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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
61. ミッション:8ミニッツ 同じ場面を繰り返す映画はたまに見かけますが、これもその一つ。いかに事件を解決するかが見所の一つですが、この映画の場合はそれ以外の見所がとっても重要であり、とっても感心しました。映画の宣伝文句は、なかなか当を得ていると思います。近頃の映画には珍しく画面は16:9でした。多少前の席でも見やすいと思います。[映画館(字幕)] 8点(2011-11-04 17:11:34) 62. 猿の惑星:創世記(ジェネシス) ストーリーには特に驚きがないのですが、言葉を持たない猿に、意思と感情を持たせた演出は見事でした。これだけの映画を作ったら、この監督には次回作でビッグ・プロジェクトが来るんじゃないでしょうか。[映画館(字幕)] 8点(2011-10-21 22:19:36) 63. 未来を生きる君たちへ ビア監督作品は必ずテーマを持って作られています。この映画もその一つであり、物語の舞台をデンマークとアフリカのとある国に分け、時や場所が違っていても、普遍のテーマがあることを語っています。物語が進むにつれ、無情感ややるせない気持ち、やり場のない怒りが湧いてきますが、結末には一筋の明るい希望を見せてくれます。ビア監督作の中で1番とは言いませんが、とても見応えのある映画でした。[映画館(字幕)] 8点(2011-09-04 17:08:47) 64. キック・アス 近頃にしては珍しいほど、どの映画館行っても混んでました。シリアスさと不真面目さ、現実感とマンガっぽさ、等々、相反する要素がブレンドされて、とても面白い映画になりました。名作とは言えませんが、とっても貴重な映画です。[映画館(字幕)] 8点(2011-01-14 22:18:09) 65. トイ・ストーリー3 おもしろかったですね~。このシリーズはどれを見ても楽しめます。前2作と違うのは、アドベンチャー要素がやや控えめで、ラストシーンに力を注いだものと思われます。結末は見てのお楽しみですが、きっと最高の結末だと誰もが思うでしょう。[DVD(字幕)] 8点(2010-12-12 00:38:12) 66. パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 前半コメディ、後半ミステリー、ですね。前半の調子を保って、最後まで行ってくれたら最高だったんですが、後半は付け足しのように感じられました。仕事にありつけない低所得家族を描きたかったのか、因果応報を描きたかったのか、作り手側の意図が分かりません。笑えるシーンについては、無理に笑わせようとしているのではなく、日常を切り取っただけなので、作り手側にとっては前半も後半も違ったことをしているとは感じられなかったかもしれませんが、私にとっては大きく違和感が感じられます。この変調を話の転換ととらえられれば、良い印象になるでしょうし、私のように違和感が残ってしまえば、物足りなく感じられるでしょう。[映画館(字幕)] 7点(2020-01-27 17:31:37) 67. フォードvsフェラーリ この映画、前評判が高くて、そういうのに限ってつまらなかったりするんですけど、評判どおり面白い。特に車好きでない自分でも、レースシーンは手に汗握ってしまいました。物語全体が、割と明るい雰囲気で、見ていてハッピーな気分になれるところも良かったです。[映画館(字幕)] 7点(2020-01-24 22:54:37) 68. ターミネーター:ニュー・フェイト ストーリーがあまり良くなかったり、主人公であるサラと初代ターミネーターがあまり活躍しないことを除けば、アクション映画としてはかなり楽しめました。中だるみもなく、最初から最後までアクション満載で、期待以上でした。物語はダニーの成長期の話でもあるので、そこら辺をもっと強調し、上手くまとめてくれれば、もっと面白く感じたのでしょう。[映画館(字幕)] 7点(2019-11-22 21:58:08) 69. イエスタデイ(2019) 音楽の力ってすごいですね。ストーリー自体は特別に良いというほどではないのに、約2時間、楽しめるのですから。特にビートルズ・ファンでない私でも、知っている曲ばかりだったので、劇中の観客の盛り上がりなど、違和感なく楽しめました。[映画館(字幕)] 7点(2019-11-19 17:34:17) 70. ジョーカー 良く出来ていました。面白かったです。犯罪者の誕生の過程が目の当たりにできます。こんな感じで狂ってしまうのかな、と。ただ、巷の普通の犯罪者のことみたいなんですよね。これがコミックから映画まで、何十年も語り継がれてきた、有名な極悪人なのかと思うと、言葉は悪いですが、こんな程度?とも思えます。それに、主人公の扱いを見ていて、不快感はあるものの、人生最悪かと言えばそうでもない気がします。他の映画ではもっとひどい扱いの場面が見られそうなので、特別感は薄いです。役者たちはとても気合が入ったいい演技をしているので、見ごたえはあります。[映画館(字幕)] 7点(2019-10-16 16:29:55) 71. ビリーブ 未来への大逆転 映画館で予告編を見て、興味が湧いたので見ました。主人公が根っからのリーダーではなく、割と普通の人であることに驚き、いかにして裁判で主張していくか、その過程が楽しめました。主役格の若い俳優も良かったのですが、脇を固めるベテランの俳優陣の存在感が素晴らしかったです。[映画館(字幕)] 7点(2019-03-29 22:48:45)(良:1票) 72. パッドマン 5億人の女性を救った男 インドでの整理に対する考え方などが、とても分かりやすく描かれています。そういうところはすごいと思いました。説明臭くない、といいますか、ごく自然なストーリーの流れの中で、文化や風習が説明されていました。女性の地位が低そうなインドで、こんな出来事があったなんて、信じられません。[映画館(字幕)] 7点(2018-12-17 17:45:49) 73. ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ 前作を見ての鑑賞です。キャラクターはそのままで、新たな出来事を扱っているが、良かったかと思います。スクリーンから緊張感や刺々しさが伝わってきて、ゾクゾクしました。キャラクターの説明が少ないのは、前作を見ていない人にとっては不親切かも。見ている人にとっては、テンポが速くて心地よく感じられました。ストーリーは簡潔で、見ていてすっきりしています。続編ってあまり期待できないものが多いですけど、この映画はそうではありませんでした。見ておいてよかったと思います。[映画館(字幕)] 7点(2018-12-03 17:28:50) 74. ヴェノム あまり評判が良くないと聞いていたので、心配していましたが、面白かったです。ストーリーの細かい部分で、いい加減なところもありますが、アクションとトム・ハーディの演技が良かったので、とても楽しめました。この様子だと、2作目は作られるでしょうから、そっちの方が面白くなりそうな予感がします。[映画館(字幕)] 7点(2018-11-26 15:54:40) 75. search サーチ PC画面のみで構成された映画ということで気になっていました。そんな実験的なことをするのだからと、勝手にコメディだと決めつけて見始めたら、シリアスなミステリーで、すごく驚きました。小さな謎が解決すると次の謎が浮かんできて、その謎が解決すると違う謎が浮かんできて…。その繰り返しで、どんどんストーリーにはまっていきます。見る前に勘違いしておきながらも、なかなか面白いと思いながら見ていました。PC画面ですべてのストーリーを写すことよりも、ネットを使ってできることや、現代のアメリカ人のネット依存度を見ることが興味深かったです。[映画館(字幕)] 7点(2018-10-29 15:40:17) 76. バトル・オブ・ザ・セクシーズ こてこてのコメディかと思って見始めたので、割とシリアスで社会派的な物語だったので、驚きました。[映画館(字幕)] 7点(2018-08-04 00:06:38) 77. レディ・バード 高校生の女の子が主役なので当然かもしれませんが、女性の方が心にグッとくるものがあると思います。自分が10代の頃の不平不満や、友達との付き合い。異性に興味を持ち、家族はウザったく感じる。将来に希望を抱くものの、不安だらけ。それでも、故郷を愛し、家族を愛することに気が付く主人公に、清々しさを感じました。とっても後味の良い映画でした。[映画館(字幕)] 7点(2018-06-22 23:01:52) 78. ゲティ家の身代金 人間の嫌な部分を、バナナの皮をゆっくりむいていくように、じわりじわりと見せつけられるようで、目を背けたいのに、目を逸らすことができない、そんな物語です。こういう映画は、好みがピタリと合う人にとっては、身震いするほどたまらない映画となるんじゃないでしょうか。クリストファー・プラマーは役を演じているだけなのに、プラマー自身を嫌いになりそうです。[映画館(字幕)] 7点(2018-06-15 22:47:37) 79. デッドプール2 良いところと悪いところが、両極端に存在する変な映画ですね。ストーリーやアクションシーンはとても良かったです。でも、笑いを取りたいがために、ただ死ぬためだけのキャラクターを登場させるのはどうかと思います。そこに費やした時間とお金を、違うものに使っていれば、もっと面白い映画になったかもしれません。ただ、そういう無駄なものがあるということが、この映画のヒットの要因だったりするんですけどね。[映画館(字幕)] 7点(2018-06-08 22:35:00) 80. しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス 好き合って夫婦になったわけではないのに、なぜが夫婦であることがしっくりくるのです。映画の中では、夫は絵に関心を示していませんが、実は1番のファンだったのかもしれません。そうでなければ、壁に絵を描かせるわけないですから。[映画館(字幕)] 7点(2018-04-13 22:38:51)(良:1票)
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