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プロフィール
コメント数 3862
性別 男性
年齢 53歳

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3021.  誰も知らない(2004) 実際の事件に基づいた映画です。でもあくまで、事件の「外面」をキッカケとし、「内面」を創作によって構築していく「フィクション」であります。特にここでは、実際の事件(としてマスコミが報道したもの)に対し重要な変更が為されています、それは「冷酷な人間が一人も登場しない事」。ここに本作の問いかけがあります。「実際の事件と異なり、冷酷な人間さえいなければ、彼らは救われたのですか?」答えは本作を観ての通り。事実通りの映画なら、観客は「義憤」を安心してぶちまけられる。「世の中ヒドイ奴がいるもんだね、信じられないね、許せないね(まあ我々には直接関係ないけどね)。」これじゃまるで「お昼のワイドショー」。本作は当事者を糾弾するのではなく、社会、そして社会に属する我々一人ひとりを問い詰める。「あなたは彼らを救うために具体的に何ができますか?何もしない傍観者ですか?ではあなた(=社会)も事件に『間接的に』荷担した当事者と言えませんか?」。ここに事件の奥に潜む本質を見抜いた本作の凄みがあると言えるのではないでしょうか。・・・などと言いつつ、実は私は全く別の意味で、観てて本当にたまらない気持ちになりました。むしろ彼らの立場、つまり彼らと同じ「現代を漂流する孤独な存在として」観てしまったのでした。確かに僕は定職につき、少ないながら一応給料をもらってる。でも? 金なんか幾ら貯めたってタカが知れてる。そもそも収入自体、明日にでも体壊したら、どうなる? 僕らもまた何の拠り所もないまま現代を彷徨する、名も無き漂流者だ。僕の事なんて、身近な人間を除けば結局「誰も知らない」んじゃないか。この映画の子供達に感じたのは「共感」、いや、そう呼ぶにはあまりに切実なものでした。リアルに描きこまれた、ひとつの小宇宙。やがては上映時間が終わり、彼らと別れねばならぬ、その事が辛くて、観ながら息苦しい思いにさいなまれました。それは「一期一会」という言葉がぴったりの貴重な時間でもありました。そして帰途、当時神経症気味だった私は、激しい吐き気に襲われたのでした。 <附記>しかし、本作のように、モデルとなった事件と我々の距離が、時間的にも感覚的にも近いケースでは、そこにある種の不快感を感ずる人がいるのも尤もな事なのでしょう。事件当事者も恐らくは存命であり、この映画が彼らを傷つけるのではないか。常に考えていかねばならぬ問題でしょう。10点(2004-11-30 01:50:33)(良:5票)

3022.  恐竜100万年 いやあ、男の子はみんな、恐竜が大好きなんですよ。一番好きなのが恐竜で、2番がグラマーな原始人。よって本作! 恐竜図鑑を見るのが大好きだった子供の頃の私にとっては夢のような世界であります。特に当時は、ストップモーションなんてものを知らなくて、すべて中に人間が入って演じてると思ってたから、このテの映画は、観ててほんと不思議に思われたものでした。でも、撮影方法を知った今、不思議さはかえって増すばかり。肉食恐竜と死闘の末、「秘技・逆棒高跳び」によって仕留めるシーン、まあこのシーン自体は明らかに無茶なのですが(こんな荒技、どう考えてもムリですわな)、特撮の見せ場としては最高の部類に入ると言えるでしょう。ところで・・・ナヌ、↓本物のイグアナ、ですって!? えー、ウッソだあ、あれもストップモーションだと私は断固信じますっ!(←完全に分別を失ってます)8点(2004-11-30 00:37:26)(笑:1票) (良:1票)

3023.  ケンタッキー・フライド・ムービー 禁断のエロス!! 炸裂するカンフーアクション!! タブーに挑む衝撃の問題作、それが『ケンタッキー・フライド・ムービー』!! まあ、ようするに、そんな映画です。どうか夢のひとときをお過ごし下さい。9点(2004-11-30 00:17:12)

3024.  アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ケーキ えーとですね。ワタシは何かが巨大化して襲ってくる映画が好きなのです。巨大化さえしてくれれば何でもOK! というわけで、今回襲ってくるのは、ギリシャ伝統料理、ムサカ! まさか!(・・・・・。) 巨大ムサカの襲撃に逃げまどう人々(←たかだか数名)。真面目に逃げる気あるのかーっ。そしてムサカの通った後には累々たる死体の山。おお、これは結構エグイんじゃないの。あっはっはっはっは。一体何なんだこの映画は。普通なら軍隊が出て来てムサカと戦うところだが・・・。展開が全く予想できん。というわけで、あらゆる予想を超越し、すべての期待を裏切るワンダーランド、それが本作です。それにしても、よくもまあ、こんな映画を作る国が、この数年後にはオリンピック(しかも2度目)を開催できたものだ、と思います。6点(2004-11-24 23:44:14)

3025.  モータル・コンバット(1995) あっはっは。全然わからん。もともとゲームなの?知らんもん。どしたらいいの? ま、いいや。格闘シーンを楽しめばよい映画なんでしょう。ふむふむ。敵のキャラ、やられるシーンだけ見ると、どいつもこいつもメチャ弱いぞ。あっけなくやられすぎ。おーっと、味方もやられちゃった(相手は四本腕の五郎さんとかいうヤツ)。すると敵の首領のシャン・ツン、「貴様の魂はもらった!」。で、やおら目ん玉に魂(?)を吸い込んじゃう!それを見て「ノ~!!!」と叫ぶ主人公の一人!何だか恥ずかしいシーンだぞ。 それからこの映画、全体に格闘シーンが何だかトロいんじゃないですかね。何しろこっちは、日頃からプロレスみて目が肥えてるんだからなー。そんなんじゃあ、ストーカー市川にも勝てまい。ふっふっふ。いやいやでも、後半は格闘シーン良くなってきました(ホッ)。なかなかのもんです。でもシャン・ツンっちゅうヤツ、偉そうだった割に意外と弱かったなあ(がっくり)。最後にやっぱり、登場人物たちに訊きたーい。「アンタ達、一体、何者なんだよ~」 背景がわからんと、つらい。6点(2004-11-24 00:48:17)

3026.  ブリキの太鼓 3歳で自ら成長を止め、太鼓を叩きながら冷たい視線を送りつづけるオスカル、別名エロ探偵コナン(見た目は少年、性欲はオトナ! むしろクレヨンしんちゃんに近いか?)。この「冷たさ」のせいで、本作には、「グロテスク」「アブノーマル」といった言葉より「残酷」という表現の方が合う気すらいたします。映画全体をインモラルが貫き、敢えて「調和」には背を向け続けるかのよう。生れた瞬間から世界を冷静に見続けるオスカル。肉体的成長を止めた彼とは対照的に激しく迷走する大人たち。しかし彼もまた時代に飲み込まれざるを得ないのだが・・・。また本作、特異な音楽も忘れがたいものがあります。行進曲のリズムをオスカル少年の太鼓が狂わせてしまう場面、あるいは、母がレコードの音楽にヤケクソにピアノ演奏と歌をかぶせる場面(一種のヘテロフォニーだ!)、などにおける、不気味な音のカオス。やはり「調和」とは一線を画し続ける、不思議な映画です。ところで、その後のオスカル君の消息ですが、何でも、道頓堀「くいだおれ」の前で今でも太鼓を叩きつづけているらしいんです(んなアホな)。9点(2004-11-24 00:21:02)(笑:1票)

3027.  タンポポ 日頃思ってる事なんですが、映画っつーのは「時間ゲージュツ」としての側面がある以上、「あのシーンがよかった」みたいに映画をコマギレに味わうのは邪道であって、やはり映画全体の流れや構成の中でのそのシーンの位置付けに着目すべきだと思う訳ですよ(そうでなきゃ、映画は単なる「思いつき」の集合体に過ぎない事になっちゃう)。でね、そう思っちゃいるんですが、それでもやっぱり「あのシーンが好き」とかって、つい言っちゃう訳なんですな。邪道だろうが何だろうが、やっぱり楽しいですからね、そういう話するのは。しかし、特に本作、コレに関する限りは、もう堂々とコマギレにでも何にでもして、「どのエピソードが好きか」語り合いましょうよ。盛り上がりまっせ。多分、それが許される映画じゃないですかね。え、私ですか? 井川比佐志が奥さんの最後の料理を食べるハナシですな。クダラナイのなんの、もうバカ受け。それから、エピソードについてではないですが、何とも仰々しい音楽の挿入が、これまたアホでよいですねえ(リスト作曲 レ・プレリュード =前奏曲。人生とは死への前奏曲に過ぎないんだそうだ。ラーメンと何の関係が。あっはっは。なかなか深いぞ)。8点(2004-11-23 03:00:52)(良:1票)

3028.  スラップ・ショット いやー笑った笑った。正直、映画の内容はややコマギレで、流れが少々悪いんですけどね。でもこのバカバカしさはやめられない! 弱小ホッケーチームが、怪しい3人組の加入とともに、ラフプレイを売りものにした人気チームへ生まれ変わり、快進撃ならぬ怪進撃。それだけ。はっはっは。ホッケーをなめとんのか。コメディとは思えぬ仮借なき流血、よくやるね~。最後くらいマトモになるかと思ったら最後までメチャクチャでした。それにしても『メジャーリーグ』って映画、本作からかなり影響されてるんじゃないですかね。ポンコツチームの怪進撃を描いている事自体もそうですが、本作のポール・ニューマンに当たる存在は、『メジャーリーグ』ではトム・ベレンジャー、ともにブッチ・キャシディを演じたソックリさんの関係。チャーリー・シーンが掛けてたビン底メガネは、本作の3兄弟が掛けてたモノ。そして女性オーナーの存在まで同じ。いやー、映画界における輪廻転生ってヤツですかね。しかもそれにとどまらず、最後に戦う相手チームの描写は『バトルランナー』に受け継がれてるし(?)、「不況」に始まって、アレに終わる流れは、紛れもなく97年イギリス製の某映画と同じ。まだまだありそうだ。おお、本作、実はヒジョーに重要な作品ではないのか!?8点(2004-11-21 00:34:15)

3029.  攻撃 ↓「図式的に過ぎる」という批判は、確かに有り得るでしょうね。私の浅見を。小説なら一文一句全て作家が書いた人工的なものであり、また書かれたものがその全て。「書かれた」という事自体が意味を喚起し、また読み手も自分のペースで読みつつ、その意味を存分に斟酌する事ができます。一方、映画はと言うと、これも人工的とは言えあまりの情報量。そもそも我々の日常においても、他人の言動からその人の内面を汲み取ったりする事は易しくない。ある上映時間内で映画の作り手が何かを伝えようとすれば、多少リアリティを犠牲にして類型的になるのは止むを得ないのではないかと。それがどこまで許されるかは、観る人それぞれの感じ方、これはしょうがないし、きっとそれでよいのでしょう。で、本作ですが・・・こりゃ確かに境界キワキワですな。私もまあ、実を言うと気にならなくはなかったのですが、この「戦争なのに敵と戦っている気がしない」異様な雰囲気に圧倒されてしまって、もうそれどころではなく。クライマックスの壮絶さは特筆モノです。スゲーもん観ちゃったなあ、と脱力感に襲われました。それで結局、監督の言いたかった事はちゃんと私に伝わっているのか?怪しいなあ。  《追記》↓やましん様の追記を読んで、私こそこの映画を見直さねばならないな、と思いました。「映画」というものにおける登場人物が「類型的」だからと言って「映画」が「小説」に劣る訳じゃない(勝る訳でもないケド)。「類型的」なキャラで「類型的でない何か」を描くのが映画であり、つまりそれが「映画」の「限界」ではなく「可能性」である筈なのだから・・・確かに、映画における「登場人物」に意味あいというものは、一筋縄でいくようなもんじゃありませんね、今後もよく考えていきたいと思います。やましん様、有難うございました。(でもまだ今の所、9点は譲りませんヨ。フッフッフッ・・・)9点(2004-11-20 10:14:30)

3030.  あの子を探して 女教師モノの一本(←その言い方やめなさいっての)。いやー面白かった。作為と無作為がゴチャマゼになって不思議な世界を作り上げてます。ストーリーだけ見ると、何だか出来過ぎた話。最初は頼り無い先生だったのに、「あの子を探」していく過程で、授業の方も軌道に乗ってスイスイ進んじゃう、だなんて、まー出来過ぎた話。要するにおとぎ話ですな、これは。ところが一方、人物描写の方はと言うと、逆にまるで作為の感じられないナチュラルさ、実に単純素朴。何やら、ケンカばっかりしてるしなー。この「作り話」と「人物描写の素朴さ」が合わさった時のこの妙味! これは観ててハマってしまいました。まあ、人物の内面が充分に描かれない点での深みに欠けるのは、否定できませんが、逆にその要素を排除する事で、この映画は、言わばひとつの「絵本」として完成されており、充分な魅力を放っています。また、このような構成だからこそ、突然の「涙」(=内面)が鮮烈な印象を残すのですね。ま、しかし、このような手法は何度も使えるものではないので、今後は、人物の内面描写をどのように映画に絡めていくかが、チャン・イーモウ監督の課題でもあり、また観る側にとって楽しみな点でもあります・・・(って、最近の作品、路線がエラく変わってきたなあ)。9点(2004-11-20 01:30:58)

3031.  ストリート・オブ・ファイヤー Fireを「ファイヤー」と表記しているのが何ともナウいですな。今や「ファイヤー」などと言うのは大仁田厚くらいのもんかな、と思います。さて本作。まあ要するに、アメリカ版「大映ドラマ」であります。松村雄基が出演していないのが、不思議に思えてきちゃう。今観たら何だかパロディみたいな内容ですが、当時は皆、これはマジでカッコいいと思って観てたわけで。つまり、一粒で二度美味しい映画、と言えましょう。ウィレム・デフォーのヘアメイクやった人、いい仕事してると思います、実にナイスな髪型。それにしてもこの映画、こんな終わり方で、いいんでしょうかね、はっはっは。正直言って、個人的にはあまりスカッとしないのですけども。7点(2004-11-18 00:47:27)

3032.  ラスト・アクション・ヒーロー これはなかなか身につまされる映画ですよ~。映画を観ながら、しょーもない薀蓄をそばにいるヒトについつい垂れてしまう悪いクセ、この映画を観てる時にもつい出てしまう。しかしそんな、薀蓄とも言えないしょぼいネタを偉そうに披露している私に、この映画は天に代わってお仕置きしてくれる訳ですな。片っ端から「そんなの常識だよ」とばかり、全部ばらしちゃう。ちょっと恥かきましたよ。というわけで、良い映画だと思います。まあはっきり言って一発企画モノ、ストーリーはグダグダですが、アクションはなかなかカッチョ良いです。しかし、せっかくマクティアナンとシュワが組んだのにナゼ、『プレデター』ネタを出さないのだろう? やはり2人とも恥ずかしいのだろうか??7点(2004-11-14 01:07:20)

3033.  ディープ・インパクト(1998) 《ネタバレ》 いや懐かしいですな。昔、出向してた先の職場で、プロジェクター使って皆で観た映画です(仕事しろ、仕事を!)。観終わって、仲間内では最大の理論派で通っていたT博士の目がキラリと輝き「この映画はおかしいんよ、彗星が2つに分裂した時点でゼッタイ軌道が変わるから、もはや地球に衝突するハズないんよ」との事。そこで無い知恵絞った挙句、出た結論が、「おそらく、最初の軌道計算が誤っていたのであろう」。要するに、彗星を爆破しなけりゃ実は地球に衝突しなかったのだが、勘違いから爆破してしまい、軌道を変えたせいで大惨事を招いたのであろう・・・。でも後でよくよく観直すと、爆破前後で軌道は変わってなかったみたいですね。まさに奇跡ですね。でも爆破はヤブ蛇じゃなかったんですね。ああよかった、はっはっは。で、ラストは彗星に特攻ですか。うーん。まるで宇宙戦艦ヤマトだね。ブラボ~! と言う訳でですね、なかなかいい映画だったと、皆で語り合った事を懐かしく思い出します。好きな映画ですね。スペクタクルに至るまでのドラマもうまく組み立てており飽きさせないし(大統領が無力なのがいい。宇宙人と戦うのも悪くないケドね)、避難の車の列が果てしなく続くシーンの素晴らしいスケール感も見逃せません。あと関係ないけど、金丸義信(プロレスリング・ノア)の必殺技「ディープインパクト」も素晴らしいので必見。8点(2004-11-14 00:18:46)

3034.  激走!5000キロ これは『トラック野郎』の中の1本ですか?違います。それを言うなら『熱風5000キロ』。こちらは『激走』ですから・・・ま、似たようなもんか。いやいや、本作は、いわば『キャノンボール』の前身、ですな。おバカさんが集まって、警察の目をかいくぐり、無許可の大陸横断レースを公道でやっちゃう。それもただ名誉のためだけに。優勝したってロクなものがもらえるわけじゃない(昔NHKで放送してたクイズ面白ゼミナールで、最後に訳の判らないハテナマークのトロフィーを贈呈してたのを彷彿とさせます)。まあ確かに、見てても、誰が優勝するかなんてどうでもよくなっちゃうこの楽しさ。でもほんとに、予想外のヒトが優勝しちゃった。そんなんでいいのか? 楽しいからよいのです。登場人物の中でも、看板に激突するライダーが、何だか妙に好きでしたね。7点(2004-11-13 23:30:47)

3035.  エルム街の悪夢(1984) 夢の中に殺人鬼が襲ってきて、それが現実とシンクロするというのがよかったですね。夢を背景に幻想風味を絡めたホラーで、インパクトありました。風呂場のシーンが印象的(色々想像してしまう。なんちゃって)。さすがに、フレディが後々、ジェイソンとタメはって対決するキャラにまで成長するとまでは予想できませんでしたが。この際、できたら『フレディvsシザーハンズ』なんてのも観てみたいね。必殺技が同じなので勝負つかないか。いや違う違う!本作で一応決着がついてたんでしたっけね(ロバート・イングランド対ジョニー・デップ、ですけどね、へへへ)。まあとにかく、本作の言わんとするところは、「眠ると殺される」っつう訳ですから、映画の途中で寝るのはやめましょう、というメッセージですかね。気をつけましょうね。7点(2004-11-13 22:32:59)(笑:1票)

3036.  隣人は静かに笑う 何だかとにかく、すべてが偶然の導きによって進んでしまう妙な展開。普通なら見逃してもおかしくないどうでもいい事を、ストーリー展開に都合いいようにイチイチ気にする登場人物たち。お陰で見事に泥沼にはまっていってしまう(都合いいなア)。こりゃどう考えても脚本が悪い。会話に説得力が無いんですよね。だがしかーし。この映画の命は勿論、ストーリー上のサプライズにあります。私も「実はコイツが黒幕だとか?」なんて事を色々考えながら観てたんですが見事一本とられました(まあ、偶然頼みの展開だもんで伏線が弱いせいじゃないの?という気もしますが)。映画としてのクオリティで云々するなら、確かにあまり誉められない、でも確かに楽しませてくれた本作。アイデア先行で小説としては未熟な、昨今のいわゆる「新本格推理小説」の一部に近いものを感じます。私はこれらをあまり頭ごなしに否定したくない。映画だってミステリーに挑戦するなら、やはりアッといわせるアイデアを盛り込んで欲しいですよね。多少欠点があっても驚きのある映画は歓迎です。島田荘司氏の本格ミステリー宣言なども思い浮かべながら、そんな事を思います。7点(2004-11-13 21:04:59)(良:1票)

3037.  コールド・フィーバー 白い映画。寒い映画。本作を観ていた年寄りが2,3人凍死したらしい。ってのはウソだけど(吸血ブラッシーじゃないんだから)。この映画、設定の甘さ(ゴルフボールが偶然ぶつかってスイッチオン!がアイスランド行きのキッカケ、だなんて・・・ちょっとハズカシイ)とか、出てくる人物のあまりに戯画的なところなど、気にならなくはないのですが、そこはファンタジーと割り切って。何しろこの真っ白な世界。幻想的、どころじゃありません。こういう光景を観てるだけでもう、この映画をこのままずっと観ていたい気分になります。そして最後に両親を弔うシーン。まったく場違いなハズの日本風の儀式がどうしてこんなに自然に見えるのか。このシーンを支えているのが単なるエキゾチズムではないから。もっともっと普遍的な人間の魂の発現であるから。この寒い世界の中だからこそ、映画の温もりがしっかりと伝わってくるのです。8点(2004-11-12 01:04:31)

3038.  初体験/リッジモント・ハイ 私もまた、あのプールサイドのシーンについて言及せざるを得ない。それ程素晴らしいシーンなのだ。夢想の中で、フィービー・ケイツがボインを出しながらジャッジ・ラインホールドの唇を奪う・・・「あぶない!精気を吸い取られる!」と思ったアナタ、それはスペースバンパイアの見過ぎです。このシーンのポイントは、「覗いていた者が実は覗かれている」という、日常の恐怖を描いているところにあります。ジャッジ・ラインホールドは窓からプールサイドのフィービーちゃんを覗いた後、白昼夢に浸りながら、あの、その、何ですな、コホン、えーと、いわゆる「男性の日常業務(?)」に取り組むのだが、結局は逆にフィービーちゃんに覗かれるという展開(しかし彼は全然焦っていない。大物だ)。フム。安部公房の『箱男』(特に少年Dにまつわる挿話)の影響が濃厚と言えよう。この「覗く者」と「覗かれる者」との立場の入れ替わりによって、価値観は根底から覆され、我々が不安のどん底にたたき落とされるこの瞬間、これはまさにカフカ的迷宮世界への入り口なのである・・・何のこっちゃ。もう。まーそんなデタラメはさておき、この映画、完璧なまでにどうでもいいような内容で、実にすがすがしいですな。軽薄さを揺るぎなく貫き切ってます。フォレスト・ウィテカーも、まさに力演(?)6点(2004-11-12 00:27:55)(笑:2票) (良:1票)

3039.  ハウリングII これまでに観た「第2作目」映画の中で、最もダメな映画、という気がします。何から何まで味気ない、何とも陳腐な作品。「クリストファー・リーに出てもらいました。だからこれは恐怖映画です」とでも言いたいのだろうか。そんなの通用せんよ!第一、ギャラがもったいない!そんな金があったら特撮かどっかに金かけろっての!C・リーに幾ら払ったんだ!?製作費の明細見せなさい!! ←興奮しすぎ。1点(2004-11-06 01:47:32)

3040.  北京原人の逆襲 え~コレはですねえ。本サイトにおける『北京原人 Who are you?』の評判がすこぶる悪い事に、いたく気分を害した佐藤某と早坂某が、レビュワー達に逆襲してくる映画・・・な訳はないですね。まあジャンルとしては「パクリもの」が最適。しかし子供の頃の私にはどうやらまだ「パクリ」という概念が身についてなかったようでして。どこかで観たような観なかったような、どこかで聞いたようなちょっと違うような、この映画の微妙な展開に、アタマの中は「?」マークの大洪水。まーどっちみち、図鑑に載ってる北京原人とは似ても似つかないですしね。もうムチャクチャですわ。とは言え、パツキンのオネーさんが半端なお色気を振りまいた挙げ句、エロそうなヤツに襲われるシーンは、妙にリアルでちょっとドキドキものでしたね。あと気のせいかどうか、昔は年末年始に必ず本作がテレビ放映されてたような記憶があるため、なにかメデタイ印象が本作にこびりついてしまっております。ところで、本作が作られたり、『クイーン・コング』が作られたりした事を思うと、76年版『キングコング』の製作と言うのは映画の歴史上、結構重要な事件だった、という事なんですかねえ。そんなバカな。ねえ?  (よりによってこの映画に一番乗りしてしまった。後からコワいレビュワーさん達がいっぱい襲ってくるゾ~。) 5点(2004-11-06 01:33:52)(笑:2票)

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