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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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801.  劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 《ネタバレ》 テレビアニメ版は言うまでもなくここ10年の日本アニメを代表する青春アニメの傑作であり、その製作スタッフの手腕も素晴らしいものなのですが、残念ながら日本アニメ界の悪しき風習『劇場版』の前にはなすすべがなかったようです。期待していたのですが、結果的には単なる総集編に毛が生えたものにすぎませんでした。 一本の映画としては当然成立しておらず、もし予備知識無しにこの映画を観た人がいたら、おそらく激しく落胆した事でしょう。 「テレビアニメの劇場版」というものは「テレビアニメのフアンのためのボーナス版」としての位置づけで作るのか「一本の独立した映画」として作るのかで内容が大きく変わってくるのですが、この映画はそのあたりの割り切りがいまひとつ上手くいっておらず、どっちつかずになっていたと思います。 まぁ、テレビアニメのストーリーを踏まえると、「1年後にめんまが再度みんなの前に姿を現して」なんて話を仮にやられても、それはベタすぎて安っぽい話にしかならない上にテレビ版の否定にもつながりかねないわけで、そういう愚を冒さなかったのは褒めてもいいのかもしれません。 しかししかし、「あの花」の劇場版に観客が期待するのは、こういうありがちな総集編ではなく、「安っぽいほどベタなシチュエーションでもいいから新しい話で泣かせてくれる」「もう一度めんまに会いたい」だったのではないかと思います。それでもここ一番のSecret baseで強引に観客を泣かせてくれる本映画なのですが、それはあくまでもテレビ版の力です。余韻にすぎません。そうではなくて、やはりベタでお約束でいいですから、お話で泣かせてほしかったと思います。 [映画館(邦画)] 5点(2014-03-17 01:25:28)《改行有》

802.  宇宙兄弟 《ネタバレ》 あまりの出来の悪さに衝撃を受けたテレビアニメ版(引越し荷物を電車で運ぶ演出とか…バカなの?それで六太の何を描こうとしてるの??)ほどの衝撃を受けることはなく、なんというか普通の出来になってました。 (まぁ期待値が低いからこそのギリギリ及第点であって、もし期待してこの映画を観たらおそらく全く別のコメントになるんでしょうが) 地味な展開が続く原作だけにコミックの中でもかなり実写に向いた作品ではあるのですが、それはあくまでも連続ドラマに向いてるという話であって、一本の映画ではどうしても尺が足りません。とはいえ、さすがに映画ドカベンのように「まさかの柔道部編!!」というような事件も起きず、ギリギリ及第点にまとめきっていたように思います。 逆に言えばこの映画は「可もなく不可もなくなんとか無難にまとめきった」という評価以上のものは無いのが残念です。そしてやはりキャスティング。どうみても大泉洋しかない主人公キャラに小栗という選択はないし、それで小栗ならではの主人公像でも描けていればおそらく賛否はあったにせよ、まだ評価のしようもあったものを、出来の悪い物まねみたいな主人公ではさすがに映画は引っ張れません。 まぁアニメ版第1話の出来の悪さを考えれば十分がんばってると思いますが… [地上波(邦画)] 5点(2014-03-16 20:23:29)《改行有》

803.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 アニメとしては空前の大ヒットの本作が遂に日本上陸…なのですが、実際に映画を見るとそのシナリオ・構成に穴や雑さがとにかく目につきます。 例えばストーリー的に重要なアナやエルサ(+周りの人達)の相互の誤解が解ける様が本編中で全然語られていないのです。 具体的にはクライマックスで、アナがその身を呈してエルサを救った後、愛の力で大復活。バシっとハンスをやっつけそれを見ていた臣下が「王女もなかなかやりますな」なんて語るシーン。 この時点で、アナとエルサの間の葛藤は実は何も解決していないんですよ。臣下達もハンスがほんとは悪い奴だなんて知らないはずなのです。そんなシーンは映画中のどこにもないんですから。 それなのに「真の愛の力」で「よかったよかった」的空気になられても観ている方は「おいおいおい…」です。 また、別の例で、2回目のトロール登場シーン。こいつらアナに会うのは2回目ですからここで「昔、エルサの魔法で傷ついたお前を治して…」なんて昔話をトロールに説明させるだけで全然違ってくるはずなのに、この2回目のトロールのシーンでは過去の事なんか全くしゃべりません。 クリストフもあのとき見たのがアナとエルサだったという事を知らないままです(誰も説明してくれないですから) だったらトロールを2回出す意味がそもそもないのです。映画の構成として残念すぎます。 全編がそんな感じなので、シナリオを普通に追っかけると本当に残念な映画だとしか言えません。 そんな映画を一人で支えたのが、オラフの日本語吹替をやったピエール瀧。 そもそもオラフ自体がピエール瀧になんか似ている事もあって、オラフのシーンをCGで全部ピエール瀧に入れ替えても違和感ないだろうほどにハマっていました。 吹替にはあまり期待していなかったのですが、松たか子、神田沙也加共がんばっていて、特にアナ役の神田沙也加の役へのハマりっぷりは見事。 松たか子も、例のLet it go のシーン、その歌声は役に合ってるという面ではオリジナルよりも上?と思わせる素晴らしいものでした。 で、実際に映画を観ていて、ボロボロのストーリー展開に突っ込み入れながらも、見事な映像美と派手なストーリー展開に引き込まれ、ふと気づけばもうエンディング。 「気が付けばもうエンディング」なんて名画でしかありえないじゃないですか。欠点は多々あれど、だからこれは名画なのです。 [試写会(吹替)] 8点(2014-03-15 02:15:36)(良:4票) 《改行有》

804.  グーニーズ 《ネタバレ》 映画冒頭、絵に描いたような悪役3人組(ラピュタの空賊一家やタイムボカンの3悪のような)が逃げるシーンに合わせて主要キャストが次々と紹介されていくシーンは音楽含めて80年代の大作娯楽映画の雰囲気満載で本当に(今見ても)ワクワクします。でも映画本編が始まっちゃうとただの子供向けのアトラクションムービーで正直そんなに面白くないんですよね。それにしても「借金で首が回らないから立ち退きしないといけない」わりにお菓子は食べ放題だしお手伝いは雇うし…アメリカの「借金で首が回らない状態」って日本の感覚とは全然違うんだなぁ…とそんなところに日米文化の違いをとても感じてしまう、そんな映画。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-02-02 16:20:31)

805.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 この映画のキモは「30年未来から」という時間設定にあります。タイムマシンなんだから100年でも200年でもいいだろうに、当事者がまだ生きてるだろう30年という不自然な設定を何の説明もなくもちこんだことで、はじめてこの映画のストーリーは成立するわけです。「何の説明もないワンアイディアを決めうちで設定する事でいろいろ都合がいいシチュエーションを作れる」という点では、ガンダムのミノフスキー粒子を思い出しちゃいました。観る前はもっと大作を想像していたのですが、意外と小粒でよくまとまった佳作。突っ込みどころは多々あれど「時間旅行の理屈は複雑でわけがわからない」と劇中で語らせてるので突っ込むのは野暮ってことで。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-28 23:36:22)

806.  ドリームハウス 《ネタバレ》 予備情報を持たずに観れば、どこに向かう映画なのか途中までまったくわからないタイプの映画です。 映画の冒頭でなぜか「子供の親権」についてのPC画面が強調されているシーンがあり、これは伏線なんだろうなぁ、とは思っていたのですが、実際にその伏線がからむ頃にはそんなシーンがあったのをすっかり忘れてました。 最後はちょっと感動的な家族愛で締める映画で、そのシーンは悪くない…というかかなりいいんですが、映画全体としては非常にこじんまりとしたたたずまいで、映画というよりテレビドラマ的な印象なんですよね。 ナオミワッツもレイチェルワイズも美人です。でも一番美人なのはクロエ役のレイチェルフォックスです、うん。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-28 01:10:51)《改行有》

807.  テッド 《ネタバレ》 仮面ノリダーに毒蝮三太夫がゲスト出演したときに、おやっさん役の小林昭二が科学特捜隊の制服で出演したことがあったのですが、これはおやっさん役の小林昭二が、ウルトラマンではムラマツキャップ役をやってた事を知らない人にはなんの事だかまったくわからないネタなわけです。しうし、仮面ライダーとウルトラマンを見て知ってる世代には大喜びなネタなわけで、この映画中での「トムスケリット」ネタの天丼はそれと同じような空気を感じました。同じ脇役俳優でもたとえば「アーネストボーグナイン」とかだとメジャーすぎて全然違うわけで、こはやっぱり「トムスケリット」。日本的な感覚だとこの温度感はちょうど小林昭二とかなわけです。…まぁこれはあくまでも個人的な感覚なので「違うだろ」と言われたら「そうですね」と返すしかないわけですが。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-25 22:58:58)

808.  フライト 《ネタバレ》 とにかく副操縦士の妻が怖くてたまりません!! それはさておき、この映画、前半はわりと緊迫感があり面白かったんですが、中盤以降グダグダ。 なぜか(ほんとうになぜか)突然最後に改心して急にえらそうな事を言い出す主人公ですが、それまでなぜか改心できず劇中で悪行三昧。そのまま突っ走るかと思いきや、最後で謎の改心ですから、もう観客は完全においてけぼりです。最後に改心したくらいで息子とかいきなり尊敬してくるし。世の中そんな簡単じゃないでしょう… 主人公とアナルセックスを断る女(一応ヒロイン格のはず)の絡みの必然性もイマイチ不明ですし、観客おいてけぼりで何を誰を訴えたいのかまったく意味不明の映画でした。 アメリカ人ならわかるんでしょうか…。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-01-25 19:13:02)(良:1票) 《改行有》

809.  おおかみこどもの雨と雪 《ネタバレ》 主要な登場人物全員の好感度が低く感情移入の余地がないのが致命的。そもそもヒロインの花が脳みそお花畑すぎるのがダメ。ストーリーもありがちで退屈なので、個人的にはどこをどう楽しめばいいのかわからない映画。好きから嫌いで言えば明確に嫌いな映画です。そんな中、ただ一点、すごいと思ったのが林原めぐみの演技。ジブリ等の悪影響か、劇場アニメには主要キャストに普通の役者を使い不自然で下手な芝居で観ててがっかりさせるようなアニメ映画がいくつかあり、この映画もその一本で台詞はどれも画面から浮いちゃってます。そんな中でほとんど唯一(他は大木民夫くらい)プロ声優の林原めぐみが普通に演じれば周囲からは浮いてしまうはずなのに、この映画中では浮かないように「声優仕事に慣れてない俳優が声をあてたかのような」芝居をしていて、ゆるく見ているとそれが林原めぐみだとはすぐには気がつかない。周囲にあわせてそんな演技ができるとは「すっげー、さすがプロだ」とちょっと感動しました。[地上波(邦画)] 3点(2014-01-20 18:50:16)(良:1票)

810.  クラウド アトラス 《ネタバレ》 「リンダリンダリンダ」のあの娘がねぇ…、というのが一番の感想。複数の物語が全体として一つの話を…というのはときどきあるタイプなわけですが、この映画は、6つの物語の温度差というか毛色がまるで違う上に個々のストーリーの関連性も薄い(というかほとんどない)…そのくせ全体として一つのテーマを語っているというものすごく難しいタイプの映画になっています。ある物語の中で別の物語を比喩する形で「ソイレントグリーン」ネタを口走らせたり、ほとんど関係ないようで微妙に話をからませるという付かず離れず感が絶妙で、個々の話をとりあげるとありがちで平凡なストーリーばかりなんですが、その6つが組み合わさる事で無類の面白さを発揮させています。 しかもこの映画はスターシステムを採用していて6つの物語に出演する役者は基本的に共通なのですが、その配役がすごい。あえてやってるんでしょうけど、人種差なんかおかまいなし韓国人→白人役、黒人→ユダヤ人役とか普通。性差の壁すら越えて男性に女性役させちゃうとか、ある物語の主役を別の物語の劇中劇で別の人に演じさせるとか。この映画の魅力はこのスターシステムのおもしろさをおいては語れないでしょう。 とにかく「よくこんなの撮ったよねぇ」というその心意気に8点です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-18 16:45:24)《改行有》

811.  ロボジー 同じ監督の「ハッピーフライト」あたりと空気感は似ているけど、それよりもっとコメディテイストが抑えられていて、それが残念感につながっているように思います。明らかにナンセンスギャグの設定であるにも関わらず、わりと情緒的で淡々とした映画になっているのは明らかに間違ってる、としか…。ストーリーが進むために観ている途中の「もうちょっと面白くなるでしょ、これ」感が半端ない。ストーリーは最後まできれいにまとまっていて、ほとんど非の打ち所がないだけに、もう少しデフォルメしたエピソードを入れるなり、もっとコメディ寄りの演出をするなりすればもっと面白い作品になったんだろうになぁ、と思います。一言でまとめると「このナンセンス設定でこんなに普通に撮られてもねぇ…」[CS・衛星(邦画)] 7点(2014-01-11 21:43:22)

812.  ダイ・ハード/ラスト・デイ 《ネタバレ》 これはひどい。うーん、わざわざロシアまで行ってるのに、国家的陰謀を扱ってるのに、このスケール感の小ささはいったいどうした事でしょう…。ビル一個内の出来事であれだけハラハラワクワクさせてくれた無印ダイハードの面影はかけらもありません。歴史的名作の第1作と比べるとがっかり感がひどい続編群ですが、それでも4.0で少しだけ持ち直した感があったのですが、その次の作品がこんなひどいものになるなんて…もうがっかりです。すでに主人公がニューヨークの警官である必然性がまったくありませんしオリジナルとは別人です。そもそものジョンマクレーンであれば、まったく知らない国に行って、いきなり街を壊しまくるなんて行動するわけないですよね。1作目のときの知的かつ大胆勇猛な彼はいったいどこにいったんでしょう。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-01-06 09:24:33)(良:1票)

813.  プリティ・ウーマン 《ネタバレ》 そういえば、この映画をはじめて観たのはバブル真っ只中の頃でした。大昔から少女マンガ等でよくみかける陳腐と呼んでもいいようなベタなシンデレラストーリーがなぜこれだけ面白いかというと、結局のところジュリアロバーツの魅力につきるんだと思います。これが他の女優だったらここまでのヒット作になったかどうか。もちろん、ホテル支配人やエレベーターボーイ等の脇役にまでお約束ばっちりえびちりの役どころを配置している隙のない映画作りがあるからこそ面白いというのは当然の事なのですが、それでもこの映画の魅力はイコールジュリアロバーツの魅力だと思うのです。うん。ところでジュリアロバーツが下着姿とか遠慮なくさらしてくれてワクテカしてると、あとで実はそれがほとんどボディダブル(体は代役)だと知って世の無常を思い知らせてくれる映画でもありました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-04 15:19:50)《改行有》

814.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 映画のキャラとしてはリアルすぎ、リアルな人物像としてはデフォルメされすぎた中途半端な登場人物がどうでもいい話をダラダラと見せる、見終わった後で「それで?」と思わず突っ込んでしまうつまらない映画。劇中、映画部顧問の先生が「自分の周囲5メートル(10?)の映画を撮れ」なんて言って映画部の子達が反感を持つわけなんですが、この映画はまさにその自分の周囲のみで描かれたドラマも何もないエンターテイメントのかけらもない代物で、そりゃ映画部の子も「君吹く(なぜかラノベ風にタイトルが省略されてるのが笑える」に反感持ちますよね。面白くないもの。おそらく、その映画部の部員の気持ちを証明するためにあえてつまらなく撮った映画なんでしょうね。いっちゃなんですが、自分が普通に暮らしていても周囲にもっとドラマはあります。映画の中で描かれるドラマが、リアルな自分の暮らし以下のダイナミックさしかないってエンターテイメントとしてダメでしょ。[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-12-30 21:32:41)(良:1票)

815.  ロボット 《ネタバレ》 大概の映画では冒頭のクレジットで「監督○○、脚本○○、製作○○」とメインスタッフの名前が出るわけですが、この映画はその部分から油断できません。その部分でいきなり画面に映るのは「Super Star ラジニカーント」というクレジット!スーパースターってあんた!!とそこで映画に突っ込んで以降、後は本編に3時間突っ込みぱなしというすごい映画。確かにこれぞエンターテイメント!いろいろ言われる唐突なミュージックPVは…いや個人的には結構好きでした。金かかってるしわけわかんないし、何しろ他の国の映画にはこんなのないし。 インドに詳しくない僕が個人的に面白いと思ったのは、劇中の台詞が英語交じりだったことです。インドって普通に英語通じる国なんですねぇ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-18 18:49:49)《改行有》

816.  ヘアスプレー(2007) 《ネタバレ》 C級ゲテモノ映画だったオリジナルのヘアスプレー(1988)が、一度ブロードウエイを経由しただけで、こんな王道ミュージカルになるとは!  基本的なストーリーはオリジナル映画版と同一ながら内容はまったく別の映画になっていて(何しろこっちはミュージカル映画ですからね)、だからこれは決して映画ヘアスプレー(1988)のリメイクではなく、ブロードウエイミュージカルヘアスプレーの映画化になっています。 とはいえ、オリジナルの監督や主役がちょい役で出演していたりするのはご愛嬌。個人的にはオリジナルで謎だった「ペニーが口にしてるのは何だろう?飴??」という疑問がこのリメイク版で確認できたのでほっとしました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-15 00:47:44)《改行有》

817.  恋人たちの予感 80年代90年代のありがちな日本の21時台のドラマと何が違うかよくわかりません。何より主役二人に魅力が乏しいのが致命的です。ドラマ冒頭では、お互いが反感を持つようにそれぞれ嫌な面を強調して描かれるわけですが、結果として映画を観ている人も二人にいい思いを持たないわけで…それをリカバリしないままに話は進んでいくので、二人を好きになれない観客は感情移入のしようがないまま話しは進んでいくわけです。感情移入できないラブコメなんてクリープを入れないコーヒーみたいなものです(古!)。部分的には面白いシーンもありますが、それも日本のテレビドラマで観るようなものばかりなわけで、僕にはこの映画特有の魅力を最後まで見出す事ができませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-12-13 21:02:43)《改行有》

818.  恋におちたシェイクスピア 《ネタバレ》 『当然』最後にロミオとジュリエットを演じるのはあの二人しかありえないわけで、そしてジュリエットの登場シーンも当然そうであるべき登場の仕方。『当然』まさに女王が登場すべきタイミングで女王が登場する。映画を観ている人が「こうあってほしい。当然こうだよね?」と期待しているシーンがまさにその通りに展開してくれるわけで、そりゃ観てる人は「そうそう、こうでなくちゃ!!」と大喜びできるわけです。脇役にしてもそう。ココ一番でツーカーな乳母や、芝居に夢中になっていく借金取り。いやーお約束ですね。 期待を裏切らないお約束というものの大事さを教えてくれる映画。そして観た人の心をほんわかしてくれる本当に素敵な映画です。意外とパイオツ全開な上に腰もふられてまくっているので子供と見るにはちと困るのが難点でしょうか。 三谷幸喜がこの映画が大好きだと後で知ったのですが、それを聞いたときは「なるほど確かに!」と思いました。[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-12-13 20:53:43)(良:1票) 《改行有》

819.  エルム街の悪夢(1984) 《ネタバレ》 出来の悪い彼氏が殺されるのが12時、警察が駆けつけてきて現場検証、そこに呼ばれたお父さんとヒロインが電話で話すのですがこれが12時10分、そこでヒロインは言います「20分後に駆けつけて。12時30分に犯人を引きずり出すわ」。そしてヒロインはどう見ても設置に半日はかかりそうな大掛かりなトラップを家中にしかけます。白熱電球を削って火薬をつめて通電すると爆発するようにするなんて、明らかにプロのトラップです。その後母親と話してベッドに入り「よし寝るぞ」と寝るのが12時20分。 なんとわずか20分なのです。突っ込みどころ満載の本映画ですが、最大の突っ込みどころはこの「20分じゃ絶対無理な事が20分でおきてしまう」ところでしょう。後はヒロインの彼氏があまりにも頭が悪く間抜けで好感度が低いところ。あんなすごいトラップを即興で設置できるヒロインがどうしてこんなのーたりんな男と付き合ってるのか…やっぱり若いと男を見る目がないんでしょうか… [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-12-09 16:58:53)(笑:1票) 《改行有》

820.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 文章で言えば「韻」にあたる「天丼」。笑いの基本なわけですが、この映画ではそれが効果的に何度も使われています。「天丼」がこれだけ使われるというのはそれだけ計算しつくされたシナリオだからこそなわけで、映画オリジナルでこれだけの脚本はそうそうあるもんじゃありません。役者陣もアクの強い主役二人がだからこその対比を見せていて、これくらいわかりやすい方が映画を楽しく観られるってもんです。そして広末。個人的にデビュー当時から(ルックスが)大好きなだけにこの映画での広末の魅力は(個人的に)最高でした。癖のある(しかしわかりやすい)ヒロインを上手く演じて主役二人を引き立たせるいい味を出していました。何よりこの映画の魅力は鑑賞後の幸福感。これにつきます。ちなみに僕は「ダメな方」の人間なのでかなり胸が痛い映画でもありました。出来る奴ってどんな状況でも出来る奴なんですよね、とほほ。[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-12-09 01:26:16)

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