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プロフィール
コメント数 551
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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61.  ウインド・リバー 《ネタバレ》 雪と静けさしかない場所。ウインドリバー そんな田舎で起きた悲劇は頼りないFBIと寡黙なホークアイ…じゃなかった、ハンターによって捜査が始まる。住民誰しもが銃を持つヒリヒリとした緊張感。訪れる場所のどこもが何が起きるかわからない不吉さに溢れ息が詰まりそうだ。扉を開けた瞬間、振り向いたその時、現実的すぎる恐怖が襲いかかる。そして真相はアッサリと明かされる最悪の現実。 もうダメだ。と思った瞬間の鉄槌。鉄槌。鉄槌。一番の悪にも鉄槌。仕置き完了。スカっとする瞬間だが、決してそれでは終わらない。現実は続くのだ。 本作は極上の緊張感と、どうなるかわからない没入感、そしてフィジカルな恐怖、そしてたまらない瞬間を味わえる素晴らしいサスペンス映画でした。 しかしラストはただどうしようもない悔しさと悲しみだけが残る。 主人公の言う通り苦しみに耐えるしかない そうしたら心の中できっと会えるから ​[DVD(吹替)] 7点(2019-01-21 01:49:13)《改行有》

62.  機動戦士ガンダムNT 《ネタバレ》 ニュータイプとは因果な生き物ですね。 そんな訳で新作ガンダム映画とは言うけれど其の実中身はUCを見てなきゃさっぱりな代物で一見さんはお断りですね。 まぁ予備知識が必要そうな面倒くさいところはガンダム映画らしいっちゃガンダム映画らしい。 しかも初お披露目のNTガンダム以外に目立つのは金色のユニコーンに白いネオジオングと新鮮味に欠けるMS達。 映画一本に収めるために目まぐるしく変わる状況とシーン、そして過去のフラッシュバック、何が起こっているかはあと3回は見ないとわからないくらいややこしいし、退屈である。 最後のピンチだ!って言っている所もわかりにくく、解決する方法もアレなのでなんともかんとも。 そしてメカ描写などの盛り上がりの少なさ、絵的な面白さも皆無で、テンションが上がる部分は個人的にディジェが登場するところくらいで、後はまさかのUC主人公バナージ登場で驚きましたが、なんだかUCと比べても褒美的な部分がとても少ない地味な印象と、クオリティ的にUCやオリジンと同じモノに見えてしまう、劇場版と太鼓判を押す割りには物足りない作品でした。[映画館(邦画)] 4点(2019-01-09 11:04:57)《改行有》

63.  アリー/スター誕生 《ネタバレ》 まさかのアル中啓発映画。 アリーのトントン拍子すぎるスター街道とは裏腹に恋人のジャックはどんどん堕ちて行く。しかも酒で。 アーティスト同士が恋人の映画だとララランドとかありますが比べてみると歌手としての苦悩があるけれど、そこはソコソコに済ませられており、本作はとにかくベタベタしているシーンが多め。 問題はジャックがアル中で復帰しようとするも結局ダメで自殺して「アリー悲しいね」で終わってしまう所だ。 何故こんなどうしようもない死で送る歌って映画を締められるのか不思議だ。 それでいてカメラもよったシーンばかりで画面のメリハリの無さにちょっと退屈します。 しかしブラッドリー・クーパーのアル中演技はなかなか極まっていて、その呂律の回ってない喋り方のおかげで映画が長くなった気がしなくもないですが、とても良かったです。 それにアリーがアリーという歌手からだんだんガガ化していくのも素晴らしい。後兄貴役のサム・エリオットが渋くてカッコ良かったですね。 まぁとにかく若い方、ガガのファンの方、いろんな方にアルコールの恐ろしさをちょっとでもわかって貰えたような気がしたので、そこはとても良い事だと思います。色々モヤモヤするけどね。[映画館(字幕)] 4点(2019-01-09 11:04:29)《改行有》

64.  GODZILLA 星を喰う者 《ネタバレ》 なんだこれ ついに怪獣同士の対決が拝めるかと思ったらまさかの反則技。一切ガチンコのモノは本三部作では見せてもらえませんでした。意表をつくのも良いですがそれなら面白くしてもらいたいです。 そして主人公への精神攻撃に、ゴジラ対ギドラの対決実況、ついでに濡れ場まで。変な笑いは出ますが、一切カタルシスも娯楽も何も見せてくれない。久しぶりに置いてきぼりにされる作品を見ました。 まぁ次の日本製ゴジラに期待しましょう。[インターネット(邦画)] 3点(2019-01-09 11:03:37)《改行有》

65.  ROMA/ローマ 《ネタバレ》 こういう映画はちょっと得意ではないが、話題が話題だったので視聴。 まるで写真作品のようにワンシーンワンシーンがどこを取っても美しく描かれている。 そして主人公クレオのどこか悲しく、どこかおかしな、でも子供達と動物達が駆け回る騒々しい日常は淡々としながらも生き生きとしている。 メキシコの街並も凄いし、白黒で描かれた情景もどれも情報量が多く、濃い。 あとまさかアレがもろアレのまま出て驚愕したり、中盤の映画がまるで監督のセルフパロディに見えて笑えたり色々びっくり。 しかしまぁそれでも個人には好みや色々があって本作はかなり集中力が必要な映画でちょっとくたびれました。こういうのはやっぱり映画館で見たいです。[インターネット(字幕)] 6点(2019-01-08 23:23:37)《改行有》

66.  ヘレディタリー 継承 《ネタバレ》 評判が評判だけにビクビクしながら観に行った本作は思ったよりも淡々と進む静かなホラー。 しかし娘の陰惨な死からアクセル全開。お婆ちゃんの計画が本格始動する。だんだんおかしくなる母親にビビりつつも彼女を主体に話が進むもんだから理性があると思うけど、それもだんだん疑わしくなり、目に見えるものが本物か現実かもわからなっていく。そしてラスト糸が切れたかのように全容が明らかになり、現実が飛躍し、崩れていく様はなかなかに痛快です。まさかのスパイダーマンである。 そして妹が死んで以降の早くその場から去りたい最悪の雰囲気を維持しこれでもかと恐怖を維持していく骨太さには参りました。もう、怖いのなんの。母親のエクストリームすぎる情緒不安定さといい、妹の何を考えているか一切わからない不気味さといい、本当に恐ろしいです。あとフェンス越しに叫んでるおばちゃんも。知らないおばちゃんに名指しであんな事言われたらビビるよ! 唯一の救いはお父さんのいるシーンで彼だけがまともなので良い緩急を生んでくれました。 最終的に本作は始まった時点で家族に逃げ場は無いし、結末はそのままゴールという後味最悪という素晴らしいものでした。面白かったです。 ​[映画館(字幕)] 7点(2019-01-02 22:18:52)《改行有》

67.  アナイアレイション -全滅領域- 《ネタバレ》 地球の生物誕生は宇宙から来たという説もあるように灯台に降って来た隕石の連中もそんな奴だろう。 連中は自分たちの住みやすい世界にするためなのかわからないが既存生物達の遺伝子をごちゃ混ぜにする。 そんな所に自ら入る事を決めた女達。 結界の中は美しくも不気味で残酷な世界。生物は皆変異し、異形のものと化している。 狂ってしまった人間達、心を取り込む獣、そして美しい動物、植物。 本作はパニックや残酷な描写はありつつも、それをなるべくドライで静かに描写し、視聴者はこの不思議な世界を主人公レナを通して冷静に世界を観察する事が出来る。 そして灯台にたどり着いた時、何者とも言えないモノの存在感を見てしまったときの高揚感、不安、気持ち悪さは最高だ。不気味すぎる音楽もたまらない。 ラストは意外とあっけないが、コレから先、一体この二人はどうなっていくのか余韻に浸りながら終われました。 Netflixは凄い。こんなSFまでもやってしまうとは恐れ入りました。出来るならブルーレイで見たい、美しく気味の悪い素晴らしい作品だ。[インターネット(吹替)] 7点(2018-12-28 12:32:23)《改行有》

68.  パターソン 《ネタバレ》 彼はパターソン。バスの運転手。詩人。 普段見ないタイプの映画なのですが、アダム・ドライバーが出演していて、評判もなかなか良いので視聴。 毎日を規則的に過ごす彼の一週間を切り取った作品で特にこれと言った大きな事は起こらない。でもちょっとした出会いや、耳に入った雑談、恋人との会話、そしてパターソンが書く詩。独特で静かな空気が不思議と心地よい。 あまり感情を表に出さない彼であるが恋人に対する愛や、様々な感情が登場する詩に描かれているようにも取れる。 そのスローなペースで送られる毎日にちょっと眠たくなるかもしれないが、なにか自分がいつも見ている光景が本作を観た後だと少し違って見えてくるかもしれません。 良い映画でした。 ​[DVD(字幕)] 6点(2018-12-20 00:50:26)(良:1票) 《改行有》

69.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 実はフレディを知ったのは魁クロマティ高校でして今思え酷い出会いをしたものです。しかも僕が知る頃には亡くなっていたアーティストでした。ですがそんなこんなでテレビのCMで聴き、ジョジョのスタンドの名前で知り、CDを借りて聴き、母親にクイーンの素晴らしさと当時の熱狂を聞き、いろんな映画の挿入歌で味わいまくった凄いバンド「クイーン」。 もういろんな映画がクイーンを使いまくる中ついに本家の映画が登場。 いろんな曲は聴いて来たけど、実はあまりその姿を知らないクイーン。そしてフレディ・マーキュリー。 自分の中にある他人と違う部分に苦しむフレディ。ゲイという事は知っていたが、その事の葛藤や愛するメアリーとの別れがあったのは知りませんでした。 そしてフレディ、そしてクイーンメンバーによる天才的な曲の数々を作って行く過程はとても面白かったです。We will rock youやAnother one bites the dustの生まれ方には驚きました。 そう、本作の見所はやっぱり劇場の大音量で聞くクイーンの名曲の数々です。とにかく浴びるように味わえます。 ラストのlive aidのシーンはまさに圧巻。元の動画も見ましたがすごい再現度です。 最後には不思議と涙が出てくる一本。素晴らしかったです。[映画館(字幕)] 7点(2018-12-01 14:27:04)(良:1票) 《改行有》

70.  ホース・ソルジャー 《ネタバレ》 クリス・ヘムズワース目的で視聴。 911の悲劇の直後動き出した作戦はたった12人での特殊作戦。しかも現地の将軍率いる兵士達と戦う事に。 海外旅行だって現地ガイドはちょっと不安なのに、こちらは敵か見方かも定かではない将軍と一緒に戦うっていうんだから大変です。 しかも移動手段はバスでも車でもなく馬。すべてが想定外の展開にプロフェッショナルなアーミー達もたじたじ。仲間より先に腰がやられてしまう始末。しかも将軍は結構頑固な親父。ですが彼との友情と言うか信頼関係を築いて行く過程は良いですね。 それにクリスの目つきがだんだん鋭くなって行くのもいいですね。やっぱり彼はカッコいいです。 そんなこんなで戦闘シーンは多めにあるのですが、あまり代わり映えはしないのでそこまでの見所がありませんでした。まぁ実話ものにそういうものを求めるのもお門違いなのはわかっていますが、それに腰撃ちであんなに当たるものなのかちょっと疑問です。 いや、でも沢山の馬で坂を下って行くシーンはなかなか迫力がありますね。やはり馬は映えます。 そんな訳で12人ちゃんと生き残って任務達成とほんとに凄い事をしちゃってる本作。それなりに楽しめました。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2018-11-19 13:03:55)《改行有》

71.  ヴェノム 《ネタバレ》 いいですよね、あのドロドロ感 元来の設定とはだいぶ違うようですが、CAPCOMの格ゲーで親しんだあのヴェノムを実写で見られるのは嬉しい限りです。 まぁ話の流れは意外とオーソドックスなヒーローもの一本目に収まりつつも敵を食べたり、殺したりとダークヒーローらしさも出ていますね。ですが描写はマイルドなのでみんな見れる安心仕様。まぁもうちょっと過激でも文句言われないような気がしますが。 そしてヴェノムさん。なんだかんだ愛嬌のある奴なんで主人公との掛け合いが楽しかったです。どういたしまして。 バトルはかなりの無敵っぷりを発揮していてかなり爽快感ありますし、バイクチェイスもかなり長くてびっくり。 悪者も良い具合にワルな感じでちょうどいいですね。 まぁ警察相手にもあんだけ暴れといて、顔も見られているはずなのにラストお咎めなしというのはなんとも御都合ですが、最期まで楽しめました。 ​[映画館(邦画)] 6点(2018-11-19 11:36:43)《改行有》

72.  search サーチ 《ネタバレ》 頭をよぎる最悪の事態 アイディア一本背負いとは言ったもので興味をそそる設定にワクワクしていました。もうこの手法は後にも先にも簡単には使えませんね。 そして始まる物語は等身大のサスペンス。父親が故に知らなすぎる娘の本当の姿。そして愛娘を救い出すために用いる手段はSNS。 まるでパズルを解くように進んでいく展開は気持ち良いですし、他人の日記を覗くようなドキドキ感はたまりませんね。そして真実に近づくにつれ音楽が不安を増長し地獄の釜を開けるかのように闇が深くなっていく様は本当に背筋が凍るくらい恐ろしいです。にしてもお父さんの観察眼は鋭すぎますね。やっぱりどの映画の父親も娘の命が絡むとやたら強い。 そして基点にあるのが親子の絆というのもシンプルでいいですよね。愛し合っているが故の行き違いという所からの事件もハッピーエンドでとても良かったです。 ​[映画館(字幕)] 7点(2018-11-09 20:14:58)(良:1票) 《改行有》

73.  GODZILLA 決戦機動増殖都市 《ネタバレ》 ゴジラ倒したい!あー倒したい! 煮え切らない終わり方をした続きのアニメゴジラ2本目。Netflixで早々と公開されたので視聴。 巨大なゴジラにぼろ負けしたのにハルオはまだ諦めていなかった。 そんな中現れたメカゴジラ…シティ!そうメカゴジラとはナノメタルによるナントカでn万年の時を経てシティと化して我らが帰りを待っていたのだ! さぁハルオよ!倒そう!ゴジラを! しかし都合が良すぎるのを置いといても胡散臭いぜメカゴジラシティ! それもそのはず!最大の力を使うにはシティと同化せにゃならんからだ!嫌だ!それだけは!人間でありたい!でもゴジラも倒したい!女の子も助けたい!そんなどっち付かずなハルオ司令官は結局ゴジラを倒せず仲間も救えずドラマチックに叫ぶのであった。 うーん、メカゴジラシティ登場や飛行メカにはちょっと心踊りましたけど、仲間同士で分裂したり生真面目で面倒くさいドラマは全然でしたね。なんでこの人の言う事を聞くのか不思議に思えてイライラしてしまう。 ゴジラに対しても仲違いで対処がだんだん雑になっているのが悔しいところ。全力で戦ってダメだったの方がまだスッキリするだけに今回の戦いは残念でした。 まぁ次回もNetflixで見ます。次は怪獣同士のバトルが見れるかな。 ​[インターネット(邦画)] 4点(2018-11-09 20:13:41)《改行有》

74.  トゥームレイダー ファースト・ミッション 《ネタバレ》 考古学者にして冒険家、そして殺戮のスペシャリスト。ララ・クロフト。 本作は2013年に発売されたゲーム版に合わせてベテラン冒険家からタフな若い女性へと変わっている。目的地はゲーム同じく、卑弥呼の墓だ。そしてとんでも卑弥呼設定なのもゲームと変わらず。 ですがララを演じるアリシア・ヴィキャンデルはゲームから飛び出して来たような違和感の無い姿でびっくりです。 ゲームの設定を交えつつも父親の存在や、ララが考古学者ではないなどのオリジナル要素も含まれている。 ただシナリオもアクションも重厚すぎるゲーム版と比べると本作はかなりアッサリとした出来になっており、隔離された島という印象は無く絶望的な感じは薄いです。 だけどララの気丈で勇敢な戦いっぷりは健在で、武装した野郎共を相手に殺りまくる姿はたまりませんね。必殺の殺人兵器ピッケルを手にした姿はこれぞ現代のララだ!という感じ。 墓の探索シーンからははよくある敵との連帯行動で、仕掛けに関してもそこまでハラハラする感じはありませんでした。ですが卑弥呼の真実が病原菌というのは面白かったです。まぁレイダースのような派手さがないのが残念ですが。 本作はゲーム版の印象を一切変えずに実写化してみせた凄い作品ですが、あまりに似ていたせいで「ゲームの方がストーリーも映像も楽しかった」という不思議な感想を持ってしまう一本でした。 なんだか秘密結社との因縁もありそうですし、次の冒険はゲームとは別の舞台でもっと派手なのを期待したいですね。 ​[ブルーレイ(吹替)] 5点(2018-10-20 22:23:35)《改行有》

75.  イコライザー2 《ネタバレ》 彼は正義の化身。 目の前に許せない悪があるならば迷わず全力で捻り潰すのみ! そんな正統派とも違うが俺たちの味方である事には間違いない優しき正義の殺戮者 ・マッコールは今日も行く。ホームセンターの店員からタクシー運転手へジョブチェンジした先でも彼の生き方は変わらない。悪い奴を見つけたら二度と悪い考えを起こさないようにコテンパンにするのはスカッとしますね。やりすぎですが。 アーティスト志望の若者との交流も良く、間違った道に行こうならイコライザー流説教で正しい道へ持って行く。カッコいいぜイコライザー! しかし今回の相手は昔の同僚。奴らもまたイコライザー…しかし悪のイコライザーだ。そして始まる1対4の大バトル。凄いことになりそうだ…と、思いきや、やはりマッコールだけが特別強すぎるようで、相手はただの特殊部隊チックな方々でした。それをマッコールは次々と敵の目の前に忽然と現れては圧倒的暴力で殺して姿を消すという悪夢的強さ。ラストバトルも全然張り合いが無くてマッコールの一人勝ちでした。嫁や娘が居ようがその男が巨悪なら彼には関係ないんですね。 うーん、次回はもっと凄い奴連れてきてください!パラレルワールドからやってきた悪の化身マッコールとか!そんな無理矢理な奴でもいいので! ちなみにフークア監督が作り出す全体を通しての雰囲気は一貫してとても緊張感があり、ワイルドで凄技なアクションシーンはどれも見応えがありました。ラストの台風の中でのバトルも他にはない異空間のような様相がたまらないです。 ですが結局殺人事件はなんだったのかよくわからないままだったのがちょっとモヤっとしました。 基本1のマッコールとスタンスは全く変わらないので新鮮味はそこまで無いですけど、今回もその迷いなき正義の執行を十二分に楽しめました。満足! ​[映画館(字幕)] 6点(2018-10-18 08:51:48)《改行有》

76.  若おかみは小学生! 《ネタバレ》 楽しくも忙しい現実とファンタジーな世界で小学生なのに旅館の若女将というあり得ない生活を送るおっこ。 旅館の女将として成長して行きながらも、その下地には両親の死という受け入れられない現実が根付いている。忘れられるわけがない両親との思い出、若女将として立派になるため受け入れようと努力しつつももまだ甘えていたかった子供ながらの思いが混ざり合う。時にはトラックを見てパニックを起こす。おっこの毅然とした態度と成長、賑やかなファンタジーのような側とは裏腹に本作はとにかく容赦が無い。最後には、おっこの両親を事故に巻き込んだ一家まで出てきてしまう。 その容赦の無い現実をいろんな人に支えられながら受け入れ、立ち向かうおっこに胸を打たれないわけがない。 本作はもう完全ノーマークでしたが、ネットの評判が良いため急いで映画館へ。 結果、いい大人が終始ボロボロ涙を流す羽目になりました。素晴らしい。 ​[映画館(邦画)] 8点(2018-10-13 01:55:34)(良:2票) 《改行有》

77.  MEG ザ・モンスター 《ネタバレ》 深海に取り残されてしまった!そんな時はステイサム!巨大鮫だ!!!そんな時もステイサム!!! メガロドン。そいつは絶滅したはずの巨大鮫。だが人間の好奇心が奴を目覚めさせてしまった。 逃げよう!いや!逃げない!なんてったってこちとら最強兵器ステイサムがいるもんね!だから鮫は何が何でも殺すんだ! ただ前半は姿を見せないのでちょっと退屈。見えない何かにおびえていますがこちらは知ってますからね。 まぁ日本人『トシ』としてマシオカ氏の元気な姿を見れてちょっと嬉しかったですが。 後半は鮫狩りに突入。主人公達はとにかく命知らずばかりです。全員逃げるどころか常に立ち向かう姿勢にはビックリ。いろんな作戦を講じて戦うあたりは怪獣映画の体ですね。 ですが主役のMEG氏はちょっと物足りない。鮫にしては超デカイけど怪獣というには物足りない。知能はあるようですが攻撃が噛みつきと体当たりだけといのも物足りない。リアルな鮫に恐怖はありますが、バカでかい鮫が鮫とおなじ事をされても怖くも何ともないのです。ヘリに噛み付いて墜落させるとか出来たはずなんですけどねえ…。 ですから一番恐怖したシーンはMEG氏を倒した後出て来た鮫の大群でした。 でもラストバトルは良いですね。ごった返した海に超巨大な鮫のシルエットが出てくるシーンは最高です。 それにステイサムのアクションも鮫を釣るための餌になったりと巨大鮫相手に良いバトルをしていました。 最後MEGの目に銛を突き刺してHUNTするシーンはなかなか派手で良いですね。まぁ腹裂いても死なない奴が目を深く刺されただけでやられてしまうのにはまたもや物足りなさを感じてしまいましたが。派手に爆死すればよいというものでもないですけどね。 ​まぁそんなこんなでステイサムは良かったのですが鮫的にも怪獣的にもはちょっと物足りない…そんな作品でした。[映画館(字幕)] 5点(2018-10-03 19:58:17)(良:1票) 《改行有》

78.  映画 聲の形 《ネタバレ》 過去は変えられないし、やってしまった過ちも変えられない。 誰しもずっとある心の片隅にある。忘れたくても忘れられない償いようの無い罪悪感。 罪悪感を消す方法は人それぞれ。忘れようとする奴、誤摩化そうとする奴、都合良く解釈する奴、他人のせいにする奴、逃げる奴、死ぬ奴。 子供の頃の過ちは大人のように簡単じゃない。裁判や調停では片付けられないし、金でどうこう出来る問題でもない。 そして謝りも許しもしないまま時間が流れる。ただただ頭に消しようの無いモヤだけが残る。 本作の主人公石田の処遇は当然の報いである。しかし親が弁償した額とその後いじめられた事により誰よりも罪を感じ、それに苦しんでいる。 ヒロインの西宮は己の生まれ持った障害に向き合い、自身の境遇にも毅然と耐えて行く。しかし彼女は人との自然なコミュニケーションがとれない。どれだけ声が言葉や表情以上に感情を持っているのかこれでもかと痛感させられる。そして心の支えであったであろう祖母の死で糸が切れたように彼女を間違った方向へと導いてしまう。そして彼女自身も自分の犯した過ちに向き合って行く事になる。 昔のクラスメイト達もどうすればいいのかわからない。どうせだったら逃げ出したい、己の行動が正しかったと信じたいが、そんなわけがないと知っている。 西宮という人物を中心に彼らは己のしてきた事の取り返し方を手探りで探して行く。それはとても自己満足にも偽善的に見えるし、本当に彼女がそれで許してくれるなんてわからない。 本作は誰しもが持つ醜さ弱さが生々しくぶつかり合い、それでも不器用に立ち向かって行く人々が美しい映像でこれでもかと描かれる。素晴らしい作品でした。[ブルーレイ(邦画)] 9点(2018-09-25 11:15:13)(良:3票) 《改行有》

79.  アントマン&ワスプ 《ネタバレ》 アントマンは今日もそれなりに暮らしてる。 キャプテンのイザコザのおかげ謹慎の身だが娘とも元嫁ともその旦那とも仲良くやっている。冒頭の手作りの冒険探検は憧れますね!まぁ彼の時間のかけっぷりが目に浮かびますがw しかしピム一家と組んだのが運の尽き。なんだかんだで面倒ごとに巻き込まれて行く始末。 その先にあるのは世界の危機…ではなく三つ巴なモノの奪い合いと来たもんだからスケールもアントマン。相変わらずオフビートなギャグに乗せてヌルく戦って行きます。特に奥さんの意識が入った時は笑えましたw今回もあいかわらずアリが良い活躍をしてくれます。 前回はアリサイズの世界を堪能できましたが、今回はモノを小さくしたり大きくしたりするアクションがシンプルだけれど面白い。 ただもうちょい見たことない世界を見せてくれたら嬉しかったなとは思います。量子の世界もミクロの世界も見ちゃったのでこれ以上求めるのは酷ですが、「見たことない世界を見れた」前作と比べると本作の内容はちょっと凡庸に見えてしまいました。あと、なにかしらゲストキャラクター(同じ謹慎組のホークアイとか)がいたら嬉しかったなぁ…とは思います。 「ヒーローとはなにか」とか面倒な事を考えず娘のために頑張るアントマンはやっぱりいい奴ですね。締めもなんともユルくも、万事解決。めでたしめでたし…ってまぁ最後はそうなるわなって感じでしたが。 なんだかんだで安心して観れる一本ですね。ピム一家とアントマンそして3バカトリオの今後の活躍が気になります。 ​[映画館(吹替)] 6点(2018-09-13 22:01:13)(良:1票) 《改行有》

80.  インクレディブル・ファミリー 《ネタバレ》 これぞ2映画! 家族が増えたぞ!しかし、世間のヒーローへの目はとても冷たい。 そんな中でも正義の味方でありたい一家にもチャンスが!…でも子守は旦那に、ヒーロー仕事は嫁が。さぁ嫁は平和を!旦那は家庭を守れるのか! いや、大変だ。特に赤ん坊の子守は眠れない。しかも増える、透ける、化ける、撃つ、燃えると大盤振る舞いな能力の赤ん坊なら尚更だ(アライグマとのバトルもなかなか良かった)。更に年頃の娘にやんちゃ盛りの息子までいるんだから地獄だ。これにはヒーローもヘトヘトでイライラ。嫁さんは嫁さんで謎の敵に振り回されっぱなし。でもアクションシーンの見応えは凄まじいですね。序盤のジェットモグラやバイクチェイスなど大迫力で見応えバッチリです。いや、ホント。人の動きが違うのかな、なにかいつもと違う気がする動きだ。 まぁちょっと悪役が地味だったのがちょっと寂しいですがそれでも目が常に楽しい一本でした。 あとヒーローたちにはもれなくテーマソングがあるのが笑えますね。 ​[映画館(吹替)] 6点(2018-09-07 20:59:18)(良:1票) 《改行有》

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