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281.  キング・コング(1933) 《ネタバレ》 現代ではさすがに特撮レベルが古過ぎて、その映像は「映画史の資料」的な見方しかできませんでしたが、1933年ということを考えると、かなり頑張ってるなと感心しますし、スカル島の巨大ゲートのセットは『イントレランス』を思い出すような雰囲気がありました。僕にとってのキングコングはジョン・ギラーミン版が最初で、それはつまらなく思い、その次がピーター・ジャクソン版。ピーター・ジャクソン版が好きになり、今回オリジナルを見てみる気になった次第。美女にかかっては野獣も骨抜きになってしまうというテーマはオリジナルが最も分かりやすく作られているなと思いました。デナムやドリスコルの人物像もオリジナルの方が好きです。船でのテスト撮影シーンでアンを高く見上げさせ叫び声を上げさせ、それを見物していたドリスコル(オリジナルは船乗り)に「何を見せるつもりだ?」と言わせるくだりも気に入りました。そのうち巨大ゴリラが出てくることは分かっているし、しかも現代となってはお粗末な巨大ゴリラであっても、こういうシーンが作り出す雰囲気作りって大事だなーと思いました。 コングはオリジナルはあくまで野獣なんですね。リメイクのようなヒューマニティは見せないし、アンはコングに愛着なんか持ってない。男性性の負の面のみを強調したメタファーで、そいつを退治して最後アンとドリスコルを2ショットにする。美女が野獣を骨抜きにする・・・といっても、男性の中にある野獣の側面だけを抜き去っているというならいいけど(この映画ではドリスコルをして女嫌いな無骨な男から、優しい紳士に変えたということかな)、でも男性そのものを骨抜きにしてはいないのかなぁ? よくよく考えてみれば、今の流行は中性的な(というか女ぽい)男性だったりしてない? 「こんなのばかりもてはやされて、もし戦争とか原始的生活が余儀なくされたら大丈夫か?」とか思わなくもないんですが、そういう風にしてしまってるのはなにも美女のせいではないよーな(美女って少なくなった気がするー)・・・男を骨抜きにしてるのはアニメやメディアだったりして?[DVD(字幕)] 6点(2011-09-12 04:41:39)

282.  ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版> 《ネタバレ》 エレベーターの扉が閉まって、パッとエンドタイトルに切り替わるのは渋くてカッコいいなと思いました。余計な注釈つけないのはエンディングに関しては「これもアリだな」と思えました。【2013/7/31書き換え】時間潰しに劇場版と見比べてみましたが、デッカードが人間なのかレプリなのか怪しいのは、撮影当初から監督の中に設定としてあったんでしょうね。劇場版見てもデッカードの様子はなにか変で、レプリが思い出にこだわることについて反芻する描写は戸惑いのようなものをうっすらと感じさせます。レイチェルが「例のテスト、あなたは受けたことある?」と尋ねるとデッカードは眠っちゃってるという場面は今の自分なら充分「?!」となるところですが、あのゆるーいテンポのなかでボケーと観てるとなかなか難しい気もする。適度に『ツッコミ精神』持ってるタイプじゃないと、映画の流れにただ素直にのっかてると「主人公はレプリ退治の人間でしょ」と当然のように思い込むだけ…と、僕は思っています。で、「もっと気づいてよ」ということでユニコーンの夢シーンが投入されたようですが、なんでレイチェルの質問をはぐらかして眠ったとこではなく、一人でピアノの鍵盤押してる時なのだろう? レプリの記憶について思いを巡らすシーンだからなんでしょうが、夢とは認識しづらいし、「俺の場合はこんな記憶…」という表現ではユニコーン現実じゃないから成立しない。そもそもユニコーンの夢を見ることがレプリ疑惑になるという理屈がよくわからないし、「デッカードはどうなのさ?」に思い及ばない人がユニコーンの夢シーンで気づくのだろうか? 僕は監督の冒頭解説があったから知っただけで、それなしなら意味不明でいたと思います。ただ、思ったことを口にしないで折り紙を折る男が最後に残したメッセージとかぶるから、チキンに意味があるようにユニコーンにどんな意味があるのか気にはなってきます。ユニコーンて人の力で殺すことはできても生け捕りにはできず、たとえ生きたまま捕えても激しい怒りで自殺するんだとか。ユニコーンを捕らえる方法として処女の娘で誘き寄せるというのがあるそうで、処女の懐に抱かれるとおとなしくなるんだそうな。にゃるほど! あのワイルドにレイチェルに迫るシーンもラストも、そういうわけだったのか~! レプリ退治用の獰猛なユニコーンを放ち、処女で誘き寄せておとなしくさせるタイレルの作戦だったわけだ。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-30 23:05:37)

283.  ブレードランナー 《ネタバレ》 公開時、劇場で観た時は「暗くてジメジメして、ダラダラしてつまらない」としか思いませんでした。が、今回DVDで見直してみて、冒頭シーンの映像が美しくて溜息が漏れちゃいました。CGで楽に何でもやれちゃう映像に慣れたなかで、たまにアナログ時代の精巧な特撮映像を見ると、なんか「血が通っている」とか「魂がこもっている」とか、そんな感じのことが頭に出てきて、ほんの数秒のシーンでも非常に高価なものを観させてもらっている感覚でした。「わー、この映画ってプロジェクタで壁に映し出してインテリアみたいに使いたいなー」とか思いました。本気でそうしたい。若い頃はとくに感じるものがなかったけれど、 40代に入って鑑賞してみるとロイが笑みを見せて最後のセリフを喋る場面もちょっと泣けそうでした(若い頃は「今まで暴れてて、いきなり寿命かよ!」としか思わなかったんですが)。「どれがどれ?」と紛らわしい程いくつかのバージョンが出た作品ですが、僕はナレーションの入ってる方が好きです。ナレーションなしで主人公の心情はちょっと分かりづらいと思います。とくに1人目の女を殺した直後の主人公の気分とか、ナレーションなしじゃ分かんない。これ見よがしに「いい気分じゃない」的な表情をするでもなく、感情が排されたような固い表情をバックに、あのナレーションがあるっていうのが、ああいうタイプの男のリアルなんじゃないかなと。それに「ディレクターズカット版」の終わり方も好きなんですが、ラストに「人間だっていつまで生きられるか保証されてはいない」みたいなことをナレーションするこちらのバージョンの方が僕的には気づかされるものがあると感じました。「登場人物の心情は行動やセリフで語れ」みたいな映画作りのセオリーがあると思うんですが、僕は「必ずしもそうかなー???」と思ってる人間で、実際生きていると行動や表情や口にする言葉だけで自分の心の声全てが全うされるなんてことはありません。確実に声にしないで心の内側だけでぼやいたりとかありますもん。それがリアルな世界。心の声を観客に伝えるくらいのことは、あってもいいと思います。監督自身はナレーションなしが本意なんでしょうけど『ブレードランナー』に関してはナレーションあった方が伝わるとオモイマス。[DVD(吹替)] 6点(2011-08-30 22:29:41)(良:1票)

284.  テラビシアにかける橋 《ネタバレ》 『ジュマンジ』や『ポーラーエクスプレス』などが映像化されたオールズバーグという好きな絵本作家が『2匹のいけないアリ』という絵本を出しているのを知ったとき、僕は衝撃を受けた。パステルの柔らかい感触から離れて、硬質なタッチのロボットみたいなアリを描きながら、冒険することを良しとしない物語が展開され、真面目に砂糖を女王様のもとに運び、喜ばせ、やっぱりおうちが一番と言わしめるのです。いったい何がどうして、こんな寒気のするものを出すのか、自分が知らない世の中の裏事情に思いを巡らせ怖くなりました。日本人青年が他国で集団に捕まり首を切られた事件の記憶がまだ鮮明な時でした。それから、あるダークファンタジーの映画で主人公の少女が殺されるも、その少女は死に際、別の世界(夢の世界)で王女となるというものを観てしまいました。とんでもない。世の悪事に目をつぶって、被害を受けた弱者に対して「よけいな所に勝手に行ったあなたがいけない」とか「本気で夢を描ければ、どんな場所にいたって幸せになれるよ」とか本気で言えるのだろうか?! その点、この映画は「危ないことするから死ぬのよ」みたいな冷たい説教はしないし「あの人はひどい死に方(殺され方)したけど脳内は幸せでしたよ」みたいな他人事キレイゴトも言わない。世の現実に危険なことや辛いことがあることには、きちんと寄り添いながら、それでも「あの世界は忘れないよ」っていう姿勢が好感持てました。[DVD(吹替)] 6点(2011-07-13 17:25:13)

285.  バグダッド・カフェ 《ネタバレ》 20代の頃に観た時は、何も感じ取るものがなく、なぜ世間がそれほどに評価するのか理解できずにいました。それから二十数年が過ぎた最近、気が滅入る程に散らかった家を大掃除し、その精神的な影響の程を大きく感じた瞬間に、ふとこの映画のことが頭をよぎりました。そんなわけで、何となく気になりだし、とうとうDVDレンタルして二十数年ぶりの鑑賞。今回は完全版というヤツを観ました。覗き穴から撮ったみたいに周囲が丸くつぶれた映像が挟まれたり、露出不足で暗くなったかと思うと灼熱のように明るくなる事故なのか意図的なのかなんだかよく分からないオープニングや、あまりにも「ポットが拾われたことに気づいてくださいね!」とアラームのごとくピンク色に点滅主張する画面など、ちょっと「ダサイじゃん」と感じるクセもありました。けれど、約20年前にはほとんど何も感じなかったこの映画に今回は微笑みや癒しを受け取りました。ラストのオチに存在がなくてはならないトラックオヤジとの絵のモデルのやりとりなんてすっかり記憶から消えていましたが、今回の鑑賞ではとても印象に残ったし、「そういえば20年前はあんな感じの太った女性を置いたイラストレーションや絵画がよくあったよなー」とノスタルジックな気分にもなりました(彼女のヌードに魅力を感じ取れるようになった自分に、ちょっとした驚きも)。映画全体どぎつくフィルターかけた映像も、そういえば公開当時はコマーシャルフォトの類にはけっこう流行ってたスタイルだったような気もして、そうしたことごとも加味されてか、なんだか元気のあった懐かしい時代にリフレッシュされる感じがしました。ともかく、意外で些細な何かで、人なり社会なりの元気って取り戻せるのかもしれないと、そんなふうに感じました。他人に勧めるには相手をかなり選ばなきゃいけない感じがあるので、7点を迷いながらの6点ということで・・・[DVD(字幕)] 6点(2011-07-03 00:46:47)

286.  ATOM 《ネタバレ》 手塚治虫氏の原作マンガを読んだことがないし、原作とはまるで違うノリのものになったと言われるモノクロのTVアニメもきちんと観たことがありません。なので手塚作品の映画化という点では評価しようがありません。けれど、少なくともヒーローのアトムが鉄腕で敵をやっつけまくるといった昔アニメのバカ単純さで収まってないことは確かですし、原作を知らない身としては、少年からロボットへと変わるいきさつは見物でした。原作を良く知るファンにとっては、きっといろいろ不満もあるかもしれませんが、知らない立場から見れば良質の映像化と思えます。原作を読んでみたくなりました。そういうきっかけになれば、制作されたことはプラスだと思います。少なくとも『ドラゴンボール』みたいなヒドイことになってないのは充分に評価価値があると思います。点数は「なかなか面白い」の7点には届かないものの、6点はかわいそうかな・・・という微妙なところ。[DVD(吹替)] 6点(2011-06-25 20:25:19)

287.  銀河鉄道999 《ネタバレ》 原作マンガもTVアニメもあまり観ていませんでしたが、公開時ポスターの美しさにつられて観ました。メーテルがずっと鉄郎を騙し続けていたというクライマックスの展開はちょっとした驚きだったことを覚えています。まぁ、ホントのところ作品全体としては今では5点にも満たないものだと思ってるんですが、初回鑑賞時の惑星メーテルでの驚きには5点以下の点は付けづらいんです。あの鉄郎がメーテルをピシャッと平手打ちするシーンはインパクト大でした。そしてなにより、僕は青木望さん作曲の「惑星メーテルのテーマ」が大のお気に入りです。ゴダイゴの主題歌が有名だけど、「惑星メーテルのテーマ」はそんなの目じゃない美しい名曲だと思ってます。30年以上経た今聴いてもジワーンと鳥肌もんなんです! というわけで+2点で6点ということにさせていただきます。[映画館(邦画)] 6点(2011-06-12 00:01:21)

288.  椿三十郎(1962) 三船敏郎は羨ましくて溜め息が出るほど渋くてカッコいいし、女衆や小林桂樹は暢気にコミカルだし、そこそこ面白いのですが、僕は黒澤作品にどうもズドォーンと重いパンチを食らうような何かを期待してしまうようで、その点イマイチでした。ラストシーンこそそれなんでしょうが、あまりにも有名で新鮮な気持ちでは受けられないし、あれはビジュアルとしての衝撃だけで人間ドラマとしての衝撃じゃないし・・・。三船に張り合う仲代達矢は、この作品の仲代達矢ではなく、『切腹』の仲代達矢で観てみたいです。[DVD(邦画)] 6点(2011-06-11 18:26:43)

289.  サマーウォーズ 夏の暑い日に、クーラーかけて真っ暗に閉め切った部屋でプロジェクタの大画面で観ると、わくわく感と清涼感を楽しめそうな気はしてます。バーチャルな世界の映像も、縁側のある由緒正しい田舎の大邸宅の映像も、気に入ってます。おばあちゃんも、そこに集まる大勢の親戚も、キャラが光っててワクワクしますが、そのワクワク期待した先に、あまりツボにはまるものがなかったというのが正直な感想です。『時をかける少女』に比べると、こっちの方が断然キャラとか話の運びとかステキなんだけど、心に強くグッと残るのは断然『時をかける少女』という感じでした。ちょっとバーチャル路線引っ張り過ぎな気もします。ゲーマーとかオタクとか、あまり親しみ持てないです。[地上波(邦画)] 6点(2011-06-11 18:05:49)

290.  ファンタズム(1979) あの鉄球は生理的にくるものがあってナイス! ドン・コスカレリって人はたしか『ボーイズ・ボーイズ』って映画で注目を集めたはず。内容は興味なくて知らないけど、スケボー少年たちのお話じゃなかったろうか? そして次に出したのがこの作品だったような。まるで違うジャンル作ってくるんだと思った記憶があります。この映画も結局1度しか観てないので、内容覚えてないけど、両親を失った少年のナイーブな内面がどうのこうのっていう、実は繊細なところを隠し味にしてる作品だったような??? でも、その辺は全然印象として残してはいなくて、僕が劇場で観た当時スゴく感心したのは、トールマンがあの鉄球で死んだ時、おしっこが漏れてくるのを映像にしていることでした。知識として、人は死ぬとウンチやおしっこを垂れ流すとは本で読んで知っていたけれど、それを映画で見せようとした作品はこれが初めてでした。その後も他には観ていません。[映画館(字幕)] 6点(2011-06-11 03:18:36)

291.  トロン 有名なジェフ・ブリッジスが主人公かと思っていると、「この役者さん誰?」なブルース・ボックスライトナーさん演じるトロンが主人公のようだったり、話の筋はほとんど印象に残ってない。ただ、この映画が登場して数年後に一般用のパソコンでしょぼいCG画像とかアニメーションとか作れる時代が到来して、せっせとCG作りのお遊びをしていた頃、いかにモデリングをシンプルにしてCPUの負担を軽減しつつカッコいいオブジェを作るかっていうことが重要でした。その観点からシド・ミードのデザインしたバイクや戦車や空母など数々のデザインは「やっぱスゲーなー」と思うものでした。今じゃ超リアルなCGが飽きるほどジャラジャラと量産されてますが、チープな中にデザインセンスが問われる、こうした初期CGのワールドって、たまーにその世界に迷い込んでみたい味があると思います。この作品とか『バーチャル・ウォーズ』のCGって、夏の暑い時期に暗くした室内で観覧すると心地よい涼しさを感じて、なーんか好きです。[映画館(字幕)] 6点(2011-06-11 00:22:33)

292.  リーサル・ウェポン 《ネタバレ》 公開時に映画館で観たきりです。この頃は僕にとってダニー・グローバーは『刑事ジョンブック』の悪徳警官と『カラーパープル』のひどい旦那のイメージしかなかったので、メルの良い相棒という役柄は「おめでとう」という気持ちでした。シリーズ化されるほどとは思っていませんでしたが、ラストの決闘シーンは好きでした。きっと今見直すとショボく思えたりするのかもしれませんが、面倒な法律だの立場だの全部取っ払って、純粋に男気でもって単純明快にタイマン勝負の決着という締めくくり方は、気恥ずかしいながらもスカッとするものがあったのを記憶してます。格闘そのものの内容は覚えてませんが、手出しさせないところとかカッコいいと思いました。一緒に観た友人が「かっこ良すぎるよねー」なんて言ってましたが、ほんとキマリ過ぎてて観てるのが恥ずかしいくらいカッコ良く思えました。で、それが相当恥ずかしいため一度観たきりとなってます(要はクサイってことか)。今見直したら、それほどに思わないのかな、それとももっとクサく感じるのかな・・・[映画館(字幕)] 6点(2011-06-10 23:47:55)

293.  プレデター 《ネタバレ》 アクション映画しか楽しめない友人との付き合いで劇場で観ました。ロッキーのアポロ役の人とか、シュワちゃんが、ジャングルの中でマッチョな身体をさらして戦闘アクションするんだろー、はいはい・・・と冷めて観ておりましたから、ジャングルのグリーンが妙に歪んで動いてからテンション上がりました。当時はCG特撮とかなかった時代だし、クリチャーデザインもどんなに頑張ったってエイリアンを超える斬新さを期待するのは酷だったし、そんななかで登場した『透明』って存在は、わりかし新鮮なものでした。あれこれ考えてデザインした怪物出すより、よっぽどセンスいいと評価できます。今だとこのビジュアルはCGで簡単にやれちゃうだろうけど、当時は結構な手間がかかったんじゃないでしょうか。可視状態のプレデターのデザインは幻滅しましたけど。あの中にはジャン・クロード・ヴァンダムが入ってたんですねー。点数は公開時に観た印象です(それ以降観てないし)。[映画館(字幕)] 6点(2011-06-10 20:14:39)

294.  クライング・ゲーム ずいぶん昔に一度観たきりです。なので細かいことは覚えてないです。つまり、そんなに内容的に面白さは感じませんでした。フォレスト・ウィテカーを知り注目するようになった作品ではありました。あと、ビックラした映画だということは忘れません。しかし、あの新人さんをどう見つけて出演を口説いたんでしょう? この企画、あの俳優さんナシでは成り立たないですよね。有名人は使えないです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-10 18:52:49)

295.  キック・アス 《ネタバレ》 ゲーム世代の感覚なんでしょうね。次から次へと息つく暇もなくパンパン派手に撃ち殺していく。そのバイオレンスな快感をゲームの安いCGじゃなく映画の作り込んだ映像で見せてくれる。性ネタもさらっとしてはないし、R15は納得。自分的には不快感もなく面白く観れました。けれど見終わった後に残るものがあるかというと、なぁ~んにも残りません。冒頭の切り口すごく良かったのに、出口は空っぽ。彼女とうまくいって、ヒーローをやめる約束をして、で、結局のところどうするのか、あの終わり方じゃ、なんかうまいこと話を逸らされてる感じがします。YouTubeで大注目されて後も、同じコスチューム着て街をのびのび歩けるなんて、なんか受け入れ難いし、自分の娘に銃弾を撃ち込んで鍛えている父親が、いざ娘が不意に銃弾を受けたとき、無防備で娘の安否に集中して簡単に倒される姿に違和感あったし、公開リンチでたしか主人公はカイザーナックルみたいなので殴られたと思うんだけど、あんなので殴られて、あの程度の怪我というリアリティのなさは、前半のシニカルなリアリティを忘れてしまったかのよう。あれほど派手なドンパチ見せてバイオレンスにフタしないのなら、リンチ後の主人公の顔はリアルに大怪我させとけって思います。そのくらい痛々しくリアルヒーローを描いてくれたら8~9点は付けられたかも。 ヒットガールはいいですね。それとアメコミのカットを3D-CGで見せてくれるところ好きです。[DVD(吹替)] 6点(2011-06-08 17:55:10)

296.  アンドロメダ・・・ 《ネタバレ》 初めて観たのは10代の頃TVで。その時は興奮しました!(当時の感性だと8~9点) 寝たきりの爺さんと赤ん坊だけが生き延びた謎に引き込まれたもんです。感染すると血液が粉になって死んじゃうという不思議で怖い病気と、その病原体の不思議な仕組みにドキドキでした。けれど、今回久々に見直してみたら、やはりちょっとスローでゆるい感じは否めなかったです。しかし、この作品を初めて観た時の感動は、物語の面白さのみではなく、この話を作り出したのが医学生かなんかだということも自分の中でプラスされてました。医学生だったのかどうか曖昧な情報入手しかしてませんでしたが、どうやら医学畑に関係する人らしいってことは分かって「そういう人が小説書いたりもしちゃうんだ、スゴいなー!」と感心してました。『ウエスト・ワールド』っていう、西部開拓時代を再現したテーマパークで、安全管理されたロボット扮するガンマンたちと西部劇ごっこを楽しむはずが、ロボットが暴走するという映画もあって、その映画は本作と同じ原作者でしかも映画監督までやっちゃったらしく「なんてオールマイティーな人なんだ!」とウラヤマビックリしておりました。自分が大人になってからもその人が面白いお話を作り続けてるとは当時思ってもなく、『ER』だの『ジュラシック・パーク』だの出してきた日ニャ「マイケル・クライトンてどんだけスゴい人なんや」と感心しまくりでした。というクライトンさんの存在を知るきっかけになった作品です。[DVD(字幕)] 6点(2011-06-06 03:00:10)(良:2票)

297.  大脱走 《ネタバレ》 初めて観たのは10代の頃テレビ放送で。その時はかなり感動しました。ジェームズ・ガナーとドナルド・プレザンスの最後がとても印象に残っているのと、ラストのマックィーンの壁にボールを投げる音の何とも言えない余韻に超満腹だったのを覚えています。脱走に成功しなかったのに、あのマックィーンのボール投げのラストはなぜかとても気持ちのよい感覚でした。彼の中で希望が消えてないことがハッキリ感じ取れたからだろうと思います。あの頃の感動をもう一度と思いDVDをレンタルして観ましたが、二十数年の年月を経てみたら、なんだか随分軽めの味に感じちゃいました。ただし、今回のDVDレンタルをきっかけに、この話がもともと実話から生まれたということを知ってちょっとビックリでした。どの辺りまでが事実で、どの辺りは脚色や嘘なのか、ちょっと気になったりします。点数は・・・10代で初めて観た時の印象だと9~10点の気持ちなんだけど、改めて今見直してみた感想はグンと落ちちゃいます。けれど、それってこの作品の迫力や感動を超える作品が後に出てきて、平均値を高くする必要が出てきたからだなと思うし「あの頃の映画は良かったよね」なんて言わずに済んでいることは幸福だなとか感じたりしました。[DVD(字幕)] 6点(2011-06-06 01:24:20)(良:1票)

298.  ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島 う~ん・・・全体的には5点の印象なのですが・・・もともと子供の為に観に行ったもので、大人の僕も妻も「子供の付き合い」でしかなかったはずなのに、妻は映画館を出る時に「泣いちゃった」と。実は、僕も最後の最後で涙をこぼしたのでした。なのでプラス1点です。特に際立って印象に残るシーンもエピソードもなく、それに加えて長男長女は今回ほとんど出番ナシで、ちょっと寂しくもありました。が、終わり方はシリーズ中1番だと思いました。[映画館(吹替)] 6点(2011-03-23 00:52:09)

299.  ギャラクシー・クエスト 《ネタバレ》 バズ・ライトイヤーの声を努めるティム・アレンの姿をこの映画で初めて見たのですが、今回2度目の鑑賞ではシガニーのイケイケなセクシーぶりがやはり飛び抜けてるなーと感心しました。「エンタの神様」のタイトル曲はこの映画の曲だったんですね! 「もし既に絶滅した異星人が残した資料を手にしたとき、それはドキュメンタリーなのか、それとも作り話なのか、ワケが分からないのでは?」とか「逆に地球人が滅びた後に、この星に何者かがやって来たとき、あらゆる映像の真偽を判断できるだろうか?」「ブレアウィッチとかクローバーフィールドとか、どう思うんだろう?」と思ったことがあったけど、嘘の概念がないサーミアン星人が見てましたか...。『猿の惑星』を「あれは気の毒でした」って、彼らは地球の歴史をどう解釈しているのか問いつめてみたい。どんなストーリーが聞けるだろう? けれど、いつも真実のみを語ることが善ではないということが、うまく表現されている作品だと思います。たしかに僕らは作り話の中にもプラスのエネルギーを得ているのだから。嘘に勇気づけられてきた者が、嘘を知ってショックを受けるシーンは印象的です。人々の活力のための嘘だったけど「あれは嘘です」と言ってしまっちゃ~おしまいよってことで、作られた虚像に向かって自分たちをそこに近づける作業が始まる感じ。人は先にイメージを持って、そこから実際の行動が起きて発展するもの。嘘というイメージもそれをリアルに思うことが出来れば、人はそれに近づくことができるということかも。もう、うんざりしきって絶対に口にしたくない「トカゲヘッドに誓って・・・」のセリフを自発的に発するスネイプ先生ことアラン・リックマンのシーンが一番好きです。[DVD(吹替)] 6点(2011-02-06 11:10:50)

300.  シザーハンズ 《ネタバレ》 ガオガオ~! と元気だった若い頃、きれいな女性に対して「傷つけないように、そぉ~っと優しくしなきゃ」とか「自分みたいなのが触れたら汚してしまう」とか、思ったことあったなー(遠い目)・・・・ハサミの手って、そんな頃の自分を象徴してるような気がしました。それから「言葉」も「ハサミ」に似てる。使い方次第で他人を幸福にもするし傷つけもするし。そうした「自分の持っているもの(感情であったり才能であったり、いろいろ)」をしっかりコントロールしきれていない青年期(未完成期)を、こういうモチーフに仕立てたアイディアは良いなーと素直に思います。でも、そういうモチーフなら、もっと深い話にも出来たろうに・・・とも思ったり。「ハサミ=言葉」と考えてみると、正しい使い方が完全に分からないので「沈黙」ってことになったのかな? 自分を守り、同時に誰も傷つけることのない使い方が分からないので、やっぱり人間社会を退却して引きこもりました・・・みたいな。ロボットものとして見れば、かなりオリジナリティー高い作品だと感じます。[DVD(字幕)] 6点(2011-01-20 00:07:03)

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