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コメント数 261
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自己紹介 現在の技術で作られた映画を観る目線で過去の映画を見下すようなことは邪道と思っている。できるだけ製作当時の目線で鑑賞するよう心掛けている。

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21.  グッドモーニング,ベトナム 《ネタバレ》  まず「グッドモーニング、ベトナム」と朝っぱらから大声で語りかけるトークが不快。かつてNHKの朝ドラで朝から大声でわめくドラマがあったが、あの不快感を思い出した。DJは面白ければよいのか?この種の人物像における唯我独尊的な性格に嫌悪感を覚える。「M★A★S★Hマッシュ」と同じにおいがしたなあ。アメリカンジョークの連発もあまり笑えない。  主人公が破天荒ぶりを発揮するたび、逆にこちらの反骨心が湧いてくるというもの。命を懸けた戦場で機密情報厳守は常識だろう。DJひとりに機密解除を勝手に判断されたら上司はたまったもんじゃない。  さんざん米軍を笑いものにしながら少女には真摯な対応かよ。英語の授業で汚い言葉を教えたはずなのにトリンとの会話では二人とも妙にまとも。そのくせ中指立てはキッチリ覚えてるってか?   最後まで気分は乗らなかったが、60年代音楽が不快感を多少中和してくれたかな。[CS・衛星(字幕)] 1点(2023-06-11 13:44:37)《改行有》

22.  ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男  第二次世界大戦中、イギリスを率いてドイツ軍と戦った典型的な“有事の宰相” チャーチルの物語。平時に向かないことは終戦後の総選挙で敗れたことが示している。人間的に好かれないことが大きな要因かなと感じる「人間チャーチル」演出は好意的に評価したい。  気になるのはジョージ6世の描き方。「英国王のスピーチ」ではドイツに対し毅然と対決の演説だったが、本作では途中で思いを変えたか初めは融和的な姿勢にみえる。どっちが本当?   地下鉄に初めて乗り、一度庶民から意見を聞いただけで戦争への決断を下すのは安易な演出で都合がよすぎる。また、ナチスとの対峙においてアメリカの存在が重要なはず。ルーズベルトとの電話1本で終わりじゃ物足りない。もっと貴重なエピソードが盛り込まれてもよかったのでは?[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-05-28 20:42:52)《改行有》

23.  地球の静止する日  不思議だな。今の時代にあってもこの古典的なSF映画に価値を感じるとは。冷戦も核の恐怖も過去のものでなく現在進行形の問題であり、暴力の克服が人類にとって永遠のテーマだからだと思う。  宇宙からやって来た知的生命体の警告という形を通じて、いつの世も変わらぬ人間の本質を描いている。[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-05-14 17:39:55)(良:1票) 《改行有》

24.  白鯨  優れた映画文学と言いたくなる秀作。実写と特撮の融合が見事で、白鯨の巨大さ・重量感に圧倒される。暗い画面での特撮が迫力アップに効果的。  公開当時はG・ペックをミスキャストと論じる向きもあったと聞くが、半ば狂気ともいえる執念の荒々しいエイハブを、彼は的確に演じたと思う。スターバックの理性とエイハブの執念のせめぎ合いが物語に奥行きを与え、スターバックさえ最後はエイハブに同調するという、人間の持つ魔性が深い。  白鯨とエイハブが互いに引き寄せ合い、最後は一体化する顛末に自然への畏怖が感じられる。[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-04-30 19:55:01)《改行有》

25.  キネマの神様  映画づくりを通して描いた人生賛歌。映画界の内幕話をさりげなく散りばめている。女優のトイレ難は福本清三氏の著書にも書かれており、世間一般でも似たような話を聞いたことがある。  飲んだくれでギャンブル好きの主人公はステレオタイプだが、沢田研二はハチャメチャぶりが足りない印象。逆に寺島しのぶは演技を少し抑えた方がよかった。宮本信子は二人の思いを受け止める夫人役を手堅く演じた。全体的に、家族愛の物語としてはちょっと弱いかな。  コロナという時事も絡めながらいかにも山田洋次らしい演出。スクリーンから抜け出した園子とゴウのシーンはF・キャプラのテイストだね。映画のスタッフが映画を観ながら死ぬ展開は、かつてテレビ「相棒」で同じようなシークエンスがあったことを思い出す。  腹を壊しピーゴロゴロでゲーリー・クーパー・・・懐かしい。かなり前に職場で先輩が話していたネタだね。[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-04-16 19:31:49)《改行有》

26.  グッバイ、レーニン!  ドイツ統合をめぐって起こる家族の悲喜劇。あまり笑えず心が揺さぶられることもなかった。  冷戦終結・東西ドイツ統一と家族愛、二つの物語が絡み合い歴史の大きなうねりに巻き込まれる庶民の姿を描く。親子の愛情に重きを置いたテーマ設定はよいが展開が単調。   架空の設定で相手を信じ込ませる手法はG・シートンの映画「36時間」やテレビ「スパイ大作戦」等でお馴染みだが、本作は家族の物語が主とはいえ、場所が場所だけに “嘘もつき通せばそれが真実になる” プロパガンダに通じる怖さがある。[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-04-02 13:42:15)《改行有》

27.  善き人のためのソナタ  冷戦時代の東ドイツを舞台に、オーウェルの小説を思わせる「1984年」から始まるディストピア。シュタージの監視・密告社会がいかに過酷なものであったか、マスコミ報道で知識はあったが映像で可視化されると改めて実感が湧いてくる。言いたいことが言え、やりたいことがやれる社会がどれほど大切か痛感させられる。人間性を押し殺した無表情の主人公や、無機質で殺風景な街並みが「社会主義」の現実を見せつける。    独裁国家における監視社会の実態を暴きながら、一人の男の心の変遷を丁寧に描いている。監視する側が監視対象の人間味あふれる行動に心揺さぶられ、最後は人間としての尊厳と自由に目覚める。音楽が重要な役割を果たし、邦題はそれを象徴的に表して秀逸。  かつて「〇〇と△△をむすぶ」という定期刊行物に、東ドイツの訪問記を寄稿した連中がいた。散々かの国を礼賛した彼らはこの映画を観て何思う?[CS・衛星(吹替)] 7点(2023-03-19 13:39:06)《改行有》

28.  ナイト・オン・ザ・プラネット 《ネタバレ》 人生の交差点ともいえるタクシー内での一期一会。 【ロサンゼルス】 全く異なる世界の住人である女性同士の出会いがもたらす運命の行く先は…微かに残るアメリカンドリームだが、それを断るタクシー運転手の誇りに現代性をみる。 【ニューヨーク】 黒人と移民の出会いを通じて彼らに暖かな視線を送る。黒人のお節介なアメリカ人気質が良い雰囲気で、犯罪志向に走らない描写が良い。 【パリ】 アフリカ人同士の差別意識や、アフリカ移民と盲人というマイノリティ同士の出会いを描く。立場の違いで「ああ言えばこう言う」やり取りが秀逸。意見は違っても大きなトラブルに発展せず、敵意は見せないコミュニケーションが心地よい。盲人といえど対等な立場で皮肉も交える自然な会話が印象的。 【ローマ】 イタリア艶笑喜劇の悪い面を見せられているようで面白くない、マシンガントークも上滑り気味で全然乗れない、乗客の神父のように具合悪い気分で笑えない・・・・・以上の“ない”3連発。 【ヘルシンキ】 市井に生きる人々の不幸自慢(?)を赤裸々に描く。人生の悲哀を感じさせるがもうひと捻りほしかった。さりげなく”夜明けもある”ということが示されたのは好ましい。    総じて人生賛歌である。が、登場人物の喫煙シーン見せ過ぎには辟易。意図はわからなくもないが、(製作年を考慮しても)過剰なタバコ演出には違和感が残る。[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-03-05 14:36:29)《改行有》

29.  陸軍 《ネタバレ》  幕末から日中戦争に至るまで、愛国的な家族が戦争と向き合う姿を描いた作品。  穏やかな役柄の似合う笠智衆と上原謙が強硬な軍国主義を語る場面など、国策映画として後援した陸軍省の要請に応じたと思われるシーンが随所にみられる。だが、戦意高揚を意識しながらも庶民の悲哀を織り込み、戦争に対する心情(あえて反戦とは言わないが)を巧みに忍ばせている。  ラストのシークエンスは、出征する兵士と田中絹代の演技を対比した長回しの撮影が光る。[CS・衛星(邦画)] 8点(2023-02-19 13:29:07)《改行有》

30.  ラヂオの時間  コメディー・タッチの会話劇として、ユーモアあふれるセリフの応酬を楽しんだ。誇張とはいえ三谷幸喜の体験と重なるような、製作現場のドタバタぶりがいいね。突拍子もないアイディアが続出する展開は魅力だが、少々飽きてくるのが難点。  ドタバタが続く中、アナウンサー役並樹史朗の落ち着いた語りが滑稽味を醸しながら画面を引き締めており、心に残る。[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-02-05 17:13:55)《改行有》

31.  舟を編む  辞書を作る過程を通して言葉の奥深さを語り、一風変わった青年と周囲の人々の交流を温かみのある視線で描いている。  言葉は生き物で常に変化するもの。ゆえに「大渡海」のようなものはいつの世にも必要だろう。たとえそれがデジタルであろうとなかろうと…。1995年(ウィンドウズ95発売年)というIT化初期の時代設定が絶妙。何度も何度も校正を重ねる様はプロとして当然であるが、何といっても言葉に対する愛着が深い。  岸辺みどりが登場してから展開が一変してちょっとがっかり。古風な顔立ちとギャル風の役柄がミスマッチ。   映画の象徴的な話題、「右」とはどういう言葉で説明するか問われれば“〇〇から見て△△の方角”と答えるのはごく自然な反応だね。子どもの頃、「右」を答えるなぞなぞで“石の上に頭を出した子ども”の解答を思い出した。[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-01-22 17:15:55)《改行有》

32.  続・荒野の七人  第1作の構成をなぞって手堅くまとめたものの、キャストに魅力が乏しい。Y・ブリンナーとR・フラー以外あまり華がなく、C・エイキンスやW・オーツはモロ悪役向き。  複雑な心情を表す家父長ロルカの性格設定が興味深い。この人物像にもっと焦点を当てれば面白いが、「七人」シリーズとは別な映画になっちゃうしなあ…。[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-01-08 15:49:18)《改行有》

33.  パリは燃えているか  第二次大戦時の連合国対ドイツ軍の攻防をオールスター・キャストで描く。   レジスタンス運動を軸に、自由フランス軍、アメリカ軍、ドイツ軍それぞれのパリ解放をめぐる思惑や駆け引きが興味深い。多くの歴史的建造物を有し文化香る花の都に対するフランス人の思いだけでなく、敵国の将軍も本音はパリを破壊したくないのでは?と思わせる。   白黒作品として実写映像を活かし演出映像と違和感なく融合。ノートルダム寺院等、有名なランドマークを見せてくれる。自由の女神がチラッと映るシーンは自由の国アメリカに対する本家のプライドを感じた。  A・パーキンスがアメリカ人のパリに対する思い入れを体現している。彼があっけなく死んでしまい、英雄主義に走らないリアリズムがいい。  パリ解放をよそに「パリは燃えているか」と打電を繰り返すシーンが印象深い。  余談ながら同名の音楽を用いた日本の番組、”バタフライエフェクト”というタイトルはいただけない。人間の活動をこじつければ何でもつながるんじゃないの?[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-12-18 14:59:14)《改行有》

34.  ザ・ロック  カーチェイスでやたらと物を壊す、派手に壊しまくってご都合主義のジェットコースター演出。  クライマックスは、いざ毒ガスミサイル発射という時に回避の決断。さんざんひっぱって最後は腰砕けかよ~。[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-12-04 18:57:54)《改行有》

35.  ミッドウェイ(1976)  日本の命運を決するミッドウェイ海戦を描いた戦争大作。内容は戦況の説明に終始した印象で物足りない。米軍人と日系人との恋を通じて、日系人の強制収容に着眼した点は評価できる。  記録映像や過去の戦争映画から流用したシーンが目立ち、統一感がないのはマイナス要因。[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-11-20 16:28:06)《改行有》

36.  女系家族 《ネタバレ》  大阪・船場の老舗商店を舞台に、娘婿の死をきっかけにした“遺産争続”の悲喜劇を描く。ドロドロした人間模様が展開する愛憎劇ながら、そこはかとないユーモアが感じられる。加えて、妊娠を確かめるえげつなさも盛り込み人間の本性に食い込む。  終盤、勝ち誇ったような文乃が、遺言状の日付が決め手になることを指摘され動揺する表情がいい。一見文乃が大逆転で爽快にも思えるが、最後に愛人が得するのもなんだかなあ……という感じ。  3姉妹だけでなく大番頭や叔母含め欲深なキツネとタヌキの化かし合いの末、吹っ切れてサバサバした表情を見せる雛子に唯一救いがあった。[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-10-30 14:30:21)《改行有》

37.  スラムドッグ$ミリオネア  クイズ番組の構成を映画の構成に応用し、格差社会の実態を描いた娯楽作。  貧困から一発逆転のサクセスストーリーはまさに“ボリウッドのインディアン・ドリーム”てか?「面白いストーリーに社会問題を織り込みアカデミー賞受賞!」の王道を行く。  元になったクイズ番組の、もったいぶって気を持たせる演出に嫌悪感を抱いたので本作も好みじゃない。出来すぎの展開だったが最後のダンスは楽しめた。  かつてプレイボーイとしてテレビのワイドショーをにぎわせたアノ俳優が、子役時代にやらかした“肥溜めにドボン!”のエピソードを思い出した。[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-10-09 16:20:38)《改行有》

38.  マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙  首相になってから晩年の認知症まで、新聞やテレビニュースで知り得たサッチャー像は想像どおり。周囲の男どもを叱咤したりフォークランド紛争での対決姿勢などは報道された情報をなぞるだけのような印象で、自分の想定を超えるものではなかった。  ”女性宰相の奮闘物語”という意味合いに価値があるのだろうが“人間サッチャー”には深く斬りこんでいない。[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-09-25 20:33:09)《改行有》

39.  大いなる勇者  自然との共生を求めた山男の物語。アメリカン・ニューシネマと旧来のインディアン悪役視の西部劇の間に立つような作品だが、先住民への共感も交えつつ白人側の視点はやむなしか。牧師の不遜な態度が、アメリカ開拓史における先住民と開拓者との遭遇・軋轢の一端を垣間見る思いだ。  大自然の中で生きるJ・ジョンソンの生き方を通じて、人生の意味や家族のあり方、他人との関係性を考えさせられる。  かつてある町に「春は山菜採り、夏は魚の養殖、秋はキノコ採り、冬は狩猟」で生計を立てている人がいた。厳しい大自然に身を投じて生きるJ・ジョンソンとその人が重なって見えた。獲物の肉をよくもらったなあ………熊、ウサギ、タヌキ、キジetc. 劇中で語られているが、ウサギの肉はホント、美味いんだよね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-04 11:51:38)《改行有》

40.  御法度  幕末の京都を舞台に、むくつけき男どもの世界に入り込んだひとりの若者をめぐる物語。その妖しい魅力に波紋が広がる。新選組における男色を題材にした着眼点がよい。  耽美的な映像は素晴らしいが、出演者の演技が画面に融合していない。各々バラバラに演じて調和を欠く印象。俳優陣は力演ながら浮いている場面も。芸人はテレビで見るまんま。何よりも作品の核となる松田龍平の演技に難がある。周囲を惑わす中性的な佇まいを見せるためにはセリフを極力減らし、目力を活かして神秘性を強調した方が効果的な演出と感じる。好例として「ベニスに死す」のB・アンドレセンの存在感が思い出される。[CS・衛星(邦画)] 3点(2022-08-21 16:00:44)《改行有》

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