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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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21.  ランナウェイズ 僕が最も洋楽にはまった時期は80年代。よってザ・ランナウェイズの名前は知っていますが、彼女たちのことを知った時には既に解散した後であり、特に思い入れは無かったりしますが、基本的にロック映画は好きなのでまずまず楽しめた映画でした。 キム・フォーリーとの出会いや、ジョーンとサンディとの出会い、“チェリー・ボム”の誕生秘話などの前半は良かったのですが、日本でブレイクして以降の後半はちょっと失速してしまいましたね。彼女たちがステージで演奏するシーンをもうちょっと見たかったです。 実は本作、公開前に予告編は映画館で何度か見ていまして、見に行くかちょっと悩んだのですが結局劇場には見に行かなかった。あの名子役、ダコタの豹変ぶりにちょっと違和感があったんですね。子役を卒業して青春映画のスターへの階段を登りはじめた頃になると思いますが、子役を卒業する、この頃が一番難しい頃なのかもしれません。出番は少ないですが、お母さん役がかつての名子役だったテイタム・オニールというキャスティグも面白かったですね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-20 21:43:29)《改行有》

22.  ラブソングができるまで 忘れることができない過去にすがって生きる男と、忘れてしまいたい過去をひきずって生きる女。かつてのポップスターとしての雰囲気と今の落ちぶれた雰囲気をうまく両立させてみせたヒューと、自然体の素晴らしい演技を見せてくれるドリュー。彼女は勿論演技が上手なんだと思うけど、天性の魅力を感じる人ですね。そんな2人の魅力がとてもうまくミックスされた雰囲気のいいラブコメ。 今が人気の絶頂のアイドル歌手とかつてアイドルだったヒュー。一見華やかな業界の舞台裏にある明暗を、ちょっと年を感じさせるヒューの演技が見事に体現しています。ヒューのマネージャー、ドリューの姉という何故か大柄なそれぞれの脇を固める2人もいい味を出しています。 2人が作る素朴なラブソングも素敵だし、「ラブソングができるまで」という邦題も作品の雰囲気をうまくとらえていると思います。[DVD(字幕)] 7点(2013-03-28 21:58:13)(良:1票) 《改行有》

23.  ライフ ―いのちをつなぐ物語― 水中に暮らす者たちも、地上で暮らす者たちも、樹上や大空に生きる者たちも、アリのような小さな生き物も、クジラのような大きな生き物も、食料を得て子孫を残すためそれぞれが勇敢で知性にあふれ、そして優しい。ダニエル・クレイグの淡々とした語りで次々に登場する生き物たちの懸命の営みを淡々と追うドキュメンタリー。 とても多くの種類の生き物が次々に登場するので、1つ1つの生き物の物語がごく短くなってしまっていますが、特に昆虫などの小さな生き物には面白い映像が多い。 こうした動物ドキュメンタリーには圧倒的なスケールの迫力ある映像が売りの作品もありますが、そんな作品と比較すると本作は小ぢんまりと淡々としています。しかし映像の迫力などでのアピールではなく、生き物たちの目線で等身大の彼らの営みを見ることが出来るドキュメンタリーです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-03-08 22:17:36)《改行有》

24.  ラブ・アゲイン 《ネタバレ》 DVDのパッケージからはゲイリー・マーシャルなどが得意とするようなラブコメ群像劇をイメージしていたのですが・・・。実際そうなんですけど、1つの家族を軸にした相関図が実に面白いし良く出来ています。 軽くサラリとした作風の中にいい人間臭さがあって、主要登場人物のつながりと利害関係の組み合わせ方が巧いですよ。笑いドコロも十分に挿入されています。 もつれにもつれた人間関係の糸がほどけていくような、息子の卒業式の校庭に点在する、主人公一家の幸せの風景の見せ方も良かった。いささかうまく行きすぎではありますが、雨降って地固まる。皆が笑顔になって、ラストは素敵な家族の姿がありました。[DVD(字幕)] 8点(2013-01-12 17:23:15)《改行有》

25.  ラスト・ソング(2010) アメリカのスーパーアイドル、マイリー・サイラスの主演作。普通の青春ラブストーリーと思って見始めたのですが、地味ながらもいい映画でした。 両親の離婚、父への反抗から互いを理解し合うまで。そこで出会う大金持ちの跡取りである爽やかイケメン好青年との恋。1つ1つの展開もベタな青春モノの王道ストーリーです。 しかし本作はむしろ、ある深刻な事情を抱えた父と娘を軸とした、娘の成長と家族の物語がメインで、娘の成長の1つの過程としてラブストーリーが巧く挿入されていると感じました。 また、幼い弟の存在が非常に効いていて、この弟の存在があるか無いかで作品が大きく変わっていたと思います。ウミガメの産卵のエピソードの挿入と、それを遠くから見守る父と弟の姿も良かった。 父の抱える深刻な事情は、そこまでしなくても良かったのではないか?という思いもありますが、ラストは爽やかな余韻を残してくれる青春映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-29 14:29:50)《改行有》

26.  ラブリーボーン 《ネタバレ》 「私は14歳で殺された」という衝撃的な一言から始まる本作、殺された女の子スージーの初恋や、家族の心の絆を描く一方で、隣人の殺人鬼を見せるサイコサスペンス的要素も大きい。また、こうした犯罪が増え続ける現状と遺された家族の問題についても言及しているように思います。犯人役の気弱そうな中に怪しさを醸し出すスタンリー・トゥッチは好演でしたが、サスペンスがメインの作品ではないだけに、彼の存在感が大きくなりすぎてしまったのはマイナスだったと思います。犯人の最後については天罰が下ったということで良かったと思いますが・・・。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-19 21:01:49)

27.  ラ・ブーム2 前作同様、まだまだ可愛いソフィーの色んな表情を見ることが出来ます。やってることは前作とあまり変わりませんが・・・。また、主題歌も前作同様、印象に残る作品です。作中に度々挿入されますが、登場人物の思春期の切ない気持ちが伝わってくるかのようなシーンでの使い方もいいですね。そしてこれまた前作同様、お母さん役のブリジット・フォッセーもとても素敵な作品でした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-05-27 19:48:17)

28.  ラ・ブーム 本作の日本公開当時は映画館の無い田舎町のガキだった僕にとっては、山を越えて街の映画館に行くのはお金もかかるしちょっとした冒険だった頃なので、映画館では見ていないのですが、ソフィーは当時日本でも大人気で雑誌等色んなメディアでも見ることがきました。 80年代のフランス映画としては、「なまいきシャルロット」と共通するものを感じますね。本作ではソフィーが、「なまいき~」ではシャルロット・ゲンズブールが大ブレイクしました。やはり両作品とも売り出し中の主演の女の子をとても魅力的に可愛らしく見せています。本作で言うと、ソフィーがブームに着ていく服を決めるため衣装をとっかえひっかえする着せ替えのシーンなどが印象に残りますね。 今でもコンスタントに映画に出ているソフィーの初々しく可愛い姿を今に見ることが出来る。今となってはそれだけでも価値ある映画ではないでしょうか。そしてもう一つ、あのブリジット・フォッセーがお母さん役というのも驚きでありました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-01 15:10:24)《改行有》

29.  ラスト・ホリデイ(2006) 《ネタバレ》 僕の苦手なジャンルに「余命あと○日もの」がある。途中までは「最高の人生の見つけ方」を思い出すストーリー。 でもね。この作品、ひょっとしたらこういうオチなんじゃないかなあ・・・という予感がずっとあったんです。しかし「何だ、予想通りじゃないか」とガッカリの映画もあれば、その予想通りが本当に嬉しい映画もある。本作は勿論後者。 災い転じて福となす。ラティファ姐さんの魅力炸裂の重いテーマを軽いコメディタッチで描いた人生賛歌。厨房から突然ドパルデューが顔を出した時はビックリ。そして監督がウェイン・ワンということにもビックリでしたが、やはり優しさのある映画を撮る監督さんですね。 「憧れファイル」が「現実ファイル」となるラストも粋でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-21 21:12:03)《改行有》

30.  ラブ・オブ・ザ・ゲーム もう先が見えているベテラン投手。哀愁を感じさせながらも、絵になっている。ケビン・コスナーが野球をしている姿はやはりいいですね。ポジションは異なりますが、コスナーがマイナーのベテラン選手を演じた「さよならゲーム」を思い出しました。 しかし本作は・・・。現在進行形の試合の途中に過去のことや女とのことを挿入するのはいいのですが、その一つ一つが長い。作品のテンポも悪くなってしまっています。 対戦相手ヤンキースの優勝がかかった敵地ヤンキースタジアムでの試合。監督・長年連れ添った捕手・ライバル選手との絡み方、とある関係があるヤンキースの若手選手の土壇場での登場のさせ方など試合の方は見所もあっただけに惜しい作品です。[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-02-14 22:16:52)《改行有》

31.  ラブ・ダイアリーズ パパとちょっとおませな娘の親子のドラマでもあり、一人の男と彼の周りにいる3人の女とのラブコメでもあり、娘の「私のママは誰なの?」というミステリーでもある。ロマンスの方はあっちに行ったりこっちに来たりで落ち着きが無いのですが、それがミステリーとしてはなかなか的を絞らせない面白さにもなっており、この3つの要素を作品の中で上手く絡ませています。 独身時代のパパの女性遍歴を聞く娘が合いの手を入れるタイミングもいい。そしてこの娘を演じるのは、そろそろ学園ドラマや青春モノが似合う年頃になってきたアビゲイル・ブレスリン。この頃はまだまだ子役らしい感じですが、本当に演技が上手だし彼女が売れっ子である理由がよく分かる気がします。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-12-24 22:20:39)(良:1票) 《改行有》

32.  ランド・オブ・プレンティ 9.11後のアメリカを扱った作品。少々長く感じられもしましたが、「パリ、テキサス」を思い出すアメリカの青い空、音楽の使い方にヴェンダースらしい個性を感じる作品です。 かつてベトナムで傷つき、今はテロに対し神経過敏になりながらも自分がアメリカを、世界をテロから守っているという信念に基づき行動する男。この男の行動はアメリカそのものを象徴しているかのようです。 終盤、この男が悪い夢にうなされている。その叔父の姿を見つめるラナの「叔父の苦しみをやわらげて下さい。平和をお与えください」という台詞がありました。移民、貧困などのアメリカ国内の問題を絡めながらも、ここに込められたヴェンダースの、今のアメリカと世界平和への思いを感じます。[DVD(字幕)] 6点(2011-11-20 16:22:20)《改行有》

33.  LOVERS 序盤の遊郭の華やかな衣装や美術、中盤以降の竹林や真っ赤に燃える紅葉と草原の緑の美しさなど、とにかく綺麗な映画です。この美しい舞台で展開されるアクションシーンも楽しめる。(ただし最後は秋から冬にかけて何ヶ月戦い続けてるんですか?休憩しなくていいんですか?という感じでしたが・・・)ストーリーの方は特に感動や鑑賞後に残るものはありませんが、それよりも画の美しさ、チャン・ツィイーの美しさ(特筆すべきは冒頭の遊郭の舞!)が印象に残る作品です。ただチャン・イーモウに関してはやはり、「活きる」や「幸せ三部作」と呼ばれる作品、今年日本で公開された最新作のような映画をもっともっと撮ってもらいたいですね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-11-20 16:17:04)

34.  ラングーンを越えて ジョン・ブアマン監督作品。密林の中、川下りで生死を賭けた脱出を図るサバイバル描写はいかにもブアマンらしさを感じます。しかし、本作はそれ以外にも非常に意義のある作品ではないかと思いました。 軍事独裁政権化のビルマ(現ミャンマー)。現地の住民の喋る言葉には一切字幕を付けない。しかし、彼らの生死を賭けた話しぶりは何を語っているのかが読み取れるかのようであり、特に最後のタイとの国境の川を守る一人の兵士と生命の危機が迫るビルマ人の会話などはそうだった。 家を一歩出るだけで生命の危機となる動乱の街の描写は物足りなさがあるかもしれません。しかし、スーチーさん(本作の中にも登場します)が何と闘っておられるのか、それがいかに厳しい闘いであるのかは本作を見れば少し分かった気がします。 自国と自国民を守るべき存在であるはずの軍が平気で自国民に対し発砲し弾圧をする。これはこの国だけではなく、似たような状況下に置かれている国や地域は世界中の至る所にあるのでしょう。「天安門の惨状は世界中に報道されたが、この国は違う」と語るこの国の一市民の台詞が印象に残ると共に、これを世界に伝えようとした製作者の思いが感じられる作品でした。[DVD(字幕)] 8点(2011-10-16 14:29:20)(良:1票) 《改行有》

35.  ラブレター/誰かが私に恋してる? 香港のラブストーリー職人、ピーター・チャン監督のアメリカ映画。邦題の通り、一通のラブレターに振り回される小さな田舎町の人間模様をコミカルに描いたラブコメです。ケイト・キャプショーは80年代の映画は何本か見ているけど、99年の本作ではちょっとお年を感じますがアメリカのどこにでもありそうな田舎町に暮らす女性の生活感なんかがよく出ていたと思いますよ。作品としては地味なキャストで結構色んな人々が出入りするのですがどうも印象に残らない。しかしほのぼのした雰囲気に、そんな雰囲気によく合う音楽はいい映画でした。 [DVD(字幕)] 4点(2011-10-10 21:06:50)《改行有》

36.  ランボー 《ネタバレ》 昔の戦友を訪ねた帰りにたまたま通りかかった町。帰る途中にただ食事をして通過するだけだ。しかしこの町の保安官も連行された警察署の人間も、誰も自分を受け入れてくれない。ランボーがラストで大佐に「人殺しと罵られ駐車場係のクチも無い。みじめだ」と吐露するベトナム帰還兵の心情は、帰還兵が登場する他の映画でも見られます。ランボーとこの小さな町は、戦後のベトナム帰還兵と、彼らが受け入れられないアメリカ社会の関係でもあったのでしょう。保安官や警察の描き方、一人で戦争を始めて町を破壊してしまうという結末は極端ではあるのですが、映画としてはテンポの良さ、発するメッセージの分かりやすさもとてもよく出来ている作品だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-01 23:19:12)《改行有》

37.  ラストコンサート とても落ち着いた雰囲気で、ステラとリチャードを演じる二人の演技にも、音楽にも、風景にも優しさを感じさせてくれる映画でした。特に音楽が素晴らしく、その音楽の使い方も実に上手くてよく計算されています。 時に2人は喜怒哀楽を激しくぶつける場面もありますが、全体を通して意識的に台詞を抑えて、あの優しいテーマ曲にのせて二人の行動や表情を少し離れてカメラが捉える。しかし台詞は無いですがその時の2人の内なる心の声や感情が見事に見る者に伝わります。 豊かな表情を見せるステラを演じた女の子がとても魅力的でした。海辺の風景も、街中の風景も映像の素朴な美しさもとても印象に残る作品でした。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-07 17:12:57)《改行有》

38.  ラブ・アクチュアリー 自分の身近な人を大切に思う気持ちや、今までよりもうちょっと勇気を出してみようという人生に対する前向きな気持ちや、人間の善良さとユーモアにあふれたとてもいい映画です。よくぞこれだけの登場人物、これだけのストーリーを上手くまとめたなあと思います。冒頭の語りから見事につながる幾つもの素敵なストーリーとエンディングまでの構成、その脚本が素晴らしい。更に挿入曲も実に効果的に使われ作品を盛り上げます。公開時からずっと気になっていながら初めて観たのですが、観て良かったです。心に余裕が無くなった時やもうちょっと勇気を出したい時なんかにいつでも観る事が出来るようにDVDを買って手元に置いておきたいと思いました。[DVD(字幕)] 8点(2010-03-20 20:43:34)(良:1票)

39.  ラスト・マップ/真実を探して 《ネタバレ》 亡くなった祖父の謎の遺言。遺言に書かれていた行程通りケンタッキーでチキンを食べて遺灰をまく儀式をこなしていく旅。この遺言も謎ですが、祖父の死の間際に突然現れた30年間消息不明だった父も謎の存在。年はとりましたがこれぞクリストファー・ウォーケンの役、と思わせる若い頃からの彼の持ち味がよく出ていましたね。 祖父の謎の遺言を実現するための、30年の空白が謎の父と自分の息子を連れての旅。殺風景な中西部の風景、ちっぽけな町、どの町にもあるケンタッキー、こんな旅の風景にピッタリの挿入される音楽もアメリカン・ロードムービーのいい味を随所に感じさせてくれます。 この謎の旅は祖父からの、自分と父への最後の贈り物だった訳ですね。祖父が亡くなり、そして父も。彼らが存在し、自分や息子が今存在する。この先も脈々と受け継がれていく家族のつながり。この映画を見ている自分も確かに家族のつながりの中にいる。普段考えもしないけれど、そんな当たり前の事を考えさせてくれる日本未公開の心温まるロードムービーでした。[DVD(字幕)] 6点(2010-01-19 22:20:58)《改行有》

40.  ラスト・ショー 前半は当時のウキウキするようなヒットナンバーがちりばめられる中、若者の心のときめきや痛みが描かれるというアメリカ映画の青春群像劇の定番の見せ方とは異なった寂れた田舎町の青春群像が続きますが、作品全体を通して見ると決して楽しい映画ではないですが、それだけでは終わらない非常に奥の深さを感じさせてくれる映画でした。楽しみも無く未来もないどうしようもない寂れた田舎町の若者と彼らを取り囲む大人達のドラマとその演技も非常に見応えのある作品でした。鑑賞後は本作でオスカーを獲ることとなるベン・ジョンソン、クロリス・リーチマンをはじめとする、そんな大人達のドラマとその味わい深い演技が印象に残ります。そんな町と、その人間模様とモノクロの映像が実によく合っている作品でした。[DVD(字幕)] 6点(2009-12-29 15:25:05)

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