みんなのシネマレビュー
田吾作さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 270
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 歳をとるごとに趣味と呼べるものがだんだん少なくなり、今では多忙ななか映画を鑑賞することがひとときの楽しみとなっています。
無数の作品の中から良作を探し出すツールとして、本サイトのお世話になっています。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314
投稿日付順1234567891011121314
変更日付順1234567891011121314

201.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 私自身ルワンダの内戦についてほとんど知らず、当時「怖いね」とすら言っていない平和ボケの人間だ。本作は民族の内紛から始まる大虐殺から逃れようとする人々、そして助けようとする人々を描いているが、残虐な殺戮シーンは控えめにしつつ、その悲劇性や緊迫感は十分に伝わってくる佳作。主人公が四つ星ホテルの支配人であったがゆえに、絶望的な内戦の渦中にあって家族を守ることができ、多くのツチ族を救い、脱出するまで経過が「劇」になりえたといえる。事実が元とはいえ、その題材性は秀逸。それにしても。作品内にあったようにその民族の「違い」は元からあるものではなく、「よその国」の人間が作った違いとするならば、怒りを通りこえ悲しすぎる。違いは恐れを生む。「恐れは怒りに、怒りは憎しみに、憎しみは苦痛につながる」とのヨーダの名言を思い出す。それが人間の本性なのだろうか。この作品が世界に知らしめた事実はあまりに重い。話はそれるが、我が国では8割の国民が死刑制度存続を支持している。「目には目を、歯には歯を」が普遍の正義であれば、この悲劇に終わりはあるのだろうかと、暗い気分になった。鑑賞後、自分と生まれた場所が少し違っただけの100万人の人々が、昨日までの隣人から殺されてしまった事実を考えると、面白かったなどとは毛筋ほども思えなかったし、そのこと知った人間の使命について考えさせられた。[DVD(字幕)] 9点(2010-08-05 17:10:56)

202.  イキガミ 《ネタバレ》 原作は未読。この作品は一に二も「逝き紙」というアイデアに尽きる。いわゆる風刺作品として見れば、設定のリアリティはあまり問題ではない。この映画を見た人が、「もしこんな社会になったら…」「もし自分に、あるいは大切な人に逝き紙が届いたら…」と想像力を働かせる手助けになれば、ほぼ目的は達せられているからだ。国家から死を宣告された人々やその周囲が「本当に大切なこと」を思い出していく過程は不自然ではなかった。むしろ、死というものは死にゆく本人と、残される周囲との関係性の精算という点にその本質があるのかもしれない。 それにしても、不在配達の連絡で「はい国繁サービスセンターです」との返答には思わず笑ってしまった。こんな茶番の様な作品を作る必要がない世の中にしたいものだ。[DVD(邦画)] 7点(2010-08-05 16:17:48)《改行有》

203.  ソウ6 《ネタバレ》 ストーリー的には、前作からの伏線が回収されている点が多く、これまでの様な消化不良な印象は薄いかわりに、前作までの内容をきちんと覚えていないと伏線回収の面白さも半減するのがツライ。シチュエーションホラーというジャンルを確立した本シリーズだが、そういう観点では冒頭のゲームが印象に残る。このシリーズの見せ場である、自らの生死をゲームを通じて自分でチョイスするわけだが、もし自分だったらどういう行動をとるだろう、というイマジネーションをかき立てられる。それにしても、あまり悪くない人まで簡単に処刑されてしまっている点で、ホフマンの仕業だからにしても減点対象だ。[DVD(字幕)] 6点(2010-08-02 10:01:33)(良:1票)

204.  サロゲート 《ネタバレ》 結構な出来だ。何がかというと、サロゲート(ロボット)の表現が自然で、いかにもありそうな画のつくりは、このようなSF映画にとって生命線である。私はこのような近未来SFの場合、本当にありえるか、というリアリティよりも、もし○○だったら…という仮説を映像化して娯楽として提供する点を評価したいと思う。したがって、本作の画としてのリアリティは俳優の演技も含め及第点だ。それにしても、街を歩く女サロゲートが皆ボインなところとか、皺がないところなど、現代女性の欲求を端的に示していてまんざらSFでもないなと笑ってしまった。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-02 09:37:04)(良:1票)

205.  REC/レック2 《ネタバレ》 前作が怖かったので、怖い物見たさで鑑賞。またあの閉鎖空間に連れ戻された恐怖感はあったものの、お約束のミッション最優先で情報を秘匿し続ける典型的なキャラと弱っちく取り乱す警備隊のおかげで面白さは前回からかなりトーンダウンしている。途中から乱入するバカガキどもも見ていて腹が立ってくる。その上、最後、彼らを回収していないで終わってしまう中途半端さ。まあ、キリスト教文化の国では意味がある内容なんでしょうが、日本ではあのエクソシスト的展開はイマイチピンときませんね。[DVD(字幕)] 5点(2010-08-02 09:21:00)(良:1票)

206.  踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! 《ネタバレ》 場内、非常に和やかな雰囲気の中で鑑賞。コメディタッチは部分は健在で高評価。サラリーマン刑事の喜怒哀楽という路線は踏襲しつつ、おなじみの連中の「その後」が見られるのは前作からのファンには嬉しいけれど、本来人事異動の激しい警察組織を舞台に、同じキャラクターを登場させ続けるのは、無理になってきた感がある。その上で感じた点①今回は「現場に血が流れ」ない分、カタルシスも抑え気味だった。事件や主犯者などは、今の湾岸エリアを象徴するような全く新しい構図に挑戦してほしかった。おそらく第1作からのファンを意識したのだろうが、ファンが本当に見たいものは、今から未来へと向かう「踊る~」ではなかったか。②和久さんの甥なる人物を登場させているが、不必要だったように思う。どうも必要以上に和久さんの亡霊に囚われすぎている感があった。和久さんが残した手帳だけでも(かえってその方が)十分に伝わるのに。③結論としては、本作は第3作を製作する前振りのテレビ特番としての位置づけの方がしっくりくる内容だ。[映画館(邦画)] 6点(2010-07-22 11:17:50)

207.  大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 《ネタバレ》 子どもと一緒に鑑賞。世代を超えて親子で楽しめる映画があるということはいいことだ。本作の舞台はウルトラの星を中心とした宇宙であり、地球は一切出てこない。そのためか、ほぼ全ての背景はCG処理されており、評価が分かれるところ。ウルトラの星もかつてイメージ化されたことがあったが、今回はこれが決定版というところか。ハヤタやダンの変身シーンや、ウルトラ兄弟の声もかつての役者がきちんと対応しているところは往年からのファンとしては嬉しいところだ。セブンの息子「ゼロ」の登場や、ウルトラ一族のワル「ベリアル」など、新キャラも練り込まれている。後半、キングはなぜ出てこないんだろうと思いながら観ていた。[DVD(邦画)] 5点(2010-07-21 12:16:55)

208.  南極料理人 《ネタバレ》 ほんわかした映画ながら、結構大事なテーマを持っている作品。若干語弊はあるが、この映画を見ると、「人に美味いものを食わせる」人が、一番偉い人!と思えてしまう。南極基地というシチュエーションは、それを表現するにはうってつけな舞台だろう。「私の体はラーメンで出来ているんだ!」は、名言!本作を映画館で鑑賞した人々の大半は、鑑賞後、何か美味しいものを食べに行っただろうことは想像に難くない。[DVD(邦画)] 7点(2010-07-20 14:37:48)(良:1票)

209.  アイアンマン 普通に面白い。背景にも飛躍したところがないし(その分アイアンマンという飛躍は許せる)、主人公が俗な人間から、自身の使命に目覚めるというくだりも、抵抗なく受け入れられる。全てを手に入れた人間でも、自分のために涙を流してくれる人の愛を求めてしまうというところもいい。さらにはアイアンマンのメカニカルな描写は、世の男の子なら大抵シビれるだろう。スーパーマンにはなれなくとも、アイアンマンには誰しもなれる可能性がある。それにしても、あのマリブの豪邸のような、超IT住宅に住んでみたいものだ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-07-20 14:09:13)(良:1票)

210.  カールじいさんの空飛ぶ家 ブルーレイで鑑賞。ピクサーアニメの繊細な質感をことさら味わうことができた。本作はストーリーというよりも、ディズニー映画らしい楽しい雰囲気や、美しい画を楽しむ映画と割り切れば、結構楽しめるのではないか。一緒に観た子ども達も楽しんでいたようだし。あとディズニーランドの新しいアトラクションの題材としては面白いんじゃないでしょうか。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2010-07-01 14:41:36)

211.  ナイト ミュージアム2 前作がヒットしたので、続編を作ってみようか~。設定は前と同じ美術館なら広がりがないから、そうだな~、スミソニアン美術館なら面白いんじゃない??登場人物は~こんなのいたら楽しいよね~、ストーリー?ストーリーはこんなんでいいんじゃない??ってなノリでできた映画。暇つぶしとしては良いのではないでしょうか??[DVD(字幕)] 5点(2010-06-14 12:18:24)

212.  2012(2009) 《ネタバレ》 終末ものが好きなので予告編で期待が高まり劇場とブルーレイで2回鑑賞。CGを多用してのリアルな災害描写はこの監督らしくスケール感もあり、見応えはあったものの、極限時における人間ドラマという点では底が浅く、感動のレベルまでは達していない。 唯一感動したのは典型的な金持ちとして描かれていた身勝手なロシア人富豪が、自分の子どもを船に放り投げて自ら落下していったシーンぐらいか。本当の意味で身勝手だったのは主人公の家族の方だったかも…。この作品は映画というより、テーマパークのアトラクションの原作としては申し分ないと思う。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2010-06-07 11:33:37)《改行有》

213.  ザ・ローリング・ストーンズ/シャイン・ア・ライト 《ネタバレ》 もはや伝説となりつつあるスーパージジイロックバンドのコンサート映画であるが、日本で行われたドームツアーとは趣が異なる、中規模ホールでの臨場感あふれる映像が楽しめる。ギリギリまで決まらないセットリストのためスコセッシ監督の焦りが最高潮に達した瞬間、OPナンバー「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」が最高に格好良くキマる。なんてクールなジジイ達なんだろう…。あとは、伝説のジジイハンドのギグに酔いしれるのみ。映画館で観たらもっと浸れただろうと少し後悔。ステージの真ん前でいい感じでノっているブロンド達が、より雰囲気を盛り上げている。日本ならセキュリティー問題でNGだろうな。恐らく数十台のカメラを駆使して撮影していると思うが、画角内への機材およびオペレーターの写り込みは最小限に抑えられている手腕は評価したい。それにしてもキースのギタープレイは年々自由奔放(てゆうかいい加減)になって笑ってしまった。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-05-25 17:12:38)

214.  第9地区 《ネタバレ》 いわゆるエイリアンものとしては、これまでにない異色な展開を見せており、映画通にも見応えのある作品となっている。全編手持ちカメラ風のドキュメンタリータッチとなっており、画面のブレが気になる一方、いかにも眼前で事実が進行している錯覚をもって鑑賞させることに成功している。場所がヨハネスブルクということや、巨大宇宙船で来たわりには、文明化されていない感じの「エビ」を「しょうがなく」居住させる政府。そしてその居住区が長期間の間になんと「スラム化」してしまうことや、別な居住区に移転を求めるためサインをもらおうとする係員、そして「エビ」の人権?を守ろうと騒ぐ団体の描写など、「ありそう」で「なさそう」な展開に思わず笑ってしまう。 主人公が「感染」して以降は、展開がご都合種主義なところも散見されるが、結構楽しめた。ラストまでの展開が読みにくいという点も好印象。 あまり本筋に関係ないが「エビ」の造形や声は、スターウォーズEP2に出てくる昆虫型クリーチャーのそれにそっくりなのが気になった。[映画館(字幕)] 7点(2010-04-17 12:00:32)《改行有》

215.  アバター(2009) 《ネタバレ》 地域の事情により不本意ながら2D鑑賞でのレビュー。それでも、さすがはキャメロン、映画の限界をまた広げたなという印象だった。プロット自体は他のレビュアーがご指摘の通り、新鮮味を感じるものではないが、本作の面目躍如は、ファンタジーながら、リアルに見せることに徹し抜いたことに尽きる。ひとつは、見事なる独自の世界観を相当なエネルギーを注いで手抜きなく構築した点。もうひとつは、それを実写(正確には実写とCGの高次元融合)で活写した、という点だ。アニメであれば(「もののけ姫」にしろ何にしろ)比較的自由に描ける世界も、(CGの違和感を最小限に)実写化するのは相当に困難な作業である。例えばもしナヴィが人間と同じ大きさで、全身青く塗っただけの特殊メイクで撮影されたとしたら、それこそありきたりのSF映画にとどまっただろう。ただ、陳腐なプロットとはいえ、環境破壊に対する警告や、生命の繋がりの大切さといった価値観も含まれており、この作品が現代社会に投げかけるメッセージはそれなりに重い。いろいろ書いたが、3Dでも観てみたかった(泣)[映画館(吹替)] 9点(2010-01-13 00:34:25)(良:1票)

216.  マイケル・ジャクソン/THIS IS IT 《ネタバレ》 期間限定に弱い小市民として鑑賞。冒頭、マイケルへの思いを語るダンサー候補?達の感極まる表情は、改めてマイケル・ジャクソンこそ現代最高峰のスーパースターだということを思い起こすに十分なオープニングだった。本作はリハーサルとステージ映像を中心に構成した映画であるため、共演者やスタッフとマイケルの信頼関係や、マイケルの愛情あふれる接し方などを垣間見ることができた。リハーサルとはいえ、歌や演奏、ダンスに手抜きはなく、十分見応えがある。50を過ぎたとは思えぬマイケルの健在ぶりには理屈抜きで感動する。現代最高峰のエンターティナーで今はもう伝説となったマイケルが10年ぶりにどんなステージを観客にみせようと考えていたか、それを知るだけでも観る価値は十分にある作品だ。[映画館(字幕)] 8点(2009-11-07 18:36:19)

217.  それでもボクはやってない ガリレオ・ガリレイの宗教裁判での有名な言葉「それでも地球は回っている」からタイトルが引用されていると思われるが、昔からある「裁判」という制度も、ひとつの問題に対して「区切りをつける」という人智のひとつであって、必ずしも真実を担保してきたわけではなかった。本作は、痴漢冤罪事件という、多くの人が我が身にあてて考えやすいテーマを取り上げ、冤罪と裁判というテーマを考える機会を提供した点は評価できる。我が国では普段は縁遠いと思われる「刑事裁判」の実態を多くの人に知らしめたいとの製作者の意気込みが伝わってくる。今年4月にも電車内で痴漢をしたとして1審、2審では有罪とされた大学教授を、一転無罪とした最高裁判決があったばかりだ。痴漢行為そのもののは決して許すことのできない、憎むべき卑劣な犯罪行為であることは論を待たないが、最初の裁判官が劇中で言っていた、刑事裁判の最大の目的「罪のない人を罰しないこと」、そして冒頭のテロップ「十人の真犯人を逃したとしても、一人の無実の人を罰してはいけない」との主張の妥当性は、鑑賞者自身が本作の主人公の状況に遭遇したと想像すれば容易に首肯できるはずだ。映画自体はまさにドキュメンタリーのように進行していくが、映画という手法を上手に使って、事件の本質を表現することに成功している。特に度重なる公判でのやりとりは息詰まる見せ場であり、「沈黙」という間もきちんと表現しているのは秀逸。主役の演技も自然であり、平凡な日常から一転被疑者として扱われることになった普通の人間のとまどいが見事に表現されている。ラストの結論も、安易に後味の良さを求めることなく「これが今の現実」とのメッセージが込められており、良かったと思う。この作品はこうしたメッセージ性と共に、最後まで観客を引っ張る娯楽性をもバランスさせており、現代社会を生きる全ての人が見て損はないと言い切ることができる。 [DVD(邦画)] 8点(2009-10-23 14:51:52)(良:1票) 《改行有》

218.  ウォンテッド(2008) 《ネタバレ》 ヒマつぶしに観た作品ではあったが、飽きずに観られた。ふがいない主人公が、自分の出自を知り、暗殺者に鍛えられていく流れは、丁寧に描かれており、違和感はあまり感じなかったし、ナゾの暗殺団や弾道が曲がる銃弾についてもご愛敬。この辺は深く考えると楽しめないです。いくつかのどんでん返しも良かったのではないか。こういう映画は裏や展開を読まずに、素直にアクションや展開を楽しみ、直後に忘れる位の見方がちょうど良い。[DVD(字幕)] 6点(2009-10-14 16:35:29)

219.  ●REC/レック(2007) これは怖い。 閉ざされた空間と主観撮影のマッチングが自然になされており、観客は強制的に主人公視点にもっていかれる。その手法を見事に活かした映画、いやこれは「映画」なのだろうか。他のレビューを見て気づいたが、音楽すらないという徹底ぶり。観客に極力演技と思わせないという意味では有効なのだろう。この手のホラーものは、圧倒的多数の驚異からある空間へ逃避するシチュエーションと、この作品のように、外界は安全なのに、閉鎖空間の中は極めて危険というシチュエーションがあるが、空間から脱出できれば助かるという意味では、後者の方は希望が残されている分、恐怖感が増すのだ。しかし主役の女性キャスターがやたらとやかましく耳障りだったし、もっと同情できうる人物設定があれば良かったのではないか。 [DVD(字幕)] 7点(2009-10-14 16:11:50)《改行有》

220.  デイ・オブ・ザ・デッド ジョージ・A・ロメロの名作「死霊のえじき」のリメイクをうたっているが、内容は着想のヒントを得た程度の別物。しかし、B級とはいえ予算もしっかり投入されており、現代版らしくゾンビ映画として一定のクォリティーを保っており、以外と見ごたえがあった。 特に一部のゾンビに個人のキャラクターを残存させる設定は面白かった。 次を予想しやすいお決まりの展開と思いきや、少しひねってあったり、得てしてこうした作品はヒロインのセクシーさで面白くなさをカバーしがちだが、さにあらず。何と言ってもゾンビ(感染者)の造形が秀逸で、十分怖がらせてもらえた。 ゾンビ映画を見たいという欲求にしっかりと応えてくれる作品。[DVD(吹替)] 7点(2009-10-07 10:50:07)(良:1票) 《改行有》

000.00%
100.00%
210.37%
341.48%
4124.44%
53312.22%
65118.89%
79234.07%
84918.15%
9165.93%
10124.44%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS