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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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221.  耳をすませば(1995) 何度観ても胸がじーんと熱くなる。バイオリン工房で 聖司君の伴奏にのって雫が唄う♪カントリー・ロード♪。そこにおじいちゃんたちがやってきてセッションをはじめる……最高に好きな場面です。私自身、進路でぐちゃぐちゃに悩むっていう経験はないけれど(だって、なりゆきまかせでここまで来たって感じだもの)、それでもどこか「そうだよねぇ」って共感できるの。きっと、中学校、高校と図書館に出入りして“図書カード”なるものに名前を書き込む喜びを感じていたからだろうなぁ。それから、姉ちゃんに追い出されるようにしてお父さんへの弁当を届けるところも、すごく共感できる部分だったりします。そうだ、雫が聖司くんのことを「やなやつ、やなやつ」ってブツブツ言いながら歩くシーン、そんなところも「わかる、わかる、恥ずかしかったんだよねぇ」って思ったりして、どうってことない話なのにやっぱり懐かしいと思うのは、私が年をとったからでしょうか(汗)。9点(2004-06-13 02:18:02)(良:1票)

222.  ルパン三世 カリオストロの城 《ネタバレ》 「宝物」って言葉から何を思い浮かべますか? やっぱり私が思い浮かべるのは金銀財宝です。いやいや、俗な人間で申し訳ないけれど、実際この映画を観ていてずっと、宝物って金ののべ棒とか、宝石たちとかそんなイメージを持っていました。だから余計に、湖の底に眠っていたのは古代ローマの遺跡だったってところにグッとやられちゃうんですよね。水がしたたる古代遺跡。なんて素晴らしいんでしょう。こんな世紀の瞬間に遭遇してみたいものです。いやぁ、ロマンだなぁ。ただ、この映画の残念なところは、次元たちの活躍が少なかった点。とっつあんは頑張っていた(「埼玉5」ナンバーのパトを従えて)んだけれどねぇ。みんなが余すことなくそれぞれの役割を果たしてこそルパンだと思うのですが、ちょいと期待しすぎかにゃぁ。7点(2004-06-13 01:58:57)

223.  月はどっちに出ている ワタシがまだ映画が趣味の人間でなかった頃、不思議と何度もレンタルして観ました。哀しい人間がいて妙にリアルなんだけれど、元気が出てくる映画でした。東京タワーに月って、どうしてこんなに絵になるのでしょうか。決してオシャレとはいえないスポットですが、私は東京タワーがとても好きです。もうちょっと地価が安かったら、東京タワーが眺める部屋に住むのもいいなぁって思っています。都会に住む雑多な人々の中で、懸命に生きる……この映画は在日朝鮮人の人々にスポットがあてられていますが、何も彼らだけでない、当時、東京に出てきたばかりの私への応援歌であるような気持ちで観ていたのです。お金もほとんどなくって、仕事もなかなか見つからなかったあの頃、負けるもんか!って頑張っていた時代もあったなぁ。そんな思い出とともにある、超個人的に思い入れの強い映画です。今じゃあ、けっこうのほほんと生きているんですがね。そう、慣れてくればなんとかなるものですね(エヘヘ)。8点(2004-06-13 01:44:25)(良:3票)

224.  プリティ・プリンセス 《ネタバレ》 ミアの住んでいる家、これがとても楽しそう。消防署のようなすべり棒があって、屋根裏部屋っぽいところに楽しい部屋が。お母さんが芸術家ってことだけれど、なんて面白そうなお家なんでしょう。あんなところで育ったら、さぞや明るい子になりそうなものなのに……なんだか地味に育っちゃいましたね。ミアちゃんは(笑)。お友達もなにやら痛そうな雰囲気だし。ああいう子、中学とか高校とかの同じクラスにいたら、多分浮いてしまうはず……。なんだけれどね、なんていうんだろう彼女たちの友情になにやらじーんとくるものがあるんですね。ミアは、友達との約束をたがえてしまうけれど、そう、とても大切な約束だったはずなのに、きれいさっぱり忘れている彼女に、観ている私もやきもきしてしまったものですが、それでも友達はミアを許す。こういう友情ものに弱いんです、私。それが友達ってもんだよなぁって思うと胸にジーンとくるんですよね。プリンセス修行のほうは、こうも見事に特訓の成果が現れないというのも、逆にすごいなぁーと思うわけで(クククッ)それよりも、ミアの失敗をなんとかしようとした、大統領夫妻の優しさというのが、なんかね心に残っているかな。あっ、そうそう、最後のシーン、片足がクッとあがるところ、あのシーンって夢があって、キレイで、とってもステキですね。しーんとした庭がいきなり華やいで、自分たちを祝福してくれるようなシチュエーション、あれってちょっと夢です。できれば10代の頃体験したかったけれど(エヘヘ)。7点(2004-06-13 00:36:15)

225.  ブラス! 《ネタバレ》 ビリヤードの勝負に負けて、楽器を差し押さえられたユアンの口笛が一番印象に残っている。指揮者のおじさん(『ユージュアル・サスペクツ』のKOBAYASHI)が入院している病院の横で、みんなで励ましの音楽を演奏しているとき、一人だけ口笛。んでもってKOBAYASHI(←違うっつーの!)に、「音が弱い」とか言われてやんの(笑)。そうそう、ユアン目当てで観た映画だったんだけれど、しょっぱなにKOBAYASHIが自転車に乗っているとき、手信号をしたところからもう大笑い。やられてしまった。なんでイギリス人おじさんって、自転車曲がるときに手信号をするのでしょう?7点(2004-06-12 19:30:05)

226.  シャレード(1963) ケイリー・グラント演じるピーター・ジョシュアがインチキ臭くて……。善人なんだか悪人なんだか全然わかんな~い。どっちなんだろう?とレジーの気持ちになってドキドキしました。バカンスを終えて自宅に帰ると、家の中はがらんどう。何にも残っていないはずなのに電話が生きているのがちょいと謎ですが、それは置いておくとして、そんな状態で現れたピーターが怪しいだろう、普通。でも、ときめいちゃった相手だからね。第一印象が好みだと信用したくなるしね。それでもやっぱり怪しい。やっぱり誰を信じていいのやらわかんな~い、っていうレジーの焦燥感と恐怖がビシバシ伝わってきました。夫の葬式の場面だって、次々と怪しい男たちがやってきては、意味ありげなことをつぶやいていく。第三者的立場からみると滑稽ですが、レジーの立場だったら、そりゃもう怖いよなぁ~。でもレジーは落ち込むと食欲が出るタイプ。一般的な人は悩みがあるときには食欲をなくすものなのに。きっとレジーは華奢で守ってあげなくっちゃいけないようなナリをしているけれど、本当はとっても強いんです。怯えているのはポーズです、ポーズ。私にはそんな気がしてなりません。って、可憐なヘプバーンに対して、ヒガミ入っているのかなぁ??? それでもヘプバーンは大好きです。9点(2004-06-12 15:45:38)

227.  バルカン超特急(1938) イギリス映画なのに、イギリス人をコケにしまくっているところが面白い。イギリス人はクリケットが命で、クリケットの試合に間に合うことが一番の目的。女性が消えてしまったフロイ婦人を探すためにイギリス人に話を聞き出そうとするも、クリケットを「なんか」呼ばわりをして機嫌を損ねてしまう。聞き込みの態度を間違えたようだ……ってところがシクシクおかしい。そう、コネタはいろいろと利いているんだよなぁ。そうそう、荷物置き場での格闘も、ぜんぜんハデな場面はなく、男二人がもそもそやりやっているという地味なつくりだったんだよね。ヒッチコックの持ち味といえばもちあじなんだけれど、全体的にうまくない。だってあんた、突拍子なさすぎませんか? だってねぇ、このネタ入れたかったから、こういった話にしちゃいましたっ!って感じじゃん。まっ、ストーリーじゃなくて、コネタを楽しむだけだったらいいんだけれどね。ってわけで、ある意味、ヒッチコックテイスト満載だったのかもしれません。5点(2004-06-09 01:55:24)

228.  大いなる西部 《ネタバレ》 いろんなところで、いろんなストーリーが興っていそうな映画です。というのも、主役はもとより脇役であるはずの人々の生き様とか考え方というのが、やけにリアルで、とてもしっかりしているからです。この映画を観ると、ビッグマディをもらったあの女教師のお父さんって、どんな人柄だったんだろう?とか、どんな功績があったのかな?とか、テリル家とヘネシー家の家長同士の諍いって何だったの?(きっとしょーもないことだったんだろうな)とか、いろんなストーリーに思いを馳せることができるのです。素晴らしいですね。ワタシは、息子を撃ったヘネシーの親分の男気がとても好きです。父親としてはダメなのかもしれませんが、一家をまとめる家長としての、一本スジのとおった彼の男気がとても好きなんです。ただもったいないのは、もうちょっと牧童の見せ場があっても良かったのではないかなってところ。まぁ、それもストーリーを想像すればいいだけの話ですがね。とっても想像力のふくらむ映画です。8点(2004-06-08 21:04:51)(良:1票)

229.  平成無責任一家 東京デラックス 『月はどっちに出ている』の流れで(監督、出演者が同じ)手にとってしまった映画でした。そう、求めるものが違っていたのでしょう。ある意味私の見方が悪かったのかもしれません。こりゃあんた、無責任すぎるでしょう(タイトルにあるからダマされたとは言えないのが辛いところっす 涙)。ドタバタがここまでいってしまえば意味不明。うわっつらだけで、笑いをとろうとしても私は受け付けることができません。騙し騙されのコンゲーム(というのももったいない言葉)に、心がないのです(私が感じとることができなかっただけかもしれませんが)。ただやっているだけ。悔しがっているだけ。まったく魅力のなかったルビー・モレノにどう反応しろというのか。そもそも出番もあまりなかったし……。3点(2004-06-07 03:22:01)

230.  ハリーの災難 これから紅葉のシーズンですね。山間部ではすでに見頃を迎えているようですが。紅葉の美しい、落ち葉でうまったのどかな風景を見ると、死体が転がっているんじゃないかって思うようになってしまいました。だから、「まるで死体が転がってそうなくらい、きれいな景色」って表現を使ったりします。知らない人が聞いたらギョッとしますね。8点(2004-06-07 02:39:26)

231.  恋は邪魔者 オープニングのレニーちゃんの歩き方、女ったらしユアンがサングラスをして3人娘を従えてヘリコプターからおりるシーン、ははは、もうその時点でやられちゃった(ノックアウトされた)ので、その後は一つひとつのエピソードをニッコリ(にんまり?たまに大笑い)しながら観ているだけ。できれば一緒に踊りたくなるような、そんな楽しいコメディでした。 いかにも作りものっぽいセットに、とってもカラフルな衣装の数々。各人の部屋だって個性まるだしの典型的なつくり。もう、むちゃくちゃ楽しい映画です。ちょっとラスト近くがくどくなったけれど(きっとどんでん返しを狙ったのでしょうが)、それはそれ、レニーちゃんの厚ぼったく突き出た唇と、どこを見ているのかわからない目線、そしてユアン王子のダメダメさ加減に大満足。さすがにアカデミー賞なんかにはノミネートされないだろうけれど、超個人的に衣装デザイン賞のノミネートくらいはあってもよかったんじゃないかな、と余計なことを考えてしまいました。まっ、そんなことはどうでもいいのですが、4人の男女の恋のかけひき、原色いっぱいで作りものじみた世界をご堪能あれ!8点(2004-06-07 02:23:30)(良:1票)

232.  ヒズ・ガール・フライデー 《ネタバレ》 あれよあれよという間にストーリーが進んでいく、非っ常~ぅにテンポのいい映画ですね。なんだかわからないうちに煙に巻くケイリー・グラントとロザリンド・ラッセルのトーク&トーク&トーク&トーク。こっりゃあ凄いわ。スピード勝負でまくしたてるだけじゃなく、観ていると自然にいろんな状況がわかってくるっていうのも凄い。とても圧倒される映画ですが、不思議と壮快感が残ります。人を騙して嘘をついて……っていう悪行を描いているのに、なぜかすっきりするという不思議な作品。私もヒロインと一緒になって、何かがおかしい???と思うことがよくありました。印象的だったシーンもいろいろとあるのですが、とにかく一番強烈に残っているのが、スカートをまくしあげて走るロザリンド・ラッセル。デブった保安官をタックルして、馬乗りになりネタをあげる。元夫の悪徳編集長(ケイリー・グラントね)の手はわかっているから、簡単にはまるめこまれないんだけれど、やっぱりあちらさんのほうが一枚も二枚も上手。保険勧誘員のくせに人に騙されやすい婚約者(私的にはジャック・レモンのイメージ、違う俳優さんだけれどねラルフ・ベラミーさんゴメンなさい)がどんどん罠にはまっていって、それを助けながら猛進していく彼女のすごいことといったら……。もう、むちゃくちゃ面白いです。最終的にはケイリー・グラントのところに戻っていくわけですが、婚約者のほうと一緒になったら彼女はもう、大変だったでしょうね。義母さんとうまくいくとは考えられないし。結果的にあの二人はアレで良かったのでしょうが、壮快感の中に釈然としないものが含まれ、何か騙されていると思ってしまう、不思議な作品です。多分、ロザリンドもこれから先、何かがおかしいと感じながら生きていくんでしょうね(汗)。8点(2004-06-07 01:27:15)(良:1票)

233.  ローマの休日 大学生のとき、初めて名画座に行くきっかけを作ってくれた映画です。そして初めて観た白黒映画でもあります。そのときは「映画ってなんて面白いんだろう!」って思ったものでしたが、それ以降劇場に通ったりしたわけではありませんでした。私が映画好きとなったのは、それより下ったヘプバーン主演の『麗しのサブリナ』を観てからです。さて、そんな話はどうでもいいことですね。この映画の魅力は、おじさまと娘っこの友情にあります。そしておじさま新聞記者とおじさまカメラマンの友情でもあります。そう、恋愛映画じゃないんです。新聞記者と若い王女様の友情の物語なんです。おじさまと娘っこの友情っていいなぁ。年上の異性に知らなかったことを教えてもらう……これは、男性女性を問わず誰もが思い描く、憧れの形じゃないでしょうか。そんな願望を疑似体験させてくれる、映画って本当にすばらしいですね。9点(2004-06-07 01:24:17)

234.  オールウェイズ みなさん書かれていますが、誕生プレゼントのドレスを着てダンスをするカップル二人の姿がとてもステキでした。男くささいっぱいのバー(なのかな?)でおもむろに♪煙が目にしみる♪が流れる。そして自然とよりそうように踊るホリー・ハンターとリチャード・ドレイファス。そこの場面がステキだからこそ、その後の悲劇が辛くって、哀しくって、死んだ後も彼女のことが忘れられない主人公の気持ちが痛いほど伝わってきて……それでも、自分に続く優秀なパイロットを育てるため、飛行機に乗り込み影ながらも後輩を助けていく。人間って、どこかで繋がっていて、誰の死も生も無駄じゃないんだという、なぜかしら安心感のようなものが沸き起こってきました。自分が一人前になるまでに、いろんな先人たちに助けられて、そして自分の役目が終わったときに今度は、後輩の指導にあたる。そんなプラスの循環に、人間っていいなぁって思わされるのです。さてさて、まったく話が変わりますが、いつもながらジョン・グッドマンという人は面白い役をもらっていますね。彼が出てくると、とってもコミカルで、悪いヤツなのに何故か憎めないキャラがなんともおかしく笑わせてもらっています。この映画での極めつけは、飛行機の消火訓練で、ジョン・グッドマンめざして消火剤が落とされたところ。パラソルにラジカセなんてリゾート気分でのほほん指導していた彼は、ちゃんと落とされておりました。そういうお約束っぽいのがいいですね。7点(2004-06-07 01:00:27)(良:2票)

235.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 父と息子の物語なんだけれど、何十年も連れ添って、お互いを愛し合っている夫婦の物語でもありますよね。エドワードがサンドラに一目惚れをして、彼女の情報をもらうために3年もサーカス団でただ働きをする。そうして再開した彼女にあの手この手で求愛(笑)。一面のお花畑やことあるたびの“I Love You”がとてもかわいらしくて微笑ましくて、それを見ているだけで幸せな気分に。エドワードのホラ話のすべてが、自分がいかに妻を愛しているか、息子を愛しているかで彩られていて、とてもステキなお話でした。妻のサンドラは、息子に対して「お父さんの話はすべてが作り話ってわけじゃないのよ」と言う。なんてステキな夫婦なんでしょう。葬式の場面で赤いスーツを着ていた彼女の心中は、エドワードは死んだわけじゃないってことだったのじゃないでしょうか。息子に聞いた、お父さんの最後を本当に信じて、だからこそ魚になって開放されたエドワードの旅立ちを祝する、そんな気持ちがあったのかもしれません。って私の想像の世界ですがね(照)。いろんなところで温かな気持ちにさせてくれた映画でした。しかしただ一つ、解せなかったことがあります。スペクターの街にいたあの女の子。彼女がずっとエドワードを待っていたってこと。彼と関わり、彼に好かれた人、彼を好きだった人はみんな幸せになっているのに、あの女の子だけが幸せになれていなかった。そこのところがひっかかってしまうのです。できれば、彼女にはエドワードのことを忘れて、幸せになって欲しかったなぁって思っちゃいます。7点(2004-06-07 00:36:53)

236.  恋をしましょう あーー、もうっ、マリリンの魅力にやられっぱなし。彼女の登場シーンが忘れられない。場面はとある小さな劇団の稽古場。タイツにセーター一枚の格好で舞台におどりでたマリリンは、開口一番♪My name is Lolita~♪と唱いはじめる。周りには男性ダンサーがうにょうにょ。そりゃあんた、稀代の女たらしイヴ・モンタンもノックアウトよ。イヴ・モンタン演じるクレマン財閥の社長がダンサーに惚れて、芸人として劇団に所属するという少々?強引な設定。しかも、クレマンは彼女の相手役を勝ち取るために、金にものをいわせて&なりふりかまわず、芸を磨く。これが全然上達しないんだな(笑)。滑稽なくらいに。クレマンは奇行を繰り返すわけですが、普通だったら「変なヤツ~、何やってるんだよ」と半ば呆れてしまうでしょう。ところがところが、マリリンの登場シーンがあまりにも魅力的なので、クレマンの奇行も妙に納得してしまうんですね~。随所に出てくるコメディや歌なんかは、クレマンの芸が寒いのですべりっぱなし。こういうのはちょっと見ていて疲れるのですが、それでも彼なり(←ココがポイント)にひたむきに頑張っている姿に、思わず声援を投げかけたくなるんです。 【追記】なにわ君さん、はじめまして。マリリンファンの集いにようこそ!(っても、ここの部屋はまだ二人ですが(汗))6点(2004-06-05 23:55:15)(良:1票)

237.  荒野の決闘 《ネタバレ》 この♪マイダーリンクレメンタイン♪は、中学校の時の英語の授業で歌ったもの。クレメンタインが“ドーター”ってことで小っちやな女の子を勝手にイメージしていたんですよね(汗)。だから実際に映画を観たときはあせりましたよ(笑)。女なんか相手にしねーぜ!っていうオーラを体全体から出している保安官の心を一目で奪い、荷物を持つは、ダンスは踊るわぁといった男に変身させてしまうとは。そう、クレメンタインが登場することで急に保安官がお茶目になりましたよね。花の香りの香水を理髪店のおやじにつけられて、横に来る人に「花の香りがするな」「花の香りがするわ」と言われる。その度に「私だ、理髪店で……」と答える保安官にとてもラブリーな感じを受けました。ある女性の出現で、男が変わる、そして女も変わる。そういうのを観られる映画ってとっても好きです。「私はクレメンタインという名前が好きだ」……名前じゃなくって、クレメンタインが好きなのに、それを言わない保安官ってほんと可愛いなぁって思います。決闘のシーンは……あれ?決闘ってあったっけ?(汗)……ってのは冗談だけれど、決闘はあんまり印象になかったなぁ(アセアセ)。7点(2004-05-30 20:52:36)(笑:1票) (良:1票)

238.  ブロードウェイのバークレー夫妻 またまた、たいていのことは↓【あまみ】さんが仰っています(笑)。これを観て思うのは、二人とも相変わらず芸達者だなぁってこと。イギリスの民俗衣装を着て(チェックの織りスカートみたいなやつね)、スコットランド訛?っぽいアクセントで歌を唄い、タップをふむアステアとロジャースがいいですね。やっぱり私はタップダンスが一番すきみたい。アステアの華麗で軽やかなタップが大好きで、それが観られるだけで、どんな映画も楽しい一本になっているような気がします。そうそう、【あまみ】さんも書かれていますが、この二人に演技力はいらない!(笑) そうですね。「夫婦喧嘩は犬も食わない」を地でいく彼らは相変わらずだなぁと思いつつ、この人たちって夫婦になっても似たようなことやっているのねって半ば呆れて、半ば楽しんで。アステアとロジャース好きじゃない方にはオススメできませんが、私は観て楽しかったです。そうそう、オスカー・レヴァントのピアノもすばらしいのですが、パーティや舞台、食事なんかで毎回違う女性を連れて歩いているのも笑えました。アステアとロジャースがおしどり夫婦で、彼がプレイボーイかぁ。プレイボーイっていう雰囲気とは違うけれど、そこんところもチェックポイントですよ。6点(2004-05-30 20:39:11)(笑:1票)

239.  シャンハイ・ナイト 《ネタバレ》 ジャッキーのアクション=ミュージカル説を実証してくれた作品として、とても嬉しい一本となりました。そうか、ジャッキーはジーン・ケリーだったのね(笑)。すごく納得。【ちっちゃいこ】さんが書かれていますが、ペペ姫が出てこないのがとても不思議でした。都会でキャリアウーマンとして働いているのでしょうが……。ちょっと寂しいけれど、それよりも私は前作で活躍していたインディアン妻が出てこなかったほうが寂しい。やっぱ別物なのよね。5点(2004-05-22 23:19:20)

240.  スティング 《ネタバレ》 《未見の人、運良くストーリーを忘れちゃった人は絶対に読まないでください!》 いきなりですが、オープニングで殺し屋の紹介がされていますっ!! ちゃんと役名入りで。殺し屋の名前しかわからないっつーのがウリのはずなのに、ちゃんと紹介してくれているなんて、なんとも親切な映画です(笑)。相方と何度か一緒に見て、気付いたのですが……未だに「うわわ、やられたぁーー、こんな初っぱなから一つの種明かしされてるやんかぁーー」と、おちょくられているぅーーという感想が出てくる映画もまぁ、珍しい。何度も“騙されないよーに”と思いながら観ているのに、ちゃんと何度も騙してくれているのが凄いナァ。それで腹が立たないっつーのも凄いナァ。ポールとレッドフォード、私は間違いなくレッドフォード派なんですが、この映画に関してはポールがむっちゃカッコイイ。堂々としていて、頭が切れて、コネもあるし、ポーカーの腕も素晴らしい。こんな完璧な男がいるなんて……(嘆息)。それに比べて、私のレッドフォードはちょっと情けないやい。ノミ屋のオールバック姿もどこかオドオドしているような気がして、寂しい(そーゆー役柄なんだけれどね 汗)。それよりも競馬実況を読み上げるおじさんや、あっという間に内装を替えるおじさんたちの、細々としたプロの技というのが観られて、とっても面白かったです♪ ただ、私……頭が悪いのか3回くらい観てやっと意味がわかったの(爆)。FBIって敵対していなかったっけ?いつの間に仲間になったの?ってね。はじめっから仲間やんけ!と気付いたのは、何度か観た後でした……。このほかにも、たーーくさんあれれ?あれ?っていうところがありました。そんでもってこの映画、音楽も大好きで、よく口ずさんでおります。でも自分に音感がないからか、どうしてもどこか音程がずれてしまうのです。あな、ハズカシや。8点(2004-05-16 03:02:33)(良:2票)

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