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評価順12
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1.  ルディ/涙のウイニング・ラン 《ネタバレ》 アメフトの映画では、ほぼベストじゃないですかね。 ただ、完全にアメリカ国内向けの映画ですから、アメリカの大学の制度、アメフトの制度を知っていることが前提になってて、そこが少し不親切です。 アメリカの大学には高校からそのまま入学するケースと、コミュニティカレッジにまず入学してから編入で入るケースがあります。この編入制度はアメリカでは常識で、ルディが聖十字短大にまず入学してからノートルダム編入を目指すというのが説明されていないので、流れがわかりにくい。また、コーチが頑なにルディを出したがらないのは、ルディがアメフト特待生ではない一般学生だからです。特待生ではなく一般学生を出すのは、生え抜きコーチなら自分の見る目のなさを示し、途中就任のコーチなら大学のスカウトの顔をつぶすことになって、立場が弱くなる(ルディの場合は後者)。それほどの不利益を負ってまで出したというので、アメリカ人にとっては、単に最後に出してもらえたというだけではないんです。 とかなんとか言ってますが、素直に良い映画です。 特に練習シーンで、ノートルダム大学の"Victory March"が合唱で流れるところは最高に美しいです。[DVD(字幕)] 9点(2024-05-31 22:20:46)
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2.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 これこそ古き良きハリウッド・エンターテイメント、いやあ面白い。 30年前の初代の雰囲気そのまま。 しかし・・・敵国をイランにしちゃって大丈夫かな。F-14を使用可能で残してるのはイランだけなんだから・・・ さすがに敵機はCGになってて安心しました。初代は敵のミグ役をF-5がやってて、完全に興ざめだったからねえ。 昨今のポリコレ全開のハリウッド、軍人は悪としか言えない凝り固まった左翼全開日本映画、どちらとも一線を画す爽快な映画でした。[映画館(字幕)] 8点(2024-05-31 22:02:12)
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3.  グランツーリスモ 《ネタバレ》 期待して見に行ったんですよ。でも、もやもやしすぎてこの点数です。これ、実話じゃないですよね。改変しすぎちゃって、なんだか本当に消化不良でした。 えーとね、映画の主人公は、初めて開催されたゲームからのオーディションに合格したという設定で、王道のシンデレラストーリーになってますよね。どうしてこれを実話と宣伝しちゃうのかな。映画のモデルになって好成績を収めた人は、実際は「3回目」の大会に出場してます。「初めて行われる大会に挑戦」と、「3回目の大会に満を持して出場」じゃ、だいぶん意味違いますよね。初回も3回目も韓国人なんか出場してないし、実話と謳うには改変がひどすぎて興ざめでした。 映像も、レース映画の迫力強調のためのエンジンやメカの稼働部分のアップを挟む手法と、ゲーム画面をオーバーラップさせる手法がちぐはぐ。主人公の前半部分のパトカー撒きやら犯罪部分もすんなりとは呑み込めず。映画としての評価もちょっとできないな。 最近の観客はこういうのがいいのかなあ。近年のレース映画なら「フォードvsフェラーリ」の方が数段上でした。[映画館(字幕)] 3点(2024-05-11 09:09:19)
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4.  就職戦線異状なし 《ネタバレ》 ホイチョイとはまた別の形でバブルを描いた作品。バブル期はまだ時代的に地続きと感じる人が多いせいか、多くの人が自分の体験と現在の状況を照らし合わせて評価するのでしょうね、このレビューでも点数の上下が凄いですね。バブルの恩恵や楽しさを享受した世代や、バブルを恨めしそうに見る氷河期世代、バブル後生まれはバブルを全くの夢物語と見ていたり。映画としての評価ではなく、自らの体験と比較しての評価が多い感じです。 ただ、あの時代は確かにあったんです。就職戦線は崩壊直前までは本当にあんな感じでした。マスコミ業界以外は売り手市場で、内定5つ6つは当たり前で、海外旅行付き接待されまくりとか、入社してくれたら自動車を支給だの、もう酷かった。 さてこの映画は、爆死しました。当時のトレンディー(!?)俳優を大挙キャスティングして、きらびやかなものに仕立て上げたつもりだったんですが、公開がバブル崩壊直後というとんでもないタイミング。爆死も仕方ないです。ただ、小ネタは効いてるし、女優は若々しいし(和久井映見がすごい可愛いです)、テンポもそれなりで、自分の体験と比べずに純粋に楽しむにはいいです。 脚本が観客に媚びちゃったのが残念ですかね。というのも、杉元怜一の原作小説は軽妙洒脱、考えさせられるところもあり、本当に面白いんです。でも映画脚本は、そこからトリックスターを抜いて、キャラを変えすぎて、迷宮の会社面接とかも全部省いちゃった。あげくに、結末まで全変更(原作の主人公は、単位ミスで留年して「来年こそは」で終わります)。怪作漫画「国民クイズ」などの原作も手掛けたあとに早々に筆を折っちゃった杉元怜一の面白い部分を全部オミットしてるので、多分原作読んだらかなりイメージが変わると思います。[映画館(邦画)] 6点(2024-05-11 08:53:00)
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5.  男と女(1966) 《ネタバレ》 ダバダバダのあのボサノバが流れるなか、アヌーク・エーメの美貌に見とれる、雰囲気に酔う、古き良きフランスを感じる、ただそれだけの映画です。そう、恋愛映画なんて筋や深い考えなんて要りません。「ティファニーで朝食を」と同じ。ただ、フランス映画、しかもクロード・ルルーシュだけに、おしゃれ感はこちらの方が数段上ですかねえ。 あと、評論とかでは「普通の」男と女を描いたとか書かれますが、職業からして全然普通じゃないですから。クロード・ルルーシュは普通の人は描けません。[映画館(字幕)] 7点(2024-05-10 07:46:02)
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6.  ティファニーで朝食を 《ネタバレ》 冒頭、ムーンリバーが流れるなか、オードリーがティファニーの前でデニッシュを食べ始める、もうこの時点でおしゃれ感満載。ムーンリバーをギター弾きながら歌うオードリー、可愛すぎる!!猫ちゃん、猫ちゃん!! ほぼこれだけを見る映画です。そう、恋愛映画なんて筋や深い考えなんて要りません。特に今作は、原作とは全く別ものに仕立てられているので、考えずにオシャレな感性だけで見るのがいいんです。いろいろ考えたい方は原作を読めばいいんです。でも旧訳も村上春樹の新訳も微妙ですけどね。 日本人の描き方はさすがにあれですが、この映画が撮られたのは1960年。終戦15年で敵国の人間を出すだけえらいもんだと思っておきましょう。原作に見られるゲイっぽい描写は、当時のハリウッドの雰囲気から削られています。ポリコレ必須の現代とはずいぶん違いますよね。 ただ、正直言うと、このころオードリーは出産してますし、ちょっと老け始めが見られるのでローマの休日ほどの神々しさはだいぶん薄れてます。あと、字幕もちょっと引っかかる。映画では「ラット」と「マウス」を使い分けてるんですが、字幕ではいっしょくたに「ネズミ」とかね。[映画館(字幕)] 7点(2024-05-10 07:41:02)
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7.  陰陽師0 《ネタバレ》 うーん、うーん、唸ってしまう。久しぶりに予告編詐欺にあったような・・・ まず、キャストがあってない。晴明の人を食ったような態度は、あんな馬鹿な子供じみてはいない・・・博雅は完全にミスキャスト、染谷は身長も雰囲気も違うんじゃ・・・ 美術も変。陰陽寮の描写、あれなんなんですか?当時の時代背景であんな石造りの建物はおかしくないですか?淑子女王含め女官の衣装、中韓狙いなのはわかるけれど、やっぱり和には合わないよ。それに、あの花びら撒き、種類も量も変ですよねえ。 ストーリーもしょぼすぎる。晴明陥れのための陰謀が動機ややり方もあんなちゃちなもので納得いかない。色模様入れたいのはわかるけど、淑子女王はこのストーリーでは全く不要。入れるにしても最初の竜の下りの開幕エピソードくらいにとどめておくべき。全体にみんな演技が下手なうえにやりすぎ。 予告編のVFXが出てくるのは後半も後半、最後に方にちょっとだけ。予告編みて期待したら、愚にもつかない淑子女王の愚痴演説を聞かされて、テンションダダ下がり。ああいう話なら、予告編をそれ向けに作ってくださいよ。[映画館(邦画)] 2点(2024-05-05 09:15:19)《改行有》

8.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 《ネタバレ》 上質の大人向け子供映画です。今からみると、ご都合主義でストーリーはおかしな所だらけだし、特撮はちゃちで時代を感じさせるものなんですが、それでも爽快感が半端ない。ナチの輸送機(戦闘機?)は架空のものだけど立ち回りをよく計算して設計されていたり、Uボートの基地が本物そっくりだったり感心しました(後日調べたら、まだ残っていた実際の基地を使っていたので当然ですね)。 ラストは、よく映画評論では「価値をわかってない軍が倉庫にしまいこんだ」と評価されていますが、違うんじゃないかなあ。あれは、倉庫内の全ての木箱がそれぞれのミステリーの所産で、世界中でこんなミステリーが大量に起こっているんだよという暗示じゃないかなあと思います。[映画館(字幕)] 6点(2024-05-05 09:01:22)《改行有》

9.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 《ネタバレ》 そうそう、インディ・ジョーンズはこうでなきゃ!! 戦前の素晴らしいベニス、敵はナチス・ドイツ、無茶苦茶都合の良いストーリー&アクション、明るい雰囲気、爽快感!! 今みると合成はちゃちだし、ドイツ空軍の戦闘機の結末なんてありえないんですが、フィクションはこうやって魅せるもんだ、それを楽しめという製作者のメッセージが楽しい。 それ以上にキャラクターの魅力が嬉しい。。 ハリソン・フォードは言うに及ばず、ゲストのリヴァー・フェニックスがもうかわいくって、父親役のショーン・コネリーが最高で、もうなんもかんもぶち込みましたという「これでどうだ!!」という感じがたまらない。 笑ったのは地下墓地、ネズミの量がすごい。なんか撮影用に1000匹注文したら、業者がインディ・ジョーンズに使うならサービスだと言って、5000匹も送ってきたそうです。あと、字幕だと「石油だ」とだけ言ってますが、あれ水の上に石油が浮かんでるだけですよね。城に潜入しようとした時の執事のセリフの訳もおかしかったし、字幕はあんまり信用できませんでした。[映画館(字幕)] 8点(2024-04-24 06:29:35)《改行有》

10.  国家代表!? 《ネタバレ》 公開時のキャッチコピーが「ほぼ実話」。 実際は、完全に超誇大広告でまるっきりの嘘映画。 史実なのは、韓国がスキージャンプ代表をでっちあげて、長野オリンピックに参加して、ダントツ最下位だったということだけ。 登場人物の個人エピソードは全くの嘘(監督が言ってるもん)。長野オリンピックなのに、観客席に日の丸ほとんど見えません(反日ですからね)。白馬のジャンプ台がおかしいし、ジャンプスーツは21世紀のです(考証がいい加減にすぎる)。素人の弟をいきなり飛ばすことなんて無理です(あの大きさの台じゃ、ほぼ確実に重傷か下手すると死亡)。あまりに作りが雑すぎる。ちょっとでもジャンプ知ってたり、長野オリンピックのジャンプを見てたりすると、嘘ばかりで興ざめ。 長野オリンピックのスキージャンプの裏方エピソードを扱った邦画に「ヒノマルソウル」というのがあります。こちらはテストジャンパーの実話を扱ったもので、非常に丁寧に作られています。ぜひ、見比べてください。「国家代表!?」の酷さがわかります。 ほんと、どうして「ほぼ実話」なんてキャッチ付けちゃったんだろうね。[DVD(字幕)] 0点(2024-04-20 09:43:40)《改行有》

11.  宇宙兄弟 《ネタバレ》 公開当時でも長すぎる原作を2時間にまとめたんだから、ストーリーが前半の前半部分のダイジェスト。リアル寄り宇宙物なのに予算が全然足りてないから、ちゃちな感じは否めない。なんだか小栗旬がやたらと映画に出ていた頃だから、キャスティングに新鮮味がない。もろもろ結構中途半端なんだけど、単品の映画としては悪くないです。大人気コミックの実写化というジャンルで多少安直に思えても、この時代に宇宙物をやってみようという意欲は買いたい。宇宙ものは好きだから続いてほしい。なお、コールド・プレイの音楽と予告編は秀逸、本編は見なくても予告編だけは見てほしいですね。[映画館(邦画)] 6点(2024-04-17 07:21:29)

12.  エレクトリック・ドリーム 《ネタバレ》 エイティーズのポップな音楽、はじめてネット(インターネットじゃない、パソコン通信ですよ)に繋いだコンピュータ。絶妙なコンビネーション。今見直すとノスタルジーいっぱいですけど、当時は本当に身近にありそうな御伽噺で最高でした。リアルタイムで見たときは、あのコンピュータがうらやましかったですよ。そのころの自分は8bitで300bpsのモデムで繋げるのがやっとでしたしねえ。あと、当時のバージニア・マドセンは可愛い!!の一言です。[ビデオ(字幕)] 9点(2024-04-17 07:11:47)

13.  トレマーズ 《ネタバレ》 これ、ホラーに分類されてるけど、違いますよね?全然怖くない、っていうか、すごく笑えた。どうみてもB級ギャグ映画にしか思えなくって、とても良かったです。[映画館(字幕)] 6点(2024-04-17 07:05:25)

14.  インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 《ネタバレ》 前作のレイダースが上質の大人向け子供映画(どんな評価だ)だったのに対し、今作はグロテスクだけど本当の子供向け子供映画(これもいったいどんな評価だ)です。5分に1回の割でアクションとギャグを入れまくって、大仰な仕掛けでワーキャー言わせて2時間休みなしに進んでいく力技の映画。悪いとはいいませんが、ちょっとやりすぎの感もあります。けれど、大人もみられる子供むけ映画としては大正解ですね。子役も大活躍して、子供の感情移入も狙ってます。ただ、私としては「ん~」という思いがあります。中国人やインド人を悪く描きすぎですし(インドからは撮影協力を拒否されたそうです)、日本軍が上海空襲したことはないし(中国軍が上海を誤爆したことはあります)、邪教が敵の冒険活劇はやっぱりありふれている。戦前のインディの大活躍なら、やはり敵はナチス・ドイツであっていただきたいし、インディのライバル的立ち位置のキャラも欲しい。こう思うのはないものねだりなんでしょうねえ。あと、エンドロールに出ていたけれど、ダン・エイクロイドどこに出てたの?[映画館(字幕)] 5点(2024-04-17 06:59:24)

15.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 怪獣映画なんて、久々だ~と思ったけど、去年は午前10時の映画祭で「地球防衛軍」見てたなあと。あの時代の特撮と比べると、もう映画の質が雲泥の差だと思ったんですが、メイキングみたらCGがすごくなっただけで、現場の創意工夫は変わらないんですね。ほっとしました。映画はゴジラ部分と、戦後部分が(私からすると)上手くはまってなかったから、2本の別の映画を見た感じです。お得です。震電の駐機部分はとても良かったけど、飛んでいる部分が昔の円谷みたいでまだ技術力が足りないかなあ。ドラマ部分は、古き良き邦画をちゃんとリスペクトしていて、シン・ゴジラとは違ったテイストで面白かった。最後に、アカデミー賞受賞おめでとうございます。[映画館(邦画)] 8点(2024-04-16 07:28:04)(良:1票)

16.  ゴールデンカムイ 《ネタバレ》 原作好きだから、実写はどんなもんかと思ったけれど、いやあ面白かった。 ただ、これ続きを映画でやってくれるんだろうか。このペースでやったら20本くらい必要になるよねえ。[映画館(邦画)] 8点(2024-04-16 07:20:16)《改行有》

17.  私はいったい、何と闘っているのか 《ネタバレ》 ヤスケンと小池栄子の演技がはまってました。姉弟のキャスティングがミスマッチだと思ってましたが、まさかキャスティングまでが伏線だったとは。細かいところまで目の行き届いた映画だと思います。 鑑賞後、つぶやきシローの原作を読んでみまたしたが、原作にかなり忠実でありつつ、大胆にカットしたところもあり、それで破綻していないので脚本が秀逸だったことがわかります。 ただ、伊集院の死亡場面やカレー屋の場面などについてはB級感が否めないのでこの点数。ファーストサマーウイカが上手すぎてびっくりしましたよ。誰かと思った。[映画館(邦画)] 7点(2024-04-16 07:16:19)《改行有》

18.  海の上のピアニスト ラストまでは本当に素晴らしいのですが、結末だけが残念。最後の廃船の中の問答と結末が何もかもぶち壊しに感じた。アメリカ映画なら、最後は全然違う形、細かく描かなくても希望を感じる形にできたろうに。ただこれがイタリア映画なんでしょうね。[映画館(字幕)] 6点(2024-03-26 19:09:38)

19.  愛と哀しみのボレロ 《ネタバレ》 第二次大戦前後までの第1世代のストーリーはとても素晴らしいです。冒頭のボレロから戦争に翻弄されていく様々な人々。 そして、最後にチャリティからのエンディングにつながるボレロ。これも本当に引き込まれます。 ところが、第2世代~アルジェリア出兵戦士~第3世代の繋ぎが、描写が意味不明だったり、いきなりシーンが飛んだり、一部誰が誰だか混乱したり、演出が全くわからなかったり、何度かみたり色んな推論をしなければ完全にわからないものとなっています。 クロード・ルルーシュが最初に作ったのは、公開作の3倍の長さがあったとかで、それを切り貼りしまくった結果なんだそうです。 もっとも、それも「仕方ない」と思えるほどの作品にはなっています。 でも、もったいないです。人物を整理してエピソードを丁寧に描いて、「戦前~戦後」と「現代」の2部構成にしたら素晴らしい傑作になったと思います。戦後から現代への繋ぎの描写が整理されていないので、混乱しているように思える。 クロード・ルルーシュは、本当に普通の人々を描けないんだなあ、と思います。でもそれがフランス映画ですね。[映画館(字幕)] 6点(2024-03-26 19:03:38)
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20.  おかえり、はやぶさ 《ネタバレ》 はやぶさ3作の最終作。一番子ども向き。最後発なのでいろいろフィクションを交えなきゃ前2作と差別化できないためか、すごいことになってます。本筋をきちんと描ききれる力がないので、病気、親子関係、他にもどうでもいいドラマを入れ込むのはまだしも、なんと「のぞみ」のプロジェクトマネジャーの息子が「はやぶさ」の技術者。しかも親の方は「のぞみ」失敗で厭世的になってるうえ、息子も一度は投げ出して「イカロス」に逃げたりしてる・・・。フィクションにもほどがあります。JAXA(ISAS)の研究者・技術者を馬鹿にするにも程度があるでしょう。脚本の段階で問題がありすぎ・・・これを楽しめる層ならいいでしょうが。 映画自体も評価はあんまりできません。群像劇としてはまとまりがないし、役者の演技も良いとは言えないし、はっきり言って闘病親子は演技が下手すぎでした。ただ、予告編が「はっきり子ども向けだとメッセージを伝えていた」という点では評価できたかな。[映画館(邦画)] 3点(2012-10-04 20:23:47)《改行有》

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