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341.  チャイルド44 森に消えた子供たち 《ネタバレ》 『楽園に殺人は存在しない』という言葉を初めて知りました。どうやら資本主義を批判する意図があって「(連続)殺人は資本主義の弊害」みたいなことが言われていたらしいようで…。ところがそんな国が放つ『楽園』という言葉は「人を殺してもみんな知らないふりをしてくれる楽園」というものを作り出してしまったようで…。「なに、この超おバカで恐ろしい国は!?」と思ったのですが、これは意図的なプロパガンダかもしれないので、資本主義だの社会主義だの共産主義だのまるっきり興味のなかったことをきちんとお勉強したくなりました。ソ連がどんな世界を望み、どうして崩壊したのか、そういうこともきちんと知りたくなりました。主人公の妻が機転が利いて、「生きるための嘘」も「同意に見せかけた反論も」お上手で、しかもいざとなったらビシバシ暴れてパワフル! それが一番印象に残りました。しかし映画自体はあまり面白くはないです。そして楽園から程遠い陰鬱な世界。ろくに食べ物がないから人を殺して食う人間がいた世界で、しかもその世界は楽園ということでなければならないので、殺人は殺人じゃないことにしないといけない世界。正しいことをしようとすると簡単に殺される世界(殺人は存在しないと言うくせに)。shintaxさんのレビュー読んで原作に興味が湧いてきました。[DVD(字幕)] 5点(2016-02-24 21:55:03)

342.  見えない恐怖 《ネタバレ》 『暗くなるまで待って』くらいの面白さはあるのかなと期待し過ぎました。のっけから映画のノリがなーんか変です。音楽そのものの出来はいいけれど、めっちゃくちゃ浮きまくってます。浮きまくった音楽の中で妙なオーラを放つブーツ足だけの移動映像。 家屋内での攻防が繰り広げられることを勝手に想像していたら、さっさと外に逃げ出す。で、ジプシーに妙なところに監禁されて、もうこれでは彼氏も見つけられまいと思っていたら、なんということでしょう…。安易な脚本に一気にテンション落ちました。おまけに、犯人いつの間にこっち来たんだ状態。 でも、この映画で描かれるジプシー、なんだかコワイよぉ〜。『悪魔のいけにえ』を思い出す何かがある(こっちの方が3年先)。理解しようのないヤバさみたいな妙な空気を持ってる。実際にはどんな人たちなんだろう?[DVD(字幕)] 5点(2016-02-11 21:27:18)(良:1票) 《改行有》

343.  チャッピー 《ネタバレ》 『第9地区』の既視感が強いロケーションだけで飽きる感じ。そのうえに昔の『ロボコップ』に出てたようなズングリ体型ロボットも。ロボットを使って「心」を問うことや、人工知能の学習を描いて子供のような純粋さを演出するのも、もういろんなとこで使い古されてきて、チャッピーのかわい子ぶりっ子、健気ぶりっ子、かわいそぶりっ子に、ちょっとやな感じ。ヒュー・ジャックマンが正義側でないのが唯一印象的でした。で、人間誰しも「100%善人」とか「100%悪人」とかいないのは分かっちゃいるけど、ギャングのカップルを「なんだかんだあっても、けっこうイイ奴らなんじゃね?」みたいに見せるのは、なんか受け入れ難いなー。ヒュー・ジャックマンを完全悪者に描いておいて、ギャングの方がまだマシってですか? 「必ずどちらかと交流しろ」て言われたら、自分はギャングカップルは絶対お断りだな〜。[DVD(字幕)] 5点(2016-01-24 18:54:25)(良:1票)

344.  ダーク・スター 《ネタバレ》 継ぎ目ヨレヨレ目立ちまくりのビニール風船にスプレー缶で丸書いてちょん的な宇宙人に、興ざめしないでいられる不思議を体験。「人知を超えた生命体がいるはず」という思いが、あのビーチボールエイリアンを「アリかもね」とさせてしまうのか、キュッキュ言ってるあの声で漫画的ノリに適応してしまうからなのか… とはいえ、この映画を初公開時に劇場で観た人はどんな気持ちだったのだろう? ほうきでペシペシの逆襲やコチョコチョ攻撃の可愛さはなんなんだ? ただのビニル風船なのに! 言葉も喋れないただのビーチボールにキャラを吹き込むという偉業! 宇宙SFモノなんだけどオープニングとエンディングにミスマッチがカッコイイ歌。コレもしかしてキャメロンの『アビス』におけるトラック野郎ノリの歌シーンに影響与えていたりして? 爆弾コンピュウタと命をかけた哲学問答、面白くハラハラ。「光あれ」なんてカッコイイ。ダサさもいっぱいなのに、その中にセンスが光るバランスが面白い。 男だけのむさ苦しさが狭い空間と通路を右往左往する様は後の『遊星からの物体X』を思わせるし、コンピューターとの交渉による爆破阻止や異形の宇宙人の徘徊は『エイリアン』を思わせるしで、カーペンターのファンやオバノンのファンは観て損はないと思います。[ビデオ(字幕)] 5点(2015-12-25 02:06:42)《改行有》

345.  メイズ・ランナー 《ネタバレ》 「そういえば『チーズはどこへ消えた?』なんて本が話題になったなー」とか「『進撃の巨人』やスティーブン・キングの『アンダー・ザ・ドーム』とか閉じられた世界描写がなぜ今流行りなの?」ということを思いながら、この作品については2作目を劇場で観るかどうかを決めるためにDVDレンタルしました。で、とってもガッカリな内容でした。迷路に知的謎解きの要素がなく『CUBE』のような面白さはありません。最初から最後まで機械じかけのクモ型怪物と対峙するだけの浅ーい話でした。『進撃の巨人』みたいに何やら重要な記憶を断片的にしか思い出せない主人公は、なぜだかいきなり自分をぶっ刺して記憶を蘇らせます。意味わかんなーい。説明してくれ、自分を刺すと記憶喪失は解決するのか? 解決できるって知ってたから刺したんだよね? ギャリー、君はどうやってあとをつけて来たんだい? シャッター閉じまくったよね? クモ怪物潰れまくったよね? どうやってついて来た??? クモ型に内蔵の円筒形パーツどこで拾った? それひとつ持ってりゃ1人だって全てOKってか? お前は観察側で簡単な秘密ルートでも知ってんのか? どうして命がけで「迷路が僕らのお家だよぉ〜!」って引き止めに来た? そのリスクかけて君にどんな利益が訪れるのかね? なんなんだこの荒すぎる作りは? 実はギャリーは大人が隠していることを知っていて、皆のために必死に「出るべきじゃない」と伝えようとしていた…なんてことが次作以降に描かれることはあり得るが、だとしてもこの回でコレで終わらせるのは荒過ぎ。もー、こんなつまらない物作るなら、その予算と映像技術で『進撃の巨人』をちゃんと作ってくれたらいいのに。二話以降はDVD100円レンタルでいいや。というかレンタルして時間潰す気にもなれないことに気がついた。[DVD(吹替)] 5点(2015-10-15 14:15:57)(良:1票)

346.  トラッシュ! この街が輝く日まで 《ネタバレ》 ポスターからは地味真面目なヒューマン感動ドラマ系を想像してましたが、追われて逃げてのサスペンスでした。そこは「この映画、当たりかも」と思えたのですが、だんだん気持ちが曇って行きました。原因は子供に平気で暴行したり銃口向ける警察の描写です。僕は警察とか信用してないし嫌いですが、この映画での警察の腐りっぷりは度を越しており、それがあんまりなもので「これがブラジルの現実を表してるのか?」と気になりはじめました。住居を焼き尽くしたり、街中で丸腰で逃げる子供に向けて堂々と発砲する警察の姿、それがブラジルでは本当にあり得ることなのであれば、ブラジルどれだけ恐ろしい国なんだと… もし「これはただの映画であって、ブラジルの現実はこんなに酷くないよ」ということならば、この映画はやり過ぎですし、とにかく気分的に複雑。そして、DVDパッケージの裏に書いてあった解説では、なんだか世界を変えるような凄い秘密を拾ったように思ってしまったもので、ゴミ山で札束をばら撒いていくオチに興ざめしてしまいました。大衆の目の前で武器持たぬ子供に堂々と発砲してしまえる世界を作っている根本の原因や秘密が暴かれて「もう2度とブラジルはそんな風にはならない」と思えるものではなかったからです。ばら撒かれた金、一枚一枚のお札がどの程度の価値を持っているかを知らないし、それを何枚拾うと人生がどれだけ変われるのか分かりません。何人かの汚職を告発したことになってるけど、イマイチ世界が良くなる希望を感じないし、マーチン神父も言っていたとおり世界中に自分の顔を晒した3人の子供が、どこで命を狙われるか気になって仕方ありませんでした。[DVD(吹替)] 5点(2015-10-14 18:33:49)

347.  セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転進 《ネタバレ》 自分の替え玉の死体を準備できる組織だということを考えたら、恐ろしくて関わりたくないはず…なんて思って観ていたけれど、そこはスルーしないと物語が始まらないわけで。観ているうちに「ロック・ハドソンいつ出るの?」と思っていたら冴えない見た目の主人公の整形後としてご登場。ハンサムで若々しくなって好きな仕事に生きられて夢のよう…と思っていたけど…旧友と初めて再会する待機部屋での会話が印象的でした。ブドウ踏みのシーンで僕はテンションだだ下がりしまくりました。ワイン飲めなくなるかも。パーティーで酔っ払ってヒンシュク買うシーンは不気味というよりホーマー・シンプソンがよくやりそうな感じ。他の人たちは順応してるのに主人公だけ適応できずに泣くに至るところがイマイチ主人公のキャラを見せきれてない気がします。元の奥さんの話しぶりからも人となりがちょっと整合性に欠ける気がします。旧友の笑顔、もう完全にラストがミエミエ。ほら〜、最初の疑問スルーしちゃいけなかったじゃ〜ん! それにしてもリアルなところでは証人保護プログラムのお世話になった人とか、どういう気持ちで生活しているのかなぁ? と思いました。[DVD(字幕)] 5点(2015-10-08 20:04:03)

348.  サスペリアPART2 《ネタバレ》 ファースト・シーンの女性は僕好みでしたが水飲んで志村けんしたのは失笑しちゃいました。けど、このファースト・シークエンスはもしかすると『スキャナーズ』に影響与えてるかもしれない気がしました。観ている途中から『殺しのドレス』を思い出し、どっちが先なのか気になりました。こっちが5年先なのですね。どちらもヒッチコックの『サイコ』をリスペクトしてますが、『殺しのドレス』はこの映画からもインスピレーション受けてる気がします。黒の革手袋、扉が空くと刃物が振り下ろされて女の身体がザックリ、回廊の絵、回廊に潜む犯人の影、締めくくりは首シャキンなどなど。この映画、生爪剥ぐような生理的に痛〜い感じの描写がうまいなぁと思いました。熱湯に頭突っ込ませるとか、家具の角に歯を打ち付けるのとか。人形の持つ気味悪さも上手く使っていますし、子供が描いた殺しの絵も似たような物たくさんある中でコレが1番雰囲気の立て方がいいと思いました。ゴブリンの曲は好きですが劇内での使われ方がイマイチ。けれども壁から子供の絵が削ぎ出されるシーンだけは曲がバッチリ貢献したと思います。エレメントを楽しむ分には6点以上ですが、マニアックな目線なしに普通に鑑賞することを前提にすると5点て感じです。特撮は『ET』のカルロ・ランバルディだったんですね。[DVD(字幕)] 5点(2015-10-02 22:09:13)

349.  アクト・オブ・キリング 《ネタバレ》 虐殺者の「オエェ〜〜ッ!」てシーンがとにかく強烈。それしか思い出せないくらいに、そこが突出して強烈。なんだかんだ言い訳して平気を装っても、身体が反応しちゃって嗚咽する凄さ。この人は何と引き換えにこの(悪事を認めて自分を追い詰めるという意味で)辛い再現を承諾し切ったのだろう? いっぱい金もらったの? 虐殺に関する直接的なことは、もう思い出したくないです。それほど『現実』の感じが強烈。そして、たくさん人殺して平気で堂々と日常を過ごし笑ったり冗談言ったり、という現実も、その裏側で自分の行いの酷さを自覚している苦しみを誤魔化せない姿に見る地獄も、トラウマ級です。ある意味ではとても貴重な作品でしょうし、ある点では2度と観たくないどころか見るんじゃなかったと後悔するような作品です。で、真ん中とって5点にしました(採点できない)。虐殺者の「オエェ〜ッ!」をヤラセと見る人もいるみたいですが、自分の行為を正当化し町の英雄として現在を生きる人がカメラに記録されることを承知で嗚咽のヤラセをOKするでしょうか? それは公に自己否定を認める行為です。普通なら恐ろしく不安で出来ない気がします。自らが殺される側を演じた時の参り様…その延長上にあの嗚咽はあったと思います。あれは自分が人にどんな酷いことをしたかを覚ってしまった人間の偽りない自責の苦痛だと思います。もし、あれがヤラセなら、この映画の制作に関わったみんな人間のクズです。[DVD(字幕)] 5点(2015-09-30 22:47:16)(良:1票)

350.  ピクセル(2015) 《ネタバレ》 時間帯や諸々の事情で選択肢なく暇つぶしに観ました。アダム・サンドラーが出てることくらいしか知らずにいたので、ショーン・ビーン登場にはちょっとビックリでした。ダン・エイクロイドの登場は懐かしく感じました(この人も全然見なくなったなー)。しがないオタク主人公の幼馴染が大統領でしかも現在も交流があるという無茶な設定がすごい。途中ほんの短い間ですが2度ほど眠っちゃいました。その程度の話し運びです。エンドクレジットで、映画の内容を最初から最後まで全部おさらいしてしまう、それができちゃうくらい単純でバカバカしいお話というのを、開き直って堂々やってるところが微笑ましかったです。この作品観て、前々からジワジワ思ってたことが噴出したのですが、単にマイノリティーを応援するならイイですが、キモヲタ(ゲームおたくのことではなく、キモい系のアニヲタ的なの)をヒーロにさせようという最近のいろんな作品の風潮が、どうにも僕には白々し過ぎて仕方ありません。カモになるほどその人口が増えたということでしょうが、それだけの数が増えたオタクは既に威風堂々とその特性を晒して大勢の仲間とつるんで楽しんで生きているのだから、もうわざわざ取り上げて持ち上げてやらなくていいんじゃないでしょうか。寒い。[映画館(字幕)] 5点(2015-09-25 19:06:05)

351.  ストーカー(1979) 《ネタバレ》 すっと前から観たかったけど、どこの店にも置いてなくて、宅配レンタルを試みるも貸し出し中続き‥ そんなわけで長い期間お預けをくらって諦めた頃に、TSUTAYAの発掘良品に! 嬉しいチョイスに飛びついてレンタル。 ようやく鑑賞できる喜びのわりに、あまり物語にのめり込んでいけませんでした。 「その部屋に二人同時に入って、一人は世界平和を願い、一人は世界制服か世界滅亡を願ったら、どうなるの⁇」とか「二人が、自分自身は幸せになることを、そして互いのことを不幸になるように願ったら、どうなるの⁇」とか、そんなことばっかり考えてしまったのです。『どんな願いも叶える』なんて話が出されると、どうしてもそういうことを考えちゃいます。 で、そういうところの何かがオチとして用意されてるのかなーとか思ったりもしたのですが、それはなかったものの、ゾーンから帰還して大金を手にした人物がなぜ死んだのかを知った時、ちょっとしたガチョーンでした。 僕はその部分だけとっても印象に残りまして、『深淵を覗くと深淵は貴方を見つめ返す』とかいう言葉を思い出して頭ぐるぐるしていました。 「自分が本当に一番欲しがっているのは、実は何なんだろうな〜?」と思ったりもしました。お金は普通に欲しいし、あればあっただけ欲しいですから、大金入れば喜びまくりますけど、その願いが僕の他の何の願いを阻止したら死にたくなるかなぁ〜? そういうことを考えられたので、観て良かったとは思ってます。ただ、僕が感心したことだけを伝える映画なら、大金手にした人物が主人公で数十分の短編で描けそう。というわけで僕にはかったるく無駄な時間も多く感じられたので5点どまりです。[DVD(字幕)] 5点(2015-07-10 21:29:36)《改行有》

352.  劇場版「進撃の巨人」前編~紅蓮の弓矢~ 《ネタバレ》 TVアニメの大ファンなので、総集編とは思いつつも観ました。劇場の大画面で観たいとまではいかなかったのでDVD鑑賞です。テレビ版大好きですが、劇場版ではじめて触れる人にとって、この総集編前半がどれくらい観る人を引き込む話になってるかは、ちょっと分からない感じがします。けれど、よくまとめてあるなぁと思いました。ただ、格闘技に精通したアニのことに全く触れられていないのが「えっ、この伏線カットしてイイの?」と感じたのと(原作漫画ではたしか無かったエピソードだと思うので、まぁ、いいんでしょうね)、エレンが指かんでドカンとなる場面が唐突に感じたのがちょっと残念でした。あそこはやっぱり包囲されて問い詰められる緊張の場面からやって欲しかったです![DVD(邦画)] 5点(2015-06-26 23:30:24)

353.  ライフ・オン・ザ・ロングボード 《ネタバレ》 大杉漣が主役というだけでも、その珍しさに期待してしまったのですが、いい感じに高まっていく期待が、終盤でガックリに変わったのが残念でした。観終わってまず気持ちよくなかったのは、ファーストシーン。ボードをこいで波に向かっていく一人の男が映されます。上半身裸のその男の背中の肉付きは健康で逞しい感じです。誰なのか分からないように写してますが、「これが主人公なの?」と思わせぶりなファーストシーンです。そのシーンの最期には大杉漣のナレーションも入ります。定年退職した男がそこからサーフィンを始め、このファーストシーンの男になるのかって期待してしまいます。でも、そうじゃなかった。この「騙し」感が強いファーストシーンがとてもイヤでした。ポセイドンに挑むサーファー3人の背中を写したきり、それで結局どうなったかは煙に巻いて、ただ三人とも生きていましたってだけのことしか示さない安易さも、凄く騙されてる気分になりました。そして結局、大杉漣が悠々とボードを乗りこなす場面は一切なし。ここはやはり蓮さんには乗りこなしている姿を披露して欲しかった。それが一番勇気付けられるのに。[DVD(邦画)] 5点(2015-02-14 13:02:47)(良:1票)

354.  ローン・サバイバー 《ネタバレ》 良いことをすれば報われると言うけれど…という部分に面白みを感じました。人道的に正しいはずの行いの結果、主人公は自ら「判断を誤った」と口にすることになる。で、いろいろあって最終的には敵地で200年続いてきた伝統的な教えが主人公を救う。まぁ、主人公のことだけ見れば「情けは人の為ならず(自分に戻ってくる)」という良いお話に見えなくもないのですが、木の幹に寄り掛かって息絶えた兵士めがけて発砲される銃弾が三発目に額に命中するシーンはトラウマもんでした。ちょっと呆気に取られたのは、「軍の通信技術でもこんなもんなの?」ということと「援護に来たヘリあんな簡単にやられちゃうの?」ということでした。僕の正直な気持ちを言えば、酷くて気持ち悪い殺しを見せてばかりよりも、あの地で200年も続いた教えの背景を描いてくれた方が、よっぽど人間に救いを感じれると思いました。それとも、その伝統自体、迷信じみたバカバカしい思考から来ているのでしょうか? だとしたら、何もかも救いようがないです。[DVD(吹替)] 5点(2015-02-06 02:59:39)

355.  シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~ 《ネタバレ》 分子料理って何? と思ってたら、あんまりな正体で「マンガか!」と思ってしまいました。そして変装して敵陣に乗り込むシーンで、完璧にマンガのノリなんだと理解しましたが、この無茶な描きのわりにそこまで全体がハジけてなくて中途半端な感じがしました。主役2人の生TV料理番組が良かったです。あのノリをもっともっと観たかったです。[DVD(字幕)] 5点(2014-08-06 21:29:00)

356.  地獄でなぜ悪い 《ネタバレ》 なーんか『桐島、部活やめるってよ』の表向きの主人公のその後を見てる感じ。映画屋による映画屋のための映画バンザイ映画。ド派手にマンガチックに血が溢れ首が飛ぶ演出は「ここまでくればもうバカバカしくて真面目に文句言う気もしないでしょ」的な開き直りで観やすく、これまでの作品で観る人を限定したハードルをグンと下げてファン拡大を狙ったのかな~という感じがしました。ラストも入れ子にして完全にリアルから離れ、逃げ道はもう完璧だ! 「私ってバカじゃん」の場面だけ好きでした。[DVD(邦画)] 5点(2014-07-29 13:21:53)

357.  終戦のエンペラー 《ネタバレ》 史実にどれだけ忠実であるか分からないため、感動的なシーンにさえ自分のなかで冷めたフィルターがかかってしまって、どうも乗り切れませんでした。マッカーサーを軸にした話かと思っていたら、彼の下で戦争責任の究明をする人物が主人公でした。主人公の恋人の日本女性と、通訳の日本人男性は知らない役者さんでしたが、2人とも存在感ありました。天皇陛下に関する様々に何の証拠も見出せないという事態が僕には胡散臭くて、視点も多角的に検証する感じはないので『真実』についてはこの映画では考えようがない気がしました。映画を観た感想としては、この映画の通りなら天皇陛下(昭和天皇)ってすごくカッコイイ人だったんだなと感じました。直接体に触れてはならないという人物との握手がとても印象的でした。マシュー・フォックスが竹林をうろつくと『LOST』のシーンに見えて仕方なかったです。[DVD(字幕)] 5点(2014-07-29 04:20:25)

358.  スティーブ・ジョブズ(2013) 《ネタバレ》 まぁ楽しめはしたのですが、それほど印象に残るものがありませんでした。「Windowsが出た時、あんなに激怒していたのか」というのが一番記憶に残りました。いつ頃だったかAppleの何かの発表の時、ネットを通じてステージの大スクリーンにビル・ゲイツがゲストで登場したことがあると記憶してるんだけど、この映画に描かれたあの大激怒の電話の後、どういう経緯で穏やかな関係になったのか、それが最も知りたかったです。まぁ、内心は穏やかじゃなく大人の計算があるのかもしれないけど、どっちにしてもそこが知りたかった。[DVD(吹替)] 5点(2014-07-12 21:24:43)

359.  キャプテン・フィリップス 《ネタバレ》 期待していたものとはちょっと違っていました。スリリングな描写はあるけれども、全体的に乾き切った印象を感じ、良い人間ドラマを感じませんでした。一番印象に残ったのは海賊側の言い分。その点は全然掘り下げられていかないし、凄腕の凄技で人質以外の船内の全ての賊を片付ける能力に舌を巻くものの、そもそもなんでこんなことになってるかってことに対してシラを切られている感じで、ちょっと好感持てないです。[DVD(字幕)] 5点(2014-07-05 19:15:01)(良:1票)

360.  SHORT PEACE 《ネタバレ》 絵としては上手いけれど、それが動くことに対する感動があまりない。オープニングなどはもう許せないレベルで、お気楽CGと軽薄そうな声優の声が作品の第一印象を凄く悪くしている。「ちょっと上手いアニメおたくがパソコンで作りました」レベルを見せられている感じ。虫唾が走る。どうしてこんなもんをフィーチャーしたのか「?」でイッパイ。第一話「九十九」で軽薄さは消えたけれど、CG的動きで味がない。この段階でもう「昔のアニメは心血がこもってたよなー。CGのプログラムで絵が動いても感動ないなー」という印象が強烈に定着してしまう。「火要鎮」の絵はとても上手くて、とくに主人公女性の表情が美しい。大友克洋の描く女性としては珍しいタイプ。「ガンボ」は「キングコング」の巨大ゴリラと恐竜の死闘と同じノリで、そこに「もののけ姫」が混ざって来たような感じ。全く新鮮さがない。オリジナルのマンガから唯一映像となった「武器よさらば」は、絵の緻密さはあるし、動きもイイけれど、やっぱり「コンピューターに制御させてちゃ、アニメは芸術の域にまでは昇れないなぁ~」と感じてしまいました。全体を通してみて、やっぱりオープニングの軽薄オタク感は凄く許せない。『迷宮物語』再びのつもりだったのだろうか?[ビデオ(邦画)] 5点(2014-05-07 01:24:44)

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