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241.  恋に落ちたら・・・ 《ネタバレ》 …さえない中年男性への応援歌って感じかしら? ストーリー自体は小さくまとまってて、今どき珍しいくらいのハッピーエンドで、キライではないんだけど…なんだかやっぱり都合がよすぎる展開がアタシは若干気になったわ。 そもそもあの程度のことでフランクがウェインをあそこまで気に入るのも不思議だし、極悪非道なはずのフランクがあんだけのことでアッサリ手を引くのも…ハッピーな感じでいいのかもしれないけど、なんだかありえなーいって感じで。 いかにも腹に一物企んでそうな感じのグローリーも、けっこうすんなりウェインとくっついたし。 まあたまにはこういうお気楽映画もいいかも、ってな感じかしら。 それにしてもユマっていい顔してるわねえ。 爬虫類っぽい妖艶さ(もちろん褒め言葉よ)とあの手足の長い華奢なボディ(でも出るとこは出てるの)…ステキだわ。[地上波(字幕)] 5点(2008-01-21 22:06:21)

242.  アナザヘヴン 《ネタバレ》 別にコンセプト自体は悪くなかったと思うんだけど…。 みなさんおっしゃってるように、前半はけっこういいのに後半がねえ。 最後なんて「悪意はみんなにあるんだから、お前らも気をつけろ」的な説教くささもあるし、中途半端にラブストーリーなのもちょっと…。 それに疑心暗鬼になって女を殴りまくったり(彼女は結局とりつかれてたんだけどさ)、同僚の耳ぶち抜いたり…アタシ、こんな刑事さんイヤよ。 「朝子みたいに悪意に勝つやつもいるんだ」云々言う前に、お前がちょっくら刑務所行ってこいって感じ。 いくらなんでも取り乱しすぎでみっともないわ。 それに、ちょっと見ただけではその人が「ナニカ」にとりつかれてるのかどうかわかんないってのは、結局今の普通の社会でも同じよね。 ニコニコしててもイヤなヤツなんていくらでもいるじゃない。 この映画の超マイルドなバージョンなら日常生活で経験済みよ。 ところで、脳ミソを使った料理は一体なんだったの? 伏線なのかと思ったらほったらかし!? 必然性が見えないわ。 …なんだか行き当たりばったりが多い映画ね。[地上波(邦画)] 4点(2008-01-21 22:03:27)

243.  東京流れ者 《ネタバレ》 なんだか救いのないストーリーなのね。 あれほど信頼し敬愛してた親分に裏切られて、哲也も健次みたいな一匹狼の流れ者になっていくのかしら? でもほんとセットも衣裳も全体の色合いもすごーく美しかったわ。 若い渡哲也はおっそろしくカッコイイし(今でも渋くてステキだけど)、松原智恵子もお目目パッチリでちょーカワイイ。 それだけに悲しさ倍増ね。 ところで、アタシも「東京流れ者」すっかり口ずさめるようになっちゃったわ。 ホホ。 [地上波(邦画)] 5点(2008-01-21 22:02:14)《改行有》

244.  トゥームハンター 《ネタバレ》 …やられたわ。 ショボすぎるわ。 TV映画だったとしても許せないレベルね。 内容は完全にインディ・ジョーンズのパクリだし、日本語タイトルは『トゥームレイダー』のパクリだし…。 アレキサンダー大王の墓があんなにショボいわけないっつうの。 でもアタシがなにより許せないのは、ビデオのパッケージにエジプト風の神殿がデカデカと載ってるのに、映画の中ではそんなのいっさい登場しないってことよ。 それだけが見たくてこのうさんくさいビデオを借りたのに。 これって虚偽広告じゃないの!? JAROに連絡しなきゃだわ。 いくら自分たちが作ったセットがショボかったからって、パッケージに勝手に違う写真載せるなんて…。 映画のでき云々よりもその心意気の貧しさに脱力よ。 ってビデオのパッケージは日本の配給会社が勝手に作り変えたのかもしれないけどさ。 あ、でもクリスの仲間のあの純情青年はちょっとかわいかったわ。 ホホ。[ビデオ(字幕)] 3点(2008-01-20 19:15:29)

245.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 アタシこの映画何回見たかしら?ってぐらい見てるんだけど…今回もしっかり考えさせられちゃったわ。 アタシにとってのこの映画のテーマって、単に環境保護的な「自然を大切に」ってことだけじゃなく、もっと広い意味での「お前ら、いい気になってんじゃねえぞ」的なことなの。 なんていうのかしら、人間の都合で自然の形を変えたり、思い通りにならない人を力でねじふせたり…そんなことを重ねた結果、世界が腐海に覆われ、偉大な文明は失われてしまったのに、それでもまだ腐海を焼き尽くそうとしたり、巨神兵をめぐって戦争したり…。 そんな未来を実際に築きかねない愚かなアタシたち人間に、なんでも思い通りになると思ったら大間違いだ、あんまり傲慢になっちゃダメだぞ、ってなことを言ってるような気がするわ。 もちろんアタシはナウシカみたいな「イイ子ちゃん」にはなれないけど、この映画見るといつも気をつけようって思うのよね、いろいろと。 ところで、誰かも言ってるけどナウシカは人間を超越した存在よね。 そういう意味では感情移入しにくいし、アタシはそんなに魅力を感じないわ。 アタシに言わせりゃナウシカよりクシャナ! すごく魅力的な存在よ。 映画ではあんまりそれが発揮できてなくて残念だけど、すごく人間くさくて、でもすごく尊敬できて、キャラクターとして秀逸だと思うわ。 ところで映画と漫画を比較してる人が多いようだけど…アタシはどっちも好きよ。 ってか別物だと思うわ。 映画は寓意童話っていうか、絵本みたいな感じで単純化されてるところがあると思うけど、漫画は人間の弱さとか汚さとか、避けることのできない矛盾だとか、間違いだとわかっててもせざるを得ない切なさとか、もっとなんかこう人間味あふれる感じの現実感があると思うわ。 ナウシカも映画よりは人間っぽいし。 それにしても宮崎駿の頭の中って一体どんな具合になってるのかしら? こんな不思議な世界を創造できるなんて、なんだかんだ言われててもやっぱり天才なんでしょうね。[地上波(邦画)] 9点(2008-01-20 19:09:44)(良:1票)

246.  魔女の宅急便(1989) とっても心温まるステキな映画だったわ。 ずっと前にも見たことあったんだけど、その時とはまた違った感慨にひたれたのもよかったし。 キキにとっての唯一の特技「ホウキで空を飛ぶ」っていうことは、さしずめ「人よりちょっと裁縫が得意」とかその程度のことだと思うのよね。 そんな些細な取り柄しかない女の子が、ぜんぜん知らない街で落ち込んだりしつつもたった一人で頑張る姿にアタシはとっても共感したし、彼女の健気な姿にはすがすがしささえ感じられて…「たった一人で」と書いたけど、訂正しておくわ。 黒猫ジジはもちろんのこと、おソノさんや絵描きのウルスラ、青い屋根の家の老婦人…キキもいろんな人に助けられ、支えられていろんな苦難を乗り越えてるのよね。 人の気持ちを踏みにじって落ち込ませるのも人(「あたしこのパイ嫌いなのよね」発言のあのコとか)なら、人を優しい気持ちにしてくれて立ち直らせてくれるのもまた人…たとえ嫌なことがあって落ち込んだとしても、投げ出してしまわずに誠実に丁寧に毎日を生きていれば必ず手助けしてくれる人が現れる…そんな前向きな気分にさせてもらったわ。 ところで、ユーミン(松任谷由実じゃなくって荒井由実時代のユーミンよ)の「やさしさに包まれたなら」はホントこの映画にピッタリ!よね。 エンドロールのこの曲でほんとにやさしさに包まれたようなほんわかした気分になったわ。[地上波(字幕)] 9点(2008-01-20 18:58:33)(良:2票)

247.  元大統領危機一髪/プレジデント・クライシス 《ネタバレ》 すごーくおもしろかったわ。 ジャック・レモンとジェームズ・ガーナーのコンビが最高! 口の悪いおじいちゃんのロードムービーってな感じで、ハラハラするとこも笑えるとこもちょっぴり泣けるとこも盛り込んであって、アタシはほんとにたっぷり楽しみました。 これこそアメリカお得意のエンターテイメントね。 なにげにアメリカが抱える政治的な問題(ゲイの権利とか、失業とか、移民問題とか…)も扱ってたり、いろいろ伏線もはってあったり、ストーリー的にもよくできてるし、キャストも豪華だし、言うことないわ。 あー、ほんとおじいちゃん達かわいかったわー。[地上波(字幕)] 9点(2008-01-20 17:30:40)

248.  八月のクリスマス(1998) 《ネタバレ》 この映画、アタシのハートにストライクよー。 ひたすら切ないわ。 映画の最中は大丈夫だったんだけど、エンドロールになって涙がとめどなく流れて…どうかしちゃったのかしらアタシ?って思ったぐらい。 話の筋は確かにベタだと思うのよ。 主人公が不治の病であと数ヶ月の命…なんて今時少女漫画でもありえない設定だわ。 でも…なんていうのかしら、あの控えめな感じの抑えた展開にやられるのよ。 ドアから差し込まれたタリムの手紙になにが書いてあったかも、彼女がジョンウォンの死を最後に知ったのかどうかも、そんなことどうだっていいの。 ハッピーエンドでもなく、だからといって号泣な感じでもなく、曖昧なまま終わる…ちょっと物足りない感じもするかもしれないけど、人生ってそんなもんじゃない? すべてに答えがあるわけじゃないし、見つける必要もないと思うわ。 ってことで、きっとなんでも白黒つけたがる欧米人にはこういうのって理解しにくいんでしょうね。 もちろんどっちがいいってわけではないんだけど。 あと誰かも同じようなこと言ってたけど、この映画はいわゆるラブストーリーではないと思うわ、アタシ。 もちろん彼らは惹かれあってたとは思うけど、それはまだ好意って程度のもので愛ではないと思うの。 その好意が今後どう発展するのか、彼らの関係はまさにこれからってところで彼が死ぬから余計に切ないのよ。 愛してたんなら家族に連絡でもして、なにがなんでも居所をつきとめてるわよ、きっと。 ところで、アタシもこの作品が初の韓国映画なんだけど、韓国って日本とホントよく似てるのね。 縁側でスイカ食べたり、居酒屋で刺身つついたり、スルメを肴に缶ビール飲んだり…この映画のおかげで韓国っていう国が非常に近く感じられるようになったわ。 アジア人特有の心の機微みたいなものも感じられたし。 …長くなっちゃったわ。 興奮すると話が長くなるって、オバチャンみたいでイヤね。 ホホ。[映画館(字幕)] 9点(2008-01-20 17:20:27)(良:1票)

249.  羊たちの沈黙 《ネタバレ》 …この映画の成功のポイントは、やっぱりなんといってもキャスティングでしょうね。 精神異常者を扱ったお話って、役者の演技が少しでもずれるとすごーく嘘っぽくなっちゃうと思うんだけど、ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスはその点完璧! クラリスの恐怖があまりに真に入ってるのでレクターの狂気が際立ち、レクターがあまりに気品に満ち溢れているので、FBI捜査官であるクラリスがこの犯罪者に対して感じる奇妙な(禁断の?)畏敬の念がリアルに感じられてって…これこそまさに「相乗効果」よね。 もちろんほかの役者さんも、そして監督さんやスタッフの方たちも、それぞれきちんと役割を果たしてるって感じで…誰一人として足を引っ張る者がいなかったからこそ、こんなに素晴らしい映画が完成したんでしょうね。 ただ…ひとつだけケチをつけるとすれば、やっぱりバッファロー・ビルの影が薄すぎるってことかしら。 クラリスとレクターとバッファロー・ビル、この三人は一見まったく違って見えて実は「精神異常」という点でつながってるはずなのに、一人だけ大きく取り残されちゃってるっていうか…ジョディとアンソニー・ホプキンスに太刀打ちできる役者なんてそうはいないような気もするから、仕方ないのかもしれないけどさ。[地上波(字幕)] 9点(2008-01-20 17:08:01)

250.  モンスター(2003) 《ネタバレ》 …とにかくシャーリーズ・セロンにやられたわ。 アタシは個人的に「美人女優が美しさをかなぐり捨てて」ってこと自体を評価するつもりはあんまりないんだけど、昔はバレリーナを目指していたというシャーリーズ・セロンが、自分とはまったく違う境遇のアイリーンをここまで完璧に演じきったということは、そんな表面的な話題性をさしひいて考えたとしても十分評価に値すると思うわ。 バス停でセルビーに涙ながらに横隔膜痙攣させてまで伝えたあの言葉はもはや演技を超越してたし、アカデミー賞は納得よね。 内容については…これが実話だってとこがまたやるせないっていうか…殺人はいかなる理由があろうとも許されるものではないし、アイリーンの行為には同情しちゃいけないんだろうけど…13歳から客をとってて、おそらくその頃から精神的に成長できていないアイリーンが、セルビーとの出会いを経て、この最悪の状況から抜け出そうと彼女なりに必死でもがくのに、世間の人々が一切助けの手を差し伸べないどころか、むしろ蹴落とさんばかりだってのが…ほんとに切ないわ。 たとえば、もしもあの職業安定所(なのかしら?)の受付の黒人女性がもう少し彼女の話を親身に聞いてあげて、工場での仕事の一つでも世話してたとしたら、アイリーンの人生はまったく違うものになっていたかもしれないわけで…あの黒人女性が(感じは相当悪かったにせよ)なにか特別悪いことをしたわけではないんだけど、なんだかとっても罪深い気がして…いつ誰がどんな精神状態にあるかなんてわからないから、アタシもできるだけみんなにいつでも誠意を持って接するようにして、万が一アイリーンのような人がアタシの周りにいたとしても、助けてはあげられないにしろ、せめて気づかないうちに突き落としてしまうことのないようにしたいと心から思ったわ。 …ほかにもアイリーンとセルビーの関係のこととか売春や幼児虐待のこととか、映画が終わったあとずっと一人で悶々と考えてたんだけど、全部書いてたら本になりそうなんでこの辺でやめとくわ。 それにしても、わざわざ映画館まで行った甲斐があったわ。 重かったけど見て本当によかった、心の底からそう思うわ。[映画館(字幕)] 9点(2008-01-20 17:03:38)(良:5票)

251.  大奥(2006) 《ネタバレ》 あんまり評判がよくないことを知った上で見たからかもしれないけど、アタシはそんなに悪いとは思わなかったわ。 ただ…大奥シリーズの最大の魅力である「女の嫉妬や怨念が蓄積していくオドロオドロしい感じ」は薄かったわね。 陰険かつ執拗な女のイジメが展開していく様子(=魑魅魍魎の世界)をたった2時間で描ききるのはやっぱり難しかったかしら。 いつ見ても「腹から声出しなさいよ!」って言いたくなる仲間由紀恵や、病気で臥せってるのにふっくら血色つややか!な井川遥は…せっかくいい役もらってんのにダメねえ。 主役をはるタマじゃないわ! その点杉田姐さんったらスゴイ!! まさに「女優!女優!!女優!!!」 松下由樹・高島礼子・浅野ゆう子・木村多江あたりも良かったのにねえ。 若手女優陣にはもっと頑張ってもらわないと!(←何様) でも西島秀俊はとーってもステキ!だったし衣裳やセットも豪華絢爛で、主要キャストやストーリーに若干の不満はあるもののアタシはけっこう楽しめたわ。[地上波(邦画)] 6点(2008-01-20 16:56:59)

252.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 とってもおもしろかったわー。 でも…レーニンかよ!って感じ。 今さら「君たちは物欲に支配されている」とか言われてもねえ。 ソ連崩壊しちゃってて残念ねってなもんで。 それに自虐的な社会主義的全破壊主義でずっといくのかと思ったら、獣医になりそこなったコンビニ店員を後押ししたりして…なんなの?? もし無事に獣医になったら彼はきっと北欧家具に囲まれたセレブ生活するようになるわよ。 資本主義社会に貢献してどうすんのよ!?って感じ。 ラストにしても、社会の底辺の人々を解放するためのクレジット会社爆破な割に、その後おそらく起きるであろう恐慌にはまるで無頓着だし。 恐慌で一番苦しむのは結局底辺の貧乏人なのにね。 でもこれらの矛盾は「映画の矛盾」ではなくって「ジャックの矛盾」。 アタシ、この映画はすべてジャックという精神分裂症患者の「妄想」だと思ってるから、彼のすることに脈絡や一貫性がないのは至極当然、むしろ逆にリアリティすら感じるわ。 バーの外で自分を本気でぶん殴ってる男(気持ち悪すぎ)にあれだけたくさんの男が共感を持つとは思えないし、首を銃で撃って生きてるなんて絶対ありえない。 ってか脳を逸れても、あそこってモロ頚動脈だし!みたいな。 なのでメイヘム計画も最後のビル爆破も実際に起こったわけではないんじゃ??ってアタシは思ったんだけど…どうなのかしらね? ちなみにアタシはサブリミナル映像とジャックの病院での「目が覚めたら知らない所に…」発言で、ジャック=タイラーだって早々わかっちゃったわ。 なので驚きは全然なかったけど、それでもいろいろと考えさせられるこの映画、嫌いじゃないわー。 ところでブラッド・ピットのカラダ!! すごいわねー。 特にあのツンと上を向いたオシリ!! ヤバイわ。 でも全体的にはエドワード・ノートンのほうが好み!なのー(←何様)。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-10 13:17:01)(良:1票)

253.  ブレイブ ワン 《ネタバレ》 相変わらず素晴らしいジョディの迫真の演技!!に気をとられてしまいがちだけど…この映画…どうなのかしらね?? よくこんな映画が許可されたなーというのがアタシの率直な感想よ。 冒頭の残虐すぎるあのシーンを見ると復讐してやりたい!!っていうエリカの気持ちは痛いほどよくわかるんだけど…恋人を殺した三人の男たち以外を殺したのは…アタシはやっぱりナシだと思うわ。 コンビニの件は偶発的なものなので仕方ないにしても、車で娼婦を囲ってた男やマロー(だったっけ?)を殺したのなんて、完全に彼女が自発的に殺しに行ってるでしょ? 地下鉄の男たちも、彼女がさっさと電車を降りれば回避できたはずじゃない。 『デスノート』とかもそうだけど、人間がほかの人間を裁いちゃダメよ、やっぱ。 そしてラストのあの警官…あの憎ったらしい三人の男を殺したエリカの行動は心情的には理解できるし同情したい気持ちもわかるけど、そこはやっぱ法を守る者として逮捕しないと。 ってかあれを許してたらどこで線引きすんのよ? やっても許される殺人なんてあっちゃいけないと思うわ。 ってことで、世の中に疑問を投げかけたという意味ではとても興味深い映画だと思うけど、ものすごーく穿った見方をすれば9.11以降アメリカが中東でしている復讐(でしょ?結局)の正当化ととれなくもなかったり。 …それにしてもあの犬、もうちょっとなんかできなかったの?? 知らない人においそれと捕まっちゃダメよ! しかも普通に飼われてるし…。 って絶対うちの犬も敵に尻尾ふってついてっちゃうわね…。 頼りにならないわねー。[映画館(字幕)] 7点(2007-11-30 12:26:00)(笑:1票)

254.  ヘアスプレー(2007) とーっても幸せになれる映画だったわ! アタシ、見るまで人種差別問題がテーマになってるってぜんぜん知らなくって心構えゼロで見に行ったもんだから、途中「黒人音楽が・・・」とか言いはじめた段階でヤバイかしら??って思ったんだけど(ほら、重いテーマの映画を見るときってある程度覚悟が必要でしょ?)…でもぜんぜん必要なかったわ。 トレーシーのポジティブっていうか完全に抜けきった感じ(ホメてんのよ)とか、軽快なダンスに心地いい音楽・歌声、そして映画全体に流れるハッピーな空気感がちょうどいい感じに中和してるのかしらね。 それにしても…アタシ的にヒットはやっぱり!クリストファー・ウォーケンのお茶目っぷり(あんなにコワモテなのにね)と、セクシーすぎて小悪魔っていうか大悪魔になりつつあるミシェル・ファイファーよ!! ミシェルのあの気だるい色気むんむんの声(どんな喉してんのかしらね??)…ステキすぎるわー。 ジョン・トラボルタは…正直女の人がやってもよかったような気もするけど…イヤ、おもしろかったしとってもよかった!んだけど、別に男がやる必要はないような…話題性かしらね? …とにかく最初から最後までとってもハッピーな感じで、アタシこういうの大好きよ![映画館(字幕)] 7点(2007-10-29 08:58:33)

255.  ドリームガールズ(2006) とにかく素晴らしかったわー。 なにがって、ジェニファー・ハドソンの歌声が!ビヨンセの美貌が! こちらの予測をまったく裏切ることのない、言わば「ベタ」なストーリー展開も、素晴らしい歌とパフォーマンスの数々にしっかり支えられて、逆に安心感があって良いと思えるくらいよ。 それにしても…ジェニファー・ハドソンは本当にすごいわね。 彼女、アメリカの有名なオーディション番組で優勝を逃したそうだけど…こんなにすごい歌手が落とされるなんて、どんだけレベルが高いのよ!? 逆にその時の優勝者が気になるわ。 ホホ。 彼女の力強い歌声の前ではビヨンセの声が軽すぎて…見劣りしちゃうわ、はっきり言って。 でも!!そんなビヨンセは美貌でみんなを圧倒ね! スタイルもいいし、お顔もキレイだし…アタシ実は彼女に演技力は全然期待してなかったんだけど、そっちも何気にソツなくしっかりこなしてるわよね。 …とにかく全体的によくまとまってるし、最後は優しい気持ちで終われて、とてもいい映画だと思うわ。 サントラ買わなきゃ![映画館(字幕)] 7点(2007-02-18 21:37:46)

256.  DEATH NOTE デスノート(2006) 原作未読のまま期待せずに見たのが逆によかったのか、アタシはけっこう楽しめたわ。 絶対に原作者は、腹立つヤツの名前を書きとめておくノート「恨み帖」からこのデスノートっていうアイデアを思いついたんだと思うわ、アタシ。 「ここに名前書いたヤツ、みんな死ねばいいのに!!」的な。 でもね、そいつがどんなに悪いヤツだったとしても、人間が人間を裁くなんて間違いよ。 だって歯止めがきかなくなっちゃうもの(ドラえもんの「独裁者スイッチ」参照)。 夜神月(月って書いて「ライト」…本気って書いて「マジ」みたいなもんかしら?)も最初は正義感から犯罪者のみを殺してたけど、FBI捜査官を殺すあたりから際限なくなっちゃってるし、詩織を殺す頃には…もう鬼よ、鬼。 …そのへんの倫理的なテーマはとっても興味深かったわ。 ところで…日本でFBI捜査官が活動っておかしくない?? FBIって、州警察では手に負えないようなアメリカ国内の広域事件を担当=アメリカ国内での活動限定、じゃなかったかしら? こういう場合、日本に来るとしたらCIAなんじゃ…なーんて思っちゃったけど、まあ漫画ですものね。 とりあえず後編も見たいと思ったし、それなりによかったんじゃないかしら。 原作も機会があれば読んでみたいわ。[地上波(字幕)] 7点(2006-12-11 07:38:15)(笑:1票)

257.  コールガール(1971) ドキドキしちゃったわー。 死ぬ直前のアイリーンの声なんて、「もうやめてー!!」って思わず耳をふさぎたくなったくらい。 あそこまですごい精神的恐怖ってそうはないわよね。 それにしても…どこまでも渋くかっこいい警官を演じたドナルド・サザーランドも、強い女に見えて実はとっても脆いところのあるコールガールを演じたジェーン・フォンダも、二人そろってとっても素晴らしい演技で…ほんと見ごたえがあったわ。 ステキ![地上波(字幕)] 8点(2006-09-14 06:57:30)

258.  モンキー・ビジネス とってもカワイイ映画だったわー。 ケイリー・グラントとジンジャー・ロジャースの壊れっぷりがとってもステキ。 なかなかできないわよー、40過ぎてあんな演技。 ホホ。 まだ新人だったマリリン・モンローも、まさに弾けんばかりの魅力でとーってもかわいいし。 …全体的になんだか平和でゆるーい感じだけど、アタシはけっこう好きよ、こういう映画。[地上波(字幕)] 7点(2006-06-27 16:14:57)

259.  天使のくれた時間 《ネタバレ》 とってもいい映画だったわ。 でも…これってほんとに「天使のくれた時間」かしら? アタシには意地悪にしか見えないんだけど。 だって「あの」生活を知らなければジャックはずっと優秀なビジネスマンとして人も羨む生活を送れたのよ。 「自分はすべて持ってる」と言い切ったジャックに、「お前の生活に何が足りないか見せてやるよ」ってことであの黒人(何者なのかしら?悪魔?神様?)がした悪戯?傲慢なジャックに対する懲らしめ?ってとこじゃないかしら。 だってあの生活はほんの束の間のもので、絶対に手には入らないのよ。 それなのにほんの一瞬だけ味わわせるなんて…蛇の生殺しだわ。 ラストだって、ケイトは13年ぶりに会った彼が懐かしくなって、じっくりコーヒーでも飲みながら話をしてみようと思っただけで、今後彼らがうまくいくとは限らないし。 (もちろんパリ行きの飛行機を見送ったくらいだから、彼女も相当気持ちが動いてるんだろうとは思うけど。) もしうまくいって結婚ってことになったとしても、「あの」アニーとジョッシュは生まれてこないだろうし、「あの」生活は絶対に現実にはならないのよ…残酷だわ。 それでもジャックはエリートビジネスマンの生活を捨ててまで、「あの」生活を手に入れようとケイトを呼びとめるのね。 ジャック自身も気づいていなかった彼に足りなかった大事なもの、お金や名声じゃなくて家族との愛に満ちた生活、それが彼にとってどれだけ大切なものだったかって証拠よね。 もちろん幸せなんて人それぞれ、嫁子供なんて煩わしい、自由な独身貴族(もちろん金持ち)が一番さ!って人もいていいと思うけど、アタシは平々凡々が一番幸せだと思うほうなので、ラストのジャックの決断には大賛成! ラストでやっとスタート地点に立つことができた彼に心からエールを送りたいわ。 (…結局最後には自分にとって一番大事なものを見つけることができたジャック…ってことはやっぱりあの黒人は天使なのかしらね?)[地上波(字幕)] 7点(2006-06-16 18:22:01)(良:1票)

260.  はだしのゲン(1976) …見ててつらかったわ。 たった60年くらい前の日本ではこんなことが実際に起きてたってのが…ほんといたたまれないわね。 日本中が天皇陛下万歳!鬼畜米兵を殺せ!とわきあがっていた中で、戦争の残酷さや理不尽さを家族に教えるお父さんは確かにとっても立派なんだけど、それよりもすばらしいのはやっぱりそんな夫を心から尊敬し支えるお母さんよね。 演じる左幸子がまたすばらしくって…彼女の迫真の演技にアタシは何度も泣かされたわ。 …本当に悲しい過去ではあるんだけど、戦争世代がどんどん亡くなってる今、こういう形で後世に残す(=風化させない)ってのはとっても大事なことよね。[地上波(字幕)] 6点(2006-05-21 05:32:01)

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