みんなのシネマレビュー |
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641. あの頃ペニー・レインと 《ネタバレ》 この作品は60~70年代ロック好きにはたまらない作品ですね。レッド・ツェッペリン、ザ・フー、デビッド・ボウイ、ブラック・サバス等々の名前が出てくるだけでゾクッときました。1973年はまだ生まれてまもない頃なので、当時の雰囲気を少しではありますが知ることができて良かったです。 まあ、当時のロックアーティスト達のツアーはハチャメチャで数々の伝説が残ってますが(レッド・ツェッペリンが、日本でもホテルで大暴れしてた武勇伝なんかは結構有名ですよね。)、この作品を見るとやはりいろいろ大変だったんだなと思いました。 私自身も、音楽ジャーナリズムに憧れた時期もあったので、この映画で描かれている内幕的なものはとても興味深かったです。(ファンの延長では駄目なんですよね・・・・・・) 最後の方で、レッド・ツェッペリンの「タンジェリン」が流れるシーンがとても印象的でした。(ツェッペリンはⅢが一番好きなんで・・・・) 『トミー』を聴けば、未来が見えてくる…。すごくわかります! とても爽やかな気分にさせてくれる作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-05-01 23:05:44)《改行有》 642. スリーパー 《ネタバレ》 あまり、SF作品は見ないのですが、これは面白かったです(まあSFというよりはコントに近いですけど)。 過去の人物や出来事について聞かれて、皮肉たっぷりに答えるところや召使いロボットに扮している場面などは爆笑してしまいました。(あと、妙に未来の世界がチャチなところも笑えます。) しかし、本当にウディ・アレンとダイアン・キートンのコンビは素晴らしいですね。この作品でも本当に息がぴったりあってます。 まあ、いろいろな小ネタもあったりして楽しい作品でした。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-01 16:10:06)《改行有》 643. マンハッタン殺人ミステリー 《ネタバレ》 ウディ・アレン版2時間ドラマという感じで非常に楽しめました。とにかく、ウディ・アレンとダイアン・キートンのコンビが最高に息が合っていて良かったですね。(この2人の掛け合いがまたいいんですよね。) まあ、ダイアン・キートンが素人ながら殺人事件に首を突っ込んでいくのですが、それに対するウッディ・アレンのツッコミが、見ている私が思ったこととほぼ同じだったので結構ツボに嵌りました。 ニューヨークの様々な風景も満載で非常に洗練された作品でした。(一番好きなのは、鏡張りの映画館のシーンですね。) [DVD(字幕)] 8点(2006-04-30 20:38:51)《改行有》 644. ペーパー・ムーン テイタム・オニールの演技がとにかく素晴らしいです。(アカデミー賞最年少記録も納得です。) アディとモーゼのやり取りは、やはり実の親子ということもあってとても自然で、息もピッタリとあっています。二人のやりとりを見ているだけでとても幸せな気分になりました。(まあ、小さな子供がタバコを吸ったり、詐欺をしたりと教育上よろしくない部分もありますが。数々の詐欺テクニックにも注目です。) 見終わった後は非常に爽やかな気分になる作品です。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-28 10:52:50)《改行有》 645. ブラックホーク・ダウン 映像的には凄くリアルで迫力のある作品でした。しかし、戦場に赴いたアメリカの兵士達は何の為に戦い、何の為に死んでいったのか・・・・・。非常に考えさせられます。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-24 19:54:24) 646. レオン(1994) もう、ナタリー・ポートマンに尽きますね、この作品は。彼女の演技を見ているだけであっと言う間にエンディングまで行ってしまった感じですね。(もちろんジャン・レノも良かったですけど) 見終わった後、牛乳が飲みたくなったり(もちろん2パック買いました)、腹筋を始めたりしてしまいました・・・・・。軽くハマってしまったかも。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-23 17:32:39)《改行有》 647. ピンポン 《ネタバレ》 松本大洋の原作の世界をそのまま映画に持ってきた感じでよかったです。しかし、中村獅童の存在感・インパクトは凄いですね。ストーリーは単純ですが、登場人物のキャラがいい味出しているのでとても楽しめました。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-21 22:28:10) 648. GO(2001・行定勲監督作品) 《ネタバレ》 非常に爽やかな気分になりましたね。結構タブー的な扱いをされてる問題ですが、この作品で窪塚扮する主人公が叫ぶ言葉は非常に痛快です。「俺がそんな朝鮮人の魂なんか持ってたら20円で売ってやるよ おめえ買うか?」 [ビデオ(邦画)] 8点(2006-04-21 22:21:42)《改行有》 649. グッバイ、レーニン! 東ドイツ市民から見たドイツ統一を描いた作品で非常に面白かったです。時代が新しく生まれ変わる際に捨て去らなければならないもの(価値観等)への郷愁が母親の姿を通して描かれており、すこし切なくなりました。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-18 12:55:08) 650. レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ 《ネタバレ》 学生の頃、今は無き五反田の川沿いにある小さな映画館で最初に見て以来繰り返し楽しんでいます。(ストーンズのライブ映画の2本立てでした。) とにかく、全てが格好いいです。(「ロックンロール」なんかはこちらのバージョンの方が好きです。)ダブル・ネックで「天国への階段」を奏でるジミー・ペイジにはしびれました。ZEP好きは必見の作品です。[映画館(字幕)] 8点(2006-04-17 10:44:48)(良:1票) 《改行有》 651. トレインスポッティング この作品はちょうどブリット・ポップ全盛時の作品で、まずはサントラから入った作品です。イギリスというと上品なイメージを持っていたのですが、この作品はその思い込みを一気に壊してくれました(笑)もう、最初のイギー・ポップの曲が流れた時点でこの作品の世界にはまってしまいました。 [映画館(字幕)] 8点(2006-04-16 23:09:40)《改行有》 652. キッズ・アー・オールライト ~ディレクター・カット完全版~ 《ネタバレ》 ザ・フーを好きなものにとってこの作品はバイブルに近いものがあります。本当にこの作品を見ると、ライブの格好良さが光りますね。後は、キース・ムーンの変人ぶりがたまらなく哀しいです。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 23:05:30) 653. さらば青春の光 《ネタバレ》 本当に好きで好きでたまらないWHOの名作ロックオペラ「四重人格」の映画版です。私の青春時代に大きな影響を与えてくれました スティングが、プライベートは格好いいんだが、仕事はホテルのベルボーイという役柄で出ています。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 23:03:07)《改行有》 654. ボウリング・フォー・コロンバイン 《ネタバレ》 病めるアメリカ社会を見せてくれる作品ですね。銃弾がスーパーに売っている社会って・・・。何かが狂っていると思うのは私だけでしょうか。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 22:59:22) 655. 華氏911 《ネタバレ》 我々が知っているようで実はあんまりわかっていない、アメリカ社会の現実を教えてくれる作品でした。まあ、ブッシュ批判に偏っているとは思いますが、そういう視点から今のアメリカを見ることがあまりない私にとっては非常に貴重な作品でした。もし、あの時ゴアが大統領になっていたらあのイラク戦争はあったんだろうか・・・・。[映画館(字幕)] 8点(2006-04-16 22:55:01) 656. 座頭市(2003) 《ネタバレ》 最初は軽い気持ちでみていたのですが、だんだんと美しい映像と躍動するリズムに惹かれてあっという間にラストシーンまで見きってしまいました。 物語自体は、勧善懲悪・仇討ちと時代劇の王道なので非常にわかりやすいのですが、結構、こちらの想像を裏切ってくれるので飽きませんし、面白いです。 [地上波(邦画)] 8点(2006-04-16 22:49:33)《改行有》 657. スウィングガールズ 《ネタバレ》 ジャズに限らず音楽の力って凄いなとつくづく思いました。途中でスーパーの前で「Make Her Mine」(リーバイスのCMでおなじみの名曲です)を演奏するシーンや最後の音楽祭の演奏シーンなんかは本当に格好良かったですね。また、観たくなる映画でした。 [地上波(邦画)] 8点(2006-04-16 22:47:26)《改行有》 658. ビューティフル・ピープル 《ネタバレ》 見た後、非常に爽快な気分になりました。ただ、移民の問題、戦争という極限状態がいかに人に傷跡を残すものであるのかを考えさせる作品でもありました。 ストーリーは、ロンドンのボスニア移民の5つの物語が交錯するように展開していきます。どのストーリーもシリアスな問題を取り扱っているのですが、ユーモアを交えて描かれているため、重くなりすぎてないので非常に入り込みやすい作品です。基本的には、日常の様子を描いているため、あまり見る機会のないイギリス人の日常が垣間見ることができ、非常に面白かったです(まあ誇張している部分はあるのでしょうが)。 「ほんのちょっと運が味方すれば、人生は美しくなる」というセリフが物語っている通り、全ての物語が良い感じで終わっているので、とても見ていて楽しかったです[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 22:39:09)《改行有》 659. コーリャ 愛のプラハ 《ネタバレ》 基本的には、55歳の独身中年と偽装結婚後逃げた妻の連れ子コーリャが心を通じ合わせるストーリーで、それだけでも非常に心温まるのですが、それ以上に、チェコスロバキアが1989年, 民主革命(「ビロード革命」)により共産主義体制が終結し、新しい体制に移行する時代の空気が、旧体制時の宗主国であるソ連から来たコーリャを置くことで凄くわかりやすく描かれていて、面白いです。(たとえば、ソ連に対するチェコ人の嫌悪感等)。 全体的に重いテーマも扱っているのですが、テンポも良くユーモアにあふれ、子役の演技もとても良いです。主人公が奏でる音楽も非常に素晴らしく、最後には名指揮者ラファエル・クーベリック本人が出てきます。 ストーリー自体はシンプルですので、予備知識無しでも楽しめますが、ちょっとチェコの歴史を事前に知っておくと、この話をより深く理解することができると思います。見た後、幸せな気持ちにさせてくれる映画です。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 22:33:50)(良:1票) 《改行有》 660. ビフォア・ザ・レイン 《ネタバレ》 非常に美しい作品です。そして、民族対立の恐ろしさを静かに淡々と伝えてくれます。マケドニアにおけるマケドニア人とアルバニア人の対立は、マケドニア人が「500年の恨みを晴らす」というセリフがあるように非常に根深いものを感じました。 3つの物語が、とても上手くつながっていて非常に良く出来た作品だと思います。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 22:23:14)《改行有》
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