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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 487
性別 男性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/23806/
年齢 41歳
自己紹介 多少の恥は承知の上で素直に書きます。

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1.  ロード・オブ・ザ・リング - スペシャル・エクステンデッド・エディション - 監督のファンだし、続く二作については文句なく素晴らしいと思うが、残念ながら一作目については手放しに褒めらずにいた――この特別版を観るまでは。  30分増えただけで、まったく別の作品になっている! キャラクターひとりひとりに厚みが増し、通常版では詰め込みすぎに思えた脚本が、長くなって逆に自然で無理のないものとなっている。原作が大長編であるだけに、特別版のほうが本来の出来に近いのだろう。  主人公が弱々しいのでのめり込むのはたやすいし、異世界を舞台とした物語でありながら、登場人物たちの抱く感情は普遍的で理解できるものだ。CGを駆使した迫力満点の映像と、心から感動できる人間ドラマを両立させている映画はなかなかない。遊園地で遊ぶように楽しんで、しっとりした小説を読むように泣くことができる。とても贅沢な作品だ。  ところで、通常版を鑑賞したときは「ドワーフのギムルはだんだんお笑い専門になってきて可哀そうだなあ」と思っていた。しかし特別版を観て、最初から最後までお笑い専門だったことを知った。思ってたよりずっととぼけた、愛すべきキャラクターだったんだなあ。[DVD(字幕)] 10点(2005-11-04 16:30:11)(笑:2票)

2.  ロスト・チルドレン 《ネタバレ》 すごい。大勢のサンタクロースが現れる悪夢のプロローグから一気に惹き込まれた。ちょっとやそっとの秀逸な発想がある作品は珍しくないが、本作は最初から最後まで、散りばめられた小さなアイディアのひとつひとつが光っている。 おそらく作り手は、長い年月をかけてコレクションしてきた心のなかのおもちゃ箱をひっくり返して、「ほらほら面白いでしょ」と自慢してみせたかったんじゃないだろうか。それは独りよがりなマニアの自慢に近いものだが、そのコレクションがほんとうにユニークで素晴らしいものだったなら、自慢された側としても文句のつけようがない。 最大のピンチを幸運で乗り切るくだりには笑わされた。普通の作品なら怒るところだけど、ここまで確信犯だともはや突っ込みようがない。イメージを優先して内容を充実させることははなから放棄した、おとぎ話のようなでたらめさ。こんな片寄った方法論で充分以上に楽しませてくれるのだから、逆にすごい。これほど個性的な才能は稀有だろう(なので、趣味が会わない人はとことん合わないはず)。それでいてストーリーはテンポがよく、アート志向が強すぎて退屈ということもない。役者は最大限に個性を発揮しているし、ラストシーンは洒落が効いていて鮮やかだ。 とりわけ個人的に感銘を受けたのは、ミエットが夢の世界で敵の親玉と対決し、急速に老いていく容赦の無い映像。ミエットをあれだけ魅力的に描写しておいてのあれだ。居心地がいいだけのファンタジーに終わらず、美しさと隣り合わせの残酷さ、絶望を垣間見せる。けっして後味の悪い話ではないが、物語の舞台となる世界には犯罪が横行し、映像は常に暗みを帯びている。ディズニーのような真っ当な明るさとはまた違う、陰鬱な美しさのある作品といえるだろう。[DVD(字幕)] 9点(2009-08-08 16:59:56)(良:1票) 《改行有》

3.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 セオデン王とファラミアのエピソードのように、壮大な物語でありながら家族の確執のような小さなドラマを入れているのが上手いと思う。心理描写をおろそかにせず、むしろ各登場人物の小さな物語を積み重ね、織り上げるようにして巨大な世界を創造している。世界の物語とは同時に個人の物語でもある。細やかな描写があってはじめて、合戦シーンでの歴史のダイナミズムを感じることができるのだ。この映画がちっぽけな虫から始まり、平和な家庭に終わるのは象徴的。最初は10点だと思ったけど、SEE版には劣るので9点。やっぱりサルマンの死をカットしたりとか、まずいでしょ。[映画館(字幕)] 9点(2005-11-27 04:31:02)

4.  ローズ・イン・タイドランド 《ネタバレ》 人は何かあまりにも辛い出来事があると、その現実を直視できず、まるで何事もなかったかのように振る舞うことがある。ローズのように極端な経験はなくともそんな状態は理解できないでもないから、彼女が父親の死体を無感動に飾り立てるのを観ると、胸が軋んだ。きっとローズだって心のどこかでは状況を把握しかけていたはずで、ただそれを受け入れる力がないから得意な空想の世界で防壁を張っていたんだと思う。あえてコミカルに描かれていたりするけど、彼女の生活はもともと悲惨なもので、それが父親の死をきっかけに、決定的な孤立に追い込まれる。やっと助けが現れたと思っても、頼りない狂人に過ぎない。 切ないのはローズの見る世界は歪んでいるようで、ある種異様な美しさを持っているということ。幻想を作り出すことで生き延びるのを、一概に現実逃避として否定していいのか、それとも逆にその人なりの強さとしてみるべきなのか、どうもよくわからない。ローズはかわいそうだけど、助けがなくともどうにか生きていけそうな感じもする。歪でおぞましく、でもときにはとても美しい世界で、身を守っていくような気がする。だけどそれが強さだとしたら、あまりにも哀しい強さだ。[DVD(字幕)] 8点(2007-11-05 23:54:17)(良:2票) 《改行有》

5.  ローマの休日 映像や脚本がどうとかいうよりも、オードリー・ヘプバーンの魅力に尽きるように思う。彼女以外の要素も確かにプロの仕事なのだろうけれど、結果的にはヘプバーンをひきたてるための脇役でしかない。 ヘプバーンの少年のような華奢なスタイルと、過剰な女性性を感じさせない清廉な美しさは、彼女以外には持ちえない不思議な魅力だ。これほどに大勢の人を惹きつけ、それでいて強烈な個性を持った人は珍しい。ヘプバーンが微笑むだけで、真っ白な花が咲くのを見るかのような、心が澄み切ったような気持ちになる。 オードリー・ヘプバーンという唯一無二の女性の存在を知れただけでも、この映画を観た価値はあったと思う。[DVD(字幕)] 7点(2007-01-01 14:37:53)《改行有》

6.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ スピーディスピーディと言われているのでどんなに速いのかと思ったら、『スナッチ』を先に観ていたのでちょっと遅く感じたくらいだった。意外とゆるい感じ。ゆるゆると進んで、突然爆発する。悪党どもがドミノ倒しのようにパタパタ倒れていくのが笑えた。出てくるのは悪党ばっかりで暴力描写も盛りだくさんなのに、結末はほぼ勧善懲悪が完遂されるので後味がすごくいい。そしてなぜかいちばん迫力があったのは、バーを経営している主人公の親父。って、スティングじゃん! どうりで、目つきが只者じゃなかった…[DVD(字幕)] 7点(2006-01-06 10:03:15)(笑:1票)

7.  ロスト・イン・トランスレーション 二人の姿をみていると、彼らがなじむことができないのは異国の文化に対してだけじゃないんだな、と思った。「家族から必要とされていない」と感じているボブと、理解のない夫との関係に疲れているシャーロット。子供は電話に出てくれない。妻は「忙しいのよ」とか「あなたの心配をするべき?」とかしか言わない。ボブの寂しさをわかってくれない。夫は妻が苦しんでいるのは知っているはずなのに、彼女の話を聞いているはずなのに、その気持ちが伝わらない。二人の言葉が届かないのは日本人だけじゃない。たまたま出会った二人の間にはたいしたドラマなんて起きないけれど、お互いの孤独への理解が、ほんの少しだけ二人の心を通わせる。タクシーを止めてシャーロットの元へ向かったとき、ボブは二人が結びついた時間がささやかではあるものの、かけがえのない価値のある時間だってことに気づいたんじゃないだろうか。たとえ日本じゃなくても、二人には安心できる場所、迎え入れてくれる人がいないのかもしれない。ラストに抱き合えたことはちっぽけな奇跡で、あんな瞬間があるからみんな寂しさに押しつぶされずにいられるんだと思う。人の心は外国よりもずっと遠いところにあるから。  (日本の描写が不公平なことはみなさんのおっしゃるとおりだと思いますが、自分には許容範囲でした。たまに日本のマンガに出てくるアメリカ人に、「ダジャレみたいな寒いジョークをとばして一人で笑っている」キャラクターがいますから、マシューの扱いも仕方ないかも、なんて。偏見もお互い様なとこがあります。)7点(2004-12-26 06:20:50)(良:4票)

8.  ロッキー・ザ・ファイナル 《ネタバレ》 これまでのシリーズはすべて未見です。 そんなに感動はしなかったけれど、ポジティブなテーマを至極真面目に訴えているからか、鑑賞を終えたあとには充足感が残った。中盤までほぼ、ロッキーと誰かとの対話で物語が進む。他者との対話は自身の立ち位置を知るのにもっとも有効な方法であり、ロッキーもまた会話を通して自らの進むべき道を悟っていくように見える。息子に対して強い調子で語るのは、鏡映しになった自分自身への怒りでもあったんじゃないかと思う。 ボクシングの試合についてはほぼ予想通りに事が進んだ。なんとしても倒れないロッキーを見て、格闘家の角田信朗氏が愛弟子の武蔵を相手にした引退試合や、その後もハングリーに復帰した経緯を思い出した。あの人もロッキーファンなんですよね。むしろフィクションを地で行く角田さんすげーなと変なところに感心してしまった。[DVD(字幕)] 6点(2007-12-06 02:14:43)《改行有》

9.  ロジャー・ラビット 懐かしさに惹かれて鑑賞。子供が観る分にはそれなりに楽しめた記憶があるが、さすがに今ではそんなでもない。というか、ロジャー・ラビットは活躍していないような…。当時の技術では大変だったのかもしれないが、せっかくマンガと現実が同居しているというぶっとんだ設定があるのだから、もっといろいろ遊ぶ余地があったのではないかと思う。ミッキーもドナルドもダンボも、全員ちょい役で全然活躍しないのももったいない。敵役のトゥーンというキャラクターに関してはなかなかインパクトがあったけれど。変にミステリ仕立てにしないで整合性なんて無視した弾けたストーリーにしてもよかったんじゃないかなあ。奇抜なアイディアの割には小ぢんまりした、大人しい出来栄えだと思う。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-03 14:04:30)

10.  ロゼッタ 終始、眠気との闘いでした。主人公の行動は訳がわかりませんね。知的障害者なんでしょうか。 深読みしようとすればできるんでしょうけれども、そうする気になれないほどつまらない。エンターテインメントしろとは言わないけれど、少しは観客の興味を惹こうとする努力をしてはどうかと。いや、他の方のレビューにもあったように、ロゼッタに感情移入できれば面白いのでしょうが……。僕はロゼッタにむかつきこそすれ、全然好きになれませんでした。 同じ監督の『息子のまなざし』はなかなか面白いと思ったんですけどね。40分くらいの短編にしてくれれば良かったと思います。90分観てこれだけだと、とても損した気になります。2点(2005-03-07 00:26:24)

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