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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
181. バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 米軍万歳!の映画だった。最後退役艦でいくとかなんかは感動押し売りのような感じで。ま、感動したけど。前半の軽いロマンス話ってちょっと古臭い米映画のような感じで現代では不要かなあ。エイリアンの最新兵器に対して人類が応戦勝利にはかなり無理があるな。また、エイリアンは基本先制攻撃がないようなフリとか単純な殺戮はしないとこなんかのフリはなんか置いてけぼりで食い足りなかった。コントラストのはっきりした青い空青い海の映像はすがすがしい感じがあった。 ま、基本ドンパチの画を楽しむ作品かな。最後のエンドロールあとにくっ付けたエピソードは何故に?バトルシップ2でもつくるフリなのか。それともユーモア入れたアメリカンジョークなのか、日本的に言えば「なんでやねん」ってつっこんでくださいっていう。[DVD(字幕)] 5点(2013-01-23 16:50:34) 182. テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》 原作の大ファン。普通は原作があるとそれを映画の尺にどう凝縮するかが難しいものだけど、この作は逆に原作のエピソードを間延びさせて薄めさせる結果になってる。原作自体がギャグ作品であって、ぶっとい人間ドラマが薄いために作品化が難しいのも解かるが。作品観てて、テイストがのだめカンタービレと酷似しているなあと思ったら、やはり監督が同一人物であった。のだめの演出や作風はその原作の味を活かして素晴らしかったとは思うけど、だからと言ってそれをそのままテルマエに持ってきたのは非常に残念だった。もっとシュールな感じの方が良かった気が。キャスティングでルシウスに阿部寛は素晴らしい。結婚できない男桑野さんドラゴン桜桜木なんかで演じた理屈ぽい偏屈さは随一の味だし、容貌まで備わっているから奇跡に近い。まさにルシウス。演出脚本みるとフジテレビがやっつけで仕上げた感が強いけど、ロケーションやセットではかなり頑張っている。ゆえにそれを残して別の制作で入魂で制作してみて、テルマエが海外でどう評価されるかを原作の根底にある日本論を問うと言う意味でも試したかったところ。自分が原作ファンだけに残念なところが多い作ではあるけど、でも、娯楽作としては楽しめたんで良かったとは思いますよ。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2012-12-02 12:02:15) 183. GANTZ 原作未読。とりあえず興味深く観ることができた。こういう突飛な発想は日本のMANGAならではで素晴らしいということになるだろう。興味を後編に繋ぐという意味では十分成功してる。[地上波(邦画)] 5点(2012-08-25 17:28:53) 184. リミットレス 薬物中毒の映画かあ。脳の未知の部分の覚醒とはいっても、この映画で表現されている可能性の拡大の事例は少し納得がいかない部分も多くて。もうちょっと深みがあればSFとしても面白さがでたかもしれないが。演出も少し、監督が狙いすぎている部分が多くて客側はひいてしまうんじゃないかな。デニーロの演技は申し分なかっただけに、残念な作品。[DVD(吹替)] 5点(2012-05-20 12:17:39) 185. サンクタム 映像の良さとかはあったんだけど、如何せん同じような洞窟の風景が続くだけに単調だったかな。冒頭のジャングルの映像の綺麗さでとっても期待したんだけどしかたないかな。ストーリーもどこかで見たような典型でエンターテイメント性はちょっと薄い。キャメロンということでなんとなくアビスも連想してしまった。好きなんだろうなあ。水物が。自然相手になると人の命が軽いことをまざまざと表現。主人公(父親)の行動はその自然の厳しさを相手にしていることをためらいもなくきっぱりと表現している。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2012-01-28 15:12:28)(良:1票) 186. アジャストメント 《ネタバレ》 惜しい!彼たちの過去にどんな深いつながりがあったのだろうか?なぜ執拗に彼たちのつながりに介入しようとするのか?いろんな興味を引っ張っておいて、そこを明らかにすることなくあっさりエンディング。ラスト5分前まですごくワクワクしてたのに。主役マットデイモンはもちろん、ヒロイン役も十分な存在感で楽しませてくれただけに、これで終わり?と失望感が大きかった。もったいない。オチさえ練れば8点作になれそうだったんだけど。設定自体は有りがちとはいえ面白かったと思うんだけどなあ。演出含めて、これって、SFというよりラブストーリーものだよなあ。中途半端さもあるな。[DVD(字幕)] 5点(2011-12-12 13:31:53) 187. プレデターズ(2010) 出ました!プレデター!!20年以上前の初見時は衝撃なエグさの、シュワちゃんにもなんて醜いんだと言われた風貌が、今や愛らしいキャラクターになってきました。見慣れて来るもんなんですね。今回のビッグプレデターはその意匠をちょっと悪くいじっただけ、いわゆる仮面ライダー何某の類なんで魅力無し。オリジナル意匠に勝るものなし。ストーリー的には狩りをテーマに、猟犬のくだりなどは興味深いけど、そんなにコクも無し。元作品のところを少しオマージュしてるとこは往年のファンには嬉しいけど、出来的には、遠く及ばないなあ。気楽な感じで昔を懐かしむ感じで。 日本刀の神秘性は日本人には必見。東洋なんだろうなあ。欧米にとっては。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-15 10:38:09) 188. トロン:レガシー 映像がすごかった。製作者ならではの美意識も理解できる。ただ、その美意識を表現するのを優先して、その表現のためだけに建物や衣装などの意匠が後で決められる、そう見えるのはどうか。逆じゃないか。所詮は、CGなんだし。ストーリー的には平凡、難解、ほめられたものではない。意欲作ではあるけど、映画ってやっぱりストーリーで心動かしてくれないとね。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-10-09 07:40:56)(良:1票) 189. ソウ ザ・ファイナル 3D 《ネタバレ》 もはやゲームの意義がなくなって、ただの残酷な殺人描写グロ描写のためになってる。ゴードン先生ネタはあらかさまな伏線が張ってあったんで、ネタにさえならず。自分にあるソウに対する決着つけたくて観賞したけど、改めて観ることもなかったかな。今となって思い返すとジグソウ自体には思想もあって、映画史に残る良いキャラクターだったけど、あとの人たちはグダグダ感は禁じ得ない。 傑作の1が存在して、あとはもはやアナザーストーリー。面白そうなネタ回をお好みに観賞を。2,3だけで十分とは思うけど。このシリーズ90分でまとめてくれているのは、制作者の身の程わきまえた態度。[DVD(吹替)] 5点(2011-05-14 12:44:28) 190. グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 自分で期待値を高めてしまったため、少し肩すかし。戦争物というよりはイラクを舞台にした陰謀物のサスペンス。まんまボーンにストーリーイメージが似ている。 ならもう少しエンターテイメントにふっても良かった気がする。[DVD(吹替)] 5点(2011-05-02 18:28:22) 191. 魔法使いの弟子 中学生あたりの少年少女を対象にした作り。なんか観ててトランスフォーマー思い起こしちゃった。とりあえず楽しんでは観れるけどかなり浅い。魔法の使い方もなんか種類からして典型だし。魔法題材なのにそれでもまたまたカーチェイスかと。正真正銘5点作。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-03-12 20:19:30) 192. ザ・ウォーカー デンゼルゲイリー2大スターの競演なんでその存在感でなんとか持ちこたえたけど、やっぱり少し退屈な展開だった。マッドマックス的な世界観やそのダークな映像は少しハードだったなあ。デンゼルが強すぎて不死身なんで、すこしその設定に疑問。[DVD(吹替)] 5点(2011-01-30 22:09:36) 193. 麻雀放浪記2020 これが白石和彌が撮りたかった麻雀放浪記だったのか?これが斎藤工が演じたかった坊や哲だったのか?これがベッキーが乾坤一擲復権をかけたママだったのか?これが阿佐田哲也が映像化して欲しかった麻雀放浪記だったのか。僕自身も名作和田誠麻雀放浪記の呪縛にとらわれていた気もする。でも真田広之が「シマウマじゃなくていいのか?」なんて言う画は浮かばないから、斎藤工の持ち味だったんだろう。どこかでボタンをはき違えたまま皆が変だと思いながらも製作が進んでいった気もする。でもこれはこれでありか?[インターネット(邦画)] 4点(2019-08-14 09:42:39) 194. ライフ(2017) 《ネタバレ》 劣化版エイリアン。普通なら緊張感あってドキドキしてしまうプロットなのに、どうにもリラックスして鑑賞できてしまう。普通お気楽に培養なんかせんだろうという思いで非常に入り込みにくくなった。最後の結末もB級感漂う締め方にサプライズよりも苦笑い的なものを残してしまった。キャストに惹かれての鑑賞だったが、実は我らが真田先生を起用するからには、最後の決着は真田プラス刀でエイリアンを一刀両断するのではと薄い期待もあったのだが不発。[インターネット(字幕)] 4点(2019-08-12 17:56:31) 195. 相棒 -劇場版Ⅱ- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜 テイストが一昔前で古いと思うんだよね。映画化されると設定舞台も予算もキャスティングもでかくなるのに、クォリティーや繊細さ追いついていかなくなってしまってる。大味なんだよね。日本の人気ドラマの映画化の悪い面がでてる。[地上波(邦画)] 4点(2018-03-18 07:05:07) 196. サボタージュ(2014) 《ネタバレ》 シュワちゃんということで見たけど、やっぱり若い時の方が魅力あるなあ。大ネタは予想可能だったけど、イカレ女の行動とかはちょっと不明だったな。あんまり良い作品とは思えなかった。[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-10-28 16:39:54) 197. キングコング: 髑髏島の巨神 キングコングとジュラシックパークを混ぜ合わせた感じ。演出がちょっと過剰でくさいとこもあるんでB級臭がする。この手の作品にサミュエルLジャクソン起用してるいるので、いきなりの本格観がでるんだけど、そのサミュエル自身がいっちゃっる人演出なんで、違和感。どっちかいうと環境破壊への警鐘もあったような気がする。青少年向けにしたお手軽現代版キングコング。視聴後、ロケーション説明のおまけ映像観たけど、これは良かった。実はがっつりCG処理だと思っていた。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-10-16 16:24:53) 198. スーサイド・スクワッド こればっかりは文化の違いがあるので、面白かったとは言えない現実。日本人のルパン三世とかの実写化と同じでコミックの方に思い入れを持っていなければ何のことやらになっても仕方ない。だからキャラクターとか背景も曖昧でしかつかめず、魔女とか米好みの題材もきつい。映像はとても頑張っているし、特にウィルスミスは安定の演技、ハーレクインジョーカー魔女役は良い演技&意匠とは思った。特にハーレイクイン、はみ尻もたまらん。もう少し脚本が分かり易くて面白かったらなあと思った、残念な作品。[ブルーレイ(吹替)] 4点(2017-04-04 14:14:48) 199. ラスト・リベンジ 《ネタバレ》 シュールな作品だった。CIAでの経歴の中での自分の心の傷に決着をつけたいという設定は理解できるのだけど、それに認知症を絡ませるシュールさ。やっぱり決着はフワッとしたオチになってるし。ぼくはニコラスケイジは作品を選ばないという先入観が持ってて観賞前懸念はあったけどその懸念が図らずも当たった感じ。それと大好きなニコラスケイジも老いの域のキャラクターのカテゴリーに入れられてきてるのかなあと寂しさも感じた。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2016-01-13 10:36:32) 200. ジュピター 《ネタバレ》 映像はもうあまりに素晴らしいし、人間が資源だという設定も良し。でも、他はなんか見たことあるような設定、キャラクター。オリジナリティにも乏しいし、ジュピターの行動ががあまりに痛過ぎてイライラしぱなし。あまりに簡単に状況を受け入れたり騙されたり葛藤感も表現されてないし。人間もどきに人間が資源だと言われてもなあ。映像や設定で俺たちってオタクだろぽさをアピールと力んでいるのは解るんだけど、でも製作者の考えるオタク的なモノを表層をなぞっているだけで、俺の世界観を見れくれ!というディープな気概を感じないんだよね。ドモホルンリンクルぽいのを作るには、あまりに大規模過ぎて、しかも未来感のない旧世代風の工場の絵も製作者の独りよがりを感じてしまいました。世界観や脚本は全く評価できません。本作品はぼくは好みではありませんでした。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-11-30 17:19:19)
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