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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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661.  地上より何処かで うーん、確かにストーリー的には非常にとりとめがなくダラダラと話が進む感じなのですが、親子の反発と接近、依存の再確認等をそれなりに描きつつ最後は発展的解消という形での母娘の新たな関係性..を一応描けてるとは思います。 (ま、映画の中でいろいろ変って行くのは娘だけで母親は実は全く変ってないわけですが) 期待してなかった分、意外と面白かったかな、って感じ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-24 12:11:38)《改行有》

662.  コールド マウンテン 《ネタバレ》 この手の悲恋映画で何が腹が立つって「でも私にはあの人の子供がいるから」系のオチ。   彼が死んでも子供といっしょに..系の映画は沢山ありますが..ほんとに子供がいたり彼を思い出の中だけで美化していけばいいのか?と。 やはり二人で愛を掴んでこそのラブだぞ、愛だぞ、と。そこを僕は強く訴えたいのです。  ご都合主義でもなんだそりゃなオチでもなんでもいいから、僕はとにかくハッピーエンドが見たいのです。   この映画も残り30分くらいで、オチが読め読めの展開になってきたので一気に興ざめ。 (このタイミングで2人がエッチするという事は、この一発で懐妊&男が死亡するんだな、と展開がまるわかり) それでも運命に打ち勝ち、倒れたところから男が生き返ればまだ許せるけど、当人同士が愛を成就できないとだめじゃん!ってか俺は納得せんぞ、と。 もうその一点がとにかく駄目な映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-19 13:49:56)《改行有》

663.  ブラザーフッド(2004) うーん、やっぱり話作りすぎ..こんなに無理やりゴテゴテ過剰にいろんなエピソードを押し付けられてもなぁ、というのが正直な感想。 いわば調味料過多のこってり料理。もう少し調味料を減らせば素は悪くないと思いますので、もっとおいしい料理になると思います。 ま、これが韓流なんだろうな... [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-17 21:38:12)《改行有》

664.  メイド・イン・マンハッタン どっかで見たようなお約束のストーリーが展開していくシチュエーションラブコメ(コメディ要素は薄いけど)で安心して見ていられる映画なんですが、あまりにお約束すぎる上に約束を生かすセンスが薄いのでどうにもイマイチ。  例えばストーリー中のキャラの立て方一つとってみても、こういう映画では極めて大事なサブキャラであるホテル執事や上院議員の参謀の人等、実においしいサブキャラが揃ってるのに彼らのキャラが映画の中で全然生きてない。彼らをここ一番で生かしてこその映画だろう、と。(例えばバトラー氏には、主人公と一緒に辞めて、そこで主人公に説教をぶつ、という見せ場たっぷりのシーンがあるわけだが....そういうおいしいシーンのためにはそれこそ事前に劇中でしっかりした彼のキャラ構築がなされていないと...ね)  ま、そういうのは映画中の駄目な部分の一例ですが、全体にそんな感じで「お約束にしてももっとうまく作れるだろう、ってか作れ」と思える部分がてんこ盛り。実に歯がゆい映画になってますね、これ。   ところで ナターシャリチャードソン、どこかで見た女優だと思ったら、そうか「ファミリーゲーム/双子の天使」だったか! [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-15 00:17:24)《改行有》

665.  マスター・アンド・コマンダー 私も劇場でこの映画の予告編を見たときに「悲壮な覚悟の少年達が伝説の艦長を信じて圧倒的に強力な敵と戦う感動系映画」だと思っておりました。(ってか、実際予告編ではそう言ってたし..)   ま、結局劇場でこの映画を観る事はなく、先日CSにて遂にこの映画たわけですが.....、予告編からは全く想像できない博物学者大活躍の中途半端な娯楽映画でした。いやそれはそれでいいんですが...予告編が本編の内容とかなり異なるというのはいかがなものか、と。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-15 00:25:13)《改行有》

666.  フルメタル・ジャケット  同じベトナムを舞台にした映画ながら前年度製作の「プラトーン」とはあまりにも毛色が違う映画だがそれも当然、 あちらはあくまでも「ベトナム戦争を舞台にした映画」であるのに対し、こちらは、劇中の色彩感覚や前半部の狂気に至る様(&前半クライマックスのトイレでのシーン)等...数え上げればきりがないくらいキューブリックの、キューブリックによる、キューブリックでしかあり得ない、まさに「キューブリック映画」なのだから。   だから「舞台がベトナム」でなくてはならない「プラトーン」と違って、こちらは極端な話「別の惑星の物語」でもいいくらいの映画になっていて、それも「キューブリック映画」というジャンルだから当然のこと。 本質的にはキューブリック映画があまり好きじゃない僕だからこそより「キューブリック」ぽさが気になったのかもしれないが.. [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-07 16:14:52)《改行有》

667.  ジョニー・イングリッシュ 《ネタバレ》 「あなたのむすめさんたちに小さいチンチンがついてますように」と、このセリフだけで6点。 この日本語のセリフを考えた人のセンスはすごい。凡庸な日本人には思いつくことすら不可能な天才的センス。 6点(2004-09-21 11:34:41)《改行有》

668.  フォーン・ブース 《ネタバレ》 観賞中はそれなりに緊張感もあり面白かったが、観賞後、結局犯人の動機とかが不明で、あらためてここで点数つけようとすると微妙な映画。   どうやら犯人は自主的仕置き人の類だったらしい....と考えると、今度は主人公がターゲットとしては善良すぎる点が気になる。   だって彼、一見、嫌な奴に見えるけど、実は結構まっとうな奴。  妻をめっちゃ愛してるし、浮気にしたってまだ未遂。キャラ設定を考えればむしろマジメすぎるくらい。 イタリア製のスーツ着ていい時計して..って、身だしなみに気を使うことはむしろいい事だろ。    まー、確かに見下ろし気味にえらそーに他人と話すのはどうかと思うけど、映画内に限って言えば話してる相手が相手だからしょうがない気がするし。 (ちゃんと制服を着てないピザ配達人に、コールガールやチンピラだからな、話相手。) 彼が狙われるくらいなら、もっと狙われるべき人間が世界に1000万人以上はいることだろう。   準備万端周到なプランニング能力や、電話を妨害したりする技術力、見事な狙撃の腕、逃走テクニック等、その圧倒的な能力はもっとマシな事に使え、と。まず犯人にはそれを訴えたいところだ。  犯人にもっとも訴えたい事は「お前が一番傲慢だからまず自分を罰しろ」という事なんだが、そんな事言うと僕が公衆電話に近づけなくなりそうなのでそれは言わないでおいてあげよう。   内緒だよ。 6点(2004-09-16 11:46:22)(笑:1票) 《改行有》

669.  キング・アーサー(2004) 映画冒頭にテロップが流れる通り、この映画は一般によく知られたアーサー王伝説ではなく、その元ネタと言われるハドリアヌス城壁守備隊長「アルトリウス・カストゥス」の伝承を元に作成された映画(らしい)。 たしかに手垢のついたアーサー王伝説を今さらそのまま映画化するってのも芸がないんで、これはこれでありかな、と。 (日本でもかつて「燃えろアーサー 白馬の王子」という「暴れん坊将軍」のイギリス版みたいなとんでもないアニメがありましたが^^) 伝説のアーサー王ではなく、史実に残る田舎騎士の泥臭い伝記。そう考えると、映画全体を覆う地味で泥臭い雰囲気も納得できるものがあります。 と、ま、それはいいんですが...   皆さんが書かれてるようにこの映画、映画として「ヘタクソ」 ツッコミどころが満載です。 例えば、映画導入部、ランスロットの出立シーンが描かれ、そこで意味深に渡されるお守り。これは映画中で重要な物のはず。 そして「15年後..」のテロップ後、出てくるのは当然大人になったランスロットってのが観客が期待する展開なのに..えっと...これは誰と誰? そしてランスロットの名前がやっとセリフで出てくるのは実にそれから20分後。 観客はやっとそこで「どうやらこいつがランスロットらしい」と観客が把握できるのです。   意味深だったお守りにいたっては伏線でもなんでもなく1時間以上経過したのちチラッと無意味に出る程度。 その頃には冒頭のエピソードなんか忘れてますってばよ。(しかも忘れてても問題ないという。)    ..一事が万事この調子で、とにかくへたくそな構成で、状況や人物の描き方は舌足らず。 おかげで登場人物は区別がつかないし状況もよくわからず、映画を見ている観客の負担はかなりのものです。 ...と、文句つけ放題なこの映画ですが、なぜか私はわりとおもしろかったのです。 正直に告白すると「ロードオブザリング1,2」より間違いなく面白かった。 (そもそもあっちの方が状況や登場人物等、もっと区別つかないし) ブラッカイマー映画は嫌いだし、こんなにだめ映画なのに..なぜか結構面白い。 (決してキーラナイトレイの妖しい戦闘用乳バンドに心を動かされたからではない!) ....私にとっては自分の心の不思議を感じさせてくれる映画でありました。[試写会(字幕)] 6点(2004-08-26 11:21:56)《改行有》

670.  X-メン もう少し派手なミュータント対決を期待していたのですが地味ですよね。   それにしても続編共々サイクロプスの無能っぷりが目立つ。    考えてみれば、「自由に嵐を操れる」や「不死身」というのは 他で代替不可能な能力なのに、  「目からしょぼいビームを撃てるだけ」というのは ちょっと射撃が上手なおっちゃんでいくらでも代替が利く能力。 そう考えるとサイクロプスの存在意義はかなり微妙。    しかし、なぜか威張ってるサイクロプス。 ひょっとして自分を謙虚に見つめられないタイプなのかもしれない... 6点(2004-07-26 14:47:43)(笑:2票) 《改行有》

671.  ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう 最近、実に20年ぶりくらいに見直しましたが、最後のエピソードがやはり一番好きですね。 「あ!バートレイノルズじゃん!」というのに一番驚きました。こんなのに出てたんだ.. おっぱいのエピソードは、片パイだけなんだから「あのおっぱいが最後のおっぱいとは思えない」という お約束の発言を誰かにしてほしかったなぁ.. 6点(2004-07-22 15:51:42)《改行有》

672.  ゴジラ(1954) リアルタイムで見たわけではないこういう映画をどう評価するかはほんとに難しい。 僕は、東宝チャンピオン祭りでゴジラを見ていた世代だから。(キングギドラやミニラを先に見てるんだよねぇ、いやキングギドラは大好きです^^) 伊福部の音楽や「ゴジラがこちらに来ます」の名アナウンス等、映画の中に好きな要素はたくさんあるが、 オキシジェンデストロイヤーで魚が骨になるシーン等、初見の時点ですでに笑っちゃうようなしょぼいシーンも結構あり、 (なんで酸素を破壊すると骨になるんだよ..) また、モノクロ映画だったが為に粗が目立たなくて助かってる面や、独特の重厚さをかもし出せてるのかな、と思える面もあり。   歴史的意義など考慮し始めると神格化が発生し点数つけれらませんのでとりあえず素直に点数つけて.... しかし、ゴジラに低い点数つけるのは黒澤映画に低い点数つけるのより勇気いりますね。 6点(2004-06-18 14:08:09)(良:2票) 《改行有》

673.  シュリ さて、この映画。内容、ストーリー展開があまりにも古典的。 最後まで見ても、予想外の展開は何もない。  なにしろ映画を見初めてすぐに観客はヒロインの正体に気づくわけで、そうなると「北朝鮮だしなー」ということもあいまって オチまで大体想像がついた状態で観客は映画を見続ける事になる。  その誰でも読める古典的展開をグイグイ引っ張って最後にお涙頂戴でまとめる為には物語..ドラマというか、その 見せ方がもっと強くないと。いいエピソード入れないと。あまりに地味というか、こなれてないというか..。 なので、話が読めた状態で最後まで見た観客がラストで泣くのはほとんど不可能に近いのがつらい。もったいないな。    もうひとがんばりあれば「お約束の魅力に号泣」くらいの評価ができたかもしれないけど、残念ながら、とてもとても。   売りのアクションシーンは派手だが、これくらいは今日普通の水準で、特にどうこういうほどのもんでもなし。    結局、いかにもハリウッド映画を意識した習作の域を出ない映画かと。惜しい。 6点(2004-06-11 13:22:36)(良:1票) 《改行有》

674.  ドリトル先生不思議な旅 有名なヒュー・ロフティングの名作ドリトル先生の映画化というと やはりこの映画をおいて他にないないでしょう。   原作に忠実なわけではなく映画オリジナルストーリーなんですが、雰囲気を壊さないファンタジー映画に仕上がっています。   話自体は、前半アザラシを崖から逃がすあたりまでは地に足のついた展開でなかなか面白いんですが、後半に進むにつれファンタジー色が強くなり、虹色カタツムリに載って海を行くわ、でっかい蛾に乗って家に帰るわでドリトル先生やりたい放題。ま、映画だし、少々派手に..ってところでしょうか。 ドリトル先生はイギリス紳士なのですから、この映画のレックス・ハリソンは(挿絵のイメージとは違いますが)はまり役でした。  映画としてめっちゃ面白いという程のもんではないですが、子供の頃に岩波の井伏鱒二の名訳でこのシリーズに親しんだ世代としては、どこぞのドクタードリトルは許せるもんじゃなく、こちらの映画こそがドリトル先生 the movie なのであります。  オシツオサレツ(push-pull)も出るしね。6点(2004-05-11 14:51:09)《改行有》

675.  ザ・ロック 判り易い高級素材が食べきれない程の皿数でずらりと並ぶ....でもどれを食べても油ギトギト、調味料は安物、どれも同じような味で食べていてゲンナリ..という2流ホテルの立食パーティ料理のような映画。  (あー、この比喩の説明をすると、「素材」ってのがキャスト等で、 「調理」が脚本や演出ですな)   ま、皿の数を揃えて調理する手間だけでもそれなりに金も苦労もあっただろうから、手間は評価してこの点数を。でも食べたいものがないんだよね^^   あと(あくまで個人的な感覚だが)どうも製作側のステレオタイプで保守的な思想が映画全体から透けて見えるように感じるのがちと不快。 6点(2004-04-25 09:19:59)《改行有》

676.  チャーリーズ・エンジェル フルスロットル ストーリーなんかないに等しいくせして、意外と前作を見てないとわからない点なども多く、 細かいところも説明皆無、そのため簡単な話なのに内容を理解するのは意外とムズイ。   そのくせ、フラッシュダンスなどの見ていてニヤりとする種々のBGM、 ノリだけで撮ってるとしか思えない無意味な変装コスプレの数々.. まっとうな映画の道は完全放棄し、製作側が好き勝手に作ったひとりワンジャンルの馬鹿映画。 この映画はこれでいいのだ。 点数は低いが点数で語る映画ではないぞ。  ルーシー流のイタチちゃんに萌え! 6点(2004-04-21 15:21:42)《改行有》

677.  アキハバラ電脳組 2011年の夏休み 「少女革命ウテナ」と2本立て上映された映画だけど、こちらをメインに見に行った人はほとんどいないんじゃないかな?(偏見?)       もとのテレビ版自体がマイナーで、僕もほとんど見たことはなくて基本的なストーリーすらよく知らないんだけど、それでも この映画版はなぜか結構おもしろかった。  テレビ版の後日談らしいんだけど、細かい設定等が全然わからない僕がそれなりに面白く見られたのは、いかにもアニメオタク向けの話故に、判らない部分も「多分こうなんだろうなー」と容易に予測出来たからだろう。 要するに月並みだと。  あー、あと桜井演出が単純に好きなので..というのはあるか、,,あるな。 とりあえず普通の映画フアンは見ない方がいいでしょう。って見るわけないでしょうけど。 6点(2004-04-21 10:46:57)《改行有》

678.  少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録 薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇... この映画の印象を一言で語ると、こうだ。   一般アニメオタクにはむしろ喜ばれないだろうと思えるつくりで、かといって一般視聴者が見るとも思えない、まさに 「わかる人だけ喜んで見ればいい」という、かなり視聴者を限定するタイプの傑作テレビアニメ「少女革命ウテナ」の劇場版が本作。  テレビの再編集物ではなく、エッセンスだけを残したまったく別の一本の映画となっている。  本編の売りである豪華絢爛さは劇場用としてさらにパワーアップ。まさに画面は薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇..。状態。   ただ、テレビ版にあった、話の深みや奥行き、「なんなんだこれは」的爆笑を禁じえない謎のシーンの数々は この劇場版ではだいぶおとなしくなっていて、劇場版でのパワーアップを期待したテレビ版フアンにとってはちょっとびみょーな感じ。  もともと、かなりマニアックな層しか喜ばなさそうなアニメだっただけに、そのままで一般向け劇場作品とすることは きつかったということだろうか.?    そして何よりいかんのは本編のテーマである「革命」のチープ&陳腐なこと。 テレビ版は見事に一人(いや二人?)の少女の革命を描いた秀逸なラストだったと思うが、こっちはなぁ..  わかりやすいのもどうかと思うし、なにより感動もないんだよねぇ。 かかしじゃなぁ、影絵少女も必然性ないしなぁ..いやウテナカーは劇場向けのはったりとしてはいいと思うけど^^   いくら一般向けにしたとはいえ、何も知らずにこの映画を見たパンピーは、間違って「キルビル」を見てしまったシロガネーゼのような衝撃をうけてしまいそう。そういう映画。  6点(2004-04-20 17:18:53)《改行有》

679.  0086笑いの番号 007のパロディとして最も著名な名作テレビコメディシリーズ「それ行けスマート」の 劇場版作品。らしいのだが、そもそも「それ行けスマート」をテレビで見たことがない. のです、私。 (昔は、ナポレオンソロとかスパイ大作戦とか[両方とも映画化されたな、そういえば]、 テレビのスパイシリーズ物って花盛りだったよねぇ)  キャスティングなども基本的にテレビ版と同じらしく、内容的にも(テレビ版を知ってる知人によると) テレビシリーズの映画化としては、しごく順当なものらしい。    靴は電話に机は車に..というくだらない秘密兵器満載の いかにも60年代センスにあふれるドタバタコメディ。..多分今見るとぬるいのかもしれない..いやたぶんぬるいんだろうな.. 6点(2004-04-09 14:28:48)《改行有》

680.  SPACE ADVENTURE コブラ 昔々、まだコブラがアニメ化される前のこと、漠然とですが僕にはコブラって「松崎しげる」のイメージがありました。  どうやらそう思っていたのは僕だけではないらしく、実際にアニメ化されてみたら、ほんとにコブラの声が「松崎しげる」!  うわ、それってどんなんだろ..と期待して劇場まで見に行きましたが... オープニングの見せ場、バイクに乗ったコブラが空中に跳び叫ぶシーン「俺さ!俺がコブラだ!」(イマイチ力のない声:松崎しげる)のセリフの後にバーンとかかる名曲デイドリーム 「ど~んなぁ傷みがぁ、ついていてもいいっさぁ~」(さすがの美声、主題歌:松崎しげる).。 ...あぁ、松崎しげるは、やっぱりコブラには違ったかも..やっぱり歌手かも..所詮「トミーとマツ」かも..と当時劇場で思ったもんです。   この映画、当時も今もそれほど話題の映画ではありませんが、いかにもコブラらしい内容を少しアクを削って劇場サイズに綺麗になまとめた構成脚本、 丁寧な作画、安定した演出、コブラには欠かせないセクシーな女性陣、 「愛は見つけたのかねジェーン」の恥ずかしいセリフ連発でやたらと耳に残る久米明の声...、しかも同時上映が爆笑自称超大作 「メガフォース」....と、実においしい箇所満載で..うーん、もう少し評価されてもいい映画(アニメ)だったかと思います。ちょっともったいないですね。  ちなみに後のテレビアニメ版の声は野沢那智。やっぱりプロは違うよな..とこれも痛感。 6点(2004-04-07 12:25:41)(笑:1票) 《改行有》

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