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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
81. 将軍家光の乱心 激突 全編にわたって繰り広げられるアクションは、これだけでも見る価値があります。緒方拳を除く傭兵軍団がなぜそこまで命を懸けられるのかという疑問はありますが、考えるだけ野暮かなと。ラストの一皮むけた竹千代の立ち姿も印象深い。[DVD(邦画)] 7点(2013-04-20 14:00:52) 82. 地獄の7人 《ネタバレ》 捕虜になった息子を国家が見捨てた、ならば自ら救出を。・・・気持ちは分からんでもないですが、相手を殺しすぎ・物を破壊しすぎ。敵国民は対等な人間にあらずと言いたげです。まともな台詞の一つも用意されていませんし。まあ、バリバリ片付けられる人たちにも愛する家族が、などと想像して欲しくないんでしょうが。 こういう制作者の差別意識が見える作品には、点が辛くなります。[DVD(字幕)] 3点(2013-03-23 12:57:06) 83. エルム街の悪夢(1984) 夢の中で殺人鬼に襲われるというモチーフは多くの作品が扱っている。これはその先駆けってことになるんでしょうか。フレディの言動はユーモアを感じさせ、それほど怖くないです。[DVD(吹替)] 5点(2013-03-14 14:12:33) 84. コマンドー 人生で一番多く観た映画。シュワの強さ・かっこよさを堪能させるために生まれた映画といっても過言ではない。約90分に、実に無駄なくシュワの活躍が盛り込まれている。多数の武器をガシガシ装着する有名なシーンは何度見ても「やってみてえ~!」と思わせる。「最後に殺すと言ったな」「そう言った」「嘘だよ」などのユーモアを含んだ各種の台詞も観るたびに楽しめる。[DVD(字幕)] 10点(2013-01-06 10:58:24) 85. スター・ウォーズ/帝国の逆襲 子供の頃、映画館で観ました。ハン・ソロが死んじゃった!と泣いた覚えがあります。雲の惑星での、ルーク対ベイダーの悲壮な戦いなども含めて、今作では反乱軍が押されっぱなし、1作目みたいな大逆転劇無しと、ストレスが溜まるかと思うと不思議とそうでもない。次作での反撃を予感させてくれる演出があちこちにちりばめられているからでしょうか。ラストの、宇宙船の窓の外をルークとレイアが身を寄せながら眺める、思い切り引いた映像シーンが特に好きです。それと・・・「愛しています」「知ってたさ」(いいねえ、この強がり!)このセリフ、死ぬまでに一度は言ってみたいです。[DVD(吹替)] 10点(2012-12-08 18:35:29) 86. ビヨンド 《ネタバレ》 死者が甦るという基本ストーリー、そこだけやたら力の入った残酷シーンはまさにルチオ節なんですが、ストーリーの支離滅裂さはいかんともしがたい。地獄の門が開いたというホテルが惨劇の中心かと思うと、関係ないあちこちで人が死んでるし、目の見えないあの女性は何だったのかとか。オチも??なんのことやら??で、気持ち悪いだけで訳分からんという印象は『地獄の門』と双子のようでした。こうして見ると一応話の筋が通っていてクライマックスが盛り上がった『サンゲリア』がものすごい傑作に思えます。[DVD(字幕)] 5点(2012-12-08 18:23:40) 87. ロボコップ(1987) バーホーベンという監督はすごいですね。設定だけ見たらB級の作品を、ここまで泣ける映画に仕上げるとは。DVDのメイキングを見ても、非常に丁寧な演出を心がけたのが分かって好感を持てます(ロボコップのカクカク感が、小鳥をモチーフにしたものだったとは!)。ラストシーンは圧巻。「良い腕だ 君の名前は?」「マーフィー!」カッコイイ![DVD(吹替)] 10点(2012-11-07 21:55:50) 88. 丑三つの村 村の期待のエリートが出世の道を突然絶たれて、次第に故郷の中で居場所を失い、狂気を膨らませていく。その雰囲気がよく感じられます。個人的に印象的だったのは、終盤の連続虐殺より、その直前の、主人公が真夜中に目覚めてから、下着を着替え、重装備し(これがコマンドーばり!)、あんなに自分を可愛がってくれた祖母を最初に殺し、「おばやん、俺を鬼にしてくれ」と訴え、泣きそうな顔で万歳三唱する一連のシーン。古尾谷さんは良い役者さんでした。亡くなられたのが惜しいです。 (追記)主人公が取り返しのつかないことをやってしまう物語には魅力があります。この映画の場合は、祖母を殺害するシーンがそれです。[DVD(邦画)] 9点(2012-10-21 16:26:04)(良:1票) 89. 悪魔のいけにえ2 前作のドキュメンタリー?とも思えるナチュラルな狂気の再現を期待していたので拍子抜け。相変わらず殺人一家は変だし、デニス・ホッパーもノリノリでそれはそれでいいんだけど、随所に見られるセルフ・パロディーからは、監督が既に観客の目を意識しながら作っていることが分かり、奇跡的な作品は一作目限りだったんだなと感じた。 けれど、最近見たリメイクに比べれば、はるかにマシですよ。[DVD(字幕)] 5点(2012-03-26 22:25:23) 90. ミシシッピー・バーニング ジーン・ハックマン演じるFBI捜査官の活躍で事件は痛快な解決に終わる。しかし、黒人の公民権が確立されていないこの時代、陰には数百倍の未解決事件があったろうことが容易に想像でき、胸が痛む。[ビデオ(吹替)] 7点(2012-01-28 17:51:36) 91. 南極物語(1983) 劇場上映時には感動のあまり号泣した思い出があります。その後も関連図書を買ってもらったりして、長い間この映画は自分にとって名作であり続けたのですが、今は評価が180度変わってしまいました。人間の都合で見捨てておきながら、たまたま死なずにいたら「よくぞ生きていた!」って、そりゃないだろ!世の美談には眉に唾つけにゃならんなと思いました。ストーリー・演出は偽善の教科書にふさわしい。でも、ヴァンゲリスのメインテーマ曲・南極の風景・犬たちの頑張りは良かったので5点献上。[映画館(邦画)] 5点(2012-01-25 21:07:04)(良:1票) 92. ポリス・ストーリー/香港国際警察 ジャッキーの全盛期ですね。手を変え品を変え、アクションの限界に挑戦してます(敵役の人たちもスゴイ!)。ラストの制裁シーンは、ホントはやっちゃダメなんでしょうけど、痛快でした。[DVD(吹替)] 9点(2012-01-05 17:21:19) 93. プロジェクトA ジャッキー・サモハン・ユンピョウの3人衆対海賊のボス。これだけでご飯三杯いけますね!80年代の拳法アクション映画の代表作と思います。あと、NG集は見なければ良かったです(あまりに痛そうで)。[DVD(吹替)] 9点(2011-05-23 19:54:58) 94. マルサの女2 この映画の異常なほどのテンポの良さ、分かりやすさを、邦画の製作者たちには見習ってほしいですね。[ビデオ(邦画)] 9点(2011-05-03 22:57:34)(良:1票) 95. ヤング・マスター/師弟出馬 別の映画の感想で、アクションが良ければストーリーなんて・・・と書いたんですが、訂正しないといけないかも。中盤まででもジャッキーの格闘シーンはさすが(特に壁登りとか)。しかしながら、彼がなぜあちこちうろついて、この人やあの人と闘わないといけないのかハッキリしないままで観ていてしんどかった。ラスト15分でようやく盗賊の首領を倒すべきってことになって面白くなった。ここは酔拳2のクライマックスを思わせる素晴らしいものだったと思う。 ところで原題の師弟出馬ってどういう意味ですか?[DVD(字幕)] 5点(2011-04-15 23:41:02) 96. 天空の城ラピュタ 伝説を探る冒険ってホント素敵だよなぁ~~とウットリする作品です。 10点オーバー扱い。あと、シータはジブリ映画で最もかわいい。[地上波(邦画)] 10点(2011-01-04 01:11:46)(良:1票) 97. 必殺4 恨みはらします 仕事人の世界がJACに乗っ取られた!前半は殺しを競りに掛けたりしていたが、クライマックスでは主水たちが大勢の侍たちと正面から斬り合っており、どこが暗殺者だよ、もはや仕事人でも何でもないじゃないかと、かつては腹も立ったものだが、しかし、今必殺であることを忘れて観てみれば、激しいアクションと起伏の多い展開で充実した2時間だったと思う。千葉対蟹江の息も付かせぬタイマンと、真田のケレン味たっぷりの見得の切り方は必見である(ホント、仕事人じゃなくてもいいよというくらい・・・)。 (追記)大好きな作品ではありますが、岸田氏演じる元締めの出鱈目ぶりは嫌い。旗本の子弟を暗殺するというハイリスクな仕事を少額の報酬で強いるのはダメでしょう。人情に訴えかけたりして。職業意識が薄すぎる。[DVD(邦画)] 8点(2010-07-17 16:38:55) 98. 必殺! THE HISSATSU 終盤の仕事のシーンがあまりにも長い。必殺シリーズは大好きなのに、途中でアクビをかいてしまった。[DVD(邦画)] 2点(2010-06-08 13:39:40) 99. レッドブル オープニングでの、雪の中、裸で戦うシーンはインパクトあったんですが、メインの事件自体はシュワを起用する必要性を感じない。銃を使った普通のアクションばかりですしね。[地上波(吹替)] 4点(2010-05-31 13:33:34) 100. マルサの女 楽しく、分かりやすくがモットーと思えるほどスッキリ起承転結を実践した邦画の傑作。脱税者の様々な手口と、それを追う税務署・国税局の執念の対比が明確に提示されて、観る上で無駄に疲れずにすむ。そしてメインキャラ3人(宮本・津川・山崎)の個性的で魅力的なこと。山崎の、津川へ財産を残す方法を指南するシーンは圧巻だ。[DVD(邦画)] 9点(2010-05-01 01:53:20)
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