アメリカポルノ業界の人々を描いている。寂しい人たちが何人も出てくる。いつ剥がれるかわからない、メッキ細工のきらびやかさに食いつき気を紛らわせ、何かのきっかけで「そら見たことか、俺らなんてこんなもんだ」と言わんばかりに崩れていく登場人物たち。これを一歩引いた目線で追いある種淡々としていて、空虚な感じが良く出ていたと思う。登場人物が涙を流すのシーンも多く、ポルノの裏の人間ドラマにしんみりとなった。生きるのに必死なんだなあ、と。最終的には、みんなして小さな一歩を踏み出すことで光を見いだそうとする。前に進もうとする人々は綺麗に見えるものだと思った。7点(2004-03-22 17:43:59)

19.  不滅の恋/ベートーヴェン 《ネタバレ》 有名な音楽家ベートーベンの最愛の人を、決して幸せとは言えなかった人生を振り返りながら探す旅の話だ。ベートーベンの真実の姿からはかけ離れているらしいけれど、ドラマとして文句ないキャラクターになっている。愛する人をすれ違いから失ってしまった後、周りの人の理解が乏しい中火のように激しく活動するベートーベン。可愛い甥を自殺にまで導くほど縛り付けてしまうベートーベン。自己を削りながら必死に生きる彼にオールドマンがぴったり来ていた。ラスト、第九が流れる中、彼が少年時代を思い出すシーンを見ながら「第九のCD欲しいなあ。」と思った。 星空にこんなにも似合う曲なのか。こう思わせてしまうのだからこのフィクションは成功だと思う。7点(2004-03-21 12:16:52)《改行有》

20.  フル・モンティ 《ネタバレ》 この映画に出てくる「脱ぐしかない!」と思い込んじゃってるオッサンたちの、そこはかとない哀愁が笑える。「こんなこと、自分の子どもにやらせる親なんていないよ~」と愛する息子に言われちゃう主人公を筆頭に、みんな情けなくてしかし一生懸命なのだった。今の日本も不況下にあり、職安のシーンなんて身につまされる。でも、たとえそれが繋がるのがストリップであっても「なんかやろーぜ」という元気さと、本当にやっちゃうラストの明るさに拍手したい。7点(2004-02-18 10:16:25)(良:1票)

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