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1. 夜のピクニック
《ネタバレ》 映画を観る前に恩田陸の原作小説を先に読むことを強く勧めます。
小説が非常に良く、残念ながら映画では、その内容の深さが10%くらいしか伝えられない。つまり、小説を読まないと、この映画の裏の、モロモロの登場人物の事情が判らないため、ストーリーが淡々と進んで、敬遠していた兄妹が会話出来たで終わってしまう。その中での、友達同士の絆とか、色々な内容が抜け落ちてしまうため、小説を先に読むことです。
小説を映画にするのは、なかなか難しいですね。[DVD(字幕)] 6点(2016-08-07 19:43:14)(良:1票) 《改行有》
2. 善き人のためのソナタ
《ネタバレ》 ドライマンはハムプフ大臣に愛する恋人を権力で強姦され、挙句の果てに殺された。壁が崩壊した後に、ドライマンがその大臣と会った時の態度に非常に不満があります。彼女の死に対して、ドライマンは取るべき別の行動があったのではないか。ドライマンは壁が崩壊後も、名声を得るほうに興味があったということか。彼女の死は彼にとってその程度のもので、彼はいつまでも「善き人」を演じるだけのつまらない男ということか。[DVD(字幕)] 7点(2015-12-30 18:26:24)
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