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181.  ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 《ネタバレ》 面白い!骨太な傑作だ! 最後は自由の国アメリカ万歳で締めくくるから、気持ちがいい! スピルバーグの計算がかなりあるのだろう、これを今、世に出したのは・・ 報道の自由の危機の予感、女性の時代の到来等々。 相変わらずの演出の巧さで、地味な内容の映画を最後まで引っ張ってくる。 彼の映画で言えば「リンカーン」に近い。 自分にとってスピルバーグの楽しみは演出の巧さである。 個々の部屋での電話会談、機密登場の緊迫場面でレモンを売る娘、「ニクソン」側の役員への印象づけ、 各人各人のセリフの面白さ・・ 最初はちょっと難しいよ、スピルバーグさんと思って観ていた。 字幕のセリフを読んでるうちに、広い新聞社のオフィスの空気で眠くなってしまった。 これは前も経験したなぁ・・ あぁそうだ。「大統領の陰謀」や「ネットワーク」(これはTV局だけど)でもそうだった。 とにかくマスコミの方々の説明口調は映画と相性悪い。 でもそれを最後まで引っ張るスピルバーグ御大の演出には、職人の味がある。[DVD(字幕)] 8点(2018-12-07 22:37:08)《改行有》

182.  サニー 永遠の仲間たち 《ネタバレ》 なるほど、それで「サニー」なワケね。 ラストのダンスへの伏線だったか! 女子高の人間模様が、韓国と日本では微妙に違うと感じたよ。 (日本の方が陰湿?)(韓国は分かりやすい?) 韓国の女性がカラッとしているのが分かる。 あぁそれで「KARA」なのかな? 人気女子アイドルグループの名前が・・(笑) 女性たちのケンカが元気いいよね~。 病んでるとこと言えば、シンナー中毒かなぁ。 この明るさが最後のおばさんダンスを粋なものにしてくれる。 素敵でした。[DVD(字幕)] 7点(2018-12-07 01:49:27)《改行有》

183.  エンドレス・ポエトリー 《ネタバレ》 自伝的映画「リアリティのダンス」に次ぐ続編である。 前作が家族のことを強く描いてたのに対し、本作ではホドロフスキーの女性関係が描かれている。 まぁ許される(?)クズであったということか・・ ホドロフスキーのキーワードは、厳しい父親、サーカス、小人などである。 「サンタサングレ」も自伝的要素が強い。 「エルトポ」「ホーリーマウンテン」あたりが彼のぶっちぎり世界観を楽しめる。 若きホドロフスキーにとって、アート(この映画では詩)が癒しだったのだ。 ラスト、旅立った先の業界が、映画界やバンドデシネだったということだろう。 リアルタイムで、映画を通して、彼という彷徨える詩人の旅に付きあえれたことは幸運だった。 どの作品も見応えがあって面白かった。 ご苦労様というしかない。[DVD(字幕)] 9点(2018-12-07 01:13:36)《改行有》

184.  ヴァレリアン 千の惑星の救世主 《ネタバレ》 リュックベッソンのファンなんで、観ました。 リュックSFの「フィフス~」も後からジワジワ~と来て、結局DVD買っちゃいましたもん♪ 多分、この映画も手に入れることになるんじゃないかな?(笑) バンドデシネが原作なんだね。これは原作もなんとか読んでみたい。 近くの漫画ミュージアムに購入してもらうかな? 映像が派手な割に、話はシンプル。 1人の司令官のミスで、一つの惑星を破壊しちゃったって・・、そりゃあかん! この二人のコンビがいいよね。話の決め手は相方の女性だった。 この二人なら、SFじゃなくても、結構面白そうなストーリー出来そうな感じもします。 リュックベッソン、手落ちなし。 ユーモアも交え、ラストは愛で締めくくります。い~よね~。[DVD(字幕)] 7点(2018-12-01 23:42:08)《改行有》

185.  友罪 《ネタバレ》 あの衝撃的な事件を思い出す。 確かに、あれからどうしているのか・・ この映画では、本来の話の序章みたいな形で終わる。 できれば、瀬々監督には、この話を最後まで撮り続けてほしい。 本編では、ラスト瑛太演じる鈴木君は心から泣けなかった。 彼が心から泣くまで、ドラマを観ていたい感じだ。 でも、救いとして、友達ができた。 これはこれでハッピーエンドである。 だけど、闇を抱えた人間は周囲も闇に引きずり込む、もしくは同類を引き寄せる。 映画の中の鈴木君は、そして少年Aのこれからは、まだまだ波乱に満ちているだろう。 心から泣ける日の来ることを願うばかりだ。[DVD(邦画)] 8点(2018-12-01 18:19:41)《改行有》

186.  雪の轍 《ネタバレ》 長い映画だったので、HPで大筋を把握して観たので、3時間強でもさほど苦ではなかった。 面白かった。トルコ版「ある結婚の風景」みたいな感じで、男女の喧嘩がかなりを占める。 そして、ラストのお金をめぐっての冒頭の親子とのやりとり。ここで一気にドラマが引き締まる。それまでも色んな軸が張り巡らされて、面白いのだが、一番のクライマックスはやはりここの部分だ。この親子で始まり、この親子で終わることで、人のあり方を浮き彫りにしている。例え、尊敬に値することを言う大作家でも、身内の女性にかかればコテンパンだ。宗教、国は違えど、女性の言い分と言うのはどこも変わらないものだなぁと思ってしまった。またやはりラスト近くの作家先生がいかがわしいと言ってた地元の教師の引用する言葉と、作家先生の引用する言葉で、人間としての力量が浮かび上がる。作家先生は、自虐的な歌だった。対して一方の先生は、人生に向き合い闘い抜いているからこその引用句だった。最後、奥さんの元に帰るのだが、HPでは離婚すると書いてあったが、映画はそこまで描かない。ただほのめかして終わりの、実に品の良い映画だった。面白い![DVD(字幕)] 10点(2018-11-25 20:45:17)《改行有》

187.  アメリカン・ドリーマー 理想の代償 《ネタバレ》 アメリカ版「ガイアの夜明け」といった趣で、石油販売新興企業の経営者きわっきわの人生渡世を描く。社長のアルパチーノ似は、ラストではビジネス成功本のベストセラー作家みたいなことを言ってのけるが、それまでの経営に邪魔が入ってうまくいかない過程がもう冷や冷やものである。しかも銃社会だと、危険も伴う。最後はマフィアから金を借りそうになるという、もう堅気すれすれで何とか事態が好転する。それも事件現場が近くで犯人を捕まえられたということと、奥さんのやり手ぶりで救われるのだ。しかもそのやり手ぶりは、会社の法務の人間まで抱き込んで、主人公より奥さんの方が実は会社の金を操作してたという、もうアメリカならではの良妻賢母ぶりを発揮する。日本では節約して、貯金してたというとこぐらいが関の山だが、さすがアメリカの女はやることが違う(笑)[DVD(字幕)] 7点(2018-11-25 20:28:27)

188.  誰のせいでもない 《ネタバレ》 ヴェンダースの心の底にある、静かな世界観を描いている。 今までのヴェンダースとは一味違う。もともとヴェンダースは静かな作品が多いが、 (パレルモシューティングは例外)さらに静かな本作品。 覇気のない自分の無さげな主人公は、それが目に現れている。 そんな彼が事故を起こし、不幸が拡散する。 事故で息子を亡くすのは、シャルロットゲンズブール。 どこかで観たことあると思えば、あのラースフォントリアーの「ニンフォマニアック」だった。そりゃあ体をはった、あの映画を観てたら、記憶に残るわけだ。 この主役の作家は、ちゃっかり子どもを欲しがる、付き合ってた女性を乗り換え、 別の子連れと一緒になる。 とにかくフワフワしていて、心ここにあらずだ。 しかしこの事故を起こした家の長男との再会が、事態を動かす。 この少年のささやかな犯行のあと、主役の男性は自分が許された感じがしたのだろうか、 この少年を抱擁した後、急に世界が開けてくる。 この世界が開けた一瞬を3Dをつかって、表現している。 うまい3Dの使い方だ。 パレルモではちゃけた感のあるヴェンダースが、また静かな心象風景を撮った。 次の作品はどんな風になるのだろうか?興味がある。[DVD(字幕)] 7点(2018-11-25 20:26:22)《改行有》

189.  ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 《ネタバレ》 ブルースダーンの表情がほんとうに素晴らしい。 老親と子どもの会話が、親子あるあるで、実にリアル。 子どもの話に、眉間にしわ寄せて「フアット?」と怒鳴るようにいうとこは 世界中どこ行っても一緒だなと思った。 しみじみしたいい話です。 確かに今ならメールで「おめでとうございます。○○万円当たりました!」とかいう ジャンクメールがよく来るけど、この話では郵便での話。 でも行ってみたら、案外いかがわしくない事務所だったので、アメリカではこうなのかと、う~んと思った。 当選してたらの話なんですね。 当選してないのに、100万ドル当たったとネブラスカまで取りに行くというのは、ちょっと哀しいかな・・ 観終わって、リンチの「ストレイトストーリー」を思い出した。 ラストのお爺ちゃんの誇らしげな運転を見て、そう思ったのだが、しみじみ度はこちらの方が上のように感じた。[DVD(字幕)] 7点(2018-11-23 23:21:31)《改行有》

190.  美しい星 《ネタバレ》 吉田大八はいいなぁ。 ズレてる人(じゃぁ何が「フツウ」なんだよって怒られそうですが・・)たちの 世界観を壊さずに、現実との軋轢を描いて、ラストに持っていく、この力技。 今までの作品、全部そうだもんね。 いや、中々いないですよ、こんな映画監督。 観ている側を混乱させつつ、映画として引っ張り、ラストは観客も登場人物もハッピーな話を 創り続けてる監督って・・ 三島由紀夫が原作なんだってね。 どんな話だったんだろ?(読めって言われそうだけど、私は映画が好きなのだ) 宇宙との交流を言う方々いますよね。 でもきっとこんな幸せになってくれるといいな。[DVD(邦画)] 8点(2018-11-23 18:38:03)《改行有》

191.  サウルの息子 《ネタバレ》 アウシュヴィッツの凄まじさを手ぶれカメラで撮影した映画。 終始、主人公を追うようにカメラは捉える。 その演出で観てる側もアウシュヴィッツにいたかのような感覚を与えることに成功している。 戦争というものをリアルに知ってくれと言わんばかりである。 話の設定は雑務をやらされるために生かされたユダヤ人たちの話である。 ただ事務的にガス室に同胞を送りこみ、その後片付けをする。 このユダヤ人大虐殺は戦後、周知されると非難の的になるが、戦争という特殊状況の中では、 ただ言われたことをしているだけの人たちには、感覚がマヒして、事の重大さが分かりにくいという 感じがよく出ている。 その中で主人公が自分の息子(正妻との子ではない)を見つけ、ナチの管理のなか、 なんとか正式に弔ってやろうとするストーリーである。 そこにナチへの反乱計画が加わってくる。 もう観てるこっちが感覚がマヒしてしまいます。 ラスト、村の子を自分の息子と思ったのか、一瞬幸せになり、ジ・エンドである。 観終わって、本当にホッとした。 とにかくこの話題作を観たぞという感じだ。 だけど、この作品のダメージは後から来そうだなぁ。[DVD(字幕)] 7点(2018-11-17 17:01:14)《改行有》

192.  ローガン・ラッキー 《ネタバレ》 社会派から娯楽まで幅広く創り続けるソダーバーグ。 本作では、一昔前のオーシャンズシリーズで培った娯楽手法で、見事に裁きます。 一見、ヒューマンドラマのような趣のなか、犯罪が粛々と行われ、盗ったお金は戻すかと思いきや、 やはりちゃっかりもらってた、なんて・・(笑) もうね、投資マネーやら電子マネーやら、もうリアルなお金の犯罪は、豪華絢爛に見せる時代ではないんですね。 大金を盗む話も、地味に語られるご時世。 ソダーバーグもその辺の時代認識を感じとっての本作なんでしょうね。 で、捕まらぬ犯人たちは、盗まれた側も保険金でカバーできるので、誰も興味持たない・・ ように見えて、実はヒラリースワンク演じる女性FBI捜査官だけ、ラストに犯人たちのバーで酒を飲んでる、 なんてラストで、ニヤリとしてしまいます。 ダニエルクレイグが昔のマックウィーンのようで華がある。 ソダーバーグは真面目に映画のことを考えてる人だと思います。 次回作も楽しみ。[DVD(字幕)] 7点(2018-11-10 22:21:08)《改行有》

193.  犬ヶ島 《ネタバレ》 ウェスアンダーソンらしい、コミカルなテンポで話がズンズン進む。 これってストップモーションアニメなんだね。 CGアニメとは違う、切り絵的な感じがいい。 そうだよね、ウェスにはCGは似合わない。 冒頭の五匹の犬の登場シーンに七人の侍の曲が嬉しい。 日本大好きらしく、どこか大友克洋の「AKIRA」っぽい感じも ちょこちょこ入ってる。 感情移入して観る映画ではなく、ただウェスアンダーソンワールドである。 でも日本って犬と接するとき、「かわいい」って言葉で思考停止しちゃうけど、 なるほどアメリカでは犬はこんなこと考えてるんだろうなというのが現れてて、面白かった。 ノラ犬のすね具合がアメリカ人好みのヒーローみたいだね。[DVD(字幕)] 7点(2018-11-10 15:57:09)《改行有》

194.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 ワンシーン、ワンシーン手を抜かず、 細部までこだわった映画。 デルトロってクリーチャーだけでなく、ロボットまで オタクとしての守備範囲があるんだね。 この先、デルトロはどこに行ってしまうのだろうか?[DVD(字幕)] 7点(2018-10-27 13:12:01)《改行有》

195.  探偵はBARにいる3 《ネタバレ》 大泉と松田龍平のコンビも捨てがたいっすね。 瑛太とのコンビも好きだけど、どっちかといえば、 こちらを上げます。 レイモンドチャンドラーみたく話はすすんでいきます。 アメリカの安宿とススキノと共通点あるのでしょうか? 娼婦の哀しい身上を話しの幹にすえるのは一緒ですが・・ 地元映画の手本ですね。 地元密着型の魅力的な人物。 話のネタがヤクというのは古臭い手わざ。 もっと新しい話のモチベーションが欲しいとこです。 でも大泉と龍平のかけあいは、今の邦画界の宝です。 いつまでもシリーズを続けて欲しい。 でも今回の彼女を待っているという大泉の独白にシリーズ化は無理かと 思ってしまいました。 昔、草刈正雄と藤竜也の探偵もの「プロハンター」という テレビドラマがあったのですが、探偵ものは掛け合いです。 間違いない! でもって、本シリーズは最高です![DVD(邦画)] 7点(2018-10-21 00:06:48)《改行有》

196.  ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 スターウォーズのスピンオフって、内輪受けみたいで面白い。 もっともそれだけじゃないのが、ハリウッド仕掛け人たちの思惑。 ファルコン号の脱出ポッドがない理由が明らかになったのが、 個人的には嬉しかった。 あとチューイとの出会いもなかなか。 部族か、ハン・ソロか、って悩むシーンはもう少し掘り下げても良かったと思う。 でハンの恋人なんだけど、なんか本作だけでは煮え切れないよね〜。 SWシリーズ最終話にもしかしたら、絡んでくるんじゃないかな? 楽しみができました。[DVD(字幕)] 7点(2018-10-20 18:19:50)《改行有》

197.  ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜 《ネタバレ》 見応えあったなぁ。 さすがベテラン滝田洋二郎。 前半1時間と後半1時間がまったく違ったニュアンスの、贅沢な映画。 前半はレシピ作りへの格闘の日々。 そして後半は軍の野望と仲間への苦悶。 そこに現代の二宮くんが謎解きをしていくという本当に豪華な内容。 あまり美味いものなど食わないのだが、豪華な料理とはこんな映画のようなものかもしれない。 最後、舌にじわ〜と広がる味のように、感動の涙がじわ〜と頬をつたわる。 この映画が事実かどうかはともかく、秋山徳蔵さんというモデルがいたらしい。 このレシピが本になっているという。 早速、図書館で借りてみよう。[DVD(邦画)] 7点(2018-10-14 13:11:05)《改行有》

198.  火花(2017) 《ネタバレ》 菅田将暉は本当にいい役者になった。 「あぁ荒野」でも見応えがあったが、彼のこれから演じる映画が楽しみだ。 芸においても自分を見失わないことが大事なのだ。 慕われている後輩から追い越され、大事なものを失ってしまった桐谷演じる漫才師。 彼の笑えない笑いが、ボインであった。 テレビで華やかな漫才師たちの現実がわかった。 やはり大変な世界だった。 ニヒルな又吉の「怒り」が伝わった。[DVD(邦画)] 7点(2018-10-13 20:56:36)《改行有》

199.  サーミの血 《ネタバレ》 この映画の主題は、少数民族への差別・偏見の酷さだろう。 (ただ文明の発展してる方が優位だとする考え方も転機が来てるのだが・・) 映画は、自分を見失うことになる少女の顛末は描かない。 それはいくつもの映画が描いてきたテーマだ。 この映画は、故郷に帰ってきた女性の魂の蘇りがただ静かに描かれているだけだ。 美しい自然と少女の哀しさが印象深い。[DVD(字幕)] 7点(2018-10-13 20:46:32)《改行有》

200.  希望のかなた 《ネタバレ》 アキカウリスマキって、どん底の人世をそれでもハートは失わないって味だよね。 それが本作でも出てる。 難民問題を描いてる。 そこでふとカウリスマキって社会派なんだって気がつかされた。 ユーモラスなニュアンスがあるから、気がつかなかったよ。 日本が好きなとこは相変わらず。 そういえば日本の歌謡曲がながれる監督作(「過去のない男」)もあったね。 でもマッティペロンパーが出ないと、カウリスマキ色が薄くなるね。 似た俳優使ってるけど・・[DVD(字幕)] 7点(2018-10-06 22:31:13)《改行有》

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