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521.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 単なる記憶喪失ならまだしも、自分で作り上げた嘘をリアルだと思い込んで、妻でもない女を愛してるつもりな男って・・・なにそれ! 宇宙人オチよりひどい。腕利きの催眠術師にコントロールされちゃってたってオチのほうが、まだ説得力ある気がします(ちゃんと伏線ありで)。あとこの手の映画で、人がうじゃうじゃ歩いてる歩道を車で疾走ってシーンはそろそろ卒業できないもんかね? どうしてもやるなら、たまには一人ぐらい跳ねちゃうようなリアリティ見せてみなさい。めでたしめでたしのあとに轢き逃げ犯で逮捕されるとこまでしっかりね![DVD(吹替)] 3点(2012-01-16 11:51:53)

522.  エクスペリメント(2010) 《ネタバレ》 オリジナルの『es』を見たので全面書き直します。『es』という出来の良い作品がありながら、どうすればここまで劣化した作品になるのか、ひどく呆れてしまいました。オリジナル未見で5点にしてましたが、オリジナルを見た後はとても5点なんてあげられません。芸能文化に対する犯罪にも思えるので3点まで下げさせてもらいます。オリジナルは実験者側もきちんと描かれ、実験中止が遅れたいきさつも説明されている上に、そこもきちんとヤバイ話を盛り上げています。なのに、このリメイクは実験が中止されないわけがさっぱり不明で、実験者はただのバカサイコぽいし、実験者の姿を出さないことが不気味さを盛り上げるでもなく『インシテミル』級にチャチ。登場人物も、多数の人物をそれなりにきちんと描き分けていたオリジナルに比べ、この作品は主要二人のキャラにしか気が入ってないし浅い。クライマックスも、オリジナルは主人公の彼女や留守していた実験主催者が実験施設へ集結していくハラハラ感や、本物じゃない銃が十分に危険なしろものだと分かるくだりなど、上手に盛り上げているのに、こちらの作品はまるで工夫がない。看守役が簡単に出入りできる部屋に全員の私物が収納されているなんて設定も、実験エリアに無造作に刃物があるような描写もオリジナルにはない(これらの環境設定がアホらしさを助長)。ズボンはいて手錠でつながれるのと、下丸出しの素っ裸で手錠でつながれるのでは心理的に大違い。ハリウッドは海外のオリジナルを駄作に作り直して世に広めるのが好きなんですかねー。リメイクするとなれば「俺ならもっと面白く出来るぜ!」みたいな意気込みあってのことでないとやる意味がないはずだが、どうしてここまで劣化させられるのか、ハリウッドそのものが劣化してるとしか思えない。[DVD(吹替)] 3点(2012-01-09 02:07:32)(良:2票)

523.  インシテミル 7日間のデス・ゲーム 《ネタバレ》 『バトル・ロワイアル』『デスノート』『カイジ』『インシテミル』・・・どの作品観ても、八重歯見せながら笑ってんだか泣いてんだか、神経出したような顔を突き出して、前屈みにブラリと下げた両手をでんでん太鼓のように揺すって、ダダっ子みたいに怒りや悲しみや抗議を叫ぶ藤原くんに「またかよ・・・」と呆れる。仮にどんなオリジナリティ溢れる脚本だったとしても、彼のワンパターン演技で「あの作品と似てる」と思えてしまうだろう。あんな大げさな演技、現実のシチュエーションで出くわしたら「アマちゃんめが、しばいたろか!」と思いそうだ。大げさと言えば、武田真治も正体あらわしてからの高笑いがバカバカしかったこと。ラストは大金を捨てるの見て「はいはい、清らかでカッコいいざますね」とシラケつくしました。[地上波(邦画)] 3点(2011-10-18 04:21:20)(笑:1票) (良:1票)

524.  トロン:レガシー 前作より洗練されたスーツや、ジェフを若返らせて二役で共演させる技術は素晴らしいと思うけど、CGのリアリティ追求はそっちだけにしてほしかった。バーチャルな世界にリアリティ追求をこだわり過ぎてしまうと映像はつまらない。せっかくの題材なのだからチープななかにカッコ良さが漂うCGワールドを繰り広げてくれた方が良かったと思う。10歳の息子は初期のCGにそれほど馴染みはないが、それでも「もっとCGCGしてる方がいい。全部リアルじゃ面白くない」と、私と同じ感想を発した。現代のCG技術がかなり発達したからと言っても、今でもゲームやネットの古い動画などでランクを少し落とした映像世界は馴染みがあるのだし、せめてたまにブロックノイズをあてるくらいの遊びがあっても良さそうなもの。せっかくの電脳世界なのに技術は向上しても創造性が陳腐で芸術的でない。ストーリーは期待せずとも、異世界を旅する気分は味わいたいのに、マンネリな映像ではドッチラケ。そして音楽がメリハリなく全編にしつこくウザイ。[DVD(吹替)] 3点(2011-10-11 00:01:54)

525.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 何年同じ話をこねくり回し続けてるんだよ。あーでもないしこーでもない・・・みたいなことをうだうだと。TVのラストを作り直すなら、一度のチャンスできちんとやり遂げて欲しい。作ってる本人が碇シンジくんか! 女々しい。選曲のヒネ方もワザとらしくて、たった10歳のうちの子も失笑してました。[地上波(邦画)] 3点(2011-09-18 08:01:58)(良:1票)

526.  曲がれ!スプーン 《ネタバレ》 そこまでして超能力を隠さなければならない背景が全く分からない。そこに焦点を当てて、そういう人たちの悲喜こもごもを織り込んでくれたら深みも説得力もあったかもしれないけど、単に軽いコメディとして見てもつまらな過ぎで眠くなりました。それに「超能力を持っている」ということと「超常現象を体験したことがある」を同じ目線で語るのもどうかなぁ? 僕自身はポルターガイスト現象の体験とUFO目撃の体験は持ってるけど、それを人が信じようが信じまいが、言って笑われようが、大した問題じゃないし、長い人生の中でほんの数分のこと。でも、自分自身が超能力を持ってるということの場合、それはその人の人生にいつも離れずにつきまとっているものだし、受け身的体験じゃなく能動的なものだし、その人に占めている大きさがかなり違うと思う。もう、サンタの話に持っていく強引さは、あまりに安っぽいし、こんなのサンタを信じてる子供に見せたら逆にマズイ気がします。「作ってるヤツ本人が信じてないから、こんな安っぽい作品になるんでしょ」と言いたくなる作品でした。[DVD(邦画)] 3点(2011-09-18 06:19:20)

527.  ブリキの太鼓 《ネタバレ》 観たのはずいぶん昔のことで、ストーリーはほぼ忘れています。もし今観たらどう評価できるのか分からないけど、そう簡単に「また観てみようかな」とは思えないですし、なんといっても浜で引き上げた馬の頭がマジでトラウマでして、強烈な恐怖と嗚咽でした。これほど身がよじれるような映像は未だ他に体験していません。あれ、多分作り物じゃないよね。主人公の役者は子供なのか小人なのか、僕は知らないんだけれど、あの主人公はなんかキモくて怖かった。やってること子供じゃなく大人じゃんという印象があったし「こんなん子供に演じさせていいの?」と気になったのも覚えてます。きっと小人さんなんでしょう。そうであってほしい。本物のフリーク・ショーを観たら、こんな気分になるのかなー、ってくらい強烈に鬱で病的な気分に。[ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-27 12:31:59)

528.  笑う警官 《ネタバレ》 実話をもとにした原作云々ということで、警察の腐った実態を見てみたくてレンタルしてみました。話自体は面白いのに、映画としての出来が悪過ぎです。オープニングから「まだ?」と思ってしまう『雰囲気だけ映像』の長いこと。うーん・・・何かの商品とかポスターなら分かるけど、英文字にしたらカッコ良くなるとか思わないでぇ~。オレンジ~セピア系のフィルターかけたら画面がカッコ良くなるとか思わないでぇ~。そして「音楽、違うと思う」な演出。もんのすごくボリューム上げないとセリフ聞こえない音量設定は、どっかでドカーンと大きな音をたてるんやねという意図ミエミエなうえに効果なくウザイばかり。野村祐人は口がトカゲっぽい、それはどうでもいいが、松雪泰子もっと普通に声だせ。ああ、もっと実話性を大事にしたものが見たかった。なんか(一度も観たことはないけれど)Vシネマでも借りてしまったのかと思いました。宮迫の最後の演技は見せ所なのに、あれじゃアカンわ。笑ってしまいそうでした。そして・・・ラストの締め方はいったいどうしちゃったのサ!! 原作に申し訳ないけど、このタイトルからして、ミル姉さんとか出てきそうな気がしちゃう僕でした。[DVD(邦画)] 3点(2011-08-23 23:18:58)

529.  ゾンビランド 《ネタバレ》 期待せずに見始めたけれど、オープニングの出来になんだかワクワクしてしまいました。で、ワクワクしてしまったテンションはゆっくり落ちていきました。うーん・・・僕が思うに、ロメロがゾンビを生み出した発端は、「人間性」を失って他人のことなどオカマイなしに自己の欲求に貪欲な人々が増えていく社会に対する風刺だったんだろうなと思ってます。要するに文字通り「テメーら人間じゃねぇ!」な奴らをゾンビとして描き、そいつらがみるみる拡大してマトモな人間が少数派になって居場所を失っていくことを描こうとしたんだと思ってます。そこに今どきのサエナイ引きこもりというキャラを持ってきたのは、いいんじゃないかなと思ってました。いじめゾンビに溢れた学校から避難して、マトモでいるために不登校になったみたいな(笑) で、その主人公の描き方のノリは『キック・アス』のサエナイ主人公と似てるなーと思いました。けれど『キック・アス』でも思ったけれど、現実にサエナイおたくや引きこもりな青年達は増えたかもしれないけど、そういうヤツを主人公にしてどれだけ共感を誘おうってのサ? と思わなくもないです(サエナイおたくに共感できる人が圧倒的多数になる世界も怖い)。もっとフツーのヤツでもいいのに。ラスト、結局「家族」とかそういうこと言ってウマく締めたいのだったら、僕が思うにあの主人公が実の親とか兄弟とかと、どんなわけでどれだけ冷めていたのか、劇中ナレーションで語らせるのではなく、きちんと具体的に描写して欲しかったです(タラハシーの幼い息子の描写削ってでも!)。そこをきちんと提示してこそのラストでしょ。[DVD(吹替)] 3点(2011-07-22 17:44:56)

530.  GAMER ゲーマー 《ネタバレ》 プレイヤーと繋がってるとかプレイヤーに全て支配されてるとか、ほとんど関係なくなってない? 最後は結局主人公だけで勝てた感じがするんですけど。プレイヤーの青年をもっと存在感ある役者さんでやって、最後は『ダイ・ハード』の主人公と黒人警官のタッグと同じくらい、2人3脚による達成感をもたらして欲しかったです。プレイヤーからフリーの状態で自ら志願して送り込まれたという黒人キャラは『バトル・ロワイヤル』のパクリかと思いました。ジェラード・バトラーの出てる映画って、あまり良かったためしないね。目力とか存在感はあるのに・・・早くなにかドカンと当たり役に恵まれるといいんでしょうけど[DVD(吹替)] 3点(2011-07-11 20:04:39)

531.  モモ 《ネタバレ》 原作を読んだことがあり、その時に印象に焼き付いたのは、花が咲いては消えゆく大振り子の場面と、ラストに列車内でのおじさんのお話として締めくくられるところでした。もともと大人が読んだって難解このうえない物語だと僕は思ってますが、自分が思うに、この物語は社会の搾取的なシステム構造について「自分たちがいったい誰の為に人生の多くの時間を使っているのか気づけよ」とほのめかしている話だと思っています(全然違うかもしれないけど)。けれど、この物語をそのまんま映像化したからって、さらにワケ分からん感じだなと思いました。頭よくないから、ホントのことは分からないけど、この物語の原作は文章の中にいっぱいいっぱい謎かけが隠れてるんだと思ってます。大きな搾取構造がどのようなカラクリで人々を騙しているのかってことを、いくつかの職種の灰色の人たちの登場で説明している感じもしました。喋るおもちゃのくだりなんかリアル過ぎてゾッとした程です。だから、その謎について解釈できていないと、ただ文章にある通りに映像化したって、なんにも理解できないんじゃないかなと・・・それに、自分が原作読んで強く印象に残した花咲く振り子の場面とラストの列車の場面、この映画で観た記憶がない(あったのかもしれないけど、映像として見た記憶が残ってないんです)。単に意味もなく映像化するにしても、こういうのこそCGが発達した今の時代に映像化をチャレンジして欲しいです。ふと思ったけれど、『モモ』をカーペンター作品の『ゼイリブ』テイスト交えてアレンジしたらスゴく分かりやすい映画が出来たりして(笑)[ビデオ(字幕)] 3点(2011-07-08 18:08:13)(良:1票)

532.  ブルースチール(1990) 《ネタバレ》 サイコなストーカーだと知りもせず恋人同士になるくだりはキモくて不気味だったが、同僚に手錠かけたり、両親に何も警告しなかったり、最後まで単独行動とったり、とにかくアホらしくて付き合えない映画でした。[DVD(字幕)] 3点(2011-06-25 23:30:15)

533.  スティング 《ネタバレ》 「ラストのどんでん返し」とか「巧いシナリオ」とか何度か耳にしたことがあるもので、どれどれとDVDレンタルして観てみたのですが、観る前から「どんでん返し」なんて耳に入れてるとハードルが上がってしまうのか、見終わったとき「は?」とキツネにつままれた気分でした。こういう時代のファッションとか車とか好きなつもりでいたんですが、それらにもとくに心がときめかず、何も楽しめませんでした。[DVD(字幕)] 3点(2011-06-11 17:40:42)(良:1票)

534.  ハンコック 《ネタバレ》 公開前のチラシ見た時はかなり期待してました。映画を見てガックリでした。善悪が単純明快に行かなくなった複雑な時代における、ゆるがぬ基準を問う物語のように思わせる冒頭から、経済活動を否定せずに慈善的理想社会を目指す「オールハート」のプロジェクトや、大昔一緒だった女性との再会でパワーを失うという設定がもたらす意味など、話が散漫になっていく。多分、それぞれの中心角にあるのは、お決まりの『愛』であるはずだが、それぞれのエピソードで独立した物語が作れそうなものを、欲張って全部織り込んだ結果、どこにも感情の置き所がない浅いものに仕上がったという感じです。「オールハート」のプロジェクト、『ペイ・フォワード』みたいに何か可能性を期待させる描き方して欲しかったし、それを提案するレイはもっと存在感ある役者を起用して欲しかった。だってラストにあのハートマークをどかんと持ってくるなら、あのプロジェクトはそれなりに存在感(や「もしかしたら世の中すこしは変われるかも」という期待感)を持たせておくべきだと思う。[DVD(吹替)] 3点(2011-06-08 19:29:42)

535.  禁じられた遊び(1952) 《ネタバレ》 音楽を含めあまりにも有名な作品ながら、これまで一度も観たことがなく、今回初めて鑑賞しました。どうしてこんなに評価が高いのか分からず「自分の感覚って何か変ですか?」とうろたえそうです。女の子の両親が撃たれるシーンはなんだかリアルな感じがして脈拍上がりそうな感じでした。でも、直後の少女のリアクションに呆気にとられてしまいました。死を受け入れられないとか理解できないという表現だと受け止めようとはしたけど、心に入ってきませんでした。両親より犬に執着する心理も理解できない。この時代は知らない孤児を家に住まわせてあげる大らかさがあったのかなーと、そういうことが新鮮でした。話の核は、なんてことはないもので数十文字あったら充分に内容を伝えられそうなほど単純だけど、隣人との仲の悪さや、フクロウの存在がこの映画の彩りを厚みのある感じにしているなーと思いました。けれど、どんなオチが待っているのか気になりながら観ていた自分としては「えっ、これで終わりかい?」と、かなり拍子抜けするものでした。やっぱり少女の両親の死や、少年の兄の死など、それに対する周囲のリアクションがわりと淡々として受け入れてる感じで、そんなノリを見せられた後に、あのラストを見せられても感動も悲哀もとくに起きませんでした。多分、自分がずっと印象に残すのは墓地での大人の喧嘩シーンだと思います。あのシーン微笑ましくて好きです。[DVD(字幕)] 3点(2011-06-07 20:00:19)

536.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 実話だということも知っていたし、TV番組でもこの詐欺師のエピソードは少し知っていたけど、自分にとっては「ふぅ~ん」て感じであまり思い入れられるものがありませんでした。[映画館(字幕)] 3点(2011-06-06 13:00:19)

537.  300 <スリーハンドレッド> 公開時、僕はまだジェラルド・バトラーて人を知らずにいたし、なんや知らん俳優さんばっか揃えてエラいマッチョ仕立ての映画が出てきたなと思いました。スパルタ軍の話ということと、マンガ原作ということだけ知ったうえでDVDレンタルして観ました。マッチョマンたちの血湧き肉踊る壮絶な戦いぶりを官能できるかもと、ちょっと期待したのだけど、正直つまらなかったです。マンガ原作ということでその世界観を大事にすれば仕方ないことかもしれませんが、いかにもゲイ的な強敵キャラとか、CG使いまくりの映像とか、かなり興ざめでした。しっかり訓練して磨き上げた生身のアクションで惚れ惚れと唸りたかったです。「あんなカラダだったらいいなー」と思うだけで、どこにも「すげぇ!」は存在しませんでした。エンド・タイトルだけが光ってました。[DVD(吹替)] 3点(2011-06-06 12:59:56)

538.  サルバドールの朝 《ネタバレ》 主人公が死刑になる前に、少なくとも人が一人死んだわけで、その人の命については何にも描かれないで、死刑にされた主人公の命だけ描かれる。よほどの過失とか、やむを得ぬ事情でもない限り、人の命を奪った者は、自分の命が奪われても文句は言えないと、自分は考えています。人がたくさんいるところで銃を撃てば、死人が出る可能性は大なのだし、銃を手にする以上それ相応の責任を持ってしかるべし。サルバドールは殺した警官やその家族について考えたり悔やんだりしない(少なくとも映画を観る限り)。警官殺しに至るまでに、体制側の酷さが充分に描かれて「こいつら人間じゃね~!」と、そいつらの命を軽く見積もれるくらいの描写があるのなら、サルバドールの死刑に何らかの思い入れも持って観れたかもしれないが、この映画を観る限り、主人公はタダのジコチューにしか思えない。「不当裁判」と言われても、人1人を殺した者の命が奪われる事にどれだけの不当性があるのか、そこがまるで伝わってこない。主人公の仲間は報復のため夜中に邸宅へ銃乱射。こういう連中を英雄みたいに言われてもピンとこない。死刑のとき、主人公の命に敬意を払えみたいなセリフがあったけど「殺しておいて敬意を払えとはどんな思想やねん?」と思う。生かす価値なしと判断するから殺すのだろう。敬意に値するなら殺しちゃいかんでしょう。実話とはいえ、看守との友情の成り行きも安い小説みたいで、もう少し描写に段階を持って欲しかった。[DVD(吹替)] 3点(2011-05-26 10:30:33)

539.  クライム&ダイヤモンド 《ネタバレ》 バート・レイノルズの知名度が上がるきっかけとなった映画『脱出』の話題で大ウケしました。その場面がプツンと切れてオープニング・・・面白そうだなと期待が高まりましたが、風船に映写機というトリックが出てきた時点で「子供騙しの映画だな」とハードルをぐんと下げました。ティム・アレンが想像と違ってかなりおとなしめのキャラ。ちょっと油断すればクリスチャン・スレーターを撃ってしまう危うさが全然なくて「絶対に撃たんやろ」という安心感満杯。映画ネタもさほど盛り上がらず、結局、可もなく不可もなくという印象で終わりました。佳境に入って冒頭シーンに戻る見せ方が印象に残りました。[DVD(吹替)] 3点(2011-04-23 18:33:53)

540.  ハロウィン(1978) 映画雑誌かなにかで読んだことがあるんですが、この映画、出来上がって試写をした段階で「劇場公開できない」と判断されたとか。で、カーペンター監督はフィルムの再編集とか追加撮影とかは一切しないで、同じフィルムを劇場公開にまで漕ぎ着けたんだそうです。カーペンターがやったのは音楽の入れ替え! どこまでホントなのかな~? でも確かに音楽ひとつで出来は変わって感じるものだと思います。この作品をきっかけに音楽を自作するようになったのかなと思ってたんですが、この作品以前から監督自らが音楽を手がけてるんですね。「B級監督」と言われる人ですが、この映画が公開された当時、十代だった僕は「音楽も自分で作ってるんだ、スゲ~!」と感心していました。映画自体の出来はともかく、音楽の効果について大きな意識を持つきっかけになった作品です。音楽入れ替え前の劇場公開ボツ版を観て比較してみたいです。当時「絶叫女優」とか言われてたジェイミー、すぐに消えてなくなる人だと思ってたら、意外と幅の広い活躍をしてびっくりなのも印象に。[地上波(吹替)] 3点(2011-03-11 02:50:02)(良:1票)

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