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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ANNA/アナ(2019) 《ネタバレ》 最悪だった「ヴァレリアン」の影響も有り、期待度極小で臨んだ本作。 ハードルを下げていた事など通り越し、なんとまぁ往年のベッソン監督らしい小気味よい作品、良い意味で裏切られました。 「ニキータの現代版セルフリメイク」と揶揄する評も有るものの、やっぱりこの監督さんは美人の女性、 しかも監督本人の好みの女性が主役で、世の男共を蹴散らす設定で無いと本領発揮出来ない様だ。 なんせ、公式サイトの宣伝文句が『またそれか!』ですから。(大爆笑) 「ニキータ(アンヌ・パリロー)」しかり、「フィフス・エレメント(ミラジョボ)」しかり、「ルーシー(スカヨハ)」しかり、 全くしょうもないオッサンだ(褒めている、気持ちは良~く判る!)。 さて、新進気鋭のモデルさん、サッシャ・ルス嬢を新たに主役に迎えた本作、観ていてニヤリとしてしまう位に物語の 構成は「ニキータ」と同じです。 でも、時系列を小刻み且つ巧みに入れ替えたストーリー構成と、「ニキータ」のそれとはテンポ・アクションのキレが格段に洗練された各種アクションシーンは「ニキータ」を遥かに凌駕しており、ラストまで一気に観させるその勢いも有り、この手の女性が主役のアクション映画では最高傑作と評価しても良いと私は思ってます。 無駄に豪華な出演陣も作品に厚みを増す事に上手く効果を発揮しているし、何は無くとも主演のサッシャ嬢は静止状態の写真ではその魅力は半分も伝わらない、動き出して初めてその真価が判る女優さん。 次回作は有るのだろうか、期待して待ってます。 最後にベッソン監督、この人まだ錆びてませんよ(限られた環境下で、と言う条件付きですが笑)。 そうそう、「アデル」も有りましたね・・・笑。[CS・衛星(字幕)] 10点(2021-09-22 13:17:46)《改行有》

2.  ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 ラストシーン、デヴィッド・ボウイのイントロが流れ始め画面が暗転した瞬間、私は思わず拍手してしまった。 この様な感情の昂ぶりは久しぶりかも知れない。 第二次世界大戦の敗戦濃厚なナチ政権下のドイツが舞台、しかも主人公の少年のイマジナリー・フレンドはあのヒットラーと言う、 一昔前ならばタイカ・ワイティティ自身が暗殺の標的にになりかねない様なとんでもない設定。 この様な設定の中で、本作の様な「ファンタジー」を一つの映画として具現化してしまった監督のセンスと手腕に感服するばかり。 タイカ・ワイティティがナチ思想とか極右とか言う意味では決して無く、映画と言うものがクリエイターが頭の中で思い描くものを 表現する「芸術」であるなら、本作はまさしくその本懐を遂げているのではないだろうか。 また、私はあのポール・ヴァーホーベンの名(迷)作「スターシップ・トゥルーパーズ」を思い返しながら本作を観ていた。 作風は両極端な位に全く異なるが、両作には共通する「肝」が有る様に思える。 主人公の少年は並居るスカヨハ(祝、アカデミー助演女優賞ノミネート)、サム・エリオット他の磐石の演技を差し置いて、 主演男優賞に何故ノミネートされないのか不思議なくらいの名演を見せている。 アカデミー作品賞、獲って欲しいなぁ![映画館(字幕)] 10点(2020-01-27 16:50:38)《改行有》

3.  スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 10点満点は大甘のご祝儀として。 シリーズ史上最悪のつまらなさだった前作から、力技多発ながらよくぞここまで纏めきったと思う。 JJご苦労様。 私がレビューしたかった事は他の皆様が殆どUPされているので、重複感満載なれど以下にてレビューします。 1.ハックス将軍、憐れ也。 前作まではファースト・オーダーの二大巨頭をカイロ・レンと張っていた筈ながら、数多の失敗が影響したのか本作では中間管理職の様な扱いに。 言いたい事も言えずスパイまでしていたのに最期はあっけなく射殺って・・・ 新3部作で最も存在がコントの様な方でした。 2.まさかのウェッジ・アンティリーズ登場 銀河一の戦闘機乗り、コレリアンの生ける伝説。久々にお会いできました。 3.A-Wingファイター、大活躍 個人的にSTAR WARSの世界で最もカッコいい戦闘機だと思ってます。 4.反則のラストシーン ジェダイとシスにバランスをもたらしたのがパルパティーンの孫で有っても私は構いません。 エピソード4初見時、そう私は小学校5年生でした。 「スカイウォーカー」の意味を辞書で引き、「なんていい名前なんだ!」と感動しました。 この名前がこれからも受け継いでいかれるなら私には文句はありません。 ここはエピソード3「シスの復讐」観賞時に当サイトに記載したレビューをそのまま抜粋して引用すべきでしょう。 『ラストの二つの太陽。あのシーンで全てが昇華する。私は初めてスターウォーズを鑑賞した11歳に戻り、 映画という素晴らしい世界を初めて体験した感動の原点を思い出す。これぞ映画の醍醐味。』 約40年に渡る本作への思いがこのシーンに凝縮されています。 そう、これで良かったんでしょう。[映画館(字幕)] 10点(2019-12-23 11:53:39)(良:2票) 《改行有》

4.  T-34 レジェンド・オブ・ウォー 《ネタバレ》 2020/9/7追記 自宅にてBDを鑑賞。 今更ながら、本作は戦記物の形を借りたファンタジ―で有る事に気が付いた次第。 なので、躊躇なく10点満点に変更します。 2020/2/14追記 念願のダイナミック完全版鑑賞成る! 本作のファンは皆観るべき! エンドクレジットの後日談はファンはへの贈り物。 特に、イリーナ・ストラジェンバウムのファンの皆さん、 追加シーンは必見ですぞ。 「傑作!」と聞いていた本作、やっと観る事が出来ました。 結論:面白かった!! 内容は戦車戦! 戦車戦!! そして戦車戦!!!(回文では有りませんよ) CGを使用しているものの、映像の殆どは実在の戦車を俳優が実際に動かしている(!)ので臨場感は半端なし。 これぞ映画館の大スクリーンで観るべき作品、勢いでラストまで文字通り突っ走る快作です。 満点で無いのは登場人物達がみな生き残るから。 物語を通じて登場人物達に思い入れが生じるのは面白い映画の証拠、だから本音では皆に生き残って欲しい。 でも、本作の展開では全員死んでしまうのは悲しい事だけれど、そうなっても私は納得出来た。 そういう展開を予想していただけに、生き残ったのは嬉しかったけれど多少の甘さも感じたので敢えて1点マイナスします。 本作は上映館が少ないのが残念ですが、戦争もの・戦車ものが好きな諸兄は多少遠くても 映画館まで時間と金を掛けて足を運ぶ価値は充分に有ると言っても過言では無いでしょう。 傑作です![映画館(字幕)] 10点(2019-12-13 14:12:11)《改行有》

5.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 素晴らしい。 この企画が製作会社の審査を通り予算を得て、こうして世に出てくると言う正に奇跡と言える出来事にまず感謝したい。 ほんの数年前まで、まさかQueenが題材の映画がドキュメンタリーでは無く生身の俳優による演技で製作されるとは夢にも思わなかった。 私は30年超の自称「筋金入り」のQueenファンだ。なので以下レビューには思い入れが大量に盛られている事をご了承頂きたい。 Quennの魅力は本当に沢山ある。代表的なものは煌びやかなメロディ・音飾による世界観や、フレディ・ブライアン・ロジャー・ジョーンと言う 個性的且つ才能溢れるメンバーの集合体である事だろうか。 本作を観て、私は改めてQueenの楽曲に込められた詩のもつ意味・そして素晴らしさを再認識した。 全ての楽曲には生み出された当時の各メンバー達の境遇や思いが色濃く反映されているのは当然だが、 本作を観て私は彼らが送り出している曲は、市井の人々への普遍的な応援歌なのだ言う思いを新たにした。 共感出来る所が沢山あるからこそ、国境や言葉の違いを超えてQueenの楽曲は拡がり続け、言語は違ってもコンサートで皆が大合唱し、 沢山の楽曲が今も尚世界中で聞かれ続けている。 見事なまでに再現されたLive Aidの一幕、We are the Championsを泣きながら嬉しそうに歌う会場の人たち、 楽しそうに観客と呼びかけ合うフレディの表情、そしてフレディを見守る(そう、まさにQueenとは他3人のメンバーがフレディを見守る事で 成り立っていたバンドなのだと私は今でも信じている)メンバーの優しい表情、的確な歌詞の翻訳も有り、涙腺崩壊とはまさにこの事だ!! 一番好きな曲であるRadio Ga Gaが取り上げられた事も嬉しい。 次回は一番後ろの席で観て、他の皆さんに迷惑を掛けぬ様にQueenやウェンブリーに集った観客と一緒に両手を高く掲げたいと思う。 最後に、本作を鑑賞される方は言うまでも無くLive Aidの再鑑賞と、可能ならばアメリカのTVドラマ「The Pacific」の鑑賞を強くお勧めしたい。 フレディを演じたラミ・マレックとジョーンを演じたジョー・マッゼロが競演しており、特にラミ・マレックは観る側に強烈な印象を残す役柄を 熱演している。 個人的には二人の再共演も嬉しいサプライズだった。[映画館(字幕)] 10点(2018-11-16 13:12:12)(良:2票) 《改行有》

6.  ミッション:インポッシブル/フォールアウト 《ネタバレ》 10点以外考えられない! 大げさでは無く、娯楽映画として最上の部類に入る作品だと言い切ってしまおう! とにかくサービス精神に溢れている。 特に一作目から本シリーズを観続けている人達へのプレゼントとも言える、過去作品すべてへのオマージュが随所に観られて楽しくて堪らない。 本作がここまでの作品に昇華出来たのは、トム・クルーズの本作に掛ける並々ならぬ熱意と、 共演者・スタッフに至るまで、彼自身がインボルブした言わば「ファミリ-」の力が結集したが故。 終盤、ヴイング・レイムスが「本当に凄い奴だ」と言うシーンがあるが、 あの台詞はイーサン・ハントにでは無く、誰あろうトム・クルーズに対するファミリーからの賞賛だと私は信じたい。 本作では都合5カ国(間違っていたらご容赦を)が舞台となるが、 各舞台で繰り広げられるアクションシーンはそのどれもが一つの作品に出来る位にクオリティの高いもの。 正にアクション映画の王道を行く展開、大画面IMAX上映:2,300円の価値は充分以上に有った。 後半のカシミールで繰り広げられるヘリコプターチェイスやロンドンでのトム自らの肉体酷使大運動会(笑)も良かったが、 私は本作ではパリで繰り広げられるカー&バイクチェイスを推したい。 往年の時代から、アクション映画の原点・王道はやっぱりカー&バイクチェイスだ。 本作を観てその思いを今更ながら強く感じた。 既にトム・クルーズも御年56歳。 そろそろ本格的なアクションはキツイと思い始めたのか、今回で本作に幕を引こうとしている様な描写が気にはなったが、 彼ならば年齢を重ねた上での面白い作品は幾らでも創れるはず。 次回作を期待して待ちたい。 最後に、他レビュアーの方も記載しておられるが本作鑑賞には前作「ローグ・ネイション」の鑑賞は必須と言える。 観る・観ないで面白さが全く変わるので前作鑑賞を強くお勧めしたい。[映画館(字幕)] 10点(2018-08-06 13:15:25)《改行有》

7.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 10点以外考えれらないでは無いか! 理由は山ほど有るが、絞りに絞って以下の通り。 ①RX-78ガンダムが主役級の活躍をしている! 小学校5年の時(39年前!)からガンダム大好きな私に取って、スピルバーグ監督のハリウッド大作の中でその勇姿を拝見出来る事は喜び以外の何物でもない。 ②散りばめられた小技の数々、しかもそれらが全て宝石の様に輝いている。 バリー・フォージ号が登場した時は本当に椅子からずり落ちそうになった。 ブルーレイを買ったら一時停止の連打になりそうだ。 1967年生まれ、80~90年代のアニメ・特撮を首まで浸かって楽しんだ私に取って、本作は天からの贈り物だ。 スピルバーグ監督、本当に有難う。[映画館(字幕)] 10点(2018-05-10 12:51:02)(良:1票) 《改行有》

8.  LOGAN ローガン 《ネタバレ》 残酷描写が多い故に観る人を選ぶが、間違いなくこれは傑作。 本作は後付感満載で無闇矢鱈に増殖していくアメコミ実写化映画に対する、ヒュー・ジャックマンとパトリック・スチュアートなりの反抗だと私は解釈した。 これが彼らなりの「退き際の美学」なのだ。 映画化にGOサインを出した製作陣、自らのギャラを減額してでもR15指定=本当に映像化したい事に拘ったヒュー・ジャックマン、そして本作劇場鑑賞の機会を与えてくれた目黒シネマ(約30年振りに行きましたよ!)に心から感謝。[映画館(字幕)] 10点(2017-08-21 13:49:18)《改行有》

9.  美女と野獣(2017) 《ネタバレ》 【前振り】 巷では「空前の大ヒット」と声高な宣伝が続けられているが、本サイトでのレビュー数は5/15時点で未だ14件、しかもその殆どが比較的辛口なもの。 なるほど、レビューを挙げられた皆さんはそれぞれ、オリジナルのアニメ版に並々ならぬ思い入れがあると推察した次第。。 私の場合、オリジナルのアニメ版は26年前に妻と結婚前に初めて一緒に観た映画。なので皆さんに負けないくらいの思い入れ満載でまとめてみたいと思う。 【本題】 どうしよう、「素晴らしい」としか言葉が浮かばない。 本当はそれ以上の賛辞を持って本作をレビューしたいのだが、改めて自らの語彙の少なさが恨めしい。 今更説明不要ながら、オリジナルのアニメ版はアニメ史上初のアカデミー賞作品賞候補になった誉れ高き名作。 その様な本作を実写でリメイクする事は、世界中で賛否両論巻き起こる事は必至で有り、 下手をすると現代屈指のエンターテイメント提供企業であるディズニーの名を再起不能な程に汚してしまう恐れも有る。 有る意味これは「暴挙」だと言える行為なのだ。 リメイクが決定した時、私が真っ先に感じた事は「何故?」と言うもの。 それほどまでにアニメ版は素晴らしい作品だった。 思い切りハードルを上げて鑑賞した結果としては、その様な心配は全くもって杞憂だった。 名作のリメイクに向けるディズニーの力の入れ具合、「執念」と言い換えても良いかも知れないそれは、 市井の私の考えなど足元にも及ばないもの凄いものだった。 とにかく、全てに於いて「手抜き」が無い。 私はIMAX 3Dで鑑賞したが、CGを否定的・肯定的にどう取るかの違いこそ有れ、 背景の緻密さ・実物セットの精巧さ・俳優陣の配置・画面の構図等、とにかく練りに練られている。 「一体何人の関係者が胃を痛めたのだろうか・・・」と余計な心配までしてしまう始末だった。 オリジナルに対し現代に相応しく若干の変更が加えられた脚本・皆楽しそうに演じている俳優陣、そして説明不要の珠玉の音楽達。 本編終了後のエンドロール、セリーヌ・ディオンの歌声と共に主要キャストが紹介されている描写は素晴らしかった。 ある程度の予算が有り、現代の撮影技術とCGを駆使すれば見た目をきらびやかに着飾ることなど容易だ。 だが、本作はオリジナルを充分以上にリスペクトしつつ、更にそれ以上のディズニーの看板に恥じない作品を世に送り出そうとする、 関わった人々の本作に向ける並々ならぬ熱意(ここでは敢えて「愛」と呼ぶべきだろうか)が有る。 これが、本作と巷に溢れる数多のリメイク物が一線を画している最も大きな理由だろう。 オリジナルのアニメ版は名作だが、本作もそれに違わぬ名作だ。 ディズニーはまたしても、後世に残る名作を創り上げた。 That's an Entertainment! 来年のアカデミー賞発表が今から楽しみだ!![映画館(字幕)] 10点(2017-05-15 13:45:33)(良:1票) 《改行有》

10.  女子ーズ 藤井美菜に10点。 (不真面目な投稿ごめんなさい)[映画館(邦画)] 10点(2014-12-17 09:57:53)《改行有》

11.  ラッシュ/プライドと友情 《ネタバレ》 文句無しの10点。 胸熱くなるシーン多々有れど、私の一番はオンボロ車を妻となる女性の一言で別物の様に速く走らせるシーン。実話なのかどうか判らないけど、車好きの男として好きにならずにはいられない。[映画館(字幕)] 10点(2014-04-05 22:21:57)《改行有》

12.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 【11/11追記】IMAX3D字幕再観賞。有難うユナイテッドシネマ浦和! 【10/15追記】名古屋遠征決行!初4DX!結論、4DXは本作の為に有る! 【9/17追記】有終の美を堪能すべく4回目の劇場観賞。今回は2D字幕版だったが、大画面の迫力は有れど臨場感・重厚感はやはりIMAX 3Dと比べると劣ると言わざるを得ない。近日中にブルーレイが発売されるのだろうけれど、本作の場合、家庭用ソフトの販売は劇場観賞した人達に脳内補完の機会を与えるご褒美の様なもの。初見が家庭用TVの場合、確実に本作の評価は厳しくなるだろう。それがとても残念でならない。余談:10月に名古屋で4DX版の再上映が決まった様だ、遠征でもするかな・・・ 【8/25追記】3週連続3回目の観賞。今回は日本語吹き替え版。評判の悪い吹替素人の芸能人起用も無くプロの声優陣の熱い競演を堪能。吹替えのキャスティングをした方に拍手を送ります。「ロケットパ~ンチ!」こんな違訳は大歓迎! 【以下オリジナル】奇跡の様な映画だ!こんなにも熱い作品が他に有るか!公開してまだ1週間弱なのに2回も観ちまったぞ!本来は日本が率先して創らなきゃダメなジャンルだが、技術・予算・そして(残念ながら)作成に向けた熱き思いと言う点で日本で実現するのは絶対に不可能。出来たとしても相当にショボい作品になっていただろう。そんな企画をギレルモ・デル・トロ監督は自らの熱い思いとネームバシューで予算を捻出し、現在考え得る技術の粋を結集させて実現させてしまった! 本当に有難う、ギレルモ・デル・トロ!本作へのつまらない突っ込みは無粋でしかない。肝心なのは「怪獣出現!~巨大ロボット登場!~対決!~勝利!」と言う単純極まりない流れを如何に熱く観せて(魅せて)貰えるか、だ。気に入ったシーンは挙げればキリが無い。だが敢えて一つ挙げさせてもらうならば、大気圏からの落下シーンだ。大気との摩擦熱で熱くなり赤く変色しながら降下するジプシー・デンジャーの姿は、まさしくデル・トロ監督の機動戦士ガンダムへのオマージュと見た。他のイェーガーの活躍シーンをもっと観たかったが、それは今後控えているであろう続編やスピンオフ作品で観させて頂こう!個人的には「攻防!シベリア決戦!!」等のタイトルでチェルノ・アルファの6年間に及ぶ戦いの歴史を観たい!監督よろしくお願いします!!吹替え版でまた観ます♪日本人が観ずして誰が観る![映画館(字幕)] 10点(2013-08-19 11:21:19)(良:1票) 《改行有》

13.  クロニクル 《ネタバレ》 祝! 劇場公開決定!! 本作を観賞したのは2012年3月、長期出張中のフランスの田舎町の小さな映画館。 日曜日は殆ど全ての商店が休みとなる中、する事も無く暇を持て余していた私はその町でたった一つの映画館に赴いた。 その映画館は小さいながらもシネコン様式で有り、スクリーンは6つ。 その中でも一番小さなスクリーンで本作は上映されていた。 この作品を観る事に決めた理由は特に無い。劇場に貼られたポスターがただ何と無く気になったのだ。 観客は私も含めて6人。 地元の高校生だろうか、フランス語で賑やかにお喋りをしている。 「上映が始まっても騒いでいたら嫌だな・・・」残念ながらフランス語が判らない私はどうやって英語で注意しようか、作品よりもそちらの方に思いを巡らせていた。 前置きが非常に長くなったが、そんな私の心配は杞憂に終わった。 なぜなら、本作が非常に面白かったからだ。 フランスは吹き替え公開が主なので、登場人物は皆さん流暢なフランス語を話している。 だが、それでも私には本作が完璧に把握出来、のめり込んで観賞してしまった。 地元の高校生達も映画に集中しているのが雰囲気から判る。 舞台はよくあるアメリカの田舎町。 個性豊かな高校生の3人組がふとした偶然から超能力を身に付ける。 若い3人達は初めは子供の遊びの延長程度で超能力を楽しんでいたが(この描写も良く出来ている)、決して幸福とは言えない主人公の境遇が、思わぬ悲劇をもたらす事となる。 中盤~後半に掛けての主人公の暴走と、それを客観的に写し出す今や世の中に溢れかえっている沢山のカメラ達の描写が秀逸だ。 これらは即ち、もはやプライバシーなど存在しない現在の世の中を暗に批判しており、事態が加速度的に悪くなるドライブ感との相乗効果も有って物語は怒涛のクライマックスを迎える事となる。 最後の締め方も動と静の対比の様な何とも言えない余韻が有り、これこそ正に「映画を観た!」と心から思える文字通りの快作だと思う。 帰国後、中々日本で劇場公開が始まらず業を煮やしてamazonでブルーレイを購入。 日本語字幕は無かったが私の拙い英会話能力でも、フランスで観た時の感想が間違いでは無かった事が判り嬉しかった。 残念ながら日本では東京で期間限定の劇場公開しかされない様だが、本作は本当にお奨め。 映画好きなら時間を作ってでも観に行くべき!![映画館(吹替)] 10点(2013-07-11 13:12:51)(良:1票) 《改行有》

14.  The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 《ネタバレ》 2012/5に商用でヤンゴンに出張した。近隣の他ASEAN諸国とは異なるギラギラした街の雰囲気が印象的な国だった。せっかく行ったのだからとアウンサン・スー・チー氏の家(通称「スーチーハウス」)に行こうとガイドの方に提案したら、「気持ちは判るけどあそこだけは危険だからいっちゃダメ」と真面目な顔で反対された。その反面、頻繁に使用したタクシーの運チャン達は皆、NLD(国民民主連盟)のミニチュア旗やステッカーを車内に貼り、Thumb Upしながら嬉しそうに現地語でスー・チー氏の事を話していた。何を言っているのかは残念ながら判らなかったが、如何にスー・チー氏が彼の国の一般庶民に取って大切な存在なのかが判った。本作にはいわゆる「The End」と言う表現は無い。これはプログラムにも記載されている通り、今この瞬間もスー・チー氏が彼の国で戦い続けているからに他ならない。 本作のミシェル・ヨーは神懸かり的な演技をしており、壮絶な半生を送り今も戦い続けている実在の人物に対し最大限のリスペクトを捧げている事が判る。ラストシーン、観衆に向かって微笑みかける彼女の顔は神々しいまでの深みを湛えており、あの顔を観るだけでも観賞の価値が有る作品だと私は思う。[映画館(字幕)] 10点(2012-09-02 18:01:59)(良:1票)

15.  ジョン・カーター 《ネタバレ》 【2018/5/14 追補・再投稿】 映画ファンの中で本作を定期的に見直している人は恐らくかなりの物好きだろう。 ディズニーの歴史の中で大コケした本作は半ば「無かった事」にされており不遇の扱いを受けているが、私は大好きだ。 初見は既記載した通り、長期出張で滞在したフランスのとある田舎町のシネコンだった。 私も含めて観客は10名居ただろうか、登場人物が皆さん流暢なフランス語(あちらは吹き替えが主流)なので、 細かな部分の把握に少々苦労したが、流麗な3D画像やこれぞSFファンタジーと言える荒唐無稽な設定、 そして私的には全然OKのヒロインの存在も有り、少々ホームシック気味だった私は本作を観る事で元気を貰い、 その後の仕事を乗り切れた様に思う。 帰国してからも元気を貰うべく本作を半ば定期的に鑑賞しているが、鑑賞する度にフランスの映画館で感じた ある種の郷愁に近い感覚を覚えてしまう。  通常の観光旅行では、異国で映画を見るなどよほどの事が無い限り実行に移す人は少数派だと思うが、 (このサイトを訪れる方は例外かな?)出来れば異国で映画を観る経験を知って頂きたい。 感謝の10点献上という事で、では最後に、「オク オヘム オクテイ ウイズ バルスーム!!」 ------------------------------------------------ 【日本語字幕版を鑑賞したので一部改訂】 結論から言うと私の感想は間違っていなかった。 想像以上に荒唐無稽な内容である事が判ったが、原作も同じ位に荒唐無稽なのでいい勝負だ。既視感の有るシーンも多いが、最新技術を駆使した華麗な映像は流石ディズニー。主人公に思い入れが出来、且つヒロインの容姿がOKならば(因みに私はWellcome)、ラストの主人公が空間移動の呪文を唱えるシーンからエンドロールに至るまでの描写は短いシーンながら、かなりレベルの高い気持の高揚感を味わえるだろう。[映画館(吹替)] 10点(2012-04-04 13:15:56)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

16.  マチェーテ 《ネタバレ》 有難う、ロドリゲス監督。 私は幸せです。 不謹慎ですが10点献上しちゃいます。 (このレビューの真の意味を知りたい人は私の2008/2/20付けレビューを見よ!)[CS・衛星(字幕)] 10点(2011-12-01 11:58:36)《改行有》

17.  127時間 《ネタバレ》 素晴らしい。   2011年7月8日時点で2011年度観賞作品中、ダントツのNo.1。 結末が判っている作品にこれほど迄に感動し、同時に打ちのめされるとは。 私も主人公と同様、誰にも行き先を告げずふらりとオートバイで出掛けるのが好きだ。 「一人旅は気楽だ」などと思いつつ、実際は旅先で寂しくなって意味も無く妻にメール してしまったりもする。  母親からの電話に出なきゃと思いつつ、忙しい事を理由にわざと電話に出ない事も有る。 なので、私はジェームズ・フランコの様にカッコ良くは無いが、上映開始早々の幾つかの描写だけで主人公への感情移入はかって無い程のものだった。 大部分が主人公の独り芝居だけの構成ながら、最後まで中だるみさせず作品を描き切ったダニー・ボイル監督の手腕は流石。 この監督、やっぱり潤沢に予算のある大作よりも、本作の様なある程度良い意味で小粒な作品の方が性に有っている様だ。 そして何より、主人公を演じたジェームズ・フランコの上手い事!  クライマックスの例のシーンだけ妙に話題になっている様だが、彼の演技無くしてあの描写は有りえない。 並の役者なら単なる悪趣味な映像になってしまうところだっただろう。  私は映画観賞という行為は、自分の日常を意図的にリセットする「前向きな現実逃避」であると思っている。 今までも多くの作品・多くの演技に沢山の活力を与えてもらったが、本作で得られた活力はまた格別だった。 ありがとう!! (余談:サムサッカー・サムさん、私のレビューは貴殿レビューの盗作ではありません。投稿し終えて一通り他の方のレビューを読み、偶然ながら同じ様なレビューであった事を知り本当に驚きました。 同じ様な共感を得ている方が居て私は素直に嬉しいです!) [映画館(字幕)] 10点(2011-07-08 21:52:30)(良:1票) 《改行有》

18.  アイルトン・セナ ~音速の彼方へ 《ネタバレ》 まずはじめにお断りしておきたい。私は70年代後半からF1に興味を持ち始め、87年から始まり日本のバブル景気と共に最大の盛り上がりを見せた「F-1ブーム」の真っ只中を過ごした人間である。 当然、「アイルトン・セナ」という不世出且つ希代の名ドライバーに対する思い入れ度は自分で書くのもなんだが並々ならぬ物が有り、94年にセナが天に召されてから世に出てきた刊行物・映像はほぼ制覇している。 因って、意識せずともレビュー内容がかなり偏った内容になってしまうかも知れない。まずこの点をご容赦頂きたい。 【本文】本作は非常に良く出来たドキュメンタリー映画と言えるだろう。 まだ無名のカート時代からF-1の頂点に昇り詰める迄を淡々と追う構成ながら、セナという人物だけでなく、常に危険と隣りあわせのモータースポーツそのものへの憧憬や儚さをも感じさせる作風となっている点を高く評価したい。 また、日本では余り見る機会の無いブラジルのTV番組出演時の模様等を見る事が出来るのも貴重と言える。 個人的には90年日本GP、スタート直後にアラン・プロストという狡猾なライバルの車両とクラッシュする形で年間王者を決めた際のセナ本人の表情に改めて胸が締め付けられた。 それは30代前半とはとても思えない程に疲れ・憔悴しきった顔であり、F-1という巨額の富と欲望が蠢く自分とは本来無縁の世界に結果として図らずも魂を売ってしまった自分自身に戸惑っているかの様に思えた。 運命の94年サンマリノGP、スタート直前のセナの表情はとても数回の年間王者を獲得した希代のドライバーのものとは思えぬ程の苦渋に満ちており、没後16年を経た今でも涙無しでは見られない。 世界の頂点を複数回極めた後で最良のレースとして思い返すのが、何の政略も私利私欲も無く、ただ純粋に自らの走りの限界を追い求めていた無名時代のカートレースで有る事の皮肉。誰よりもセナ本人に取ってこんな悲しい事が有るだろうか。 少なからずF-1やセナという人物に少しでも興味が有るならば、是非鑑賞の機会を作って頂きたいと自信をもってお薦めしたい。 最後に、本作作成~公開に携わられた皆様にこの場をお借りして感謝申し上げる。 [映画館(字幕)] 10点(2010-10-27 13:17:06)(良:2票) 《改行有》

19.  ジャンゴ 繋がれざる者 《ネタバレ》 面白い。 タラちゃんは本当にストーリーテリングが上手い。 冒頭から「これは一体、どんな物語が始まるのか!?」と観客に期待させる映画的醍醐味。 ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツを筆頭に芸達者達の演技合戦も楽しい。 姉さんの撃たれ方、お屋敷の吹っ飛び方、痛快! 本作を観てこんな事を思うのは私だけかも知れないが、アメリカが過去の悪行を様々に形を変えて映画の形を借りて描くと言う意味では、本作(奴隷制度)とオッペンハイマー(原爆製造と使用)は同じカテゴリーの作品だと思った。 そして、両作を比較すると全ての点で本作の方が遥かに優れていると私は思った。 今に至る分断の根源をエンタメの形を借りて描き切ったタラちゃん、やっぱり凄い監督さんだ。[CS・衛星(字幕)] 9点(2024-04-25 22:50:35)《改行有》

20.  ロング,ロングバケーション 《ネタバレ》 良作。 身近に認知症や末期症状の病の状態の人がいる方は他人事として本作を観られないだろう。 それ位に物凄く重いテーマを取り扱っている作品ながら、百戦錬磨の芸達者であるドナルド・サザーランドとヘレン・ミレンの軽妙洒脱 ながら重厚な演技が絶妙にその重さを取り払っている。 幕引きの仕方は賛否両論あるかも知れないが、私的には崇高な終わり方だと思えた。 自分の身に置き換えた場合、私は周囲の人に迷惑を掛ける位なら自分の手で人生の幕引きをしたいと思っているので、 欧州の様な安楽死制度の合法化に付いて否が応でも考えさせられてしまう作品だった。[CS・衛星(字幕)] 9点(2023-10-20 16:53:03)《改行有》

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