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プロフィール
コメント数 3862
性別 男性
年齢 53歳

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181.  新ポリス・ストーリー(1993) 最後まで見ると、コレが実際の事件をベースにした映画らしいことがわかるのですが、それもあって、シリアスな内容。これがどうも、ジャッキー・チェンという人に、イマイチ合わない。 いや、シリアスな中でも、アクションにいくつか変わったシチュエーションを持ち込んで、工夫を凝らした場面が取り入れられてるのはわかるんですけど、もともとオーバーなアクションに持ち味があるジャッキー・チェンには、いささか窮屈な作品となっている印象。爆破シーンなどでブッ飛んだ演出もなされてたりはするんですけどね。でも全体を通じて見ると、もう一つノリがよろしくないかなあ、と。 単に、メチャクチャ強い敵とタイマン対決して欲しかった、というだけのことかも知れないけれど。[インターネット(字幕)] 5点(2022-06-12 22:52:21)《改行有》

182.  ウィッカーマン(1973) 《ネタバレ》 行方不明の少女を捜すお巡りさんが足を踏み入れた島は、エロ教団に支配されてましたとさ。と言う訳で、ややオカルトじみたサスペンス、というかエロ映画。というか、なぜかこれ、ミュージカル仕立てなんですねえ。一体、何なんでしょうか。 エロと言っても、かなり投げやりなハダカですが。 という、何だか煮え切らない映画、そうはいいつつも何となく迷宮感みたいなものが徐々に出て来た挙げ句、終盤は妙にテンション上がって盛り上がる、というのがますます訳が判らない。うん、ホント、妙に盛り上がるんです。たぶん、投げやりだからでしょう。 炎に包まれた巨大な人形が崩れた向こうに、海に沈みゆく夕日をカメラが捉えるラストシーンなどは、こんなヘンタイ映画にもったいないくらいに素晴らしくもカッコいいではないですか。ちょっと、ヤラレたな、と。[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-12 22:35:34)《改行有》

183.  ストリートファイター(1975) ウォルター・ヒルって、80年代に入ると、サム・ペキンパー亡き後のバイオレンス映画の巨匠、みたいに祭り上げられかけてたように思うのですが、本当の持ち味はやはりこういう、こぢんまりしてるけど一本筋が通ってるような、要するに「ダサい」作品、なんでしょうねえ。 ジェームズ・コバーンを始めとする登場人物のオッサンたちはだいたい、いかにもギャングです、といった感じの、ツバのついた帽子を被ってて、一方のブロンソンはというと、いかにもチンピラです、といった感じのハンチングみたいなヤツを被ってる。安っぽくも逞しいアウトロー、といった面々。 そのブロンソンが、賭けで殴り合いの勝負をする。今だったら、総合格闘技なんてのも結構お馴染みになってきてるので、こんなアメプロ風の殴り合いはそれなりにウソ臭く見えてしまう部分もあるのですが、これもまあいわば、「殴ってます!」というのをストレートに伝える、殴り合いですね。不器用さ、武骨さ、ゴツゴツ感。 こんな映画、そのうち誰も見なくなるんじゃないか。だったら今、見るべきです。[インターネット(字幕)] 7点(2022-06-12 16:36:52)《改行有》

184.  東京喰種 トーキョーグール 異様に室内シーンが多くないですか? 屋外のシーンであっても大半は屋内シーンと大差ないような場面ばかりで。ある場面からある場面にかけては、当然、登場人物は何らかの移動手段でもって移動してるんだろうから、そういうシーンをもう少し積極的に取り込むだけでも、映画に動きが出るんじゃないのかなあ。 あまりに見映えがしない場面ばかり続くもんで少々イライラしてきたら、申し訳程度に夜の都会の空撮が挿入されて、ああ一応はそういう事もやるのね、と、ちょっと笑ってしまいました。 クライマックスも、街の片隅のどこだかでひっそりとバトルが繰り広げられるだけ。ここは無人の街なのか? まさか。 ホントにこんなスケール感の無い作りで、良かったんでしょうか。[インターネット(邦画)] 4点(2022-06-12 16:00:00)《改行有》

185.  日本侠客伝 斬り込み 《ネタバレ》 一介のしがないやくざ者が、テキ屋を束ねて一家を構えるまで、みたいなオハナシなので、なかなか壮大と言えば壮大ですが、概ねいつも通り、でしょうかね。 ただ、健さんが子連れの男やもめ、ってのが、ちょっとした意外性。で、持ち前の生一本な性分から、最初は結構、無茶ばかり言ってるところがあるのですが、会うヒトにも恵まれて、運命の歯車が回り出す。 金子信雄までがイイ人だなんで、ちょっとショック(笑)で、これで渡辺文雄までイイ人だったらどうしよう、というところですが、一応ワルい人だったので安心しました。 長門裕之は、なんとも「らしい」役どころ、関西出身ということもあって、関西弁のセリフ回しも完璧ですが、早口なのでちょっと聴き取りづらいかも。 「斬り込み」というサブタイトル。冒頭にも殴り込みシーンがあるけれど、もちろんクライマックスにも。 とは言え、この映画の主題は、家族愛。ファミリー映画ですねー。[インターネット(邦画)] 7点(2022-06-11 10:27:01)《改行有》

186.  追撃者(2000) 本来なら、ラジー賞なんていうメジャータイトルからお声がかかることなんて無いであろう、小品の部類に入りそうな作品なんですが、そこはそれ、やはりスタローンが主演となると、周りが黙ってない。有難いことです。 正直、ストーリーを追い掛けてると、殆ど要領を得ないオハナシと言っちゃっていいと思うのですが、いやでもこれ、なかなかシャレてて、イイと思うんですけどねー。 ド田舎なり森林なりで機関銃を乱射してるイメージの強いスタローンにしては珍しい(?)、都会の雰囲気。 雨の中、階段に座って会話を交わすシーンで、スタローンの姿はカメラに入ってないけれど、タバコの煙が彼の存在を表してる。 壁ドンの後に向き合って会話するシーンで、そばの鏡が彼の表情を捉えていたり。 ラストの墓地のシーンにおいて聞こえてくる、鳥の囀りなども、いいじゃないですか。[インターネット(字幕)] 7点(2022-06-11 09:56:24)《改行有》

187.  トゥ・ヘル 《ネタバレ》 ニコラスケイジ映画にハズレ無し。と弁護するのも、そろそろツラくなってきました・・・。 もはや、面白いくらいに、ちっともオモシロくない(笑)。でも、そんな映画を救えるのは、彼を置いて他にいない!のです。さて、無事、救えたかどうか? 「私はスターではありません」オーラ出しまくりの小汚いニコラス・ケイジが、暴漢(?)に襲われてるらしきオバチャンを助けるも、なぜかオバチャンに恨まれ、もっとよく分からないのが、なぜかそのオバチャンと意気投合してしまう。割れ鍋に綴じ蓋、と言えばそうなんですが、というかそれしか言いようがないんですが、とにかく彼は、オバチャンと娘のところに転がり込んでしまう。 オバチャンの身の上には、超常現象チックな設定がなされているのですが、映画に本当の異変が起こるのは後半。ちょっと、遅い。 要するに、社会の底辺で因縁がぐるぐる廻ってるようなオハナシで、今さら「トゥ・ヘル」も無いだろう、という救いの無さ、なんですが、映画自体にも、工夫も救いも無く、ちょっとダレちゃいます。 ニコラス・ケイジは、こう見えても粗大ゴミではなく、「燃えるゴミ」だった、というオチ。[インターネット(字幕)] 4点(2022-06-11 09:32:55)《改行有》

188.  紅顔の若武者 織田信長 織田信長の若き日を、若き日の中村錦之助が演じて、ただでもトーン高めの声が、若さが重なって殆どキンキン声。 大ウツケと言われた頃の信長役だけあって、どぎついメイクの不良顔。モノクロだからハッキリとは判らんけれど、髪の毛の色はもしかして茶髪、いやそれこそ金髪なんじゃなかろうかと。 というくらいの、なかなかのヤンチャっぽさ。ただしやってることは不良というよりは、田舎の子供、といった感じですが。 ただこの作品、どうしようも無い暴れん坊の信長が、斎藤道三に会いにいく際に突然、正気に戻ってそこで終わっちゃう。え、せめて桶狭間は?と、さすがに物足りない。いろいろキッカケはあったとは言え、唐突に真人間になった、という印象。 ところどころのシーンで、照明の当て方がイマイチなのか、背景に登場人物の影が妙な具合に映ってしまい、気になり出すとどうにも気になって仕方なくなっちゃう。もう少し巧く撮れなかったもんかなあ、と。[インターネット(邦画)] 5点(2022-06-08 22:34:58)《改行有》

189.  トップガン マーヴェリック いやはや、ここまでやられたら、もう、ぎゃふんです。参りました。終盤はほぼ、バカ映画のノリになっちゃうのですが、そういうサービス精神も含めて、感謝、感謝。 どうかと思う面もあるんですけどね。どうせ戦闘機内の映像は人物のクローズアップ主体になるのだから、ドラマ部分はもう少しクローズアップを減らしても良かったんじゃないの、とか。 出撃前のトム・クルーズがジェニファー・コネリーの元を訪れる場面は、彼女の姿を遠くから見た後、気付かれることなくそっと去って行っても良かったんじゃないの、とも思うのですが、さすがにこんなこと思うのはダサいですかね。モテる男はそっと去る必要なんてないのかも。 バイクはやっぱり、お気に入りのカワサキ。バイクをぶっ飛ばし、飛行機はさらにぶっ飛ばし、しかしそれだけではなく、トム・クルーズ自身がここでもやっぱり、映画の中で走ってみせる。なぜなら彼は、アクションスターだから。 予想以上にスゴい、というか、エゲツない作品でした。いい意味で。たぶん。[映画館(字幕)] 8点(2022-06-07 23:31:05)《改行有》

190.  博徒解散式 『解散式』(67年)とは一応、直接の繋がりは無い、ということになってるんでしょうけれど、博徒シリーズの名を借りた「解散式シリーズ続編」と言ってもよさそうな。昔気質のヤクザが、新しい勢力に押し潰されていく姿を描いている点は共通しており、丹波哲郎が何のために出てきたのかワカランところまで、同じ。いや、何のためであろうと、こういうサブストーリーが活きてるところが、深作欣二らしいと言ってよいかどうか、とにかく作品の魅力の一つとなってます。 それに比べると、死んでも放置されて誰も構ってくれない室田日出男の扱いの悪さ。 かつて連想ゲームとかのテレビ番組に渡辺文雄が張り切って出演してるのを見てた時には、まさかこんなワルい人だとは思わなかったのですが、いやはや今回もあくどいのなんの、意地悪いのなんの(←あくまで役の上の話)。そんな彼に、時代遅れの鶴田浩二とその舎弟たちが、次第に追い込まれていく、無力さ。 終盤の殴り込みの場面も、過去に行われた派手な殴り込みシーンを回想として交えつつ、それと対比するように地味な描かれ方となってます。鶴田浩二と渡辺文雄との間に交わされる長い会話は、殴り込みというイメージには程遠く、もはや男と男が意地や名誉を賭けて対決するような時代ではなくなった、ということか。 虚しさだけが、残ります。[インターネット(邦画)] 7点(2022-06-07 23:10:49)《改行有》

191.  ブンガワンソロ 戦時中の何処やら、南の国を舞台にしたホームドラマ。といった感じで映画は始まります。現地人の役を演じてるのは日本人の役者さんなんですが、セリフは全部、現地語(だと思うけど、全くのデタラメ語だったりして)。字幕が入ります。ところどころ、背景が明るすぎて文字が読みづらくなるのが残念。とは言え、昔の映画の字幕ではこういうこと、時々ありましたよね。 で、そこに、道に迷ったという三人の日本兵が現れます。最初は何となくギクシャクしたところもあったけど、やがて日本兵の一人と、現地人の娘とが、いい雰囲気になってくる。しかしその幸せも長くは続かず、三人がその家に隠れていることが、他の日本兵にバレてしまう、というオハナシ。 戦後まだ6年という段階で、早くもこういう形で(多少なりとも夢を滲ませた形で)映画が作られてる、ということに、ハッとさせられます。現地ロケ、と言うわけにもなかなかいかないと思うんですけど、南国っぽさはとてもよく出てます。南国っぽく無いシーンも、無いわけでは無いですが・・・。 それより、クライマックスの追跡劇。何でしょう、これは。逃げる馬車、それを馬で追いながら発砲する兵士。そのスピード感。このシーンだけ見せられたら、誰だって西部劇の一部だと勘違いするのでは。なかなか気合いの入ったシーンでした。[インターネット(邦画)] 7点(2022-05-31 22:33:00)《改行有》

192.  千姫と秀頼 主演は美空ひばり。となると、途中に意味も無く歌が入ったりするんでしょ、と思ったらさにあらず。歌を封印し、しっかりと千姫を演じてます。 だったら主演は美空ひばりでなくてもいいやんか、ってなところですが、いや、これが見事にお姫様になりきってます。いかにもな女優さんが演じてない分、新鮮でもあり、妙に迫ってくるものもあります。ホントに、これぞキレちゃったお姫様、という感じ。 冒頭の大坂夏の陣の合戦シーンもダイナミックですが、映画全編を通じ、ロケ撮影の贅沢、スタジオ撮影の贅沢。双方をこれでもかと織り交ぜ、例によってエキストラも大量投入し、1時間半もない作品ながら、大作に引けを取ってません。 平幹二朗演じる出羽守の乱心シーンにおけるロングショットに圧倒され、千姫狂乱シーンにおける移動撮影に圧倒され、クライマックスの緊張感に圧倒され。このクライマックスシーンだって、こんなに大勢の人物を登場させる必要があるんでしょうか。 これぞ、贅沢。[インターネット(邦画)] 8点(2022-05-30 22:43:47)《改行有》

193.  カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇 《ネタバレ》 ラヴクラフトの「宇宙からの色」。いかん、昔読んだはずなのに何も憶えとらん。これじゃ読んだことにならないですね。 でも、たぶん、こんな話じゃなかったと思う、のだけど憶えてないんじゃしかたない、こんな話だったのかも知れん(笑)。 しかしお母ちゃんがモンスターになっちゃう、ってのはどっちかというと、エンパイア・ピクチャーズ魂が注入されちゃってるような。 隕石事件を契機に、身の回りにさまざまな怪異が発生して、よくわからん、っちゃあ、よくわからんのですが、ただ「不気味」の一言では済まないような、摩訶不思議な神秘性を感じさせて。ピンク色の花が広がる光景、なんかイヤらしい。趣味が悪い(笑)。 ヘンにオチをつけて説明しようとしたりしなかったのも、良かったんじゃないでしょうか。[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-29 22:10:48)《改行有》

194.  ショッカー(1989) 神出鬼没の殺人鬼。 夢に出てくる、ってのはあったけど、あんな全身ただれツメ男ではなく、こちらはただのハゲ親父が殺人鬼で、テレビに出てくる。じゃなくて、テレビから出てくる。それだけだと貞子みたいですが、このハゲ親父、むしろテレビに入っていく方が得意のような。 最初からそんな特殊でアホな能力がある訳ではないんですが、途中からそういう、アホな展開。このデタラメさが、いや、たまらん。 時代を超えて、テレビに映るあらゆる場面に闖入し、オマエはフォレスト・ガンプか、と。[インターネット(字幕)] 8点(2022-05-29 21:53:23)《改行有》

195.  燃えよ剣(1966) 「燃えよ剣」の映画化、と言っても原作の一部だけ。土方歳三という人の規格外ぶりを描くには、やはり宮古湾の海戦までは描いて欲しいところではありますが、そこまで行ったらもう函館までもう一息、完全映画化の超大作になっちゃう。と言うわけで、この作品では池田屋騒動まで。え、それじゃまるで「坂の上の雲」を日清戦争までしか映画化しないようなもんだ、ってか? そう言うなかれ、ちゃんと、池田屋騒動の中にこの作品ならではの仕掛けを織り込んで、土方歳三にしっかり活躍の場を与えてます。 土方さんとか沖田さんとか、もっとシュッとしたイメージを持ってしまうのですが、この映画では皆さん、だいぶ暑苦しいです。ちょっとギラギラした感じがある、と言ってもよさそうなくらい。エネルギッシュです。 正直、監督さんも俳優さんの多くも、あまり馴染みが無く、松竹だし大丈夫かな、とか思っちゃうのですが、いやいや、しっかりした作品だと思いました。[インターネット(邦画)] 7点(2022-05-29 20:57:46)《改行有》

196.  バトルフィールド・アース 体も態度もデカいパワハラ管理職に、非力そうな新入社員が立ち向かう、ってな感じの作品。 ラジー賞と言えばコレ、まさにキング・オブ・ラジーとも言うべき作品なもんで、余程ハジけた作品なんじゃないか、と別の期待をしてしまうのですが、さすがにそこまでの作品じゃあない、かなあ、と。 宇宙人はちゃんとワルそうだし、強そうだし、アタマ悪そうだし、基本は押さえてます。地球人より出番が多いような気がする点は、ちょっと変わってますかね。いや、だいぶ変わってますかね。 この荒唐無稽さを、最後まで貫き通したのは、多少呆れはするものの、痛快でもあります。 ただ、宇宙人がデカいのはいいけれど、それならそれで、もう少しちゃんとデカさを印象づける撮り方って、できなかったもんなんでしょうか。スターウォーズを見れば誰だって、チューバッカ=デカい、という印象を持つと思うのですが、この作品を見終わっても、ああトラボルタでかかったな、という印象は残らない・・・[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-29 20:40:08)《改行有》

197.  花と嵐とギャング ギャング、というよりは、チンピラども、が集まって銀行強盗をはたらく前半。何とか大金を強奪するも、その金を持ち逃げされてしまい、後半はその大金の行方を追って、チンピラどもそれぞれが好き勝手に動き始める。 いや、もはや勝手バラバラに行動する様子を描くのが目的で、お金のことなんか、もうどうでもよさそうな。 洒落てるというのか、テキトーというのか。 前半の強盗のシーン、直前にパラパラと雨が降り出す場面がやたらカッコいい。雨はやがて雷雨となり、雷鳴が響く中での強盗。いいねえ。 後半の争奪戦は、緊迫感を孕みつつも、なんとなくユーモラスでもありますが、「緊迫感+ユーモア」の最たるモノは、やはり、「清川虹子の顔」につきますかねえ。コワいけど面白い、ってか。失礼![インターネット(邦画)] 6点(2022-05-26 22:26:27)《改行有》

198.  少年探偵団 夜光の魔人 《ネタバレ》 第一部のところで肝心なことを書くのを忘れていたのですが、この2部作では、岡田英次が明智役から降板しています。 って、それ、一番どうでもいいことかもね。 ついでに二十面相役も交代したように見えますが、そこは二十面相ですから、違う人物に見えたとしても、それは得意の変装によるものかも知れませぬ。 私もうっかりしてました、シルクハットにサングラス、マント姿だからと言って、「変装してない」とは限りませんでした、すみません。 それはともかく、殆ど事件らしい事件が起こらなかったというか、あるいは事件しか起こらなかったというべきか、正直あまり内容が無かった第一部に対し、この第二部。 あんまり、変わらんなあ。そろそろネタ切れなのか。 野山を自転車に乗って楽しくサイクリングする少年探偵団の面々。するとそこに突然、馬に乗った二十面相の姿が。「あっ二十面相だっ。」 なんだか、家出した飼い犬を探すよりも簡単に見つかってしまう二十面相。 またまた二十面相一味にとっ捕まって牢屋に入れられたりして、ほぼお約束な展開、なワケですが、我々の興味は何と言ってもタイトルにある「夜光の魔人」。そう言うからには元ネタは「夜光人間」なんだろう、と思いつつも、あれは少年探偵団モノでもトップクラスの「そのトリック、無理があり過ぎでしょう」作品(ただしこのランキングは同率首位がやたら多いのでコレが特に、という訳ではないけれど)。果たして本当に夜光人間は登場するのか、するのならどのような登場の仕方をするのか。 うん、予想通り、裏切られたよ。予想通りです。 とは言え、ラスト近くの山中での銃撃戦から、二十面相を追って、景色は荒涼とした岩山へ。この光景が、なかなか。どこでロケしたんですかねえ。 最後も中途半端で、煮え切らない終わり方でしたが、とりあえずメデタシメデタシ、ということで。[インターネット(邦画)] 6点(2022-05-25 22:30:46)《改行有》

199.  少年探偵団 二十面相の復讐 またまた二部構成の第一部、ですがさらに尺が34分ほどしかないので、どうにも中途半端。しょうがないので、もう、続きを見るしかないですね。思う壺。 今回の二十面相は、金山のありかが書かれたとかいう地図を狙ってて、まあ、二十面相らしくていいじゃないの、といったところではあるのですが、、、二十面相の本分といえば、名前の通り変装、そして成りすまし、しかるに今回の二十面相はというと、その本分を忘れ去り、最初からいきなりシルクハットにマント姿、という、いわゆる二十面相スタイル全開。ドロボーのくせに、目立ちすぎです。そこがまた、二十面相らしいと言えば、らしいところ、なんですかねえ。 で、短い尺の中、地図の強奪やら追跡劇やらが描かれ、物語らしきものは、ほぼ、皆無。 続きを楽しみにするイトマすらもなく、終わってしまいますが、それでも続きをお楽しみに。ということで。[インターネット(邦画)] 5点(2022-05-24 22:31:09)《改行有》

200.  長屋紳士録 《ネタバレ》 迷子になったのか、それとも親に捨てられたのか、という少年。とある長屋に連れてこられ、よりによって、長屋でも一番コワそうなオバチャンが世話をする羽目になる。まさに、鬼ババアってヤツです。バカだの、汚い子だのと、まあボロクソ。そのやり取りが、何とも可笑しいんですが、見てるうちに何だかホロリと来ます。いやこれがホントに。 最終的に描かれるのは、やはり、別れ。一刻も早く出て行って欲しい時には別れられないのに、別れたく無くなったときには、別れざるを得ない。結局、家出後の再会も、動物園も、写真館も、すべては別れへの前奏曲だった、ということでしょうか。 少年の父親が突然現れ、形式的な挨拶をし、別れ自体は機械的に進められていく。ここでこれが、娘を嫁に出す笠智衆だったら、絶対に涙を見せず寂しい笑みを見せるところですが、そこは鬼ババアですから、鬼の目にも涙、ってヤツです。 戦後の混乱期、ならではのオハナシでもありました。 ところで、こうやって見ると、小津作品でもフォーカス送りって用いられてるんですね。茅ヶ崎から帰ってきた場面で、奥の人物からゆっくりと手前の人物へとピントが移動したり。手前の鉄瓶から奥の人物へとピントが移動したり。[インターネット(邦画)] 9点(2022-05-23 22:44:43)《改行有》

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