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プロフィール
コメント数 1208
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 61歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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461.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション シリーズ中で一番おもしろいと言われる事の多い本作ですが、私もそう思います。 前作も面白かったんですが、登場人物は出しすぎ、脚本もあっちこっち行き過ぎで、娯楽作品としてはこの作品くらいのシナリオがちょうどいいと思うんですよね。 さて、登場人物も前作から引き続き…となんと前作のチームからポーラパットンだけ消滅しています。 今回はヒロインが、いかにもなエロエロ美女ポーラパットンから、そこらにいるきれいなおばさん感のあるレベッカファーガソンへの変更になっていて、これはシナリオの都合もあるんでしょうが、個人的にはとても残念です。 というか映画を観てるときには「ヒロインの年齢上がったな!!」と思ってたわけですが、実際に女優さんの年齢を調べてみるとポーラパットンよりレベッカファーガソンの方が若いっていうね。しかも8歳も若いんです。 いや、実際観てるときにはアラフォーかな…と思ってたんですが、年齢調べたらこの人アラサーなんですよ。 ポーラパットンより8歳若いくせに外見的には結構なおばさん感のあるというのはなかなかある意味リアルなヒロインです。 さて、実は私、ハニートラップなどをしかける仕事をしている人と実際に話した事があるのですが(実話です)、ハニートラップをしかける女探偵みたいな人って、そこまですごい美人はいないらしいんです。 考えても見てください、目も覚めるようなすごい美人がそんなに都合よくあなたの目の前に現れるわけないじゃないですか。 どう考えてもその時点で怪しいです…、という事で、ハニートラップをかける女探偵さんは「そこそこかわいい」レベル「ちょうどいい」レベルの女性が多いんだとか。 そういう話を聞いたことがある自分としては、「女スパイ」というと実はこのレベッカファーガソンくらいの人がリアルなんだろうな、と思ったりもする…のですが、こんな娯楽映画にそんなリアルいりません!! ぜひもっとエロエロのヒロインの登場を激しく希望します。 あ、序盤のレコード店店員さんは結構可愛かったです。調べたら最後のジェダイのパイロット役(超脇役)なんかで出演してる女優さんでしたが、いやちょい役のそんな女性に観客が目がいっちゃうメインヒロインってやっぱダメだと思うんですよね。 という事で次回作はぜひエロエロのメインヒロインを…と思ったんですが、次回作フォールアウトのメインヒロインもレベッカファーガソンでしたとさ…orz[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-14 21:21:54)(笑:1票) 《改行有》

462.  ロフト.(2008) 最初は面白そうなんですよ。 お!これ一体真相はどうなってるんだ?的な。 でもそこからの展開がツッコミどころはありまくりで、これじゃない感がすごい。 結構残念なストーリー…だと思うんですが、この後2回もこの映画はリメイクされてるんですよね。 さて、日本の各種調査では日本の夫婦の不倫経験率は30%~35%前後だという事がわかっています。 男女別の割合で見ると男性の方がやや多いものの女性も率としては大差ありません。 (面白いのはイギリスの同種調査では妻の方が不倫経験率が高い事です(45%)国民性なんでしょうか…) 不倫って基本的に絶対秘密のものですから、表面的にはみんなそんな事してないという顔をしていますが、例えば知り合いの夫婦が10組入れば、統計上はその中の男女3人ずつは不倫経験があるわけです。そんなの別の世界の話で自分の周りの人はそんな事ない!とか思ってる人はお花畑すぎます。単に秘密にされてるだけで本当にどこにでもある事なのですから。 この映画を観て、欧米だからとか、ありえないとか思ってる人もいるかもしれませんが、実際のところ全く非現実的ではないし、実際にヤリ部屋を用意してる人なんていくらもいるわけで(それこそ「アパートの鍵貸します」なんて名画もありましたしね)、こんなの現実ではありえねー!とか思ってる人は逆に(全く危険を予想してないからこそ)こっそり被害にあってる可能性は高かったりします。お気をつけくださいませ。[DVD(字幕)] 5点(2018-04-14 15:05:36)《改行有》

463.  ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 《ネタバレ》 かつての大作娯楽映画、わかりやすい例で言えばインディジョーンズあたりのテイストを現代風に作りなおしたような過不足ない娯楽映画。 個人的に(主に性的な意味で)大好きなポーラパットンや28週後でかっこいい軍曹を演じていたジェレミーレナーなどの出演陣も個人的にはかなり好みで、いろいろ凝ったシナリオもきっちりしていますし、娯楽映画らしい外連味たっぷりのアクションシーンの数々や細かいギャグもなかなかよくできています…と、ほとんど非の打ちどころがない娯楽映画だとは思うんですが、逆に言えば、想定以上の驚きみたいなものはなくて「あぁ面白かった」だけで終わっちゃう映画なんですよね。 面白いんだけどもう一回観たいという気分には不思議とならないわけで、この映画に何が足りないのかを分析的に考えてもよくわかんないんですが、でもプラスアルファの何かが足りない…そんな映画です。 8点9点あげてもおかしくないような本当によくできた娯楽映画だとは思うのですが、冷静に自分の中で点数をつけると「7点かな…」と。そんな感じ。 あ、途中ドバイで砂嵐に襲われるシーンありますが、あれはあとでトムがザ・マミーに出演しちゃったりするんだぞ、って伏線なんでしょうか。 いやもちろん違いますけどね。ちょっと書いてみたかっただけです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-13 15:58:22)《改行有》

464.  ザ・ウォール(2017) 《ネタバレ》 この映画、劇場で予告だけを観たときには「あぁ限定された状況での2人のスナイパー同士の戦いを描いた戦争映画なんだな」と思ってました。 言うなれば、スナイパー版眼下の敵みたいな映画なんだろうな、と思ったわけです。 ところが映画を観始めて15分をすぎたあたりでどうやら違う事に気がついたわけです。 「これ、よくあるソリッドシチュエーションスリラー映画じゃん!」 予告にあった壁を撃たれて走る緊迫のシーンとか、この映画でほとんど唯一の動きがあるシーンだったりするし、本当にただ壁のこっち側で身動きできなくなった狙撃兵が謎の敵とただただ無線で話すだけ…という映画になっています。 そう、この映画、パっと見は戦争映画に見えるものの、その実態はよくあるソリッドシチュエーションスリラー映画そのもので、実際途中からそれに気づいて観ていた私にはオチも全く想定内というかこれしかないというベタなオチですし、まぁまぁよくできた映画です。 なにより、おおかたのソリッドシチュエーショーション系映画は、低予算をごまかすためのアイデア勝負で状況を限定しているものが多いわけですが、この映画はそれなりに金がかかった映画ですし監督もちゃんとした人なので、この手の映画によくあるチープさも感じません。 この映画の悲劇は、私みたいに「戦争映画の一種」だと思って見始めるだろう人が多い事でそういう人が予想と全く違う映画の内容に酷評をする事です。 たとえば「オチがよくない」とか「後味が悪い」とか「何も起きない」という評価は、この映画をアクション映画戦争映画だととらえての評価であって(そしてそう思って観てる人がそういう評価をするのは当然だと思うのですが)、しかしこれソリッドシチュエーションスリラー映画ですから、これは「当然こうなるベタなオチ」だし「絶望的な状況の中での主人公のわずかな動きを楽しむ映画」なわけで、ジャンルを変えた視点で観ればまぁまぁの映画だと評価される映画だと思います。 最初から「ソリッドシチュエーションスリラー映画だよ!」と言ってくれてれば(あるいは途中からそういう映画だと気づいて観方を変えてくれる観客ばかりであれば)もっと高評価される映画だと思うのですが、日本ではいまだにスリリングな戦争映画だよ!くらいの勢いで宣伝されてますから、今後も悲劇は続くのではないでしょうか。 (実際、アメリカのこの映画の評論家評を観ると佳作レベルのまぁまぁの評価を得ているようですし…まぁ向こうでどう宣伝されて公開されたのかはわかりませんが) でも逆に最初からソリッドシチュエーションスリラーだと宣伝しちゃうと、今度はそれほどの驚きもなければグロさとかそういう事にも欠けた外連味のない映画で、ソウやcubeの域には届かない映画ですから、そっちが好きな映画ファンからもそこまでいい映画とは言われなさそうです。 個人的には戦争映画とソリッドシチュエーションスリラーのいいとこどりが出来ている映画だと思うんですが、しかしそれは逆に言えば中途半端だと言う事も言えるわけで、結局のところ多くの観客に対してあまり高評価される事は期待できないのかもしれません。[インターネット(字幕)] 7点(2018-04-12 11:54:35)《改行有》

465.  サボタージュ(2014) 《ネタバレ》 この映画のすごいところは原作がクリスティの(あまりにも有名な)「そして誰もいなくなった」だというところです。 おそらくそれを知らずにこの映画を観た人1万人に「原作を当ててみて」と質問したときに誰一人正解する事はできないでしょう。 それくらい全くおそろしいほどあの有名小説とは完全に別物です。 にも拘わらず、原作が「そして誰もいなくなった」だと主張し続ける、その根性がすごい。 他の人のレビューにもありますが、本来はシュワちゃんが真犯人のもっとミステリタッチの映画だったらしいのですが、映画製作会社上層部の「こんなの誰も見ない」という指示で全く別のストーリーに変更された結果がこれらしく、であればもう原作クレジットも外しちゃえばばいいと思うのですが…なぜか原作はそれだと主張する事をやめない。 それは映画製作会社により本来の意図とは全く違う映画へとつくりかえさせられてしまった監督のささやかな抵抗なのかもしれません…いや、わかんないけどな。 という事で、撮ったシーンをつなぎなおして別のストーリを無理やり作り上げてしまった弊害がもろ出てしまったこの映画。 なにしろ登場人物達の行動の動機付けが全く意味不明のため、どこをどうやっても意味がわからないひどい代物になってしまいましたとさ。 とりあえずわざわざ金を払ってこの映画を観た観客が一番の被害者だという事だけは間違いない事でしょう。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-09 22:20:01)(良:1票) 《改行有》

466.  ジュマンジ 《ネタバレ》 今年ひさびさの新作が公開されるジュマンジ。 オリジナルのこいつは、事前の想像とはまるで違う内容の映画で本当にびっくりしました。 何しろ、最後はバックトゥザフューチャーのように歴史改変までしちゃうわけですから。 (厳密には26年間の出来事はすべてゲームの中のイベント的で、だからクリアに伴いそもそもなかった事になったわけで歴史改変とはちょっと違うんですが) 事前に想像してたよりはるかに大きな規模の映画で、「あぁ、こんな内容だったのか!」と感心したのを覚えています。 が、しかし、そこに至る肝心の映画の内容自体がさしておもしろくないというか…なんというか「これじゃない感」をおぼえてしまう内容でして、そういう意味ではちょっと残念な映画ではありました。 とはいえ、今観ると、あんなことになってしまったロビンウイリアムスの元気な姿や、大人になってからより断然かわいい子役時代のキルスティンダンストなどの姿が拝める、そういう意味でちょっと貴重な映画になっています。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-05 13:52:16)《改行有》

467.  劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール 《ネタバレ》 abemaTV2周年記念の目玉番組として放送されていたものを観ました。 さて、劇場版と言いつつこの手のアニメ作品が「初心者お断り」のものであるのは当然の事で、本作もその例に倣ってテレビシリーズを完全に把握していない人には全くちんぷんかんぷんな代物になっています。 しかし、この手のアニメ映画はそれでいいと個人的には思っているので、それについては全く問題を感じません。 問題なのは映画の内容です。 原作者がわざわざシナリオを書き下ろした本作は、それまでのVR世界からポケGOで注目されたAR世界にシフトしていて、そのあたりの設定については「いかにも2017年に作られた」のものなんですが、しかし本映画がちょっと変わっているのは「そこだけ」 映画の内容は、またそのネタなの?と思うくらい繰り返されている初代SAOからのワンパターン因縁物で、観ていて正直げんなりします。 原作者は(一般にはあまり知られていませんが)実は小説の発行部数で見ると日本でもトップレベルの大ベストセラー小説家なわけですが、しかしそこで描く物語はあまりにもありがちでワンパターン。これはちょっと厳しいんじゃないでしょうか。 登場人物達の青臭さもここまでくるとかなり痛々しい感じですし、劇中、都度登場する長々とした説明セリフには観ていて失笑すら覚えてしまいます。 そして、そんなにあれこれダラダラ説明しているくせに、ストーリーの肝心のところについては説明がなかったり、(たとえばなぜ風林火山が復讐の最初のターゲットになっていたかというと、ユナが死んだ理由がまさにボス戦で風林火山をサポートしたためだったからなんですが、その説明が全くないのでユナがどう死んだかとかそのあたりの因縁が全くわからないっていう…)それってどうなの? そしてそして、SAOお得意の最終戦闘での無理ゲーからのご都合主義丸出しの逆転劇と相変わらずのキリト無双。 これで盛り上がれる人っているんでしょうか?いたらかなり幸せな方だと思います。 ぶっちゃけ、この映画を素直に楽しめる人がどれだけいるのか、かなり疑問があるレベルの映画です。[インターネット(邦画)] 4点(2018-04-02 19:14:30)《改行有》

468.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 何も考えずに見ていればそれなりに楽しめますが、少し考えると穴だらけのボロボロのシナリオ。 普通、この手の映画は映画を観ながら「多分こいつかこいつが犯人だろう」と想定できるわけですが、この映画では全く想定がつきません。 なぜかというと、途中ニーソン先生が少しでも可能性がある人間を全部「おま、犯人?」的扱いをしてしまうからで(真犯人も当然犯人扱いされる)、これでは誰が犯人なのか観ている側はなかなか推理するのが難しいのです。 途中で犯人扱いされた人じゃない誰かが真犯人だろう…と思って見ていると、結局途中で犯人扱いされた怪しい奴がほんとに犯人でした!というパターン。なんじゃそりゃ! そして実際に犯人がわかって…も、それが犯人である必然性が全くないという点でまたびっくり。 通常、この手の映画の犯人というのは「なるほどこいつが犯人じゃないと無理だ!」と納得させられるような種明かしがないと観客は納得できないわけですが、この映画の場合、それが全然ない。 真犯人がわかっても彼が犯人である必然性蓋然性が乏しいため、それまでの犯人候補のほとんどが同様に犯人である可能性はいくらでもありうるというひどい状況です。 (まぁこの映画はそこからを強引に力技で進行するので、さらっと観てる分には意外とそれが気にならないのですが) 一例をあげれば機長が殺されるところ。 「トイレからコクピットに客が都合よく穴をあけられるの?飛行機ってそんなチャチな構造なの?」 「穴が開いたとしてそんな都合よく吹き矢が機長にあてられるもんなの?なんのプロ?」 「(乗客の証言から考えると)そもそも機長が殺されるタイミングで犯人たちトイレに入ってないじゃん」 「てか、吹き矢で撃たれたら、機長はまず「痛い!」と思うわけだからそこでばれるだろうし、吹き矢が刺さってたら検視した医者も気づくだろ」 と何もかもが穴だらけで、犯人がわかったあとも「え、彼らが機長を殺すのそもそも無理じゃね?」という根本的な疑問が全くぬぐえないわけです。 状況から考えると、まだCA(トイレに工作が可能&コクピットに入れる)か奥さん(一番怪しいタイミングでトイレに入った)の方が犯人の可能性があるわけで、そんな状況で真犯人は別のこいつだ!とやられても全然説得力がありません。 ほとんどのシーンがそんな感じで、犯人が分かった後に「彼らがなぜあれだけのスーパーマン的犯行を犯せたのか」の説明が全くないため、彼らが犯人である蓋然性が他の乗客と同程度にしか感じられず、たとえばジュリアンムーアが仮に真犯人であっても、同程度に(あるいは同程度以上に)説得力があったはずです。 犯人の動機にしても911の航空機テロで父親が死んだ…からと言って、その行動がアレではもはや全く意味不明。 まだジュリアンムーアが「どうせ心臓がダメで死んじゃうからみんな道連れよ」とかのほうがよっぽど説得力を感じます。 …って俺はそんなにジュリアンムーアを犯人にしたいのか笑(彼女の顔が苦手なんですよね笑) とまぁ真犯人に説得力がまったくないそんな状況で派手にドンパチやられて一件落着されてもなぁ…というのが正直な感想で、雰囲気で流されて観ている分にはなんとなく楽しめても、ちょっと映画の内容を振り返ると「あれおかしい事ばかりだぞ??」というポイントばかりでは、これを書いたシナリオライターの頭の中身を心配せざるを得ないのが残念なところです。 この主演&監督コンビは前作のアンノウンも「んーー」という内容でしたし、正直シナリオの整合性をもう少し考える努力をした方がいいのではないでしょうか?シナリオだいじですよ、うん。[CS・衛星(吹替)] 6点(2018-03-19 01:21:46)《改行有》

469.  白鯨との闘い 監督とテーマを聞いたときに想像する内容を全く裏切らないそのまんまの映画。 逆に言えば、あまりにそのまんまの出来すぎて、何のサプライズも感動もなく語る事もないという、とてもレビューを書きづらい映画です。[地上波(吹替)] 6点(2018-03-15 23:51:13)《改行有》

470.  コードネーム U.N.C.L.E. 《ネタバレ》 なぜか私、この映画を「それゆけスマート」の再映画化だと思い込んでまして、見始めてからすぐ思いました 「これナポレオンソロの方じゃん!!0086じゃなくて0011じゃん!」 まぁそれは私が間抜けなだけなのでとりあえず置いといて、さてこの手の「しゃれおつ系クライム映画」は個人的にはかなり苦手なジャンルです。 映画中に「おしゃれだろう?」とばかりに提示される数々の狙いすぎのシーンにしらけてしまう事がほとんどからなのですが、この映画はなぜか違います。 映画中の気の利いたシーンがいちいち面白いのです。 例えば、劇中「ヒロシですのテーマ」がかかる中での一連のシークェンス。 (いやあの曲はケ ヴォーレ クエスタ ムーズィカ スタセーラという曲なんですが、それはさておき) こういうシーンをみせられると他の映画だと鼻白むと思うんですが、この映画だと面白いんですよね。 要するにセンスが肌に合うって事なんでしょうが、シーンだけでなく映画中での会話やジョークのセンスがとにかく肌に合うから面白いんです…で思ったんですが、このイケメン2人が女1人を挟んで反発しながらも協力するバディ物、最近の日本の女性が好むアニメあたりにいかにもありそうな奴なんです。 そういう観点で見るとこの映画の会話の掛け合いやコメディシーンはいちいち日本的で、あぁそうか、この映画はなんか日本的だからすんなり肌に合うんだな、と妙に納得したわけです。 洋画のバディ物というと、それが48時間でもバッドボーイズ2バッドでもいいんですが、洋画だけあって日本人の乗りとは違うものがほとんどで「うーんあんまりおもしろくないな」って映画がほとんどなんですが、この映画はイケメン2人が女1人と…というそもそもの設定からしていかにも今の日本のアニメっぽいんですよ。 ぶっちゃけ「これってこのまま日本で(女性をターゲットにした)アニメに普通にできるよね」と思える内容なわけです。普通の洋画のバディ物ではそうはいきません。そのままアニメにしたらクソつまんないゴミのようなものができるだけでしょう。しかしこの映画はたぶんそこそこ見られる物に仕上がると思います。 思えば、オリジナルのナポレオンソロ自体、ソロが主人公でありながらコンビのイリヤに妙に人気が出た、言ってみれば最近の日本の(主に女性向け)アニメ作品にありがちな作品の嚆矢ともいえる作品なわけですから、それを今再映画化するなら、「まんま日本の(主に女性向け)アニメを映画化しました」的なものになって全く不思議はないわけで、そして実際作ってみたらそうなった、というただそれだけの事なんじゃないでしょうか、いや適当な事書いてるけど![地上波(吹替)] 8点(2018-03-10 02:07:40)《改行有》

471.  エンド・オブ・キングダム 《ネタバレ》 前作の登場人物のほとんどが再登場するためやたらと登場人物が多い本作。 ぶっちゃけこんなに登場人物が必要ではなく、しかもリンシークレットサービス長官は(いかにもそうなりそうな予感はあったけど)案の定途中退場。 あのルックスで(この映画時点で)57歳という奇跡の美貌も作劇の適当なご都合でジエンド。 ぱっと見はどう見ても30代なのに…すごいぞ、この女性。 そういえばハルベリーもいつまでも若く見えるけど、黒人系の美女はそういうもんなんだろうか? さて映画の内容、前作は「ホワイトハウスという閉鎖空間&シークレットサービスと大統領」という内容だったものが、今回はなぜかロンドンを駆けずりまわる大統領一行。 いやそれ、登場人物が大統領とシークレットサービスである必然性がまったくないよね?…という事で、本作はめちゃくちゃ凡庸なアクション物に成り下がってしまいましたとさ。 あと制作予算はそれなりにありそうなのに劇中のCGがめちゃくちゃチャチなのがね… とりあえず褒めるところがあまり見つからない残念な映画。とはいえめちゃくちゃけなすほどでもないっていう…実にどうでもいい映画。[地上波(吹替)] 5点(2018-03-08 22:55:05)《改行有》

472.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 何とも評価の難しい映画がこれ。 冒頭の一連の(退屈で長い)出会いのシーン 日記を書こうとして「ページが破かれてる、なぜだろう?」なんて独白が入ったり、おそらく誰でも知ってる「オーマイダーリンクレメンタイン」の歌を知らなかったりと、不自然な事がバリバリに詰め込まれていて、あからさまに伏線くさい。 で、劇中記憶を消すインタビューの際に語られる二人の出会いが明らかに冒頭と違ってれば、そりゃ誰でも「ははん」とストーリーの構造には気づくわけで、おそらく製作者側もそれはわかって作っているはず。 さてそれを踏まえて改めて映画全体を見てみると、実はこの映画、記憶消失というネタを除くと「おどろくほど内容がない」 ファンキーでリリカルな彼女と地味で真面目そうな彼氏が、恋愛しながらも性格の不一致によるストレスで付き合うのが辛くなり…っていう、恋愛のありがちパターンの一例をただ語ってるだけだったりする。 こういう場合、実際別れるとなったときにいい思い出とか感情があふれてきて、やっぱり別れたくない!なんて勢いでなっちゃうのはよくある話なんだけど、そういう場合そこで付き合いを延長しても、やっぱりいろいろ不満が出てきて結局別れちゃう…というのはリアル恋愛の定番パターンの一つで、この映画のラストにしてもそこからどうなるかはほとんど自明であり別れしかありえない。 実際、恋愛の「恋」は遊園地のような夢と魔法のワンダーランドなんだけど、実際にそれじゃ生活はできないわけでこれが「愛」に進もうとすると、もっと地に足がついた事を考えなくちゃいけなくなる。 ファンキーと真面目で価値観が違いすぎるこの二人の場合、そこが折り合えない以上は記憶消去後にまた出会って付き合っても、いずれ結局耐えられなくて別れちゃうのはどうしたって避けられない この映画は一見、運命の愛を描いてるように思えるし、そう思ってしまう人もいるかもしれないけど、多少リアルな恋愛経験のある人なら「こいつら結局また別れるだけなんだよなぁ」というのがわかってしまうなかなか痛い映画になってる。 だってさ、この映画で主人公に対してあれこれ都合のいいことを言ってるのは、全部主人公の頭の中にいる都合のいい脳内彼女なんだからね。実際の彼女とは違うんだもん。そんな妄想ベースで「別れたくない」と思ってもね…っていう話。 で、そうなるとこの映画、「結局それで?」としか言いようがないほどストーリーがないわけで、冒頭に書いたように「なかなか評価が難しい」という事になっちゃってここでの点数も悩んじゃうところ。 あと、映画の本筋とは全く関係ないけど、記憶操作をする会社の人達、重要な仕事してるくせに記憶を消す際の仕事の態度があまりにも不真面目。 彼のアパートでの記憶を消す作業のシーン、彼らの仕事の姿勢にずーっとイライラしてて、主人公の記憶系の話が全然頭にはいってこないっていう。 まぁでも、それでも全然困らないくらいには基本的なストーリー自体には内容がないからいいんですけどね![CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-03 02:07:45)(良:1票) 《改行有》

473.  ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 原作未読、オリジナル未見です。 見た後で知ったんですが、これリズベットが主人公のシリーズ物なんですね。 さてさて、映画を観ていれば殺されたと言われている娘が生きているのは割と序盤で気づきますし、そうなると親類と一切連絡をとらないロンドンの彼女がその正体なんだろうなぁ、という事も想像できますから、それが解き明かされるところまでは「まぁそんな感じだよね」という予想の範疇の展開でした。 予想外だったのは、事件が解決した…と思われてからで、映画中では短い時間ながらリズペット大活躍であれよあれよと20憶ユーロを手にいれちゃうわけです。 (ちなみにそのために投資だと称して5万クローネを借りますが、これ日本円で60万円くらいですね。投資効率いいな!) リズペット、いわゆる「天才サヴァン」キャラで、ドラマや小説にちょくちょく出てくるステレオタイプなキャラなんですが、それにしてもスーパーマンすぎます。 すげーな、リズペット…と思って見ているとラストでまさかの展開。 なるほど(軽めにいって)情緒不安定なお嬢さんですから、ちょっと気に入らないとあぁなっちゃうわけですね。 それにリズペット主役であれば、彼との関係もあそこで終わらないと次に続きません。 一見ダニエルクレイグの映画かと思わせといて(だってポスターというかパッケージ写真もそうですよね)、実は終始リズペットが主役だという、そこが個人的には一番びっくりした、そんな映画でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-01 14:50:43)《改行有》

474.  コララインとボタンの魔女 《ネタバレ》 CGでどんな映像でも撮れちゃう21世紀の映画、大概の映像ではもはや誰も驚かないわけだけど、そういうスレた現代の感覚をもってしてもこの映画が見せる映像はすごい。 なんと今どきストップモーションで作られた映画なのだ。 ストップモーションというと古い映画フアンはハリーハウゼンのあれをまず思いうかべるわけだけど、21世紀のコマ撮りはレベルがちがう。 50億の予算と4年の歳月をかけて作られたこの映画のそれは見たらわかる…というか見ないとわからないというか、これをいちいちコマ撮りして4年で作れるものなのか?と逆に心配になるレベルのとにかくすごい映像。 で、とにかく手間暇かけたストップモーションで魅せるその映像のすごさが逆に言えばこの映画のすべて。 ストーリー自体は、(SF小説の最高峰)ヒューゴー賞を受賞したベストセラー児童文学を原作にしているだけに大きな破綻はないものの、結局ありがちな「悪い子はいねーが」物。 ごくごく予定調和な展開で、とりたてて大きな感動などには残念ながらつながらない。 この映画はあくまでも「この映画は人形を使ってコマ撮りしたんだよ」という事にだけ意味があり、もっと言えば、映画中に沢山でてくるのが「人形」なわけだけど、この「劇中の人形」も「劇中の人間」も実は両方とも人形を使って撮られているところが(そして人間は人間に、人形は人形にちゃんと見えるところが)この映画の際立った皮肉な面白さでもあると言えるんじゃないかと思ったりするわけである。[インターネット(吹替)] 7点(2018-02-24 20:32:53)《改行有》

475.  トライアングル(2009) 《ネタバレ》 予備知識全くなく観ました…が、この映画はDVDだと「殺人ループ地獄」とサブタイトルついてるんですよね。 ネットで映画のタイトルひいただけで、このサブタイトルが目についちゃうわけで…めちゃくちゃネタバレしてまんがな。 という事で殺人事件を解決してくループものなんだな…という知識だけはいやおうなく持った上で視聴したわけですが、映画序盤で客船に乗ってすぐ 「アイオロスって何だっけ」「死神をだまして苦行のループをくらう奴よ」という伏線会話が… いやもうそこで完全にネタバレしてまんがな! という事で、あとは設定が読めたストーリーをいかに面白く見せてくれて話のオチをどうつけてくれるのか…という点に注目しながら映画を観たわけですが…うーん、結局イマイチ…ってとこでしょうか。 タクシーの運転手が出たとき、「あぁ出た出たこいつが死神さんだ!」となってやっぱここで戻らずヨットに乗っちゃうのね、チャンチャン…で映画が終わり…さてそこでこの物語を振り返ると、結局ヨットの人達、実際は主人公の今の境遇(というか死んでループ中の状況)とは関係なく、実際はあんな目にあってるわけじゃないんですよね。客船での出来事にしても、当然こんな話なので整合性などとる必要もなく矛盾バリバリでがっかりなんですが、よくわからないのがヨットで消えるヘザーの存在。 彼女って何のために存在したキャラなのかが全くわかりません。 主人公のループ上も特に必要なキャラじゃなく…だから途中で消える…のであればそもそも最初からヨットに乗せる必然性もありません。 そのあたりも含めて展開に未消化な部分が多い残念なシナリオだと思いました。もう少し頑張りましょう。[インターネット(字幕)] 6点(2018-02-13 22:14:01)(良:1票) 《改行有》

476.  タイタニック(1997) こいつのレビューを書かないと「好みの近いレビュワーからのおすすめ一覧」から消えてくれないので、めっちゃ今更ですが… 過不足のないよくできた娯楽大作映画…だと個人的には思っていたのですが、ここのレビューを見ると意外と否定派がいるんだな、と。 それらのレビューを読んで思ったんですが、確かにこの映画は「タイタニックの沈没」という大スぺクペタルを描きながら、群像劇ではなくその焦点をよくわからない2人の恋愛にフォーカスしちゃってるんですよね。 「2人の出会いと悲恋を描いた映画。で、その舞台としてタイタニック沈没が使われている」みたいになっちゃってるわけです。 そんな構成なのでラブロマンス物があまり好きではない人や、この2人が好きになれない人にとっては「そうじゃないだろ」「観たかったのと違う」「タイタニック沈没がメインなんとちゃうんかい?」という事になっちゃうんだな、と妙に納得したわけです。 とはいえ、個人的には先に書いた通り過不足のないよくできた娯楽大作映画ですし、ひょっとしたらすべての映画の中で最も広くマネされる有名な例のシーンがある事ひとつをとってみても、この映画が名画として確固たる地位を築いている事は否定できないのではないでしょうか? そもそも映画というのは、(だいたいの場合)観客が感情移入するためのキャラクタを置くわけで(一般にそれを主人公というわけですが)、この2人にフォーカスして話を描く事は(その2人への好き嫌いはさておき)ごく自然な手法ですしね。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-02-13 13:06:18)(良:1票) 《改行有》

477.  トップガン 《ネタバレ》 今日のラテ欄でこの映画を放送しているのに気が付いたので、はじめてこの映画を観たときの感想をば。 この映画で何より忘れられないのが、劇中でMig28と呼ばれている飛行機が明らかに米国製のノースロップF5である事です。 おかげで初見のときに冒頭のMig28との空戦シーンはずーっと訓練だと思ってました。 実際、米軍で仮想敵を設定して訓練することはめずらしくないので、そういうシーンだと思ったんですね。 だって、どう見たって敵の戦闘機が米国製のF5なんですから、そりゃそう思っちゃいます。 おかげで、仲間のエースの方がなぜブルってるのかしばらく理解できず。 あぁ、あれはほんとにMig28という戦闘機の設定なんだ、と気づいてから、明らかに米国製じゃないそれっぽい飛行機用意しろや!と思ったのがなつかしい思い出です。 米国製の戦闘機を出して「ソ連の戦闘機だ!」と言われても「いやアメリカ製だよね…」としか思わないですし、ぶっちゃけしらけます。 だから途中でA4が出てきたときにも「これもソ連機って設定なんだろうか?」と余計なことが気になって気になって… つかアメリカ人は気にならないわけ??そこが不思議です。 まぁストーリー自体単純明快で非常にありがちなので、多少他のことに気をとられていてもストーリーの理解には問題ありませんでしたし、そもそもありがちすぎるストーリーで理解しようがしまいがさして面白くもないからどうでもいいんですけどね。[DVD(字幕)] 5点(2018-02-08 23:16:05)《改行有》

478.  マラヴィータ 《ネタバレ》 想像してたのと違ってこれ完全にブラックなコメディでした。 主人公一家が明らかにみんな極悪人でして、普通だったらこれ個人的にダメな連中のはずなんですが、この映画に関してはコメディとして割り切ったキャラ付けをされているので全然気になりませんでした。 たとえば、奥さんがせっかく告解したのに、お前は極悪人だ!と後で神父が文句をいうその姿がむしろ悪人に思えてしまうのは、もちろん彼が神父としての本分をはたしてないって事もありますが、しかしやはり製作サイドに乗せられちゃってるんでしょうね。 ちょっと気に入らない事があるからといちいちスーパーを爆破してるような奥さんは、普通に考えればそりゃ極悪人に決まってますもん。 映画上映会で「違う映画が届いた」のとき「グッドフェローズ」を思いつかなかった自分が情けない。 そりゃ本人出てますもんねwいい映画ですよねw 残念なのはクライマックスのマフィア戦、あそこがちょっと整理されてないというかもうちょっと盛り上がるようにできたと思うんです。 一言でいえば雑だし、バラバラに集まる家族をもっと有機的に銃撃戦に絡められたはずなんですよね。 そこはちょっと残念です。 近所の人がサクサクっと撃ち殺されるブラックジョークは面白いんですけどね。 まぁでも豪華キャストのブラックユーモア映画として面白い一本でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-03 21:47:12)(良:2票) 《改行有》

479.  恐竜・怪鳥の伝説 なんと私、この映画(同時上映だったドカベンも)を子供の頃劇場で観たんですよね。 今は中国あたりを「パクリ」だ「民度が低い」と叩いてる日本人ですが、この頃の日本はまさに昨今の中国同様に民度も低く(海外ツアーの民度の低さが話題になってました)、映画等でもパクリが堂々と行われてました。 映画会社は、流行り物があればすぐ乗っかって安直な映画を連発。たとえば「ノストラダムスの大予言」のような一周回って面白いのかも、と思えるような怪作が沢山作られていたのです。 この映画もそんな安直乗っかり映画の一本で、ジョーズのヒットやネッシーブームに乗っかったもので、当時の基準で見てもひどい代物です。 なにしろ登場する恐竜を糸でひっぱてるのが観えちゃってるんですからねぇ… アマゾンプライムで配信されてたので懐かしさもあって再見したんですが、オープニングのサムい歌でもう泣きそう。 渡瀬恒彦(若い)のなぞのメッシュシャツ等とにかくツッコミどころが満載(というかツッコミどころしかない)映画で、セットなども非常に安っぽく、本当に観るに耐えません。 昨今安直な漫画の映画化ばかりと言われる日本映画ですが、少なくともこんなアホ映画を作らなくなっただけ大きく成長したと言えるのではないでしょうか。[映画館(邦画)] 2点(2018-02-01 14:05:54)(良:2票) 《改行有》

480.  ソウ3 《ネタバレ》 ソウ1がなぜ面白かったかというと、とにかく緊張感に満ちた圧倒的な謎、そしてあのオチ!というとこにポイントがあったんだと思うんです。 当時は、いろんな個人の方が「ソウの考察記事」をネットにあげて深読みして語ってましたが、実際そうさせる要素が一作目にはあったんです。 でもこの3作目くらいになるともういけません。 謎も何もなくてしゃべるしゃべる。舞台裏を見せながらのゲームに一作目の要素は全くなく、しかもそれも無駄に見てていやな感じのばっかりっていう。 こういうのは舞台裏を見せてしゃべりながらやっちゃうともはや意味ないと思うんです。 しかも3作目となると何かをパワーアップさせる必要があるから…ということでパワーアップしたのはキモグロ要素。 いや、そこじゃないんだよ!ってね。 今回は1作目あたりの舞台裏も結構見せてくれちゃってるわけで、当時ワクテカで深読み考察してた人達の意味ってなんなの?っていう気分にもなります。 1作目の魅力はまったくなくなり、ただただキモグロの映画に成り下がった残念な3作目なんですが、しかし1作目くらいの出来のものを連続して作るのは難しいだろうし、なんのかんの言って過去の謎解きはやっぱ皆期待してるわけで、こうなっちゃうのはしょうがないのかもしれませんね。いやキモグロはだめだけど。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-02-01 10:48:21)《改行有》

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