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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  ザ・ゲスト 《ネタバレ》 日本での知名度がまったくないため期待せずに観たのですが、これが意外な掘り出しもの。 最初はよくあるサイコな訪問者物かと思わせておいて(いや基本はサイコな訪問者物なのですが)謎の企業が出てきてから俄然雰囲気が変わってきます。 とにかく映画の途中で飽きたりダレたりさせるところが全くないのが娯楽映画としては最高。 ラストも上手で、あからさまな伏線のバタフライナイフでデビッドがとどめをさされたシーンにご丁寧にも「RIP」の札で念押し…からの「歯のない焼死体が2体」という消防隊員の会話で観客に「あれ?死体は3体のはず…しかも歯がない?」と思わせてからの定番のオチ…という見事な構成で完成度は抜群です。 しかも(続編を想定してでしょうが)謎解きがないからいろいろ謎のままっていう、その辺もホラーの定番をきっちり抑えてくれてます。 ここ数年で観たアメリカのこの手の映画の中では間違いなくナンバーワンで、これが無名ってどういう事なの?と疑問に思って調べてみたら海外の批評ではかなり高評価されていて、そりゃ面白いのも当然だよね…と納得はしたのですが、じゃなぜ日本でこの傑作があまり知られてない&評価がそれほどでもないのか…ほんとに不思議です。8点か9点か悩むラインの映画だと個人的には思います。[インターネット(吹替)] 8点(2020-04-18 13:07:57)《改行有》

22.  ボーダーライン(2015) 《ネタバレ》 観る前は「女性FBI捜査官が麻薬組織を追う」ような映画だと思ってたら全然違ってんじゃん!!という感想が世間に満ち溢れてますが、ほんとそれです。 僕も観る前はそんな映画だろう…と思ってましたがこの映画のエミリーブラント、ただの狂言回しですからね… 杉作J太郎が「松任谷由実のコンサートに行ったら、舟木一夫が歌ってた」とこの映画を例えたそうですが、なるほど上手い例えです。 全く遊びがない暴力的な映画なんですが、リアリティ…というより生っぽさと言えばいいんでしょうか、とにかく映画全体の生っぽさがすごくて目が離せません。 監督の手腕が確かな事は映画の端々に感じられて、どんな素人でもこの監督すげーな…と思うんじゃないでしょうか。 (まぁ実際に評価されたから「メッセージ」「ブレードランナー」と大作を任されてるわけですが) エミリーブラントという女優は、ガールオンザトレインとかクワイエットプレイスのような幸が薄くて暗い役がぴったりなわけですが、この映画の彼女もそうで、これだけイメージがついちゃうと他の仕事は難しいんでは…と余計な心配しちゃいます。 ところでFBIという組織も不思議なもので、ダイハードみたいな映画で「FBIだ」の一言で場をしきる偉くて威張ってる謎の奴らみたいな描かれ方をされる一方で、この映画のように末端の雑魚のような扱いをされている映画もあります。 これだけ振れ幅があると、普通のアメリカ人がFBIという組織をどう思っているのか…ちょっと聞いてみたくなります…が残念ながら普通のアメリカ人の知り合いがいません。[インターネット(字幕)] 8点(2020-04-08 11:53:59)《改行有》

23.  イニシエーション・ラブ 映像化不可能と言われている傑作小説は沢山あります。 代表的なものは日本ミステリ界に「綾辻以前綾辻以後」という言葉を作った傑作「十角館の殺人」でしょう。 これはいまだに映像化されてません。そりゃそうです。無理だもの。 他にも「ハサミ男」とかこの映画の原作の「イニシエーションラブ」とか映像化不可能と言われている小説は沢山ありますが、これらに共通するのは「文章だから可能なトリック」を用いている事です。 「文章だから可能」つまり「映像では不可能」なのです。 そりゃ映画化されるわけありません。 ところが驚いた事に「ハサミ男」と「イニシエーションラブ」は映画化されてしまいました。 「え、どうすんの?」 原作を知ってる人は映画化を知ったときに皆そう思った事でしょう。私も思いました。 結果「ハサミ男」は無茶した事で悲惨な結果となり、一方この「イニシエーションラブ」はとんでもないウルトラCを用いる事で映像化に成功したのです さて、このイニシエーションラブですが、原作を読んだことがある人とない人ではまず映画の別の部分で驚愕するはずです笑 原作知ってる人なら「そんな強引な…失笑」です。 しかしその強引なウルトラCを用いる事であの原作を映像化したわけですから堤幸彦はほんとに天才なのかもしれません。 で、映画化されたこの作品ですが、ほんとにがんばってると思います。 80年代の雰囲気がプンプンであの原作をきちんと映像化したその努力にとにかく8点差し上げます。 が、しかし残念ながら原作の限界がこの映画にもはっきりと出ているわけで… 原作は「何も知らないで読むとびっくりする」小説で、逆に「何かある」と予想して読むと非常に完全にネタが予想できてしまう小説です。 有田がテレビで「すごいミステリ」と宣伝したおかげでそれ以降読む人は誰でも「これはなんかすごいトリックあるんだな」と身構えてして読む事になります。 そして身構えて読まれちゃうとこの原作のネタは非常にわかりやすいのです。感が良ければ本当に誰でもSideAの数ページでネタが予想できてしまう…そういう構成なのです。 実際に私も初読の時点で後半はただの整合性チェックになってましたし。 でオチを予想しながら読むとこれはもうただのパズルであって恋愛話としては「普通」なんですよね。 まぁ1つのネタにすべてをかけたストーリーなんてみんなそんなもんなんですが。 この映画版も原作小説と同じ弱点を抱えていて多分勘が良ければ初見でも序盤でネタバレします。 そしてそうなると、映画のおもしろさとしては…これどうなんでしょうね? まぁそれでも世代的にこの映画の主人公達と2,3歳しか違わないほぼ同世代の自分としては、この時代の恋愛模様や時代背景は面白く観ることができたんですが、そうでない世代の人でしかもネタが序盤で読めちゃった人はどう感じるのか… とりあえず素直にびっくりできた人はおめでとうございます![インターネット(邦画)] 8点(2020-03-16 20:20:46)《改行有》

24.  ウインド・リバー 《ネタバレ》 現代アメリカの(映画などですらあまり語られない)暗部を描く骨太なクライムサスペンス。 …とまぁ一言で言えばそういう映画なんですが、それだけではないというかそれとはちょっと違うというか。 とりま「実は犯人はこいつだった!」的犯人捜しミステリのつもりで観はじめたわけですが、犯人捜しのミステリじゃありませんでした。 あやしいのはこいつとこいつくらいしかいない…の2か所を順番に当たるだけ!犯人じゃん!っていうこの映画に一般的なミステリ要素は全くありません。 何せ(誰も頼んでないのに)唐突に真相がすべて語られちゃいますからね。 あまりに唐突すぎてこれ何かのひっかけなの?と勘繰ったくらいですから。 とにかく静かで冷え冷えとした画面の中で淡々と描かれる人間の本能からの暴力がこの映画のキモ。 暗い映画なんですが、とにかく映画全体からの圧がすごくて目が離せないんですよね。 訴えたいことは、ネイティブアメリカン居留地はこんなにひどいとこで、何かあっても捜査すらまともに行われないため(劇中でもFBIの彼女が監察医相手に、凍死じゃ呼び戻される!と戦ってました)ほっといたら若い女性のかなりの数はいつのまにか殺されちゃってる的な内容みたいなんですが、日本人にはほんとに縁がないので「そりゃひでーな」しか感想がありません。 で、これ例えば理性や警察権が及ばないような極限状況、地域(しかも未来に悲観的な状況)に少数の人間が置かれると結局こういう事になるのかな…という内容であって、かなり人間の性善説否定の映画なんですよね。 もちろん良い人もいるわけですがが、そういう人は暴力の前に負け組になるっていう。 なかなか考えさせてくれる映画ではありました。[インターネット(字幕)] 8点(2019-12-19 12:28:01)《改行有》

25.  恋は雨上がりのように 《ネタバレ》 「アニメ版はクソだったのにこの映画版はとてもよかった」(←このレビューの要約を先に書いておきます) 漫画なり小説なりを別のメディアで展開する事は、それがアニメであれ実写映画であれ相当に難しく、スタッフの力量差が如実に現れるものです。 原作への無理解が悲惨な結果を生む事も多く、伊達に原作レイプという言葉があるわけではありません。 この「恋雨」のアニメ版もそうで、原作は女性ならではの視点で描かれた繊細な傑作なわけですが、それが見るも無残なおっさん思考の駄作に成り下がっていました。 私自身、原作が大好きだっただけにアニメ版放送時、最初の3分で「これはダメだろう」と怒りに震えていたのを思い出します。 最初の3分で「クソ」をわかるレベルってのも相当なものですが、こいつのアニメ版に関しては監督の原作への無理解が画面の隅々から滲み出ていて本当に一瞬でわかったわけです。 だって原作を理解していたら、そもそもあのオープニングがありえません。センスがないにもほどがあります。そんな話じゃないんだよ、と。 と、まぁアニメ版への怒りを書きだすと5万文字でも足りないのでおいとくとして、本題である映画版の話。 先に結論を書くと1時間50分という厳しい枠の中に、原作のエッセンスきちんと放り込み手堅くまとめていて、少女とおっさんそれぞれの挫折と再生の物語としてこの実写映画は成功していると思います。 まずキャスティング、原作の「俺が高校生だったらあんな目で見られたら泣いてらぁ」という長身スレンダーのキツイヒロインを演じるのは、現時点で小松菜奈しかないわけでここは最適のキャスティング。 その2000年代のモデル系美人の傍に置くのが、1970年代感漂う清野というのもキャラの対比という意味では成功だったのかな、と。(清野の演技は昭和40年かよ!と思う事もちょいちょいありましたが) 大泉もまぁ普通にキャスティングすりゃそうなるよね、って感じなわけでおおむねキャスティングはよかったと思います。(〇〇なのね松本さんの同僚役もよかったですし) シナリオはあの原作を1時間50分に収めるために大幅な改変が必要になるわけですが、原作のキモがしっかり押さえられていたため十分許容範囲で良くまとまっていたと思います。 (細かく観れば、たとえば、病院に連れて行ったとき足の傷を見られたくないんだと店長は誤解したけど実はネイルしてない指を見られたくないだけだった…という男性が思いつかない系女性視点小ネタはいれようがあったと思うしそれがある事でそのあとのチマメネタも生きるわけですが、でもまぁそういう事を言い出すとキリがない) まあそんな感じで、このサイト的に点数つけるとマイナス10点(そんな点ないよ)だったアニメ版と比べるとこの映画版は非常によくできていて、別のメディアに置き換えるときにスタッフの力量というのは如実に作品に反映するんだな、と改めて思う今日この頃なのです。 よくアニメ化されたものが「原作のまんま」なんて言われる事がありますが、「原作のまんま」作られている(ように見える)というのはじつは凄い事なんですよ。[インターネット(邦画)] 8点(2019-12-13 10:45:55)《改行有》

26.  皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ わたし、本名はヒロシです。(不死身ではありません。※2番の歌詞参照※) (アメトークでも話題になっていた)鋼鉄ジーグの歌はカラオケでも十八番です。 そんな私ですから当然ながらこの映画を観ないわけにはいきません。いかないのです。 事前の予想以上にオーソドックスなヒーロー誕生物語。 レオン+スパイダーマンみたいな話なんですが、きっちりセオリー通りすぎてこれがつまらないわけがありません。 腕も飛び出さないし脚も飛び出さないし磁石の威力でもないけど、お前はジーグでいいよ! 邦題は、この映画の監督が自ら日本語訳してつけたものだそうで、そのジーグ愛がたまらないわけです。 エンディングも鋼鉄ジーグの歌なんですが、アレンジ激しすぎて原曲知ってる人でもなかなかピンときません。 (ピンとこない最大の理由はバンバンバンバン言ってない事なんですが) つかヒロシ的にはイタリアのスーパーヒーローがヒロシだという事が嬉しくてしょうがないのです。 ヒロシ![インターネット(字幕)] 8点(2019-11-23 12:55:28)《改行有》

27.  キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 キングコングというと古典的なアレのリメイクなんだろうなぁ…と思い込んでいて全く観る気ははなかったんですが、いや全然別物じゃないですか! 際立つ特徴は監督の演出。 洋画邦画にかかわらずあまり映画では見かけないような映像&演出で妙にかっこよくギャグの演出もキレてるなぁ…と観ている途中ずっと思っていたわけですが、なるほど、最近多い「日本のアニメゲーム大好きです」系の監督さんだったんですね。 そのあたりにインスパイアされたと思しき映像だったからこそ同じものを観て育った日本人の自分的にドンピシャだったんだと思います。 とはいえガスマスクして日本刀を振り回すシーンなんかは完全にやりすぎで「どうなの?」と思ったりするんですが、最近のアメリカ娯楽映画には似たシーンがちょいちょいあるので(例えばゴーストバスターズ2016でのホルツマンのバトルシーン)多分あちらでの流行りなのかな?と思ったり。 怪獣映画として十分に及第点の出来で、端的に面白い!と思いました、はい。[地上波(吹替)] 8点(2019-06-10 19:45:49)《改行有》

28.  ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 典型的な真面目映画サイドのスピルバーグ作品といった感じの安定感あふれる完成度の高い映画。 これ同時期にエンタメサイドのレディプレイヤー1を撮ってたという事実がとにかくすごいわけで、スピルバーグってほんとにすごいんだなぁ、とあらためて実感させてくれまする。[インターネット(字幕)] 8点(2019-01-02 21:52:08)《改行有》

29.  ジェーン・ドウの解剖 なんの予備知識もなく見ました。 今回はあえてネタバレ無しでシンプルに。 ホラー映画は世の中に沢山ありますが、その多くは半分ネタで観るようなものだったり怖いというよりグロかったり…で純粋に怖い映画というのは実はあまり多くないような気がします。近いところでは「すごく不気味」だとか…これも怖いとは少し違うと思うのです。 しかしこの映画は観ている途中にとにかく怖いのです。 個人的には最近これだけ怖いと思いながら観た映画は記憶にありません。 (いい意味で)ちょっと変わった怖い映画を観たい人にはぜひおすすめの映画だと思います。 あと、ジェーンドゥ役の女優さんはなかなか大変だったんじゃないか…と思います。ついでに言えば美人だしおっぱいの形もなかなかいいので、これから彼女にはがんばっていただきたいと個人的には思います。 おわり。[インターネット(字幕)] 8点(2018-11-10 19:00:58)《改行有》

30.  IAM A HERO アイアムアヒーロー 《ネタバレ》 原作は最終話まで読んでるんですが、この映画版は未見でした。 とはいえ評判がいいのは聞いていたので楽しみにしてたんですが、いやこれはなかなか素晴らしい出来です。 映画化するにあたり一部のキャラ設定を変えあるいはキャラごと削除、イベント削除あるいはかなり変更し…と、実は原作から大きく違ってる映画なんですが、トータルで原作の空気感が(少なくともあのショッピングモールまでの空気感が)きっちりと描かれているのは、これは製作スタッフに拍手、というところでしょう。原作を大事にしてるのが観ていてびんびんに伝わってきます。 邦画のゾンビ物なんかしょぼいに決まってるだろう…という先入観が我々にはあるわけですが、この映画は見事にその先入観を打ち破ってくれてやりきってるのもお見事。 なんだよ、やればできるんじゃん! まさか邦画で海外のもの以上のゾンビ映画にお目にかかれるとは… ちなみに劇中、伊浦が駐車場でZQN化するときに、藪(小田つぐみ)に対し「セックスしよう」「嫌がってるふりしてたけどお前も喜んでたろ」みたいな事を突然言いだし、映画しか知らない人には「うわ、キモイ男」と思わせるわけですが、これ原作も読んでると、藪がZQN化するときに「伊浦〇ンポいい」と連呼するのを知ってるわけで、原作を知ってるかどうかであのシーンの解釈は違ってきたりします(笑) というか、もしこの映画の続編が作られる事になれば長澤まさみがそのセリフを言う事になるわけで、そうなるとさらなる日本映画の金字塔としての地位を確立すること間違いなしなんじゃないでしょうか。ドキドキがとまりません。[インターネット(邦画)] 8点(2018-09-01 17:27:37)(良:1票) 《改行有》

31.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 JUMP(ヴァンヘイレン)が流れる冒頭部分、3人並んで仲良く歩く「キティちゃん」と「ケロケロケロッピ」と「バットバツ丸」を画面の隅に見つけて 「え、この映画の隠れキャラってこのレベルのものを見つけてかなきゃいけないの??無理ゲーじゃん!」と思ったわけですが… 実際のところ巷で言われているほど隠れキャラを意識する必要もサブカルの知識もない映画で、たとえば「フェリスはある朝突然に」と「初体験リッジモントハイ」の監督が違うかどうかなんて知ってても知らなくても映画の面白さには全く影響ないわけです。 (ちなみにリッジモントハイの方が断然重要な映画です。フィービーケイツのおっぱいが出るからな!!) そりゃ「シャイニング」くらいは観たことがないと(キングがこの映画の存在自体を大嫌いだという事も知らないと)ちょっとアレなわけですが、しかしこれも劇中のエイチ(女子は怖いホラーは観ないっていう伏線)と同じ状態になるだけの話でそこまで致命的ではありません。 (つかシャイニングの一連のシーケンスは本当に面白かったです。まんまなんだもん) まぁさすがに昨今のネトゲというかMMO等の雰囲気は知らないとまずいんですが、これも今どきこの種のネットゲームに触れた事がない人も少ないでしょうし、日本にはソードアートオンラインといううよく似た設定の小説(累計2000万部以上売れているベストセラー)もあるしで、この映画の設定に今更違和感を感じるような人もいないでしょう。 そう考ると、この映画についてよく言われているほど実はサブカルの知識は必要ない映画で、純粋に映画としての面白さで評価できる映画なのではないかと思います。 で、その映画自体の面白さが、うれしいほどに「スピルバーグ健在なり!」 特に後半でのドキドキワクワクの展開は80年代90年代の同監督の有名映画にも全く見劣りしません。 25セント硬貨などのわかりやすい伏線をきっちり回収しながらの二転三転するハラハラの展開は見事なものだし、きっちりアゲアゲベタベタなハッピーエンドで終わらせてくれるのも素晴らしいところです。 とはいえ、サブカル系がわかった方が面白い(というかテンションが上がる)のは間違いなく、実際に劇場でも「俺はガンダムで行く」のとこが一番ザワザワしてました。(そりゃするよね、あそこは。日本人だもん) 個人的にはザブングルのWM(ダッカーぽいやつ)が出てたように見えたんですが、あのごちゃごちゃの中じゃ判別はほとんど不可能ですね… それにしても、主に80年代のサブカルを描いたこの映画を見るとかつて日本のコンテンツが本当に力があった事がよくわかります。 クライマックスで「メカゴジラ対ガンダム」だし、そもそもアメリカのキャラより日本のキャラの方が多いんじゃね?と思っちゃうくらいですからね。 てかそれ以外の国のキャラ、ほとんどいないですしおすし。 あ、一点だけ現実ではありえなさそうな点を。 映画中ではエイチがネナベだっただけでそれ以外のキャラとリアルの性別は一致してたわけですが、実際のネトゲではそんな事はありえません。 劇中でエイチが語っているように女性キャラの大半はネカマだし、男性キャラの結構多くはネナベです。 ゲーム中くらいリアルの自分とは異なるキャラに…と思う人も多いわけで、そうなるのはしょうがないんですけどね。[映画館(字幕)] 8点(2018-04-23 23:32:36)(良:1票) 《改行有》

32.  コードネーム U.N.C.L.E. 《ネタバレ》 なぜか私、この映画を「それゆけスマート」の再映画化だと思い込んでまして、見始めてからすぐ思いました 「これナポレオンソロの方じゃん!!0086じゃなくて0011じゃん!」 まぁそれは私が間抜けなだけなのでとりあえず置いといて、さてこの手の「しゃれおつ系クライム映画」は個人的にはかなり苦手なジャンルです。 映画中に「おしゃれだろう?」とばかりに提示される数々の狙いすぎのシーンにしらけてしまう事がほとんどからなのですが、この映画はなぜか違います。 映画中の気の利いたシーンがいちいち面白いのです。 例えば、劇中「ヒロシですのテーマ」がかかる中での一連のシークェンス。 (いやあの曲はケ ヴォーレ クエスタ ムーズィカ スタセーラという曲なんですが、それはさておき) こういうシーンをみせられると他の映画だと鼻白むと思うんですが、この映画だと面白いんですよね。 要するにセンスが肌に合うって事なんでしょうが、シーンだけでなく映画中での会話やジョークのセンスがとにかく肌に合うから面白いんです…で思ったんですが、このイケメン2人が女1人を挟んで反発しながらも協力するバディ物、最近の日本の女性が好むアニメあたりにいかにもありそうな奴なんです。 そういう観点で見るとこの映画の会話の掛け合いやコメディシーンはいちいち日本的で、あぁそうか、この映画はなんか日本的だからすんなり肌に合うんだな、と妙に納得したわけです。 洋画のバディ物というと、それが48時間でもバッドボーイズ2バッドでもいいんですが、洋画だけあって日本人の乗りとは違うものがほとんどで「うーんあんまりおもしろくないな」って映画がほとんどなんですが、この映画はイケメン2人が女1人と…というそもそもの設定からしていかにも今の日本のアニメっぽいんですよ。 ぶっちゃけ「これってこのまま日本で(女性をターゲットにした)アニメに普通にできるよね」と思える内容なわけです。普通の洋画のバディ物ではそうはいきません。そのままアニメにしたらクソつまんないゴミのようなものができるだけでしょう。しかしこの映画はたぶんそこそこ見られる物に仕上がると思います。 思えば、オリジナルのナポレオンソロ自体、ソロが主人公でありながらコンビのイリヤに妙に人気が出た、言ってみれば最近の日本の(主に女性向け)アニメ作品にありがちな作品の嚆矢ともいえる作品なわけですから、それを今再映画化するなら、「まんま日本の(主に女性向け)アニメを映画化しました」的なものになって全く不思議はないわけで、そして実際作ってみたらそうなった、というただそれだけの事なんじゃないでしょうか、いや適当な事書いてるけど![地上波(吹替)] 8点(2018-03-10 02:07:40)《改行有》

33.  サベージ・キラー 《ネタバレ》 観る前はありがちな復讐譚だと思っていたのですが、いきなり呪術的悪魔的な復活シーンが出てきてからおかしくなって…なんなのこのバカ映画は?(ほめてます) おかしいくらいに振り切ったストーリーはいい意味で漫画的で、B級バカ娯楽映画としてはほとんど非の打ちどころがないすばらしい作品なんじゃないでしょうか。 お約束で切ないラストも実にGJな感じです。 細かいところをどうこういう映画でもないのですが、個人的にはあのわりといい保安官の人が助かったかどうかが気になります。 まぁ多分死んだんでしょうけど…[インターネット(字幕)] 8点(2018-01-29 21:23:32)(良:1票) 《改行有》

34.  心が叫びたがってるんだ。(2015) 《ネタバレ》 この作品については個人的に食わず嫌いしていました。 柳の下に…的大人の事情で製作される作品にろくな物はないですし、アニメフアンに「もっとも脚本を書いてほしくない作家」アンケートを取れば1位を獲得すること確実の岡田脚本となれば、劇場に足を運びたくはならないしレンタルをする気も起きない…となるのはしょうがないところ。 そんな本作ですが今回実写版の公開に合わせてテレビ放送されたため鑑賞する事が出来ました・ で、結果としてはいい意味で裏切られたというのが率直な感想。 いろいろな作品でやらかした感のある岡田脚本ですが、本作のような本来の自分のテリトリーである秩父舞台のトラウマ物でシナリオを書けばちゃんとした物かけるんじゃん、と。まぁそう思ったわけです。(すんごい上から目線ですねw) この作品の基本プロットは、よくある若者の葛藤群像劇であり成長物語であり、個人的にこの手の青春群像物映画はハナにつくものばかりで苦手なのですが、この作品については登場人物が基本的に善人として描かれている上に映画全体が前向きなためか観ていていやな気分になりませんでした。 これは僕的にはとても珍しい事です。 もちろん現実の人間を見れば登場人物はいくらなんでも善人すぎるとも思うんですが、しかし現実で嫌な奴についてはさんざん見慣れている私達ですから、何も映画の中でまでそんな腐った人間や嫌な人間をわざわざ見なくてもいいんじゃない?とも思うわけです。 そういう意味ではちょっと善人すぎるくらいの登場人物が揃うこの映画のスタンスは個人的には嫌いではありません。 最後も、あまりはっきりとした決着をつけず主要人物が未来に向かって歩き出す形で終わっている点も好感が持てます。 途中で「これ絶対に大樹と順がくっつくだろう」と思っていただけに、そこも完全に想定通りでしたし。 この映画で惜しいのは終盤のクライマックスシーン。 ミュージカルシーンとたくみが順を探して説得するシーンが平行して進む構成で、アイデアとしてはいいと思うんですが、残念ながらわざわざ平行させている意味がほとんどありません。 こういう構成をとるならなんらかの形でこの2つのシーンを呼応させるような工夫を持たせて盛り上がるべきところだと思うんですが、そういう工夫が全く無く相互にぶつ切り状態。 本当にただ平行して描かれているだけ。これは本当にもったいないです。 しかも、高校生のミュージカルなんてせいぜい20分か長くても30分程度ですよね。 どう考えても探す方のシーンとの時間が合っていません。 あのラブホが学校のすぐ裏にでもあった等でなければ絶対ミュージカルが終わってますよね…とつい突っ込みをいれたくなります。 さらに惜しいのが順を説得するシーンで、「え、それで解決しちゃうの?」って感じで正直拍子抜け。 彼女のここまでのトラウマや現場放棄した罪悪感その他もろもろを考えると、もうちょっと解消するための何かがないと無理があり、よくわかんない言葉遊びを少ししただけで手打ちというのはあまりに安直ではないでしょうか? まぁそんな感じでクライマックスがやや残念という、コース料理で言えば「メインがイマイチ」という残念さがあるのですが、先に書いた通り映画全体のテイストが前向きで好感が持てるものであったため「メインは残念だったけど、コース全体としてはよかったよ」という感じの映画になっています。 クライマックスをもっとうまく組み上げてくれれば、かなりの名画になれた…と思うんですが、それは高望みというものでしょうか。 「あの花」にしても終盤の花火のくだりは微妙でしたからこのあたり製作陣の限界かもしれません。 とまぁ映画のベーシックな感想はここまでで、個人的に思った細かい事を2つ。 一つはメインの女性キャラの声優に水瀬いのりと雨宮天という20歳前後の若手女性声優の中でも特にルックス重視の選択が行われていた点。 おそらく映画が成功したときのイベントなどを考慮して「若くて可愛い子を」というビジネス的な配慮があっての起用だろうなと邪推してしまいます。 とはいえそこはプロの声優。演技に問題は全くなく、特に難しそうな順役を水瀬は好演していて(実際それで賞ももらってますし)、最近の劇場大作にありがちな「知名度の高い俳優女優を声優に使って違和感バリバリ」という悲惨な事故を起こしてないだけでもこの作品は評価できると思います。 もう一つは、たくみの父親の部屋にある大型スピーカー、あれはダイヤトーンのDS-3000ですね。 1984年発売ペア52万円。特に歴史に残る銘機等ではないのに一発でわかった自分はちょっとすごいな、と思いましたw[地上波(邦画)] 8点(2017-07-30 18:49:16)(良:1票) 《改行有》

35.  アジャストメント 系で言えば「天国から来たチャンピオン」と同じジャンルの映画ですが、なぜかSFサスペンスと宣伝されるこの映画。 他のサイトではもっと高い点数の映画(例えばIMDBだと7.0)なんですが、なぜかみんシネでの平均点は低いですよね。 しかしそれは多分「ジャンルのミスマッチ」による要素が大きく「天国から来たチャンピオン」のような「運命の恋愛ファンタジー」系映画を好きな層が観れば大きく評価をあげる映画なんじゃないかと思います。 ところでエミリーブラントって誰かに似てる…と前から思っていたのですが、昨日アマプラで観てるとき急に気づきました。そう、藍井エイルですよ! 結構似てると思うんですが笑どうでしょう? あと諸事情あって、字幕スーパーで映画を観た直後に再度午後ローの吹き替えで観てしまうという事故を起こしてしまったんですが、結果それでいろいろわかった事があります。 このサイズだと午後ローは本編ノーカットなんだなとか、字幕の方が情報量が少ないんですが、例外的に字幕の方が文字量が多いときもあるんだな、とか。後者については「セリフであれば沈黙の間」で表現するようなものを字幕では表現できないので説明の文言が足されてるようなときとかですね。 偶然連続で観る事でいろいろ勉強になりました、はい。[インターネット(字幕)] 8点(2017-02-06 21:28:35)(良:1票) 《改行有》

36.  告白(2010) 《ネタバレ》 何しろ原作は有名ですから原作既読で映画を観たわけですが、しかし原作を読んでから1年以上たっての鑑賞だったため細部を忘れていて、いい感じで鑑賞できました。 さて小説の映画化というとかなり凡庸な映画か極端にすっとんきょうな映画(模倣犯とかね)が多いのですが、この映画は、きちんと映画としてストーリー全体を再構成して、かつ映像表現である映画ならではのメリットを持たせて映画化できてたと思います。 原作フアンでも怒る人はあまりいないのではないでしょうか? 個人的に「いまいち」に思えたのは、最後の電話でのくだり、母の爆破シーンのところであそこいくらなんでも長くてくどくてぶち壊し。CG感も強くてそこもいまいち感に拍車をかけています。 あのクライマックスの電話でのやりとり部分は、冒頭と同様に淡々と抑えてサクッとしかしガックリと終わらせた方がいいのではないでしょうか? たとえばミストのラストのようにきっぱりかっつり残酷に。 それに最後に松たか子があそこに出てくるのも…あれは心証風景? 状況的に、またそこまでの展開からして実際にあそこで本人が出てくるというのは考えづらいのですが… 語り部となる視点を変えて章わけされていた原作を、映画にする際に見事に再構築できていたと思いますし、松たか子の役作りもよかったと思いますが、しかしあのラストはほんとに惜しいなぁ…というのが正直な感想です。 まぁそこはがっかりしましたが、原作を読んでいてもなお最後まで映画に釘付けにしてくれた内容は見事でした。 ほんとラストのくどさが返す返すも…惜しいなぁ。 なーんてね[DVD(邦画)] 8点(2016-11-21 23:57:28)《改行有》

37.  ヒックとドラゴン 《ネタバレ》 ヒックの事を必要以上に理解しない頑固で意地っ張りな父親が一瞬でヒックの理解者になってみたり、ライバル心を抱いてヒックにいらいらしてたヒロインのアスティが急激に理解者になってみたり、各登場人物の心の変動が、ありえないレベルで極端から極端に振れすぎて「君たちは大丈夫なのか?」と心配になるレベルですし、その他にもいろいろツッコミどころ満載なのですが、それらは短時間のアニメ映画の中でのわかりやすいデフォルメ演出という事であまり気にしなくてもいいかなと思います。 基本的には、短い時間の中でお約束をきちんとこなしたわかりやすいストーリー展開で魅せる傑作だと思います。 この映画、動物好きで実際にペットを飼ってるような人にはたまらんものがあるのではないでしょうか? 少なくとも動物好きでペットをいろいろ飼っている僕には本当に観てていたたまれないくらいたまらんものがあります。 とにかくトゥース=ナイト・フューリーがかわいくて愛しすぎて卑怯なレベル。 映画に出てくる動物は本当に卑怯です。 だがそこがいい!![ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-11-19 20:05:00)(良:1票) 《改行有》

38.  マッドマックス 怒りのデス・ロード ここまで馬鹿を極めるといっそすがすがしい。 ところで、この映画の基本デザインを前田真宏がやってる事を後で知ってびっくり。 こんなとこにもジャパニメーションの波がきてるとは![ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-11-05 16:22:37)《改行有》

39.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 何か自分が観てない面白い映画ってないかしらん?と、このサイトのマニアックランキングでいろいろ並べかえてて、「あ、これ観てないけどおもしろそうだな、なになに…あ、これスターチャンネルで公開の翌年くらいに観たじゃん!」と思った映画。 実は2013年くらいまで7年ほど、何も書いてない時期があったのでその間に観た映画(かなりの数になる)のレビューって全然書いてないんですよね。 という事でいまさらですがレビューを書きます…が、しかし観たのは4年ほど前ですから、細かい演出などはすでに残念ながら語れません。 そのときかなり面白いと思った事、これだけSF的な設定だと理解できない人も多いだろうなと思った事、無理やりにでもハッピーエンドにつながったのはいいんじゃね?と思ったこと、でもフラッシュバックで未来が見えるのはなんかちょっとおかしいんじゃね?と思ったこと、管理してる女性管理官の人はお約束のなかなかいいやつだな、と思ったこと、そして、ハッピーエンドの影に隠れてるけど乗っ取られて消滅した高校教師はちょっとかわいそうなんじゃないか、と思った事。 …ぁ、結構覚えてますね…ネタバレ有にしておこう。 恋愛絡みの複雑な過去改変パラドックス平行世界物が好きな方ならぜひ一度ご覧になってみる事をおすすめします。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-11-02 11:11:46)《改行有》

40.  たまこラブストーリー 《ネタバレ》 最近「聲の形」が評判の山田尚子監督初のオリジナル作品「たまこまーけっと」のスピンアウト劇場版。 監督も脚本も「劇場版 聲の形」や「けいおん」と同じなわけだけど、やはりオリジナル作品はスタッフの個性が一番出るわけで、その2作よりも断然いい映画だと個人的には思う。 とにかくゆるくほんわかした王道の高校生青春もので、この空気感がある意味すべて。 それが合うか合わないかで評価はおそらく大きくわかれてくるところだろう。 そして単なるゆるい青春物だという事は、たとえば実写でこの映画を撮ったとしてもストーリーの表面的には同じものが撮れるだろう事を意味する。 しかし、たとえば映画冒頭部のバトンの練習中に靴下で体育館の床をすべりながら進んでくるかんなちゃんの動きなど、いかにも女子高生がやりそうなことをアニメならではのデフォルメしたおもしろい表現で見せつつキャラの性格も表現してるという非常に秀逸なシーンなわけで、劇中随所に登場するこのような丁寧かつアニメならではの表現技法や造り込みのシーンが非常に素晴らしくまた面白いわけで、この映画を実写ではなくアニメで創るべき意味を与えているんだと思うし、またオリジナルだからこそ監督が遊ぶべきところを自由に遊べているのかな、と。 全体的にテレビ版を知らなくても全く問題ない作りにはなっていると思うけど、たとえばたまこの友人みどりちゃんのたまこへの友情を超えた(ぶっちゃけ性的な意味での)想いは劇場版単体では見えづらいわけで、それを知ってるか知っていないかで、シーンの捉え方がやはり少し変わってきてしまうところはある。 まぁそれがあってもなくてもこの映画の本質は変わらないわけで大した影響ではないわけだけど。 とりあえずいい映画です、以上。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-10-26 10:29:04)《改行有》

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