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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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361.  裏窓(1954) 《ネタバレ》 設定は面白い……でもクドイっ! セリフなしで状況を説明しようとするのは、じれったいとも思うけれど、ヒッチコックなんだから覚悟しております。それでも映像だけで状況を見せた後、さらにセリフで説明してくれるところ。冒頭の長回し→編集長からの電話→世話人(セルマ・リッター)が結婚をすすめるがイヤだと言う→恋人のグレース・ケリーがやってきて、もう一度結婚はイヤだと言う……なんてクドイんだぁ~!!! 双眼鏡&望遠レンズを駆使して病的に向かいのアパートを覗き見するJ・スチュワートなんですが、いつも肝心なところを見落とすっていうのもジリジリする気持ちに拍車をかけます。向かいの住人(宝石商)が怪しいといって、何度も友人の刑事を呼びつけるのも、やっぱりクドイ。それでも、グレース・ケリーが宝石商の部屋に侵入するところは、ドキドキハラハラしました。彼女の無邪気さが恐い。投げたフリスビーを尻尾をふりながら持ってくる子犬のような、ハンティングした獲物を得意げに見せたがる猫のように、好奇心の赴くまま、J・スチュワートに褒めてもらいたいという気持ちもあって突進していく彼女にビックリ。だってあんなに美しいグレース・ケリーがアパートをよじ登っているんですよ~。一方、宝石商が帰ってくるタイミングを見計らっているJ・スチュワートは、またまた肝心なときに他の部屋に目がいってしまい役に立たない。もしもケイリー・グラントだったら階上の美人ダンサーに目を奪われているのかもしれませんが、好青年(好中年?)のスチュワートは、階下のミス・ロンリーハートの自殺未遂に目を奪われてしまう。この辺は期待を裏切らないというか、スチュワートをただのスケベなマヌケおやじにしてしまうと、観客が納得しないのでしょう(というより私が納得できない 汗)。ところで、ラストシーンのグレース・ケリーはこれ見よがしにジーンズなんぞをはいていましたが、本当にスチュワートと共に辺境の国々(山とか谷とか)に行くんでしょうか?「女が旅行をするときはバックと指輪が必需品」というお嬢の彼女にはムリなような気もしますが、好奇心旺盛なのでなんとか対応するかも。二人で撮影旅行なんかしていたら、きっとトラブルの連続でしょうね(笑)。 6点(2003-11-10 18:12:23)(良:2票)

362.  ラブ・アンド・ウォー 戦争系実話にサンドラ・ブロックと、どちらかといえば避ける部類に入っている映画でしたが、テレビ放送だからイヤだったら観るのを止めればいいやと軽~い気持ちで観ました。結果としては喰わず嫌いってのは恐いなぁ~と(笑)。作品全体に反戦メッセージがあまり感じられなかったのが好印象の一つかもしれませんが、設定というよりキャストの魅力におうところが大きいとは思います。まず、サンドラ・ブロック。ほよ~っ、キレイじゃん、ってのが第一印象です。↓の【SARA】さんと同じ感想なんですが、ナース姿がはまっていますね。加えて意志の強そうなところも、戦争状態の街に派遣された赤十字っぽくっていい感じ。そして、無鉄砲なジャーナリストのヘミングウェイ(クリス・オドネル)が、かわいらしいんですよ。周囲の制止もきかず激戦地に乗り込んでいく向こう見ずさと、情熱のままに愛を語るヘミングウェイが愛嬌たっぷり。これには驚きを通りこして、フィクションだろぉ~?と思ってしまったんですが、ただ単に私が無知なだけでした(汗)。それだけに後年、偏屈オヤジと化してしまったのが、ホント、残念でなりません……。 6点(2003-11-10 06:53:32)

363.  ガス燈(1944) 《ネタバレ》 ツッコミどころはたくさんあります。男が妻に「ロンドンの公園が見える家に住みたい」と言うしらじらしさ、捜査した後の殺人現場でいともかんたんに殺人のカギになる手紙を見つけたり、自分ちの屋根裏部屋なのに人目を避けて捜し物をしたり……その他諸々。バーグマンの恐がり方も尋常じゃないので、「おいおい、なんでそんなに怖がるのか」と疑問に感じるくらい。逆に笑いがこみあげてくるのが難点。でも、そこそこ楽しめたから、まっいいか。できればこの作品は1944年公開以前のヒッチコック作品を観てから観るのをオススメします(笑)。6点(2003-11-06 17:40:32)

364.  すべての美しい馬 《ネタバレ》 救いがないよね。あまりにも残酷な物語なので。せっかく夢と希望を持ってメキシコに渡ったのに、待ちかまえていたものは残酷な運命だった……これだけ見ていると人には関わりを持たない方が得みたいな話になってしまうので、あまり後味は良くありません。仕事と恋に破れ、少しばかり関わった少年の処刑(裁判なんてなかったから正しくは処刑ではありません)を目の当たりにし、牧場主の娘、ペネロペと恋仲になったがために、無実の罪で入れられた刑務所ではヒドイ目にあって、なんとかアメリカに帰ってきたマット・ディモン。刑務所から出るために、ペネロペはマット・ディモンと会わないことを親に誓う。心に傷を癒す最後の救いは、裁判官の「君は悪くない」という許しの言葉だったというのも……。う~ん、壮絶なストーリーだった……。一緒にアメリカに着いてくることを拒んだペネロペに絶望したとは思うけれど、でもきっと、ペネロペの愛はホンモノだったんだと思うよ。気休めかもしれないけれど、それくらいのことしか言ってあげられない。ヘビーです。6点(2003-11-05 06:54:44)

365.  ドラグネット・正義一直線 ええ、バカ映画です(笑)。目に焼き付いて離れないシーンが盛りだくさんでお得ですよ。自分が何時何分に何をしたかが気になり、時間を記録してしまう生真面目な刑事フライデー(ダン・エイクロイド)と遅刻をしては婦警といちゃつく軽薄な刑事ペップ(トム・ハンクス)の凸凹捕物帖です。ロサンゼルスで勃発している事件の黒幕であるカルト教団の集会に潜入調査する二人なんですが、そのいでたちといったら!ペップなんかワニと闘っているし。で、ポケットに入っていたドラッグでワニ倒すしぃ~(笑)。コメディなんですけれど、大きな力に対抗する彼らは結構(それなりに?)かっこいいんですよ。でも一番印象に残っているシーンはミルク工場に装甲車が突入する際、突破のための棒に“Have a nice day!”って書いてあったところだったりして。 6点(2003-11-05 06:27:04)

366.  ストレンジャー・ザン・パラダイス 《ネタバレ》 前半は、主人公の男とそのイトコの女がただ部屋にいるだけ。ほとんど会話もなくテレビを見ているシーンが多い。女が去った後、男とその友人は競馬で大金を手に入れる。今度はイトコの女が移り住んだ町で3人が雪原を眺める。その後、3人は車でフロリダに行く。男はドッグレースをし、女はただ散歩するだけ。事件といえば、ラストに女が麻薬売買のための大金を、売人と間違えられることによりあっさり入手するところのみ。事件といっても淡々と流れるだけなんだが……。こんな映画のどこが面白いのかはよくわからない。でも何故かくぎ付けになるものがあった。なんだろう、この感じ。よくわからないけれど、私は好き。男が女にプレゼントしたワンピースをごみ箱に捨てるところなんか、妙に印象に残っている。かといって女は男が嫌いってわけでもなさそうだ。後日、男が女に会いに行ったところではとても喜んでいる。血が繋がっている気安さがあるのかもしれないが、普通はありえない。ああ、わからん。でもなんか惹きつけられる。変な映画だ。人に薦められて観た作品で、私自身はけっこう気にいったんだけれど、友達に薦める気にはならない、そんな不思議な映画。ところで、ラストの帽子、私なら海に投げ捨てる。6点(2003-11-01 08:03:13)

367.  チャップリンの給料日 《ネタバレ》 一生懸命?働いているのに、奥さんに弁当を作ってもらえるでもなく、パンやバナナを買うお金をもらえるでもなく、給料をすべてむしり取られているって話なのかしら? 動き自体はチャップリン節炸裂って感じで面白かったけれど。6点(2003-10-31 15:43:32)

368.  凡ては夜に始まる とにかくシャーリー・マクレーンを堪能するための映画。ストーリーは、亡くなったばかりの大会社社長の愛人に、シャーリー・マクレーンが間違えられて、ディーン・マーチン演じる新社長及び重役たちにゆすりを働くのでは……と怖がられるといったもの。誤解が誤解を生み、ドタバタしたまま話が進んでいきます。ストーリーはともかく、シャーリー・マクレーンの言動&お色気ショットがこの映画の最大の見どころなので、『アパートの鍵貸します』でシャーリー・マクレーンに恋した皆さんにオススメです。 6点(2003-10-31 07:43:15)

369.  悲しみよこんにちは ジーン・セバーグが一人で悲劇のヒロインぶっているところが鼻についた。所詮、ワガママお嬢さんが父親を取られたくなくて気をひこうとしているだけ。デボラ・カーが現れるまでは、自分の方が勝っているという自信があったんでしょう。私も昔は「なんでも自分のしたいようになると思うのは大間違いだからね!」と、よく親に叱られたものだが、そっくりそのままセバーグに送ろう。ってなことを思いながら観ていたのですが、それでも最後には彼女が可哀想になってしまいました。時系列のコロコロ変わるストーリーでも、過去をカラーで、現在をモノクロで撮ってくれたことにより解りやすかったです。しかも過去がカラーで表現されているので、主人公にとって過去はバラ色の生活そのものだったんだと伺えます。対する現在は不幸の真っ直中ってコトになっているようですが。時系列の複雑さを解消するため、例えば『スパイ・ゲーム』では音楽で過去と現在の区別をしてくれていました。こういう工夫はとてもありがたいですね。 6点(2003-10-29 11:16:26)

370.  マーサの幸せレシピ 《ネタバレ》 姉妹二人ともイタリア男の餌食になってしまったな。というのは冗談ですが、マーサがマリオに惹かれる気持ちはわかります。自分ではどうしようもなかったリナを和ませてくれて、リナの父親探しにも親身になってくれて、しかもマーサの料理人としてのプライドを大切にしてくれる。ただ、この二人が上手くいくかどうかは別問題。マリオとリナが料理をした後のキッチンを見て呆然とするマーサは、マリオと生活すると発狂してしまうかもしれない。マーサの几帳面さがうまいこと崩れてくれればいいんですが、サービス精神が旺盛すぎる男性と付き合うのは、マジメな女性にとってしんどいものです。結局、姉さんと同じようにイタリア男と別れてしまうかも。想像の世界はここまでにしておきます。このストーリーはけっこう好きなんですが、もう少しリナがマリオになついた理由を示すエピソードが欲しかったのと、下の階に住む男性が中途半端だったこと、それからマリオと接するようになってマーサがどんな料理人になったのかをエッセンス程度でいいので示してもらいたかったな。ちょいと消化不良。 6点(2003-10-29 06:56:33)(良:1票)

371.  東京日和 ただただ、中山美穂がかわいかった。キレイだった。東京のマンションの屋上で微笑んでいる姿、柳川の御花で中世騎士の像と一緒に佇んでいる姿、川岸を歩いているだけでも、どこか儚げで消え入りそうな彼女の美しさに参ってしまった。竹中直人は中山美穂に心底惚れていたに違いない。6点(2003-10-29 05:29:40)

372.  恋人よ帰れ!わが胸に 《ネタバレ》 あれじゃあ、ジャック・レモンってただのアホやんか。出ていった奥さんに未練たらたらで、写真を見ては涙ぐみ、ウォルター・マッソーにニンジンぶらさげられて重症を装い……。彼女も戻ってきたと思ったら保険金目当てかい。ろくな人に囲まれてないなぁ~。というより付き合う相手を選べよ。あんなに人のいいアメフト選手を騙して、何やっとんじゃい(怒)! という感じで観ていたため、まるで縮んだバネが飛ぶようなアクロバティックな動きには、少~しだけ感動した。6点(2003-10-28 07:19:54)

373.  トゥームレイダー2 基本的には、アンジェリーナ・ジョリーのコスプレとアクションが見られるだけで充分です。それ以上のものは何も期待していません。とか言いながら注文をつけたりするんですが、できればもうちょっとイギリスのクラフト邸をみせてもらいたかった。あそこ好きなんです。 6点(2003-10-27 04:52:55)

374.  バッド・ガールズ(1994) みなさま~、ダーモット君にも注目してあげてくださいませ~っっ。 たとえ主役級(←この級ってのがポイント)の働きをしてもみんなに忘れられ、いつの間にか製作側からもウトんじられて、よくわからないうちに殺されてしまうような役をやっている彼が不憫だ。好青年なのに……。またまたストーリーと関係ないことを書いてしまいましたね。失礼。西部の“娼婦4人娘、奮起す”という感じの話で、そこそこ楽しめるんですが、なんとなく哀しい過去がつきまとっているのが痛いところです。コートニーの傷口を治療(もしかしたら消毒かも)するのに、火薬と薬草を混ぜたものを傷口につけて点火するっていう荒療治にビックリしました。『新・明日に向って撃て!』でもサンダンスの銃傷に火薬をなすりつけて点火していたから、西部じゃあ一般的だったのかもしれません。 6点(2003-10-27 02:51:10)

375.  メラニーは行く! 《ネタバレ》 メラニーのお父さんが“南部連合”で南北戦争の再現イベントをしているところが楽しかった。南部の男たちは先祖の作戦のお粗末さを知ったうえで、特に美化することなく当時の戦況を忠実に再現しているという。大砲が真上に飛んで自分たちのところに落ちてきたって……そんなことを愛情たっぷりに話す南部の男というのは、理解するまでが難しいけれど、理解できると、とても愛らしい存在なんだと思う。7年も故郷や旦那を放っておくってのはヤリスギだけれど、元旦那に戻る彼女の気持ちはわからなくもない。結局、成功したから元旦那に戻ったのねという意見もチラホラありますが、彼女にとってはやる気のない(と思っていた)旦那が何かに一生懸命取り組んでいるという事実が大事だったんだと思う。私も現在は東京なんぞに住んでいますが、出てはじめてわかる故郷のすばらしさ。四国出身なんですが、老後は四国に帰りたいって思いますもの。ニューヨーク市長の息子がティファニー本店を借り切ってプロポーズしますね。メラニーのウソを知った上で彼女と結婚したいといいますよね。なんていいヤツなんだ~。あのまま怒ってニューヨークに帰ってくれていればラクだったのに。あのナイスガイが不憫でならない。それはともかく、ティファニーといい、旦那を隠していることといい、自分勝手な女が主人公であることといい、『ティファニーで朝食を』とかなりダブリます。でも、主人公の気持ちがわかりやすいという点でこっちの話のほうが好きです。ただ、銀行爆破事件に関しては、不可抗力ではなく積極的にやっていて欲しかった。そのほうが強烈でしょ? 6点(2003-10-27 01:58:15)

376.  荒馬と女 《ネタバレ》 キャメロン、グウィネス、リーズのお三方が現代の“キューティ・ブロンド”となってますが、“キューティ・ブロンド・クイーン”がマリリン・モンローでござる。あの顔だけじゃなく、胸、お尻、足、腰……どこを取ってもセクシーかつチャーミング。男がバッタバッタとノックアウトされるのは当然で、女でさえもマリリンの魅力にはやられてしまいまする。ラケット(ボールがヒモでついているやつね)をポンポンとリズミカルにつくシーンなんて、バストとヒップがぶるんぶるんって揺れて、目がくぎ付けになるし、乗馬のシーンも不自然にも見えるお尻のアップ!ほほほっ、かわいらしい。ストーリー自体はたいしたことありませんが、とにかくかわいらしいマリリンと“キング”クラーク・ゲイブルのワイルドさ(ちゃんとマリリンにメロメロになっているあたりもよい)を堪能した作品です。ただ馬狩りに行くとき、マリリンが「馬を殺すのはいや~っっ」ってダダをこねるんですが、それだけは許せない。あんた人の商売なんだと思っているんだ!偽善者じゃないか。とか思ったりもしたけれど、修理工のおっさんを悪者にすることで、マリリンへの嫌悪感も柔和されてしまう。ちなみに、私はマリリンの離婚調停人役のイザベル(セルマ・リッター)がお気に入り。「77回目の離婚調停だから縁起がいい」とか「離婚記念日には毎年、黄色いバラをもらっている」などという彼女に自然と微笑みが。中盤以降、イザベルが登場しなくなって、会話にテンポがなくなってしまった。6点(2003-10-26 17:13:41)

377.  黒衣の花嫁 《ネタバレ》 覚えていたのは白いハンカチが空を舞うところのみでした。改めて観てもやっぱり白いハンカチのところが印象的でしたね。とにかく白と黒が使われていて、この色合いってのにジャンヌ・モローの悲しみが表されていたのではないでしょうか。白いコートに黒いスカーフってのは『めまい』のキム・ノヴァックも着ていましたね。5人に復讐する彼女は、かなり鬼気迫るものがありましたが、3番目あたりから、ちょいとそれはないんじゃない?っていうような殺し方。階段の下の物置に閉じこめて窒息死……って、なんてまどろっこしいんだ~!! マッチをつけたときはそれで脱出を試みるのかなぁ~?とか思っていましたが、単に明かりをつけただけぇ~?酸素が余計になくなるし。で、4番目。モデルってしんどいことやってから殺さなくても……一瞬、もしやあの画家に惚れたのでは?と、ありえないことまで考えてしまった。お願いだから早くやっちまってくれ。5番目は……大袈裟すぎる音響が災いしました。ババ~ンってハゲ男が出てくるとき、いるの解っているからいいよぉ~と、ちょっと笑いが。バーナード・ハーマンの強い音響とは合っていなかったのが残念。マンダリンの音楽♪ズパパパ ズパパパ♪(『クレイマー、クレイマー』の主題歌)が3番目以降の殺人で出てこなかったのが心残りです。あの音楽、なにげに楽しみにしていたもので。なんで出てこなかったんだろう。あと、気になったのがセントポーリアにコップの水をかけるシーン。ああ~、葉っぱに水がかかってるじゃん!葉っぱが痛むからやめてくれ~と妙なところで止まってしまった。あの男性が彼女を思い出す重要なシーンなのに、1度目も2度目も水が気になって。花を大事にしないといえば、2番目の殺人でも毒の入った酒を、ユリがいけられた花瓶に入れてました。そんなところが妙に気になった時点で、ダメだったかも。ゴメンっ! 【追記】でも、この作品、あとからあとからジワジワ良くなってくるんです。印象深いシーン(ていうか忘れられないシーン)もいっぱいあるし。なもんで、点数大幅あげっ!6点(2003-10-26 04:40:31)(笑:1票)

378.  パリのレストラン パリで長年、家庭的なレストランを営んできた夫婦が、いよいよお店を閉めるということになって常連さんが集まりレストランを偲ぶ話。やってきた常連さんにもいろんな人間関係があり、もちろんオーナー夫婦にもそれなりのドラマがあるが、基本的に淡々と進んでいく。印象に残っているシーンは、オーナーが牛の生肉の塊を肩に担いでいるシーンでしょうか。肉が腐っているといちゃもんをつける客に、使っている生肉を見せるところなんですが、妙に迫力があり忘れることのできない場面です。6点(2003-10-24 01:27:46)

379.  マンハッタン 《ネタバレ》 ほんの数日前に観た映画なのに、カラー映画だと勘違いをしていた。モノクロ映像なのにニューヨークの色彩が鮮やかに浮かんでくる。これと同じような感じだった映画あったなぁ~。そうそう『お熱いのがお好き』だ。アレもモノクロだってことを忘れるくらい色鮮やかに映っている。映画って不思議なもので、映像や音、ストーリーなんかをそのまま受け取るんじゃなくて、頭の中でいろんなものを補いながら、想像力を発揮させながら観ているんだなぁ~と、妙に納得してしまった。この映画については、私自身、とても不思議なんですよ。はっきりいって登場人物が話している内容はほとんどわからなかった。なんか小難しいこと話しているなぁ~という程度。キャー、お恥ずかしい。30超えてこんな言葉はくなよぉ~。でも、しょうがないんです。実際にわかんなかったんだから。でもね、なぜか飽きることなく観れたし、むしろ心地いいって感じ。理由は何だろう?音楽がすばらしかったから、会話のテンポが良かったから、なのかなぁ~??? はっきりしなくてゴメンなさい。そこんところがわかったら、このコメント書き直します。点数も変わってくるかも。その点を踏まえた上で……主人公の男、あんた少女の純愛なめとんのか!ふざけんなよ。あんたなんか、あの子が大人になったら捨てられる運命なんだぞ。あっちフラフラ、こっちフラフラしやがって~っっ。(ってそんなにいろんな女性を渡り歩いているわけではないけれど、そんなイメージかな)少女よ、ロンドンで超ハンサムで超いい男を見つけておいで。あんなヤツに義理立てすることないからね。蛇足ですが……メリルが暴露本を出そうとする元妻役で出てきたとき、むっちゃウケました。メリルって、どうしてこういう役が多いの? 6点(2003-10-19 06:07:03)

380.  恋をしましょう あーー、もうっ、マリリンの魅力にやられっぱなし。彼女の登場シーンが忘れられない。場面はとある小さな劇団の稽古場。タイツにセーター一枚の格好で舞台におどりでたマリリンは、開口一番♪My name is Lolita~♪と唱いはじめる。周りには男性ダンサーがうにょうにょ。そりゃあんた、稀代の女たらしイヴ・モンタンもノックアウトよ。イヴ・モンタン演じるクレマン財閥の社長がダンサーに惚れて、芸人として劇団に所属するという少々?強引な設定。しかも、クレマンは彼女の相手役を勝ち取るために、金にものをいわせて&なりふりかまわず、芸を磨く。これが全然上達しないんだな(笑)。滑稽なくらいに。クレマンは奇行を繰り返すわけですが、普通だったら「変なヤツ~、何やってるんだよ」と半ば呆れてしまうでしょう。ところがところが、マリリンの登場シーンがあまりにも魅力的なので、クレマンの奇行も妙に納得してしまうんですね~。随所に出てくるコメディや歌なんかは、クレマンの芸が寒いのですべりっぱなし。こういうのはちょっと見ていて疲れるのですが、それでも彼なり(←ココがポイント)にひたむきに頑張っている姿に、思わず声援を投げかけたくなるんです。 【追記】なにわ君さん、はじめまして。マリリンファンの集いにようこそ!(っても、ここの部屋はまだ二人ですが(汗))6点(2003-10-18 10:57:45)(良:1票)

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