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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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21.  太陽がいっぱい 《ネタバレ》 アラン・ドロンの異様に短い胴に、人間の体型として違和感を覚える。肩はがっしり、ウエストがキュっとしまっている逆三角形の背中。普通、いくら逆三角形とはいっても、もう少し二辺の長い二等辺三角形(上辺とその両端の角がけっこう大きめ)なものなのに、彼の体はほとんど正三角形を示す。あまりに整いすぎて、居心地が悪いのだ。よく完璧なものは縁起が悪いと言われるが、まさしくそんな感じ。日光東照宮の柱を一本だけ天地逆に建てることに「永遠」を託す、根っからの日本人の私。なもんだから、彼の端整さがこの映画に陰を落とし、顛末を暗示するに足る不吉さを、彼の上半身が著しているように感じるのだ。まっ、結果論なんだけれどね。エヘヘ。話は変わって「○○さん、お電話です」という言葉、タマにつぶやいては遊んでいます。[DVD(字幕)] 8点(2005-07-30 01:31:45)(笑:1票) (良:1票)

22.  希望の降る街 《ネタバレ》 頭が固くて頑なだった法律学者の教授(ロナルド・コールマン)が、脱獄者レオポルド(ケイリー・グラント)とちょっと姦しくておせっかいな女性(ジーン・アーサー)と友情を育むことで、心がほぐれてくる過程がとても心地いい。なかでも周りの人、出来事なんかにまったく興味のなかった教授が、レオポルドの好物をおみやげに買って帰るくだりはほろりとするものが。それが卵入りのボルシチ。「ボルシ~チ! ボルシ~チ!!」とレオポルドが大喜びする。その姿はまるで子どもで、本当にほほえましい場面なのに……。そのボルシチに卵という変わった注文が、レオポルドがご用になるきっかけになってしまう。それに、ジーン・アーサーへの恋心がいったりきたりして、ささやかな三角関係が展開する。みんな相手を思いやり、尊敬の心をもって接するため、観ていてとても清々しい気持ちになれます。[DVD(字幕)] 8点(2005-06-16 00:57:29)

23.  決断の3時10分 とにかくグレン・フォード演じる悪者の親分、ベンがかっちょいい。そして、ベンを見張る牧場主のダンもかっちょいい。前者はスマートでかっこよく、後者は誠実でかっこいい。こんな男同士(念のため言っておくけれど、決して顔がいいわけではありません)が、各々の考えに基づいて心理戦をする。かたや捕まりながらも悠然と過ごす男。かたや200$のために命をかけて慎重に見張る。もともとダンは金のために見張り役に志願したんだから、ベンはダンを買収しようとする……。この二人の一挙一動を、私たちはただみつめるだけ。この均衡が崩れるのはどこなのか……それを、ただじっと待つのです。ダンが仲間を集める。ベンの手下がやってくる……。どこで動くか、乞うご期待!ってな映画です。[DVD(字幕)] 8点(2005-06-12 22:15:12)(良:4票)

24.  晴れて今宵は(1942) 今度は南米の大富豪の娘(リタ・ヘイワース)と恋に落ちるアステアのお話。リタ・ヘイワースがむっちゃかわいい。彼女って、実際に映画を見る前のイメージってちょっと妖艶な感じなのかなぁって思っているところもあったのですが、かわいくって踊りが上手で、とってもチャーミング。こういうイメージ先行型のところが、マリリン・モンローとかぶります。セクシー女優といっても、やっぱりかわいいというか、チャーミングさがなかったらここまで人気になったり、語り継がれたりはしないものなのかもしれません。はじめは「心が冷たい」と言われていた彼女なんですが、頑なに振舞うのは周りの環境のせい。お父さんは自己中で横暴だし、お姉さんはその父親に忠実。次女の彼女は結婚なんて冗談じゃない!って思っているんだけれど、意外と王子様を待っているロマンチストで、父親の策略にまんまとはまってしまう。むぅ、あらすじを書いてもこの映画の魅力を伝えることはできないなぁ。彼女の妹二人もかわいいし、アステアとアドルフ・マンジューのバトル→和解の過程もよい。もちろんアステアからリタ・ヘイワースへの熱烈アプローチも素敵&面白い。ストーリーの大筋もよければ小ネタも効いているうえ、アステアのダンスは相変わらず楽しくって素晴らしい。アドルフ・マンジューの前で自由自在に踊る彼は、ほんとに踊りの魔術師で、部屋にある小物をなんだって使ってしまいます。いやぁ、いいもの見せてもらったなぁ。8点(2005-02-14 23:40:51)(良:1票)

25.  カバーガール ジーン・ケリーの店で働くコメディアン?役のリー・ボウマンがとってもいい人。ジーン・ケリーとリタ・ヘイワースの間にいて、どっちかが離れそうになると、おせっかいながらも仲をとりもつ。二人ともいじっぱりだから、彼みたいなキャラがいると安心して物語を楽しむことができます。話の展開はこれでもかというくらいベタなもの。歌を唄い、踊って、恋愛や友情が散りばめられたお話です。ただ恋愛というよりも、主役の2人にリー・ボウマンを加えた3人で夜の街を踊り歩くのがとても楽しい。金曜日の夜に決まってする3人のおまじない(運だめし?)もコミカルでいいです。牡蛎がキライなのに、毎週決まって生牡蛎を注文。「真珠よ出てこーいっ、出てこーいっ」と願をかけて牡蛎の殻を開く3人の姿には、ホントほほえましさを感じます。8点(2005-01-14 19:52:15)

26.  ザッツ・エンタテインメントPART3 食事をしながら、よくバックグラウンドムービー(BGM)としてつけています。さまざまなMGMミュージカルのいいところが収められていますが、毎回目が釘付けになるのがアステアの編。アステアの歌と踊りに魅入ってしまいます。ところで、アメリカにとっての「ジュディ・ガーランド」=日本にとっての「美空ひばり」説を聞いた。←これは人からの受け売りですが、それを受けて私は「ミッキー・ルーニー」=「えなりかずき」説を押したい!! ↓【キリコ】様、いかがでしょう(笑)?  その前に↑の方にダメ出しされた……出直しますm(_ _)m シツレイシマシタ8点(2004-12-25 16:06:31)

27.  愛情物語(1956) 《ネタバレ》 こりゃあなた、ナミダなしでは観られませんぜ。「人は死んだらお星様になるの」(こんなセリフはなかったけれど)というのを地でいっている。このとても上品で、希望に満ちて、そして控えめな孤独がある映画は、邦題通りの「愛情」であふれている物語。主人公のエディが、生きていくうえで感じた希望や絶望を助け、癒し、そして許してもらう。うーん、愛情って許しでもあるんだよなぁと、心に沁みました。そして、幸せになろうと努力し、幸せであろうとして人々に接すると、運命はどうあれ「生きててよかった」「出会えてよかった」という人生が送れるような気がします。2人で観たニューヨークの美しい風景を今度は新しい3人で観ることができたんだろうな、と場面にない場面を想像する。後妻(っつーのも変だけれど名前を覚えていないの)の彼女は、どんな気持ちなんだろうと考えると、また涙が出る。そもそも「ノクターン」って切ない音楽だと思っていたけれど、弾き方によって楽しかったり、落ちついていたり、そしてやっぱり切なかったりするんですね。新しい発見でした。8点(2004-12-11 16:11:31)(良:2票)

28.  マカロニ 《ネタバレ》 でっかいアイスクリーム(イタリアだからジェラートか)を口のまわりにベタベタつけて歩くマルチェロ・マストロヤンニとジャック・レモン。何か、頭のネジがゆるんで、ハイになっているような状態なんですが、若い頃のいろいろと忘れていたこと、失われた時間を取り戻すための大切な行事のひとつなんでしょうね。そんないい場面なのに、罰当たりな私は「X卿が!!!!(爆笑)」(『あなただけ今晩は』参照)と笑ってしまった……。それはともかく、「ありえねーー」っていう作り話をどんどん作っていくマストロヤンニと、それを信じる(信じてあげる)周りの人、そして超現実派だったジャック・レモンまでもが、作り話をする。温かい、友人のため、自分のための「作り話」を私は応援したい。すごく『ビッグ・フィッシュ』に通じる映画です。予定を早めてアメリカに帰るというジャック・レモンに対し、マストロヤンニは「見送りにいくよ」。そしてレモンは「(来なくても)いいよ」と言う。なのに翌朝、レモンはずーーっとマストロヤンニを待っている。そして、マストロヤンニが来ないとわかった瞬間、今度は自分が飛行機をキャンセル。マストロヤンニの一大事と、彼の家に行くのです。すごい信頼関係。実際、自分が来なくていいよと言ったんだから、見送りに来ていなくてもなんにも気にしないし、ただ来られなかっただけと思うものなのに、あの緊迫感、信頼感は本当に素晴らしいです。8点(2004-12-11 09:27:11)

29.  黄色いロールスロイス 黄色いロールスロイスの持ち主を巡るオムニバス映画。3つのストーリーで構成され、それぞれヒロインが大物そろいです。第1話がジャンヌ・モロー。相変わらずのへの字口だけれど、かなりキレイです。第2話がシャーリー・マクレーン。イタリアンマフィアの情婦という役がかなりお似合いでした。そして最後の第3話がイングリッド・バーグマン。かなりデカイ女性です。すごく逞しくて、運転とかむちゃくちゃで(笑)。三者三様のストーリーが楽しめます。その中で一番お気に入りなのが、第2話のシャーリー・マクレーンの話。思ったまんまを口に出す子どものようなシャーリー・マクレーンがホントにかわいい。そんな彼女がイタリアで出逢う軽薄な男性をアラン・ドロンがやっています。そして、ちょっと切ない結末。短いお話の中に、女性の変化が現れていて、とても味のあるお話になっています。この映画は、できれば3人の女優のキャラを知ったうえでみると、より楽しめますね。私自身、1回目に観たときは、バーグマンくらいしか認識できていない状態でした。それが、2回目、3回目とみる度に女優さんの認識度がアップして、あまりにも「らしい」人物設定にとっても楽しめるようになりました。8点(2004-11-29 23:59:08)(良:1票)

30.  心の旅路 《ネタバレ》 戦争で記憶をなくしたスミシィが、その記憶がないまま頼りない状態を支えてくれたポーラと結婚、人の親となり、作家としての第一歩を踏み出そうとする矢先に交通事故にあう。その事故がきっかけで、記憶の逆転現象がおこり、ずっと記憶のなかった戦争までの記憶が甦り、逆にそれ以降の人生が空白になってしまうという、メロドラマにありがちな展開。そしてスミシィは元の人生を歩み、実業家として成功するのです。ポーラを忘れたまま。しかも二人の子どもは病気で死んでしまっている。証明するものは何もなく、スミシィがポーラを思い出すことのみ。それだけで、もう哀しいではないですか。メロドラマは時代を超えて、人種を超えて、共感できる何かがきっとある、そこにある……。彼は空白の3年間のため、自分を不完全な人間と思い込み、本当は近くにいるポーラを好きなくせに、議員の妻として働いて欲しいと、なんともそっけないプロポーズをする。ポーラが現れても思い出さない、スミシィが最後にもっていた、袖のすり切れたシャツを見てもダメ、そして自分がプレゼントしたポーラの瞳と同じ色のネックレスを見てもダメ……何をみても思い出せなかった彼が……やっと……戦争で記憶をなくしたときに収容されていた精神病院から軌跡をたどったとき、ポーラと新しい家庭をつくった、あの小川の横の桜の樹がある小さな家の前で、本当の彼女と再会する。作りものじみたおとぎ話だけれど……これが素晴らしい。ポーラの我慢強さも素晴らしい。そして、義理の姪っこの彼女のいじらしさ、潔さも素晴らしい。これから先、過ぎ去った十何年の月日を二人で取り戻していって欲しいです。いやぁ、本当にいい映画です。8点(2004-08-29 10:46:16)(良:1票)

31.  普通じゃない 自己保身のためにしか動かないエンジェルにやられました。彼らは、思いっきり俗物です(笑)。そして、キャメロン・ディアスの女王様ぶりに、彼女に翻弄されまくる掃除夫のユアン。役どころのハチャメチャバランスが非常によく、繰り広げられる事件に唖然としたり、大笑いしたり……。めっちゃ楽しかったです♪ 二人の歌とダンスのシーンも楽しく、もっともっと随所に入れてもらって、いっそのことミュージカルにしちゃえばいいのに!!と思いました。8点(2004-07-10 21:53:04)

32.  紳士は金髪がお好き(1953) 仲間内で、30ン歳、独身の友人(女)と20代プー太郎(男)のうわさ話が勃発した。まったくもってウソッパチの話。私は面白がってフンフン聞いていましたが、そこにいる人々がマジで本気にしはじめたので一言。「あのなぁ、○○ちゃんが金のない男を相手にすると思うかぁ?」みんな「……」(しばし考える)みんな「せやなぁ、ありえへんわぁ、あほらし」ーーこれで一件落着した。後日、噂の主人公である友人にこの話をすると「あんなぁ、私がえらいひどい人間みたいやんかぁ」ってプンプン怒っていたのだが、後日……その友人と温泉旅館に泊まりにいってプチゴージャスなことをしていたところ、彼女がポツリとつぶやいた。「やっぱり私、お金ないとあかんかもしれん……」。お金を愛する女を責めんでやってください(ペコリ)。<追記>単純明快、エンターテイメントを追求する映画は大好きです。そんでもって、マリリンとジェーン・ラッセルの美貌。お色気……そりゃあ、あなた参っちゃいますわ。ただ、ジェーン・ラッセルの目が怖かった。彼女のやけにおちついた(ドスのきいた)目でみつめられると、どんなにシラをきろうとしても白状させられてしまいそうな怖さがあります。もう、、強烈に楽しかったぁ。8点(2004-07-03 21:52:49)(笑:1票)

33.  モンスターズ・インク ドアをどんどん開いていくと、いろんなところに行ける……まるでドラえもんの「どこでもドア」のようなドアたちが大量生産されているのがスゴイ。ただ「どこでもドア」と違うところは、一つのドアが繋がっている場所は一つのみってところ。だから、同じ場所に行こうと思うと同じドアじゃないといけない。あの女の子の部屋に繋がっているかわいいドア。必至に女の子をウチに帰そうとする、サリバンとマイク・ワゾウスキ(何故かフルネーム 笑)のあわてぶりが、とっても楽しかった。特にマイク・ワゾウスキ(やっぱりフルネーム)。おねえちゃん(っていうのかな?)を高級鮨屋に連れていっているときに女の子と遭遇。子どもに関わるほどヒマじゃなく、女の子をわずらわしいと思っているのに、どうしても放っておけない、このジレンマ。なんかとってもカワイイって思っちゃいます。ドアを開くごとに、紙芝居のように変わっていくいろんな風景をワクワクしながら観ていました。特に日本家屋のときは、ちゃんと障子を引いていた(ドアを開くのではなくてね)ところなんて、芸が細かいなぁって感心しましたです。8点(2004-06-21 23:36:38)(良:2票)

34.  月はどっちに出ている ワタシがまだ映画が趣味の人間でなかった頃、不思議と何度もレンタルして観ました。哀しい人間がいて妙にリアルなんだけれど、元気が出てくる映画でした。東京タワーに月って、どうしてこんなに絵になるのでしょうか。決してオシャレとはいえないスポットですが、私は東京タワーがとても好きです。もうちょっと地価が安かったら、東京タワーが眺める部屋に住むのもいいなぁって思っています。都会に住む雑多な人々の中で、懸命に生きる……この映画は在日朝鮮人の人々にスポットがあてられていますが、何も彼らだけでない、当時、東京に出てきたばかりの私への応援歌であるような気持ちで観ていたのです。お金もほとんどなくって、仕事もなかなか見つからなかったあの頃、負けるもんか!って頑張っていた時代もあったなぁ。そんな思い出とともにある、超個人的に思い入れの強い映画です。今じゃあ、けっこうのほほんと生きているんですがね。そう、慣れてくればなんとかなるものですね(エヘヘ)。8点(2004-06-07 03:09:26)(良:3票)

35.  大いなる西部 《ネタバレ》 いろんなところで、いろんなストーリーが興っていそうな映画です。というのも、主役はもとより脇役であるはずの人々の生き様とか考え方というのが、やけにリアルで、とてもしっかりしているからです。この映画を観ると、ビッグマディをもらったあの女教師のお父さんって、どんな人柄だったんだろう?とか、どんな功績があったのかな?とか、テリル家とヘネシー家の家長同士の諍いって何だったの?(きっとしょーもないことだったんだろうな)とか、いろんなストーリーに思いを馳せることができるのです。素晴らしいですね。ワタシは、息子を撃ったヘネシーの親分の男気がとても好きです。父親としてはダメなのかもしれませんが、一家をまとめる家長としての、一本スジのとおった彼の男気がとても好きなんです。ただもったいないのは、もうちょっと牧童の見せ場があっても良かったのではないかなってところ。まぁ、それもストーリーを想像すればいいだけの話ですがね。とっても想像力のふくらむ映画です。8点(2004-06-07 01:36:43)(良:1票)

36.  ヒズ・ガール・フライデー 《ネタバレ》 あれよあれよという間にストーリーが進んでいく、非っ常~ぅにテンポのいい映画ですね。なんだかわからないうちに煙に巻くケイリー・グラントとロザリンド・ラッセルのトーク&トーク&トーク&トーク。こっりゃあ凄いわ。スピード勝負でまくしたてるだけじゃなく、観ていると自然にいろんな状況がわかってくるっていうのも凄い。とても圧倒される映画ですが、不思議と壮快感が残ります。人を騙して嘘をついて……っていう悪行を描いているのに、なぜかすっきりするという不思議な作品。私もヒロインと一緒になって、何かがおかしい???と思うことがよくありました。印象的だったシーンもいろいろとあるのですが、とにかく一番強烈に残っているのが、スカートをまくしあげて走るロザリンド・ラッセル。デブった保安官をタックルして、馬乗りになりネタをあげる。元夫の悪徳編集長(ケイリー・グラントね)の手はわかっているから、簡単にはまるめこまれないんだけれど、やっぱりあちらさんのほうが一枚も二枚も上手。保険勧誘員のくせに人に騙されやすい婚約者(私的にはジャック・レモンのイメージ、違う俳優さんだけれどねラルフ・ベラミーさんゴメンなさい)がどんどん罠にはまっていって、それを助けながら猛進していく彼女のすごいことといったら……。もう、むちゃくちゃ面白いです。最終的にはケイリー・グラントのところに戻っていくわけですが、婚約者のほうと一緒になったら彼女はもう、大変だったでしょうね。義母さんとうまくいくとは考えられないし。結果的にあの二人はアレで良かったのでしょうが、壮快感の中に釈然としないものが含まれ、何か騙されていると思ってしまう、不思議な作品です。多分、ロザリンドもこれから先、何かがおかしいと感じながら生きていくんでしょうね(汗)。8点(2004-06-05 23:18:58)(良:1票)

37.  チアーズ! むっちゃ好きな作品です。青春っていいなぁ、頑張るっていいなぁ、って素直な気持ちを思い起こさせてくれる。主人公の女の子の一喜一憂に一緒になって喜んだり、怒ったり、悔しがったりしながら見ました。チアの世界なんて全然まったく関係のない人生を過ごしてきた私ですら、彼女にとても感情移入をしていましたね。なんていうのかな、恋をして、友達と真剣な話をして、ライバルがいて、そして正々堂々と戦って……なんて胸のすかっとする映画なんでしょう。「生き生き生きる」(←ベタやなぁ)っていう中学校のときのクラステーマを思い出しちゃった(あはは 照)。[DVD(字幕)] 8点(2004-05-30 23:10:29)

38.  ベニイ・グッドマン物語 ダメ……私……、最後の言葉だけで泣いた……。8点(2004-05-09 01:36:43)

39.  スティング 《ネタバレ》 《未見の人、運良くストーリーを忘れちゃった人は絶対に読まないでください!》 いきなりですが、オープニングで殺し屋の紹介がされていますっ!! ちゃんと役名入りで。殺し屋の名前しかわからないっつーのがウリのはずなのに、ちゃんと紹介してくれているなんて、なんとも親切な映画です(笑)。相方と何度か一緒に見て、気付いたのですが……未だに「うわわ、やられたぁーー、こんな初っぱなから一つの種明かしされてるやんかぁーー」と、おちょくられているぅーーという感想が出てくる映画もまぁ、珍しい。何度も“騙されないよーに”と思いながら観ているのに、ちゃんと何度も騙してくれているのが凄いナァ。それで腹が立たないっつーのも凄いナァ。ポールとレッドフォード、私は間違いなくレッドフォード派なんですが、この映画に関してはポールがむっちゃカッコイイ。堂々としていて、頭が切れて、コネもあるし、ポーカーの腕も素晴らしい。こんな完璧な男がいるなんて……(嘆息)。それに比べて、私のレッドフォードはちょっと情けないやい。ノミ屋のオールバック姿もどこかオドオドしているような気がして、寂しい(そーゆー役柄なんだけれどね 汗)。それよりも競馬実況を読み上げるおじさんや、あっという間に内装を替えるおじさんたちの、細々としたプロの技というのが観られて、とっても面白かったです♪ ただ、私……頭が悪いのか3回くらい観てやっと意味がわかったの(爆)。FBIって敵対していなかったっけ?いつの間に仲間になったの?ってね。はじめっから仲間やんけ!と気付いたのは、何度か観た後でした……。このほかにも、たーーくさんあれれ?あれ?っていうところがありました。そんでもってこの映画、音楽も大好きで、よく口ずさんでおります。でも自分に音感がないからか、どうしてもどこか音程がずれてしまうのです。あな、ハズカシや。8点(2004-05-02 22:02:37)(良:2票)

40.  シカゴ(2002) 最終上映に滑り込んだ映画。いやはや、無理矢理にでも観にいって良かったぁ〜。画面いっぱいに広がる、色と欲と音楽の世界。登場人物に感情移入なんかしてしまったら、痛くて観ていられなかったかもしれませんが、完全な舞台として、遠くから眺めているのは何故か心地良かったんですよね。やっぱレニーちゃんが好きだからかな。それからリチャード君も適当な弁護士役っつーのがいい♪ だって“女専門弁護士”よぉ〜。うわぁ、インチキ臭いっ。DVDも即行で買いました。まっ、DVDを購入してしまったのは、発売日前からDVD屋さんでキャサリンの妖艶な「All That Jazz」を流されまくっていたのが、耳に焼き付いたから。見事に戦略にひっかかっていますね。んで、この「All That Jazz」。どこに惹かれたかというと、「オバッチャーーーン」に聴こえるんですよ(すみません、【ミーハーおばちゃん】さんには何の関係もありません。ただ、そう聴こえたってだけで、お許しを 笑)。それで、この曲が流れてくるたびに、意味なくニヤニヤしてしまう始末。これはまずい、非常にやばい状態に入っている……ってことで即お買いあげ(汗)。で、どんなときにこのDVDを流しているかというと、そう、掃除の時。音楽がノリノリなので、楽しく掃除ができます。それまでは、ジュディマディのCDだったんですがね。お掃除DVDとして昇格しました。新聞紙をまとめながら見る『シカゴ』って最高だな。ただ、レニーちゃんの夫だけが……ホントに哀れで……。そこまで苛められなくてもいいじゃんって思います。だから、ストーリーは無視して掃除音楽になっちゃったのかなぁ?? 8点(2004-04-25 17:10:09)(良:1票) 《改行有》

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