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181.  ノマドランド 《ネタバレ》 フランシス・マクドーマンドは「スリー・ビルボード」で見せた様な毒気は封印し、 出演されている実在のノマドの方々と私達観客を繋ぐ仲介役に徹している。 予想外に暖かい目線・視点で作られており、「厳しい現実を突きつけられるのか?」と言う鑑賞前の気構えは不要だった。 観ている我々に「幸せとは何か?」と問う作品であり、今現実に何か問題を抱えている時こそ観るべき作品。[映画館(字幕)] 7点(2021-04-06 12:55:13)《改行有》

182.  サウンド・オブ・メタル -聞こえるということ- 《ネタバレ》 秀作。 冷徹なまでの割り切り。 この手の作品は主人公が障害を乗り越え立ち上がるお涙頂戴の描写になりがちだが、そんなものは皆無。 コミュニティでの束の間の安息の後、一縷の望みを託し大枚はたいて受けた手術が起死回生の結果とはならない人生の非情。 ラストの収音マイクを外した時の主人公の表情は、諦めとも決意とも言えない、達観した何かを感じさせる感動的な描写だった。[インターネット(字幕)] 8点(2021-03-30 10:53:40)《改行有》

183.  伝説巨神イデオン 発動篇 《ネタバレ》 劇場鑑賞から実に39年振りに鑑賞。 ちょうど仕事で厳しい局面を迎えていた時に観たのが間違いだった。 最初はノスタルジックに「そうそう、これぞ黒富野の極致!」などと思いながら観ていたが、 破壊と殺戮の限りを尽くしクライマックスに向かう最中、虚脱状態になり鑑賞を断念。 その時は本当に「何故ここまで辛い展開にするのか、富野よ!!泣怒」と憤怒の思い。 一週間空けて気持ちを落ち着かせ再トライ、何とか最後まで観られました。 それにしても内に秘めるパワーが底知れない作品だ。 人智の及ばぬ存在が最後に準備したのは「命の再生」とは。 この様な作品を創り出した富野由悠季はやはり凄い人だと思う。[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-03-25 14:19:31)《改行有》

184.  シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 《ネタバレ》 平均的を下げてしまい、申し訳ありません。 結論から書くと、私に取ってはとんでもない駄作です。 26年もの歳月と莫大な費用を掛けて、あの滅茶苦茶な TVシリーズ最終回をそのまま作り直しただけとしか私には思えませんでした。 お断りしておきますが、私は一連のエヴァシリーズのコアなファンでは有りません。 TVシリーズを観て、途中迄は表現するのが難しい位の高揚感を感じました。 「これはとんでも無い展開になる、どの様な幕引きをするのか?」と。 ...見事に裏切られました。 新たに劇場版として新作が制作される、今回はキチンと幕引きする様だ、と言う話を聞き期待して見た新劇場版。 あのTVシリーズ途中までに感じた高揚感にケジメを付けてくれるのか? その思いは前作「Q」でものの見事に裏切られました。 それでも私は、本作に僅かでも期待していたのですが… 理解出来ない、整理が付かない事ばかりです。 意味が判らない台詞・専門用語のオンパレード。 まるで仮想世界で繰り広げられているかの様な戦闘シーン。 前作までの戦闘シーンは一体何だったのか? 何故、何処かの撮影スタジオで戦う? 何故、教室やアパートの一室で戦う? 全ては主人公の脳内妄想なのか? ニアサードインパクトって本当に起こった事なのか? 百歩譲って終盤一連の戦闘シーンが異次元か何処かで繰り広げられていたとして、 最後の戦いが終わり、あの村の人々はどうなったのか? 何故、前作や本作の途中で絶命した人達が何も無かったかの様に駅のホームで談笑しているのか? 主人公は声変わりしてスーツにネクタイ、駅前のロータリーを楽しげに走り去って行くが、 何がどうしてこの様な展開になったのか? 仮に、終盤に主人公が口にする「Neon Genesis」が具現化したのだとしても、全てが余りにも説明不足過ぎる。 また、人智を超えた存在が人類を巻き込み戦わせ、最終的に新たな生命・世界創造の起源となる、 即ち、人類補完計画の原案はイデオンで既に見させて貰っています。 アプローチは違えど、「2001年宇宙の旅」「2010年」もエヴァンゲリオン=モノリスと捉えれば、同じ類の作品だと思えます。 私の様な一般の映画ファンに取っては、大変申し訳無いのですがこの点数です。[映画館(邦画)] 0点(2021-03-14 23:04:46)(良:5票) 《改行有》

185.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 《ネタバレ》 エピソード1がかなりつまらなかったので、気合を入れてハードル上げまくりで劇場鑑賞に臨んだ事を思い出す。 物語の大半はアナキンとパドメの青春恋愛物が占めておりかなり肩透かしを喰らうが、後半のヨーダの戦いっぷりで挽回。 私がSWシリーズの中4番目に好きなエピソード3に繋がる橋渡しの役目は充分に果たしていると思う。 鑑賞し終えた時に「次作までまだ3年も有るのか・・・」と絶望的な気持ちになったのも良い思い出。 因みに私的シリーズTOP5は・・・ ローグ・ワン(説明不要、ファンへの贈り物的作品) エピソード4(CG修正が入る前のオリジナルに限る) エピソード5(レイア姫が本当に綺麗) エピソード3(暗すぎる展開がまた良い) エピソード9(あの締め方は反則) 以上、お粗末でした。[映画館(字幕)] 5点(2021-03-04 11:17:08)《改行有》

186.  ミッドナイト・スカイ 《ネタバレ》 スケジュールの都合で4回に分けて鑑賞。 結果としてはこれが功を奏したのかも。 他レビュアー諸氏の感想から想像出来る通り、通しで観たら相当退屈に感じていたと思う。 作品全体の雰囲気は悪くない。 寂寥感を感じる情景、残されたのは自分独りと言うの孤独感も良く表現出来ている。 地球がもはや帰るべき場所ではない事を知った宇宙船の二人は今後どうするのか。 帰還を決意した二人の今後は。 映画が終わった後の「その後」を色々と考えさせられる作品。 ただ、幻の少女と宇宙船クルーを事故で亡くす描写は余計だった様に思う。[インターネット(字幕)] 6点(2021-03-04 11:05:50)《改行有》

187.  宮本から君へ 《ネタバレ》 平均的を下げてしまい、申し訳有りません。 熱い映画、俳優陣の演技が素晴らしいとの評判を聞いていたので、WOWOW放送を機に観てみました。 確かに、主演のお二人は何かが憑依したかの様な素晴らしい演技をしています。 以下、青臭い甘ったれな自論ごめんなさい。 物語に起伏を与えんが為に主要な登場人物が性暴力の犠牲になる展開、もう止めませんか。 現実世界では、今も世界中で老若男女数多の方々が性暴力を含む様々な暴力の犠牲になっています。 それは、私の様な一般市民が何をした所で即時解決など到底叶わない事です。 こんな反吐が出る様な荒んだ世界だからこそ、少なくともフィクションの世界ではこう言う展開は私は観たくない。 無論、劇映画の力を借りて世界の様々な問題を浮き彫りにする行為は崇高だし必要な事で有るのも判っているのですが… 普段、意識してノンフィクション物も観ているので、つい冒頭の様な印象を抱いてしまいます。 支離滅裂なレビュー申し訳ありません。 2点は主演2人の演技に対して。[CS・衛星(邦画)] 2点(2021-02-28 09:16:58)《改行有》

188.  銀河鉄道999 《ネタバレ》 2021/2/6(土)東京国際フォーラムで開催されたシネマコンサートにて、実に42年振りの劇場鑑賞が実現した。 初鑑賞は1979年、小学校6年の夏休みに実母の郷里である新潟県長岡市の映画館にて。 とにかく混んでいた事、そしてメーテルの美しさが心に刻まれた初鑑賞だった。 時は流れて2021年、それまでにTVやDVD等で観る機会は有ったものの、 フルオーケストラ演奏をバックに本作を劇場で観られるとは何という贅沢! 1.上映前・休憩時間・上映後に劇場に流れる各種アナウンスは何と、メーテル役である池田昌子さんの新録! 主催者のは粋な図らいに感謝のみ。私のこれまでの劇場鑑賞歴で、あれほど迄に客の皆が真剣に聞き入るアナウンスは初めて。 2.音楽は基本全て生演奏、名曲揃いのサントラを生演奏で聞けるうれしさ。 3.鉄郎と母親との哀しい別れのシーンや冥王星での氷の墓場のシーンで印象的に使われている混声合唱も全て生声、 迫力が違いますね。 4.トレーダー分岐点の酒場で歌われる名曲「優しくしないで」も生歌! 5.とどめは999出発のシーンで流れる「Taking Off!」ラストに流れる「銀河鉄道999」はフルオーケストラをバックに タケカワユキヒデ氏の生歌!! 涙腺崩壊で私は大変でした。 6.物語に付いてはもはや説明不要、多くのエピソードを2時間に収める構成故に気ぜわしい展開ではあるものの、 永遠の名作と言っても過言では無いかと。 7.今回の鑑賞で感嘆したのは星野鉄郎の声を演じた世界に誇る声優界のレジェンド、野沢雅子の芸達者振り。 物語の進行・鉄郎の内面的成長に併せて微妙に声色を変えていくそのテクニック、痺れました。  これまでに何回かシネマコンサートを体験しましたが、映画本来の音(台詞や効果音)は敢えて横に置き、 音楽を聞かせる事を主眼とした方が感動の度合いが高い様に思います。 幻の公演(?)と言われているターミネーターライブコンサート、機動戦士ガンダムシネマコンサートと並び、 本公演は白眉な出来でした。再公演を切に希望する次第です。 [映画館(邦画)] 10点(2021-02-23 13:30:12)(良:2票) 《改行有》

189.  Away 《ネタバレ》 東京国際映画祭で最も観たかった作品ながら、都合が付かず泣く泣く鑑賞を断念。 なので、思いの外早く正式劇場公開となった事に先ず感謝。 全体的には期待に違わぬ良作、よくぞこれだけの濃密な「絵」をたった一人で3年も掛けて作成したと思う。 登場人物は全く喋らない。 そもそも人間は一人しか登場せず、相手は動物ばかりなので喋る必要が無い。 何も人間に喋らせない事が逆に観る側の想像力を掻き立てる事になり、これは上手い演出だと思う。 想像するに、これ即ち作成途中のジルバロディス監督の心情・状況を反映しているのでは無かろうか。 物語も至ってシンプル。 原因は不明ながら事故を起こした飛行機から独りパラシュートで生き残り、 何処かの島にたどり着いた主人公が得体の知れない「何か」の追跡を受けながらオートバイで島をツーリングし、 人間が住んでいるであろう街に向かう...と言うお話。 シンプル極まりない構成だが、ジルバロディス監督渾身の「絵」の力、そして秀逸な音楽の効果も有り飽きる事は無い。 道中で主人公は様々な自然の中を疾走るのだが、その全てがとにかく気持ちの良い風景・描写なのだ。 広告宣伝でも使用されている鏡面の様な湖を疾走る場面、これは本当に素晴らしかった。 バイクでツーリングしてる時に気持ちの良い風景の中を走る行為は、実際にそれを体験した事のある人しか判らない感覚を得られるのだが、 それに近い物を感じられた。恐らくジルバロディス監督は自身でもオートバイで旅に出た経験が有るのではないだろうか。 満点では無い理由の一つは恐らくシングルエンジンであろうオートバイのアイドリング音がハーレー(二気筒)のそれだった事と、 得体の知れない「何か」が一体何だったのかが最後まで判らなかった事。 あんな恐ろしいのがうろついていたら、街に住む人たちは気が気じゃないだろうし・・・ 詳細な説明を求める作品では無いのだけれど、そこが気になってしまった。 本作は2020年の劇場鑑賞最後の作品。 コロナの影響でとんでもない一年になってしまったけれど、最後の劇場鑑賞を本作で締められてよかったと思う。[映画館(字幕)] 8点(2021-01-13 14:55:31)《改行有》

190.  燃ゆる女の肖像 《ネタバレ》 ラスト数分の描写に本作で描かれた全てが濃密に凝縮されている。 派手な色恋沙汰を期待すると肩透かしを喰らう。 主演二人の表情の変化を観ながら物語に浸れる作品。[映画館(字幕)] 8点(2021-01-11 20:30:33)《改行有》

191.  ワンダーウーマン 1984 《ネタバレ》 願いを取り下げ、スーパーパワーを再び手に入れた時の彼女の美しさと来たら… 縦横無尽に天空を翔けるその姿は、まさしく女神に相応しいと思えた。 その姿に図らずも涙してしまいましたよ、私は。 緊急事態宣言再発令間近と言われる中、新年最初の劇場鑑賞に本作を選んだのは大正解でした。[映画館(字幕)] 8点(2021-01-05 18:25:24)《改行有》

192.  バイオハザード:ヴェンデッタ 《ネタバレ》 劇中でレオン本人が言っているが、マンネリ気味。 ゲームはあくまでもゲームで有って、CGを見るなら自分でキャラを操作したい。 独立した映画にするなら、ミラジョボ主演の一連の作品の様に実写でなければ魅力は半減するかと。 ただ、荒牧伸志氏が執念でCG版スターシップ・トルゥーパーズを面白くさせて来た様に、 本シリーズも継続する事で独自の面白みが出てくるのかも。 個人的にはジル・バレンタインを主役とした作品に期待したい。 マイナスポイントは他にも有り、主役の男性二人の顔つきがどうにも間延びしている様に見える事 (その反動なのかレベッカ・チェンバースの描写は気合いが入りまくっている)と、 巻き込まれる一般人の死んでいく様が無意味にグロテスクな所。 バーの女性店員が銃撃を受け腕がちぎれ飛ぶ描写は、その後でNYCの住民をワクチンで救う事を考えると 可哀そう・やりすぎな印象を受けた。[インターネット(字幕)] 5点(2020-12-07 11:59:49)《改行有》

193.  私は決して泣かない 《ネタバレ》 何故、数多くラインナップされたTIFF上映作の中から本作を選んだのか? その理由は「たまたま都合の良い時間に上映開始となる作品だったから」。 鑑賞し終えた今では本作関係者の方に無礼を詫びたい位の気持ちでいる。 とにもかくにも、主人公を演じたお嬢さんが良い。 何と本作がスクリーンデビューらしいが、ジョディ・フォスターの若い頃を髣髴とさせる雰囲気や、 やり場の無い怒りと漠然とした不安を抱えた眼の光が、その演技も含めて良い。 (劇中で見せるワインを瓶でラッパ飲みのカッコいい事!) 物語の冒頭と終幕が「自動車の運転」と言う行為で繋がっている所も、車好きとしてはうれしい演出。 ハンドルを握りながら主人公が見せる涙は、それまでずっと怒りの感情を露わにしてきた事も有り情感に訴える素晴らしいシーンだった。 何の予備知識も持たずに映画を観て、それが本作の様な素晴らしい作品だと正に「発見の喜び」を感じる。 これも映画の醍醐味の一つ。 (2020/11/7 TIFFにて鑑賞)[映画館(字幕)] 10点(2020-11-25 17:00:20)《改行有》

194.  燃えよドラゴン 《ネタバレ》 タランティーノの「ワンハリ」を観て、ブルース・リー作品を観ておく必要有りと思った為に鑑賞。 恥ずかしながらブルース・リー作品をじっくり鑑賞するのは初めて。 まず、ラロ・シフリン作のテーマ曲が滅茶苦茶良い。 雑多な香港の街並みと併せてワクワクするオープニングだ。 トーナメント参加の為に世界中から名うての格闘家が集まる描写は本作が原点なのだろうか。 太る前のサモ・ハンを観られるのも面白い。 ブルース・リーは心の底から夭折が惜しまれる位にカッコいい。 TENETでもオマージュが捧げられていた名セリフ"Don't Think, Feel!"、この人が言うと説得力が半端無い。 後半の大勢で戦うシーンが何だかドリフのコントの様だったのと、ラスボスがどうしても強そうに見えず (交換式の鉤爪は可愛いし)、終盤若干のパワーダウン感は否めないが、当時の若者(タランティーノ含め)が熱狂するのも判る。 ブルース・リー作品は本作が頂点との話を聞くので、他作品を観るべきか否か迷っております。[インターネット(字幕)] 8点(2020-11-17 11:36:03)《改行有》

195.  ハードコア(2015) 《ネタバレ》 アイディア一発勝負の打ち上げ花火の様な作品。 この手の作品はいつか誰かが作るだろうと思っていたが、5年も前に作成されていたとは知らなかった。 R15指定と言う事も有り、グロ方面はかなり突き抜けているので見る人を選ぶ。 と言うか、この作品を好んで観る様な人は本作位の描写はまだ生温い位なのかも。 残念なのはどうせ突き抜けるならばR18指定にしてエロ方面をもっと頑張ってほしかった。 シャルート・コプリーが終始楽しそうに演じているのが印象的。[インターネット(字幕)] 5点(2020-11-17 11:19:17)《改行有》

196.  君は永遠にそいつらより若い 《ネタバレ》 2回目 2021/11/13 シネプレックス幸手にて鑑賞 待望の劇場公開にて1年振りの鑑賞成る。 沈静化の兆候あるも、未だ予断を許さないコロナ禍と言う中で単館上映に近い形では有っても本作を 正規の劇場公開に持って行くのは大変な努力が有っての事と推測する。  改めて、制作陣・関係者の皆様の尽力に感謝申し上げる次第。 やはり名作である。 特に2回目の鑑賞だった事も有り、物語序盤の登場人物の言動や描写の殆どが終盤に向けての隠喩だった事に気付く。 しっかりと練られた緻密な脚本は見事だ。 そして、本作のファンに取っては望外のサプライズと言えるオフィシャルプログラムブックの販売。 かなり高価な部類だが、制作陣・俳優陣の本作に向ける思いが濃密に凝縮された力作であり、むしろ安価と思える程の物。 (採算が合うのか心配してしまう程) 本作に関する刊行物は今回の劇場公開まで皆無と言って良く、原作を読むかwebを観る位しか無かったので本当に嬉しい。 本作の劇場公開はこれからも小規模に全国を巡ると聞いている。 映画館でじっくりと観るべき作品である。機会が合えば是非劇場に足をお運び頂きたい。   ----------------------------------------- 1回目 2020/11/1 東京国際映画祭のワールドプレミアにて鑑賞 「女優の奈緒が出演しているから」。 鑑賞のきっかけは至って単純なものだった。 「事故物件」で彼女の存在を知り、 「みをつくし料理帖」でその印象は決定的になった。 その演技を目当てに劇場に足を運びたくなる女優さんに出会ったのは久しぶりな気がする。 たとえるなら、「プライド」で満島ひかりを初めて知った時の感覚に近い。 鑑賞に際し予備知識は皆無、勿論原作は未読の状態で臨んだ本作は、 今世の中でそれぞれ悩み苦しんでいる普通の人達に優しく寄り添う様な、 お仕着せでは無いさりげない慈しみに満ちた作品だった。 私は映画評価の基準として、物語に起伏を与えるには余りにも安直だからと言う理由で 主要な登場人物がオートバイで事故に遭う・レイプされる作品には敢えて高評価を付けない様にしている。 それでも、私は本作に満点を献上したい。 主演の佐久間由衣は朴訥な演技ながら、繊細な心を隠した主人公:ホリガイのキャラクターを上手く演じていたと思う。 共演の奈緒も期待に違わぬ演技を見せてくれた。 また、この2人を取り囲む他の出演陣も皆印象的な良い演技をしている。 特筆すべきは物語が終盤に差し掛かる際のキスシーン。 私の映画鑑賞歴の中でTOP3であった「お嬢さん」「タイタニック」「エドTV」以上に、 本作のキスシーンはそれまでに綴られた物語が昇華していくかの様に感情が揺さぶられる、 優しく・儚く・美しいものだった。 このシーンがあるからこそ、その後に展開されるシーンとそこでホリガイが取る行動に説得力が増したと思う。 このキスシーンには100点の意味が有るのではなかろうか。 素晴らしい作品を有難うございました。 蛇足 来年の劇場公開まで本作を脳内反芻する為、原作本を購入した次第です。[映画館(邦画)] 10点(2020-11-08 22:19:35)《改行有》

197.  みをつくし料理帖 これぞ邦画、邦画ここに有り。 この様な慈愛に満ちた良い映画の監督が角川春樹と言うのが予想外の驚き。 聞けば本作が最後の監督作品らしい。 良くも悪くも色々な作品を世に残した功績は讃えて良いと思う。 本作鑑賞のきっかけは、「事故物件」で知った女優の奈緒が出演していたからだが、 それ以上に、角川監督の有終の美に彩りを添える為に参集したであろう俳優陣の 演技を堪能出来たので満足度は高い。 藤井隆の頑張り、佇まいが只者では無い中村獅童、そして、要所で映画を引き締める窪塚洋介。 角川映画のヒロイン達も作品に花を添え、そして主演の松本穂香も可愛いだけでは無い、 陰陽のメリハリが付いた良い演技をしている。 観て良かった。[映画館(邦画)] 8点(2020-10-25 16:46:17)(良:1票) 《改行有》

198.  異端の鳥 《ネタバレ》 【前置き】 重く・苦しい映画ながら、鑑賞しながら頭の中に何故か本作の副題が浮かんできた。 「世界チョイ住み!(かなり悲惨な状況付き)」・・・某国営放送の番組から拝借 「名も無き少年 ~一期一会じゃなきゃやってらんない~」・・・某有名な映画から拝借 とか・・・ 冒頭からふざけてしまい、すみません。   【本題】 本作鑑賞のきっかけは、滅多に5点満点を出さない日経紙金曜夕刊の文化欄で本作が満点評価されていたから。 また、全編がモノクロで陰影に富んだ自然の描写が荘厳で素晴らしいとの評もあった為。 金曜朝9時、私も含めて観客は5人と言う環境で鑑賞した次第。 凄まじい映画だった。 私は開始数分で、本作がモノクロで有る事に感謝した。 カラーだったらとてもではないが正視に堪えない場面の連打。 物語の構成は、ナチスドイツの迫害から逃れるべく両親と離れ叔母の下に疎開してきた主人公の少年(役名は無い)の 様々な体験を短編形式で綴っている。 心温まるエピソードはほぼ無く、人間の持つ業や悪しき部分を寓話の形を借りて極めて冷めた視点で描いている。 主人公の少年の描き方が興味深い。 物語当初は、酷い方法で殺されたペットの小動物の亡骸を泣きながら埋葬してあげる優しい面を持っていたのに、 エピソードが進むに従いどんどん無表情になり言葉を発しなくなり、しまいには自らの手で人を殺めてしまうまでになる。 小鳥屋の老人の最期に少年が取った行動の意味。 若い女性に対し抱いた思春期らしい思いと、嫉妬から取った過激な行動の意味。 色々と考えさせられた。 観ている私も少年の体験に併せて各エピソードで綴られる描写に耐性が付いてしまうのか、酷い事の数々が描かれているにも関わらず、 終盤はいたって冷静にスクリーンを見つめている自分に驚いてしまった。 人間と言う物はこの私も含めてつくづく罪な存在だと思いつつ、何故かこの手の作品にありがちな鑑賞後に重たい思いを引き摺る事も無く 私は家路に付いた次第。 【終わりに】 本作にとっての一服の清涼剤とも言える3人に付いて書いておかなければならない。 ハーベイ・カイテル、ステラン・スカルスガルド、そしてバリー・ペッパーの登場は予期していなかっただけに驚いた。 そしてその役回りも心に残るものだった。 それにしても、バリー・ペッパーに狙撃銃を持たせるとは制作陣の皆さん判っていらっしゃる。このシーンは思わずニヤリとしてしまった。[映画館(字幕)] 9点(2020-10-19 11:55:49)《改行有》

199.  TENET テネット 《ネタバレ》 やっと幻のMaking本「The Seacrets of TENET」日本語版を入手! 当初は日本語版が何故か限定販売で転売屋のせいで定価の倍近い価格だったので通販でシンガポールから英語版を入手、 3か月してやっと日本語版を入手(おい販売会社、再販するならアナウンスしろ!怒)。 これで考察が進む! 劇場鑑賞複数回、BD購入、メイキング本を二冊も購入、再上映されれば観る気満々。 英語の勉強までさせちゃうノーラン、やっぱり凄いぞこの人は。 はい、私は「ノーランの思う壺状態」でございます。 【∞ 週目:2021/3/30投稿 Blueray】 凄い! 家庭用TVで観ると全く面白くないぞ!! それでも大好きな作品で有る事に変わりは無いが。 池袋シネマサンシャイン様、本作の定期的なIMAXレーザーGT上映、是非ともご検討ください。 クーポン券販売して頂ければ、私買います。 【4周目 : 2020/11:14投稿 4DX】 いや〜、カーチェイスのシークエンスは未だに判らない! またもやスマホ野郎出現、本当に、いやマジで、スマホ見るなら家で観ろ。 【3周目 : 2020/10/25投稿 IMAXレーザー】 まさか三週連続で観るとは思っていなかった。 自分で立てた仮説を検証するのがとにかく楽しい、 でもそれ以上に新たな疑問や謎が出てくる。 いやはや、奥が深い作品だ。 【2周目:2020/10/19投稿 DOLBY ATMOS】 リピーターが多数生まれるのも納得だ。 1周目で自分なりの仮設を立て(私は自作の年表まで作成してしまった汗)、その検証をしに行く。 「我が意を得たり!」と思えたり、新たな謎が生じたり、これが何とも楽しい。 近々に年表改訂版を作成し、3周目を楽しもうと思ってます。 蛇足 話題作故の止むを得ない事なのかも知れないが、話に付いて行けなくなったであろう人が何と上映中にスマホを見るという事態発生。 「なんだこりゃ!?!」と思う気持ちは判るけど、最低限のマナーは守ろう。スマホ見たいなら家でどうぞ。 【1周目:2020/10/12投稿 IMAXレーザーGT】 私の様な凡庸な一市民には一回では理解不能。 とにかく展開がスピーディなので頭の中で「ん?今のはどういう事?」と反芻する間も無く場面は変わり、 それに加えて前半~中盤は新しい人物がどんどん出てくる。 なので私は途中から理解しようとする無駄な努力を止め、場面一つ一つを楽しむ事にした次第。 一回目の鑑賞を終えた時点での素直な感想だが、まずは本作が「プレステージ」の様な納得の行かないオチで済ませる作品では無かった事に安心している。 既に巷では「理解不能」「二回以上観なければ理解できない」等の評判で盛り上がっているが、私は本作には所謂「正解」は無いのかと思っている。 状況が許す人は二回・三回と本作を観て、自分なりの解釈をしながら楽しんで納得する。 出来ればそれを伴侶や恋人、友達や家族とワイワイ喋りながらするのが楽しいのでは無いか。 まさかクリストファー・ノーランは本作がコロナ禍渦巻く世界情勢下で公開されるとは微塵も考えていなかったと思うが、 結果として映画と言う娯楽を普段とは少し違った目線で見直す良い作品だと思った。 とにかく、 いずれにしても、 今ハッキリしているのは、『絶対にもう一回観る!』と言う事。 以下、蛇足ながら幾つか。 ・東京池袋のシネマサンシャインにて鑑賞。IMAXレーザーGTの威力は想像を絶する程。可能な人はIMAX上映の最上級で本作を堪能して欲しい。 ・ヒロインを演じたエリザベス・デビッキ、身長190cmの恵まれ過ぎたプロポーションは正に人間離れしていて青いボディペインティングをすれば そのままナヴィになれる位。最初に登場した時はCGかと思いました。はい。 ・劇中に幾度となく「順行」と「逆行」の人達が入り乱れるシーンが有る、特に逆行の人達の動き方は一昔前のTVで観たドリフのコントになってしまいそうで 何だか笑えた。幾つかのシーンはスケジュールの関係なのか、エキストラの人達が後ろ向きに走ったり繰り出したパンチを逆に演じている様に見えて 面白かった。他にも幾つか発見が有りそうだ。[映画館(字幕)] 7点(2020-10-12 17:02:40)(良:1票) 《改行有》

200.  事故物件 恐い間取り 《ネタバレ》 皆さん同じ事を考えながら本作を鑑賞された様で、 他レビュアー諸氏の文章を読んで思わずニヤリとしてしまいました。 少し趣向を変えて以下の様にレビューしてみます。 ・前半の主人公が事故物件に住まわざるを得なくなる迄の描写、 売れない若手芸人の悲哀と併せて上手く綴れていた +5点 ・物件3迄の怖がらせ方、特に2人同時に車に轢かれる描写は中々怖かった +3点 ・物件4、主役男女2人が死んでしまうラストだったなら、 広げた風呂敷を全く畳まない、後味は最悪だけど大胆な興味深い作品になっていた筈 +5点 ・同じく物件4、何ですかあの軽〜いラストバトルは? 他に収拾のさせ方が無かったのかも知れないけれど、 あの様な洋画チックな終わらせ方はないでしょう。軽すぎる −100点 ・その後の主役男女2人を安易に幸せにさせなかった幕引き、 中田秀夫らしさはこの位か +50点 ・嬉しい発見、ヒロインを演じた女優の奈緒さん(何故か名字無し)。 私は例えるならタチアナ・マズラニーの様な、絶世の美女では無いああいったタイプに弱い様です +42点 と言う事で+5点、以上![映画館(邦画)] 5点(2020-10-10 09:02:20)《改行有》

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