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1.  幽霊紐育を歩く 《ネタバレ》 コレは正にハリー・シーガルの奇想天外な着想に基づく原作の、先を読ませぬ語り口の上手さで最後まで押し切ったのが第一の勝因だろう。兎に角面白い!コロムビアという映画会社はキャプラを筆頭として、ソフィスティケイト(洗練)されたシチュエーション・コメディに抜群の手腕を発揮するのが持ち味だったが、本作もその良き伝統を見事に受け継いでいると言える。この場合は誰に乗り移ろうと観客にはロバート・モンゴメリー扮するジョーのままなのに、劇中の登場人物たちには全く別人(乗り移られた人物)にしか見えないという対応のチグハグさが何とも言えぬユーモラスな味となっている訳だ。従って不幸にしてココでノれないような方には全然面白くはなかろう。ドタバタ喜劇とかがお好きな向きにも全くオススメできないし、するつもりもない。さて、第二の勝因は脇役たちの滋味掬すべき好演。特に天国の係官ジョーダン役のクロード・レインズ、ボクシング・マネージャー役のジェームズ・グリースン、ジョーダンの部下役エドワード・エヴェレット・ホートンの三人がこの奇抜なプロットを陰で見事に支えきった功労者である。彼ら無くして本作の成功は無かった。中でもクロード・レインズの上手さ・渋さ・上品さは絶品!!1978年のリメイク版(「天国から来たチャンピオン」)はボクサーからアメフト選手にアレンジされたボチボチの佳作とは思うが、個人的にはどうにも”二番煎じ”の域を出ない。特にジョーダン役のジェームズ・メイスンがレインズに比べ可成り見劣りするのが痛い。観るなら断然オリジナル版!!9点(2004-10-24 01:22:54)(良:1票)

2.  幽霊西へ行く 《ネタバレ》 クレールが前作「最後の億万長者」の興行的失敗の後、稀代の映画製作者アレクサンダー・コルダに招かれ英で撮ったファンタジック・コメディの草分けとも言うべき名作。タイトルはまるで外国での活動を余儀なくされた自らをも皮肉っているかのようでもあり、実に意味深長だ。DVD解説によればコルダはチャールズ・ロートン主演で企画していたそうだが、別の映画へ出演が決まったので流れたとか。マジ?悪いがロートンじゃこの洒脱なストーリーに全然合わないし、女たらしのマードック役がてんでサマにならなかっただろう。矢張り貴公子然としたロバート・ドーナットで正解だと思う。さて、いくら英で製作され米俳優が大挙出演しようと、滲み出るクレールのエスプリと愛すべきキャラクター造形は本作でも健在である。予め断っておくが、本作は(ドリフのコントみたいな)ドタバタスラップスティックの大爆笑お馬鹿映画などではない。そういうのがお好きな向きには全くオススメできないので、クレールのユーモアに共感と理解をお持ちの「大人」の方にこそ御覧いただきたい。思わず「ニヤリ」とする品の有るユーモア、「クスッ」とさせられるウィットに満ちたプロット及び台詞回しが堪能できるハズ。個人的には冒頭でマードックが自軍の砲撃で間抜けな戦死をしてしまう場面、前半の借金取りたちが城を見回るドナルドとペギーの後をゾロゾロついていく(徐々に人数が増えていく!)場面や、同じく借金取りたちが晩餐会で給仕役を憮然としてこなす場面が特に可笑しかった。後半の米英双方が発表する声明文の応酬も皮肉さがピリッと効いて最高!フロリダの椰子の木とグロウリィ城とのミスマッチ感もたまらなく微笑ましい。こういう偉大なルーツあればこそ「ゴースト/ニューヨークの幻」やら「オールウェイズ」やらといったゴーストものも製作が可能だったという意義も含め9点進呈。9点(2004-10-15 14:26:16)

3.  雪之丞変化(1963) 《ネタバレ》 いかに天才・市川崑を以てしても、当時で既に齢55を数える長谷川一夫扮する雪之丞のオーMYガッ!な違和感は隠しおおせきれず。イヤ脇役なら納得しないでもないよ?けど、出突っ張りの堂々たる主役となれば話は別だ。まぁ御本人は若き日の当たり役を懐かしみつつ楽しそうに演じているから「コレは…林‥長二郎‥なんだっっ!!!」と無理矢理に脳内補完して鑑賞すれば結構面白いかも(笑)。6点(2004-04-29 02:09:49)

4.  誘拐犯(2000) デル・トロたちを完璧な極悪人として描ききれず、ジイさんたちとのドンパチにも迫力も爽快感も無し。「ユージュアルー」の脚本家の監督デビューらしいけど、明らかに力量不足。そもそも「ユージュアルー」自体ハナっから評価していないので、ソレにも劣る本作なんぞ論外てことで6点マイナス。4点(2004-01-08 13:39:06)

5.  勇気ある追跡 《ネタバレ》 御大J・ウェインがオスカー主演男優賞をゲットした痛快ウェスタン。初老のやさぐれ保安官ルースター・コグバーンがキム・ダービー演じるオマセでチャッカリ者の少女マティに雇われるくだりのトホホな感じはかつての彼なら変にプライドが邪魔して演じきれなかったであろう。ヘンリー・ハサウェイの監督ぶりもベテランの味でツボを外さない手堅い安心感があり良し。ただロバート・デュバル演じるトム一味との対決でグレン・キャンベル扮するラ・ボーフを死なせる必要は無かったと思うので若干減点。日本語吹き替え版なら故・小林昭二のモノ以外にはありえない!!デニス・ホッパーも情けない役で出とります。7点(2003-11-02 04:53:21)(良:1票)

6.  遊星よりの物体X 《ネタバレ》 J・W・キャンベル・Jr原作の古典SF「影が行く」最初の映画化が本作。可成りアレンジが施されているため原作の有する閉鎖空間での疑心暗鬼という独特のムードが皆無なのが致命的にイタイ。最大のミスは物体Xを単なる怪人に変更したコト。ジム・アーネスが長身を買われて演じているが、チラチラ顔を出す程度で全然ド派手な殺戮行為をする訳ではないので拍子抜け。しかも余り強くない!犬にやられてどーする?まぁ当時は残酷描写に対する規制も厳しかったし、SFXもお粗末だったから苦肉の策であろうが、原作ファンにとって不満なのには変わりない。もう1点は主人公(ケネス・トビー)と研究所の女性とのイチャイチャ恋愛模様。ハッキリ言って邪魔だぁぁぁ~!!!矢張りカーペンターは正しかった。と、愚痴ばかりではチト気の毒なので本作の数少ない見所を挙げると…隊員が罠を仕掛けて待ち構える中、ドアを破って逆光に立つ”X”の勇姿!そして罠に掛かり高圧電流で焼かれつつ徐々に身体が縮んでいくシークェンス。この場面(一説によればプロデューサーのホークスが撮ったらすぃ)だけでも見る価値アリと言っても良い程の秀逸な出来。ま、何だかんだ言っても結局コノ手の映画がむっちゃ好きなので奮発して7点進呈! 7点(2003-10-18 00:36:27)(良:1票)

7.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》  一見よく練られた秀逸なシナリオに思える…が、根本的に考えてみると、奴がカイザー・ソゼだったのならば、何が悲しくてあんな回りくどいコトをせにゃならんのか結局サッパリ分からない。顔も警察に思いっ切りバレてますがな、ソゼさんよ。大体、奴は警察でも毎度お馴染みのユージュアル・サスペクツ(常連の容疑者)の一人だったんじゃないの??奴の経歴がニセって訳でもなかったみたいだし。それでも中盤までは結構グイグイ引っ張るけど、あのラストは「騙されたぁ~!」とかじゃなくて寧ろ呆れてしまった。オチが読めたとか自慢する程の映画じゃあ無いぞ。個人的にはパルミンテリの推理のまま終わった方がよっぽど面白いと思うがなぁ…。皆さん絶賛の中に悪いけど、こんなイカサマ結末(「アクロイド殺し」の例えは言い得て妙w)に高得点上げる積もりは一切無いので容赦なく5点マイナス。あ、一応前評判は完全シャットアウトの上で観たんでコメントには何の先入観も入ってないからね。念の為。5点(2003-08-12 02:40:57)(良:3票)

8.  ゆりかごを揺らす手  女性には失礼かもしれないけど、流産しても母乳って出るモノなんですかね?ま、何にせよウチはベビーシッター雇うようなブルジョワじゃないから、この映画みたいなシチュエーションとは無縁か(^^)…。この頃はカーティス・ハンソンも未だ二流のイメージが拭えず。デモーネイの復讐、チョット回りくど過ぎ!!5点(2003-03-10 10:16:38)

9.  指輪物語  最近のディズニー・アニメにも感じるんだが、登場キャラが日本人の感性に(イヤ自分の感性に)合わないっていうか…カッコイイとか可愛いという感情移入が出来ない。ラルフ・バクシのデザインしたフロドにも違和感ありまくり!!トールキンの壮大な原作を、取り敢えずサワリだけという中途半端さもNG。評価し辛いったら…!!第2部未制作ってコトは劇場公開で大コケだったんだろうナ。ま、或る意味無理もないか。ローゼンマンは確かにイイ仕事してるとは思うが、それだけで高得点は無理あり過ぎなんで…5点。絵柄がもうチョット、こう何とかなってくれていれば。5点(2003-02-20 05:20:59)

10.  許されざる者(1992)  モロにオスカー狙いが見え透く作りに天邪鬼なオレとしては興醒めした。この年のオスカー対抗馬は「クライング・ゲーム」「ハワーズ・エンド」「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」に「ア・フュー・グッドメン」か…。演出のクオリティで言えば、J・アイヴォリーの「ハワーズ・エンド」かな、個人的には。ただカリフォルニア出身とは思えぬヨーロッパ志向がアカデミーに嫌われたみたいだね。少なくとも真にオスカーに相応しかったのが本作でないことだけは間違いない。結構くだらないマカロニとかにも出てたクセに大監督ぶって「俺だけが西部劇ってヤツを正しく理解してるのサ」とでも言わんばかりの過剰演出はNGだ!!ドン・シーゲル辺りに監督させたかったよな。6点(2003-01-30 18:39:52)

11.  夢を生きた男/ザ・ベーブ  おお~、無節操の鑑にして器用貧乏監督アーサー・ヒラーがこんなトコロにまで…。ジョン・グッドマンは確かに似ているが、こういう役は彼にはどうかと思うぞ。悪いが米大リーグに興味のない私にゃ全然面白くないし、感動もできない。5点(2003-01-29 13:19:59)

12.  ユニバーサル・ソルジャー  今思えばエメリッヒが初めて認知された作品ってコトくらいかな。勿論既にハッタリ演出は全開。ドルフ・ラングレンもヴァン・ダムもハッキリ言って嫌いなんで、どっちがどうなっても別に構わなかったんだが、結局予定調和に終わるストーリー…。少しはひねれよ。「レンタル代を損したぁ~!!」と思わせるに止まらず、「エメリッヒにゃ要注意だぜ、ベイビー!」というアツイ警告をも含むアクション映画の迷作。5点(2003-01-19 02:01:12)

13.  遊星からの物体X 《ネタバレ》  J・W・キャンベル・Jrの古典「影が行く」を下敷きにしているため、いつものカーペンター作品(自分で脚本も書く)に付き物のシナリオの破綻がないのが今回の勝因。サスペンス描写やショック演出に出色の才能を持ちながら独善に陥りがちだった異才が初めて放った会心作が本作。しかしながら本作をカルト化させた最大の功労者は当時22才前後だった若きSFXマン、ロブ・ボッティンであることに誰も異論はないのでは。CGなど駆使せずとも悪夢の如きオブジェを嬉々として作り出したもう一人の異才。異才同士の運命的出会い、といったものを感じてしまうが実際は「ザ・フォッグ」に続いて二度目だったりして。ボッティンの過剰なまでのSFXが仇となり米本国では大コケだったが、その後ジワジワと再評価されカルト的人気を得る、ってまんま”物体X”そのものだナw。個人的には、そんな米本国の評判など一切予備知識ナシに劇場で観て充分満足した記憶があり、後にそのことを知って意外に思ったものだった。矢張りあれこれ前評判に振り回されず、自分の判断に忠実に鑑賞するのが吉ってコト!原作に忠実な点では確かに1951年版「遊星よりの物体X」よりも、こちらが上。原作が古典SFたる所以は何よりも「生き物(The Thing)」が”同化して相手ソックリに成りすます”ことから湧き上がる隊員同士の疑心暗鬼ぶりにあり、そこから生まれる閉鎖空間でのサスペンスがハイライトだったわけだし。ただ難を言えばキャンベルJrの原作も51年版作品も隊員数が多いってか多過ぎ!そこへ行くと本作では程良い人数にシェイプアップされており(余計なヒロインとかもカット!流石カーペンター♪)むさ苦しい中にも絶妙な緊張感を醸し出していると思う。↓で何かラストで生き残った二人の内、一人の息が云々とか仰ってるけど、ベニングス(ハゲでヒゲのオッサン)に変身途中だったXが基地の外で奇声を上げながら吐く息は白かったっしょ??身も蓋も無いネタバレでスマソw。 9点(2002-12-22 02:15:34)(良:1票)

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